185商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

シニア犬(老犬)に合うご飯の選び方は?おすすめドッグフード11選!

犬が高齢になるにつれ、とくに気をつけておきたいのが食事の管理です。

一般的に流通している低タンパクのシニア犬用フードは、逆に老化を促進させやすいフードなので気をつけなければなりません。

では、どんなドッグフードを選んでおくとシニア犬の健康のためになるのでしょうか?

ここでは、シニア犬に合わせておきたいドッグフードを選び方、そしておすすめのドッグフード11選を紹介していきたいと思います。

【基本】シニア犬(老犬)にいいドッグフードの選び方

まず初めに、シニア犬の健康をサポートする良好なドッグフードの選び方についてです。

腎臓病や肝臓病など何かしら疾患を抱えているシニア犬の場合は、必ず獣医師に相談をしたうえで現在の健康状態に合った食事を与えるようにしましょう。

高タンパク・低脂肪・低カロリーである

犬はシニア期に入ると活動量が徐々に減少していきます。

もちろん何歳になっても活発なシニア犬もいますが、多くの場合は寝ることが増え、成犬期よりも運動量がグッと減って筋力も落やすくなっています。

そんなシニア犬がカロリー高めの食事を続けると、あっという間に肥満を招いてしまうので気をつけましょう。シニア犬は少しずつ臓器も老化し始めていますから、ここで肥満になるとさらに臓器へ大きな負担をかけて老化を促進させてしまいます。

愛犬がシニア期に入ったら、できるだけ高タンパク・低脂肪・低カロリーの食事に切り替えることが大切です。1日に必要とするエネルギー量は、成犬期よりも10~15%ほど少なくする必要があります。

健康なシニア犬には質の良い高タンパク食が必要ですが、高齢犬や特別な疾患のあるシニア犬などには低タンパク食への切り替えが推薦されます。シニア期を迎えたら必ず健康診断を年2回は受け、その上でフードの内容を調整をするようにしましょう。

関節にも良い成分が入っている

年齢を重ねるにつれ、関節が弱くなってくるのは犬も人間も一緒です。

シニア犬の関節の健康を少しでもサポートできるよう、骨や関節に良いとされる成分が含まれたドッグフードを選んでおくようにしましょう。

代表的な成分であれば、関節軟骨成分のグルコサミン・コンドロイチン・コラーゲン・ヒアルロン酸などがありますね。

あとは、関節痛の緩和も期待できるとされているMSM(メチルスルフォニルメタン)を配合したドッグフードもここ数年で増えてきています。

  • グルコサミン:軟骨の原料で、軟骨を再生したり修復したりする働きがある。
  • コンドロイチン硫酸:グルコサミンと一緒に摂取することで、軟骨のクッション性や柔軟性を保つ役目を果たす。
  • MSM:アミノ酸の構成要素の1つである硫黄の供給源で、骨や皮膚、コラーゲンの生成を補助。関節痛などを和らげる働きもある。

消化に良い食べ物・成分が含まれている

シニア期に入ると消化能力も低下し始めます。また肝臓や膵臓の機能の低下から消化酵素の分泌も減少し、代謝や解毒作用も同時に衰え始めます。

そんなシニア犬の胃腸へ大きな負担をかけないためにも、分解しにくいタンパク質や脂質、余計な化学合成物質などが含まれていない食事を心がけるようにしましょう。

脂肪分の少ない新鮮な肉や魚が多めに使われていて、消化を助ける酵素や乳酸菌などがきちんと含まれているドッグフードを選ぶといいですね。また、新鮮な食材を低温でじっくり加工しているかどうかも重要なポイントになります。

消化に負担のかかる食事は、それだけ内臓にも負担がかかるので体が疲れやすくなります。免疫力を低下させないためにも、消化性の良いドッグフードを選びましょう。

シニア犬(老犬)のご飯に評判のいいドッグフード21種類を比較!

以上の3つの選び方ポイントを踏まえて、ここではシニア犬のご飯に選ばれやすい人気のドッグフード21種類を比較してみることにしました!

ここで比較する項目は「タンパク質・脂質・カロリー」「骨・関節軟骨成分の配合」「消化性」の3つです。

なお、タンパク質・脂質・カロリーは数字だけで良し悪しを判断できないため、高品質と判断できる原料がバランスよく使われているものは青文字で示しています。

消化性に関しては、原材料や保証成分値などを調査したうえで判断しています。感じ方には個人差があり、またそのドッグフードの消化性を決定づけるものではありません。あくまでも目安として参考にしていただけたら幸いです。
商品名 タンパク質
脂質
カロリー
骨・関節軟骨成分 消化性
eatDELI(イートデリ)
〈ドライフード〉
22.3%以上
5.5%以上
335kcal

〈ウェットフード〉
7.6%以上
0.5%以上
103kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ウェルネスコア(高齢犬用)
33%以上
10~12%
325kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ペロリコドッグフードライト
22.5%以上
8.0%以上
326.9kcal
グルコサミン・コンドロイチン
オリジン(シニア)
38%以上
15%以上
363kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ペトコト
8.5%以上
5.5%以上
220kcal
グルコサミン・コンドロイチン
サイエンスダイエット(シニア 小型犬用 高齢犬用 7歳以上)
19.9%
14.9%
365kcal
コンドロイチン・グルコサミン
スーパーゴールド(フィッシュ&ポテト シニアライフ)
24%以上
7%以上
326kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ナチュラルチョイス(エイジングケア チキン&玄米)
25%以上
13%以上
355kcal
このこのごはん
21.5%以上
7.5%以上
342kcal
馬肉自然づくり
27%以上
11.1%以上
399kcal
ピッコロ
32%
15%
約355kcal
グルコサミン・MSM・コンドロイチン
ブッチ(ホワイトレーベル)
10.5%以上
8%以上
123.3kcal
ボッシュ(ミニシニア)
19%
7%
312kcal
モグワン
27%以上
10%以上
363kcal
グルコサミン・MSM・コンドロイチン
YumYumYum!(シニア&ライト チキン ドライタイプ)
20.6%以上
6.1%以上
320kcal
コンドロイチン・グルコサミン
やわか
19.7%以上
9.4%以上
294kcal
グルコサミン・コンドロイチン
プロプラン(小型犬 シニア期の成犬用 チキン)
26%以上
13%以上
364kcal
ヤラー(シニア)
25%
9%
330kcal
ユーカヌバ(スモールシニア)
27%以上
15%以上
398kcal
ロイヤルカナン(ミニアダルト8+)
25%以上
14%以上
397kcal
ロータス(シニア チキンレシピ)
18%以上
8%以上
357.9kcal
グルコサミン・コンドロイチン

シニア犬用のご飯に選ばれやすい人気のドッグフード21種類を比較してみて、タンパク質が20%を切るフードが何点かあることが分かりました。

かなり高齢になって代謝も消化率もグンと下がってしまったのであれば、低タンパク・低脂質・高カロリーの食事に切り替えた方が良い場合もあります。

しかしまだまだ元気に動くシニア犬であれば、タンパク質20%以下のドライフードを与えるのはあまり好ましくありません。タンパク質が著しく低いと筋力が低下しやすくなり、老化が促進される恐れもあるので気をつけましょう。

それに比べ、青文字のついたドッグフードは原材料のバランスも良く、低脂肪のお肉や魚を使ってシニア犬にも優しい内容となっています。

また調理法や品質管理にもとてもこだわっているので、できることならこのようなドッグフードを選んでシニア犬の健康をサポートしていきたいものですね。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、シニア犬に合わせておきたいドッグフード11選をまとめてみました!

【決定】シニア犬(老犬)におすすめドッグフード11選!

評価の基準

ここで紹介する11のドッグフードを決めるにあたり、「原材料と栄養のバランス」「シニア犬の健康をサポートする成分の配合」「消化性」「安全性」にポイントをおいて評価してみました。感じ方には個人差があり、完全さを保証するものではありません。

ピッコロ

ピッコロの特徴
ピッコロは、シニア犬や肥満犬のためにつくられた高タンパク・低脂肪・低カロリーのドッグフードです。総量の70%に質の良いチキンとサーモンが使われています。原材料はすべて人間用の良質な食材が使われていて、穀物・胃腸・遺伝子組み換え食品は一切含まれていません。
価格
  • 【通常】4,708円
    【定期】4,237円

内容量 1.5kg
評価 5.0
編集部からのコメント
もう7歳だけどまだまだアクティブ!というシニア犬に合わせておきたいのがピッコロです。質の良い低脂肪タンパク質(チキンとサーモン)がたっぷり含まれているので、体重が気になるシニア犬にも合わせやすいドッグフードになります。

モグワン

モグワン
モグワンは、総量の53%にチキンとサーモンを使ったドッグフードです。シニア犬に嬉しい関節軟骨成分が3種含まれているほか、脂肪源には体内に吸収されにくいサーモンオイルが使われています。肉・魚・野菜・果物をバランスよく含んだレシピが特徴です。
価格
  • 【通常】4,708円
    【定期】4,237円
    ドッグフードの神様限定!今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 1.8kg
評価 4.5
編集部からのコメント
ピッコロではちょっと高タンパク過ぎる…というシニア犬におすすめしたいのがモグワンです。成犬期から引き続き使える栄養バランスなので、給餌量を調整するだけで途中で切り替える必要はありません。手作りレシピを再現したやさしい内容のドッグフードです。

ペロリコドッグフードライト

ペロリコドッグフードライトの特徴
ペロリコドッグフードライトは、犬の体重管理をしやすい栄養バランスです。主原料にチキンやダッグ・白身魚などを採用することで、品質や嗜好性を落とさずに脂肪やカロリーの量を抑えています。早食いを防ぎやすい、十字型のフード粒も大きな特徴です。
価格
  • 【通常】4,708円
    【定期】4,237円

内容量 1.8kg
評価 4.5
編集部からのコメント
ペロリコは、そろそろ活動量が減ってきたというシニア犬に向いているドッグフードです。元気よく活動する犬にはピッコロやモグワンがおすすめですが、動きがゆっくりになってきたシニア犬にはこのフードを合わせてみるとよいでしょう。関節ケア成分のグルコサミン・コンドロイチンも含まれています。

eatDELI(イートデリ)

eatDELIの特徴
eatDELI(イートデリ)は、DHAやEPAが豊富な新鮮国産アジを使用したドッグフードです。新しい食事スタイルとして、ドライフードを主食のごはん、ウェットフードをおかずとしてセットで与えることが提案されています。アジは人が食べられるフィレのみを使い、安全性にも配慮して国内工場で製造されています。
価格
  • お試しセット:
    500円(2種類・約3日分)
    【1アジ】ドライフード
    〈通常購入〉
    1袋:3,520円
    3~24袋:10,032円~67,584円
    〈定期購入〉
    3~24袋:9,029円~60,826円

    【2アジ】ウェットフード
    〈通常購入〉
    1袋:638円
    12~48袋:7,273円~26,030円
    〈定期購入〉
    3~48袋:1,723円~23,458円

内容量 1アジ:800g
2アジ:160g
評価 4.5
編集部からのコメント
eatDELIはドライフードとウェットフードを組み合わせて使えるタイプ。自由度が高いので、飼っているシニア犬の活動量や消化の様子などに合わせた使い方が可能です。ウェットフードにはほかにもバリエーション豊かな種類が揃うため、食欲の落ちたシニア犬にも合わせてみると良いでしょう。

ブッチ

ブッチの特徴
ブッチは、ニュージーランドの第一次産業省(MPI)が輸出認定したチルドミートフードです。生肉とほぼ同等の水分量を含んだウェットフードなので(水分含有度約70%)、消化機能や食欲が低下したシニア犬、歯が弱っているシニア犬に合わせてあげるといいでしょう。
価格
  • 【初回お試し】3,000円(3本セット)
    【通常】1,430円~
    【定期】1,287円~

内容量 800g、2kg
評価 4.5
編集部からのコメント
ドライフードを苦手とするシニア犬や自発的に水分を摂らないシニア犬も多いので、そのような子にはぜひ安全性の高いブッチを活用されてみるといいでしょう。夏バテで食欲をなくしている時にも重宝するドッグフードです。

YumYumYum!(シニア&ライト チキン ドライタイプ)

YumYumYum!(シニア&ライト チキン ドライタイプ)の特徴
ヤムヤムヤムのシニア&ライトは、GREEN DOGオリジナルのシニア犬用ドッグフードです。主原料には高タンパク・低脂肪の国産若鶏ささみ肉を使用し、鰹節・しいたけ・昆布などを使って風味豊かに仕上げられています。ドライフードとやわらかタイプの2種類があります。
価格 【通常】2,154円(500g)~
【定期】2,154円(500g)
内容量 500g、500g×2、2kg、2kg×2
評価 4.5
編集部からのコメント
お腹、関節、皮膚の健康維持に配慮したレシピ構成になっているヤムヤムヤムのシニア&ライトは、シニア犬だけではなく体重管理が必要な犬にも合わせられるドッグフードです。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスもシニア犬向けに調整されています。

馬肉自然づくり

馬肉自然づくりの特徴
馬肉自然づくりは、馬刺し専門店から誕生したシニア犬・小型犬のためのドッグフードです。馬肉には私たち人間用にさばかれた馬刺しの切れ端が使われており、ドライフードが苦手なシニア犬にも合わせられるよう生馬肉(馬肉パラパラミンチ)の取り扱いもあります。
価格 【通常】3,300円~
【定期初回】2,640円~
【定期】2,970円~
内容量 1kg
評価 4.0
編集部からのコメント
馬肉は鶏肉と同じくらい高タンパクなのに、鶏肉よりも低脂肪・低カロリーという特徴を持ちます。また馬肉は動物性飽和脂肪酸(酸化しやすい脂肪酸)が少ないので食べても体脂肪になりにくく、体重が気になるシニア犬にも合わせやすいドッグフードと言えます。

このこのごはん

このこのごはんの特徴
このこのごはんは、消化性の良さや犬の食いつきにこだわって作られたドッグフードです。4種類の肉や魚を主原料とするほか、タンパク質分解酵素が豊富な青パパイヤや、スーパーフードのモリンガなども使用されています。人間と同等レベルの食材や品質管理で作られています。
価格
  • 【通常】3,850円(1kg)
    【定期初回】3,278円(1kg)
    【定期】6,556円(1kg×2袋)

内容量 1kg
評価 4.0
編集部からのコメント
このこのごはんは小型犬に合わせて開発されたドッグフードです。特にシニア犬向けというわけではありませんが、消化機能の衰えてきた犬には合わせやすいドッグフードだと思います。価格がやや高くても安全性の高さや国産であることを優先したい飼い主さんにはおすすめです。

やわか

やわかの特徴
やわかは、九州産のブランド鶏「華味鶏」を使用したセミドライタイプのドッグフードです。一般的なセミドライフードとは異なり、小分けパウチにすることで、湿潤剤などを使用せずに品質や新鮮さを保持しています。関節軟骨成分や腸内環境を整える成分も配合されています。
価格
  • 【通常】6,578円
    【定期初回】4,378円
    【定期】5,920円

内容量 1.2kg(80g×15パック)
評価 4.0
編集部からのコメント
人間の鼻にも心地よい香りのやわかは、UMAKA(うまか)の品質はそのままで噛みやすい状態に仕上げられています。セミドライタイプのやわかは水分量が多いためタンパク質も低めですが、その分給餌量は多めです。歯や消化力が衰えてきたシニア犬、食欲が衰えてきた犬にも合わせてみるとよいでしょう。

オリジン(シニア)

オリジン(シニア)の特徴
オリジンシニアは老犬を対象としたカナダ産のドッグフードです。地元の信頼できる生産者から仕入れた原材料を使用し、アルバータにある自社工場で加工されています。人口添加物の使用がないのはもちろん、合成サプリメントの使用も2種類と抑えられています。
価格 1,265円(340g)
6,930円(2kg)
17,820円(6kg)
25,740円(11.4kg)
内容量 340g、2kg、6kg、11.4kg
評価 4.0
編集部からのコメント
もともとオリジンはタンパク質やカロリーが充実しているため、シニア用もほかのシニア向けフードと比較すると高めです。年齢的にはシニアに入ってきたけれども、まだまだ活動的な犬に向いているでしょう。フード粒が大きめなので、中型犬や大型犬におすすめです。

ペトコトフーズ(PETOKOTO FOODS)

ペトコトフーズの特徴
ペトコトフーズは手作り感たっぷりのフレッシュフードタイプのドッグフードです。冷凍保存のため、保存料はなし。解凍するだけで柔らかく風味のよいごはんを犬に与えられます。4種類のうち、比較的シニアに合わせやすいのは高タンパク低カロリーのチキン・フィッシュです。
価格
  • 【初回購入】
    4,830円(150g×12袋)
    8,960円(150g×24袋)
    12,740円(150g×36袋)
    16,660円(150g×48袋)
    33,320円(150g×96袋)
    【定期購入】
    6,210円(150g×12袋)
    11,520円(150g×24袋)
    16,380円(150g×36袋)
    21,420円(150g×48袋)
    42,840円(150g×96袋)
    【単品購入】
    6,900円(150g×12袋)
    12,800円(150g×24袋)
    18,200円(150g×36袋)
    23,800円(150g×48袋)
    47,600円(150g×96袋)

内容量 150g×12袋(1.8kg)
150g×24袋(3.6kg)
150g×36袋(5.4kg)
150g×48袋(7.2kg)
150g×96袋(14.4kg)
評価 4.0
編集部からのコメント
ペトコトフーズはすべて産地のはっきりした高品質の原材料を使用しています。フレッシュフードタイプでありながら総合栄養食なので、栄養の面でも安心です。食欲の落ちてきた犬にもおすすめ。シニアでも個体によってタイプは異なるため「フード診断」から始めてみるとよいでしょう。

迷ったらコレ!シニア犬(老犬)にピッコロドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだシニア犬用ドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜピッコロを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

シニア犬(老犬)にピッコロがおすすめな理由
  1. 質の良いタンパク質(チキンとサーモン)がたっぷり使われている。
  2. 人間用の食品工場で加工出荷された肉・魚・野菜等を使用。
  3. 消化に負担のかかる食材が含まれていない。
  4. 関節に良い3つの成分が含まれている。
  5. 穀物・副産物・遺伝子組み換え食品不使用。
  6. トレーサビリティが徹底されている。

「シニア犬に高タンパク食は良くない」とよく言われていますが、それは質の悪い肉や魚をたっぷり使った高タンパクドッグフードを食べさせてしまうからです。

だから「シニア犬には低タンパク食を!」と間違った情報を発信してしまう人がいるんですよね。

しかし、健康なシニア犬に低タンパク食を与え続けることは筋肉を痩せ細らせてしまう原因になるため、逆に危険であるということを私たち飼い主は知っておく必要があります。

最近の研究では、健康なシニア犬は成犬よりも50%ほど多めのタンパク質を必要としていることが分かっています。

シニア犬はできるだけ高品質で低脂肪なタンパク質を摂取することが望ましいとされているため、私はピッコロのような質の良いシニア犬用ドッグフードを高く評価しました。

「愛犬には健康的に長生きしてもらいたい」そう願っている飼い主さんは多いはずです。

まずはどんな食事が今の愛犬のためになるのか?まずはそこからしっかりと考え、その上で愛犬に合った体にやさしいフードを選ぶようにしましょう。

シニア犬用と成犬用のドッグフードの違いは?

最近は子犬から高齢犬まで合わせられる全年齢タイプのドッグフードも多いですが、「シニア犬用」「成犬用」とカテゴリを分けている商品もまだまだたくさんあります。

そこで気になるのが、シニア犬用と成犬用の違いですよね。

これらの違いは、それぞれがそれぞれのライフスタイルや健康状態、体質に合わせた栄養バランスになっていることです。

例えば、シニア犬用には抗酸化成分や関節成分などが配合されている特徴があります。また代謝も落ちるので、脂質やカロリーがやや低めに設定されているんですね。

その逆で、成犬用はシニア犬用に比べると脂質とカロリーがやや高めに設定されています。そのため、一時的にシニア犬用のドッグフードを食べてダイエットをする成犬もいます。

シニア犬(老犬)がドッグフードを食べない時の対処法は?

シニア犬がドッグフードを食べない時、考えられる理由は6つあります。

  1. 運動量・基礎代謝が低下している。
  2. 消化機能が低下している。
  3. 嚥下能力(飲み込む力)が低下している。
  4. ドッグフードが食べづらい。
  5. ドッグフードをおいしく感じていない。
  6. 病気や何かしら不調がある。

最後の6番の場合は、必ず動物病院を受診するようにして下さい。まったくご飯を食べない、下痢や嘔吐をするなど何か症状がある場合は病気が疑われます。

シニア犬がドッグフードなどのご飯を食べない理由とそれぞれの対処法については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみて下さい。

シニア犬(老犬)におすすめの柔らかいドッグフードはどれ?

ドライフードをふやかすのが面倒、できることなら初めから柔らかいドッグフードを食べさせてあげたいと思う場合もあるかと思います。

柔らかいドッグフードには、

  • 半生フード:水分含有量25~35%(ソフトドライフードとセミモイストフードがある)
  • ウェットフード:水分含有量60~87%(缶詰やパウチなどがある)

の2タイプがあり、どちらを選ぶかは愛犬の体質や健康状態、そしてライフスタイルによって変わってくるでしょう。

ただし、半生フードは品質も安全性も文句なしの商品がほとんどありません。

ほとんどの商品に危険性のある化学合成物質が使われているため、選び方やおすすめの半生フードについては以下の記事をぜひ参考にしていただけたらと思います。

またウェットフードに関しては、ここ最近レベルの高い商品が増えてきています。

とは言え、こちらも同じく選び方にはまだまだ注意が必要なので、おすすめのウェットフードや基本的な知識は以下の記事でまとめてみました。

何歳からシニア犬(老犬)に合わせたご飯に切り替えればいい?

一般的には「7歳からがシニア犬」と言われていますが、実は小型犬・中型犬・大型犬ではシニア期に入る年齢が異なります。

大きさ シニア犬 高齢犬
小型犬 6~8歳頃から 11~12歳頃から
中型犬 6~8歳頃から 11~12歳頃から
大型犬 5歳頃から 8~9歳頃から

大型犬は子犬の期間が約1年半と長いのですが、それ以降は小型犬・中型犬よりも急速に成長していくのが特徴です。

全ての犬が同じ年齢ということはなく、犬種・個体差によってシニア期を迎える年齢が異なります。もちろん運動量生活環境食生活によっても体内年齢は変わってきます。

ここで示した年齢はあくまでも目安になりますので、切り替えるタイミングは愛犬の体質や食欲をよく観察して決めてみましょう。

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