馬刺しで有名な利他フーズから販売されているドッグフード「馬肉自然づくり」。
カナダ生まれ熊本育ちの馬の肉を使った馬肉自然づくりは、小型犬とシニア犬向けに作られた国産ドッグフードです。
ここでは、馬肉自然作りの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.4 |
栄養バランス | 3.7 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.5 |
コスト | 2.9 |
内容量 | 1kg |
価格 | 通常購入:3,300円~ 定期初回:2,640円~ 定期購入:2,970円~ |
価格/日 | 262円 |
価格/kg | 2,970円 |
カロリー/100g | 399kcal |
目的 | 一般食 |
主原材料 | 馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 成犬〜シニア犬 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、馬肉自然づくりをAランクと評価しました。
海外から仕入れた馬肉や元競走馬の馬肉を使うドッグフードもある中、馬肉自然づくりはカナダ生まれの馬を熊本で「食肉用」として育てて使用しています。
人間用にさばいた馬刺しの切れ端を使っているため、鮮度においては申し分ないでしょう。さらに原材料は全て国産、製造工場もHACCP対応です。
これだけ徹底されているからこそ価格が高くはなりますが、安全性の高い国産ドッグフードを愛犬に食べさせたいと考える人にはとてもおすすめできます。
目次
実際に馬肉自然づくりドッグフードを購入してみました!
馬肉自然づくりは初回のみ2,640円(+送料)でお試しできるということで、少しでも安く試すために今回は定期便を利用してみました。
↑パッケージの裏はこんな感じ。
ラベルには馬肉自然づくりの目的が記載されていませんが、一応「一般食」のカテゴリになります。
「一般食」のカテゴリなんですが、馬肉自然づくりは合成サプリメントを添加しなくても「主食」として使える栄養バランスであるとのこと(利他フーズに確認済み)。
この辺りは一般消費者にも分かるよう、ラベルのどこかに説明書きがあると親切ですね。
次に、袋を開封してみましょう。
袋にはきちんとチャックが付いていて、内側は特殊なアルミ袋でできています。遮光性はバッチリですね!
袋の中からはカツオ節のいい香りがします。
馬肉独特の匂いがあるのかな?と思ったら、むしろ美味しそうな匂い。
粒はこんな感じ。油っぽさは全くありません。
ついでに1粒味見をしてみたのですが、口の中にふわっとカツオ節の風味が広がって美味しかったです。
粒サイズを比較するため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬に与えているモグワン、馬肉自然づくりを並べました。
馬肉自然づくりは約8〜10mmで、小粒というよりは超小粒の大きさ。超小型犬や口の小さい犬でもサクサクと食べれそうなサイズです。
横から見るとこんな感じです。
それではこの辺りで、我が家の愛犬に馬肉自然づくりを試食してもらいましょう。
いきなり新しいフードを食べてお腹がビックリしないよう、いつものドッグフードに混ぜて。
新しいフードに突然切り替えると下痢・軟便・嘔吐をしやすい犬の場合は、いつものフード75%:馬肉自然づくり25%の比率で与えるといいですよ。
1週間ほどかけて馬肉自然づくり100%に移行すると、お腹もビックリしないので切り替えもしやすくなります。
早速出してみたところ、すごく喜んでパクパクと食べ始める愛犬。
とくに食べづらそうにしている様子もなく、ザクザクと音を立てながら美味しそうに食べています。
この日は1粒も残さずペロリと完食。とても満足そうな様子でした。
馬肉自然づくりドッグフードを1袋試して分かったこと!
馬肉自然づくりは愛犬の体質に合っていたようで、食べている間はうんちもおしっこも良好でした。うんちが増えすぎることも、下痢や軟便になることもなかったです。
とくに食物アレルギーなどもないので、馬肉自然づくりで嘔吐したり皮膚に痒みが出たりといったこともありませんでした。
ちなみに、馬肉自然づくりには鶏肉や穀物も使われています。もしも愛犬がこれらの食品にアレルギーがある場合、馬肉自然づくりの使用は控えた方がいいかもしれませんね。
とくに気になる原料がなければ、オイルコーティングもされていないし合成添加物も含まれていないので、とても安心して使えるドッグフードだなと私は感じました。
馬肉自然づくりドッグフードを試して感じたメリット・デメリット!
- 国内から仕入れた原料のみを使った純国産。
- オイルコーティングされていない。
- 合成添加物不使用。
- シニア犬にも合わせやすい栄養バランス。
- ドッグフード特有の匂いがない。
- 価格が高い。
- 中型犬・大型犬にはコスパが悪い。
- 鶏肉/穀物アレルギーには合わせられない。
馬肉自然づくりはこれといって大きなデメリットはなく、個人的に感じたのは価格が高いなぁということくらいです。
私のように中型以上の犬を飼っている人にとって、1kgあたり約2,500円はちょっと厳しい価格だったりもしますね(もちろん安いと感じる人もいるとは思いますが)。
でも、馬肉自然づくりは国産原料にこだわって質の良い馬肉も使っていますから、これだけの価格がして当然と言えば当然。逆に安いと不安を感じてしまいます。
必ずしも価格と品質がイコールというわけではありませんが、馬肉自然づくりはそれだけ真面目にフードを作っているという証拠でもあります。
馬肉自然づくりドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、馬肉自然づくりの原材料と安全性についてです。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。馬肉自然づくりには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 27.0%以上 | 粗灰分 | 2.2%以下 |
粗脂肪 | 11.1%以上 | 水分 | 7.0%以下 |
粗繊維 | 5.2%以上 | 代謝エネルギー | 399kcal/100g |
馬肉自然づくりは原材料わずか17種類。疑うべき原料はこれといって1つもなく、むしろこのシンプルさは手作り食派の飼い主さんにもおすすめしやすい内容です。
ちなみに、アレルギーの原因となりがちな小麦は一切使用されていません。
レビューのところでも軽くお伝えしましたが、馬肉自然づくりにはビタミンとミネラル類の合成サプリメントが含まれていません。
そのためカテゴリは「一般食」になるのですが、馬肉自然づくりは食材のバランスと調理法の工夫によって「主食」として使えるほどの栄養バランスを持っています。
でも敢えて「総合栄養食」と表示しないのは、恐らく日本のペットフード公正取引協議会で採用しているAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たしていないからでしょう。
馬肉自然づくりだけを食べさせて栄養不足になるという心配はありませんが、この辺りは一般の飼い主さんにも分かるよう説明を添えて欲しいところですね。
そして、馬肉自然づくりに使われている馬肉について。
馬肉自然づくりを販売する利他フーズは、馬の産地・飼育方法・食肉センターなどの情報をきちんと開示しています。
海外から仕入れた馬肉や元競走馬の肉を使っているドッグフードもある中、カナダで生まれて熊本で「食肉用」として育てられた馬肉を使用しているというのは安心感がありますね。
できれば鶏肉についても具体的な情報が欲しいところですが、原材料の産地や製造工場の情報をきちんと開示している利他フーズはかなり良心的と言えるでしょう。
- シニア期に入った犬。
- 体重管理が必要な犬。
- 皮膚・被毛トラブルが起きやすい犬。
- 涙やけが起きやすい犬。
- オイルコーティングされていないフードを探している人。
- 安全性の高い国産ドッグフードを探している人。
- 合成添加物を避けたいと考えている人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
馬肉自然づくりは、商品名でもある「馬肉」の品質にこだわり、他の材料も厳選しているのが伝わる良好なフードだなと感じました。
手作り食用のベースや忙しい時の代用としても使いやすいでしょう。
馬肉自然づくりドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
馬肉自然づくりを利用している飼い主さんの口コミ・評判を集めました。以下に「良い口コミ」と「悪い口コミ」の2つに分けてご紹介します!
馬肉自然づくりドッグフードの良い口コミ
馬肉自然づくりドッグフードの悪い口コミ
馬肉自然づくりドッグフードの口コミ・評判まとめ
馬肉自然づくりの口コミをSNSも含めいろいろ調査したところ、全体的に評価の高いドッグフードであることが分かりました。マイナス評価を見つけることの方が難しいくらいです。
好意的な口コミでもっとも多かったのは「よく食べるようになった」「体調がいい」という声ですね。中には「涙やけも改善された」という声もありました。
実際に馬肉自然づくりを利用した多くの飼い主さんが満足しているのは、それだけ犬の健康を考えて作られているドッグフードだからなんでしょうね。
質の悪いドッグフードには「下痢になった」「吐き出した」などの口コミが多くつきますから、そういった声がないのは良いフードである証拠とも言えそうです。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | 2,640円(1袋) 7,524円(3袋) |
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定期購入 | 2,970円(1袋) 8,465円(3袋) |
- | - |
通常購入 | 3,300円(1袋) 9,405円(3袋) |
4,380円(1袋) 10,157円(1kg×3袋) |
- |
送料 | 690円 ※3袋は無料 |
690円 ※3袋は無料 |
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どこで馬肉自然づくりを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
馬肉自然づくりドッグフードの価格が安いのは公式サイト!
調査した結果、馬肉自然づくりをもっとも安く購入できるのは公式サイトであることが分かりました。楽天での取り扱いはありません。
定期便を利用すればさらに安く購入できる!
馬肉自然づくりは通常購入(1回きりの購入)もできますが、定期便に申し込みをすればさらに安い価格で商品を購入することができます。
- 通常購入:3,300円(+送料/1kg)
- 定期便初回:2,640円(+送料/1kg)、7,524円(送料無料/3kg)
- 定期便:2,970円(+送料/1kg)、8,465円(送料無料/3kg)
定期便はいつでも解約などすることが可能なので、少しでもお得に馬肉自然づくりを利用するなら間違いなく定期便がおすすめです。
定期便はいつでも解約・休止・変更が可能!
馬肉自然づくりの定期便には、ややこしい縛りが一切ありません。次回お届け予定日の5日前までに連絡すれば、解約・休止・変更などはいつでも可能です。
馬肉自然づくりドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | 馬肉自然づくり |
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主原料 | 馬肉・鶏肉・玄米 | |
穀物 | 玄米・大麦・黒米・米ぬか・ハト麦 | |
タンパク質 | 27%以上 | |
脂質 | 11.1%以上 | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
399kcal | |
内容量 | 1kg | |
価格 | 2,970円 | |
当サイト評価 | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンと馬肉自然づくりには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
まず、モグワンと馬肉自然づくりでは特徴がだいぶ異なります。
どちらも鶏肉を使っている点は共通ですが、それ以外のタンパク源や炭水化物となる食材、栄養バランスや原産国などあらゆる点が異なるんですね。
穀物アレルギーがある場合はモグワンの方が向いていますし、とくにアレルギーなどの心配がなければどちらを選んでも犬の健康のためになるドッグフードなので私はおすすめです。
ただ、どんなに良いドッグフードでも相性が悪ければ良いフードにはなりません。なので、私の方で「○○の方がおすすめ!」という判断をすることは控えておきます。
今の愛犬の健康状態やライフスタイルにはどんな食事が合っているのか?それをしっかり見極めた上で、適切なドッグフードを選んであげるようにしましょう。
馬肉自然づくりドッグフードを子犬に与えても大丈夫?
馬肉自然づくりは、良質なタンパク質を必要としている成犬〜シニア犬向けに開発されたドッグフードです。
育ち盛りの子犬は成犬以上に栄養が必要となりますから、もし馬肉自然づくりだけを与える際は足りない栄養素をプラスで補わなければなりません。
そのことを考えると、もともと子犬向けに作られているフードや、全年齢対応のフードを与えた方が子犬の健康のためにもなるでしょう。
飼い主さんご自身も、余計な負担を抱えずに済むかと思います。
成長期に栄養が不足してしまうとその後の健康にも影響が出ますから、子犬の成長に見合った栄養バランスの食事を与えることが大切です。
馬肉自然づくりドッグフードの給餌量は1日どれくらい?
馬肉自然づくりのパッケージに記載されていた給餌量を参考に、与え方などをまとめてみました。
体重 | 1日の給与量 |
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1~3kg | 24~55g |
4~6kg | 69~94g |
7~9kg | 105~127g |
10~12kg | 138~158g |
13~16kg | 168~196g |
17~20Kg | 205~232g |
それぞれのライフステージに合った馬肉自然づくりの与え方や注意点は以下の通りです。
成犬の場合
給餌量は、その犬が1日に必要とするカロリー量から計算することもできます。1日に必要なカロリー量は以下の簡易式で求められます。
標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数は、1.6です。この計算で出た数値をドッグフードの1gあたりカロリー(馬肉自然づくり=3.99)で割ると、給餌量の目安がわかりますよ。
ただし、個体差や運動量・ドッグフードの内容によっても大幅に変わるため、体重と照らし合わせながらコントロールするようにしましょう。
犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。
老犬の場合
老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。
餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。
馬肉自然づくりドッグフードのQ&A
馬肉自然づくりの賞味期限は?
外側がクラフト紙素材で内側がアルミ素材となっているため、通常のドッグフードよりも遮光性・防湿性に優れているのが特長です。
ただし、これは湿気の少ない涼しい場所で保管した場合の賞味期限になります。
保管状況が悪いともっと早い段階でフードが劣化してしまうため、保管する際は、直射日光が多く入らない涼しい場所で保管するようにしましょう。
馬肉自然づくりはドライフードしかないの?
- 馬肉パラパラミンチ・・・生馬肉のミンチ
- 馬肉ヘルシージャーキー・・・馬刺しのジャーキー
- 馬肉ワンダフルシリーズ・・・ウェットタイプ
馬肉パラパラミンチについては、「犬用「馬肉パラパラミンチ」の口コミ評判は?品質や安全性は大丈夫?」で評価しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
馬肉自然づくりドッグフードの取扱店は他にもある?
馬肉自然づくりドッグフードまとめ
- 原料は全て国産、主原料は人間用として認められる馬刺しを使っており安心。
- 犬にとって必要ない、添加物・防腐剤・着色料・香料など不使用。
- 小麦アレルギーの犬に配慮し、小麦は一切使っていない。
- オイルコーティングしておらず、犬の体に優しい作り。
- 一般食だが、主食として使える栄養バランス(利他フーズに確認済み)で扱いやすい。
- HACCP対応の加工場で人間用と同じ衛生基準で製造し、安全性を確保。
- 良質な動物性タンパク質を使っているため、成犬〜シニア犬に向いている。
- 品質が高いにもかかわらず、価格は良心的。
- 定期便初回のみ2,640円(1袋/1kg)でお得に購入できる。
- 鶏肉/穀物アレルギーを持つ犬には合わせられない。
馬肉自然づくりは、ドッグフードの品質や原料に妥協したくない人にピッタリだなと思いました。手作り食用のベースや代用にも向いているでしょう。
原料は全て国産、主原料の馬肉は人間用として認められる馬刺しを使用し、添加物・防腐剤・着色料・香料などは使っていません。
強いて言うなら、鶏肉も馬肉と同じように細かい情報があれば一段と良いなとは感じました。でも、食材の産地や工場の情報をここまで開示しているのは親切です。
また、一般食のカテゴリですが、主食として使える栄養バランスとなっています(利他フーズに確認済み)。なので、サプリメントや食材をプラスせずとも利用できるのは便利です。
サンプルはないものの、公式サイトの定期便初回は2,640円(1袋/1kg)とお得になります。とりあえず試したい場合でも、公式サイトの定期便が安いです。
細部まで徹底されているドッグフードを探しているなら、一度検討リストに入れても良いでしょう。
馬肉自然づくりドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg |
初回購入価格 | 2,640円~ |
定期購入価格 | 2,970円~ |
通常価格 | 3,300円~ |
販売会社 | 株式会社 利他フーズ(健康いぬ生活事業部) |
公式サイト | http://kenko-dog.com/ |