
国内に生息する野生の鹿生肉を使ったドッグスタンスの「鹿肉ドッグフード」は、犬に本来備わっている自然治癒力にフォーカスして開発されています。
着色料・香料・保存料無添加で、低温調理・無発泡製法を採用するなど、こだわり抜いているんです。
ここでは、そんなドッグスタンスの「鹿肉ベーシック」を中心に、安全性や口コミなどを評価&調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Eランクは【全185商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 300g、1kg ※鹿肉ベーシックの場合 |
価格 |
【お試し】990円(300g) 【通常価格】1,320円(300g)~ 【定期価格】1,188円(300g)~ |
目的 | 一般食 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、鹿肉ベーシックをBランクと評価しました。
さすが原材料や調理方法にこだわっているとあって価格は高いですが、量産を目的としていない分、生産者の想いや丁寧さがとてもよく伝わってくるドッグフードです。
手作り食派の人にもおすすめしやすい内容だと感じました。
ドライフードには牛肉や大豆が入っているので体質に合わない場合もあるかと思いますが、とくに相性の悪い原料がなければリストの1つに加えてみるのもいいでしょう。
トッピング用リゾットやスープなどもあり、そちらにも注目しておきたい商品です。
目次
実際に鹿肉ベーシックドッグフードを購入してみました!
ドッグスタンスの鹿肉ドッグフードの中身を確認するべく、今回は鹿肉ベーシックの「お試しセット(300g)」を購入。このサイズで990円(送料込)です。
↑パッケージの裏はこんな感じ。
袋を開封してみましょう。
300gというお試しサイズでもちゃんとジッパーが付いています。中には脱酸素剤も入っていました!
袋の中からは魚のみりん干しのような甘めの香りがし、臭いと感じることは全くありません。
粒の大きさはこんな感じ。手に持っても油っこさは感じません。
粒のサイズを比較するため、1円玉と愛犬に私がいつも与えているモグワンを用意しました。
鹿肉ベーシックの長さには統一感がありませんね。短いものだと約1~1.5cmで長いものだと2cmもある粒もありました。太さは約0.5cmでしょうか。
それでは次に、鹿肉ベーシックの原材料と安全性について見ていきたいと思います。
鹿肉ベーシックドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、鹿肉ベーシックの原材料と安全性についてです。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。鹿肉ベーシックには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 26%以上 | 灰分 | 5%以下 |
脂質 | 8%以上 | 水分 | 10%以下 |
粗繊維 | 4%以下 | 代謝エネルギー | 400kcal/100g |
ドッグスタンスの商品はさすがどれも評判も良いだけあって、内容がとてもしっかりしている印象です。
生産者の想いやお試しセットに付属していたパンフレット等をじっくり読むと、ドッグスタンスの商品が親しまれるその理由もよくわかります。
まずは鹿肉ベーシックをはじめとする、ドッグスタンスの鹿肉ドッグフードの特徴をまとめてみました。
- 原材料は生鮮品を仕入れている。
- 鹿肉は国内の野生鹿の生肉を使用。
- DOGSTANCE専門の工場で製造。
- 90℃以下の低温加熱調理を採用。
- 1日の製造量はわずか数百kg。
- 着色料・香料・製造助剤・保存料・遺伝子組み換え食品・再生油(廃油)など不使用。
ドッグスタンスでは原材料をすべて生の状態で仕入れ、自身の工場で肉をミンチにしたり、穀物を製粉したりしています。
ここ最近の国産プレミアムドッグフードは工場が同じだからか原材料も似たり寄ったりですが、ドッグスタンスはさすが他社に頼らないだけあって個性が上手に出ています。
ドッグスタンスで使われている鹿肉については、主に京都や兵庫産の鹿肉をメインに利用しているとのこと。
安全性や保管方法などは直接ドッグスタンス事業部に問い合わせて確認したので、この辺りは記事の後半で解説したいと思います。
また、ここで使われている大豆は外皮が取り除かれ、しっかり下処理もされているので犬にとって害にはなりません。
ただ、もともと大豆が体質に合わない犬もいるので、初めて与える際は少し注意した方がいいでしょう。穀物や牛肉に対しても同様です。
一応ドッグスタンスの商品は「鹿肉を使ったドッグフード」ですが、低アレルゲンフードとはまた異なります。
もしも食物アレルギー対策として利用する際は、愛犬にとってアレルゲンとなるものは入っていないか?その辺りをよく確認した上で利用するようにしましょう。
- 毛並み・毛艶が悪い犬。
- 発泡したドッグフードが体質に合わない犬。
- 少量でしっかり栄養を摂りたい犬。
- 重度の食物アレルギーを抱えていない犬。
- お腹の調子が悪くなりやすい犬。
- 安全性の高い国産ドッグフードを探している人。
- 国産の鹿肉を使ったドッグフードを探している人。
- 愛犬に変な原料が使われたドッグフードを食べさせたくない人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
商品そのものはとても良いものなので、とくに気になる原料さえなければ安心して犬に食べさせられるドッグフードです。
鹿肉ベーシックドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
鹿肉ベーシックの口コミや評判を確かめるため、愛犬に与えている飼い主さんの声をまとめました。以下に「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介します!
鹿肉ベーシックドッグフードの良い口コミ
鹿肉ベーシックの悪い口コミ
鹿肉ベーシックドッグフードの口コミ・評判まとめ
鹿肉ベーシックや同シリーズの口コミを調査したところ、全体的にとても評判の良いドッグフードであることがわかりました。
とくに「毛並みや毛艶が良くなった」「うんちが安定するようになった」「元気に散歩するようになった」という好意的な口コミが多かった印象です。
ただその一方で「価格が高い」といった声はものすごく多いですね!
それだけ手間ひまかけて作っているという証拠ではあるのですが、愛犬のためにも続けやすい価格にして欲しいと願う飼い主さんは少なくないようです。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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お試し購入 | 990円(300g) | - | - |
定期購入 | 1,188円(300g) 2,772円(1kg) 7,854円(1kg×3袋) |
- | - |
通常購入 | 1,320円(300g) 3,080円(1kg) 8,778円(1kg×3袋) |
3,080円(1kg) 9,240円(1kg×3袋) |
3,080円(1kg) 9,240円(1kg×3袋) |
送料 | 770円 ※7,700円以上は無料 |
プライム会員は無料 | 770円 ※10,000円以上は無料 |
どこで鹿肉ベーシックを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
鹿肉ベーシックドッグフードの価格は公式サイトが安い!
調査した結果、鹿肉ベーシックの価格がもっとも安いのはドッグスタンスの公式サイトであることがわかりました。
1kgを通常購入する分にはAmazonも楽天も値段は一緒なんですが、まとめ買いや継続購入する場合は公式サイトを利用した方が間違いなく安いです。
公式サイトなら初回限定で「お試しセット」を990円で試せる!
公式サイトでは、鹿肉ドッグフードのお試しセット(300g)を特別価格で用意してくれています。これはAmazonと楽天にはない特典です。
鹿肉ベーシック以外にも「麹熟成」や「ライト」も各990円(300g)でお試しすることができます。
定期宅配サービスを利用すると毎回10〜15%OFFになる!
ドッグスタンスでは定期宅配サービスを設けています。
このサービスを利用することで毎回10〜15%の割引が受けられますので、もしドッグスタンスの商品を継続する予定がある場合はこの定期宅配にしておいた方がお得でしょう。
定期宅配サービスはお届け周期やお届け日も選べるうえに、解約や休止も出荷予定日の3営業日前までならいつでも可能です。
鹿肉ベーシックドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | 鹿肉ベーシック |
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||
主原料 | 鹿肉(生)・全粒大麦・牛肉 | |
穀物 | 全粒大麦・玄米 | |
タンパク質 | 26%以上 | |
脂質 | 8%以上 | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
400kcal | |
内容量 | 300g、1kg | |
価格 | 1,188円(300g) 2,772円(1kg) 7,854円(1kg×3袋) |
当サイト評価 | Bランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンと鹿肉ベーシックには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
モグワンと鹿肉ベーシックはタンパク源に使うお肉の種類も異なれば、原産国や調理方法までも異なります。
個人的に思うのは、より手作り食に近いドライドッグフードを求める人にはドッグスタンスのような会社の商品が合うのかなと感じました。
ドッグスタンスは生の原材料を自社工場で丁寧に加工し、そしてそれらを90℃以下の低温でじっくりと加熱しています。
モグワンも低温加熱調理が採用されているとはいえ、ちょっと量産っぽいところもありますから、より丁寧さを求めるならドッグスタンスの商品がいいかもしれません。
また、鹿肉ベーシックはモグワンのように発泡製法を採用していないのです。そのため、食べると犬の胃腸を適度に仕事(消化運動)させる働きも期待できます。
モグワンも鹿肉ベーシックも互いにない個性を持っていますから、まずは今の愛犬にはどのようなドッグフードが合うのか?をよく見極めておくようにしましょう。
ドッグスタンスで使っている鹿肉は本当に安全なの?
ドッグスタンスで使われている野生の鹿肉はどれくらい安全なのか?これを確認するべく、直接ドッグスタンスへ問い合わせて鹿肉について聞いてみました。
そこでわかったのは、以下の7つの点です。
- フードに使用している鹿肉は、主に京都産や兵庫産がメイン。
- 各都道府県の認可を受けた処理場からのみ調達。
- 認可を受けている処理場では、ガイドラインに基づいて解体をしている。
- 処理された鹿肉は、保管時にマイナス25℃以下に冷凍。
- フードやオヤツなどの製造時は、90℃~100℃での熱殺菌を行う。
- 細菌や寄生虫の問題はない。
- 国産鹿にBSEの発生例はなし。
これらのことを徹底しているということです。
今までドッグスタンスによる健康被害の報告はとくにないとのことで、品質や安全性には問題ないと判断して大丈夫だと感じました。
事実、鹿肉の入手ルートや保存の仕方、そして殺菌の仕方などを回答しないペットフードメーカーって多いです。どんな場所で処理をしているかすらもわからないものもあります。
そんな中、ドッグスタンスはしっかりと回答して下さいました。できればその回答を公式サイトに載せてほしいと思うくらいです。
野生の鹿肉による細菌や寄生虫の問題もないとのことなので、安心してドッグスタンスの商品を利用して大丈夫でしょう。
ドッグスタンスのドッグフードの種類や特徴について
ドッグスタンスは「ドライフード」以外に「ウェットフード」や「スープ」なども取り揃えています。ここではドライフードを中心に、食事系の商品の特徴を簡単にまとめてみました。
ドライフード
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
鹿肉 麹熟成 (一般食) |
26%以上 | 8%以上 | 530kcal |
鹿肉 ベーシック (一般食) |
26%以上 | 8%以上 | 400kcal |
鹿肉 シニア (総合栄養食) |
26%以上 | 8%以上 | 360kcal |
鹿肉 プロミックス (総合栄養食) |
32%以上 | 10%以上 | 380kcal |
鹿肉 ライト (総合栄養食) |
30%以上 | 5%以上 | 325kcal |
鹿肉 皮膚ケア(フィッシュ) (療法食/総合栄養食) |
26%以上 | 8%以上 | 360kcal |
ドッグスタンスのドライフードは全部で6種類です。
総合栄養食ではないタイプもありますが、専門家監修で原材料や栄養バランスがしっかり考えられています。
「麹熟成」は鹿肉や牛肉を麹で醗酵熟成しているため栄養価が非常に高いのが特徴です。栄養素がギュッと詰まった仕上がりになっています。
100gあたりのカロリーも約530kcalとかなり高めなので、与える量には十分気をつけましょう。通常通り与えると太りやすくなります。
その逆で「ライト」はその名のとおり他より低脂肪・低カロリーです。そのため、体重管理が必要な犬などに向いています。
「皮膚ケア(フィッシュ)」は、食物アレルギーによる皮膚トラブルを抱えた犬に向いている、獣医師監修の療法食です。
療法食は使用前に必ず獣医師に相談し、指示のもとで与えてくださいね。
ウェットフード
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
鹿肉 ウェット(鶏肉入り) (総合栄養食) |
12.6%以上 | 7.1%以上 | 158kcal |
鹿肉 ウェット(馬肉入り) (総合栄養食) |
12.6%以上 | 7.2%以上 | 157kcal |
鹿肉 腎臓ケア (療法食) |
3.4%以上 | 5.1%以上 | 180kcal |
ドッグスタンスのウェットタイプは、着色料・香料・保存料など無添加で腸内環境をサポートをしてくれるフードです。
原材料から工場まで、すべて人の食品基準をクリアしています。
「腎臓ケア」は療法食です。療法食は、使用する前に必ず獣医師に相談した上で与えてください。
トッピング
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
鹿肉とサツマイモのリゾット | 7%以下 | 1%以下 | 80kcal |
フードにかける お魚ふりかけ | 75%以上 | 1%以上 | 285kcal |
「鹿肉とサツマイモのリゾット」は原材料わずか6種類で、お肉は鹿肉のみのトッピング用フードです。
総合栄養食ではないため、ドライフードや手作り食のトッピング用として利用するといいでしょう。
「フードにかける お魚ふりかけ」は風味が強く、食いつきをアップさせてくれます。シニア犬や食いつきが良くない時に向いていますよ。
スープ
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
ペプチドスープ | 4.6%以上 | 0.1%以上 | 364kcal |
19種類の天然アミノ酸が詰まったフードにかけるタイプのスープです。
消化吸収力が衰えてきた犬や水分を自発的に取らない犬、ドライフードだけではなかなか食べないような犬に利用してみるといいかもしれません。
鹿肉ベーシックドッグフードのQ&A
鹿肉ベーシックドッグフードの賞味期限は?
夏の時期は過剰にストックすることは避け、できるだけ冷暗所で保管するようにしましょう。
鹿肉ベーシックドッグフードの取扱店や販売店は他にある?
鹿肉ベーシックドッグフードまとめ
- 原材料は生鮮品を仕入れ、鮮度にもこだわっていて品質を重視。
- 国内の野生鹿生肉を使用し食材の質も追求。
- 着色料・香料・保存料・遺伝子組み換え食品・再生油不使用で犬の体にとって優しい。
- DOGSTANCE専門の工場で製造し安全性を高めている。
- タンパク質の変性や油の酸化を最小限にするため、90℃以下の低温加熱調理を採用。
- 無発泡製法で、犬の胃腸に適度な仕事をさせる働きが期待できる。
- 魚のみりん干しのような香りでイヤな臭いはしなかった。
- パッケージは最大1kgごとにされており、開封後の劣化に配慮。
- 公式サイトの定期購入なら割安で購入できる。
- 牛肉や穀物類が犬の体質に合わない場合は控えた方が良い。
鹿肉ベーシックは、添加物を避けやすく手作り食に近いドッグフードを探している人にピッタリだなと感じました。
原材料は生鮮品を仕入れていて、国内の野生鹿生肉を使用しています。着色料・香料・保存料・遺伝子組み換え食品・再生油不使用で添加物をなるべく避けられますよ。
さらに、90℃以下の低温加熱調理を採用し、手作り食に近いフードです。
そして、パッケージは最大1kgごとと使い切りやすく、開封後の劣化にも配慮されています。細かい部分に心遣いが感じられますね。
でも、原料から製造までこだわっているだけに「リーズナブルな価格」とは言い難いです。公式サイトの定期購入なら割引があるので、続けるならそちらを利用するのが良いと思います。
ちなみに、一般的に「鹿肉」を使うフードは食物アレルギー対策用が多いですが、鹿肉ベーシックは低アレルゲンとは違います。アレルゲンになりやすい牛肉や大豆も入っているんです。
ですので、初めて与える際は今までのフードに少しずつ混ぜ、ゆっくりと切り替えるのがベストでしょう。
鹿肉ベーシックドッグフードの基本情報
内容量 | 300g、1kg ※鹿肉ベーシックの場合 |
お試し価格 | 990円(300g) |
定期購入価格 | 1,188円(300g) 2,772円(1kg) 7,854円(1kg×3袋) |
通常価格 | 1,320円(300g) 3,080円(1kg) 8,778円(1kg×3袋) |
販売会社 | 株式会社プロ・アクティブ(DOGSTANCE事業部) |
公式サイト | https://www.dogstance.com |