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ゴールデンレトリバーに合う餌と選び方は?おすすめドッグフード5選

穏やかな表情で人懐っこく、心を和ませてくれるゴールデンレトリバー。一方で、肥満関節の病気になりやすい犬種でもあり、餌選びに慎重になるあまり、なかなか決められないという方もいるでしょう。

当サイトでは200以上のドッグフード商品を調査し、現在も追加し続けています。

ここでは特に、ゴールデンレトリバーに適したドッグフードの選び方、そしてゴールデンレトリバー合わせておきたいドッグフード5選を紹介します。ぜひ餌選びの参考にしてください!

【基本】ゴールデンレトリバーに合うドッグフードの選び方

ゴールデンレトリバーにはどんなドッグフードを選ぶといいのか?ゴールデンレトリバーの特徴や抱えやすいトラブルなどを踏まえた上で、選び方のポイントを3つまとめてみました。

主原料に動物性タンパク源が使われている

まずゴールデンレトリバーには日頃から、主原料に良質な動物性タンパク質が摂れる食材(肉や魚)が使われたドッグフードを与えるようにしましょう。

ゴールデンレトリバーは、外耳炎や皮膚炎といった皮膚トラブルが多い犬種です。長くて密集した被毛が特徴なので、蒸れによる湿疹や体の痒みも発症しやすい傾向にあります。

遺伝性による皮膚疾患の改善はそもそも難しいですが、それ以上悪化させないために、また後天性による皮膚疾患を発症させないためにも、動物性タンパク質をきちんと摂ることは大切です。

良質な肉や魚から得られるタンパク質は、犬の皮膚・被毛・細胞を健康に保ちます。植物性原料中心の食事は胃腸に負担をかけるため、逆に皮膚や被毛のトラブルが起きやすくなります。

ドッグフードの中には動物性原料の割合が明記されているものもあり、そういった商品を選ぶとその数値を目安にすることが可能です。

動物性原料が充実しているものを選ぶなら、全体の50%以上と考えておくとよいでしょう。

皮膚疾患は食事だけで改善できるものではありません。必ず獣医師の指示の元で適切な治療を行うようにして下さい。

低脂肪・低炭水化物・低カロリーである

ゴールデンレトリバーには、できるだけ低脂肪・低炭水化物・低カロリーのドッグフードを選ぶのがおすすめです。

ゴールデンレトリバーは太りやすい傾向にあります。一般的には25~34㎏前後がゴールデンレトリバーの理想体重といわれており、これ以上の場合は肥満の可能性があるでしょう。

とくに大型犬の肥満は心臓や関節に大きな負担を与えてしまうので、食事による体重管理は必須です。

ドッグフードに含まれる脂肪量は15%が一般的なので、抑えるのなら10%前後を目安にしてください。

炭水化物は上の写真のように「NFE」(可溶無窒素物)と表示されている商品もあり、これと繊維が炭水化物に相当します。

この含有量がおおよそ50%を下回っており、なおかつ高GI値食品と低GI値食品がバランスよく含まれているものが理想です。

ドッグフードでは表示のないものも多いですが、タンパク質・脂肪・灰分・水分の合計を100から引くことで大体の配合量を判断することが可能です。

100-(粗タンパク質+粗脂肪+粗灰分+水分)=炭水化物

例えば、上の商品だと以下の計算になりますね。

100-(29.0+13.0+7.5+8.0)=42.5

カロリーについては100gあたり340~370kcal程度を目安にし、高すぎるものを避けるのもちろん、極端に低いとエネルギー不足になることにも注意します。

その上で、適度な運動を促し、基礎代謝を上げるようにしましょう。

骨・関節軟骨成分が含まれている

ゴールデンレトリバーの餌選びでは、関節に良い成分が含まれているかどうかもチェックしておきましょう。

ゴールデンレトリバーは股関節形成不全にもなりやすい犬種です。これは遺伝的要因がほとんどですが、体重の増加による骨への負担も大きく関わっています。

発症のリスクを避けるためには、肥満を防止するのはもちろんですが、子犬期から関節に負担のかからない食生活を意識するとよいでしょう。

関節に良い成分が含まれたドッグフードも多く販売されていますので、ぜひ積極的に利用してみてください。

おすすめなのは「グルコサミン」「コンドロイチン硫酸」「MSM(メチルスルフォニルメタン)」の3つの成分が配合されたドッグフードです。

  • グルコサミン:軟骨の原料で、軟骨を再生したり修復したりする働きがある。
  • コンドロイチン硫酸:グルコサミンと一緒に摂取することで、軟骨のクッション性や柔軟性を保つ役目を果たす。
  • MSM:アミノ酸の構成要素の1つである硫黄の供給源で、骨や皮膚、コラーゲンの生成を補助。関節痛などを和らげる働きもある。

ゴールデンレトリバーのご飯に評判のいいドッグフード15種類を比較!

以上の3つのポイントを踏まえて、ここではゴールデンレトリバーのご飯に選ばれやすい人気のドッグフード15種類を比較してみることにしました。

比較する項目は「主原料」「脂質・炭水化物・カロリー」「骨・関節軟骨成分の配合」の3つです。カロリーは100gあたりのエネルギー量です。

なお、各ドッグフードの炭水化物の含有量は、一般的によく用いられる「炭水化物=100%-(粗タンパク質+粗脂肪+粗灰分+水分)」で計算しています。正確な数値ではないため、あくまでもおおよその目安として参考にして下さい。
商品名 主原料 脂質
炭水化物
カロリー
骨・関節軟骨成分
アイムス(体重管理用)
とうもろこし・小麦・肉類(チキンミール・家禽ミール) 8.5%以上
52.5%
360kcal
アカナ(アダルトラージブリード)
鶏肉13%・鶏肉ミール12%・七面鳥肉ミール11%(肉類含有量60%) 15%以上
35%
337.5kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ウェルケア(レトリバー専用)
肉類(鶏肉・チキンミール)・米糠・コーングルテンフィード 11%以上
43.5%
330kcal
CPP・グルコサミン・コラーゲン・コンドロイチン
オリジン(6フィッシュ)
サバ・ニシン・カレイ(肉類含有量85%) 18%以上
22.5%
388kcal
グルコサミン・コンドロイチン
カークランド(ラム・ライス・ベジタブル)
ラム・ラムミール・玄米 14%以上
51.4%
365kcal
グルコサミン・コンドロイチン
家族のごはん
穀類(とうもろこし・コーングルテンフィード・小麦粉・米糠・コーングルテンミール) 8%以上
54%
320kcal
カナガン
骨抜きチキン生肉26%・乾燥チキン25%・サツマイモ(肉類含有量60%) 15%以上
35.75%
376kcal
グルコサミン・MSM・コンドロイチン
サイエンスダイエット(大型犬種用 成犬用)
トウモロコシ・小麦・トリ肉(チキン・ターキー) 16.3%
53.1%
371kcal
グルコサミン・コンドロイチン
シュプレモ(成犬用)
チキン(肉)・チキンミール・玄米 14%以上
40.5%
350kcal
ネルソンズ
乾燥チキン28%・チキン生肉22%・サツマイモ(肉類含有量50%) 11%以上
40%
362kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ファインペッツ
鹿肉・鶏肉・オートミール(肉類含有量80%) 16%以上
40.7%
440kcal
グルコサミン・コンドロイチン
ブッチ(ホワイト・レーベル)
チキン(生)80% 8%以上
7.9%
123.3kcal
モグワン
チキン&サーモン(生肉と乾燥肉)56.5% 10%
44.5%
361.5kcal
グルコサミン・MSM・コンドロイチン
ユーカヌバ(ラブラドール・レトリバー)
肉類(鶏・七面鳥)・とうもろこし・小麦 11%以上
51.7%
376kcal
グルコサミン・コンドロイチン硫酸
ロイヤルカナン(ゴールデンレトリバー)
家禽ミート(鶏・七面鳥)・とうもろこし・米 11%以上
48.9%
362kcal
グルコサミン

ゴールデンレトリバーに選ばれやすい15種類のドッグフードを比較してみました。

そこで分かったのは、やはり犬種別に分かれているドッグフードほど表記が明確ではないということです。

一番わかりやすいのは「動物性油脂」ですね。何の動物から得られるのか分からない油脂を使っている時点で、高く評価できません。

また、パッと見た感じ数字は良くても、原材料をよく見てみるとバランスが悪い、または品質や安全性がよく分からないドッグフードもいくつかありました。

今お伝えした油脂の種類を含め、どこ産のどういった品質の原料を使っているのかといった情報がないものもあります。

ゴールデンレトリバーに限らずですが、犬の健康をしっかり管理するならこのようなドッグフードは極力避けた方がいいというのが私の考えです。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、ゴールデンレトリバーに合わせておきたいドッグフード5選をまとめてみました!

【決定】ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフードランキング5選!

評価の基準

ここで紹介する5つのドッグフードは、ゴールデンレトリバーの特徴や抱えやすいトラブルを踏まえた上で、私が個人的にドッグフードの原材料・栄養成分値・製造工程などあらゆる情報を調査した上で高く評価した商品です。完全さを保証するものではありません。

ネルソンズ

ネルソンズの特徴
ネルソンズは、総量の50%に乾燥チキンとチキン生肉を使用した中・大型犬向けのドッグフードです。タンパク質・脂質・カロリーが高過ぎないので、比較的どんなゴールデンレトリバーにも合わせやすい特徴があります。全年齢を対象としたドッグフードです。
価格
  • 【通常】8,580円
    【定期】7,293円

内容量 5kg
評価 5.0
編集部からのコメント
ゴールデンレトリバーのような大型犬に適したドッグフードは数多くありますが、ネルソンズのように肉・野菜・果物をバランスよく入れた商品はそう多くありません。オリゴ糖も配合されているので、お腹の健康を意識するゴールデンレトリバーにも適しています。

アカナ アダルトラージブリード

アカナの特徴
アカナのアダルトラージブリードは、炭水化物量とカロリーを抑えた大型犬専用のドッグフードです。骨や関節に負担のかからない食生活をということで、しっかり筋肉をつくれるよう動物性タンパク質が豊富に含まれています。また合成添加物もほとんど含まれていません。
価格 22,000円
内容量 11.4kg
評価 4.5
編集部からのコメント
ここではアカナのアダルトラージブリードを紹介していますが、ゴールデンレトリバーの体質やライフスタイルに合わせていろんなタイプを選べるのがアカナの魅力です。体重管理が必要であれば「ライト&フィット」を利用されてみるのもいいでしょう。

オリジン

オリジン
オリジンは、運動量の多いゴールデンレトリバーに適した高タンパクドッグフードです。原材料の約85%に新鮮な肉や魚が使われています。豆やジャガイモといった植物性タンパク質に頼るのではなく、犬が本来食べるべき食事を再現するために動物性原料の割合を高くしています。
価格 9,108円(340g×6袋)
7,480円(2kg)
18,700円(6kg)
26,95円(11.4kg)
内容量 340g、2kg、5.9kg、11.4kg
評価 4.5
編集部からのコメント
オリジン(6フィッシュ)はタンパク質が39%とかなり高めです。動物性タンパク質中心の食事が必要なゴールデンレトリバーに合わせてあげましょう。栄養価の高い新鮮な食材を丁寧に低温調理しているため、添加する合成サプリメントは亜鉛(もしくは亜鉛と銅)のみとなっています。

モグワン

モグワンの特徴
モグワンは、総量の56.5%にチキンとサーモンを使用したドッグフードです。小粒なのであまりゴールデンレトリバーのような大型犬には向かないのですが、ふやかしたドッグフードを与えたい時、手作り食に総合栄養食をプラスしたい時などに活用されてみるといいでしょう。
価格
  • 【通常】4,708円
    【定期】4,237円
    ドッグフードの神様限定!今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 1.8kg
評価 4.0
編集部からのコメント
モグワンには関節に良い3つの成分が配合されているほか、肉・魚・野菜・果物をバランスよく含んだ手作りレシピを再現したやさしいドッグフードということもあり高く評価しました。小粒な分、ふやかしやすく、またミキサーなどで砕粉しやすいのがメリットです。

ファインペッツ

ファインペッツの特徴
ファインペッツは、主要タンパク源に鹿肉・鶏肉・鮭肉を使ったドッグフードです。消化吸収率が87%と高めなので、食べたら食べた分だけしっかり栄養素が吸収される特徴があります。少量でしっかり栄養を摂りたいゴールデンレトリバーに合わせてみるといいでしょう。
価格
  • 【初回お試し】1,100円(1.5kg)
    【通常購入】3,803円〜
    【定期購入】
    4kg×1袋コース 3,593円〜
    4kg×4袋コース 25,955円
    (回数を重ねるごとに割引率UP)

内容量 1.5kg、4kg、8kg、16kg
評価 4.0
編集部からのコメント
ファインペッツは、カロリーが100gあたり約440kcalと高めです。1日の消費エネルギー量が多い、あるいは食欲の低下から少しの量でしっかり栄養を摂る必要のあるゴールデンレトリバーに適しています。定期便がかなりお得なので、お財布にもやさしいドッグフードです。

迷ったらコレ!ゴールデンレトリバーにネルソンズドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜゴールデンレトリバーにネルソンズを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

ネルソンズをおすすめする理由
  • お肉をしっかり食べれて野菜や果物も摂れる。
  • 脂肪になりにくいサーモンオイルが使われている。
  • 関節に良い成分が配合されている。
  • 腸の健康を良好に保つマンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖が配合されている。
  • 穀物アレルギーに配慮してグレインフリー。
  • 人間用の食品と同等基準の原料が使われている。

私がゴールデンレトリバーにおすすめしたい餌としてネルソンズを選んだ理由は、ゴールデンレトリバーが抱えやすいトラブルに合った原材料のラインナップだからです。

選び方でも解説したように、ゴールデンレトリバーは肥満・関節や皮膚・被毛トラブルを抱えやすい傾向にあります。

これらを少しでも予防・対策するためには、ドッグフードの栄養成分値だけにとらわれないことが大切です。

原材料にどんな品質のどんな食材が使われているのかという点はもちろんのこと、それらの栄養素が活かされるよう丁寧に低温調理等がされているかも確認したいポイントです。

そういった意味でネルソンズは条件に当てはまっています。

もちろん、体質や健康状態によって合うドッグフードが変わるので、すべてのゴールデンレトリバーにネルソンズがおすすめというわけではありません。

ゴールデンレトリバーの健康を少しでも良好に保つためにも、ネルソンズのような消化に負担の少ないドッグフードを選ばれてみるのも良いのではないでしょうか。

【給餌量】ゴールデンレトリバーの餌の量は1日どれくらい?

ゴールデンレトリバーが1日に必要とする餌の量は、ドッグフードや手作り食の栄養価、運動量、ライフスタイル、体重、体格、年齢などによって変わります。よって、絶対にこの量を与えなければならないという決まりはありません。

以下の計算方法から1日に必要なフードの給餌量を割り出すことができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。計算に必要な係数は下の表に示してあります。

1日分の給餌量の計算方法
  1. まずは安静時のエネルギー要求量を求める。
    RER(kcal)=30 × 体重 + 70
  2. 次に、1日に必要なエネルギー量を求める。
    DER(kcal/日)=RER × 係数
  3. 最後に、1日必要な給餌量を算出する。
    給餌量(g/日)=DER ÷ フード1g(1缶)あたりのカロリー数
ライフステージ 係数
子犬(4ヶ月未満) 3.0
子犬(4~9ヶ月) 2.5
子犬(10~12ヶ月) 2.0
成犬(避妊・去勢をしていない) 1.8
成犬(避妊・去勢をしている) 1.6
肥満傾向 1.4
妊娠中(初めの42日間) 1.8
妊娠中(43日目以降) 3.0
授乳中 4.8
老犬(7歳以上) 1.4

そして、それぞれのライフステージの餌の与え方や注意点を以下にまとめてみました。

成犬の場合

ゴールデンレトリバー成犬の平均体重は25~34㎏です。例えば私がおすすめしているネルソンズを体重30kgのゴールデンレトリバーに与えるとして、具体的な給餌量を上記の計算方法から算出してみましょう。

ネルソンズの1gあたりのカロリーは3.68、標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数を1.6として計算します。

ゴールデンレトリバー(体重30kg)へのネルソンズ給餌量
  1. 安静時のエネルギー要求量
    30×30+70=970kcal
  2. 1日に必要なエネルギー量
    970×1.6=1552kcal/日
  3. 1日あたりの給餌量
    1552÷3.68≒422g/日

1日あたりの給餌量目安は約422gと分かります。犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。

また、ドッグフードによってカロリー以外の特徴も異なるため、商品に記載されている給餌量を参考にするのも方法の1つ。ネルソンズの場合は体重30kgの成犬で約345gです。

ただし、個体差や運動量によっても大幅に変わるためあくまでも目安とし、犬の様子を見ながらコントロールするようにしましょう。

子犬の場合

月齢 1日の給餌量目安 1日に餌を与える回数
2~3ヶ月 約517g 4回
4~5ヶ月 約517g 3回
6~7ヶ月 約431g 2~3回
8~9ヶ月 約431g 2回
10~11ヶ月 約431g 2回
12ヶ月 約380g 2回

ネルソンズを例に、子犬の1日あたりの給餌量目安と回数を表にしました。

子犬は毎日成長するため上記は参考程度とし、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにしましょう。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。

給餌量の計算方法に子犬の体重をあてはめて算出する場合は、月齢によって係数が変化することに注意してください。

餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて与えます。

生後3ヶ月過ぎた頃からは1日3回に分けて与え、犬種により予想できる成犬時体重の50%近く(ゴールデンレトリバーであれば12.5~17kg)になるまで続けましょう。

生後6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。

老犬の場合

老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。

餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。

ここで紹介した給餌量はあくまでも目安で、運動量・体調・生活環境によって必要なエネルギー量が変わります。給餌量が合っているかどうかはうんちで分かるので、うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといった感じで調整して下さい。

ゴールデンレトリバーがご飯を食べない理由とその対処法は?

ゴールデンレトリバーがご飯を食べない時に考えられる理由は、健康状態・ライフスタイル・飼い主さんとの関係によっても異なります。よくある理由を以下にまとめてみました。

  • わがままになっている。
  • ドッグフードの匂い・味・質感が気に入らない。
  • もともと食が細い。
  • 成長が落ち着いてきている(子犬の場合)。
  • 老化による代謝率や消化率の低下。
  • ストレスを抱えている。
  • 1回のご飯の量が多い。
  • 口の中にトラブルがある。
  • 病気や何かしら不調がある。
  • 生理中である(避妊手術をしていないメスの場合)。

基本的に、犬は食事に飽きるということはほとんどありません。

もしもご飯を食べない日が2日以上続く場合は病気の可能性もありますので、早めにかかりつけの動物病院を受診して獣医師に相談しましょう。

ゴールデンレトリバーがご飯を食べない時の対処法は、それぞれの理由によって異なります。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひそちらを参考にしてみて下さいね。

ゴールデンレトリバーにかかる餌代は年間いくら?

ゴールデンレトリバーの餌代ですが、これは個体差によって大きな差が出るため、必ずしも「〇〇〇円!」とは言い切れません。また、食べさせるドッグフードによっても年間の餌代は変わります。

例として、私が紹介しているネルソンズでおおよその年間の餌代を出してみましょう。成犬ゴールデンレトリバー(体重25~34㎏)で計算してみます。

  • ネルソンズ 1袋(5kg)あたり8,580円(税込)
  • 成犬ゴールデンレトリバー(体重25~34㎏)の1日あたり給与量355~437g

体重およそ25~34kgの成犬ゴールデンレトリバーであれば、1ヶ月あたり約2~3袋のネルソンズが必要となります。

ちなみに、1回のお買い物が合計20,000円以上だと20%OFFになるため、ネルソンズを3袋ずつ定期購入すれば1袋あたり6,864円(税込)で購入することができます。さらに送料無料です。

また、定期購入の場合はお届け周期を1週間~13週間まで1週間単位で選べます。なのでここでは、4週間おき(約1ヶ月おき)にネルソンズが3袋届く設定で計算してみましょう。

20,592円(ネルソンズ3袋分代)×12回(年間)=247,104円

となるので、もしネルソンズをゴールデンレトリバーに食べさせてあげるとなると、年間約247,104円(税込)の餌代がかかるということになります。

ただし、ここで出した金額はあくまでも目安です。飼育環境、体質、運動量などによって餌代は大幅に変わるので、参考程度に留めていただければと思います。

ゴールデンレトリバーの健康を考えるとネルソンズドッグフードはおすすめ!

もう一度お伝えしますが、私はすべてのゴールデンレトリバーにネルソンズをおすすめするつもりはありません。

ゴールデンレトリバーの生理状態・ライフスタイル・健康状態によって合うドッグフードが変わってきますので、ここはあくまでも犬の管理栄養士の私が選んだおすすめのドッグフードとして参考にしていただければ幸いです。

犬に必要な栄養素については「【犬の栄養に関する基礎知識】必要な栄養素とその役割・注意点は?」で詳しくまとめています。

ゴールデンレトリバーは、関節や皮膚・被毛トラブル以外にも拡張型心筋症という心臓の病気が発症しやすい傾向にあります。

心臓の健康維持には、EPAやDHA、タウリン、L-カルニチン、抗酸化成分などの栄養素が欠かせないほか、やはり内臓脂肪蓄積による心臓や腎臓への負担を減らせるよう食事には十分配慮しなければなりません。

もともと大型犬は、小型犬・中型犬よりも寿命が短い傾向にあります。

彼らの寿命を少しでも健康的に伸ばすためにも、ネルソンズのような栄養バランスのとれたドッグフードを取り入れてみてはいかがでしょうか。

ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフード5選をもう一度見る!

  

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