日本で暮らす犬のために、低脂肪設計でつくられたカナダのドッグフード「ファーストチョイス」。
体重が気になる犬に合わせやすいと評判のファーストチョイスですが、実際のところ内容はどうなのでしょうか?
ここでは、ファーストチョイスの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Cランク ※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.4 |
栄養バランス | 4.4 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.5 |
コスト | 5.0 |
内容量 | 1.2kg、2.7kg、6.7kg ※成犬1歳以上 小粒 チキンの場合 |
価格 | 770円(1.2kg) 1,196円(2.7kg) 2,489円(6.7kg) ※楽天参考価格 |
価格/日 | 39円 |
価格/kg | 371円 |
カロリー/100g | 333kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | コーン、鶏肉、米、コーングルテンミール、鶏脂、ビートパルプ |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 子犬用/成犬用/高齢犬用(7歳以上・10歳以上) |
原産国 | カナダ |
当サイトは、ファーストチョイスをCランクと評価しました。
ファーストチョイスは、原材料の品質やトレーサビリティにとてもこだわっているドッグフードです。
副産物や疑わしい合成添加物もこれといって含まれておらず、価格のわりには中身がしっかりとした良好なドッグフードであることがわかりました。
子犬用以外は脂質11%以下とかなり低脂肪なので、体重管理が必要な犬、太りやすい犬、運動量が圧倒的に少ない犬には最適なドッグフードと言えるでしょう。
目次
実際にファーストチョイスドッグフードを購入してみました!
それでは、実際に購入したファーストチョイスをレビューします!今回は「成犬1歳以上 小粒 チキン(1.2kg)」を選びました。
裏面はこんな感じです。商品の特徴が記載されており、原材料や給餌量は横面にあります。賞味期限は下側中央です。
さっそく開けてみると、ジッパーがしっかりついていました。1kg台の内容量でもジッパー付だと使い勝手が良いですね。
中を見てみたところ、スナック菓子系の香りがしました。穀物っぽい香りも混ざっている感じです。香り自体は強めな印象で、少し離れた場所からでもわかります。
何粒か手に取ってみました。油っこいとまではいかないものの、手にベタベタ感が少し残ります。
粒のサイズを比較するため、1円玉といつも私が愛犬に用意しているモグワン、ファーストチョイスを定規とともに並べました。
ファーストチョイスはコイン型のタイプで、直径約8mmほど。モグワンより若干小さめな感じです。厚さもまずまずなので、小型犬でも無理なく食べられるでしょう。
ファーストチョイスドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ファーストチョイスの原材料と安全性についてです。ここでは「成犬1歳以上 小粒 チキン」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
タンパク質 | 24%以上 | 灰分 | 9%以下 |
脂肪 | 9%以上 | 水分 | 10%以下 |
粗繊維 | 5%以下 | 代謝エネルギー | 333kcal/100g |
ファーストチョイスは、これくらいの価格帯のドッグフードにしては珍しく、原材料についてある程度の情報をきちんと開示しています。
まずコーンに関しては、カナダ穀物協会認定グレードの完全粒コーンを厳選して使用しているとのこと。
きちんと加熱し、でんぷんをアルファ化して消化吸収しやすくしているそうですね。カサ増しのために使用しているとは捉えがたいので、この辺りは深く心配する必要はないでしょう。
そして鶏肉についても、副産物(頭・腸・足など)を除いたものを使用していると情報がありました。また、合成保存料・合成着色料・合成香料は無添加です。
ファーストチョイスは「低脂肪」をウリにしているだけあり、子犬用以外はどの製品も脂質が11%以下です。
よって、体重管理が必要な犬・低脂肪食が必要な犬・運動をほとんどしない犬には最適なドッグフードと言えるでしょう。
コーンや大豆に対してアレルギーがある場合は、ファーストチョイスのアレルゲンケアを使用してみるのもいいかもしれません。
- 体重管理が必要な犬。
- 低脂肪食が必要な犬。
- 太りやすい犬。
- 1日の運動量が少ない犬。
- 魚を使ったドッグフードが必要な犬(アレルゲンケア)。
- 愛犬に疑わしい合成添加物を与えたくない人。
- 中身が比較的良くてリーズナブルなドッグフードを探している人。
ファーストチョイスは、価格の割に内容が良好でコスパが良いなと感じました。低脂肪食が気になるなら、検討してみても良いでしょう。
ファーストチョイスドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ファーストチョイスを利用している飼い主さんの口コミや評判をご紹介します。以下に「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてまとめました。
ファーストチョイスドッグフードの良い口コミ
ファーストチョイスドッグフードの悪い口コミ
ファーストチョイスドッグフードの口コミ・評判まとめ
ファーストチョイスの口コミを調査したところ、全体的にとても評価の高いドッグフードだなと思いました。とくに「高齢犬用」と「アレルゲンケア」が人気のようです。
良い口コミで多かったのは「食いつきがいい」「おなかの調子がいい」「うんちが健康的になった」「安いのに質がいい」という声。
中でも、うんちの状態が良くなったという声はとても多かったような気がします。
その一方で「食べない」「うんちの量・回数が増えた」という声も一定数ありました。食べないに関しては、犬によって好みが分かれるのかもしれません。
口コミを見る限りではありますが「ラム&ライス」と「アレルゲンケア」はうんちが増えやすい傾向にあるようです(ただし個体差あり)。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | ||
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでファーストチョイスを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ファーストチョイスドッグフードの価格がもっとも安いのは楽天!
調査した結果、ファーストチョイスの価格がもっとも安いのは楽天であることがわかりました。
ただし、人によってはAmazonで購入した方が安い場合もあります。あくまでも参考として目安にして下さい。
ファーストチョイスドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | ファースト チョイス (成犬1歳以上 小粒 チキン) |
---|---|---|
主原料 | コーン 鶏肉 米 |
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穀物 | コーン 米 コーングルテンミール |
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タンパク質 | 24%以上 | |
脂質 | 9%以上 | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
333kcal | |
内容量 | 1.2kg 2.7kg 6.7kg |
|
価格 | ||
当サイト評価 | Cランク |
私がいつも愛犬に与えているモグワンとファーストチョイスには、どのような違いがあるのか比較しました。
まず結論から言うと、モグワンとファーストチョイスは、どちらも安心して犬に食べさせられるドッグフードです。
それぞれ原材料の使い方や栄養バランスに大きな違いがあるので、どちらが今の愛犬の健康状態に合っているか?で決められると良いでしょう。
参考までに、ファーストチョイスはモグワンよりも低脂肪・低カロリーです。よって、体重の管理が必要な犬にはモグワンよりもファーストチョイスが向いています。
逆に、モグワンはファーストチョイスよりも高タンパク・高カロリーで脂質もやや高めです。
室内で過ごすことの多い犬向けというよりは、野外でアクティブに過ごすことが多い犬にとても適したドッグフードになります。
どちらが犬にとってベストということはなく、愛犬の健康状態・生理状態・ライフスタイルで適したドッグフードを選ばれることをおすすめします。
ファーストチョイスドッグフード「アレルゲンケア」の口コミ評判はどう?
ファーストチョイスの中でも、食物アレルギーに配慮した「アレルゲンケア」は非常に人気があるようです。
そこでまず、アレルゲンケアの良い口コミと悪い口コミをサクッとまとめてみました。
- 動物病院のフードは高くて続かず、こちらに切り替えてみました。
食べた次の日から見たことがないくらいうんちがたくさん出ます。
でも全然臭くありません。
健康診断で引っかかっていた数値も、今年はすべて正常値になっていました。 - うちの子はアレルギー持ちで、米とトウモロコシがダメです。
でもファーストチョイスはこれらが入っていないので、安心して与えられます。 - コーンとチキンのアレルギーがあるためフード選びは大変です。
こちらにはチキンエキスが入っていますが、アレルギー反応の出るタンパク質は含まれていないとのことで実際に反応も出ていません。お手頃価格なので助かります。
- ファーストチョイスを食べさせると便の量が増えます。
- うちの子には合わなかったようで、大量の軟便うんちをしてしまいました。
- 原材料の変更でスイートポテトになっていました。アレルギーフードの急な材料変更は命取りになります。
うちの子たちはアレルギーが強いので、早速炎症が出てしまいました。
調査する限り、とくにアレルゲンケアへの酷い口コミというものはなかったように思います。どちらかというと好意的な声が多かったです。
もちろん、アレルゲンケアは食物アレルギーの治療を目的とした商品ではないので、その辺りは誤解しないようにしましょう。
あくまでも食物アレルギーに配慮した原材料を使ったフードであり、症状が改善されない子もいます。
すでに、愛犬が食物アレルギーを抱えている可能性が考えられる状態なら、獣医師に相談するのがベストでしょう。
アレルゲンケアには、これといって疑わしい変な原料も入っていないので、気になる方は一度試されてみるといいかもしれません。
ファーストチョイスドッグフードの種類について
ファーストチョイスには、全部で15種類のドッグフードがあります。一覧を簡単にまとめてみました。
対象犬 | 商品名 |
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子犬 (離乳期~1歳)/ 妊娠後期~授乳期 |
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成犬 |
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シニア犬 |
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成犬~シニア犬 |
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どれを選んだらよいのかわからない場合は、直接アース・ペット株式会社に問い合わせをして相談されてみるといいでしょう。
ファーストチョイスドッグフードのQ&A
ファーストチョイスドッグフードの取扱店や販売店は?
ネット通販だと、楽天やAmazon、その他ペットフードを専門に取り扱うお店などがあります。
ファーストチョイスドッグフードにはお試しサンプルってある?
ファーストチョイスドッグフードまとめ
- 獣医師が最新の栄養学で栄養バランスを調整し安全性を高めている。
- 副産物(頭・腸・足など)を除いた鶏肉を使用し美味しさと消化に配慮。
- 犬の健康にとって必要がない合成保存料・合成着色料・合成香料は無添加。
- トレーサビリティが確保されていて、何かあっても原材料の仕入れまで追跡可能。
- 低脂肪設計で体重管理が必要な犬や室内で過ごすことの多い犬向き。
- ビートパルプが体質に合わない場合は気をつけた方が無難。
- たん白加水分解物が使われているのは気になる。
- コーン・大豆に対してアレルギーを抱える場合は注意した方がよい。
ファーストチョイスは、副産物や有害な合成添加物が含まれていない点は好印象です。とくにトレーサビリティが確保されているのも良い部分だなと思います。
価格帯の割に、原料の情報を多く開示しているのも良心的です。ただ単に「安全」「安心」と謳われているだけではなく、具体的にどう安全・安心なのか説明されています。
でも、ビートパルプとたん白加水分解物が含まれているのは気がかりです。ビートパルプはうんちが硬くなりがちな原料で、もともと便秘気味・便が硬めなら注意が必要ですね。
また、たん白加水分解物については何のタンパク質が使われているのかが不明で曖昧ですし、製造方法についての言及もありません。
鶏肉は使用部位、コーンは調理方法など細かく記載されていたため、たん白加水分解物と比べると説明に差を感じました。
ファーストチョイスは好印象な部分がたくさんあるため、たん白加水分解物についてもう少し開示されればもっと安心できるのになと思います。
ファーストチョイスドッグフードの基本情報
内容量 | 1.2kg、2.7kg、6.7kg ※成犬1歳以上 小粒 チキンの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 770円(1.2kg) 1,196円(2.7kg) 2,489円(6.7kg) ※楽天参考価格 |
販売会社 | アース・ペット株式会社 |
公式サイト | https://1stchoice.jp/ |