ニュージーランド産の最高等級の原材料だけを使っている「ブッチ」。ブラックレーベル・ホワイトレーベル・ブルーレーベルと3つの種類があります。
生肉と同じ栄養成分と水分を含んでいるのが特徴で、安全性の高さから幅広い層の飼い主さんに人気のあるチルド・ミートフードです。
ここでは、そんなブッチの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 | 商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
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原材料 | 4.5 |
栄養バランス | 4.0 |
無添加 | 4.5 |
安全性 | 4.5 |
コスト | 4.9 |
内容量 | 800g、2kg |
価格 | 初回限定トライアルセット:3,000円(800g×3種) 通常購入:1,430円(800g)、2,860円(2kg) 定期購入:1,287円(800g)、2,574円(2kg) ※ 下記は【ブラック・レーベル】の場合で算出 |
価格/日 | 391円 |
価格/kg | 1,287円 |
カロリー/100g | 116kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ビーフ33%、ラム25%、チキン18.5% |
タイプ | ウェットフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | ニュージーランド |
当サイトは、ブッチをAランクと評価しました。
缶詰やレトルトとは違って必ず冷蔵/冷凍保存しなければいけないというデメリットはありますが、安全性も内容も申し分ない優秀なドッグフードです。
価格もそこまでズバ抜けて高くないので、これが多くの飼い主さんから支持を得やすい理由の1つだと思います。
私も何度かブッチを利用していますが、この内容なら安心して愛犬にも食べさせられると素直に感じました。
体質にさえ合えば、ぜひリストに入れておきたいおすすめのウェットフードです。
目次
実際にブッチドッグフードのトライアルセットを購入してみました!
それでは早速、ブッチの中身をレビューをしていきましょう!
今回は初回限定の「特別トライアルセット」を注文しました。
3種類のブッチ(各800g)が入って3,000円ですから、まずはこれを利用しないわけにはいきませんよね。
こちらは一緒に付いてきたフレッシュキャップ。
ブッチのカットした部分にこのキャップを被せて保存するだけ。ラップなどする必要がないので環境にもやさしいです。
こうやって見ると、なんだか人間用食品のハムソーセージみたいです。
とりあえず3種類の中身がすごく気になるので、ひと通りカットしてみることにしました。
まずこちらは、牛赤身肉、ラム肉、鶏肉を主原料(総量の76.5%)に使った「ブラック・レーベル」。
ソーセージのようないい匂いが食欲をそそります。
次に「ホワイト・レーベル」。
原材料に使っている肉類は鶏肉のみ(総量の80%)で、赤身肉が苦手な犬におすすめです。
そして最後は「ブルー・レーベル」。
こちらは鶏肉と魚肉を主原料(総量の92%)に使っていて、犬だけでなく猫も食べられるフード。本当にいい匂いがします。
とりあえず初日は「ブラック・レーベル」を愛犬に試食してもらいましょう。
通常はそのまま大きくカットして食べさせるようなのですが、我が家では食べやすい大きさにカットしてみることに。
ブラック・レーベルには、このように大豆やとうもろこしがゴロっと丸ごと入っていました。
いきなりブッチだけを与えてお腹が緩くならないよう、初日はいつも食べているモグワンに混ぜて試食してもらうことにしました。
新しいフードに突然切り替えると下痢・軟便・嘔吐をしやすい犬の場合は、いつものフード90%:ブッチ10%の比率で与えるといいですよ。
2週間ほどかけてブッチ100%に移行すると、お腹もビックリしないので切り替えもしやすくなります。
早速愛犬に出したところ、どうやら待ちきれなかったのか?すごい勢いでフードを食べ始めました。
いつものドッグフードそっちのけでブッチを真っ先にペロリ。あっという間に完食です!
よほど美味しかったようで、食べ終わった後も器をペロペロしていました。
ブッチドッグフードを3本試してみて分かったこと!
それから毎日、いつものドッグフードにブッチをトッピングして愛犬に出してみました。
愛犬にとってはどの味もお気に入りだったようで、毎回冷蔵庫から取り出すたびに大喜び!
ブッチとの相性も良かったようで、食べている間は下痢や嘔吐をすることは一度もありませんでした。うんちも毛質も健康そのものです。
我が家ではトライアルセットだけで終了するつもりでしたが、愛犬が予想以上にブッチを気に入ったため定期的に購入することに。
猫も一緒に飼っているので、犬と猫のどちらにも利用できるブッチ(ブルー・レーベル)はこれからとても重宝しそうです。
ブッチドッグフードを試して感じたメリット・デメリット!
- 肉類は人も食べれるグレード。
- グルテンフリー。
- ブッチと新鮮な水だけで必要な栄養素がとれる。
- お肉や魚をしっかり食べられる。
- 猫のご飯としても使える。
- 価格が良心的。
- 常温で保管できない。
- 冷蔵庫/冷凍庫がいっぱいになる。
感じ方は人によって異なりますが、ブッチを利用する上でもっともデメリットだなと感じたのが常温で保存できないことです。
万が一、停電や故障で冷蔵庫が使えない状況になった時、ブッチがダメになってしまう可能性はあります。
念のため、ブッチだけを利用する家庭は、予備としてドライフードや缶詰などを準備しておいた方がいいでしょう。
常温で保存できないというデメリット以外は、これといって「ん〜ここはちょっと…」という点はないと感じました。
数あるウェットフードの中でもブッチはとても信頼できる商品であり、安心して犬に食べさせられますね。
ブッチドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ブッチの原材料と安全性についてです。
ここでは、「ブラック・レーベル」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ブッチには、特に危険な原料はありませんでした。
2%以上~10%未満【フィッシュ(サバand/or マグロ)、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)、大豆、ココナッツ、米(破砕・ゆで)】
1%~1%未満【凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)、ケルプ、天然香料、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD,E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)】
粗タンパク質 | 10.5%以上 | 塩分 | 0.3%以下 |
粗脂肪 | 8.0%以上 | オメガ3脂肪酸 | 140mg/100g以上 |
粗繊維 | 1.0%以下 | 代謝エネルギー | 116kcal/100g |
水分(最大) | 74.5% |
ブッチの原材料はすべてニュージーランド産です。使われている原料は第一次産業省の厳しい検査をクリアした生産農家からのみ仕入れており、肉類は人間用と同等基準のものです。
まずは、ブッチの特徴をザックリとまとめてみました。
- ニュージーランドの第一次産業省(MPI)が輸出認定した人間用の食肉のみを使用。
- 原材料は全てトレーサビリティが確保されている。
- MPIから認可を得た工場内で、フード製造の全工程を行う。
- 肉の割合は76.5%(ホワイト・レーベルは80%、ブルー・レーベルは92%)。
- 糖類、小麦粉、グルテン、イースト、人工調味料・香料など全て無添加。
- 100℃未満で短時間調理。
- 生肉と同じ栄養成分と水分を含んでいる。
やはりニュージーランドの原材料を使ってニュージーランドで作っているペットフードはレベルが違うなということが、ブッチの公式サイトを見るとよく分かります。
実際、仕入れた原材料を工場で半日以上置いてから製品化するペットフードも少なくありません。なのに「新鮮」と謳っているメーカーも多く、こちらとしては騙された気分になります。
ブッチは、原材料を仕入れてから数時間以内に製品化。鮮度が落ちないうちにきちんと製品化しているため、この辺りもとても安心できました。
そして、なんといっても生肉と同等の栄養成分と水分が含まれているのは嬉しいですね。
ここ最近は手作り食に生肉をトッピングする飼い主さんも多いですから、ブッチのようなフードを利用するのは衛生面においても安全かと思います。
ただ、ブッチは新鮮な水さえあれば栄養が足りる「総合栄養食」なので、ドライフードや手作り食にトッピングする際は栄養の摂り過ぎにならないようバランスに気をつけましょう。
「ウェットフード=なんだか危険そう」と感じている人ほど、ブッチのようなウェットフードを一度手に取ってみるといいかもしれません。
- ドライフードをうまく食べられない犬。
- 食べたものをうまく消化吸収できない犬。
- 歯が弱っている犬。
- 毛並み・毛艶が悪い犬。
- 涙やけが気になる犬。
- お腹の調子が安定しない犬。
- 食欲が低下している犬。
- 安全性の高いウェットフードを探している人。
- トッピングにも使いやすいウェットフードを探している人。
- 冷蔵保存に面倒さを感じない人。
- 猫も一緒に飼っている人。
ブッチはアレンジもしやすいですし、食べ応えがあるので中型犬や大型犬を飼っている家庭にも使いやすいですよ!
ブッチドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ブッチを実際に利用している家庭の口コミ・評判を集めました。「良い口コミ」と「悪い口コミ」の2つを分けてご紹介します!
ブッチドッグフードの良い口コミ
ブッチドッグフードの悪い口コミ
ブッチドッグフードの口コミ・評判まとめ
ブッチの口コミをSNSや通販サイトなどで調査しましたが、とても評判の良いドッグフードですね!
「食べなかった」「クール便だから送料が高い」という口コミもいくつかありましたが、全体的に満足度の高いドッグフードであることが分かりました。
ふだんの主食としてはもちろん、夏バテして食欲がない時や消化機能が低下している時などにもブッチがよく使われているようですね。
「うちの犬は食べるか分からない…」という時は、やはり3本のお試しセット(3,000円)で一通り試してみるのが良さそうです。
ホワイト・レーベルは食べるけどブラック・レーベルは食べないといった口コミも多く見かけたので、1本1本購入して試すよりは余計なコストがかからずに済むかと思います。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | 3,000円 (3本セット/キャップ付) |
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定期購入 | 1,287円(800g) 2,574円(2kg) |
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通常購入 | 1,430円(800g) 2,860円(2kg) |
9,200円(800g×3) | 1,430円(800g) 2,860円(2kg) |
送料 | 地域によって異なる 6,600円以上で無料 |
1,280円 | 店舗によって異なる |
どこでブッチを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ブッチドッグフードの価格は公式サイトが安い!
調査の結果、ブッチの価格がもっとも安いのは公式サイトであることが分かりました。ただし、定期購入した場合に限ります。
通常購入なら楽天と値段も変わらない上に、送料無料になる金額は楽天の方がやや低めです。定期を利用するつもりがなければ、楽天で購入するのもありでしょう。
公式サイトなら初回限定の「特別トライアルセット」がある!
これはAmazonや楽天にはない、公式サイトのみの特典です。
公式サイトを利用すると、3種のブッチ(各800g)を送料無料の3,000円でお試しすることができます。しかも、保存に便利なフレッシュ・キャップ付!
このトライアルセットは楽天やAmazonにはない特典なので、ブッチデビューする時はまずこのセットを利用してみるといいでしょう。
定期コースを利用すれば10%OFFで購入できる!
公式サイトでブッチを購入する際、通常購入と定期コースの2つの購入方法を選べます。
定期コースなら毎回10%OFFで購入できるので、大変お得ですよ。
定期コースは解約・休止・変更がいつでも可能!
ブッチの定期コースには、煩わしい縛りが一切ありません。
お届け予定日や周期、数量などの変更はもちろんのこと、解約や休止もいつでも好きな時にすることが可能です。
ブッチドッグフードは子犬やシニア犬が食べても大丈夫?
まずは、ライフステージ別にブッチを食べて大丈夫なのかどうかを表でまとめてみました。
商品名 | 子犬 | 成犬 | シニア犬 |
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ブラック・レーベル | |||
ホワイト・レーベル | |||
ブルー・レーベル |
ブッチは、AAFCO(米国飼料検査官協会)の定める全成長段階対応の基準をクリアした「総合栄養食」です。よって、子犬やシニア犬に食べさせても問題ありません。
ただし、特定の疾患等で獣医師から食事内容を指示されている場合は、ブッチを食べさせていいかどうか必ず事前に確認をするようにして下さい。
ブッチドッグフードの1日の給与量はどれくらい?
ブッチ(ブラック・レーベル)の1日あたりの給餌量をまとめてみました。
ドライフードにトッピングする場合は、カロリーオーバーにならないようドライフードの量を少し減らして調整しましょう。
サイズ | 体重 | 給与量 | カロリー |
---|---|---|---|
トイ | 2kg | 140g | 162kcal |
小型 | 5kg | 272g | 315kcal |
中型 | 10kg | 466g | 540kcal |
大型 | 20kg | 776g | 900kcal |
超大型 | 30kg | 1,293g | 1,500kcal |
ブッチはドライフードよりもカロリーが低めにつくられています。そのため、給与量の目安より多少オーバーしても問題ありません。
それぞれのライフステージに合ったブッチの与え方や注意点は以下の通りです。
子犬の場合
子犬は毎日成長するため、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにしましょう。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。
餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて、生後3ヶ月過ぎた頃から、その犬の予想される体重の50%近くになるまで1日3回に分けて与えましょう。生後5~6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。
成犬の場合
給餌量は、その犬が1日に必要とするカロリー量から計算することもできます。1日に必要なカロリー量は以下の簡易式で求められます。
標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数は、1.6です。この計算で出た数値をドッグフードの1gあたりカロリー(ブッチ=1.16)で割ると、給餌量の目安がわかりますよ。
ただし、個体差や運動量・ドッグフードの内容によっても大幅に変わるため、体重と照らし合わせながらコントロールするようにしましょう。
老犬の場合
老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。
餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。
ブッチドッグフードの正しい保存方法は?
ブッチは要冷蔵品です。保存する時は2~8℃の冷蔵庫内で保管をするようにし、開封後は7〜10日を目安に消費するようにしましょう。
ブッチは冷凍保存も可能ですが、冷凍する時はそのまま1本冷凍するのではなく、1食分ずつに小分けしてから冷凍することをおすすめします。その方が後々すごく楽ですよ!
解凍する時は自然解凍(冷蔵庫での解凍)、もしくは電子レンジ(500~600W)で30~40秒ほど加熱します。温めすぎるとフードが溶けてしまうので注意して下さい。
ブッチドッグフードのQ&A
ブッチドッグフードは焼いても大丈夫?
焼いてしまうと水分が蒸発し、ブッチ本来の消化吸収率が下がってしまうため気をつけましょう。
フードを温めたい時は、500~600Wで10~20秒ほど温めるようにしてみて下さい。
ブッチドッグフードに切り替える時はどうすればいい?
初めて与える時はいつも食べさせているフードに少し混ぜ、14日ほどかけてブッチへ移行するようにしましょう。
ブッチドッグフードまとめ
- 肉類は人も食べられるグレードで安心。
- 犬に負担がかかりがちな穀物不使用のグルテンフリー。
- 原料を仕入れてから数時間以内に製品化し、鮮度が落ちないように工夫。
- 糖類・小麦粉・グルテン・人工調味料・人工香料など無添加で、犬の健康に配慮。
- 自然に近い形で食事ができるよう、生肉と同じ栄養成分と水分を含有。
- 100℃未満で短時間調理し、素材本来の栄養を活かせるようにしている。
- トレーサビリティが確保されていて、肥育地・納品・出荷日時など追跡可能。
- アレンジがしやすく、トッピング用にもおすすめ。
- 品質が高く、価格も良心的でコスパが良い。
- 定期コースなら10%OFFで、1本あたり1,287円(800g)となりお得。
- 犬と猫どちらも食べられるタイプもあり、一緒に飼っている場合は便利。
- 常温保存できないため、冷蔵庫・冷凍庫にスペースが必要。
ブッチは、安全と品質を妥協したくない人にピッタリだなと感じました。ウェットフードは添加物が使われがちなので、ブッチのように安心して与えられるフードは珍しいでしょう。
原材料や製造の安全性にこだわっているのはもちろん、生肉と同じ栄養成分と水分を含んでいるのも魅力です。時短調理によって、素材の栄養を損なわないよう配慮されています。
さらに、生肉と同じ水分量に調整されておりとても柔らかいです。そのため、ドライフードがうまく食べられない犬にも良いと思います。
また、品質が高いことを考えると、価格も良心的でコスパが良いですね。さらに、定期コースなら10%OFFで、1本あたり1,287円(800g)となり費用を抑えられるんです。
ブッチのみで利用するなら、冷蔵庫の故障や停電などのトラブルに備えてドライフード・缶詰も準備しておくと安心ですね。
保存には少々手間がかかりますが、新鮮さの裏返しでもあります。保存料や余計な添加物が使われていないからこそ、要冷蔵品として扱う必要があるんです。
このように、ブッチは安全性・内容ともに良好で申し分ありません。良質なウェットフードを探している場合は、ぜひ一度飼い犬に合わせてみてください。
ブッチドッグフードの基本情報
内容量 | 800g、2kg |
初回購入価格 | 3,000円(3種セット) |
定期購入価格 | 1,287円(800g) 2,574円(2kg) |
通常価格 | 1,430円(800g) 2,860円(2kg) |
日本総輸入代理店 | 株式会社ブッチ・ジャパン・インク |
公式サイト | http://www.butch-japan.jp/ |