
チャンピオンフーズ社が製造販売を手がけるアメリカ産のドッグフード「オリジン」。
犬にふさわしい食事をより忠実に再現するため、原材料の85%に新鮮な肉類を使用した高タンパクドッグフードです。あの「アカナ」の姉妹ブランドでもあります。
ここでは、オリジンの原材料と安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 | 商品ランク | Aランク ※S~Eランクは【全158商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
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原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 340g、2kg、5.9kg、11.3kg ※パピーラージのみ5.9kgと11.3kgの2サイズ |
価格 | 1,300円(340g) 6,000円(2kg) 14,500円(5.9kg) 21,000円(11.3kg) |
目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、オリジンをAランクと評価しました。
さすが多くの愛犬家から高く評価されるドッグフードだけあり、原材料や製造工程などあらゆる点において不安と感じる要素がありません。愛犬の体質やライフスタイルなどに合えば、ぜひ利用しておきたい理想のドッグフードです。
ただ、一般的なドッグフードよりもタンパク質や脂質などが高めです。給餌量に気をつけないと肥満を招く恐れがあるため、オリジンを利用する際はその辺りを気をつけましょう。
目次
実際にオリジンドッグフードを購入してみました!
それでは早速、オリジンの中身をレビューしていきましょう!
オリジンのドッグフードは全部で8種類。どれにしようか迷った結果、我が家では愛犬の年齢に合わせて「シニア」の340gを購入してみました。
↑パッケージの裏はこんな感じ。ちゃんと日本語のシールが貼ってあるので安心です。
袋を開封してみましょう。
おやおや?どうやらオリジンの340gサイズにはチャックが付いていないようです。
すぐに使い切れる量なので問題はないと思いますが、保管の際は気をつけた方がいいですね。
粒はこんな感じ。結構大きめです。
油っこさはなくて、ほのかにしっとりとした感じがあります。
匂いはジャーキーのような香り。臭いと感じることはなく、とてもおいしそうな匂いです。
大きさは直径1.3~1.5cmといったところでしょうか。口の小さな犬には、割るなり砕くなりして与えた方が良さそうですね。
たまたまかもしれませんが、心なしかアカナの粒より大きく感じました。
それではこの辺りで、我が家の愛犬にオリジンを試食してもらいましょう。
いきなり新しいフードを食べてお腹がビックリしないよう、いつも食べているモグワンに混ぜて試食してもらうことにしました。
新しいフードに突然切り替えると下痢・軟便・嘔吐をしやすい犬の場合は、いつものフード75%:オリジン25%の比率で与えるといいですよ。
1週間ほどかけてオリジン100%に移行すると、お腹もビックリしないので切り替えもしやすくなります。
早速出してみたところ、すごく喜んでパクパクと食べていました。
粒の大きさも硬さも問題ないようで、むしろよく噛んで食べています。食べづらそうにしている様子もありません。
この日はあっという間に完食。よほどおいしかったようで、しばらく器をペロペロしていました。
オリジンドッグフード(340g)を1袋試して分ったこと!
今回は一番小さいサイズのオリジンを試しましたが、それでもこのドッグフードは嗜好性が非常に高いということが十分に分かりました。
もちろんすべての犬が必ずしも食べるという保証はありません。ですが、ドライフードへ食いつきが悪い犬もこれなら食べてくれるかも?と私は感じました。
粒の大きさも、愛犬にとっては問題なかったようです。バリバリに硬いわけではないので噛みやすかったんだと思います。
オリジンを食べている間は下痢や嘔吐もなく、とても健康的なうんちをしていました。もう少しお金に余裕があったら、愛犬のためにもぜひ続けてあげたいなと思えたドッグフードです。
オリジンドッグフードを試して感じたメリット・デメリット!
- 原料は人も食べれるグレード。
- 合成サプリメントを極力避けられる。
- 体に悪い原料や添加物を避けられる。
- お肉や魚をしっかり食べられる。
- 大粒が好きな犬に合わせやすい。
- 少量でしっかり栄養を摂れる。
- 価格が高い。
- 小粒派の犬には合わせづらい。
- 犬によっては高タンパク過ぎる。
オリジンの良いところは、ずばり合成サプリメントも極力避けることができることです。もちろん他にも優れた点はたくさんあります。
これは本当に新鮮な食材を、独自の方法でじっくりと丁寧に調理しているからこそ実現できる話です。
なるべく素材本来の旨味と栄養素を生かそうと努力しているからこそ、合成サプリメントの添加も必要最小限に抑えられているんですね。
ただ、オリジンは手間暇かかっている商品だけに価格が高めです。
でもオリジンの公式オンラインショップで定期的にアウトレットセールが行われているので、タイミングさえ良ければ、実はそこまでコストがかからないというメリットがあります。
オリジンドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、オリジンの原材料と安全性についてです。
ここでは、一番人気の「オリジナル」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
粗タンパク質 | 38%以上 | オメガ3脂肪酸 | 0.8%以上 |
粗脂肪 | 18%以上 | グルコサミン | 700mg/kg |
粗繊維 | 4%以下 | コンドロイチン硫酸 | 600mg/kg |
水分 | 12%以下 | 代謝エネルギー | 3940kcal/kg |
オメガ6脂肪酸 | 3.3%以上 |
オリジンにはこれといって不安な要素はなく、とても安心して利用できるドッグフードです。愛犬の体質と健康状態にさえ合えば、ぜひ利用しておきたいドッグフードの1つです。
最近はグレインフリーと拡張型心筋症の関係についてかなり議論されていますが、科学的根拠がないので、ちゃんとした結果が出るまではイコールで結びつけない方がいいでしょう。
まずは、オリジンの特徴をザックリとまとめてみたいと思います。
- アメリカのケンタッキー州にある自社工場でフードを製造。
- 人間用食材として認定を受けたものだけを使用。
- 原材料は、信頼する地元の農家、牧場主、漁師から仕入れたもの。
- 食材には保存料を使わず、毎日新鮮な状態で工場に運ばれる。
- 原材料の産地からフードの全工程まですべてトレーサビリティが確保されている。
- 高GI炭水化物・植物性タンパク質不使用。
- 合成サプリメントの使用は亜鉛と銅のみ。
- 肉類含有量が85%。
オリジンは、フード製造の全工程をケンタッキー州にある自社工場で行っています(アカナはカナダのアルバータにある工場)。
フードに使う原材料も、自分たちで決めた信頼できる生産者からのみ仕入れるという徹底ぶり。どんな原料を使っているのか情報を開示しているので、この辺りも安心です。
第三者の工場に製造を委託するペットフードが多い中、オリジンはすべて自分たちの手で行うことをポリシーとしているんですね。
すべての段階においてトレーサビリティが確保されているのも、こうやってすべて自分たちの手で管理しているからこそ。これもオリジンが愛犬家から親しまれる理由の1つでしょう。
そして、オリジンでは肉類を無水調理しています。自然に出てきた肉汁を利用し、約93℃という低温でじっくりと蒸して調理しているのが特徴です。
こうすることで素材本来の栄養素をちゃんと生かすことができ、余計な合成サプリメントを添加しなくてもAAFCOが定める栄養基準を満たして「総合栄養食」と表示できるんですね。
合成保存料や着色料といった添加物以外にも、合成サプリメントの使用が気になる人にもオリジンは扱いやすいのではないかと思います。
また、オリジンでは中国産原料や遺伝子組み換え食品を使っていません。信頼できる生産者から、安全な原材料だけを仕入れてフードに使用しています。
- 運動量が多い活発な犬。
- 少しの量でしっかり栄養を摂りたい犬。
- 体重がなかなか増えない犬。
- 穀物アレルギーがある犬。
- 毛並み・毛艶が悪い犬。
- 大きな粒が好きな犬。
- 愛犬に肉食寄りの食事をさせたい人。
- 安全性の高い高タンパクドッグフードを探している人。
- 低炭水化物ドッグフードを探している人。
- 副産物・中国産原料・遺伝子組み換え食品などを避けたい人。
オリジンドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
オリジンドッグフードの良い口コミ
オリジンドッグフードの悪い口コミ
オリジンドッグフードの口コミ・評判まとめ
オリジンの口コミをあらゆる通販サイト、SNS、ブログ等で調査したところ、とても評判の良いドッグフードであることが分かりました。
ここ最近のオリジンにはこれといってマイナス評価がほとんどついていません。いろんな口コミを見ていると、本当に信頼されているドッグフードであることが分かります。
たまに紛れているマイナス評価については、「粒が割れている」「合わなかった」といった声が多かったですね。
あとは正規品じゃないオリジンを買った人の中に「カビが生えていた」「臭い」という口コミをしている人もいました。
基本的に、ちゃんとしたお店からオリジンを購入すればトラブルに遭うことはほとんどありません。安さだけに捉われるのではなく、きちんとお店の評判もチェックしましょう。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,300円(340g) 6,000円(2kg) 14,500円(5.9kg) 21,000円(11.3kg) |
1,123円(340g) 5,184円(2kg) 9,396円(5.9kg) 14,742円(11.3kg) |
1,123円(340g) 4,536円(2kg) 9,396円(5.9kg) 14,800円(11.3kg) |
送料 | 600円 | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでオリジンを買うのがもっとも安いのか?公式サイト(公式オンラインショップ)を基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
オリジンドッグフードの価格はAmazonと楽天が安い!
調査した結果、オリジンを安く購入できるのAmazonと楽天であることが分かりました。
ただし、並行輸入品を販売するショップも混ざっているためその辺りは注意しましょう。
並行輸入品が必ずしも悪い商品ではないのですが、何かトラブルがあっても日本総輸入代理店である「株式会社オリジンジャパン」では責任を取ってくれません。
正規品以外のオリジンを購入する時は、必ず他の人の口コミやショップに対する評価もよくチェックしておくようにしましょう。
オリジンドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | オリジン(オリジナル) |
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主原料 | チキン&サーモン53%(どちらも生肉と乾燥肉を使用) | 新鮮鶏肉・新鮮七面鳥肉・新鮮イエローテイルカレイ(肉類含有量85%) |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
タンパク質 | 28% | 38%以上 |
脂質 | 12% | 18%以上 |
代謝エネルギー (100gあたり) |
344kcal | 394kcal |
内容量 | 1.8kg | 2kg |
価格 | 3,564円 | 6,000円 |
当サイト評価 | Sランク | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとオリジンにはどのような違いがあるのかを比較してみました。
モグワンもオリジンも人間用の食材を使い、遺伝子組み換え食品や消化に負担のかかる原料を使わない良好なドッグフードです。
どちらも穀物アレルギーに配慮してグレインフリーになっており、合成保存料や防腐剤、着色料、香料といった合成添加物も含まれていません。
ただ、モグワンとオリジンは肉類の含有量やフード1粒1粒の栄養価が全く異なります。
オリジンは原材料の85%に肉類を使っているため、モグワンよりもタンパク質や脂質が高め。その分、モグワンよりも給餌量が少なくて済むという特徴があります。
そのため、少しの量でしっかり栄養を摂りたい犬や活動的な犬にはオリジンの方が向いているでしょう。室内で過ごすことが多い犬には、モグワンくらいで丁度良いかと思います。
どちらのフードが愛犬に適しているのかは愛犬の体質・健康状態・ライフスタイルによって変わるため、私の方で「○○がおすすめ」と言うことはできません。
今の愛犬の健康状態やライフスタイルにはどちらが合っているのか?まずはそれを見極められるようにするためにも、毎日愛犬を観察するようにしましょう。
オリジンドッグフードはリニューアルをして何が変わったの?
オリジンは2017年の夏に大幅リニューアルをしました。
何が変わったのかを以下にまとめてみたので、参考にしていただけたらと思います。
- 原産国の変更
カナダからアメリカのケンタッキー州へと変更になりました。 - 肉と野菜・果物の配合量の変更
これまで肉80%:野菜果物20%だったのが、肉85%:野菜果物15%へと変更になりました。 - 添加するサプリメントの変更
これまで数種類のビタミン・ミネラルを添加していましたが、亜鉛1種類へと変更になりました。 - 食材の変更
高GI値の食材をなくし、低GI値食材のみの使用へと変更になりました。 - 容量と価格の変更
容量が減り、価格が値上げしました。
製造工場がカナダからアメリカになったことで不安を感じている人がチラホラいるようですが、公式サイトには以下のような説明がありました。
原材料の基準や仕入れ方はこれまでも同じということなので、とくに心配する必要はないでしょう。むしろ、アメリカ産になってからマイナス評価が減っているように感じます。
それと、添加するサプリメントが亜鉛1種類になったことについて。これは、調理法を変えたことで栄養分が失われずに済むようになったことが理由となります。
通常のドッグフードは、加工する時に食材の栄養分がほとんど失われています。
なのでビタミンやミネラルがたくさん添加されているのですが、オリジンは旨味と栄養分を最大限に活かして加工しているため、亜鉛1種類の添加で済むようになりました。
オリジンドッグフードとアカナドッグフードの違いは?
オリジンとアカナは、どちらもチャンピオンペットフーズ社が製造販売を手掛けているドッグフードです。
それぞれの違いをザックリとまとめてみました。
項目 | オリジン | アカナ |
---|---|---|
生産国 | アメリカ | カナダ |
肉類含有量 | 85% | 50~75% |
野菜果物 | 15% | 25~50% |
種類 | 8種類 | 20種類 |
オリジンはアカナよりも肉類の含有量が多く、タンパク質や脂質なども高めになっています。
愛犬により肉食に近い食事をさせてあげたい場合は、アカナよりもオリジンを選ばれてみるといいでしょう。
ただ、オリジンは1つのフードにいろんなタンパク源が混ざっています。
アカナのように単一タンパク源に絞ったフードはないため、食物アレルギーを抱えている犬に使用する場合はあらかじめ注意しましょう。
口コミを見るとオリジンとアカナをローテーション使いしている人も結構いるようなので、状況に応じて2つのブランドをうまく使いこなしてみるのもいいかもしれません。
オリジンドッグフードの種類と特徴について
犬用のオリジンには、全部で8種類のドッグフードがあります。
それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
商品名 | 主要原材料 | 対象犬 |
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パピー | 鶏肉と七面鳥肉(ともにレバー・心臓・軟骨など)・イエローテイルカレイ・全卵・サバ・ニシン | 小型犬子犬 |
パピーラージ | 鶏肉と七面鳥肉(ともにレバー・心臓・軟骨など)・イエローテイルカレイ・全卵・サバ・ニシン | 大型犬子犬 |
オリジナル | 鶏肉と七面鳥肉(ともにレバー・心臓・軟骨など)・イエローテイルカレイ・全卵・サバ・ニシン | 全年齢 |
6フィッシュ | サバ・ニシン・カレイ・アカディアンレッドフィッシュ・アンコウ・シルバーヘイク | 全年齢 |
レジオナルレッド | アンガスビーフ・イノシシ肉・ボーアヤギ肉・ロムニーラム肉・ヨークシャー豚肉・サバ | 全年齢 |
ツンドラ | ヤギ肉・イノシシ肉・鹿肉・イワナ・鴨肉・マトン肉 | 全年齢 |
シニア | 鶏肉と七面鳥肉(ともにレバー・心臓・軟骨など)・イエローテイルカレイ・全卵・サバ・ニシン | 高齢犬用 |
フィット&トリム | 鶏肉・七面鳥・タラ・全卵・アブラガレイ・ニシン | 体重管理が必要な犬 |
オリジンのドライフードは、すべてに6種類のタンパク源を使用しています。
中でも「6フィッシュ」「レジオナルレッド」「ツンドラ」は珍しいお肉や魚を使っているので、相性さえ良ければローテーションをしていろいろなタンパク源から栄養素を摂ってみるのもいいかもしれませんね。
それと、オリジンには「アダルト・ドッグ」というフリーズドライのフードもあります。
オリジンのドライフードよりもさらに自然の栄養素と旨味がギュッと詰まっているため、愛犬の食欲が低下している時などにも重宝するフードです。非常食用としても活躍しますよ。
オリジンドッグフードのQ&A
オリジンドッグフードにお試しサンプルはある?
犬用オリジンのトリーツにはどんな種類があるの?
- オリジナル:100%純粋肉(鶏肉、七面鳥、カレイ)
- 6フィッシュ:100%純粋魚
- フリーラン・ダック:100%純粋鴨肉
- ワイルドボア:100%純粋肉(イノシシ肉、豚肉)
1粒1粒の栄養価が非常に高いおやつなので、愛犬がご飯をちゃんと食べている場合は与え過ぎないよう注意が必要です。ちょっと与え過ぎたかな?という時は、その日のご飯を少し減らすなど調整しましょう。
オリジンドッグフードにウェットフードはある?
オリジンの正規代理店や正規品の取扱店はどこ?
他にも、GREEN DOGやイオンペットなどでもオリジンの正規品を取り扱っています。
オリジンドッグフードの基本情報
内容量 | 340g、2kg、5.9kg、11.3kg ※パピーラージのみ5.9kgと11.3kgの2サイズ |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,300円(340g) 6,000円(2kg) 14,500円(5.9kg) 21,000円(11.3kg) |
日本総代理店 | 株式会社オリジンジャパン |
公式サイト | http://www.orijen.net/ |