動物病院協同組合推奨品として注目されているのが「Dog’s Voice(ドッグヴォイス)」です。
生肉使用率が最大75%と高く、筋肉成分イミダゾールジペプチド配合なのが特徴。総合栄養食のセミモイストフードなので、主食・トッピング・おやつなど広く利用しやすいです。
そんなドッグヴォイスの「オールステージ(全年齢用)」を購入し、匂いやサイズなど実物を確かめてみました。
ここでは、ドッグヴォイスの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Dランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 2.4 |
栄養バランス | 4.2 |
無添加 | 3.0 |
安全性 | 3.0 |
コスト | 0.1 |
内容量 | 100g、400g |
価格(通常) |
904円(100g) 2,669円(400g) ※「オールステージ(全年齢用)」の楽天参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 813円 |
価格/kg | 6,673円 |
カロリー/100g | 289kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉、鹿肉、大豆たん白、ポテト |
タイプ | セミモイストフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、ドッグヴォイスをDランクと評価しました。生肉使用率が高いセミモイストタイプのドッグフード。総合栄養食なので、主食としても利用しやすいです。
筋肉成分イミダゾールジペプチドを配合し、健康サポートにも期待ができます。開封後は冷蔵保管ですが、小分けパックなので保管性も良いです。
でも、全体的に情報が不足しているなと感じました。食材の産地やグレード、工場の管理・調理方法など知りたい部分はたくさんあります。
せっかく生肉の使用率が高いという良い点があるのに、情報が少ないのは非常に残念です。
目次
実際にDog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードを購入してみました!
それでは、私が取り寄せてみたドッグヴォイスをレビューしていきます。今回選んだのは「オールステージ(全年齢用)」の100gです。
裏面はこんな感じで、特徴や給餌量など記載されていました。文字が読みやすいのは好印象です。
まずは、外袋を開封しました。アルミ袋で遮光性も考慮されているようです。ジッパーもあります。
中身を取り出すと、さらにパッケージされた内袋が出てきました。内容量100gは1袋、400gは4袋入っているとのこと。
セミモイストフードということもあって、酸化や劣化しないよう工夫されているのが見て取れます。この内袋を開封した後は冷蔵保存となるのでご注意くださいね。
内袋を覗き込むと、脱酸素剤のエージレスが入っているのがわかりました。酸化対策が徹底されています。油っぽい香りはなく、ハムのような感じがしました。
続いて、数粒手のひらに出したのがこちら。手触りはジャーキーのようで、油のベタベタ感はしません。柔らかいのがわかります。
粒のサイズを見比べるべく、1円玉と私が普段愛犬に用意している「モグワン」、そしてドッグヴォイスを並べてみました。
ドッグヴォイスとモグワンは形状や水分量が全く違うため、単純な比較はできません。でも、ドッグヴォイスはかなり小粒な部類と呼べるでしょう。
ドッグヴォイスの形状は筋ばったサイコロのようで、1辺約5〜7mmほど。長四角や長方形などが混ざっていました。これなら、超小粒と呼べるサイズ感です。
そのうえセミモイストフードで柔らかいため、ドライフードが苦手な犬・咀嚼力が落ちてきている犬にも合わせやすいといえます。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、Dog’s Voice(ドッグヴォイス)の原材料と安全性についてです。ここでは、私が購入してみた「オールステージ(全年齢用)」を一例としました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
たんぱく質 | 31.0%以上 | 灰分 | 6.0%以下 |
脂質 | 9.0%以上 | 水分 | 33.0%以下 |
粗繊維 | 0.5%以下 | 代謝エネルギー | 289kcal/100g |
ドッグヴォイスは、生肉をたっぷり使っているのが特徴的なフードです。全年齢を対象としていて、粒も小さく柔らかいため、多くの愛犬にとって食べやすいといえるでしょう。
でも、情報が非常に少ないことは残念でした。もっと良いフードかもしれないのですが、情報が少なすぎて、なんとも判断しにくいというのが正直なところです。
ドッグヴォイスについて、わかった部分を下記にまとめてみました。
- 動物病院協同組合推奨品。
- ローストした生肉をたっぷり使用。
- 生肉の使用率を開示し、どの種類も55%以上。
- 筋肉成分イミダゾールジペプチドを配合。
- 100gずつの小分けパックで新鮮。
- チキン・小麦不使用の種類もある。
ドッグヴォイスは、生肉や健康サポート成分を使っていること、小分けになっていることは良い点です。
生肉においては、種類ごとに使用率を開示しています。私が購入した「オールステージ(全年齢用)」は75%と高い数値でした。
また「ホースミート」以外の種類には、筋肉成分イミダゾールジペプチドを配合しているのもポイント。体内でのエネルギー生産のサポートが期待される成分です。
ただ、やはり情報が少ないことは否めません。食材の産地やグレード、工場の管理・調理方法など不明点が多いです。
せっかく生肉使用なのに、産地やグレードがわからないのは勿体無いと言わざるをえません。
生肉を扱っているので、きっと管理の行き届いた工場で製造しているのだろうとは推察できます。とはいえ、明記されてはいないので、実際はどうなんだろう?と気になりました。
それと、セミモイストフードは発色剤や人工酸化防止剤といった添加物を多用しがちですが、ドッグヴォイスは比較的少ないです。
いくつか安全とは言い難い添加物があるものの、もっと多用されているセミモイストフードは多くあります。でも、それは原材料欄を見る限りということ。
日本で販売されるペットフードは、使用原材料を添加物も含めて記載する必要があります。でも、加工の際に添加される「加工助剤」は記載しなくても良いのです。
この辺りがどうなっているのか、もう少し具体的なことがわかるかわからないかでは雲泥の差があります。商品の透明性が高まれば、全く違う印象になるドッグフードです。
加えて、アレルゲンとなりやすいとされる「大豆たん白」や「おから」「ポテト」などが使われていました。これらが体質に合わないなら注意が必要です。
- グルメな犬。
- ドライフードが苦手な犬。
- 大豆たん白やおからを問題なく食べられる犬。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
- 小分け包装のドッグフードがいい人。
- 生肉を使ったセミモイストフードを探している人。
ドッグヴォイスは、生肉を使う・イミダゾールジペプチドを配合するなどの良い点があるドッグフードです。小分けになっているのも便利。
でも、情報が少ないのは勿体無いです。今後、食材の産地やグレード、工場の管理・調理方法といった部分が開示されたら良いなと思いました。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、ドッグヴォイスを愛犬に与えている方たちの口コミをご紹介します。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの良い口コミ
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの悪い口コミ
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
ドッグヴォイスの評判を調査するため、口コミを見て回りました。そうして感じたのは、高評価はあるものの、合う犬・合わない犬が分かれているドッグフードだなということです。
良い口コミは「このフードなら食べる」「体質に合っていた」というものが中心でした。
何かしらの理由で今までのフードが続けられなくなったけど、ドッグヴォイスなら食べたという喜びの声は目立っています。合う犬にとっては非常に重宝する商品のようです。
でも、良くない口コミもあって「食べない」「体質に合わなかった」「添加物や食材の詳細がわからないのが気になる」といった声も見受けられました。
ドッグヴォイスに限らず、やはり合う合わないはどのフードにもあります。最初はごく少量から試してみるのが無難でしょう。
また、品質の情報不足に言及する飼い主さんもいました。添加物や食材の詳細にこだわりたい場合、情報が少ないことによる物足りなさは拭えません。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - |
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通常購入 |
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送料 | 550円〜 5,500円以上は一部地域で無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでドッグヴォイスを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードは楽天が安い!
ドッグヴォイスの価格を調査した結果、楽天が最安値だとわかりました。公式サイトやAmazonでも販売していますが、やや割高です。
でも、ドッグヴォイスは内容量が最大でも400gと少なめなこともあってか、まとめ買い割引が多く見られました。
必要量によっては楽天以外が安いこともあるため、購入検討されるなら複数ショップを見るのがおすすめです。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの種類と特徴について!
ドッグヴォイスのセミモイストフードは、全部で4つの種類が用意されています。それぞれの栄養価や特徴を下記にまとめてみました。
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
オール ステージ (全年齢用) |
31%以上 | 9%以上 | 289kcal |
ホースミート (低アレルゲン ・全年齢用) |
31%以上 | 10%以上 | 307kcal |
シニア (8歳からの 犬用) |
31%以上 | 5%以上 | 277kcal |
ダイエタリー (脂肪が 気になる 犬用) |
29%以上 | 5%以上 | 270kcal |
ドッグヴォイスは、いずれも総合栄養食のセミモイストドッグフードです。生肉の量が各々表示されていて、ダイエタリーの55%が一番低い数値となっています。
全体的に高タンパク・低カロリーな設計で、小粒タイプになっているのが特徴です。ただ、ソルビトールやグリセリンを使いがちなのは少々気になる部分。
それと「ホースミート」は低アレルゲンとされていますが、大豆たん白やおから、それと複数の野菜類が使われていました。大豆が体質に合わない場合は、注意しておきましょう。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードのQ&A
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの取扱店は?
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードはシニア犬にも与えられる?
どの種類も柔らかいセミモイストフードなので、咀嚼力が落ちてきた愛犬も食べやすいでしょう。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードまとめ
- 動物病院協同組合推奨品で安心感がある。
- ドライフードが苦手な犬でも食べやすいセミモイストフード。
- ローストした生肉をたっぷり使用し、嗜好性を高めている。
- 筋肉成分イミダゾールジペプチドを配合し、健康維持をサポート。
- チキン・小麦不使用の種類もあり、食物アレルギーに配慮。
- 小分けパックで保管しやすいが、内容量が最大400gと少なめ。
- 食材の産地やグレード、工場の管理・調理方法などもわかると一層良かった。
- 安全とは言い難い添加物が使われていたのは残念。
- 大豆やポテトが体質に合わない愛犬に与える際は、注意が必要。
生肉をたっぷり使用するドッグヴォイスは、肉寄りの食事を与えたいと考える飼い主さんにとって利用しやすい商品です。
柔らかいセミモイストフードなので、ドライフードが苦手な犬にも合わせやすいでしょう。超小粒と呼べる粒サイズなのも特徴です。
また、筋肉成分イミダゾールジペプチドを配合することで、エネルギー生産のサポートにも期待が持てます。
良いところはたくさんありましたが、全体的に情報が少ないなとも感じました。不明部分が多いことは、良い部分を曇らせます。安全とは言い難い添加物が使われていたのも残念です。
公式通販サイトに「スーパープレミアムな国産総合栄養食」とあるものの、プレミアムの具体的な根拠はどこなのか?よくわからない状態だと思いました。
動物病院協同組合の賛助企業として名を連ねるのは、動物医療に貢献する素晴らしいことです。
でも、その動物病院協同組合推奨品がどんなものなのか?もう一歩踏み込んだ情報があると、一層安心感が高まるでしょう。
Dog’s Voice(ドッグヴォイス)ドッグフードの基本情報
内容量 | 100g、400g |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 |
904円(100g) 2,669円(400g) ※「オールステージ(全年齢用)」の楽天参考価格 |
販売会社 | ヴォイス株式会社 |
公式サイト | https://www.voice-pet.com |