
欧州3ヶ国でオーガニック認証を取得しているオランダ産のドッグフード「ヤラー」。
「オーガニックペットフードと言えばヤラー」と囁かれるほど、オーガニックにこだわる愛犬・愛猫家たちの間で定番の商品です。
そんなヤラーのサンプル「トライアルパッケージ」を実際に購入し、粒や香りはどんなものなのか調査してみました!
ここでは、ヤラーの原材料や安全性などについて評価していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Eランクは【全185商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
主原料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 600g、2kg、5kg、10kg ※オーガニックドッグフードチキンの場合 |
価格 | 1,793円(600g) 5,280円(2kg) 11,550円(5kg) 21,978円(10kg) ※オーガニックドッグフードチキンの場合 |
目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 一般成犬用 |
原産国 | オランダ |
当サイトは、ヤラーをAランクと評価しました。
ヤラーの素晴らしい点は、使っている原材料も完成したフードも「オーガニック」と名乗ることが認められていることです。
さらに、オーガニック認証を4つも取得しています。これだけ多くの認証マークを持つドッグフードは、他に例がないでしょう。
また、品質管理もトレーサビリティーも申し分ありません。
お値段は張るものの、ちゃんとしたオーガニックドッグフードを愛犬に食べさせたいと考える人にはとてもおすすめできる商品です。
目次
実際にヤラードッグフードのサンプルを取り寄せてみました!
フードの粒や匂いなどを確かめるべく、ヤラー公式サイトでサンプル「トライアルパッケージ」を取り寄せてみました。
我が家は中型犬ということもあってか通常の2倍(6袋)届きましたよ!
私が注文した時は「小型犬用」しか選べませんでしたが、現在は犬種・年齢・お悩みなどに合わせてスタッフさんが全種類の中からチョイスしてくれるそうです。
試したい種類が決まっている場合は、希望を備考欄から伝えることもできます。ちなみに、現在はウェットフードも付属していて、画像とセット内容が異なるのでご注意ください。
↑パッケージ裏はこんな感じ。賞味期限シールが貼ってあります。
表面のシールには原材料や保証成分値など基本的な情報があります。
袋を開けてみましょう。
ヤラーの小型犬用はとてもいい香りがります。ドッグフード特有の匂いや油が酸化したような匂いはありません。
実際にこうやって手に持っていても、油っぽさを感じることはないです。
粒の大きさを比較するため、1円玉といつも愛犬に食べさせている「モグワン」を並べてみました。
さすが「小型犬用」というだけあって、ヤラーは粒も直径約7mmと小さいです。
厚みもそこまでないので、口の小さな小型犬でも食べやすそうですね。
それでは次に、ヤラーの原材料と安全性を見ていきたいと思います。
ヤラードッグフードの原材料と安全性について評価!
まず初めに、ヤラーの原材料と安全性についてです。ここでは「オーガニックドッグフードチキン」を評価してみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ヤラーには、特に危険な原料はありませんでした。
※「*」 がついている原料はオーガニック認証を受けているものです。
粗タンパク質 | 25% | 水分 | 8.0% |
粗脂肪 | 12.7% | 炭水化物 | 42.9% |
粗灰分 | 7.2% | 代謝エネルギー | 344.5kcal/100g |
粗繊維 | 4.2% |
ヤラー定番の「オーガニックドッグフードチキン」は、ニシン・イースト・ビタミン類・ミネラル類・酸化防止剤以外、全てオーガニック認証(認証率96.9%=EKO認証)の原材料です。
また、オーガニック認証は4つも取得しています。もちろん、使用している原材料には残留農薬・ホルモン剤・抗生物質などが含まれていないんですね。
こういった物質が原因でアレルギーが起きてしまう犬も少なくないですから、何がアレルゲンになっているのか解明できない時はヤラーを利用してみるのも1つの方法です。
さらに、合成酸化防止剤も使用せず、輸送時はクールコンテナを使って日本まで運ばれています。
良い点の多いヤラーですが、トウモロコシや全粒小麦が使われています。これらが体質に合わない子も多いので、気になる飼い主さんもいるかもしれません。
ただ、ここで使われている穀類は、よくあるカサ増し用ではないのです。肥料までこだわって育てられた穀類で、丁寧に栽培・調理されて犬の大切な栄養源として役立っています。
もし、アレルギーなどの理由で穀類が気になる場合は、ヤラーの「グレインフリー」を利用されるといいでしょう。こちらには小麦や米などは使われていません。
- 残留農薬・ホルモン剤・抗生物質などでアレルギーが出る犬。
- 鶏肉や豆類アレルギーがない犬。
- お肉が食べられない犬(オーガニックドッグフードベジタリアンがある)。
- オーガニック原料にこだわったフードを探している人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
- 品質管理やトレーサビリティが徹底されたドッグフードを探している人。
商品以外の面でも、ヤラー社とヤラーの日本総販売元である株式会社イシイは、環境保全と動物福祉に貢献し評価されている点で印象が良いです。
まさにお手本にすべきペットフードメーカーと代理店と言っても過言ではなく、最後はこのようなメーカーが高く評価され、生き残るのではないかと私は考えています。
ヤラードッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ヤラーを愛犬に与えてみた飼い主さんの口コミ・評判を以下にまとめてみました。
ヤラードッグフードの良い口コミ
ヤラードッグフードの悪い口コミ
ヤラー(グレインフリードッグフード)の口コミ・評判まとめ
ヤラーの口コミはそう多くありませんが、全体的にとても高い評価のついているドッグフードであることが分かりました。口コミされた時期は、やや古めの印象です。
実際に、ヤラーを愛犬に与えている人の口コミは「毛ツヤが良くなった」「皮膚状態が良くなった」という好意的な声が圧倒的に多かったですね。安心できるという声もありました。
あとは「ヤラーのように環境や動物にやさしいドッグフードが日本でもっと増えてほしい」といった口コミもありました。これには私も同感です。
ちなみに、ヤラーに関してはこれといって悪い口コミはありませんでした。あったとしても、ショップの対応や梱包の仕方など、フード自体とは関係ないものが多い印象です。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式オンラインショップ | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,793円(600g) 5,280円(2kg) 11,550円(5kg) 21,978円(10kg) |
1,760円(600g) 4,460円(2kg) 8,685円(5kg) 19,980円(10kg) |
1,760円(600g) 5,184円(2kg) 11,340円(5kg) 21,578円(10kg) |
送料 | 1,000円 10,000円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでヤラーを買うのがもっとも安いのか?ヤラー公式オンラインショップを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ヤラードッグフードの価格がもっとも安いのはAmazon!
ヤラーの価格を比較調査したところ、もっとも安い価格で購入できるのはAmazonであることが分かりました。
内容量にもよりますが、Amazonは公式オンラインショップや楽天に比べて最大2,000円ほど安いです。
ヤラードッグフードを安全に購入するなら公式かルシアンで!
Amazonと楽天にあるヤラーの口コミをそれぞれ見ると「商品が届かない」「賞味期限が間近」「梱包が雑」といった声が結構ありました。
必ずしも、こういったトラブルに遭遇するわけではありません。
でも、より安全に購入したいなら「公式オンラインショップ Lecop」やヤラー総輸入代理店イシイの提携ショップ「ルシアン」を利用するのが間違いないでしょう。
ヤラードッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | ヤラー(オーガニックドッグフードチキン) |
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主原料 | 乾燥鶏肉・オーツ麦・トウモロコシ(すべてオーガニック) | |
穀物 | オーツ麦・トウモロコシ・小麦(すべてオーガニック) | |
タンパク質 | 25% | |
脂質 | 12.7% | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
344.5kcal | |
内容量 | 600g、2kg、5kg、10kg | |
価格 | 1,793円(600g) 5,280円(2kg) 11,550円(5kg) 21,978円(10kg) |
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当サイト評価 | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとヤラーには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
まず最初に言えることは、モグワンもヤラーも使っている原材料の質やコンセプトがまったく異なります。
モグワンは、品質管理の行き届いた良好なドッグフードですが、ヤラーのようにオーガニック原料を使ったり認証を取得しているわけでもありません。
それに対し、ヤラーは4つのオーガニック認証を取得しています。
さらに、環境保全や動物福祉の向上にも貢献していて、動物にも地球にもやさしいドッグフードです。こういったところもモグワンとは違いがあります。
もちろん、モグワンもいろいろ工夫されていますが、使用している原料に残留農薬・ホルモン剤・抗生物質の心配がまったくないフードを選びたいなら間違いなくヤラーでしょう。
大事なのは、愛犬の体が喜ぶドッグフードを選んであげることです。それぞれの違いをよく比較しながら、愛犬に合ったフードを選ばれるといいでしょう。
ヤラードッグフードの種類と特徴について
犬用のヤラーは、ドライフード、ウェットフード(缶詰/アルミトレイ)、おやつの3タイプがあります。それぞれどんな特徴があるのか、タイプごとに簡単にまとめてみました。
ドライフード
商品名 | 対象 | 特徴 |
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オーガニックドッグフードチキン | 成犬~シニア犬 | ヤラーのスタンダード商品で、お肉配合率は全体の18%。とくに食物アレルギーなどを抱えていない犬に合わせやすい。 |
オーガニックドッグフードグレインフリー | 成犬 | 穀物アレルギーに配慮し小麦や米などを使わないフード。お肉配合率は全体の17.5%。グリンピースやイエローピースなどの豆類、タピオカなどが使用されている。 |
オーガニックドッグフード小型犬専用 | 8ヶ月から7歳までの小型犬 | 直径7mmと小粒サイズのフード。原材料は「オーガニックドッグフードチキン」と全く同じだが、小型犬に合わせてお肉配合率やタンパク質・脂質・カロリーがやや高め。 |
オーガニックドッグフードパピー | 高エネルギーを必要とするすべての犬 | 成長期の子犬・妊娠犬・運動量の多い小型犬など、栄養価の高い食事を必要とする犬に合わせるフード。お肉配合率は19%と、成犬より多め。 |
オーガニックドッグフードシニア | シニア犬 | シニア犬に必要な栄養を盛り込んだフード。DHAやEPAが豊富な青魚(ニシン)やハーブ(ローズヒップ・トクサなど)を配合。お肉配合率は全体の17.5%、脂質10%と低め。 |
オーガニックドッグフードセンシティブ | 消化器系が弱い犬 | 消化機能が弱っている犬、小麦アレルギーのある犬、運動量の少ない犬などに向いているフード。胃腸の負担になりにくい食材使用で、低脂肪・低カロリー設計。 |
オーガニックドッグフードベジタリアン | 肉・魚アレルギーのある犬 | 肉や魚などを一切使わず、肉配合率0%のフード。動物性原料アレルギーを抱える犬、消化器系が弱い犬、週1〜2回はヴィーガン食にしたい飼い主に適している。 |
ドライフードは種類が豊富で、穀物アレルギーの犬向けや運動量の多い犬向けなど、悩みや目的に合わせて選べるのが特徴です。
ウェットフード(アルミトレー)
商品名 | 特徴 |
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チキンのドッグチャンク | オーガニックチキンを全体の50%に配合したフード。抗酸化作用や抗腫瘍作用のアロエベラを配合しているのが特徴。 |
チキンと野菜のドッグチャンク | オーガニックチキンを全体の53%に配合したフード。野菜もバランスよく補いたい時に利用しておきたい。 |
チキンと海藻のドッグパテ | オーガニックチキンとビーフを全体の55%に配合したフード。牛肉でアレルギーが出ない犬に適している。 |
ビーフとスピルリナのドッグチャンク | オーガニックビーフとチキンを全体の55%に配合したフード。牛肉がメインになっていて、免疫力向上や整腸作用などの働きがあるスピルリナが配合されている。 |
ベジタリアンドッグチャンク | 動物性原料を一切使わないフード。メイン食材が大豆なので、大豆アレルギーのある犬には注意しておきたい。 |
アルミトレーは食いつきや消化が気になる時、また幼犬の離乳食に向いています。チャンクは野菜がゴロゴロとして見える大きさで、パテはペースト状で食材の形は見えません。
ウェットフード(缶詰)
商品名 | 特徴 |
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ドッグディナーチキン パテ缶 | オーガニックチキン・ビーフ・豚肉を全体の52%(鶏肉19%・牛肉17.5%・豚肉15.5%)配合したペースト状フード。離乳食が必要な子犬や消化機能が低下している犬に適している。流動食のベースにも便利。 |
ドッグディナーチキン チャンク缶 | オーガニックチキンを全体の35%配合したフード。お肉の食感を楽しみたい犬におすすめ。 |
ドッグディナービーフ チャンク缶 | オーガニックチキン・ビーフ・豚肉を全体の37%(鶏肉27%・牛肉5%・豚肉5%)配合したフード。お肉の食感を楽しみたい犬におすすめだが、小麦アレルギーがある犬には控えた方が良い。 |
缶詰はアルミトレーと同様に、ドライフードを変化させたい時や消化が気になる時に向いています。流動食のベースにも利用しやすいでしょう。
おやつ
商品名 | 特徴 |
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マルチドッグビスケット | 動物性原料を一切使わないベジタリアン用のおやつ。小型犬でも食べやすいよう小さい形になっている。カロリーが低くてヘルシーだが、小麦とトウモロコシが合わない犬に与える際は注意。 |
ベジタリアンドッグビスケット | 動物性原料を一切使わないベジタリアン用のおやつ。中・大型犬が食べやすい大きい形になっている。カロリーが低くてヘルシーだが、小麦とトウモロコシが合わない犬に与える際は注意。 |
動物性原料・人工添加物・農薬・遺伝子組み換え作物が使われていないおやつです。
以前は、ミニバイツ(オーガニックジャーキー)がありましたが、販売終了となってしまいました。
ヤラードッグフードのQ&A
ヤラードッグフードにはお試しサンプルってある?
種類を指定することはできませんが、試したい希望商品は伝えられますよ。
猫も飼っている場合は、同時にヤラー「グレインフリーキャットフード(200g)」も申し込むことができますよ。
ヤラードッグフードまとめ
- 一部の原料以外、オーガニック認証されていて安全性が高い。
- 原料に残留農薬・ホルモン剤・抗生物質が含まれていなくて安心。
- 犬の健康にとって不要な、合成酸化防止剤不使用。
- トレーサビリティを確保し、輸送はクールコンテナを使って品質管理を徹底。
- サンプルセットがあり、実物を試すことができる。
- 小型犬用の粒は直径約7mmと小さめで、口の小さな犬種にもおすすめ。
- 同じシリーズに、グレインフリーや肉類を使わない種類もあり犬の状態に合わせやすい。
- ヤラー社と日本総販売元の会社は環境保全と動物福祉にも貢献し評価されている。
- 鶏肉・穀物・豆類が犬の体質に合わない場合は注意が必要。
ヤラーは、オーガニック食材をたっぷり使い、品質管理・トレーサビリティの確保も徹底しているのが特徴です。根本からの安全性を求める人に寄り添っているなと感じました。
使用原料の多くと、完成した製品ともにオーガニック認証されています。また、鶏・牛・七面鳥に、ホルモン剤や抗生物質も含まれていません。
さらにトレーサビリティも確保し輸送時はクールコンテナを使って品質管理されています。ヨーロッパのオーガニックペットフードシェアNo.1だけあって、万全の体制ですね。
ただ、鶏肉・穀物・豆類が犬の体質に合わない場合は注意してください。原材料欄を最後まで読み、ヤラーシリーズの他種類や違う商品を検討するのが無難です。
そうはいっても、残留農薬・ホルモン剤・抗生物質のような物質でアレルギーを引き起こしてしまう犬にとって、なくてはならない商品でしょう。
ヤラー社と日本総販売元株式会社イシイは、環境保全と動物福祉に貢献しているのも良い点です。フード自体の安全性を重視するなら、一度試してみてもよいと思います。
ヤラードッグフードの基本情報
内容量 | 600g、2kg、5kg、10kg ※オーガニックドッグフードチキンの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,793円(600g) 5,280円(2kg) 11,550円(5kg) 21,978円(10kg) ※オーガニックドッグフードチキンの場合 |
日本総販売元 | 株式会社イシイ |
公式サイト | https://ishii1969.com/yarrah/ |