
グレインフリーとハイプロテインの掛け合わせを商品の特徴としているアメリカ産ドッグフード「リガロ」。
高タンパクフードや、単一タンパク源に絞ったフードを必要としている犬の飼い主さんから人気のあるドッグフードです。
ここでは、リガロの原材料と安全性の評価、口コミ評判を調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Eランクは【全185商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 900g、1.8kg、3.6kg、5.8kg |
価格 | 2,684円(900g) 4,884円(1.8kg) 8,789円(3.6kg) 13,431円(5.8kg) ※「フィッシュ」の楽天参考価格 |
目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、リガロをBランクと評価しました。
原材料のラインナップや合成添加物を使わない点はとても高く評価できるドッグフードですが、原料の産地や製造工場などの具体的な情報がありません。
原産国であるアメリカに公式サイトがあるのかな?と思って検索しましたが、見当たりませんでした。
ドッグフードに対して、飼い主の評価が厳しくなってきている今の時代に「良質」といった言葉だけで安心感を与えるのは、ちょっとミスマッチのような気もします。
具体的な情報が掴めない時点で高く評価することはできないため、ここではBランクと評価させていただきました。
目次
実際にリガロドッグフードのサンプルを取り寄せてみました!
リガロの粒やフードの匂いなどを確かめるべく、今回無料のサンプルを2種類取り寄せてみました。
サンプルは、リガロの正規輸入代理店「株式会社ライトハウス」が運営する公式サイトから申し込みができます。気になる人はぜひ利用してみるといいでしょう。
画像の商品は旧パッケージとなります。現在のものとは多少異なりますのでご了承くださいね。
↑パッケージ裏はこんな感じ。どちらも60gです。
袋を開けてみましょう。
まずはフィッシュから。
ドッグフード特有の匂いや魚臭さはありません。おいしそうな匂いがします。
次はターキー。
こちらも香ばしくておいしそうな匂いで、思わず「臭っ!」と言いたくなるような匂いはありません。
粒のサイズ比較をするため、左から1円玉と私が普段愛犬に与えているモグワン、リガロ2種類を並べました。
リガロの粒はどちらも小さめで、直径約7~9mmといったところでしょうか。思ったよりも小ぶりなので、超小粒派の犬でも無理なく食べれそうな大きさです。
それでは次に、リガロの原材料と安全性について見ていきたいと思います。
リガロドッグフードの原材料と安全性について評価!
リガロの原材料と安全性についてです。ここでは「フィッシュ」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。リガロには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 37%以上 | 粗灰分 | 10.5%以下 |
脂質 | 14%以上 | 水分 | 10%以下 |
粗繊維 | 5%以下 | 代謝エネルギー | 350kcal/100g |
リガロは、これといって気になる原材料を含んでいません。中国産原材料や合成保存料、着色料といった合成添加物も不使用です。
第1・2主原料には質の良さそうな動物性タンパク質を使用し、油の種類も明確にされています。さらに、油は何を使って酸化防止しているのかもきちんと記載されているんです。
2021年11月のリニューアルによって、リガロのフィッシュは「タンパク質量22%→37%以上」へ大幅にアップされました。同シリーズの他商品と同じ成分値になりましたよ。
ただ、活動量が多い犬や少量で栄養をたくさん摂りたい犬には向いているものの、室内で過ごすことが多い場合は肥満を招く可能性も。給餌量を必ず確認しましょう。
とはいっても、室内犬用でタンパク質低めのドッグフードが多い日本では貴重な存在です。
このように、原材料や保証成分値を見る限り、とくに問題視するような点はありません。ペットショップに売られているドッグフードの中でも良好な商品と言えます。
また、リガロはグレインフリー(穀物不使用)で、穀物の代わりに豆類・芋類が使われています。
穀類の苦手な犬にも使いやすいドッグフードですが、犬の体質によっては豆類・芋類でアレルギーが起きてしまう場合もあるので気をつけましょう。とくにジャガイモには注意が必要です。
気になる点としては、製造工場・製造工程(調理法)・品質や衛生管理についての具体的な情報がありませんでした。
これらが開示されていないのに公式サイトでは「良質」と謳われているので、一人の飼い主・消費者としてはもうちょっと明確な情報を提供していただきたいなと感じます。
- 食物アレルギーを抱えている犬。
- 穀物アレルギーを抱えている犬。
- 運動量が多い活動的な犬。
- 合成保存料や着色料などの合成添加物不使用のドッグフードを探している人。
- 中国産原料を避けたいと考える人。
- 質の悪い市販ドッグフードを避けたいと考える人。
上記に当てはまる場合や製品に関する具体的な情報についてを気にしないなら、リガロは向いているのではないかと思います。
リガロドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
リガロを愛犬に与えてみた飼い主さんの声を「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けて集めました。
リガロドッグフードの良い口コミ
リガロドッグフードの悪い口コミ
リガロドッグフードの口コミ・評判まとめ
リガロは全体的に評価の高いドッグフードです。しかし「うんちが緩くなる」といった口コミが一定数ありました。
あくまでも口コミを参考にした個人的な意見ですが、体質に合っている場合は「アレルギーが緩和した」「涙やけが良くなった」といった嬉しい変化も現れたようです。
でも、体質に合わない子が食べると「軟便」や「吐き出した」という声もありました。
これはリガロに限ったことではありませんが、やはり初めてのドッグフードを食べさせるなら事前にサンプルやお試しパックなどを利用された方が良いでしょう。
ちなみに、我が家の愛犬はリガロでうんちが緩くなることはありませんでした。サンプルを2袋試食しましたが、とくに問題はなかったです。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 2,684円(900g) 4,884円(1.8kg) 8,789円(3.6kg) 13,431円(5.8kg) |
4,884円(1.8kg) 8,789円(3.6kg) 13,431円(5.8kg) |
2,684円(900g) 4,884円(1.8kg) 8,789円(3.6kg) 13,431円(5.8kg) |
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでリガロを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
公式サイトでは販売されていませんが、価格は表示されています。価格比較のため記載しました。
リガロドッグフードの価格はAmazonも楽天も同じ!
調査した結果、リガロの価格はAmazonも楽天も同じであることがわかりました。一時的かもしれませんが、Amazonでは900gの商品が販売されていないようです。
リガロドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | リガロ(フィッシュ) |
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主原料 | ホワイトフィッシュ生肉、乾燥ホワイトフィッシュ、乾燥エンドウ豆 | |
穀物 | グレインフリー | |
タンパク質 | 37%以上 | |
脂質 | 14%以上 | |
代謝エネルギー (100g) |
350kcal | |
内容量 | 900g、1.8kg、3.6kg、5.8kg | |
価格 | 2,684円(900g) 4,884円(1.8kg) 8,789円(3.6kg) 13,431円(5.8kg) |
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当サイト評価 | Bランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとリガロには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
まず、大きな違いをザックリと述べるならば、モグワンは製品の品質・衛生管理や製造工場などさらに深い情報もきちんと開示してくれています。
それに対し、リガロはそういった具体的な情報を開示していません。
あと、モグワンは動物性原料のおおよその割合をパーセンテージで示していますが、リガロはこちらも開示されていないんですね。
こういった情報などどうでもいいのであればこだわる必要はありませんが、気になる人はモグワンのようなドッグフードを基準として選んでおくといいかもしれません。
ただ、リガロは高タンパクという特徴があります。
必ずしも高タンパク食が犬にとって良いわけではありませんが、1日のエネルギー消費量が多い犬にリガロは最適なフードと言えるでしょう。
どちらの商品が良いのか?というのは、犬の体質や健康状態によって変わるので、私の方では「〇〇がおすすめ!」と判断することはできません。
モグワンもリガロもそれぞれ特徴が異なりますから、違いをよく比較したうえで愛犬に合ったフードを選んであげるようにしましょう。
リガロドッグフードの種類と特徴について
リガロには、全部で5種類のドッグフードがあります。それぞれの特徴を、保証成分値の比較なども含めながらまとめてみました。
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
ラム | 37%以上 | 14%以上 | 350kcal |
ラム(7歳以上用) | 37%以上 | 12%以上 | 340kcal |
ターキー | 37%以上 | 14%以上 | 350kcal |
ターキー(7歳以上用) | 37%以上 | 12%以上 | 340kcal |
フィッシュ | 37%以上 | 14%以上 | 350kcal |
どれも栄養成分値が揃えられているため、フードローテーションがしやすくなっています。全体的にタンパク質が高めです。
ラムとターキーには、脂質とカロリーが抑えられた7歳以上用があります。
さらに以下では「ラム」「ターキー」「フィッシュ」に使われている主要タンパク源の特徴をまとめてみました。
ラム | ラム肉は他の肉種よりも赤みが多く、高タンパクで低カロリー。コレステロール値も魚肉並みに低く、ビタミンA群やB群、鉄分や身体を活性化するカルニチンが豊富に含まれている。 |
ターキー | ターキーは低脂肪で消化が良く、ヘルシーな食材として親しまれている。チキンよりも脂肪分が少なく、亜鉛、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラル類を豊富が含まれている。 |
フィッシュ | サケ科の淡水魚「シナノユキマス(日本名)」を使用。良質なタンパク質が豊富なうえに、オメガ3脂肪酸がサーモンの3倍も含まれている。 |
愛犬に食物アレルギーなどがなければ、3種類を定期的にローテーションしてみるといいでしょう。
1つのフードに固定するよりも、いろんな食材から栄養が摂れるのでおすすめです。
リガロドッグフードのQ&A
リガロドッグフードにお試しサンプルはある?
公式サイトから無料でサンプルを取り寄せできますので、申し込んだことがなければぜひ利用してみるといいでしょう。
リガロドッグフード正規品の取扱店や販売店は?
販売店に関しては、公式サイトの「販売店一覧」を参考にしてみて下さい。
リガロドッグフードまとめ
- グレインフリーで穀物アレルギーに配慮。
- 第1主原料に生肉を使っていて消化の負担を軽減。
- 中国産原材料・合成保存料・着色料など不使用で、犬の健康が考えられている。
- 高タンパクで活動量の多い犬向き。
- 同じシリーズ内は動物性タンパク源以外の原材料や栄養成分値が似ており、フードローテーションしやすい。
- 無料サンプルがあり体質に合うか実物で試せる。
- 小粒サイズなので口の小さな犬でも食べやすい。
- 製造工場・調理法・衛生管理などの具体的な情報はなく気になる。
- 豆類や芋類でアレルギーが起きてしまう犬には注意が必要。
リガロは、グレインフリーなうえに中国産原料・合成保存料・着色料など不使用な部分は好感が持てました。高タンパクなので、活動量の多い犬には利用しやすいフードでしょう。
第1主原料は生肉を使用しているところからも、食材にこだわっているのがうかがえます。生肉なので消化の負担軽減にもなりますよ。
また、同じシリーズ内は栄養価や原材料が似ているため、フードローテーションもしやすいです。
ですが、製造工場・衛生管理などの具体的な情報はなく気になります。原料のラインナップや栄養値は良好なだけに、これらが開示されてないことにギャップを感じます。
フードについて調べて比較する飼い主さんが増えているためか、詳細情報を開示してる商品も出てきていますし、もう少し判断材料を提供してもらえると購入しやすいと思いました。
とはいっても、全体的には良いフードという印象です。合成添加物をなるべく避けたいと考えている、高タンパクフードを探しているなら一度合わせてみても良いでしょう。
リガロドッグフードの基本情報
内容量 | 900g、1.8kg、3.6kg、5.8kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 2,160円(900g) 3,888円(1.8kg) 7,398円(3.6kg) 11,340円(5.8kg) ※「フィッシュ」の楽天参考価格 |
正規輸入代理店 | 株式会社ライトハウス |
公式サイト | https://www.rigalo.jp/ |