アメリカの大手ペットフードメーカー、サンシャイン・ミルズ社によって開発された「プリンシプルナチュラル」。
公式サイトでは「安心安全」と大々的に謳っていますが、実際のところプリンシプルナチュラルの品質や安全性はどうなのでしょうか?
ここでは、プリンシプルナチュラルの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.8 |
栄養バランス | 4.1 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.7 |
コスト | 4.3 |
内容量 | 800g、2.4kg、9kg ※アダルトの場合 |
価格 | 1,265円(800g) 3,300円(2.4kg) 9,240円(9kg) ※Amazon参考価格 |
価格/日 | 89円 |
価格/kg | 1,027円 |
カロリー/100g | 407kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 良質鶏肉粉、ライス、コーン粗粉、コーン粉末 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 幼犬用/成犬用/シニア犬用 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、プリンシプルナチュラルをBランクと評価しました。
プリンシプルナチュラルに使われている原材料に不審なものはこれといってなく、着色料や安定剤などの化学物質を使わないとても良好なドッグフードです。
タンパク質や脂質も高すぎないので、日本で暮らす犬にも合わせやすいですね。
私が気になったのは、ライスやトウモロコシなどは遺伝子組み換え作物なのかそうじゃないのか?という点。
「安全」と謳うからには、鶏や仔羊などの飼育環境、作物の栽培環境などもしっかり開示していただきたいなと感じました。
目次
- 実際にプリンシプルナチュラルドッグフードを購入してみました!
- プリンシプルナチュラルドッグフードの原材料と安全性について評価!
- プリンシプルナチュラルドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
- 【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
- プリンシプルナチュラルドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
- プリンシプルナチュラルドッグフードは子犬やシニア犬に与えても大丈夫?
- プリンシプルナチュラルドッグフードの「プレミアムライト」で本当にダイエットできるの?
- プリンシプルナチュラルドッグフードのQ&A
- プリンシプルナチュラルドッグフードまとめ
- プリンシプルナチュラルドッグフードの基本情報
実際にプリンシプルナチュラルドッグフードを購入してみました!
それでは、購入したプリンシプルナチュラルを見ていきましょう!今回は「アダルト」800gを選びました。
裏側は上記画像のような感じです。与え方や給餌量などわかりやすく書かれており、賞味期限は下側の白文字部分にあります。
さっそく開けてみると、800gでもジッパーが付属していました。日々の準備もスムーズに行えます。
袋の中はこんな感じで、チキン系スナック菓子に近い香りがしました。香りの度合いはやや強め。ツンとするニオイはありません。
何粒か手に出してみました。少し油っぽい感触ですが、気になるほどではないです。
粒の大きさを確認するべく、1円玉と私がいつも愛犬に与えているモグワン、プリンシプルナチュラルを並べました。
プリンシプルナチュラルはコイン型で、直径約11×厚さ3〜5mmほど。モグワンと同じ小粒くらいの大きさでした。
プリンシプルナチュラルドッグフードの原材料と安全性について評価!
続いて、プリンシプルナチュラルの原材料と安全性についてです。ここでは「アダルト」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
プリンシプルナチュラルには、特に危険な原料はありませんでした。
・ビタミン類
塩化コリン、ビタミンE補給、ビタミンA補給、アスコルビン酸(ビタミンC源)、ビタミンD3補給、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、チアミン硝酸塩(ビタミンB1源)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6源)、リボフラビン補給、葉酸、ビオチン、ビタミンB12補給
・ミネラル類
多糖類海草灰亜鉛複合物、鉄、マンガン、銅、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、コバルト炭酸塩、亜セレン酸ナトリウム
粗タンパク質 | 24%以上 | オメガ6脂肪酸 | 2.2%以上 |
粗脂肪 | 15%以上 | オメガ3脂肪酸 | 0.3%以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 | 代謝エネルギー | 407kcal/100g |
水分 | 11%以下 |
プリンシプルナチュラルは、疑わしい添加物や避けたくなるような原料が含まれていない良好なドッグフードです。
まず、プリンシプルナチュラルの特徴を簡単にまとめてみました。
- 開発には動物栄養学博士が携わっている。
- 特Aランクの原材料を使用。
- 食材納入時に工場のサンシャイン栄養センター及び外部検査機関で厳密に検査。
- 天然風味は人間用の食用チキン・レバーから得たもの。
- 着色料や安定剤などの化学合成物質不使用。
- ミシシッピ州にあるサンシャイン・ミルズ社で製造。
原材料は特Aランクの物を使い、工場に納入された時点でサンシャイン・ミルズ社内にある栄養センターと外部検査機関で厳密な検査を受けているとのこと。
その検査に通過したものだけをペットフードに使用し、細菌・カビ・腐敗・重金属の汚染・異物の混入を防いでいます。
サンシャイン・ミルズ社はドッグフードのリコールを行なったことがあるためか、一層厳重に検査しているようですね。
天然風味に関しては、人間用の食用チキンとレバーから抽出したものです。こちらから質問しなくても、きちんと説明が添えてあるのは良心的ですね。
ここではプリンシプルナチュラルのアダルトをピックアップしていますが、穀物が体質に合わない子のためにグレインフリータイプもあるんです。
また、牛肉・大豆・小麦不使用のフードもあります。目的に合わせてフードのタイプが選べるのも、プリンシプルナチュラルのいいところだなと思いました。
ただ、私が気になったのは、ライスやトウモロコシなどの作物は遺伝子組み換えされたものなのか?という点です。
できれば遺伝子組み換え食品を避けたいと考える飼い主も少なくないので、この辺りの情報がしっかり開示されていると良かったなと感じます。
それと、鶏や仔羊などの飼育環境も同様でしょう。ホルモン剤や抗生物質などの使用があるのか、詳しい情報があればまた印象が変わります。
- 総合栄養食を必要としている犬。
- 穀物アレルギーがある犬(→グレインフリーシリーズ)。
- 着色料や安定剤などに敏感な犬。
- 室内で過ごすことが多い犬。
- お腹の調子が悪くなりやすい犬。
- 毛並み・毛艶が気になる犬。
- コスパの良いドッグフードを探している人。
- 愛犬に変な原料が入ったドッグフードを与えたくない人。
プリンシプルナチュラルは、不審な添加物や気がかりな化学物質もなく良好なドッグフードでしょう。
ただ、もう少し作物や鶏・仔羊などの飼育環境についての情報が多ければ、今よりもっと安心できるなとは思います。
プリンシプルナチュラルドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
プリンシプルナチュラルの口コミ・評判を調査しました。「良い口コミ」と「悪い口コミ」の2つに分けて、実際に利用した飼い主さんの声を集めています!
プリンシプルナチュラルドッグフードの良い口コミ
プリンシプルナチュラルドッグフードの悪い口コミ
プリンシプルナチュラルドッグフードの口コミ・評判まとめ
プリンシプルナチュラルの口コミを調査したところ、全体的な評判はいいものの、イマイチな評価も少なくないのかなと感じました。
良い評価に関しては「毛並みが良くなった」「安心できる」「食いつきがいい」といった内容が多かったです。値段が良心的との声もありました。
マイナス評価に関しては「品質に疑問を感じる」「うんちがやわらかくなった」「パッケージが違う」といった内容が多かったです。
また、アメリカの港湾ストライキが長引いて思うように入荷されていないといった裏事情も口コミから知ることができました。
アメリカ産のドッグフードは安定しないことで有名ではありますが、プリンシプルナチュラルもやはりその1つなのか?と感じさせる内容です。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | ||
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでプリンシプルナチュラルを買うのがもっとも安いのか?公式サイトと大手通販サイトであるAmazon・楽天の価格を比較してみました。
プリンシプルナチュラルドッグフードの価格はAmazonが安い!
調査の結果、プリンシプルナチュラルの価格はAmazonが一番安いことがわかりました。公式サイトでは販売されていません。
とはいっても、金額に大きな差があるわけではないため、内容量や送料によっては楽天が安い場合もあります。購入の際は色々なショップを見て周るのが良いでしょう。
プリンシプルナチュラルドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | プリンシプル ナチュラル (アダルト) |
---|---|---|
主原料 | 良質鶏肉粉 ライス コーン粗粉 |
|
穀物 | ライス コーン粗粉 コーン粉末 コーングルテンミール |
|
タンパク質 | 24%以上 | |
脂質 | 15%以上 | |
代謝エネルギー(100gあたり) | 407kcal | |
内容量 | 800g 2.4kg 9kg |
|
価格 | ||
当サイト評価 | Bランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとプリンシプルナチュラルには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
まず、モグワンとプリンシプルナチュラルは、どちらも安心して犬に食べさせられるドッグフードです。
でも、2つはコンセプトやフードの特徴が全く異なるため、どちらが犬にとって良いかという断定的なことは言えないなと感じました。
大まかな使い分けを述べるなら、モグワンはグレインフリーなのに対し、プリンシプルナチュラルはライスやトウモロコシなど複数の穀物が使われています。
穀物と相性が悪い場合や食物アレルギーが気になる場合はモグワンが向いているでしょう。問題なく穀類が食べられるなら、プリンシプルナチュラルを候補に入れても良いと思います。
「すべての犬にとってベストなドッグフードは〇〇」ということはなく、その時の愛犬の健康状態によって最適なフードが変わるんです。
ですので、日々の変化を見逃さないよう気をつけましょう。
プリンシプルナチュラルドッグフードは子犬やシニア犬に与えても大丈夫?
プリンシプルナチュラルのドッグフードには、パピー用とシニア用があります。
成長期であればプリンシプルナチュラルの「パピー」を、シニア期(7歳頃~)であれば「プレミアムシニア」を利用されるといいでしょう。
ただし、7歳を過ぎたからといって、絶対にプレミアムシニアへの切り替えが必要ではないので注意してください。
プレミアムシニアは粗タンパク質18%以上と低めなので、まだアクティブでハツラツとしていれば維持期(成犬用)を利用し給餌量を20~30%ほど減らすくらいでも良いと思います。
また、愛犬の健康状態が良好であれば、シニア期に入った頃は高タンパク・低脂肪・低カロリー食がおすすめです。
そして、10歳を過ぎた頃(消化機能が衰え始めてきた頃)からは、徐々に低タンパク・高カロリーの食事に切り替えるとスムーズですよ。
いきなり低タンパク食に切り替えると筋力の低下が心配ですから、筋肉量を適切に維持するためにもフードの切り替え方には注意しましょう。
プリンシプルナチュラルドッグフードの「プレミアムライト」で本当にダイエットできるの?
プリンシプルナチュラルの「プレミアムライト」は現在終売したものの、体重管理用ドッグフードでした。つまり肥満気味の成犬の体重を理想的に保つための特別療法食になります。
肥満気味の犬に合わせてタンパク質・繊維質・脂質などの量が調整されており、100gあたり309kcalとかなり低カロリーに仕上がっているのが特徴です。
よって、プレミアムライトを食べることで体重を調整しやすくなることは期待できるかもしれません。
しかしそれは、フードだけに頼らず運動もした場合の話なんです。
犬も人間同様、食事だけでダイエットさせようとするのは好ましくありません。食事だけに頼るとどうしても必要な栄養素まで削ることになりますから、逆に体へ悪影響なのです。
肥満気味の犬を健康的にダイエットさせたいなら、低脂肪・低カロリーを心がけ、その上で適度な運動量も取り入れるようにしましょう。
ちなみに、療法食を利用する際は、必ずかかりつけの獣医師に相談の上で与えてくださいね。
プリンシプルナチュラルドッグフードのQ&A
プリンシプルナチュラルドッグフードの正規品はどこで買えるの?
ただ、並行輸入品が紛れ込んでいるのも事実のようです。
並行輸入品のすべてが悪ではないのですが、何かあっても正規輸入代理店である株式会社ワイ・エス・エンタープライズは対応してくれません。
その辺りは自己責任で購入するようにしてください。
プリンシプルナチュラルドッグフードのお試しサンプルはある?
プリンシプルナチュラルドッグフードまとめ
- 最高品質である特Aランクの原材料を使い新鮮さを追求。
- 食材納入時に工場の栄養センター及び外部検査機関で厳密に検査し品質維持。
- 天然風味は人間用の食用チキン・レバーから得られているもので安心。
- 犬の健康に必要ない、安定剤・発色剤・硬化剤・膨張剤などの化学合成物質は不使用。
- タンパク質・脂質が高すぎず、日本で暮らす犬にも合わせやすい。
- グレインフリーや牛肉・大豆・小麦不使用などタイプの違う種類もあり選べる。
- 作物は遺伝子組み換えなのかや、鶏・仔羊などの飼育環境については不明。
- 犬の体質に穀類や卵が合わない場合は注意が必要。
プリンシプルナチュラルは、不審な原材料や安全とは言い難い化学物質を使わない点は好感が持てました。販売代理店のよくあるご質問ページで細かく答えているのも親切ですね。
原材料には最高品質の特Aランクを使用し、工場への納入時は外部検査機関による厳密な検査までされています。
犬の健康を第一に考え、安定剤・発色剤・硬化剤・膨張剤・表面処理剤・固定剤などの化学合成物は不使用です。
グレインフリーや牛肉・大豆・小麦不使用などタイプの違う種類もあるため、同ブランド内で選べる選択肢が広いのも良い点です。
でも、私は食の安全性も重視しているので、遺伝子組み換え作物を使用しているのか気になります。鶏・仔羊などの飼育環境も情報があれば安心ですが、これらは不明です。
安心・安全の線引きは、その人の感覚によって違うと思いますが、最近は詳細を開示しているフードもあります。せっかく良い部分が多いので、開示されたら利用しやすくなるでしょう。
また、穀物・卵が使われているため、食物アレルギーには注意が必要です。切り替え始めは、以前のフードに少しずつ混ぜ与え、よく様子を観察するのがおすすめですね。
プリンシプルナチュラルドッグフードの基本情報
内容量 | 800g、2.4kg、9kg ※アダルトの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,265円(800g) 3,300円(2.4kg) 9,240円(9kg) ※Amazon参考価格 |
正規輸入販売会社 | 株式会社ワイ・エス・エンタープライズ |
公式サイト | https://www.principle.co.jp/ |