普段どんなにかわいがっている犬でも、口臭が強いとつい息を止めたり顔をそむけたり…。もしかしたらこれまでのデンタルケアの方法を見直すときかもしれません。
愛犬の歯や口腔内の健康維持のためにも、よりよいケアをしていきたいですね。ただ、デンタルケアの重要性はなかなか犬自身に理解してもらえず、協力が得られないことも多いでしょう。
今回は、そんな悩み多き口臭対策を少しでも手軽に行えるようなアイテムを、グッズ・ドッグフード・サプリメントに分けて数多くご紹介します。
後半では口臭が発生する主な原因と、原因別の対策方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
犬の口臭対策アイテムは目的・方法に合わせて選ぶのがおすすめ!
犬の口臭対策アイテムには実にさまざまな種類があり、迷うことも多いと思います。
そこで、まず上記の3つの目的・方法の中から当てはまるものを絞って探すと、口臭対策アイテム選びがスムーズです。
特に飼い犬の口臭の原因が大まかにでも推測できている場合はおすすめです。
もし既にケアの方向性を心に決めているのなら、該当のところをすぐにクリックしてご覧ください。
3つの目的・方法をざっくり説明すると、
- グッズ:トラブルのある口の中を重点的にケアする方法
- ドッグフード:口に入る食べ物自体を良いものに切り替える方法
- サプリメント:主に内臓や消化の不調をケアしていく方法
となります。
ただ、グッズ・ドッグフード・サプリメントのどの方法も、複数の成分や方法を組み合わせているものが多いのも事実です。
飼い犬の性格や状態によっては、想定していたカテゴリのほかにより良いアイテムが見つかるかもしれません。
気になる場合は最初から1つずつチェックしてみてくださいね。
すべてのジャンルから犬の口臭対策に評判のよい商品50種類を比較!
今回犬の口臭対策アイテムを選ぶにあたっては、まずすべてのジャンルから評判のよいもの全50商品をピックアップしました。
当サイトで、通常ドッグフードを比較検討する上でも大事にしているのが安全性です。
口臭対策アイテムについても単に口臭ケアができればよいというものではなく、犬に安心して使えることも考慮に入れて、各商品を以下のような観点で検証しています。
口臭ケアに役立つ成分が配合されている
犬の口臭対策アイテムには、さまざまな成分が利用されています。
代表的なところでは、古くからニオイの悩みに用いられてきたナタマメやシソを始め、口腔内のトラブルにアプローチする大豆や海藻・卵由来の成分、乳酸菌や酵素など…。
最新の科学技術をもとに再生医療にも使われている成分が配合されているものもあります。
人間のような歯磨きがなかなか難しい犬だからこそ、使用されている成分は本当に多種多様です。
成分によって、歯周病菌を抑制するタイプや汚れを吸着するタイプ、洗い流すタイプなど作用も異なります。
どんな作用をするのかはもちろん、体に負担のない成分や無理なく取り入れられる成分であるかにも注目したいところです。
歯垢・歯石に対して物理的にアプローチできる
犬の歯垢や歯石に対しては、物理的なアプローチができるに越したことはありません。
犬の性格やトレーニングなどによって飼い主さんの手によるケアができるのなら、歯ブラシや指サックタイプ・シートタイプなどを使ってもよいでしょう。
食べる際に噛むことで歯の表面にアプローチするドッグフードやおやつなども開発されています。
犬の体の内側から消化をサポートしてくれる
犬の口臭は口の中のトラブルのほかに、体の内側の原因によって発生する場合もあります。
まず大きな病気が潜んでいないか確認しておくことが前提ですが、内臓の問題が関係している口臭には、消化をサポートしてくれるようなアイテムを選ぶのがおすすめです。
消化をサポートしてくれる成分として、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維などが配合されているものが役立つでしょう。
犬や飼い主さんに負担がかからず日常的に使いやすい
犬の口臭対策はたまに行えばよいというものではなく、日々継続していく必要があります。
そのため、日常的なケアアイテムとして使いやすいかどうかは重要です。犬にも飼い主さんにも負担がかからないアイテムや方法を選ばなければ、続けられない可能性もあるからです。
それぞれの犬や家庭で違ってくると思いますが、以下のような点が目安になるでしょう。
- 飼い犬が嫌がらない。
- 安心して与えることができる。
- 飼い主さんが続けやすい。
また、犬の精神面だけでなく、できるだけ身体にも負担のかからないものを使用していきたいですね。
原料や製造過程などに疑問があるものは安心して与えられるとは言えません。それに、犬のアレルゲンとなりやすい成分にも注意が必要です。
注意すべき添加物が含まれていない
安全性の目安の1つとなるのが、注意すべき添加物が使われていないか、ということです。
犬は、人間が行う歯磨きのように口に含んだものを吐いてくれるわけではありません。
口臭対策アイテム、特に主食として食べるドッグフードやサプリメントは、そのまま体の中に取り入れられる形です。
そのため、できるだけ化学合成保存料や人口着色料などの添加物のないものが理想です。
当サイトでこれらをチェックする基準はいつものドッグフード比較と変わりありません。
ドッグフードの比較についてはこちらをご覧ください。
ここまで説明してきた5つのポイントで各アイテムを検証し、3つの目的・方法に分けています。
ただ、3つのジャンルで口臭へのアプローチ方法や特徴はやや異なるため、各項目で特に重視したい選び方のポイントをあらためて簡単にご説明しています。
犬の口臭対策アイテムの種類の多さは、悩む飼い主さんの多さを表すとともに、口臭が強くなる原因が複数あることも示しています。
あらかじめ原因について知識を得ておきたい場合は、「飼い犬によって異なる!口臭が発生する4つの原因と対策方法!」からお読みください。
【グッズ】犬の口臭対策におすすめの商品15選
ではまず最初に、犬の口臭対策におすすめのグッズを紹介していきたいと思います。
【基本】犬の口臭対策グッズの選び方
- 口臭ケアに役立つ成分が配合されている。
- 歯垢・歯石に対して物理的にアプローチできる。
- 犬や飼い主さんに負担がかからず日常的に使いやすい。
犬の口臭対策に使えるグッズの選び方のポイントは3つ。
ただ、成分によるアプローチと物理的なアプローチを両立させるものは多くありません。例外はあるものの、どちらかに特化したものがほとんどです。
更に形状や使い方はかなり幅広いため、単純に並べて比較することが難しいものもあります。
なので、グッズを選ぶ際は、どちらのアプローチをしたいか、あるいは可能なのかを考えて的を絞るのがポイント。
その上で無理なく安心して使えるものや飼い主さん自身が続けやすそうなものを選ぶとよいでしょう。
犬の口臭対策に評判のいいグッズ30種類を徹底比較!
商品名 | アプローチの内容 | 安全性 | 使いやすさ |
---|---|---|---|
和の究み 歯みがきガム |
【成分】クロレラ、乾燥おから、オリゴ糖等 【物理的なアプローチ】歯磨きガム(米粉、豚皮等) |
||
らくらく歯みがきシート プレミアム |
【成分】グレープフルーツ種子エキス、洗浄剤、緑茶抽出液 【物理的なアプローチ】歯磨きシート(不織布(パルプ・レーヨン・融着繊維)) |
||
リデンタ ウォータープラス |
【成分】ハーブオイル ユッカ抽出物等 | ||
ペット歯ブラシTOY |
【物理的なアプローチ】歯磨き用おもちゃ(ABS樹脂、ナイロン等) | ||
オーラルピース フォーペット |
【成分】乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、ウメ果実エキス(清掃助剤)等 | ||
犬用デンタルガム オーラベット |
【成分】デルモピノール、銅クロロフィリンナトリウム等 【物理的なアプローチ】歯磨きガム(ゼラチン(豚由来)、小麦グルテン等) |
||
ファインペッツ オーラル・スキンケアジェル |
【成分】ラベンダー水、カキタンニン、ヒノキチオール等 | ||
ペッツルート 歯磨きジェル |
【成分】ラクトペルオキシダーゼ等 | ||
ペットキッス 指サック歯ブラシ |
【物理的なアプローチ】指サック型歯ブラシ | ||
PROBIO mist(プロバイオミスト) |
【成分】独自発酵善玉菌含有アルカリイオン水 | ||
泡雪-AWAYUKI- |
【物理的なアプローチ】歯ブラシ(ナノプラチナ粒子加工・極細毛ブラシ) | ||
ドクターデンタルワン |
【成分】卵黄粉末、シソエキス、ナタマメ種子エキス、スイゼンジノリ多糖体、没食子酸エビガロカテキン、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス等 | ||
ナノウェル・オーラルケア(愛犬用) |
【成分】大豆油脂肪酸、茶葉エキス等 | ||
KPS マウスクリーナー |
【成分】亜鉛等 | ||
犬口ケア 歯ブラシ |
【物理的なアプローチ】歯ブラシ(360°ブラシ) | ||
Dr.YUJIRO デンタルジェル |
【成分】GREENHAZE(木曽ひのき、紀州ひのき、青森ヒバ、秋田杉、クマザサ、黒松、赤松、エゾ松、クスノキ、ヨモギ、白樺、モミ、シソ、柿(枝葉)等 | ||
バイオクロロ |
【成分】銅クロロフィリンナトリウム | ||
ドクターワンデル |
【成分】ヒト脂肪幹細胞培養上清液、卵黄粉末、シソエキス、乳酸桿菌溶解質、スイゼンジノリ多糖体、ヒドロキシアパタイト等 【物理的なアプローチ】牛皮 |
||
犬口ケア ゆび歯ぶらし |
【物理的なアプローチ】歯磨き用サック(綿、ナイロン、ポリウレタン) | ||
デンタルスティック ナチュラル |
【物理的なアプローチ】歯磨きガム(牛皮) | ||
シグワン 歯ブラシ |
【物理的なアプローチ】歯ブラシ(超極細毛約2~3万本) | ||
アースリーフ デンタルジェル |
【成分】純植物性抗酸化水(アースリーフ)、ハイドロキシアパタイト、甘草エキス、クロロフィル | ||
オーガニックデンタルケアサック |
【物理的なアプローチ】歯磨き用サック(オーガニックコットン、ナイロン、アクリル、ポリウレタン) | ||
グリニーズプラス 口臭ケア |
【成分】スペアミント、ペパーミントフレーバー等 【物理的なアプローチ】歯磨きガム(小麦粉、小麦タンパク、ゼラチン(豚由来)等) |
||
ハーツ デンタル ボーン |
【物理的なアプローチ】歯磨き用おもちゃ(ナイロン、ポリウレタン、香料) | ||
ペディグリー デンタエックス |
【成分】緑茶抽出物、銅クロロフィル等 【物理的なアプローチ】歯磨きガム(とうもろこし、でん粉類等) |
||
C.E.T酵素入り歯みがきペースト |
【成分】グルコースオキシダーゼ、ラクトペルオキシダーゼ等 | ||
ペットキッス 歯みがきジェル |
【成分】ポリリジン、ポリリン酸Na、ピロリン酸Na等 | ||
犬用デンタルワイプ |
【成分】リンゴ酸、セイヨウハッカ油、スペアミント油 【物理的なアプローチ】円形コットンワイプ |
||
PAL&I 犬 口腔ケア ペースト |
【成分】パパイン、リパーゼ等 |
犬の口臭対策用に選ばれやすいグッズを比較してみて分かったのは、使い勝手にかなり差があるということ。
これは形状・方法が異なるため、やむを得ないことかもしれません。
既に歯磨きに慣れている犬であれば歯ブラシやサックなどでも利用しやすいですが、歯磨きが難しそうであればジェルや液体のものが良いでしょう。
ガムなどのおやつやおもちゃなども選択肢としてありますが、犬の噛み方次第というところもあり、ケアの内容としては不十分になりがちです。
丁寧なケアを追求するか使い勝手を優先するか、この辺りは犬の状態や飼い主さんの考え方によって変わってくると思います。
ただ、同じタイプのものを比較して、より工夫がされているもの・安全性が高いものを選ぶことは可能です。
犬に過度なストレスを与えるものではないか、不安を感じるような成分やアレルゲンとなり得る原料が含まれていないかをチェックするのは忘れないようにしたいですね。
それでは次に、ここでの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬の口臭対策におすすめのグッズ15選を紹介していきたいと思います。
【決定】犬の口臭対策におすすめのグッズ15選
価格 |
通常購入:7,980円 定期初回:2,980円 定期購入:4,980円 |
内容量 | ジェル1本(30g)+スティック1袋(15本) |
評価 | 5.0 |
価格 | 3,300円 |
内容量 | 80ml |
評価 | 4.5 |
価格 |
通常購入:7,678円 定期初回:3,828円 定期購入:4,928円 |
内容量 | 30g |
評価 | 4.5 |
価格 | 3,300円 |
内容量 | 20ml |
評価 | 4.5 |
価格 | 1,100円 |
内容量 | 30ml |
評価 | 4.5 |
価格 | 3,960円 |
内容量 | 30ml |
評価 | 4.5 |
価格 |
798円 ※Amazon参考価格 |
内容量 | 40ml |
評価 | 4.5 |
価格 |
2,090円(118ml) 3,190円(237ml) 5,720円(473ml) |
内容量 | 118ml、237ml、473ml |
評価 | 4.5 |
価格 |
S:779円(20本入)、880円(50本入) L:590円 ※Amazon参考価格 |
内容量 | S:20本入、50本入 L:10本入 |
評価 | 4.5 |
価格 |
通常購入:2434円(250ml)、3439円(400ml) 定期購入:2016円(250ml)、3210円(400ml) |
内容量 | 250ml、400ml |
評価 | 4.5 |
価格 |
通常購入:4,290円 定期購入:3,861円 |
内容量 | 30ml |
評価 | 4.0 |
価格 | 1,078円 |
内容量 | 1個 |
評価 | 4.0 |
価格 |
通常購入:2,950円 定期購入:2,950円(送料無料) |
内容量 | 60ml |
評価 | 4.0 |
価格 |
748円 ※Amazon参考価格 |
内容量 | 1本 |
評価 | 4.0 |
価格 | 2,585円 |
内容量 | 50g |
評価 | 4.0 |
迷ったらコレ!犬の口臭対策にドクターワンデルをおすすめする理由!
当サイトは特定のグッズを強くおすすめするつもりはありません。
ここはあくまでも私が選んだグッズとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜドクターワンデルを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。
- ジェルとスティックのWの効果が期待できる。
- ジェルには人間の再生医療に用いられている成分が配合されている。
- 人間用と同等の品質レベルで作られている。
- 犬に合わせてさまざまな与え方やケア方法が選べる。
- スティックはカツオ風味で犬が好みやすい。
- スティックの独自のカットで物理的なアプローチもできる。
- スティックはシニアや高齢犬にも与えやすい柔らかさ。
まずドクターワンデルで注目したいのは、「人間と同じレベルのものを」というコンセプトで選ばれている成分です。
「ヒト脂肪幹細胞培養上清液」は、人間の再生医療や美容の分野でも脚光を浴び、利用されているものです。
歯周トラブルの原因にアプローチする乳酸菌は、大学と共同開発されたものが配合されています。
品質はもちろん安全性においても、確かな管理や検査を行いながら製造されているので心強いですね。
また、リニューアルによって従来のジェルに新たなスティック「カンデル」が組み合わされました。
成分による作用だけでなく物理的な効果もプラスして期待できるようになっています。
ただし、牛や大豆・卵などアレルゲンとなり得る原材料も使用されているため、アレルギーが気になる犬に使いたい場合はチェックが必要でしょう。
特に問題がない場合は、日常的な口臭対策グッズとして、犬にも飼い主さんにもストレスをかけにくい商品だと思います。
【ドッグフード】犬の口臭対策におすすめの商品5選
次に、犬の口臭対策におすすめのドッグフードをご紹介していきましょう。
【基本】犬の口臭対策ドッグフードの選び方
- 口臭ケアに役立つよう工夫がされている。
- 日常的な主食として問題なく安全性が高い。
- 注意すべき添加物が含まれていない。
犬の口臭対策としてドッグフードを切り替える場合のポイントは上の3つです。
まずはドッグフードがどういったアプローチ内容で口臭ケアに役立つのかということをチェックしましょう。
ただ、ドッグフードは犬が毎日口にするもの。体に取り入れる分量として比重の大きいものです。
口臭対策の目的を重視するあまり、食べ物としての安全性を欠くようでは本末転倒となりかねません。
犬に安心して与えられる原材料や製造管理なのかどうか、これについても確認を忘れないことが大切です。
犬の口臭対策に評判のいいドッグフード10種類を徹底比較!
商品名 | アプローチの内容 | 安全性 | 添加物 |
---|---|---|---|
みらいのドッグフード長寿サポート |
【成分】グロビゲンPG乳酸菌群(フェカリス菌・FK-23等)、オリゴ糖、納豆菌 | ||
Dr.PRO デンタル&スキンケア |
【成分】モンモリロナイト、卵黄粉末(グロビゲン)、パパイヤ抽出物、ユッカ抽出物 【物理的なアプローチ】フード粒の形状 |
||
ロイヤルカナン ミニ デンタル ケア |
【成分】ポリリン酸ナトリウム 【物理的なアプローチ】フード粒の形状 |
||
KMT ブリスミックス |
【成分】ストレプトコッカス サリバリウス(口腔内善玉菌)、エンテロコッカスフェカリスEF2001 | ||
ファインペッツ極 |
【消化吸収率】87% | ||
プリスクリプション・ダイエット t/d |
【物理的なアプローチ】フード粒の形状 | ||
FORZA10 Oral active |
【成分】BioMOS(マンナンオリゴ糖)・FOS(フラクトオリゴ糖)・ユッカシジゲラ | ||
カナガンデンタル |
【成分】プロデン・プラークオフ(海藻) | ||
ビューティープロ 歯の健康 |
【成分】卵黄粉末(グロビゲンPG) 【物理的なアプローチ】フード粒の形状 |
||
クプレラ |
【成分】プロバイオティクス(好酸性乳酸桿菌、機能性酵母、陽性桿菌) |
犬の口臭対策用に選ばれやすいドッグフードを比較してみて、工夫されているケアの内容はさまざまだということが分かりました。
配合されている成分には、大きく分けて「ニオイ」「汚れ」「消化」にアプローチする種類があるので、ここに注目して目的に合ったものを選ぶとよいかもしれません。
また、物理的に歯垢を除去できるよう、粒の形状やサイズを一般的なドッグフードと変えているものも何点かあります。
犬の噛む力に問題がなければ、こういったドッグフードを選択することも可能です。
ただ、多くの飼い主さんにとって犬の口臭ケアの根本的な目的は、犬の健康維持ではないでしょうか。
そういった意味では一般的なドッグフードと同様、安全性や品質にも十分納得できるものを選んで、対策に使っていくのが良いと思います。
それでは次に、ここでの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬の口臭対策におすすめのドッグフード5選を紹介していきたいと思います。
【決定】犬の口臭対策におすすめのドッグフード5選
価格 |
通常購入:5,852円 定期購入:5,266円 |
内容量 | 2kg |
評価 | 5.0 |
価格 |
通常購入 5500円(1袋あたり) 定期購入 4400円(1kg×1袋) 7,260円(1kg×2袋) 10,560円(1kg×3袋) 19,800円(1kg×6袋) ※1kgにつき歯磨きパウダー1袋付 |
内容量 | 1kg |
評価 | 4.5 |
価格 |
2,400円(1kg) 5,700円(3㎏) 10,500円(6㎏) |
内容量 | 1kg、3kg、6kg |
評価 | 4.5 |
価格 |
1,161円(200g) 1,834円(700g) 4,125円(1.5kg) 14,260円(6kg) ※楽天参考価格 |
内容量 | 200g、700g、1.5kg、6kg ※プレミアム・ベニソンの場合 |
評価 | 4.0 |
価格 |
初回お試し:1,100円(1.5kg) 通常購入:5,806円~ 定期購入:5,806円~ |
内容量 | 1.5kg |
評価 | 4.0 |
迷ったらコレ!犬の口臭対策にカナガンデンタルをおすすめする理由!
当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。
ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜカナガンデンタルを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。
- 「プロデン・プラークオフ」の配合で口臭軽減に期待できる。
- プロデン・プラークオフは世界的に特許を取得している。
- プロデン・プラークオフは天然の海藻由来の成分。
- 品質が良い原材料だけが使用されている。
- 合成保存料・着色料・香料などが使用されていない。
- 消化に負担のかかりにくい原材料が用いられている。
- グレインフリー(穀物不使用)のドッグフード。
カナガンデンタルを高く評価した理由はいくつかありますが、まず第一には「プロデン・プラークオフ」が配合されている点です。
プロデン・プラークオフは継続して摂取することで体の内側から作用し、歯垢や口臭の軽減が期待できる成分です。
天然の海藻から作られるものなので、不安なく与えられるでしょう。
ただし、一定のヨウ素が含まれるため、甲状腺機能亢進症の犬や妊娠・授乳中の犬の場合は、ほかの口臭対策アイテムを検討してください。
また、単純に日々与えるドッグフードとしても品質が良好です。消化にも配慮されていること、品質レベルの高い原材料が使用されていることなどから信頼できます。
カナガンデンタルは、通常のカナガンより1,000円程度高い価格で設定されています。
ただ、同程度の品質のドッグフードにサプリメントをプラスすることを考えると、かえってお得に利用できる場合もあると思います。
飼い犬にアレルギーや妊娠、特定の疾患などの問題がなければ、一度相性を見てみると良いでしょう。
【サプリメント】犬の口臭対策におすすめの商品15選
今度は、犬の口臭対策におすすめのサプリメントをご紹介していきましょう。
【基本】犬の口臭対策サプリメントの選び方
- 口臭ケアに役立つ成分が配合されている。
- 犬の体の内側から消化をサポートしてくれる。
- 注意すべき添加物が含まれていない。
犬の口臭対策向けのサプリメントを選ぶ上でのポイントは上記の3つです。
サプリメントは体の中に取り入れることで作用するものが主であり、犬の歯垢や歯石などに物理的なアプローチをするものはありません。
したがって、サプリメントを比較する際は、主に成分を検討していくことになります。
どういった形で口臭ケアに役立つのか、使用されている成分の種類や役割をチェックしましょう。
注意すべき原料や添加物が含まれていないかを確認することも忘れないでください。
犬の口臭対策に評判のいいサプリメント10種類を徹底比較!
商品名 | 主な成分 | 安全性 | 添加物 |
---|---|---|---|
お口ピカピカ デンタルクリーン |
パパイヤ粉末、ナチュラルチーズ、乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌 | ||
ナチュラルハーベスト デオクリア10 |
天然樹木抽出物(松・杉・檜)、オオバコエキス、ビフィズス菌発酵生成物、スピルリナ、緑茶、シャンピニオンエキス | ||
ラブリービー |
乳酸菌、デキストリン、フルクトオリゴ糖 | ||
ロコミナ |
ナノ型乳酸菌nEF、有胞子性乳酸菌、ヤギミルク、フラクトオリゴ糖 | ||
キュアペット |
乳酸菌、クマザサ末、シャンピニオンエキス | ||
このこのふりかけ |
イソマルトオリゴ糖、リペチン含有卵黄粉末、乳酸菌殺菌粉末、なた豆茶粉末、ポリグルタミン酸 | ||
もぐもぐ ラクトフェリン |
キシロオリゴ糖粉末、プロポリスエキス末、ラクトフェリン濃縮物 | ||
プロデン デンタルケア |
天然の海藻(Ascophyllum nodosum)100% | ||
におワン |
リモナイト、DEOATAK(ゴボウ粉末・コーヒー生豆抽出物)、シャンピニオンエキス末、茶抽出物(カテキン30%) | ||
食べる歯みがき革命 |
プロポリス、青パパイヤ、水溶性食物繊維、天然酵素 |
犬の口臭対策用に選ばれやすいサプリメント10種類を見る限り、人工添加物はあまり使用されていないということが分かりました。
基本的に健康をサポートすることが目的のサプリメントだからでしょうか。ここはひとまず安心です。
配合されている成分は、「ニオイ」「汚れ」「消化」にアプローチする3種類と大きく分けることができます。
ニオイにアプローチする成分は植物由来のものが多く、卵黄粉末は汚れに、乳酸菌やオリゴ糖は消化に作用するものと考えると分かりやすいと思います。
その中でもサプリメントの場合は、消化にアプローチし体の内側から整えていくものが多いです。
メーカーの情報や成分内容を確認し、飼い犬の状態に合ったものを見極めることが悩み解消の早道でしょう。
それでは次に、ここでの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬の口臭対策におすすめのサプリメント5選を紹介していきたいと思います。
【決定】犬の口臭対策におすすめのサプリメント5選
価格 |
通常購入:3,850円 定期購入:3,278円 |
内容量 | 1袋(1.5g×30包) |
評価 | 5.0 |
価格 |
3,278円(30g) 4,972円(50g) 9,768円(100g) ※楽天参考価格 |
内容量 | 30g、50g、100g |
評価 | 4.5 |
価格 |
3,509円(90g) 6,611円(180g) |
内容量 | 90g、180g |
評価 | 4.5 |
価格 |
2,519円 ※楽天参考価格 |
内容量 | 40g |
評価 | 4.0 |
価格 |
通常購入:5,478円 定期初回:1,915円 定期購入:3,980円 |
内容量 | 15g(0.5g×30包) |
評価 | 4.0 |
迷ったらコレ!犬の口臭対策にこのこのふりかけをおすすめする理由!
当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。
ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜこのこのふりかけを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。
- ニオイの原因が特定できなくても使いやすい。
- 自然由来の原材料が使用されていて安心。
- 原材料は人間が食べられる品質のものを利用。
- 着色料・保存料・香料などの添加物はなし。
- 犬が好みやすい味にもこだわっている。
- 使いやすく保存性の高いアルミの個包装タイプ。
口臭対策向けのサプリメントの中でも、このこのふりかけは犬のニオイの原因によらず使いやすいタイプです。
使用されている成分は、腸内環境を整える乳酸菌や、口内の汚れにアプローチするグロビゲンPG、人間の口臭対策歯磨きにも利用されているナタマメなど。
こういった成分の内容を見ると、異なる複数の方向から犬の口臭の悩みを解消しようとするサプリメントであることが分かります。
また、すべての成分が自然由来のものであることや、人間が口にできる品質レベルのものが使用されていることで安心感を持って犬に与えられるでしょう。
保存料等は使用されていませんが、アルミ素材のパッケージで約1日分ずつ(小型・中型犬の場合)個包装されているため、品質は1年維持されます。
その分コストはかかりますが、飼い主さんの使いやすさの面でも個包装はありがたいですね。
飼い犬によって異なる!口臭が発生する4つの原因と対策方法!
口臭の原因 | 対策法 |
---|---|
①口の中のトラブル | グッズ・動物病院の診察 |
②内臓のトラブル | サプリ・動物病院の診察 |
③口の中の乾燥 | 水分補給の見直し |
④食べ物のニオイ | ドッグフード |
「犬の口臭の原因=口の中のトラブル」と思いがちですが、必ずしもそうではありません。
代表的な原因は4つ。愛犬の口臭がなぜ生じているのか原因をつきとめ、適切な対策方法を取るようにしましょう。
口の中のトラブルによる口臭の対策方法!
口臭の原因の多くが口の中のトラブルにあることは確かです。
人間と比べて犬の歯垢は歯石になるのが早く、歯石から歯周病へと悪化するケースも多く見られます。
歯に付着した歯垢や歯周病菌、それによる炎症や膿などがニオイを発生させる元です。
口臭の悪化を防ぐためにはグッズによるデンタルケアを習慣化するようにしましょう。日常的なケアを継続することが口臭対策にも健康維持のためにも大切です。
ただ、歯石が歯周ポケットの中にも形成されていたり、菌の感染や炎症が歯の奥まで進んでいたりすると二次疾患にもつながりかねません。
気になる場合は必ず動物病院で診てもらい、必要な治療を受けるようにしてください。
内臓のトラブルによる口臭の対策方法!
犬の口臭は、内臓のトラブルによって発生することも。犬の体の中でどんなトラブルが起こっているかによって、感じるニオイの種類は異なります。
- 酸っぱいニオイ・・・胃腸のトラブル
- アンモニアのようなニオイ・・・腎臓や肝臓のトラブル
- ウンチのようなニオイ・・・腸のトラブル
- 甘いニオイ・・・糖尿病
重大な疾患が隠れている場合もあるため、おかしいなと感じたらかかりつけの獣医さんに診てもらってください。
その上で、腸内環境の乱れが口臭につながっている場合は、サプリメントをプラスしてあげることが良い結果を生むかもしれません。
また、体全体の調子を整えていくには、これまでの食事を見直し、品質の良いドッグフードに切り替えていくことも検討すると良いでしょう。
口の中の乾燥による口臭の対策方法!
犬の口臭が強くなる原因の一つに、口の中の乾燥も挙げられます。水分不足により犬の唾液がねばつくと、ニオイを発生させやすくなるのです。
気温の高い時や風邪・鼻炎などの時、犬が口を開いて呼吸をすると水分は蒸発し乾燥しやすくなります。
季節や犬の体調などによって、与える水分量が不足していないか確認しましょう。新鮮な水を補給する回数や容器の置き場所などを増やしてみてください。
食べ物のニオイによる口臭の対策方法!
水分量の少ないドライフードであっても、時間の経過による劣化は避けられません。特に開封した後は空気に触れるため、次第に酸化していきます。
元の品質とは別物のドッグフードを食べることで、犬の口臭が強く感じられることもあります。
ドッグフードはある程度劣化していくことをふまえ、約1ヶ月程度で食べ切れるパッケージのものを購入するようにしましょう。
そして涼しい場所で保管し、開封口はそのつどしっかり閉めるようにしてください。
口臭対策を含め犬の健康維持を考えるなら、体質に合う消化性に優れたドッグフードを検討するのも良いと思います。
犬が歯磨きをさせてくれない!口臭ケアを嫌がる理由と対処の仕方!
飼い主さんがいくらデンタルケアをしたいと考えていても、犬自身は歯磨きを嫌がり、思うように進められないことも多いものです。
犬が嫌がる理由や対処法をご紹介します。
犬が歯磨きを嫌がるのは口まわりが敏感だから!
犬の歯磨きを行うためには、飼い主さんが口を開かせたりある程度固定させたりする必要があります。
ところが、もともと犬は口まわりが敏感。仲の良い飼い主さんの手であっても、口まわりを触られるのは苦手なのです。
また、飼い主さんが口臭ケアの必要性に迫られるのは、飼い犬がある程度成長してからではないでしょうか。
これまで経験のない歯磨きをいきなり本格的に始めると、犬の方ではイヤな気持ちにしかなりません。
歯磨きなどの口臭ケアを上手に進める方法!
なかなか歯磨きをさせてくれそうにない犬には、トレーニングを徐々に進めて慣れてもらう必要があります。
犬に無理をさせないよう、以下のような手順で少しずつ進めていきましょう。
- 犬を飼い主さんの膝の上に座らせ、両手で口まわりにタッチする。
- 手でタッチができたら、犬の唇をめくってみる。
- 指で犬の歯や歯ぐきに触れてマッサージする。
- 片手で犬の上顎をはさみ、もう片方の手の指で下顎を開かせる。
- 口を開かせた状態で、指で犬の歯や歯ぐきをマッサージする。
- 口を開かせた状態で、歯に歯ブラシを使う。
各ステップで犬が嫌がらずにできたら、必ず誉め言葉やごほうびのおやつをあげるようにします。
一気にチャレンジするのではなく、十分に慣れてから次のステップに進むようにしてくださいね。
犬に負担のかからないアイテムを選ぶのもおすすめ!
口臭対策を含め犬のデンタルケアは、歯ブラシなどによる物理的な歯垢の除去を行うのが何よりです。
とはいっても、犬の性格や年齢によって歯磨きチャレンジへの反応はさまざまだと思います。
特にこれまできちんとしたデンタルケアを実施してこなかった場合は、犬に慣れてもらうまでに飼い主さんの根気と時間が必要です。
もしチャレンジが順調に進まないのであれば、犬に負担のかからないグッズなどを利用するのも一つの手です。
口臭対策グッズはさまざまな工夫によって幅広い商品が開発されています。
形状によっては歯磨きと併用できるものもあるので、口臭ケアを兼ねながらトレーニングのステップに利用してみても良いかもしれません。
犬の口臭対策アイテムのまとめ
大切な犬と思う存分触れ合うためにも、口臭の悩みはすみやかに解決したいものですね。
口臭の原因は複数ありますが、歯周病や口のトラブルが気になる場合は犬の口臭ケアグッズを探してみると良いでしょう。
そして、そもそも日々与える食べ物を変えていきたいと考えるならドッグフードを、内臓や消化の調子を整えていくならサプリメントを選択肢に入れてみてください。
まず目的・方法を定めてから選ぶようにすると、適切なものを見つけやすいと思います。
犬の口臭をどうにかしたいと悩んでいる場合は、ぜひ犬の状態やライフスタイルに合ったものを利用してケアをしていきましょう。
ここまで読んで愛犬の口臭ケアの方向性が見えてきたのなら、あらためて気になるところに戻ってみてくださいね。