犬の餌におすすめな缶詰ドッグフード17選！選び方のコツや注意点は？

「缶詰のドッグフードは添加物が多くて安全ではない！」と思われやすいのですが、実はちゃんと探せば無添加で安全性の高い缶詰ドッグフードに出会うことができます。

ただ、缶詰ドッグフードはドライフードよりも選び方が非常に難しいです。とりあえず食べてくれるからこれ！という選び方は正直おすすめできません。

そこで今回は、安全な缶詰ドッグフードの選び方を5つのポイントでまとめてみました。その上で、本当におすすめできる缶詰ドッグフード17選を紹介していきたいと思います！

【基本】安全な無添加缶詰ドッグフードの選び方

まず初めに、安全な缶詰ドッグフードの選び方についてです。

この5つのポイントさえ抑えておけば、基本的に変な缶詰ドッグフードを買わずに済みます。ぜひ押さえておきましょう。

新鮮な動物性タンパク質が主原料である

缶詰のドッグフードを選ぶ時、まずチェックしておきたいのがメインの食材である主原料です。新鮮な肉や魚などの動物性タンパク質を使用しているものを選びましょう。

最低でも50％以上の割合で動物性タンパク質を使用しているものが好ましいです。原材料に〇％といった具体的な比率が書かれている方が、分かりやすくて良いと思います。

缶詰によっては「肉類（チキン・ビーフ等）」といった形で曖昧な表記をしているものもあるので、注意が必要です。

どんな肉や魚が入っているのか分からないと、アレルギーを起こした時の原因追及が難しくなります。

愛犬に安心して缶詰を与えられるよう、「原材料欄ができるだけ明確であること」を選ぶ際の指標の一つとして、覚えておきましょう。

質の良い食材を使用していて安全性が高い

愛犬の健康をサポートするためにも、質の良い食材を使用している缶詰を選びましょう。

例えば、質の良い食材の指標として注目したい一つのポイントは「ヒューマングレード」であるかどうかです。これは、人間が食べても大丈夫なレベルの食材を使用しているという事になります。

また、ドッグフード工場の品質管理に関しても、人間の食品と同じレベルで保たれている方が安心できるでしょう。

もちろん、その缶詰フードの情報がすべて分かるわけではありません。しかし少なくとも、目に見える情報だけでも安全だと確信できるものを選ぶ事をおすすめします。

消化を助けてくれる成分が入っている

犬の消化をサポートしてくれる成分が入っている缶詰ドッグフードを選ぶことをおすすめします。

基本的に缶詰のドッグフードはドライフードよりも消化性が高いです。ただ、そこにさらにプラスで消化に良い成分が入っていると、犬の腸内環境を整えるのに役立ちます。

犬の腸内環境を整えることは、免疫力の向上や涙やけの改善などに繋がると言われているので、要チェックポイントです。

一例として、よくドッグフードに入っている消化サポート成分をいくつか挙げてみました。

できれば、プロバイオティクスとプレバイオティクスが両方とも入っているフードが理想的です。原材料を見て、こういった成分が入っているのか確認してみましょう。

オメガ3脂肪酸源が配合されている

オメガ3脂肪酸とは、魚介類によく含まれている成分になります。DHA（ドコサヘキサエン酸）やEPA（エイコサペンタエン酸）と表記される事も多いので、覚えておきましょう。

オメガ3脂肪酸は、犬の皮膚や被毛の健康をサポートできる成分として知られています。体内で合成することができないので、毎日の食事から摂取する必要があるんです。

原材料欄を見て、こういった成分が入っているのかチェックしてみましょう。

ちなみに、亜麻仁油やエゴマ油などにはALAと呼ばれるオメガ3脂肪酸が含まれていますが、消化吸収性は魚系のDHAやEPAよりもやや劣ると言われています。

増粘剤や合成保存料などが無添加である

缶詰のようなウェットフードは水分の含有量が大きいため（60～87%の水分を含む）、腐敗しないよう保存料や防腐剤を用いる場合が多いです。

また、旨味を出すために甘味料や香料などが使用されている事も。さらに高水分中の余分な吸着水を固形化して容器内の遊離水を排除する目的で、ガムやゲル化剤が用いられる場合もあります。

安全な天然原料ならまだいいのですが、明らかに化学合成物質が使われている缶詰ドッグフードは避けるようにしましょう。着色料や発色剤が使われている商品も避けた方が無難です。

口コミで評判のいい人気の犬用缶詰フードを徹底比較！

以上の5つのポイントを踏まえて、ここでは口コミで評判のいい人気の缶詰ドッグフードを比較してみることにしました！

比較する項目は「主原料」「安全性の高さ」「消化サポート成分」「オメガ3脂肪酸源」「添加物（ビタミンとミネラルは除く）」の5つです。

評価項目	判定基準
	主原料であるタンパク質・炭水化物を調査。 点数の概要 原材料に高品質な食材が使用されている。【＋★0.1～1.0】 第一主原料が肉や魚などの動物性原料である。【＋★0.1～1.0】 動物性原料の割合がパーセンテージで明確に記載されている。【＋★0.1～1.0】 豆類・イモ類・精製していない穀類や雑穀類など、低GI食品が使用されている。【＋★0.1～1.0】 低温調理・フリーズドライなど、丁寧な調理など加工方法が工夫されている。【＋★0.1～1.0】 粗悪・曖昧な原材料が使用されている。【－★0.1～2.0】 アレルゲンとなりやすい食材が使用されている。【－★0.1～2.0】
	人間が食べられるレベルなのか、安全性に関する情報を記載しているのかという点を調査。 点数の概要 ヒューマングレードという表記がある。【＋★0.1～3.0】 原材料の生産地が明記されている。【＋★0.1～1.0】 製造工場の管理体制を開示している。【＋★0.1～1.0】
	腸内環境の健康をキープできるような、消化サポート成分が入っているかどうかを調査。 点数の概要 乳酸菌・オリゴ糖・ビール酵母などの、消化サポート成分が入っている。【＋★0.1～4.0】 消化サポートに関する明確な記載がある。【＋★0.1～1.0】
	オメガ3脂肪酸源となる食材・成分が含まれているかどうかを調査。 点数の概要 魚系のオイルや緑イ貝など（EPA・DHA）が使用されていて、オメガ3脂肪酸を摂取できる。【＋★0.1～3.0】 亜麻仁油やえごま油など（ALA）が使用されていて、オメガ3脂肪酸を摂取できる。【＋★0.1～1.0】 オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランス、もしくはオメガ3脂肪酸の割合が明確に記載されている。【＋★0.1～1.0】
	できれば避けておきたい添加物の有無を調査。 点数の概要 対象の添加物が入っている場合は減点していく。【－★0.1～5.0】

どういう基準でドッグフードを評価しているのか、上記の表にまとめてみたのでぜひご覧になって下さい。

こちらを踏まえた上で、人気の缶詰ドッグフード17種類を実際に比較してみました。

【犬の餌に安全でおすすめ】無添加缶詰ドッグフードランキング17選！

商品画像	商品名	主原料 （選び方①）	安全性 （選び方②）	消化サポート成分 （選び方③）	オメガ3脂肪酸源 （選び方④）	添加物 （選び方⑤）	原材料 （平均3.9）	栄養 バランス （平均4.2）	無添加 （平均4.6）	安全性 （平均3.8）	コスト （平均3.5）	内容量	価格	1日あたりの 価格	1日あたりの トッピング価格 （10％）	1kgあたりの 価格	100あたりの カロリー	目的	タイプ	対応年齢	原産国
	株式会社レティシアンカナガンウェット（缶詰）	骨抜きチキン生肉		プレバイオティクス （チコリー、バナナ）	緑イ⾙ サーモンオイル	なし	4.6 Top	4.4	5.0 Top	4.7 Top	3.2	400g	3,027円 （3缶）詳細	839円	84円	2,523円	約106kcal	主食として使用可能	ウェットフード	全年齢対応	イギリス
	株式会社 トランペッツジウィピーク ラム	ラム生肉・ラム内臓・魚介類		セレン酵母	ニュージーランド緑イ貝	なし	4.6 Top	4.5	5.0 Top	4.7 Top	3	390g	1,265円詳細	862円	86円	3,244円	132.5kcal	総合栄養食	ウエットフード	全年齢対応	ニュージーランド
	株式会社 K9ナチュラルジャパンk9ナチュラル	子羊肉・血（子羊） グリーントライプ（子羊）		セレン酵母	フラックスシードフレーク ホキ（白身魚）オイル ニュージーランド緑イ貝	なし	4.6 Top	4.3	5.0 Top	4.6 Top	1.5	170g	561円詳細	1,062円	106円	3,024円	100.2kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	ニュージーランド
	株式会社Tricco Internationalテラカニス クラシック（ラムとズッキーニ）	ラムの心臓と筋肉(35%) にんじん、ズッキーニ(13%)		ビール酵母	亜麻仁油	なし	4.6 Top	4.2	5.0 Top	4.3	0.5	400g	1,408円詳細	1,402円	140円	3,520円	88.4kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	ドイツ
	ニュートライプニュートライプ ピュア（グリーントライプ缶）	グリーンベニソントライプ ラムラング、サーモン		ドライイースト セレン酵母	サーモン 緑イ貝	なし	4.3	4.0	5.0 Top	4.5	0.1	185g	748円詳細	1,506円	151円	4,043円	94.5kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	ニュージーランド
	プレイアーデンプレイアーデン（100％有機チキン）	有機チキン 有機チキンその他の部位 （有機心臓・有機肺・有機肝臓・有機胃・有機首）		有機キクイモ	－	なし	4.3	4.0	5.0 Top	3.8	1.1	200g	748円詳細	1,291円	129円	3,740円	102kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢	ドイツ
	AATU（アートゥー）AATU（アートゥー）チキン缶詰	90% チキン（鶏肉 60%、鶏スープ 30%）		チコリ	－	なし	4.2	4.4	5.0 Top	3.9	3.9	400g	880円詳細	591円	59円	2,200円	131kcal	総合栄養食	ウェットフード	成犬用	ポーランド
	株式会社ケイエムテイアーテミス オソピュア（チキン缶）	チキン、チキンスープ、水 乾燥卵、オーシャンフィッシュ		酵母エキス	オーシャンフィッシュ	グァーガム	4.0	4.0	4.7 Top	4.0	3.7	340g	660円詳細	627円	63円	1,941円	109kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	カナダ
	株式会社イシイヤラー（ビーフチャンク缶）	鶏肉、牛肉、豚肉		－	－	カラギーナン	4.2	3.5	5.0 Top	4.6 Top	0.3	400g	1,210円詳細	1,204円	120円	2,840円	83kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	オランダ
	ジャーマンペット株式会社アニモンダ グランカルノ	牛肉（心臓、肉、肺 レバー、乳房、腎臓）		－	－	なし	4.1	3.8	5.0 Top	4.2	3.8	400g	891円詳細	653円	65円	2,228円	120kcal	総合栄養食	ウエットフード	成犬用	ドイツ
	有限会社アクシスナチュラルバランス（スウィートポテト＆ベニソン缶）	サツマイモ、ポテト 鹿肉の煮汁、鹿肉		－	メンハーデンフィッシュオイル	なし	4.0	3.9	4.7 Top	3.8	3.6	368g	770円詳細	638円	64円	1,902円	105kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	アメリカ
	コストコホールセールジャパン株式会社コストコ カークランド	ターキー ターキーブイヨン ベジタブルブイヨン		－	－	天然香料 寒天	3.4	4.3	4.7 Top	3.8	4.6 Top	374g	330円詳細	326円	33円	882円	376kcal	総合栄養食	ウェットフード	成犬用	アメリカ
	日本ヒルズ・コルゲート株式会社サイエンスダイエット（小型犬用アダルト）	ポーク、チキン、大麦 ビーフ、トウモロコシ		－	－	植物性油脂	3.0	2.8	2.2	3.6	3.0	200g	393円詳細	865円	1,965円	80kcal	総合栄養食	ウェットフード	1～6歳	チェコ
	デビフペット株式会社デビフ（ささみ＆レバーミンチ）	鶏肉、鶏ささみ、鶏レバー		－	EPA・DHA含有精製魚油	増粘安定剤 （増粘多糖類）	2.7	3.2	1.3	2.0	4.2	150g	179円詳細	400円	40円	1,193円	105kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	日本
	いなばペットフード株式会社いなば　とろみ	鶏肉（ささみ） 野菜 （人参・かぼちゃ・ グリンピース）		－	－	増粘剤 （加工でん粉） 増粘多糖類 紅麹色素 カロテノイド色素	0.9	3.1	0.0	0.7	2.0	80g	2,764円 （24個）詳細	1,013円	101円	1,440円	50kcal	総合栄養食	ウエットフード	成犬用	日本
	アイリスオーヤマ株式会社ヘルシーステップ（ビーフ）	肉類（鶏肉・牛肉） でん粉類		－	－	増粘安定剤 （カラギナン） 発色剤（亜硝酸Na）	1.0	2.7	0.1	0.5	5.0 Top	375g	200円詳細	198円	20円	533円	95kcal	総合栄養食	ウェットフード	全年齢対応	中国
	マースジャパン リミテッドペディグリー缶	肉類 （チキン・ビーフ等）		－	－	増粘多糖類 増粘安定剤 （アルギン酸Na） pH調整剤・着色料 （酸化鉄） 発色剤 （亜硝酸Na）	0.7	2.7	0.1	0.4	4.8 Top	400g	6,546円 （24缶）詳細	300円	30円	682円	80kcal	総合栄養食	ウエットフード	成犬用	タイ

続けて、この中でも特におすすめの商品を10個厳選しました。それぞれ詳しい情報をお伝えしていくので、順番にご覧ください。

カナガン ウェット

カナガン ウェットの特徴

カナガンウェットフードの原材料には、人間用食品と同等の基準が適用されています。主原料である「骨抜きチキンの生肉」を総量の65%とたっぷり使用しているのが特徴です。関節の健康をサポートするのに良い緑イ貝や、皮膚・被毛に良い成分である「オメガ3脂肪酸」を豊富に含むサーモンオイルが配合されています。

項目	詳細
原材料	4.6
栄養バランス	4.4
無添加	5.0
安全性	4.7
コスト	3.2
内容量	400g×3缶セット
価格(通常)	3,784円（1セット：400g×3缶）
価格(定期)	1〜2セット購入 3,405円 (10％OFF) 3〜5セット購入 3,216円 (15％OFF 送料無料) 6セット以上購入 3,027円 (20％OFF 送料無料)
価格/日	839円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	84円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	2,523円
カロリー/100g	約105.82kcal
目的	主食として使用可能
主原材料	⾻抜きチキン⽣⾁（65％）、サツマイモ、プレバイオティクス（チコリー、バナナ）
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	イギリス

編集部からのコメント

カナガンの原材料に使われる平飼いチキンは、化学薬品やホルモン剤投与を使用していません。その他の食材には有機野菜などが使われているので安心です。肉・野菜・魚介類のバランスが非常に良いと感じました。総合栄養食としてはもちろん、普段食べているドライフードにトッピングする方法もおすすめです。

カナガンの公式HPを見る

編集部の愛犬に与えた様子や、安全性をチェック！

ジウィピーク（ラム）

ジウィピークの特徴

ジウィピークは、自然放牧動物の生肉と内臓を92%とたっぷり使用した缶詰ドッグフードです。天然の生肉、内臓、魚介類にはほとんど手を加えていないため、加工段階で余計な添加物がプラスされている心配もありません。栄養価の高いトライプを配合した缶詰もあります。

項目	詳細
原材料	4.6
栄養バランス	4.5
無添加	5.0
安全性	4.7
コスト	3.0
内容量	170g、390g
価格	【170g】869円 【390g】1,265円
価格/日	862円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	86円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	3,244円
カロリー/100g	132.5kcal
目的	総合栄養食
主原材料	ラム生肉、ラムラング生肉、ラムキドニー生肉
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	ニュージーランド

編集部からのコメント

容量が大きめの安全な缶詰が欲しいという場合にもおすすめできるのが、このジウィピークの缶詰です。ラムの他にも、ビーフ・チキン・ベニソン等の単一タンパク源シリーズが揃っています。ペット先進国であるニュージーランド産というポイントも、高い評価に繋がりました。

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K9ナチュラル（チキン・フィースト）

K9ナチュラルの特徴

新鮮なニュージラーンドの鶏肉を、全体の90％以上使っているK9ナチュラルの缶詰。増粘剤や安定剤を一切使用していない安全性の高いドッグフードです。使用している缶には「BPA」という、人体への悪影響が指摘されている成分を含んでいません。

項目	詳細
原材料	4.6
栄養バランス	4.3
無添加	5.0
安全性	4.6
コスト	1.5
内容量	170g
価格	【1缶】564円 【1ケース(24缶)】12,342円
価格/日	1,062円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	106円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	3,024円
カロリー/100g	100.2kcal
目的	総合栄養食
主原材料	鶏肉90%以上
タイプ	ウエットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	ニュージーランド

編集部からのコメント

K9ナチュラルは、ペット先進国であるニュージラーンド産なので安心感があります。オメガ3脂肪酸源として、亜麻仁の実（ALA）や、ホキオイル・緑イ貝（DHA・EPA）が入っています。皮膚・被毛の健康をサポートしてあげたい場合にピッタリ合うでしょう。チキンの他にもラム、ビーフ、ホキ＆ビーフ、ラム＆キングサーモンといった種類があります。

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テラニカス クラシック（ラムとズッキーニ）

テラニカスの特徴

テラニカスのクラシックシリーズは、100％ヒューマングレードの食材を使用した質の高い缶詰ドッグフードです。単一タンパク質と、野菜・果物・ハーブなど20種類以上の食材がバランスよく配合されています。合成添加物は一切使用していません。

項目	詳細
原材料	4.6
栄養バランス	4.2
無添加	5.0
安全性	4.3
コスト	0.5
内容量	400g
価格	1,408円
価格/日	1,402円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	140円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	3,520円
カロリー/100g	88.4kcal
目的	総合栄養食
主原材料	ラムの心臓と筋肉(35%)、にんじん、ズッキーニ(13%)
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	ドイツ

編集部からのコメント

テラニカスの動物性タンパク源には、新鮮な筋肉や心臓・レバーなどの「品質の高い内臓」が含まれているので、栄養を余すことなく摂取できるというメリットがあります。グレインフリーではありませんが、キビを使用しているためグルテンフリーです。ラムの他にもビーフ・ターキーといった単一タンパク源の缶詰があるので、アレルギーがあるコにも合わせやすいでしょう。

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ニュートライプ ピュア（グリーントライプ缶）

ニュートライプの特徴

栄養価と嗜好性の高い「トライプ」を使用した缶詰タイプのドッグフードです。グルコサミン・コンドロイチンといった、骨・関節サポート成分もたっぷりと入っています。また、サーモンや緑イ貝などのオメガ3脂肪酸源も含まれているので、皮膚の健康を守りたい場合にもおすすめです。

項目	詳細
原材料	4.3
栄養バランス	4.0
無添加	5.0
安全性	4.5
コスト	0.1
内容量	185g
価格	748円
価格/日	1,506円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	151円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	4,043円
カロリー/100g	94.5kcal
目的	総合栄養食
主原材料	グリーンベニソントライプ、ラムラング、サーモン
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	ニュージーランド

編集部からのコメント

胃袋を4つ持つ動物が牧草を食べると胃袋が緑色になります。その胃袋は「グリーントライプ」と呼ばれ、消化途中の牧草・酵素・乳酸菌などといった犬にとって大切な成分がたくさん含まれているんです。人間からすると独特な強いニオイがしますが、犬にとっては大好物！好き嫌いがあるコや、食いつきが落ちてきたシニア犬にもピッタリ合うと思います。

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プレイアーデン（100％有機チキン）

プレイアーデンの特徴

プレイアーデンは、100%有機食材とヒューマングレイド素材のみを使用した缶詰ドッグフードです。農薬、化学肥料、保存料、抗生物質などは一切含まれていません。ドイツのBio認定機関「Biokreis（ビオクライス）」の審査に毎年合格しているウェットフードもあります。

項目	詳細
原材料	4.3
栄養バランス	4.0
無添加	5.0
安全性	3.8
コスト	1.1
内容量	200g
価格	748円
価格/日	1,291円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	129円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	3,740円
カロリー/100g	102kcal
目的	総合栄養食
主原材料	有機チキン 60%、有機チキンその他の部位 35%（有機心臓、有機肺、有機肝臓、有機胃、有機首）
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	ドイツ

編集部からのコメント

プレイアーデンの缶詰には4つのラインナップがあり、その上チキンやラムといったお肉以外に、鴨、馬肉、鱒、鹿肉、うさぎ肉などの珍しいタンパク源もあります。オーガニックにこだわりたい人や、愛犬のアレルギー対策を考えている人におすすめしたい商品です。

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AATU（アートゥー）チキン缶詰

AATU（アートゥー）の特徴

チキンを全体の90％とたっぷり使用している、AATU（アートゥー）チキン缶詰。残りの10％は野菜・果物・ハーブで構成されています。熱に弱い栄養素をできるだけ壊さないよう、真空加熱調理という特殊な方法で調理しているのも大きな特徴です。増粘剤・着色料は使用していません。

項目	詳細
原材料	4.2
栄養バランス	4.4
無添加	5.0
安全性	3.9
コスト	3.9
内容量	400g
価格	880円
価格/日	591円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	59円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	2,200円
カロリー/100g	131kcal
目的	総合栄養食
主原材料	90％チキン（鶏肉 60％、鶏スープ 30％）
タイプ	ウェットフード
対応年齢	成犬用
原産国	ポーランド

編集部からのコメント

AATU（アートゥー）はグレインフリー・グルテンフリーの缶詰なので、穀物アレルギー持ちのコでもチャレンジしやすいです。チキン以外にも6種類のタンパク源シリーズがあるので、フードローテーションをしたい場合にも向いています。また、グルコサミン・コンドロイチンといった骨に良い成分が入っているものポイントが高いです。

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アーテミス オソピュア（チキン缶）

アーテミス オソピュアの特徴

犬の専門雑誌「ホールドッグジャーナル」で、最高級品質と評価され続けているアーテミス社のドッグフード。オソピュアは、白米・小麦・トウモロコシはもちろん、米・麦類を一切使用しないグレインフリー仕様になっています。子犬から老犬まで、安心して与えることが出来るでしょう。

項目	詳細
原材料	4.0
栄養バランス	4.0
無添加	4.7
安全性	4.0
コスト	3.7
内容量	340g
価格	660円
価格/日	627円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	63円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	1,941円
カロリー/100g	109kcal
目的	総合栄養食
主原材料	チキン、チキンスープ、水、乾燥卵、オーシャンフィッシュ
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	カナダ

編集部からのコメント

オソピュアの缶詰はグレインフリー＋タンパク源が2～3種類なので、アレルギー持ちのコでも試しやすいと思いました。チキンの他にもラム、ターキー＆サーモン、ダックといった種類があります。増粘剤としてグァーガムが入っていますが、こちらは安全性が高いと言われているので、そこまで気にする必要はないというのが私の意見です。

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ヤラーオーガニック（ビーフチャンク缶）

ヤラーオーガニックの特徴

ヤラーオーガニックのビーフチャンク缶には、オーガニックのチキンやビーフ等のお肉がゴロゴロと入っています。原材料のオーガニック認証率は100%（EKO認証）です。製造工程や工場内部も公開しているため、品質管理やトレーサビリティが確保されており、安心感があります。

項目	詳細
原材料	4.2
栄養バランス	3.5
無添加	5.0
安全性	4.6
コスト	0.3
内容量	405g
価格	【通常】1,210円 【定期】1,150円
価格/日	1,204円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	120円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	2,840円
カロリー/100g	83kcal
目的	総合栄養食
主原材料	鶏肉*、牛肉*、豚肉* * = オーガニック認証
タイプ	ウェットフード
対応年齢	全年齢対応
原産国	オランダ

編集部からのコメント

ヤラーのように、4つ（EU・オランダ・フランス・ドイツ）のオーガニック認定を取得しているドッグフードは珍しいです。値段を惜しまずオーガニックにこだわりたい場合はおすすめできます。ただ原材料がシンプルすぎるので、もう少し健康サポート成分が入っていれば良いのになと個人的には感じました。

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アニモンダ「グランカルノ」

アニモンダ「グランカルノ」の特徴

アニモンダ「グランカルノ」シリーズは、犬本来の食事を再現した缶詰ドッグフードです。心臓、肺、肉、肝臓などの新鮮な肉をたっぷり使っているので、栄養を余す事なく摂取できます。残りは必須ミネラルとビタミンが必要量付加されたのみの、シンプルなレシピです。

項目	詳細
原材料	4.1
栄養バランス	3.8
無添加	5.0
安全性	4.2
コスト	3.8
内容量	400g
価格	891円
価格/日	653円 ※100％メインの食事にする場合
トッピング する場合/日	65円 ※1日に必要な摂取カロリーの10％をウェットフードに置き換える場合
価格/kg	2,228円
カロリー/100g	120kcal
目的	総合栄養食
主原材料	牛肉（心臓、肉、肺、レバー、乳房、腎臓）
タイプ	ウエットフード
対応年齢	成犬用
原産国	ドイツ

編集部からのコメント

アニモンダはもともと信頼性の高いドイツ産ドッグフードとして親しまれているのですが、やはりウェットフードも非常に素晴らしい中身となっています。とにかくいろんな部位のお肉から栄養素を摂らせてあげたいと考えるのであれば、アニモンダのような缶詰がおすすめです。

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迷ったらコレ！缶詰ドッグフードにカナガンウェットをおすすめする理由！

当サイトは特定の缶詰ドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだ缶詰ドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜカナガンウェットを選んだのか？その理由を簡単にまとめてみました。

カナガンの缶詰は、品質管理が徹底されたドイツの工場で作られています。

ドイツと言えば、ペットに与える食事についてはとても厳しい国でも有名ですよね。人間も食べられる食材を原材料に使うことが法律で定められていますから、そういった意味でもドイツで作られたペットフードなら基本的に安心できます。

また、食べるサプリメントと言われるほど栄養が豊富な「緑イ貝」が含まれているのも注目ポイントです。シニア犬や関節トラブルを抱えやすいコを飼っている方には、嬉しい缶詰と言えるでしょう。

ちなみに、カナガンは総合栄養食（これと水だけで犬が生きていける食事）になります。ただ、ウェットフードのみを食べ続けると、犬の健康にとって大事な「噛む力」を失う事に繋がるんです。

なので特別な事情がない限りは、ドライフードも食べつつウェットフードを取り入れる形が良いと思います。このような形でドライフードのトッピングとして使用する方法もおすすめです。

私の愛犬もカナガンウェットが大好きです。ただ、一度に与える事はさすがに難しいので、小分けにして冷凍保存しています。

缶詰フードはコスパが悪くなりがちですが、この方法なら経済的に続けることが可能です。自然解凍・電子レンジ・お湯で解凍、どんな方法でも今のところ食いつきに変わりはありません。

安全で質の良い缶詰ドッグフードならどれがいいかな？と迷ったら、肉・野菜・果物・魚介類・ハーブをバランスよく取り入れたカナガンの缶詰を試してみることをおすすめします。

子犬はいつから缶詰を食べるのがおすすめ？

「全年齢対応」や「子犬用」と記載がある缶詰ドッグフードであれば、生後2～3ヶ月で乳歯が生えそろう頃あたりから缶詰ドッグフードを与えることができます。

これよりも若い月齢の子犬の場合は「離乳食用」と書かれている缶詰ドッグフードがおすすめです。離乳食用であれば、より消化に優しいレシピになっています。

一般的に子犬をお家に迎え入れる時期は、生後8〜10週以降が多いでしょう。その頃はドライフードを食べ始めるタイミングですが、まだ噛む力が鍛えられていない時期でもあります。

ドライフードをふやかして与える方法はもちろん、ドライフードに缶詰ドッグフードをトッピングして、食べやすいようにサポートしてあげるのも良いでしょう。

子犬のご飯の与え方について不安がある場合は、獣医師の先生からアドバイスを受ける事をおすすめします。また、使用する缶詰ドッグフードの会社に「子犬が食べても問題ありませんか？」と、念のために質問しておくのも良いでしょう。

シニア犬（老犬）には缶詰ドッグフードを食べさせた方がいいの？

よく「シニア犬は柔らかいものを食べさせた方がいいんですよね？」という質問を受けます。

これに対しての答えは個体差によって異なるため、必ずしもシニア犬だから缶詰ドッグフードを食べさせた方がいいという決まりはありません。

ただ、愛犬が以下の悩みを抱えているようであれば、ドライフードよりも水分を多く含んだウェットフードや手作り食に切り替えた方がいいでしょう。

愛犬がすでに高齢期に入っている人はなんとなく想像つきやすいかと思いますが、やはり犬も人間と同じで、加齢とともに今まで食べれたものが食べれなくなったり、あるいは思うように噛めなくなることが出てきます。

その変化に気づかず、ずっとカリカリのドライフードだけをあげていると、愛犬にとって負担となることもあるので注意しましょう。

必ずしもドライフードを与えればいいというものではなく、だからと言って、必ずしもウェットフードだけを食べさせればいいというものでもありません。

大切なのは、愛犬の生理状態や健康状態に合わせて、愛犬に合ったタイプのご飯を用意して楽しく食事をしてもらうことです。

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高級な缶詰ドッグフードほど安全性が高いの？

値段が高い缶詰ドッグフードほど、増粘剤や増粘多糖類をはじめとする「注意すべき添加物」が入っていない商品が多いです。

もちろんすべてがそうだとは限りませんが、安全性が担保されている可能性が高い傾向にある事は間違いないと思います。

安全性を一番に優先したいのであれば、高級とまではいかなくても「値段の高さ」を一つの基準にしてみるのも良いかもしれません。

もちろん、安全性をご自身の目で確かめることも大事なので、原材料欄をしっかりとチェックしておきましょう。

ドライフードと缶詰ドッグフードを混ぜる場合、量はどうすれば良い？

ドライフードと缶詰を混ぜて使いたいとお考えの方は、上記の計算ツールを使って1日に必要なドッグフードの量を算出してみて下さい。

ドライフードと缶詰、どちらも計算します。下記の比率を参考にして、2つのドッグフードの量を割り出してみましょう。

ドライと缶詰の比率と、おすすめのシチュエーションについてまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さいね。

基本的に、缶詰ドッグフードの方がドライフードよりも低カロリーです。なので、比率が例え50％：50％だとしても、缶詰フードのグラム数の方が大きくなります。

そういった細かい点も含めて、愛犬に与えるドッグフードのバランスを考えてみましょう。

犬は総合栄養食の缶詰ドッグフードだけでも生きていける？

「このドッグフードと水だけで生きていける」という基準をクリアしないと、総合栄養食と表記することができません。

なので、理論的に言うと総合栄養食の缶詰フードだけで生きていくことは可能だと言えます。

しかし、犬にとって「噛む」という動作は健康を維持するために重要です。何か特別な事情が無いかぎりは、缶詰ドッグフードのみを与える方法はおすすめできません。

「食いつきが悪いから缶詰フードをトッピングしてみよう」「うんちが硬くなりすぎているから今日の夜ご飯は100％缶詰のみにしておこう」

こういった形で、臨機応変にドライフードと缶詰ドッグフードをうまく組み合わせながら、愛犬に与えるのが理想です。

おすすめの缶詰ドッグフードに関するQ&A

最後に、缶詰タイプでおすすめのドッグフードに関するよくあるQ&Aをまとめましたので、順番にご覧ください。

缶詰ドッグフード開封後の正しい保存方法は？

缶詰ドッグフードは水分の含有量がとても多いです。開封した後はすぐに使い切らないと、あっという間に腐敗してしまうため注意しましょう。

缶詰ドッグフードを開封した後の正しい保存方法は、中身を別の容器に移し替えて冷蔵庫で保管する方法です。

ただし、これもこれで1～2日で使い切らなければならないため、1日以上保管したい場合は冷凍保存されることをおすすめします。

もし冷凍保存する場合は、その都度食べる分だけを解凍できるよう小分けにしておくといいでしょう。あまり長期間保存しておくと冷凍庫の匂いなどが移るので注意して下さい。

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安全な缶詰ドッグフードならカナガンウェットがおすすめ！

愛犬に安心して与えられるおすすめの缶詰ドッグフードとして、今回はカナガンウェットをピックアップさせて頂きました。

ただし、カナガンウェットが必ずしもすべての犬に合うというわけではありません。あくまでも、犬の管理栄養士である私が選んだ一つの選択肢として、参考にして頂ければと思います。

カナガンウェットは原材料やレシピにこだわりがあるため、値段がやや高いのはデメリットと言えるかもしれません。

ただし缶詰のドッグフードは、何か特別な事情（歯が無くて噛めない・ドライフードを全く食べられない等）を除いて、毎日これだけを与えるという状況は考えづらいです。

例えば去勢済みの成犬（約5kg）が、ドライフードのトッピングとして毎日10％カナガンウェットを使用する場合、1日あたり84円という計算になります。

そう考えると、コスパはむしろ良い！というのが私の意見です。安心して愛犬に与えられる缶詰を探している場合は、ぜひ一度チェックしてみて下さいね。