「愛犬との暮らしをもっと快適にしたい!」こんなときに役立つツールの一つとして挙げられるのが犬用アプリです。
実際、他の飼い主さんの利用状況が気になったり、おすすめの使い方やアプリが知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は400名の飼い主さんを対象に、「犬用アプリの利用状況」についてアンケート調査を行いました。
どんなアプリが支持され、どんな機能が求められているのか――最後まで読むことで、愛犬との暮らしをより便利に楽しくするヒントが見えてきます。
【アンケート名】
・第1回:犬用アプリについて
・第2回:犬用アプリの利用状況と今後の期待について
【調査実施日】
・第1回:2025年8月26日~2025年8月27日
・第2回:2025年8月27日~2025年9月9日
【回答者数】
・第1回:犬の飼い主さん400名に対し、「犬用のアプリを使ったことがあるかどうか」を調査。
・第2回:第1回アンケートで「犬用のアプリを使ったことがある」と回答した145名を対象に、「犬用アプリの利用状況と今後の期待」について調査。(有効回答数:133名)
【調査方法】インターネット調査
【男性:270名】
- 20代:11名
- 30代:54名
- 40代:90名
- 50代:81名
- 60代以上:34名
【女性:130名】
- 20代:6名
- 30代:47名
- 40代:55名
- 50代:18名
- 60代以上:4名
目次
【犬用アプリ最新レポート】利用状況・おすすめ・欲しい機能まで徹底調査

犬用アプリを使ったことがない飼い主さんは6割超。ただし年齢別で見ると、20~30代では「よく使っている」が最多でした。
利用目的は健康や散歩の管理が中心で、食事や体調など日常のケアをスムーズに記録できる点が支持されています。
また、おすすめのアプリや今後欲しい機能についても質問しました。
それでは、アンケートの詳しい内容を見ていきましょう。
犬用アプリの未利用は6割超!それでも20~30代を中心に広がりの兆し
まずは、犬用アプリの使用状況について全体の比率を見てみましょう。
犬用アプリ「未経験」が6割以上、ただし潜在ニーズは確実にある

■ 犬用のアプリを使ったことがありますか?
(散歩ルートの記録、健康管理、ペット専用SNSなど、犬をはじめとするペット向けに開発されたアプリを指します。)
使ったことがなく今後も使う予定はない:32% (129人)
使ったことはないが興味はある:31% (126人)
よく使っている:21% (82人)
たまに使っている:16% (63人)
アンケートでは、犬用アプリを「使ったことがない」と答えた人が全体の6割以上という結果に。まだ多くの飼い主さんにとって身近な存在とは言えないようです。
しかし「使ったことはないが興味はある」という回答も3割ほどあり、潜在的な需要は決して小さくありません。
また「よく使っている」「たまに使っている」と答えた人を合わせると4割近くにのぼり、すでに一定の利用者層が存在していることも分かりました。
続けて、この利用状況に「年齢」がどのように影響しているのかを見てみましょう。
犬用アプリの利用は20~30代が中心!40代以降は利用率が低下

アプリの利用状況を考える上で、ポイントとなるのは「年齢」です。こちらの画像は、その結果を年齢別に分けてまとめたものになります。
予想どおり、若い世代ほど犬用アプリを活用している人が多く、20~30代の数値がその傾向をよく示しています。
一方で、40代以降は利用率が大きく下がっているのが特徴的でした。
さらに年齢が上がるにつれて「使ったことがなく今後も使う予定はない」と答える割合も増えていきます。
とはいえ「興味がある」と答えた層も一定数存在しており、今後は誰にでも分かりやすい操作性や便利な機能が整えば、利用の広がりが期待できそうです。
日常ケアを支える犬用アプリが主流!健康・散歩管理が上位に

■ 犬用アプリをどのような目的で利用していますか?
健康管理(食事・体重・トイレ記録など):90票
散歩・運動管理(散歩ルート・運動量の把握など):76票
記事・読み物系(ペットの健康・しつけ情報、コラムなど):59票
SNS・コミュニティ(写真・動画投稿やQ&Aなど):56票
動物病院・ペットホテル予約:39票
オンライン相談・獣医サービス:29票
EC連動・サブスク管理(フードやケア用品の購入):24票
その他:2票【内訳:金銭管理(1) / 見守り(1) 】
※複数回答
最も多かったのは「健康管理」の犬用アプリです。食事や体重、トイレなど日常のお世話を記録できる機能が圧倒的な支持を集めました。
次いで「散歩・運動管理」も高い票数を得ており、日常的な習慣をサポートする機能のニーズが強いことが分かります。
その後には「記事・読み物系」や「SNS・コミュニティ」といった、情報収集やエンタメ要素に関連する利用目的が続きました。
一方で「病院やペットホテルの予約」「オンライン相談」など専門的なサービスは、まだ一般的ではない様子です。
全体としては、日常的なケアや楽しさを支えるアプリが主流であり、医療や専門分野への活用はこれから広がりが期待されます。
飼い主が選んだおすすめ犬アプリ、ダントツの1位は「いぬのきもち」!

■ よく使っているおすすめの犬用アプリがあれば教えてください。
【1位】いぬのきもち:43票
【2位】ペットノート+:7票
【3位】Wan!Pass (ワンパス):5票
【4位】わんこと私:4票
【5位】Wanちゅ~るメーカー:2票
【5位以下の回答】わんわん日記(1) / 秘密(1) / ペット手帳(1) / ドコノコ(1) / オトとりっぷ(1) / うちの子手帳(1) / with my dog(1) / OTOMO(オトモ)(1) / onedog(ワンドッグ)(1) / Furbo(1) / EPARKペットライフ(1) / animo(1)※複数回答
他のアプリを併用している人も多い中で、「おすすめ」として名前が挙がったのは圧倒的にこのアプリ…そう、「いぬのきもち」です!
しつけや健康に役立つ専門記事が充実しているだけでなく、連載コラムも面白く、読み物としても飽きさせないのが人気の理由。
さらに「今日のお題」で愛犬の写真を投稿できたり、アンケートに答えたりなど、参加型コンテンツとしての楽しさもあります。
続く2位の「ペットノート+」は、家族と共有できるオールインワン型の健康管理アプリです。食事や体調の記録はもちろん、医療費や食費までまとめて管理できる優れもの。
また3位の「Wan!Pass (ワンパス)」は、ペット同伴可能施設を簡単に見つけられるアプリです。さらにワクチン証明をデジタルで登録し、QRコードで提示できるという画期的な仕組みも備えています。
犬用アプリをまだ試したことがない方は、まずはこの辺りから試してみるのが良いかもしれません。
飼い主さんが本音で答えた「欲しい犬用アプリ」アイデア集!
最後に、「犬用アプリにあったら便利だと思う機能やサービス」について聞いたところ、いろんな声が集まりました。カテゴリーに分けて、いくつかお伝えしていきたいと思います。
愛犬と通じ合いたい!コミュニケーション系アプリへの期待が多数
- 愛犬の状態がなんとなく分かる
- AIで愛犬の気持ちを読み取る
- 何を要求しているのか分かる
- 機嫌が分かる
- 愛犬と会話が出来る
- 犬語を翻訳する
- 愛犬と遊べる機能
アンケートでは「愛犬ともっとコミュニケーションを取りたい」という声がたくさん集まりました。
表情やしぐさから気持ちが正確に分かる機能があれば、もっとスムーズにやり取りできそうですよね。
また「犬語を翻訳して会話できたら面白い!」という夢のある意見も目立ちました。
もちろん、会話ができないからこその良さもあると思うんですが、「本音を言うと一度は会話してみたい」と思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
「写真で診断」「AI健康チェック」愛犬の医療系アプリに期待集中
- 写真を撮るだけで病気などが分かる
- 緊急時の対応を導いてくれるもの
- 夜中など緊急時の獣医紹介
- 病院に手軽に相談できる
- 薬の日アラート
- AIによる健康診断機能
- 健康データと病院連携
- 成長に合わせた健康アドバイス
「病気や健康に関する機能を備えたアプリが欲しい」という声が多く集まりました。
写真を撮るだけで病気を判定したり、夜間の緊急時にどう動けばいいかを導いてくれる仕組みがあれば、いざという時に安心ですよね。
また薬の飲み忘れを防ぐアラートや、かかりつけ病院とスムーズに連携できる、実用的な機能を望む方もいました。
さらにAI健康診断や成長に合わせたアドバイスなど、日常的なケアに役立つ提案も目立ち、病気予防の意識が高いことがうかがえます。
便・栄養・運動量まで!日々の健康をサポートする犬用アプリ
- 便の状態を見分けてくれる機能
- ペットフードの健康成分分析
- 体調によって食べるものを教えてくれる
- 運動量と食べ物の連動アプリ
- 食事の栄養計算
- 散歩データの解析
- 犬専用の万歩計
- 心拍数を測る
「日常の食事や体調を、手軽に管理できるアプリが欲しい」という声も多く見られました。
便の状態をチェックしたり、ペットフードの成分を分析して健康に役立てたいという意見が印象的です。
さらに、運動量に応じて食事内容を提案したり、栄養計算をしてくれる機能への期待も寄せられました。
犬専用の万歩計や心拍数の測定など、人間と同じように日々の健康管理をサポートしてほしいというニーズが強く感じられます。
カフェ・宿・ドッグラン!犬用アプリに施設情報を求める声も
- ドッグラン情報が分かる
- 犬と利用できる最寄の施設情報
- 犬と一緒に入れるカフェなどの紹介
- ペットと泊まれる宿の紹介
- 洗い場情報
アンケートでは「愛犬と一緒に利用できる施設情報が知りたい」という声も目立ちました。
ドッグランやカフェ、宿泊先、さらには洗い場まで、生活に役立つ情報へのニーズは高いようです。
こうした分野は、先ほどおすすめアプリとして名前が挙がった「Wan!Pass(ワンパス)」が特に力を入れているところ。まだダウンロードしていない方は試してみるのも良さそうです。
ただし、すべての施設が網羅されているわけではないため、今後はお店側が積極的にシステムへ参加していくことも課題と言えそうです。
こんな機能が欲しい!ユニークな犬用アプリのアイデアも
- 迷子犬追跡サービス
- 証明書類をデジタル化できる
- ドッグフードの最安値を検索してくれる
- ご飯の量を自動調整して、そのまま与えてくれる
- お留守番の際に役立つ機能
その他にも「迷子犬の追跡」や「証明書のデジタル化」など、実生活に直結する便利機能を求める声も挙がりました。
さらに、ご飯の量を自動で調整して与える仕組みや、ドッグフードの最安値検索といったアイデアもユニークです。
お留守番のサポートなど、忙しい飼い主さんの負担を減らすアプリへの期待も強く感じられました。
もっと便利に、もっと楽しく!犬用アプリが変える愛犬との毎日
犬用アプリは未利用が6割を超えるものの、20~30代では利用の広がりを見せています。
利用目的は「健康・散歩管理」が中心で、日常のケアを支える役割が目立ちました。
また、おすすめアプリ1位は「いぬのきもち」です。さらに今後は、会話やAI診断など多彩な機能への期待も寄せられています。
愛犬との暮らしをもっと便利で楽しくするアプリは、これからますます進化していくはずです。
【アンケート名】
・第1回:犬用アプリについて
・第2回:犬用アプリの利用状況と今後の期待について
【調査実施日】
・第1回:2025年8月26日~2025年8月27日
・第2回:2025年8月27日~2025年9月9日
【回答者数】
・第1回:犬の飼い主さん400名に対し、「犬用のアプリを使ったことがあるかどうか」を調査。
・第2回:第1回アンケートで「犬用のアプリを使ったことがある」と回答した145名を対象に、「犬用アプリの利用状況と今後の期待」について調査。(有効回答数:133名)
【調査方法】インターネット調査
【男性:270名】
- 20代:11名
- 30代:54名
- 40代:90名
- 50代:81名
- 60代以上:34名
【女性:130名】
- 20代:6名
- 30代:47名
- 40代:55名
- 50代:18名
- 60代以上:4名



























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