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柴犬の食物アレルギー対策にいい餌は?おすすめドッグフード3選!

柴犬が抱えやすいアレルギーのひとつに食物アレルギーがあります。これはどの犬種でも起こりうるアレルギーですが、とくに柴犬をはじめとする日本犬に多く見られます。

私も実際に「柴犬のアレルギーにどんなドッグフードを選べばいいですか?」とよく相談を受けるので、今回はそんな悩みに応えるべく、柴犬の食物アレルギー対策に役立つドッグフードの選び方とおすすめ3選を紹介したいと思います。

個体によってアレルゲンが異なるため、この記事で紹介するドッグフードはすべての柴犬に適しているとは限りません。あくまでも参考として役に立てていただけたら幸いです。

柴犬に多い「食物アレルギー」の原因は何?

食物アレルギーは、特定の食べ物に含まれるアレルゲン(主にタンパク質)に免疫機能が過剰に反応してさまざまな症状を起こすアレルギーです。

免疫機能や消化機能が正常だとアレルギー反応を起こしにくく、これらの機能に何かしら問題があると、消化吸収された栄養素を「害」と反応してアレルギー症状を引き起こします。

食物アレルギーはどんな犬種にも起こりうるアレルギーであり、決して珍しいものではありません。

柴犬はもともと皮膚が弱くアレルギー体質の子が多いことから、他の犬種よりも発症やすい傾向にあると言われています。

【基本】柴犬の食物アレルギー対策にいいドッグフードの選び方

柴犬の食物アレルギーを効率よく対策するためには、まず以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 単一タンパク源である。
  2. アレルゲンとなりやすい食品が使われていない。
  3. 原材料がシンプルである。
  4. 注意すべき成分が無添加である。

食物アレルギーのある柴犬に、読むのが億劫になるほど原材料が多く含まれているドッグフードを食べさせるのは良い対策にはなりません。

なるべくシンプルで、できる限り手作りレシピに近いドッグフードを選んであげましょう。じゃないと、何の食品に反応しているのか分からなくなります。

この4つのポイントについては、以下の記事で深く掘り下げています。ぜひ参考にしてみて下さい。

柴犬の食物アレルギー対策に人気のドッグフード10種類を比較!

以上の4つのポイントを踏まえて、ここでは柴犬の食物アレルギー対策に選ばれやすい人気のドッグフード10種を比較してみることにしました。

比較する項目は「タンパク源」「注意すべき成分が無添加であるか?」「アレルギーに配慮しているか?(以下、備考)」の3つです。

商品画像 商品名 タンパク源
(選び方①)
添加物
(選び方②)
備考
(選び方③)
原材料
(平均3.9)
栄養
バランス
(平均4.2)
原材料
(平均4.6)
安全性
(平均3.8)
コスト
(平均3.5)
内容量 価格 1日あたりの
価格
1kgあたりの
価格
100あたりの
カロリー
目的 タイプ 対応年齢 原産国 サポート 特徴
株式会社トランペッツアカナ(パシフィックピルチャード) イワシ 穀物・グルテン
鶏肉・牛肉・豚肉
卵・乳製品
ポテト不使用
5.0
Top
4.0 5.0
Top
4.3 3.7 2kg 4,530円詳細 174円 1,733円 351kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 カナダ 涙やけ/アレルギー対策 グレインフリー/無添加/
ヒューマングレード
株式会社レティシアンアランズナチュラルドッグフード・ラム ラム肉・玄米
全粒大麦
全粒オーツ麦
小麦・大豆・乳製品
とうもろこし
鶏肉・牛肉
豚肉不使用
4.6 4.3 5.0
Top
4.7
Top
4.0 2kg 4,030円詳細 207円 2,015円 342kcal 主食 ドライフード 全年齢対応 イギリス アレルギー対策/低脂肪/
美容維持
香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社 アニマルライフ研究所Dr.ケアワン 鶏肉
大麦・玄米
むらさき芋
小麦・大豆・乳製品
とうもろこし
牛肉・豚肉不使用
4.5 4.2 5.0
Top
4.5
Top
2.1 1kg 2,728円詳細 322円 3,179円 354kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 日本 涙やけ/関節の健康維持/
お腹のケア
無添加/ヒューマングレード
マーケティングパートナー株式会社(POCHI TOKYO)POCHIザ・ドッグフード(ワイルドサーモン) サーモン
フィッシュペプチド
(タラ・ニシン
スズキ)
スイートポテト
穀物・グルテン
ポテト・チキン
ビーフ・卵・乳製品
レンダードプロダクツ
不使用
4.4 4.3 5.0
Top
4.6
Top
4.5 1kg 1,750円詳細 177円 1,583円 315kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 オランダ 特になし グレインフリー/グルテンフリー/
無添加/ヒューマングレード
株式会社 グッドスマイルインターナショナルフィッシュ4ドッグ「ファイネスト」 サーモン・ポテト 穀物・グルテン
チキン・ビーフ・卵
乳製品不使用
4.6 4.3 5.0
Top
4.6
Top
3.7 1.5kg 3,993円詳細 145円 1,513円 367.3kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 イギリス 消化サポート グレインフリー/グルテンフリー/
無添加/ヒューマングレード
株式会社 利他フーズ馬肉自然づくり 馬肉・鶏肉・玄米
大麦・ハト麦・卵
とうもろこし
大豆・ポテト
牛肉・豚肉不使用
4.4 3.7 5.0
Top
4.5
Top
2.9 1kg 2,970円詳細 262円 2,970円 399kcal 一般食 ドライフード 成犬〜シニア犬 日本 涙やけ/皮膚・被毛トラブル/
体重管理/アレルギー対策
無添加/ヒューマングレード
株式会社プラン・ドゥネイチャーズバラエティ(インスティンクトLID ラム) ラム肉・タピオカ 穀物
グルテン・ポテト
鶏肉・牛肉・豚肉・魚
卵・乳製品不使用
4.5 3.9 4.9
Top
4.5
Top
3.2 1.8kg 4,968円詳細 246円 2,760円 395kcal 総合栄養食 ドライフード/
ウェットフード
全年齢対応 アメリカ 特になし 記載なし
マースジャパンリミテッドナチュラルチョイス(鹿肉&玄米) 鹿肉・玄米
オートミール
ポテト・鶏肉・牛肉
豚肉不使用
3.9 4.1 4.9
Top
4.0 4.4 3kg 3,513円詳細 137円 1,367円 365kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用
シニア犬用
アメリカ 消化吸収/アレルギー/
腸内環境
無添加
ブルーバッファロー・ジャパン株式会社ブルー(成犬用 フィッシュ&玄米レシピ) 白身魚・ニシン
玄米・大麦
オートミール
チキン・馬鈴薯
サツマイモ
とうもろこし・大豆
牛肉・豚肉不使用
4.1 4.4 5.0
Top
4.2 4.7 2.2kg 5,180円詳細 160円 1,537円 338kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 アメリカ 体重維持/骨・歯・関節/
被毛・皮膚・免疫力の維持
無添加
アース・ペット株式会社ファーストチョイス(成犬 アレルゲンケア 白身魚&スイートポテト)
スイートポテト
白身魚
(メンハーデン)
とうもろこし・大豆
鶏肉・牛肉・
豚肉不使用
3.4 4.4 5.0
Top
3.5 5.0
Top
2.7kg 1,196円詳細 39円 371円 333kcal 総合栄養食 ドライフード 子犬用/
成犬用/
高齢犬用
カナダ 体重管理 無添加

※価格は全て税込です。
※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出

柴犬のアレルギー対策に選ばれやすいドッグフードをいろいろ見ていたのですが、やはり魚系のドッグフードはとても人気がありますね。

この比較表にすべてのドッグフードを書き出したら、恐らくほとんどが魚系ドッグフードで占めるだろうというくらい評判が良いです。

個人的には、愛犬の体質にさえ合えばどのドッグフードを選んでも問題はないと思います。ただ、アレルゲンが分からないうちは、2種類以上のお肉や魚を使ったドッグフードは控えておいた方が無難でしょう。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、柴犬のアレルギー対策に使いやすいおすすめのドッグフード3選を紹介していきたいと思います。

【決定】柴犬の食物アレルギー対策におすすめのドッグフード3選!

食物アレルギーは個体によってアレルゲンが異なるため、ここで紹介する3つのドッグフードが必ずしも愛犬の体質に合うとは限りません。必ず原材料を確認し、愛犬の体質に合うかどうかを判断した上で使用するようにしましょう。

アカナ(パシフィックピルチャード)

アカナ(パシフィックピルチャード)の特徴
アカナのパシフィックピルチャードは、バンクーバー島沖で獲れた新鮮なイワシをタンパク源に使用したドッグフードです。原材料に植物性タンパク質凝縮物は一切使われていません。合成サプリメントはビタミンE・亜鉛・銅の3種類のみとなっています。
価格 1,242円(340g)
4,530円(2kg)
14,040円(6kg)
20,520円(11.4kg)
内容量 340g、2kg、6kg、11.4kg
評価 5.0
編集部からのコメント
ここではイワシを使ったパシフィックピルチャードを紹介しましたが、アカナの「シングルシリーズ」にはラム肉、豚肉、ダックを使った単一タンパク源ドッグフードもあります。同ブランド内でローテーションできるメリットもあるため高く評価しました。

アランズナチュラルドッグフード・ラム

アランズナチュラルドッグフード・ラムの特徴
アランズナチュラルドッグフード・ラムは、主要タンパク源に生ラム肉を使ったドッグフードです。原材料がわずか9種類なので、柴犬が何に反応をしているのか見分けるためにも使いやすいドッグフードになります。穀物アレルギーがある場合はおすすめできません。
価格
  • 【通常】5,038円
    【定期】4,534円
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内容量 2kg
評価 4.5
編集部からのコメント
アランズナチュラルドッグフード・ラムは、生産時にも人工添加物を一切使わないという良さがあります。ビタミンやミネラルといった合成サプリメントの添加もないので、化学合成物質に過敏に反応してしまう犬にも使いやすいドッグフードです。

Dr.ケアワン

Dr.ケアワンの特徴
Dr.ケアワンは、鹿児島産の鶏肉を使用した国産ドッグフードです。2020年に一般食から総合栄養食へと変わりました。人間用と同等の衛生管理がされた工場で作られており、注意すべき添加物も見当たりません。鶏肉・穀物が大丈夫であれば活用しておきたい商品です。
価格 通常購入:4,125円
定期初回:2,728円(1袋コース)、6,534円(3袋コース)
定期購入:
3,718円(1袋コース)~
30,393円(9袋コース)~
114,444円(36袋コース)
内容量 1kg
評価 4.5
編集部からのコメント

Dr.ケアワンに使われている食材は、すべて厳選された国産原料です。鶏肉や穀物アレルギーがある場合はおすすめできませんが、原材料にどんな食材を何を使っているのかはっきりと分かるため、柴犬の食物アレルギー対策に合わせやすいと判断し高く評価しました。

迷ったらコレ!柴犬の食物アレルギー対策にアカナドッグフードをおすすめする理由!

食物アレルギーの原因は個体によって異なるため、特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜ柴犬の食物アレルギー対策にアカナを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

アカナをおすすめする理由
  1. 単一タンパク源に制限されている。
  2. 植物性タンパク質凝縮物も含まれていない。
  3. 合成サプリメントが3種類(ビタミンE・亜鉛・銅)のみ。
  4. 同じシリーズにラム肉・ダック・豚肉のドッグフードもある。
  5. 低炭水化物なので肥満や糖尿病予防にもなる。
  6. すべて人間用食品として認定の受けている原料を使用。
  7. 穀物・ポテト・卵・乳製品不使用。

食物アレルギーに特化したドッグフードは数多くありますが、中でもアカナは原材料の使い方にとても気を配っているドッグフードだなと感じます。

他のドッグフードと違って植物性タンパク質凝固物も入っていないので、アレルゲンを特定する時にも非常に使いやすいドッグフードと言えるでしょう。

柴犬のような運動量の多い犬種にも合わせやすい栄養バランスですし、何より同じシリーズに他のタンパク源が取り揃えてあるのは嬉しいですね。

そして、合成サプリメントもたったの3種類です。サプリメントに敏感な柴犬もいますから、そのような子にもアカナは合わせやすいと判断しました。

ただし、グリーンピースやヒヨコ豆といった豆類がいくつか使用されているので、豆類が体質に合わない場合は他のドッグフードを検討されるといいでしょう。

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