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近所迷惑になる前に!柴犬が吠えるようになった3つの理由としつけ法!

柴犬のしつけに関する悩みでもっとも多いのが「吠える」への対処法です。以前はおとなしかったのに、最近やたら吠えるようになったという声もよく聞きます。

犬は吠えることでもコミュニケーションをとる生き物ではありますが、住宅街や賃貸でずーっと吠え続けてしまっては近所迷惑になってしまうことだってありますよね。

そこでまずは、柴犬がやたら吠えるようになってしまう理由について知ってみましょう。その上で、吠え癖への対策方法について学んでいただけたらと思います!

柴犬が吠えるようになってしまう3つの理由!

柴犬はもともと縄張り意識が強く、同時に警戒心も強い犬種です。なので、不審な人物が近づいてきた時や予期せぬ恐ろしいことが起こった時は吠えやすい傾向にあります。

これは柴犬本来の習性でもあるので仕方がありません。むやみに怒るのはやめましょう。

ただし柴犬は、不必要な時に吠えるといったことはあまりしません。わかりやすく言えば、無駄吠えがもともと少ない犬種です。

じゃあなぜ、やたら吠えるようになってしまう柴犬もいるのでしょうか?それには以下の3つの理由が隠れているので見ていきましょう。

  1. 必要以上に警戒しているから。
  2. 自分の要求を満たしたいから。
  3. ストレスが溜まっているから。

柴犬は、吠える必要がある時とそうでない時をきちんと理解できる犬種だと言われています。なのでやたら吠えている場合、上記のような理由が隠れていると思った方がいいでしょう。

そこで次に、それぞれを詳しく解説していきたいと思います!

警戒心や恐怖心から吠えるようになる

柴犬はもともと警戒心が強いとお話ししましたが、その警戒心をさらに強くしてしまうキッカケというものがあります。それは子犬時期の経験不足です。

子犬の時期というのは、いろんな経験を積む大切な時期でもあります。家族以外の人や他の犬とたくさん出会ったり、車や工事、掃除機の音を聞いたりなどとにかくいろんな経験です。

ちなみにこれを「社会化」と言うのですが、社会化不足の柴犬は成犬になると警戒心がより一層強くなります。そしてこのような柴犬は、決まって吠えやすくなるという特徴があります。

中には、社会化不足のせいで恐怖心が強くなる柴犬もいるでしょう。どんなことにも怯えるようになり、威嚇して吠えるようになる子もいるようです。

対策方法

子犬のうちから社会性を身につけるのが理想ですが、成犬になってからでも努力次第で社会性を身につけることは可能です。たとえば、以下のようなことを繰り返し日常に取り入れてみましょう。

  • 公園やドッグランへ連れて行く機会を増やしてみる。
  • 散歩中に出会う犬と少しずつ距離を縮めてみる。
  • 寛いでいる時にいろんな音を聞かせて慣れさせる。
  • 知らない人を見る機会を増やす。
  • トリミングサロンでシャンプーをしてみる。

社会化不足からの吠えは、結局のところ接し方や触れ合い方がよく分からなくて警戒心が先立っているからになります。ちょっと困惑…といった感じですね。

だからいろんな経験を通して、その中で「この人・犬・場所・空気は安心して大丈夫だよ!」ということをたくさん教えてあげましょう。

自分の要求を通すために吠える

柴犬が飼い主さんよりも立場が上になると、ワガママからくる「要求吠え」が多くなります。とくに以下のようなシーンで吠えやすいです。

  • 散歩に行きたい時。
  • お腹が空いた時。
  • 与えられた餌以外のものが欲しい時。
  • 寂しい時。
  • 構ってほしい時。

まさに自分の欲求不満を満たすための吠えですね。「吠えれば自分の願いが叶う」と犬がすでに学習していて、完全に飼い主さんが下に見られている証拠でもあります。

さらに一番厄介なのは、今まで吠えるたびにおやつをあげていた場合。おやつを与えることで落ち着かせようとしていたのなら、確実に要求吠えのレベルが高まっています。

他にも、吠えるたびに構う、大声で怒る、叩くなどの体罰を与えるといったことをしてきた場合も同様です。これらは要求吠えをエスカレートさせる要因となりますので注意しましょう。

対策方法

要求吠えは飼い主さんが自らつくり出したもので、飼われている柴犬が悪いわけではありません。単純に、飼い主さんの接し方が悪かっただけのことです。

ですから、要求吠えを治すためにはとにかく無視し続けましょう!これが一番です!そして飼い主さんがリーダーであることをしっかりと認識してもらって下さい。

吠えるたびにいちいち反応して構ってはいけません。反応すればするほど、犬は「自分の言うことを聞いてくれる」と学習してしまいます。

無視し続けた結果ちゃんと落ち着いてくれたら、その時はおやつを与えて褒めてあげましょう。これを繰り返すことで、今度は「落ち着けばご褒美がある」と学習してくれますよ。

できれば「マテ」「オスワリ」「フセ」などのコマンドもできるようにしておきたいものじゃ。コマンドを覚えさせることは、主従関係を築くためにも有効な方法と言えるぞ!

ストレスが溜まっていて吠える

柴犬に限らずですが、犬はストレスが溜まると吠えるようになります。ストレスを発散させる方法がないので、吠えたり噛みついたりすることで発散させようとします。

とくに以下のようなことがずっと続くと、犬のストレス度はマックスに達するので十分に注意しましょう。

  • 散歩の量が少ない。
  • 室内にこもってばかりで運動不足。
  • 飼い主さんとのコミュニケーション不足。

柴犬は非常に運動量が豊富です。散歩の量が少なかったり、思いっきり動ける範囲が狭かったりすると、それだけで一気にストレスが溜まる犬種でもあります。

対策方法

まずは何がストレスになっているのか?その原因をちゃんと見つけ出してあげましょう。その上で、適切な対策方法をとることです。

たとえば散歩に不満であれば、散歩の量を増やしてあげます。柴犬は1日2回、合計1時間の散歩量が理想なので、極端に短い散歩だと全然満足してくれません。できるだけ30~40分以上は散歩させるようにし、満足度を高めてあげましょう。

そして柴犬が満足するコミュニケーションのとり方ですが、つかず離れずといった距離感がベターです。あまり執着されるとそれもストレスとなるようなので、適度な距離感でたくさん遊んであげましょう。

ただし、吠えた時だけに構うといったことはしないようにして下さい。これは要求吠えを助長させる行為です。

思い通りにいかなくても体罰は絶対にダメ!

サイトによっては「体罰も大事」と書かれていますが、犬に対して叩く・蹴るなどの行動は絶対にとってはいけません!なぜなら、そのような行為は負の連鎖を生み出す結果になり兼ねないからです。

体罰が絶対にダメな理由

犬が吠えるたびに体罰を加えると、今度は以下のような新たな問題が浮上してきます。

  • 自分を守ろうと余計吠えるようになる。
  • 飼い主さんが不在の時に吠えるようになる。
  • 噛む癖など他の問題を引き起こす。

間違ったしつけ法で吠える癖を直そうとすると、犬は今以上にストレスを感じてしまいます。そうなると今度は違った形でストレスを発散させようとするので本末転倒です。

また、吠えるからといって電流が走る首輪をすることもおすすめしません。これも犬にとっては過大なストレスとなるため、他の問題を引き起こす原因となります。

とりあえず大人しくさせたいというのであれば、愛犬が嫌がる音などを聞かせて落ち着かせましょう。「吠えると嫌な音が聞こえる」と学習してもらうだけでも十分に効果ありますよ!

まとめ

柴犬も含めた全犬種に言えることですが、犬は意味もなく吠えるということはしない生き物です。犬にとっての吠えるは「コミュニケーション」です。

つまり意味もなく吠えるということはしないので、そこを履き違えないでいただきたいなと思います。

ただ、日本は住宅が密集している地域が多いため、どうしても犬が吠えることに敏感になってしまうんですよね。近所迷惑にならないように…朝夜に吠えないように…と神経質になってしまう部分もあるため、それが逆に柴犬の吠え癖を助長させているのかもしれません。

飼い主さんが正しい接し方としつけ方さえ理解していれば、どんな犬も自ずと吠え癖が治まりますよ。まずは今一度、愛犬への接し方を見直してみてはいかがでしょうか?

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