イギリス産の「フィッシュ4ドッグ」は、魚系ドッグフードの代表とも言われています。
フィッシュ4ドッグには「ファイネスト」と「スーペリア」の2つのブランドがあり、どちらも人気です。
ファイネストには、「ドライフード」「缶詰(ウェットフード)」「ムース」「フレーク」の4タイプがあり、味違いも含め全14種類が販売されています。
ここでは定番である、ファイネストに注目!実際にファイネストの「サーモン(小粒)」を購入してみて、匂いや粒のサイズを調査をしてみました。
ファイネストの原材料や安全性をはじめ、口コミ評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.6 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.6 |
コスト | 3.7 |
内容量 | 400g、1.5kg、3kg、6kg、12kg ※サーモンの場合 |
価格 | 1,322円(400g) 3,993円(1.5kg) 6,655円(3kg) 11,330円(6kg) 18,150円(12kg) ※サーモン(小粒)の楽天参考価格 |
価格/日 | 145円 |
価格/kg | 1,513円 |
カロリー/100g | 367.3kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | サーモン27.25%、ポテト21.45%、エンドウ20.98%、サーモンミール11.94% |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 成犬用 |
原産国 | イギリス |
当サイトは、ファイネストをAランクと評価しました。
ホルモン剤や成長促進剤、抗生物質を投与していない高品質な魚が使用され、遺伝子組み換え食品・化学保存料などの安全とは言い難い原料は一切使われていません。
いろんな魚系ドッグフードがある中、ファイネストをはじめとするフィッシュ4ドッグ製品は、とても安心して使える商品です。
アレルゲンとなりやすい原料も極力排除されていますが、ポテトとエンドウ豆が使われているので合わない犬には控えるようにしましょう。
個人的には、ビタミンAが過剰にならない程度に、魚の割合をもうちょっと増やしてほしいなとは感じました。
目次
実際にフィッシュ4ドッグ「ファイネスト」を購入してみました!
ファイネストの匂いや粒の大きさなどを見るため、今回はもっとも人気のある「サーモン(小粒)」のお試しサイズ400gを購入してみました。
↑パッケージの裏はこんな感じ。
賞味期限は、開封すると切り取られる最上部に印字されていました。開封後も賞味期限を確認したい場合、本体に油性ペンでメモしておくと安心です。
それでは、袋を開封してみましょう。
お試しサイズでもちゃんとチャックが付いています。これは嬉しいですね。
そして匂いは、魚っぽさがきつめです。よくあるドッグフード特有の匂いとかそんなのではなく、まさに魚そのまま。これは苦手な人もいるかもしれませんね。
ちなみに、以前ファイネストの「オーシャンホワイトフィッシュ」も試したこともありますが、こちらはサーモンに比べて香りが穏やかでした。
魚系ドッグフードは匂いがきついものも多く、犬によっては食べてくれないこともあります。
初めてファイネストを利用するなら、まずはお試しサイズかサンプルで様子を見られた方がいいかもしれません。
粒は、小粒ですがやや厚みがあります。色も黒々としています。
粒のサイズを比較するため、1円玉といつも食べさせている「モグワン」を並べてみました。
一番右のファイネストは直径約9~10mmといったところで、モグワンより若干小さめでしょうか。口の小さな小型犬でも無理なく食べれそうなサイズです。
ちなみに、サーモンに限っては直径約13~15mmの大粒もあります。小粒が苦手な犬なら、大粒をセレクトするといいでしょう。
それでは次に、ファイネストの原材料と安全性について見ていきたいと思います。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の原材料と安全性について評価!
次に、ファイネストの原材料と安全性についてです。ここでは「サーモン」を評価してみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ファイネストには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 26% | 水分 | 8% |
粗脂肪 | 12% | オメガ6脂肪酸 | 3.3% |
粗繊維 | 2.5% | オメガ3脂肪酸 | 1.9% |
粗灰分 | 7.5% | 代謝エネルギー | 367.3kcal/100g |
サーモンを使ったドッグフードは、ここ数年で一気に増えましたが、正直フィッシュ4ドッグほど安全な養殖サーモンを使っているメーカーは他にないのでは?と私個人は感じています。
フィッシュ4ドッグの場合、サーモンを汚染環境や飼育コントロールなど厳重に管理しながら育て、ホルモン剤・抗生物質・成長促進剤・遺伝子組み換え成分を使っていません。
過大評価をするつもりはないのですが、どんなサーモンを使っているのかわからないメーカーが多い中、フィッシュ4ドッグは飼育環境まで明確にしています。
ですので、安心して使えると判断しました。
ファイネストシリーズすべてに、ヒューマングレードの原料のみが使われています。安全とは言い難い添加物やホルモン調整剤・成長促進剤も使われていません。
食物アレルギーに配慮して、大豆・小麦・トウモロコシ・米などの穀物や卵を含んでいませんが、ジャガイモとエンドウ豆は使われています。
そのため、食物アレルギー対策にファイネストを選んでも、芋類や豆類が合わない子には合わせられないのがファイネストのデメリットと言えるでしょう。
また、フィッシュオイルは非常に酸化しやすいです。保存方法に十分配慮するのはもちろんのこと、無理に大きいサイズを買わないようにすることも大切です。
- 家畜・家禽肉アレルギーがある犬。
- 被毛・皮膚トラブルを抱えやすい犬。
- お腹の調子が悪くなりやすい犬。
- サーモンオイル(オメガ3脂肪酸)の摂取がより必要な犬。
- 安全性の高い魚系ドッグフード探している人。
- 食物アレルギー対策に役立つドッグフードを探している人。
- フィッシュオイルが含まれたドッグフードを探している人。
ファイネストは積極的に情報開示する姿勢がとても良いなと思いました。魚系ドッグフードの中でも、とくに安心して利用できる商品でしょう。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の口コミや評判ってどうなの?
ファイネストを実際に与えている飼い主さんの口コミや評判はどうなのか調査しました。以下に「良い口コミ」と「悪い口コミ」の2つに分けてご紹介します!
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の良い口コミ
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の悪い口コミ
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の口コミ・評判まとめ
ファイネストの口コミを見ると、非常に評価の高いドッグフードだなと思いました。
利用者の多くは、愛犬にアレルギーや涙やけ、下痢をしやすいといった悩みがある人ですね。とくに皮膚の痒み・赤みがある犬に食べさせている人が多いようです。
食べさせてみた反応は、犬によってさまざまですが「症状が改善されない」「まったく食べない」といった声もありました。
初めて食べさせる場合は、お試しサイズやサンプルで様子を見るのが良いでしょう。
それと、どのドッグフードにも言えることですが、どれだけ評判が良くても愛犬の体質や健康状態と相性が悪ければ良いフードにはなりません。
口コミを見る限り、ファイネストが合う犬なら、涙やけや皮膚の痒みが穏やかになりやすいようです。
しかし、合わない場合はあります。つまり、何の変化も見られないこともあると心得ておくことが大切です。
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公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | |
通常購入 | |||
送料 | 660円 (一部地域を除く) 5,500円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでファイネストを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の価格は楽天が安い!
調査した結果、ファイネストの価格は楽天が安いことがわかりました。
ただ、一般の通販サイトでは、旧パッケージのものも販売されているようです。保管状況や賞味期限などの点で安心できるのは公式サイトでの購入かもしれませんね。
公式サイトならフィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の定期購入ができる!
フィッシュ4ドッグの公式サイトでは、定期購入のサービスもあります。
とくに何か特典があるわけではありませんが、毎月15日前後に自動的に届くので買い忘れの心配がありません。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」と私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | ファイネスト (サーモン) |
---|---|---|
主原料 | サーモン27.25% ポテト21.05% エンドウ20.33% |
|
穀物 | グレインフリー | |
タンパク質 | 26% | |
脂質 | 12% | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
367.3kcal | |
内容量 | 400g 1.5kg 3kg 6kg 12kg |
|
価格 | ||
当サイト評価 | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとファイネストには、どのような違いがあるのか比較してみました。
ザックリと違いを述べるならば、モグワンはタンパク源にサーモンとチキンを使ったドッグフード、ファイネストは魚のみを使ったドッグフードです。
チキンアレルギーの犬はモグワンを使えないので、そういった子にはファイネストをはじめとするフィッシュ4ドッグの製品を利用されるといいでしょう。
また、ファイネストはモグワンよりもサーモンオイルを豊富に含んでいます(モグワンは2%、ファイネストは商品によって異なり4.9〜12%)。
オメガ3脂肪酸もモグワンより効率よく摂取できる特徴もあるので、被毛・皮膚トラブルを抱えやすい子はファイネストのようなドッグフードを検討されるといいかもしれませんね。
どちらの商品が良いのか?というのは、犬の体質や健康状態によって変わるので、私の方では「〇〇がおすすめ!」と判断することはできません。
モグワンもファイネストもそれぞれ特徴が異なりますから、違いをよく比較したうえで愛犬に合ったフードを選んであげるようにしましょう。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の種類と特徴について
ファイネストには、「ドライフード」「缶詰(ウェットフード)」「ムース」「フレーク」の4タイプの商品があります。それぞれどんな特徴があるのかを、タイプごとに簡単にまとめました。
ワンランク上のドッグフード「スーペリア」に関しては、以下の記事で評価しています。
ドライフード
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
パピー | 27%以上 | 12%以上 | 381.3kcal |
オーシャン ホワイトフィッシュ |
23%以上 | 10%以上 | 367.3kcal |
サーモン | 26% | 12% | 367.3kcal |
サーモン シニア |
23%以上 | 8%以上 | 351.25kcal |
サーディン (イワシ) |
22.5%以上 | 13.7%以上 | 380.3kcal |
トイブリード | 25%以上 | 14%以上 | 387.9kcal |
この中で「パピー(子犬用)」「サーモン シニア」「トイブリード(超小粒)」は使用する犬が限定されるので、残りの3種について見ていきたいと思います。
まず、どれを選ぶかは愛犬の好みや食いつきにもよります。相性が良ければ、3種類を定期的にローテーションするのもいいでしょう。
「サーモンは食べないけど、サーディンは食べる」という場合もあると思うので、最終的には愛犬との相性で選ばれると良いかと思います。
大きな違いとして「サーモン シニア」と「サーディン(イワシ)」は、ポテトではなくスウィートポテト(さつまいも)を使用しています。
稀に「ジャガイモはアレルギーが出るけど、さつまいもは平気」という子もいますが、芋類でアレルギーが出やすい犬は気をつけるようにしてください。
缶詰(ウェットフード)
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
ニシンポテト | 7%以上 | 5%以上 | 93.1kcal |
サバポテト | 8%以上 | 6%以上 | 106kcal |
ニシンとサバ、どちらも不飽和脂肪酸の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含んでいます。
それぞれの違いを、以下にまとめてみました。
- ニシン:ビタミンB6、B12を多く含む。カルシウム、亜鉛、鉄分も豊富。
- サバ:ビタミンB12、D、葉酸を多く含む。
このように、栄養面で違いがあります。
どちらか一方を継続するよりも、愛犬の体質に合えば2種を交互に使用すると良いでしょう。ポテトアレルギーのある犬には注意が必要です。
ムースタイプのフード
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
タラムース | 8.8%以上 | 0.5%以上 | 63kcal |
サーモンムース | 9.4%以上 | 13%以上 | 184kcal |
トラウトムース | 9.4%以上 | 13%以上 | 166.2kcal |
3種類の中でも、「タラムース」は低脂肪・低カロリーでダイエット向きの作りになっています。
「サーモンムース」はオメガ6・オメガ3の摂取に向いていて「トラウトムース」は栄養をプラスしたい時やトッピングに向いているでしょう。
一般的なサーモンとトラウトの違いについては、海に降りるものがサーモンで、川など淡水で生活するものをトラウト(ニジマスの一種)としているようです。
フレークタイプのフード
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
サバフレーク | 7.5%以上 | 0.1%以上 | 45kcal |
ツナフレーク | 9%以上 | 0.8%以上 | 49kcal |
ホワイトフィッシュ フレーク |
6.5%以上 | 0.1%以上 | 36kcal |
フレークタイプは、それぞれ2種類の魚介類が使用されています。
どれも低脂肪・低カロリーで、体重が気になる犬にも使いやすい一般食です。ドライフードにトッピングして嗜好性を高めたり、水分を補給させたりするのにもおすすめです。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」のQ&A
フィッシュ4ドッグの「サーモンオイル」って何?
使い方は、いつものフードに少量混ぜるだけ。これだけで、サーモンオイルに含まれる必須アミノ酸やオメガ3脂肪酸を効率よく摂取することができます。
免疫力が低下してきたシニア犬をはじめ、アレルギーや皮膚・被毛トラブルが気になる犬、関節トラブルを抱えやすい犬などに利用されるといいでしょう。
ちなみに、このサーモンオイルはボトルの「150ml」「360ml」と業務用「3ℓ」の3種があります。100mlのタイプは販売終了しました。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」正規品の販売店や取扱店はどこ?
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」にお試しサンプルはある?
私は楽天で購入しましたが、お試しサイズ(400g)ならフィッシュ4ドッグの公式オンラインショップでも購入可能です。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の賞味期限は?
サーモンオイルなどの魚油は非常に酸化しやすいので、開封後は1ヶ月以内を目安に使い切るようにしましょう。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」まとめ
- ホルモン剤・抗生物質・成長促進剤などを投与していない魚を使っていて安心。
- ヒューマングレードの原材料を使っていて安全性を高めている。
- アレルゲンとなりやすい原料を極力排除し、グレインフリーで食物アレルギーに配慮。
- サーモンオイル配合で免疫力や被毛トラブルをサポート。
- 犬の健康にとって不要な、遺伝子組み換え食品や化学保存料は使っていない。
- 同じシリーズで主原料違いがあり、フードローテーションしやすい。
- 小粒と大粒があり、犬の口のサイズに合わせて選べる。
- サーモンの匂いはやや強めで、苦手な場合は同じシリーズの他商品が無難。
- ポテトやエンドウ豆が体質に合わない犬は控えた方が良い。
魚系ドッグフードの代表とも言えるフィッシュ4ドッグの「ファイネスト」は、高品質な原料を使い、アレルゲンにも配慮されているところが良いなと思いました。
使われている魚は「ホルモン剤・抗生物質・成長促進剤」などを投与されておらず、飼育環境も徹底されています。原材料自体もヒューマングレードで安心できるのも魅力です。
また、ポテトやエンドウ豆は使われているものの、アレルゲンとなりやすい他の原料は極力排除されており、グレインフリーで食物アレルギーにも配慮されています。
今回購入してみた「サーモン」は魚の香りがやや強めで、以前試した「オーシャンホワイトフィッシュ」は比較的穏やかに感じられました。
ファイネストに限ったことではありませんが、魚系フードは香りによって犬が食べない場合もあるので、最初はサンプルで様子を見るのがおすすめです。
このように、ファイネストは原料や品質に信頼がおけます。原材料が愛犬の体質に合うなら、一度検討してみても良いでしょう。
フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」の基本情報
内容量 | 400g、1.5kg、3kg、6kg、12kg ※サーモンの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,322円(400g) 3,993円(1.5kg) 6,655円(3kg) 11,330円(6kg) 18,150円(12kg) ※サーモン(小粒)の楽天参考価格 |
日本総輸入販売元 | 株式会社グッドスマイルインターナショナル |
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