「うちの柴犬が抱っこさせてくれない!」と悩んでいませんか?
全然抱っこをさせてくれないとなると、予防注射の時などに一苦労しますよね…。だからせめてそういう場面だけでも、抱っこを自然とできるようになりたいものです。
ここではその悩みを解決するべく、柴犬が抱っこさせてくれない理由と正しい抱っこの仕方について動画付きで解説しています!ぜひこの機会に抱っこの仕方を学んでみて下さいね♪
柴犬が抱っこを嫌がるのはなぜ?その理由とは!
まず結論からお話ししますと、無理に柴犬を抱っこさせようとしつける必要はありません。
確かに、抱っこは信頼関係を築く上でも大切なコミュニケーションです。しかし柴犬は、抱っこのような拘束をとても嫌う犬種であることを知っておく必要があります。
もしも無理に抱っこのトレーニングをすると、触れられることさえ拒むようになるかもしれないので注意しましょう。余計に苦労するハメになるかもしれません。
それでも抱っこができるようになりたいのであれば、まずはじめに柴犬が抱っこを嫌がる理由についてしっかりと抑えておきましょう!
- 過去に抱っこされて落ちたことがある
- 飼い主の抱き方が下手(居心地が悪い)
- 正面から抱っこされる
- 自由がなくなり危険を感じるから
- 飼い主をリーダーだと思っていないから
過去の恐怖がトラウマになっている場合は別として、ほとんどの場合が飼い主さんの抱き方に問題ありと言えます。つまり、無意識のうちに柴犬が嫌がる抱き方をしているということ。
あとは飼い主さんが下位に見られている場合も、簡単には抱っこさせてくれません。柴犬はリーダーに忠実なので、それ以外の人に対しては気安く触られたくない傾向があります。
柴犬を自然に抱っこするために!大事な4つのポイント
柴犬を上手に抱っこするためには、以下の4つのポイントに気をつけながら少しずつトライしていきましょう。
- 毎日適度なスキンシップを図る(触られても嫌がらないトレーニング)。
- 飼い主がリーダーであることを認識させる。
- 前肢をつかみながら抱き上げない(関節を痛める原因となる)。
- 正面から抱き上げない(恐怖を感じさせないため)。
まず1番と2番がきちんとできていないと、いざと言う時に柴犬を抱っこするのは非常に難しいです。だって飼い主に触られることを好いていないのだから、嫌がるのも当然ですよね。
たとえ抱っこできても、いつも逃げられた挙句になんとか捕まえて抱っこをする、抱っこした瞬間に暴れ出すというような状況では意味がありません。
飼い主がふと抱き上げてもジタバタしない、あるいは近づいても逃げないといった落ち着きを見せるようになるまで、焦らず毎日のコミュニケーションを大事にしていきましょう。
柴犬の正しい抱き方はこれ!コツさえ掴めば簡単!
柴犬に限らずですが、犬の抱き方にはコツがあります。そのコツを無視してしまうと、犬にとってはただの居心地悪い抱っこになるので気をつけましょう。
そこで、少しでも抱っこのイメージがしやすいように動画を用意してみました!動画の中に出てくる犬は柴犬ではないんですが、詳しく解説されていてとても参考になりますよ。
- 前肢の付け根に利き手を入れる
- もう片方の手でお尻を支えるように抱く
何も難しいことはありませんよね!ただスキンシップができていないとハードルが高くなるだけのことなので、上下関係さえ成り立っていれば誰でも簡単にできます。
柴犬がなかなか抱っこさせてくれなくても、無理にコミュニケーションをとろうとするのは逆効果です。まずは飼い主さんと愛犬の関係性を見直しましょう!
もし愛犬の立場が上になっているようであれば、飼い主さんがリーダーになることを優先して下さい。抱っこをするのはそれからの話です。
何事も焦ってやろうとすると、その気持ちが愛犬にも伝わって必ず失敗します。心にゆとりをもって、時間をかけながら挑戦していきましょう!