
愛犬がシニア期に入ったり太ってきたりすると、真っ先に思いつくのが低脂肪ドッグフードへの切り替えではないでしょうか?
低脂肪というと、動物性原料よりも植物性原料の割合を大きくして低脂肪にするドッグフードが多いですよね。しかしこれ、犬の健康を考えるとあまり好ましいやり方とは言えません。
ここでは、犬にとって安心安全な低脂肪ドッグフードの選び方、そしておすすめな低脂肪ドッグフード17選を紹介していきたいと思います。
目次
- 【栄養素の話】犬にとって「脂肪」の役割とは?
- 【基本】犬の健康にいい安全な低脂肪ドッグフードの選び方
- 犬のご飯に評判が良い人気の低脂肪ドッグフード17種類を比較!
- 【決定】おすすめの低脂肪ドッグフードランキング8選!
- 迷ったらコレ!低脂肪ドッグフードにアランズナチュラルドッグフード・ラムをおすすめする理由!
- 愛犬が膵炎になったら低脂肪ドッグフードに切り替えるべき?
- シニア犬(老犬)におすすめの低脂肪ドッグフードはある?
- ロイヤルカナンの療法食である消化器サポートの低脂肪ドッグフードはおすすめ?
- 市販で売られている安い低脂肪ドッグフードはおすすめ?
- 低脂肪ドッグフードを選ぶなら高タンパクにこだわるべき?
- 低脂肪ドッグフードだとグレインフリーの方がおすすめ?
- 肝臓が悪い愛犬には低脂肪ドッグフードがおすすめ?
- おすすめの低脂肪ドッグフードに関するQ&A
- 低脂肪で探しているならアランズナチュラルドッグフード・ラムを要チェック!
【栄養素の話】犬にとって「脂肪」の役割とは?
脂肪を含む犬に必要な栄養については「【犬の栄養に関する基礎知識】必要な栄養素とその役割・注意点は?」で詳しく解説しているので、ここでは簡潔にまとめておきたいと思います。
犬にとって脂肪は大切なエネルギー源です。
タンパク質や炭水化物よりも効率よくエネルギーになる栄養素であり、ドッグフードに十分な量のタンパク質と炭水化物とが含まれていれば、エネルギー源としての脂肪はいらないと言われているくらいです。
ドッグフードを含むすべての食物の中に含まれる脂肪には、以下のような役割があります。
- 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助ける。
- 動物の食物に対する嗜好性を高める。
- 必須脂肪酸の供給源。
「脂肪は太る」「脂肪は悪だ」などと言われやすいですが、実は適度に脂肪を摂取することは犬の体にも良い影響を与えてくれます。
とくに、必須脂肪酸(オメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸)は体内でつくれるものではないため、必ず食事から摂取しなければなりません。不足すると皮膚疾患や傷が治りにくいなどのトラブルを招きやすくなるので注意しましょう。
もちろん、脂肪を過剰に摂取すると肥満・膵臓疾患・肝臓疾患のリスクを高める可能性もあるので、その辺りも注意が必要です。
【基本】犬の健康にいい安全な低脂肪ドッグフードの選び方
次に、犬の健康にいい低脂肪ドッグフードの選び方についてです。
主原料に高タンパク&低脂肪の肉や魚が使われている
比較的価格の安い低脂肪ドッグフードの原材料を見ると、主原料(1~3番目に使われている原料)に穀物を使っているものが圧倒的に多いです。
穀物は犬にとって悪ではないので誤解しないでいただきたいのですが、脂肪を極力含まない代わりに高炭水化物の穀類をたっぷり使用しているのはさすがにいただけません。
炭水化物は糖質と食物繊維で構成されています。このうち糖質はエネルギーになるのですが、エネルギーとしてすぐに使われなかったものは脂肪という形で体内に蓄積されます。
「低脂肪のドッグフードに切り替えてから太った」とよく耳にするのは、実は高炭水化物のドッグフードだったからというケースはよくある話です。
そのため、主原料にはできるだけ高タンパク&低脂肪の肉や魚を使った低脂肪ドッグフードを選ぶようにしましょう。犬の健康を維持するためにも動物性タンパク質の摂取は大事です。
素材の分かる安全な油脂が使われている
冒頭でも解説したように、食物の中に含まれる脂肪は犬の食事に対する嗜好を高めます。脂肪が多く含まれていると、それだけ犬も喜んで食いつきます。
だからといって、素材の分からない動物性油脂や植物性油脂をドッグフードの粒にたっぷり吹きかけたドッグフードを与え続けるのは避けたいものです。
とくに動物性油脂は、レンダリング(廃肉処理)の過程で抽出された可能性が極めて高く、決して良質な油脂とは言えないため気をつけた方がいいでしょう。
油には、素材の分かる魚油(サーモンオイルなど)、亜麻仁油、米ぬか油などを使っている低脂肪ドッグフードを選ぶことが望ましいです。
注意すべき成分が無添加である
安易に低脂肪ドッグフードに飛びつくのは好ましくありません。できるだけ、安全とは言い難い成分(合成保存料、着色料、香料、BHA、BHTなど)が添加されていないドッグフードを選ぶことが大切です。
ドッグフードの品質や見た目を保つためには必要な成分かもしれませんが、犬が健康的に生きていく上でこれらは必要ありません。
犬のご飯に評判が良い人気の低脂肪ドッグフード17種類を比較!
以上の3つの選び方ポイントを踏まえて、ここでは犬のご飯に選ばれやすい人気の低脂肪ドッグフード17種類を比較してみることにしました。
比較する項目は「主原料」「使われている油脂」「注意すべき添加物が使われていないか?」の3つです。
なお、高品質と判断できる原料が使われているものに関しては、主原料を青文字で示しています。
商品画像 | 商品名 | 主原料 (選び方①) |
油脂の種類 (選び方②) |
添加物 (選び方③) |
原材料 (平均3.9) |
栄養 バランス (平均4.2) |
無添加 (平均4.6) |
安全性 (平均3.8) |
コスト (平均3.5) |
内容量 | 価格 | 1日あたりの 価格 |
1kgあたりの 価格 |
100あたりの カロリー |
目的 | タイプ | 対応年齢 | 原産国 | サポート | 特徴 |
![]() |
株式会社レティシアンアランズナチュラルドッグフード・ラム | ラム肉40%以上 | 亜麻仁油 | ![]() |
4.6 Top |
4.3 | 5.0 Top |
4.7 Top |
4.0 | 2kg | 4,030円詳細 | 207円 | 2,015円 | 342kcal | 主食 | ドライフード | 全年齢対応 | イギリス | アレルギー対策/低脂肪/ 美容維持 |
香料・着色料不使用/ ヒューマングレード※ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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株式会社レティシアンペロリコドッグフードライト | チキン生肉・乾燥ダック 乾燥白身魚・チキンタンパク |
サーモンオイル チキンオイル ココナッツオイル |
![]() |
4.6 Top |
4.2 | 5.0 Top |
4.6 Top |
3.6 | 1.8kg | 4,030円詳細 | 241円 | 2,239円 | 326.9kcal | 主食として使用可能 | ドライフード | 1歳から | オランダ | 体重管理 | 香料・着色料不使用/ グレインフリー |
![]() |
トリゼンダイニング(株)うまか(UMAKA) | 鶏肉、玄米、大麦 | 米油 | ![]() |
4.5 | 4.5 | 5.0 Top |
4.7 Top |
2.6 | 1.5kg | 4,930円詳細 | 331円 | 3,287円 | 350kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 全年齢対応 | 日本 | 腸の健康維持/低脂肪/ 関節の健康維持 |
小麦グルテンフリー/無添加/ ヒューマングレード |
![]() |
株式会社トランペッツアカナ(ライト&フィット) | 新鮮鶏肉 (21%)・乾燥鶏肉 (20%) 丸ごと赤レンズ豆・丸ごとグリーンピース |
鶏脂肪・フィッシュオイル | ![]() |
5.0 Top |
4.0 | 5.0 Top |
4.3 | 3.7 | 2kg | 7,480円詳細 | 428円 | 3,740円 | 307kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 全年齢対応 | カナダ | 体重管理 | グレインフリー/無添加/ ヒューマングレード |
![]() |
株式会社オモヤこのこのごはん | 鶏肉 (ささみ・胸肉・レバー) 大麦・玄米 |
米油 | ![]() |
4.6 Top |
4.5 | 5.0 Top |
4.8 Top |
2.7 | 1kg | 3,278円詳細 | 336円 | 3,278円 | 343kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 全年齢対応 | 日本 | 涙やけ/低脂肪/毛並み/ 体臭予防 |
小麦グルテンフリー/無添加/ ヒューマングレード |
![]() |
株式会社レティシアンモグワン | チキン&サーモン (生肉・乾燥肉)56.5% |
サーモンオイル・ココナッツオイル | ![]() |
4.8 Top |
4.8 Top |
5.0 Top |
4.8 Top |
4.0 | 1.8kg | 4,364円詳細 | 236円 | 2,424円 | 361.5kcal | 主食として使用可能 | ドライフード | 全年齢対応 | イギリス | 涙やけ/食物アレルギー対策/ 肥満対策 |
グレインフリー/香料・着色料不使用/ ヒューマングレード※ |
![]() |
株式会社 ブッチ・ジャパン・インクブッチ(ホワイトレーベル) | 鶏肉(生)80% | 魚油1.3% | ![]() |
4.5 | 4.0 | 4.5 | 4.5 | 4.1 | 2kg | 3,860円詳細 | 586円 | 1,930円 | 116kcal | 総合栄養食 | ウエットフード | 全年齢対応 | ニュージーランド | 体型維持/消化補助 | グレインフリー/グルテンフリー/ 無添加/ヒューマングレード |
![]() |
株式会社わんこのおもいポンポンデリ | 鶏肉、玄米、大麦、白米 | 米油、DHA含有精製魚油 | ![]() |
4.6 Top |
4.3 | 5.0 Top |
4.7 Top |
1.4 | 800g | 2,970円詳細 | 372円 | 3,713円 | 351kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 成犬用 | 日本 | 涙やけ/体重管理/低脂肪/ ダイエット/食物アレルギー |
無添加/グルテンフリー/ ヒューマングレード |
![]() |
株式会社 KMT(ケイエムティ)アーテミス「オソピュア」(サーモン&ガルバンゾー) | 米・ドライチキン フレッシュチキン |
鶏脂肪・サーモンオイル | ![]() |
4.6 Top |
4.5 | 5.0 Top |
4.1 | 3.4 | 1kg | 2,530円詳細 | 163円 | 1,667円 | 360.9kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 全年齢対応 | カナダ | アレルギー・腸の健康維持 | グレインフリー/無添加/ ヒューマングレード |
![]() |
株式会社 LINNA商会クプレラ(セミベジタリアンドッグ) | 燕麦・魚類 (ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ) |
サーモンオイル ゴマ油 |
![]() |
4.6 Top |
4.2 | 5.0 Top |
4.6 Top |
0.8 | 2.27kg | 5,280円詳細 | 138円 | 1,364円 | 349kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 全年齢対応 | オーストラリア | 体重管理 | グレインフリー/グルテンフリー/ 無添加/ヒューマングレード |
![]() |
株式会社Biペットランドアボダーム(ライト) | 玄米・白米 乾燥チキン |
鶏脂肪 アボカドオイル |
![]() |
4.0 | 4.4 | 5.0 Top |
3.8 | 4.1 | 400g | 1,065円詳細 | 270円 | 2,458円 | 320kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 全年齢対応 | アメリカ | 肥満サポート | 無添加 |
![]() |
株式会社ライトハウスソルビダ(室内飼育成犬用) | オーガニックチキン生肉 乾燥チキン、オーガニック乾燥豆類 |
オーガニックひまわり油・鶏脂肪 | ![]() |
4.3 | 4.5 | 5.0 Top |
4.1 | 3.4 | 1.8kg | 4,675円詳細 | 222円 | 2,204円 | 350kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 成犬用 | アメリカ | 特になし | 無添加/グレインフリー |
![]() |
株式会社 黒龍堂ナナ(ライトエナジー) | 米・ラム エン麦ふすま |
動物性油脂・菜種油 ひまわり油・魚油 亜麻仁油 |
![]() |
3.2 | 4.1 | 4.7 | 3.2 | 4.9 Top |
3kg | 3,846円詳細 | 125円 | 1,137円 | 320kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 成犬用 | オーストラリア | 特になし | 無添加 |
![]() |
アース・ペット株式会社ファーストチョイス | コーン 鶏肉・米 |
鶏脂・魚油 | ![]() |
3.4 | 4.4 | 5.0 Top |
3.5 | 5.0 Top |
2.7kg | 1,196円詳細 | 39円 | 371円 | 333kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 子犬用/ 成犬用/ 高齢犬用 |
カナダ | 体重管理 | 無添加 |
![]() |
日本ペットフード株式会社ビューティープロ(低脂肪) | 穀類(トウモロコシ コーングルテンミール 小麦ブラン・小麦粉 ライスブラン) |
油脂類 (動物性油脂・植物性油脂 共役リノール酸) |
![]() |
3.0 | 4.5 | 5.0 Top |
2.9 | 5.0 Top |
2.5kg | 1,249円詳細 | 41円 | 444円 | 380kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 子犬用/ 成犬用 |
日本 | 被毛・皮膚の健康維持 | 無添加 |
![]() |
ロイヤルカナンジャポン合同会社ロイヤルカナン(ミニライト ウェイトケア) | 肉類(鶏・七面鳥) 小麦・植物性繊維 |
動物性油脂 魚油 |
![]() |
2.6 | 4.2 | 3.0 | 2.1 | 5.0 Top |
2kg | 4,200円詳細 | 201円 | 1,825円 | 319kcal | 総合栄養食 | ドライフード | 子犬用 成犬用 シニア用 |
韓国 | 筋肉量の維持/体重管理 | 記載なし |
![]() |
ユニ・チャーム株式会社グラン・デリ | 穀類(パン粉・小麦粉・トウモロコシ) | 動物性油脂 | ![]() |
0.0 | 4.0 | 0.0 | 0.4 | 5.0 Top |
2.9kg | 2,176円詳細 | 90円 | 750円 | 約295kcal | 総合栄養食 | ミモイストフード | 全年齢対応 | 日本 | 特になし | 記載なし |
※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出
通販サイトなどでもよく選ばれている人気の低脂肪ドッグフード17種類を比較してみみました。
すると、消化面に不安の残る穀物がたっぷり使われているもの、そして動物性油脂といったあいまいな油脂が使われている商品が意外にも多いことが分かりました。
確かに、穀物は安いカロリー源になります。また、カサ増しにも丁度いい食材です。しかし、犬の消化面を考えるとこのような使い方は正直好ましいものではありません。
それに対し、青文字のついたドッグフードは低脂肪の肉や魚を使うなどして上手に脂肪のバランスを測っています。
肉や魚もきちんと種類を選べば、低脂肪でかつ高たんぱくなものがたくさんあります。
必ずしも消化に負担のかかる穀物や野菜をたっぷり使えばいいというわけではありませんので、犬の健康を考えて低脂肪の肉や魚を使ったドッグフードを選ばれた方がいいでしょう。
そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬に安心して食べさせられるおすすめの低脂肪ドッグフード8選をまとめてみました!
【決定】おすすめの低脂肪ドッグフードランキング8選!
ここで紹介する8つの商品を決めるにあたり、「主原料に質の良い低脂肪の肉や魚が使われている」「油脂の種類」「安全性」「栄養バランス」にポイントをおいて評価してみました。感じ方には個人差があり、完全さを保証するものではありません。
アランズナチュラルドッグフード・ラム
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 2kg |
価格(通常) |
|
価格(定期) |
|
価格/日 | 207円 |
価格/kg | 2,015円 |
カロリー/100g | 341kcal |
目的 | 主食 |
主原材料 | ラム40%(HDP生ラム肉25%、乾燥ラム肉10%、ラムオイル4%、ラムグレイビー1%)、サツマイモ、レンズ豆 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
ペロリコドッグフードライト
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 1.8kg |
価格(通常) |
|
価格(定期) |
|
価格/日 | 241円 |
価格/kg | 2,239円 |
カロリー/100g | 326.9kcal |
目的 | 主食として使用可能 |
主原材料 | 肉類28.6%(チキン生肉15.0%、乾燥ダック8.6%、チキンタンパク5.0%)、サツマイモ、豆類(エンドウ豆、ひきわりエンドウ豆) |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 1歳から |
原産国 | オランダ |
うまか(UMAKA)
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 1.5kg |
価格(通常) |
5,478円
|
価格(定期) |
|
価格/日 | 294円 |
価格/kg | 2,921円 |
カロリー/100g | 350kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉、玄米、大麦、かつお節、大豆 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
アカナ

項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 2kg、11.4kg ※ライト&フィットレシピの場合 |
価格 |
7,480円(2kg) 25,300円(11.4kg) |
価格/日 | 246円 |
価格/kg | 2,018円 |
カロリー/100g | 307kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 新鮮鶏肉 (21%), 乾燥鶏肉 (20%), 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとグリーンピース, ヒヨコ豆繊維, 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (5%) |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | カナダ |
※こちらのレビューはワイルドプレイリーのものになります。
このこのごはん
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 1kg |
価格 | 【通常】3,850円(1kg) 【定期初回】3,278円(1kg) 【定期】6,556円(1kg×2袋) |
価格/日 | 336円 |
価格/kg | 3,278円 |
カロリー/100g | 343kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、玄米、大麦 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
モグワン
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 1.8kg |
価格(通常) |
|
価格(定期) |
|
価格/日 | 236円 |
価格/kg | 2,424円 |
カロリー/100g | 361.5kcal |
目的 | 主食として使用可能 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
ブッチ
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 800g、2kg |
価格 | 通常購入:2,600円(800g)、3,860円(2kg) ※楽天参考価格 ※ 下記は【ブラック・レーベル】の場合で算出 |
価格/日 | 586円 |
価格/kg | 1,930円 |
カロリー/100g | 116kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ビーフ33%、ラム25%、チキン18.5% |
タイプ | ウェットフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | ニュージーランド |
ポンポンデリ
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 800g |
価格 | 通常価格:3,980円 定期初回:2,970円(送料無料) 定期価格:6,960円(2袋) |
価格/日 | 372円 |
価格/kg | 3,713円 |
カロリー/100g | 351kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉、玄米、大麦 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 成犬用 |
原産国 | 日本 |
迷ったらコレ!低脂肪ドッグフードにアランズナチュラルドッグフード・ラムをおすすめする理由!
当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。
ここはあくまでも私が選んだ低脂肪ドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜアランズナチュラルドッグフード・ラムを選んだのか?その理由をまとめてみました。
- ヘルシーなラム肉が原材料の約半分に使われている。
- ラム肉の脂肪は犬の体内に吸収されにくい。
- 人も食べれる良質な食材のみを使用。
- 小麦・大豆・乳製品・とうもろこし・牛肉・豚肉は一切不使用。
- 人工添加物・肉の副産物・着色料・保存料・香料も一切不使用。
- 食物アレルギーにも対応しやすい内容。
私がアランズナチュラルドッグフード・ラムを高く評価した理由は、ヘルシーな食材で知られるラム肉を原材料の約半分に使用し、副産物や添加物など余計な原料を一切含んでいないからです。
まずはラム肉の栄養素や特徴を見てみましょう。
- カロリーが100gあたり198kcalと低い(牛肉は100gあたり259kcal)。
- 必須アミノ酸(リシンやメチオニンなど)が豊富。
- 不飽和脂肪酸が豊富。
- ビタミンB1・B2・Eが豊富。
- 脂肪燃焼の促進が期待できるL-カルニチンが含まれている。
- ラム肉の脂質は体内で溶けづらく、消化吸収されにくい。
ラム肉が人間にとっても犬にとってもヘルシーとよく言われるのは、ラム肉の脂質が体内に消化吸収されにくいことが理由にあるからです。
消化吸収されなかった脂質はうんちと一緒に排出されるため、体内に蓄積されていくという心配がほとんどありません。
他にも質の良いラム肉を使ったドッグフードは数多くありますが、アランズナチュラルドッグフード・ラムは余計な原料を一切含まないので、本当の意味で安心できる低脂肪ドッグフードだと判断し高く評価しました。
愛犬の体重管理をしっかりとサポートしたいとお考えの場合、一度チェックしてみる事をおすすめします。
愛犬が膵炎になったら低脂肪ドッグフードに切り替えるべき?
膵炎は、膵臓が炎症を起こす病気のことです。脂肪分の高い食事ばかりを続けていたり、あるいは抗がん剤などの薬剤、遺伝などが原因で起こる病気になります。
膵炎にかかってしまった犬には、低脂肪食への切り替えが基本となります。またインスリンの分泌もできなくなるので、糖尿病を予防するためにも糖分の摂取を控えなければなりません。
ただし、急性膵炎と慢性膵炎の場合では対応もやや異なります。膵炎だと診断された場合は、必ず獣医師の指導の元で適した低脂肪ドッグフードを選ぶようにして下さい。
シニア犬(老犬)におすすめの低脂肪ドッグフードはある?
シニア犬に合う低脂肪ドッグフードを探されている場合は、ミシュワンシニア犬用を一度チェックされることをおすすめします。
栄養バランスは、タンパク質22.7%以上、脂質5.8%以上、カロリー332kcalです。老犬の健康にフォーカスして作られたドッグフードなので、安心してシニア期に入った愛犬に与えられるかと思います。
とは言え、今回お伝えしたおすすめのドッグフードは基本的にすべてシニア犬に合わせやすいです。なので、まずは気になるドッグフードから試してみる事をおすすめします。
ちなみに、シニア犬に適したドッグフードの選び方などは以下の記事で解説しています。詳しく知りたい場合は、合わせてお読みください。
ロイヤルカナンの療法食である消化器サポートの低脂肪ドッグフードはおすすめ?
米、コーン、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、大麦、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、ビートパルプ、動物性油脂、酵母および酵母エキス、サイリウム、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、マリーゴールド(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、Na、Ca、K、P、Zn、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ビオチン、A、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B12、B1、B2、D3、葉酸)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
こちらがロイヤルカナンの療法食である「消化器サポート(低脂肪)」の原材料一覧になります。参考にして頂ければ幸いです。
まず大前提として、療法食はご自身の判断で始めるのではなく、獣医師の先生の指導のもと適切なドッグフードを選ぶ必要があります。
そのコの状態による・獣医師の先生の判断による、といった要素が大きいので、「おすすめかどうか?」と聞かれると正確な答えはありません。
こちらの商品が気になる場合は、一度かかりつけの獣医師の先生に相談してみて下さい。また、公式サイトのリンクも貼っておきますので、ご確認頂ければと思います。
市販で売られている安い低脂肪ドッグフードはおすすめ?
- 原材料の一番先頭に小麦やトウモロコシなどの穀物がある
- どんな動物・植物の、どの部位を使用しているのかが不明確
- 注意すべき添加物が入っている
ホームセンターなどの市販店で売られている安いドッグフードの特徴を、いくつか挙げてみました。結論から言うと、個人的にはあまりおすすめしないというのが本音です。
例え「低脂肪」と謳われている商品でも、上記のような要素を兼ね備えている可能性があります。
脂質の数値だけにこだわるのではなく、避けておきたい添加物が入っていないか、原材料をしっかりとチェックする必要があるでしょう。
値段が安いという点はとても魅力的ですが、愛犬の食の健康をサポートしたいとお考えの方には、積極的におすすめできないというのが私の意見です。
低脂肪ドッグフードを選ぶなら高タンパクにこだわるべき?
低脂肪ドッグフードを選ぶ際、必ずしも高タンパクにこだわる必要はありません。むしろ、犬によっては高タンパクドッグフードが合わないコもいるので注意が必要です。
高タンパクドッグフードの定義はハッキリと決まっていませんが、タンパク質35%以上を超えてくると、タンパク質の割合が高いなという印象を持ちます。
運動量が多く筋肉質なコには、高タンパクフードを合わせやすいでしょう。しかし、高タンパクフードには「リン」という栄養素が豊富に含まれている傾向があり、犬によってはこれがデメリットとなる場合もあるんです。
例えば、腎臓の機能が低下している犬がリンを過剰に摂取してしまうと、うまく体外にリンを排出することができず、腎臓への負担を増やしてしまうケースがあります。
- 腎臓
- 肝臓
- 泌尿器
このあたりに何か健康の不安を抱えているのであれば、自己判断で高タンパクドッグフードを与えるのは止めておきましょう。
その他にも何か疾患を抱えている場合や、気になる点がある場合は、必ず獣医師の先生に相談して下さい。
低脂肪ドッグフードだとグレインフリーの方がおすすめ?
穀物にアレルギー反応を示している場合、グレインフリーの低脂肪ドッグフードを試してみる価値があると思います。しかしそうでなければ、グレインフリーにこだわる必要はありません。
とは言え、個人的にはグレインフリーと低脂肪ドッグフードは相性が良いと考えています。
と言うのも、グレインフリーのドッグフードは、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる「低GI値食品」を中心として、炭水化物を補っているケースが多いと感じるからです。
「愛犬の体重管理をしっかりしていきたい」という考えの元、低脂肪のドッグフードを探している飼い主さんも少なくないのかなと思います。
そういったニーズの場合は、グレインフリーの選択肢をチェックしてみるのが良いかもしれません。気になる方は、以下の記事も合わせてお読みください。
肝臓が悪い愛犬には低脂肪ドッグフードがおすすめ?
低脂肪の食事を心がける事で、肝臓への負担は和らぐと一般的に考えられています。なので、基本的には低脂肪ドッグフードを病院で勧められることが多いです。
ただ、一口に「肝臓が悪い」と言っても、犬によってそれぞれ症状や病状の重さが違います。まずは獣医師の先生にしっかりと愛犬の様子を診てもらうことが大切です。
その上で、獣医師の先生のアドバイスを元に、合いそうなドッグフードを探しましょう。
おすすめの低脂肪ドッグフードに関するQ&A
最後に、おすすめの低脂肪ドッグフードに関するよくあるQ&Aをまとめましたので、順番にご覧ください。
フレンチブルドッグには低脂肪ドッグフードがおすすめなの?
骨がしっかりとしていて筋肉質だからこそ、運動不足になると脂肪が付きやすくなってしまうんです。
肥満は様々な病気のリスクを上げる要素になるので、体重管理をしっかりと行いたい場合は、低脂肪のドッグフードを選ばれるのが良いかもしれません。
ちなみにドッグフードの神様では、フレンチブルドッグに合うドッグフードの選び方や、おすすめの商品をお伝えしているページがあります。こちらも合わせてお読みください。
低脂肪ドッグフードを選ぶなら低カロリーにこだわった方が良い?
しかし、体重管理をしっかりと行いたい場合は、カロリーが低めの低脂肪ドッグフードを選ばれるのが良いかもしれません。
よく食べるコに関しては、ドッグフードの量を減らすだけでは、満腹感がなかなか得られないケースも少なくありません。
その場合、低カロリーのドッグフードを与えると、噛む時間が長くなるので結果的に満腹感を得やすくなるでしょう。
国産・無添加でおすすめの低脂肪ドッグフードはある?
どちらも国産の素材にこだわって作られた、質の高いドッグフードになります。お出汁の自然な風味にもこだわっているので、食いつきUPにも期待ができるでしょう。
また、避けておきたい危険な添加物も使用されていません。安全性の高さを重視したい飼い主さんにも自信を持っておすすめします。
低タンパク質×低脂肪のドッグフードは健康に良いの?
特に腎臓に何かしらの疾患を抱えている場合、腎臓に負担がかかりにくい低タンパク質のドッグフードを勧められる事がよくあります。
とは言え、今のところ何も臓器に異常がないという場合であれば、無理に低タンパク質のドッグフードを選ぶ必要はありません。
自己判断で与えると、むしろ必要なタンパク質量に追いつけない可能性も出てきます。まずは動物病院に行って、何か問題がないのかチェックすることが大事です。
ダイエットをするなら低脂肪ドッグフードがおすすめ?
低カロリーのドッグフードであれば、与える量が自然に増えるので、噛むことによる満腹感を得やすいというメリットがあります。
また、愛犬のダイエットを成功させるためには、摂取カロリーよりも消費カロリーを上回るように調節することが大事です。
食事の見直しはもちろん、散歩の時間を増やしてみたり、運動量が少しでも多くなるような工夫を凝らしてみましょう。
アレルギー持ちの愛犬に低脂肪ドッグフードはおすすめ?
犬によってそれぞれアレルギーの原因となる食材は違うので、「低脂肪ドッグフードであれば大丈夫」というわけではありません。
愛犬のアレルギーを疑っている場合は、まず動物病院で診てもらうことをおすすめします。
アレルゲンを確実に特定する事は難しいですが、今まで与えたドッグフードをピックアップして、疑わしい食材を予測することは可能です。その食材が入っていないドッグフードを試すのが、一番理にかなっています。
ドッグフードの神様には、犬のアレルギーについて分かりやすくまとめている記事があるので、こちらも合わせてお読みください。
低脂肪ドッグフードはウェットの方がおすすめ?
数値だけを見ると、ウェットフードの方が低脂肪で良いのでは?という印象を受けます。しかし、ウェットフードに100%置き換えるという方法はおすすめしません。
- ご飯の量が多くなる事で、むしろ脂質を摂り過ぎる可能性がある。
- 犬の健康にとって大切な「噛む力」が失われる。
- 続けるにはコストがかかる。
以上が主な理由になります。そもそもウェットフードはカロリーが低いので、1日に必要な栄養分をウェットフードだけで補おうとすると、ご飯の量がかなり多くなってしまいます。
その規定量を食べると、むしろドライフードよりも脂質を多く取り過ぎてしまう場合もあるので注意が必要です。
そして、一番の懸念点は犬の健康にとって大切な「噛む力」が失われてしまうという事。特別な事情がない限りは、ドライフードをメインで与えてあげましょう。
ドッグフードの神様内に、安全に与えられるウェットフードの選び方やおすすめ商品をお伝えしている記事があります。気になる方は、こちらもチェックしてみて下さいね。
低脂肪で探しているならアランズナチュラルドッグフード・ラムを要チェック!
今回は、おすすめの低脂肪ドッグフードとして、アランズナチュラルドッグフード・ラムを挙げさせて頂きました。
もちろん、犬にはそれぞれ個体差があるので、すべてのコに100%合うというワケではありません。あくまでも犬の管理栄養士である私が選んだおすすめドッグフードとして、参考程度にして頂ければと思います。
ラム肉は脂質が低いヘルシーなタンパク源であるにも関わらず、食いつきが損なわれにくいというメリットもあります。
アランズナチュラルドッグフードには、新鮮なラム肉が40%も使用されているので、愛犬にも安心して与えられると判断しました。
ラム肉だけの単一タンパク源ですし、原材料は9種類のみのシンプルなレシピになっているので、アレルギー持ちのコにも合わせやすいと思います。
美味しい低脂肪のご飯を愛犬に与えてあげたいとお考えの飼い主さんは、ぜひ一度チェックしてみて下さいね。