238商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

ボクサーに合う餌と選び方は?評判のいいおすすめのドッグフード5選!

警察犬としても活躍するボクサーはがっしりとした体と賢さを併せ持つ犬種ですが、家庭で飼う上では注意したい病気もあります。

そんなボクサーにはどんなドッグフードが向いているのでしょうか?

200種類を超えるさまざまなドッグフードを調査してきた当サイトでは、今回はボクサーにおすすめの商品を5つに絞り、ランキングにてご紹介します。

選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【基本】ボクサーに合うドッグフードの選び方

ボクサーにはどんなドッグフードを選ぶといいのか?ボクサーの特徴や抱えやすいトラブルなどを踏まえた上で、選び方のポイントを3つまとめてみました。

主原料に良質な動物性食材が使用されている

ボクサーに与えるドッグフードを選ぶなら、まずは主原料に注目し、良質な肉や魚などが使用されているかどうかをチェックしましょう。

犬は雑食性もあるものの本来は肉食動物です。植物性原料ばかりが目立つドッグフードよりも、動物性食材を主原料としたものが犬の食性には合っています。

なかでもボクサーは猟犬として働いてきた歴史があり、筋肉質な体を持っています。

筋力維持のためにも、毎日しっかりとした運動時間を確保するとともに動物性タンパク質を摂取することが大切です。

商品によっては動物性原料の配合率が明記されているので、その場合全体の50%以上含まれていると充実しているといえます。

また、大型犬で発症しやすい拡張型心筋症は、ボクサーで多く見られ、ボクサー心筋症(不整脈原性右室心筋症)と呼ばれているほど。

遺伝の要素が大きいため予防は難しいとされていますが、L-カルニチン不足が関係する可能性もわずかながらあるため、日頃から肉・魚を摂るようにしておくとよいでしょう。

L-カルニチンはアミノ酸の一種で、赤身の肉に多く含まれています。特に肉で注目したいのは羊肉・馬肉・鹿肉など。魚ではマグロ・カツオなど。

含まれる脂肪の量が多すぎない

犬にとって脂肪は大切なエネルギー源ですが、含有量が多すぎるドッグフードはボクサーにおすすめできません。

ボクサーは胸が深い体型をしており、こういった犬種は胃拡張・胃捻転を起こしやすいのです。

胃がガスで膨れる胃拡張やねじれる胃捻転は急激に進行し、場合によっては命にかかわることもあるため、飼い犬の異変には注意しなければなりません。

遺伝的な要素もあるため一概には言えませんが、ドッグフードで油脂量が多いものは胃からの排出が遅いという研究結果もあるので避けた方が無難です。

ドッグフードの脂肪の数値としては15%が一般的なので、これを大幅に超えるものは控えるようにしましょう。

神様
ほかには食後すぐの運動を避けたり、少しずつ飲水させたりすることも大切じゃ。

また、ボクサーのかかりやすい椎間板ヘルニアは遺伝や加齢・激しい運動などが原因となりますが、肥満も注意したい要因の1つ。

脂肪を適度に抑えることは、肥満予防にもつながります。

そして、できれば使用されている油脂の種類にも注意を払いましょう。素材が明白であり、オメガ3脂肪酸を多く含むものがおすすめです。

オメガ3脂肪酸の効果はさまざまですが、ボクサーがトラブルをかかえやすい皮膚や心臓にもよい影響があると考えられています。オメガ3脂肪酸が豊富に含まれるのは魚由来の油です。

骨・関節軟骨成分が配合されている

近年は骨・関節軟骨成分を積極的に取り入れているドッグフードも多く、ボクサーにもおすすめです。

ボクサーのように体格の大きな犬は各部位を動かす関節に負担がかかりやすいため、関節トラブルのリスクも高くなります。

毎日食べるドッグフードで骨や関節サポート成分が摂取できるのなら、これに越したことはありません。

骨・関節軟骨成分とは以下のようなものです。

  • グルコサミン:関節にかかる衝撃を吸収する軟骨の原料となる。
  • コンドロイチン:軟骨の弾力性や保水性を保つのに役立つ成分。
  • MSM(メチルスルフォニルメタン):有機イオウ化合物の一種で、軟骨・骨・皮膚などの生成に必要な成分。

ほかにはカルシウムやコラーゲン、ヒアルロン酸を採用しているドッグフードも見られます。

ボクサーのご飯に評判のいいドッグフード15種類を比較!

以上の3つのポイントを踏まえて、ここではボクサーのご飯に選ばれやすい人気のドッグフード15種類を比較してみることにしました。

比較する項目は「主原料」「油脂の種類と脂質量」「骨・関節軟骨成分」の3つです。

なお、人間用の食品と同等基準など、高品質と判断できる原料が使われているものに関しては、主原料を青文字で示しています。

商品画像 商品名 主原料
(選び方①)
油脂(粗脂肪)
(選び方②)
骨・関節軟骨成分
(選び方③)
原材料
(平均3.9)
栄養
バランス
(平均4.2)
無添加
(平均4.6)
安全性
(平均3.8)
コスト
(平均3.5)
内容量 価格 1日あたりの
価格
1kgあたりの
価格
100gあたりの
カロリー
目的 タイプ 対応年齢 原産国 サポート 特徴
株式会社レティシアンネルソンズ チキン生肉、乾燥チキン
サツマイモ(肉類含有量50%)

(12%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
4.6
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.4
Top
4.6 5kg 7,356円詳細 142円 1,459円 365.7kcal 主食として使用可能 ドライフード 全年齢対応 イギリス 腸の健康 グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社トランペッツアカナ ラム 草を与えられて育った生ラム肉(18%)、ラム肉ミール(18%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、生ラムレバー(4%)、ラム脂肪(4%)、新鮮レッドデリシャスリンゴ(4%)
(15%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
4.6
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.6
Top
4.0 2kg 5,219円詳細 247円 2,383円 339.3kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 カナダ 循環器系と免疫系のサポート グレインフリー/無添加/
ヒューマングレード
株式会社レティシアンカナガン チキン生肉26%
乾燥チキン25%
(肉類含有量60%)

(15%以上)
グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.7
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.8
Top
4.0 2kg 4,030円詳細 189円 2,015円 376kcal 主食として使用可能 ドライフード
ウェットフード
全年齢対応 イギリス アレルギー対策/食欲促進/
偏食改善/便秘予防
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社レティシアンモグワン チキン&サーモン
(生肉・乾燥肉)56.5%

(10%以上)
グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.8
Top
4.8
Top
5.0
Top
4.8
Top
4.0 1.8kg 4,030円詳細 218円 2,239円 361.5kcal 主食として使用可能 ドライフード 全年齢対応 イギリス 涙やけ/食物アレルギー対策/
肥満対策
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社エヴリワンズファインペッツ 鹿肉、鶏肉、オートミール
(肉類含有量80%)

(16%)
グルコサミン
コンドロイチン
4.6
Top
4.1 5.0
Top
4.6
Top
3.6 1.5kg 3,422円詳細 130円 1,622円 440kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 オランダ 栄養不足対策/痩せ気味対策 無添加/ヒューマングレード
レッドハート株式会社キアオラ(ベニソン) ベニソン生肉・乾燥サーモン・えんどう豆
(17%以上)
4.6
Top
4.3 4.9
Top
4.7
Top
3.6 900g 3,888円詳細 287円 3,069円 376kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 ニュージーランド 体重コントロール/アレルギー対応/
皮膚・被毛の健康管理/消化サポート
グレインフリー/無添加/
ヒューマングレード
グローバル・ペット・ニュートリション(株)go!(SS LID サーモン) サーモン生肉
サーモンミール、タピオカ

(12%以上)
4.6
Top
4.3 5.0
Top
4.6
Top
2.9 2.3kg 4,682円詳細 200円 2,325円 408.4kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 カナダ 皮膚・被毛の健康維持/お腹のケア
アレルギー対策
グレインフリー/グルテンフリー/
無添加/ヒューマングレード
株式会社 利他フーズ馬肉自然づくり 馬肉、鶏肉、玄米
大麦、黒米

(11.1%以上)
卵殻カルシウム 4.4 3.7 5.0
Top
4.5
Top
2.9 1kg 2,970円詳細 262円 2,970円 399kcal 一般食 ドライフード 成犬〜シニア犬 日本 涙やけ/皮膚・被毛トラブル/
体重管理/アレルギー対策
無添加/ヒューマングレード
ウェルペット・ジャパン合同会社ウェルネスコア 白身魚、ニシンミール
サーモンミール
メンハーデン(魚)ミール
えんどう、じゃがいも

(15%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
3.9 4.3 5.0
Top
4.3 3.8 1.8kg 3,780円詳細 158円 1,626円 約363kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用/
シニア犬用
アメリカ おなかの健康・皮膚・被毛・腰と関節の健康維持 グレインフリー/無添加
マースジャパンリミテッドニュートロ ナチュラルチョイス
(中型犬~大型犬用)
チキン(肉)、玄米
モロコシ

(12%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
3.9 4.2 4.9
Top
4.1 4.0 3kg 4,142円詳細 135円 1,381円 360kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 アメリカ 腸内環境の健康維持 無添加
ロイヤルカナンジャポン合同会社ユーカヌバ(大型犬用) 肉類(鶏、七面鳥)
とうもろこし、小麦
大麦

(11%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
3.5 4.3 4.0 3.0 4.9
Top
10kg 8,063円詳細 75円 806円 376kcal 総合栄養食 ドライフード 1歳以上の成犬用 ポーランド 特になし 一部の原料がヒューマングレード/
無添加
日本ヒルズ・コルゲート株式会社サイエンスダイエット(大型犬種用 成犬用) トウモロコシ、小麦
トリ肉(チキン、ターキー)

(15.2%)
グルコサミン
コンドロイチン
3.3 4.3 5.0
Top
3.6 5.0
Top
12kg 6,477円詳細 52円 540円 368.2kcal 総合栄養食 ドライフード ~12ヶ月 チェコ 健康な関節と軟骨を維持 無添加
ネスレジャパン株式会社プロプラン(中型犬・大型犬 成犬用 チキン) チキン、米、小麦
家禽ミール、牛脂
脱脂大豆、とうもろこし

(16%以上)
3.0 4.0 4.0 2.8 4.9
Top
3.5kg 3,002円詳細 84円 858円 359kcal 総合栄養食 ドライフード シニア
7歳以上
フランス 脳・歯茎・関節の健康維持 無添加
ロイヤルカナン ジャポン合同会社ロイヤルカナン(ボクサー)
米、肉類(鶏、七面鳥)
動物性油脂、コーン
植物性分離タンパク

(18%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
2.9 3.3 4.0 2.7 4.0 12kg 19,892円詳細 144円 1,658円 404kcal 総合栄養食 ドライフード 生後15カ月齢以上 韓国 消化・腸のサポート/
心機能サポート/
関節の健康維持
記載なし
日本ペットフード株式会社ビタワン 穀類(トウモロコシ、小麦ふすま、脱脂米糠、コーングルテンフィード)
肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)

(8%以上)
1.8 4.4 3.0 1.7 5.0
Top
6.5kg 1,483円詳細 23円 228円 350kcal 総合栄養食 ドライード 全年齢対応 日本 おなか・皮膚の健康維持 着色料不使用
残りの5商品も見る
※価格は全て税込です。
※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出

ボクサーの餌に選ばれやすい人気の15商品を比較してみました。

骨・関節軟骨成分は多くの商品で加えられていますが、主原料や油脂の内容を見るとかなり違うことが分かります。

肉の状態や品質・配合率まで細かく記載されているドッグフードがある一方で、原材料の1番目に穀類を使用しているドッグフードも存在します。

前者は油脂の種類も明確で健康への配慮がうかがえますが、後者は残念ながら曖昧です。

飼っているボクサーの健康を考えるなら、やはり品質や安全性は譲れないところではないでしょうか。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、ボクサーに合わせておきたいドッグフード5選をまとめてみました!

【決定】ボクサーにおすすめのドッグフードランキング5選!

評価の基準

ここで紹介する5つのドッグフードは、ボクサーの特徴や抱えやすいトラブルを踏まえた上で、私が個人的にドッグフードの原材料・栄養成分値・製造工程などあらゆる情報を調査した上で高く評価した商品です。完全さを保証するものではありません。

ネルソンズ

ネルソンズの特徴
ネルソンズは、原材料の50%を占めているチキンを始め、主原料にヒューマングレードの食材が使用されているドッグフードです。栄養価に優れた野菜・果物・ハーブも使い、高タンパク・低脂肪の栄養バランスで仕上げられています。フード粒やパッケージはボクサーのような中・大型犬向きです。
価格
  • 【通常】9,196円
    【定期】7,816円

内容量 5kg
評価 5.0
編集部からのコメント
ネルソンズは基本的な品質や安全性、栄養バランスに優れているだけでなく、犬の健康サポートも考えられているドッグフードです。油脂ではオメガ3脂肪酸を多く含むサーモンオイルが使用され、関節軟骨成分も配合されています。ボクサー用として総合ポイントが高い商品です。

アカナ(グラスフェッドラム)

アカナの特徴
アカナは、動物性原料を重視したレシピで作られている品質の高いカナダ製ドッグフードです。なかでもグラスフェットラムは、L-カルニチンが多く含まれるラムを主原料にしています。動物性原料の配合率が細かなところまで記載されているのもアカナの特徴です。
価格 1,628円(340g)
7,480円(2kg)
18,700円(6kg)
26,400円(11.4kg)
※参考価格
内容量 340g、2kg、6kg、11.4kg
※グラスフェッドラムの場合
評価 4.5
編集部からのコメント
アカナグラスフェットラムは穀物を使用せず、動物性タンパク源をラム1種類に絞っているので、食物アレルギーが気になるボクサーにも合わせやすいのがメリット。また、フード粒も大きめです。グラスフェットラム以外にも種類が多く揃うため、ローテーションしたい場合もおすすめです。

カナガン

カナガンの特徴
カナガンは、原材料全体の60%にチキンを使用しているドッグフードです。チキンは放し飼いで育てられ、人間用食品工場で加工・出荷されています。犬にとって必要ではない添加物は加えられず、食材の栄養を損なわないような加熱方法で処理されています。
価格
  • 【通常】5,038円
    【定期】4,534円
    今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 2kg
評価 4.5
編集部からのコメント
高品質のチキンをメイン食材として作られているカナガンは、犬に必要な栄養が充実しているドッグフードです。日々しっかりとした運動が習慣となっているボクサーに合わせてみるとよいでしょう。骨・関節軟骨成分も3種類配合されています。

モグワン

モグワンの特徴
モグワンは、チキンとサーモンというヘルシーな組み合わせを主原料に採用したドッグフードです。抗酸化作用に優れた野菜や果物などもバランスよく使用し、犬の健康サポートについてさまざまな観点からよく考えられています。食材の品質や工場情報も問題ありません。
価格
  • 【通常】5,038円
    【定期】4,534円
    今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 1.8kg
評価 4.0
編集部からのコメント
モグワンは、肉と魚の両方の良いとこどりをしているドッグフードです。ネルソンズより更に脂質量が控えめになっているため、飼っているボクサーの体重が気になるという場合にもおすすめ。トッピングで毎日のごはんの変化を楽しんでもらうといった使い方もしやすい商品です。

ファインペッツ

ファインペッツの特徴
ファインペッツは、動物性原料を全体の80%に使用し、栄養の消化吸収率の高さを誇るドッグフードです。使われている動物性原料の種類はL-カルニチンが豊富な鹿肉や鶏肉・サーモンなど。肉副産物や危険と感じるような化学添加物の使用はなく、原材料の品質や製造工場の安全性にも信頼が置けます。
価格
  • 【初回お試し】1,100円(1.5kg)
    【通常購入】3,803円〜
    【定期購入】
    1.5kg×1袋コース 3,422円〜
    4kg×4袋コース 25,955円
    (回数を重ねるごとに割引率UP)

内容量 1.5kg、4kg、8kg、16kg
評価 4.0
編集部からのコメント
ファインペッツは犬の食いつきにも安全性にもこだわって作られているドッグフードです。栄養価に優れているので、運動量の多いボクサーにおすすめ。消化吸収率が良い分、給餌量目安が比較的少ないことに注意しましょう。小粒のほか、しっかり噛んで食べられる大粒タイプも選べます。

迷ったらコレ!ボクサーにネルソンズドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜボクサーにネルソンズを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

ネルソンズをおすすめする理由
  1. 高品質のチキンを原材料全体の半分に使用。
  2. 香料や着色料など気になる添加物は不使用。
  3. グレインフリーで食物アレルギーの犬にも使いやすい。
  4. 油脂はチキンオイルとサーモンオイルを採用。
  5. 関節軟骨成分が2種配合されている。
  6. フード粒は中型犬・大型犬向きの形状とサイズ。
  7. パッケージが5kg入りで大型犬に使いやすい。

私がボクサーにおすすめしたい餌としてネルソンズを選んだ理由は、品質や栄養・使いやすさなどを総合的に見てバランスが良いと判断したためです。

主原料はヒューマングレードの食材が使われているし、欧州ペットフード工業会連合の基準を満たした施設(イギリス)で作られているので、安全性は確か。

高タンパク・低脂質の栄養バランスであり、オメガ3脂肪酸源となるオイルや関節軟骨成分の配合など、健康サポートの面もしっかり考えられています。

ネルソンズは中・大型犬用のドッグフードなので、パッケージサイズやコスパの良さもボクサーなどの大型犬向き。フード粒もしっかり噛んで食べられるサイズです。

とはいえ、なかにはチキンが合わないという犬もいるので、そういった場合はネルソンズは向きません。

ラムや魚を使ったものがよい、脂質やカロリーをもう少し抑えたいといった特別な方針がある場合は、別のドッグフードを検討するようにしてくださいね。

特に気にかけている点がなければ、まずは幅広いボクサーに合わせやすいネルソンズから試してみるとよいでしょう。

【給餌量】ボクサーの餌の量は1日あたりどれくらい?

ボクサーが1日に必要とする餌の量は、ドッグフードや手作り食の栄養価、運動量、ライフスタイル、体重、体格、年齢などによって変わります。

よって、絶対にこの量を与えなければならないという決まりはありません。

以下の計算方法から1日に必要なフードの給餌量を割り出すことができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。計算に必要な係数は下の表に示してあります。

1日分の給餌量の計算方法
  1. まずは安静時のエネルギー要求量を求める。
    RER(kcal)=30 × 体重 + 70
  2. 次に、1日に必要なエネルギー量を求める。
    DER(kcal/日)=RER × 係数
  3. 最後に、1日に必要な給餌量を算出する。
    給餌量(g/日)=DER ÷ フード1gあたりのカロリー数
ライフステージ 係数
子犬(4ヶ月未満) 3.0
子犬(4~9ヶ月) 2.5
子犬(10~12ヶ月) 2.0
成犬(避妊・去勢をしていない) 1.8
成犬(避妊・去勢をしている) 1.6
肥満傾向 1.4
妊娠中(初めの42日間) 1.8
妊娠中(43日目以降) 3.0
授乳中 4.8
老犬(7歳以上) 1.4

そして、それぞれのライフステージの餌の与え方や注意点を以下にまとめてみました。

成犬の場合

ボクサー成犬の平均体重は25~32kgです。例えば私がおすすめしているネルソンズを体重30kgのボクサーに与えるとして、具体的な給餌量を上記の計算方法から算出してみましょう。

ネルソンズの1gあたりのカロリーは3.657、標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数を1.6として計算します。

ボクサー(体重30kg)へのネルソンズ給餌量
  1. 安静時のエネルギー要求量
    30×30+70=970kcal
  2. 1日に必要なエネルギー量
    970×1.6=1552kcal/日
  3. 1日あたりの給餌量
    1552÷3.657≒424g/日

1日あたりの給餌量目安は約424gと分かります。犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。

また、ドッグフードによってカロリー以外の特徴も異なるため、商品に記載されている給餌量を参考にするのも方法の1つ。ネルソンズの場合は体重30kgの成犬で約387gです。

ただし、個体差や運動量によっても大幅に変わるためあくまでも目安とし、犬の様子を見ながらコントロールするようにしましょう。

子犬の場合

月齢 1日の給餌量目安 1日に餌を与える回数
2~3ヶ月 約517g 4回
4~5ヶ月 約517g 3回
6~7ヶ月 約431g 2~3回
8~9ヶ月 約431g 2回
10~11ヶ月 約431g 2回
12~13ヶ月 約380g 2回
14~15ヶ月 約380g 2回
16~17ヶ月 約380g 2回

ボクサーのような大型犬は、生後1年を超えても2歳頃までゆっくりと成長を続けます。ネルソンズを例に、子犬の1日あたりの給餌量目安と回数を表にしました。

子犬は毎日成長するため上記は参考程度とし、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにしましょう。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。

給餌量の計算方法に子犬の体重をあてはめて算出する場合は、月齢によって係数が変化することに注意してください。

餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて与えます。

生後3ヶ月過ぎた頃からは1日3回に分けて与え、犬種により予想できる成犬時体重の50%近く(ボクサーであれば15kg)になるまで続けましょう。

生後6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。

老犬の場合

老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。

餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。

ここで紹介した給餌量はあくまでも目安で、運動量・体調・生活環境によって必要なエネルギー量が変わります。給餌量が合っているかどうかはうんちで分かるので、うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといった感じで調整して下さい。

ボクサーがご飯を食べない理由とその対処法は?

ボクサーがご飯を食べない時に考えられる理由は、健康状態・ライフスタイル・飼い主さんとの関係によっても異なります。よくある理由を以下にまとめてみました。

  • わがままになっている。
  • ドッグフードの匂い・味・質感が気に入らない。
  • もともと食が細い。
  • 成長が落ち着いてきている(子犬の場合)。
  • 老化による代謝率や消化率の低下。
  • ストレスを抱えている。
  • 1回のご飯の量が多い。
  • 口の中にトラブルがある。
  • 病気や何かしら不調がある。
  • 生理中である(避妊手術をしていないメスの場合)。

基本的に、犬は食事に飽きるということはほとんどありません。

もしもご飯を食べない日が2日以上続く場合は病気の可能性もありますので、早めにかかりつけの動物病院を受診して獣医師に相談しましょう。

ボクサーがご飯を食べない時の対処法は、それぞれの理由によって異なります。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひそちらを参考にしてみて下さいね。

ボクサーにかかる年間の餌代はいくら?

ボクサーの餌代は個体差によって大きな差が出るため、必ずしも「〇〇〇円」とは言い切れません。また、食べさせるドッグフードによっても年間の餌代は変わります。

例として、ここでは私が紹介しているネルソンズでおおよその年間の餌代を出してみましょう。成犬ボクサー(体重25~32kg)で計算してみます。

  • ネルソンズ 1袋(5kg)あたり9,196円
  • 成犬ボクサー(体重25~32kg)の1日あたり給与量359~451g

体重およそ25~32kgの成犬ボクサーであれば、1ヶ月あたり約3袋のネルソンズが必要となります。

ちなみに、ネルソンズを3袋ずつ定期購入すれば毎回合計20,000円以上になるので、20%の割引が入って1袋あたり7,356円で購入することができます。さらに送料無料です。

また、定期購入の場合はお届け周期を1週間~13週間まで1週間単位で選べます。なのでここでは、4週間おき(1ヶ月おき)にネルソンズが3袋届く設定で計算してみましょう。

22,068円(ネルソンズ3袋分代)×12回(年間)=264,816円

となるので、もしネルソンズをボクサーに食べさせてあげるとなると、年間約264,816円の餌代がかかるということになります。

ただし、ここで出した金額はあくまでも目安です。飼育環境、体質、運動量などによって餌代は大幅に変わるので、参考程度に留めていただければと思います。

ボクサーが抱えやすいトラブルを考えるとネルソンズドッグフードがおすすめ!

もう一度お伝えしますが、私はすべてのボクサーにネルソンズをおすすめするつもりはありません。

ボクサーの生理状態・ライフスタイル・健康状態によって合うドッグフードが変わってきますので、ここはあくまでも私が選んだおすすめのドッグフードとして参考にしていただければ幸いです。

犬に必要な栄養素については「【犬の栄養に関する基礎知識】必要な栄養素とその役割・注意点は?」で詳しくまとめています。

ボクサーは力強さを感じる体つきが魅力。引き締まった筋肉や健康的な体を維持させるためにも、動物性原料や品質を疎かにしていないドッグフードを与えたいものです。

ネルソンズは、品質はもちろん栄養バランスや健康サポート成分、大型犬への使い勝手の良さという点でも優れているため、ここでの評価も高くなっています。

ただ、当然ながらボクサーもそれぞれ体質や年齢が異なるので、飼い犬のことをよく把握した上でより相性の良いドッグフードを見つけることが大切です。

これといった懸念点がないのであれば、ネルソンズを合わせて愛犬の反応を見てはいかがでしょうか。

  

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