
常に科学的な視点で犬猫の本質を探し続けるBACK TO BASICS®。そんなBACK TO BASICS®の理念に基づいて作られた総合栄養食が「キアオラ」です。
キアオラドッグフードはラム・サーモン・ビーフ・カンガルー・グラスフェッドなど5種類の商品が販売されています。
ここでは、キアオラの原材料や安全性をはじめ、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 450g、900g、2.7kg、5kg、9.5kg ※ラム&サーモンの場合 |
価格 | 1,705円(450g) 2,805円(900g) 6,380円(2.7kg) 10,890円(5kg) 17,380円(9.5kg) ※楽天参考価格 |
価格/日 | 166円 |
価格/kg | 1,829円 |
カロリー/100g | 387.4kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ラム生肉、生サーモン、ドライフィッシュ、えんどう豆、ポテト |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | ニュージーランド |
当サイトは、キアオラをAランクと評価しました。
キアオラは犬が本来必要とする食事を再現しているため、お肉の配合量が一般的なドッグフードよりも高いです。
その分お値段も高めですが、トレーサビリティを徹底した牧場のみと契約しています。
ですので「何かトラブルがあった時に、すぐ回収・対応ができるようになっている」ところも安心してキアオラを使える要素だと感じました。
また、具体的な配合比率まではわからないものの、植物性原料を最低限にしているとのこと。フードの消化吸収にも配慮しています。
運動量が多く、1日のエネルギー消費量が多い犬にぜひ合わせておきたいドッグフードです。
目次
実際にキアオラドッグフードを購入してみました!
以前からどんなフードが気になっていた、キアオラを購入しました。私が選んだのは「ラム&サーモン(450g)」です。
キアオラの原産国はニュージーランドですが、北欧らしい色使いのパッケージですね。ドッグフードには珍しい雰囲気でしょう。
裏面は特徴や原材料などがしっかり書かれています。マットな質感のパッケージなので、反射もなく読みやすいです。
開封してみたところ、キアオラは450gでもチャックが付いていました。保管にも便利で助かります。
袋の中を見てみると、お肉とお魚っぽい美味しそうな香りがしました。ラムも入っているためか、魚特有の香りはそこそこ。香り自体もそこまで強くはないなと感じます。
数粒手に取り出して、油感を確かめてみました。ベタベタ感はほとんどなく、ほんの少し手に油が残る程度です。
粒のサイズを確認するべく、比較対象として「1円玉」と私が普段愛犬のために利用している「モグワン」それと「キアオラ」を並べました。
キアオラはコイン型のタイプで、直径約10〜12mmくらいでしょうか。モグワンより一回り大きい感じで、中粒とまでは言い難い「大きめな小粒」といった印象でした。
キアオラドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、キアオラの原材料と安全性についてです。今回は、私が試しに購入した「ラム&サーモン」を評価してみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。キアオラには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 30.0%以上 | 灰分 | 10.0%以下 |
脂質 | 17.0%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
粗繊維 | 4.0%以下 | 代謝エネルギー | 387.4kcal/100g |
まず、キアオラには余計な原料と曖昧な原料が入っていません。原料はすべて高品質なものを使い、安全性を保つためのトレーサビリティも確保されています。
主原料にラム生肉・生サーモンが使われていてタンパク質も30%以上と高めなので、豆やタピオカスターチなどの炭水化物でカサ増しされているといったこともまずないでしょう。
実際、販売会社であるレッドハート株式会社の公式サイトでは「肉原料を最大限配合しているのでぬるま湯でふやけにくい」と説明があります。
動物性原料の配合比率まではわからないものの、しっかりお肉がメインになったドッグフードであることは間違いないと思われますね。
ラム&サーモンのほかには、動物性タンパク源にビーフやカンガルーを採用した種類があり、ラム・ビーフ・カンガルーともに天然の草を食べて育っているのが特徴です。
抗生物質やホルモン剤の心配もなく、また配合飼料を食べて育っていないのでアレルギー対策にも使いやすいドッグフードだと感じました。
ただし、豆やポテトでアレルギーが起きてしまう犬も少なくありません。キアオラを使用する際は、これらの原料が愛犬に合うかどうかも確認された方がいいでしょう。
ちなみに、2018年にあったキアオラのラム製品の一部にカビが生えていたトラブル以降、私が知る限りこれといった問題は何も起きていません。
原因もほぼわかっており、現在は製造段階の商品テストもさらに強化されていることは間違いないと思うので、引き続き安心してキアオラを使っても大丈夫と言えます。
- 1日の運動量が多く活動的な犬。
- 高栄養価の食事を必要としている犬。
- 豆・ポテトアレルギーがない犬。
- 涙やけや毛質が気になる犬。
- トレーサビリティが徹底されたドッグフードを探している人。
- 食の安全に厳しい国で作られたドッグフードを求めている人。
- 愛犬には肉食寄りの食事をさせたいと考える人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
キアオラは、原材料や動物性原料の割合にこだわっているドッグフードだなと感じました。お肉寄りの食事を与えたい場合にも向いているでしょう。
キアオラドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
続いて、キアオラを愛犬に与えている飼い主さんの口コミをご紹介します!
キアオラドッグフードの良い口コミ
キアオラドッグフードの悪い口コミ
キアオラドッグフードの口コミ・評判まとめ
キアオラは非常に評判の良いドッグフードです。むしろネガティブな評価を見つけることの方が難しいかもしれません。
とくに多かったのが「食いつきがいい」「涙やけが良くなった」「アレルギーが改善した」「お腹の調子が良くなった」という声です。
中でも、お腹の調子が良くなった(下痢や軟便をしにくくなった)といった口コミは多かったような気がします。消化されやすく、胃腸への刺激も少ない証拠かもしれませんね。
悪い口コミに関してもっとも多かったのは「食べない」でした。
何が原因で食べないのかは個々によって異なるのでハッキリとは言えませんが、もしかしたらサーモンの匂いに敏感に反応して食いつきが悪い子もいるかもしれません。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | ||
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでキアオラを買うのがもっとも安いのか?公式サイトと大手通販サイトであるAmazon・楽天を比較してみました。
キアオラドッグフードの価格はAmazonも楽天もほぼ同じ!
調査した結果、キアオラの価格はAmazonも楽天もほぼ同じであることがわかりました。公式サイトでの販売はありません。
また、Amazonには450gの取り扱いがないようです。900gサイズ以外の価格はどちらも同じなので、あとは会員特典や送料などで決められるといいでしょう。
キアオラドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | キアオラ (ラム&サーモン) |
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主原料 | ラム生肉 生サーモン ドライフィッシュ |
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穀物 | グレインフリー | |
タンパク質 | 30%以上 | |
脂質 | 17%以上 | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
387.4kcal | |
内容量 | 450g 900g 2.7kg 5kg 9.5kg |
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価格 | ||
当サイト評価 | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとキアオラには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
まず、モグワンもキアオラも高品質な原料のみを使っています。どちらも安全性を保つためのトレーサビリティを確保しており、犬の健康へのこだわりが感じられる良好なフードです。
サーモンを取り入れているところも共通ですね。炭水化物には穀物ではなく、豆類やイモ類を使用しているところも似ています。
ただ、特徴や栄養価など異なる部分はたくさんあるので、どちらが今の愛犬に適しているのかはよく商品を比較したうえで検討するようにしてください。
決め方の例として1つ挙げるならば、愛犬が活動的で1日のエネルギー消費量も多いのであればキアオラ。
一方、そこまで本格的に運動をしてないのであればモグワンといった感じで選んでみるのもいいかもしれません。
あと、キアオラには複数のタンパク源が用意されています。メインのお肉を定期的にローテーションしたい人は、キアオラをリストに入れておくのもいいでしょう。
キアオラドッグフードの種類と特徴について
犬用キアオラは全部で5種類あります。それぞれの特徴を、保証成分値の比較も含めながら簡単にまとめてみました。
商品名 | タンパク質 | 脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
ラム&サーモン | 30%以上 | 17%以上 | 387.4kcal |
グラスフェッド ビーフ&サーモン |
30%以上 | 17%以上 | 約381.9kcal |
ラム&レバー | 29%以上 | 17%以上 | 約365kcal |
グラスフェッド ビーフ&レバー |
28%以上 | 17%以上 | 約364kcal |
カンガルー | 29%以上 | 17%以上 | 約365kcal |
この5種類の中で最も栄養価が高いのが「ラム&サーモン」です。
これだけ見ると「ラムは太りやすいのでは?」と思われがちですが、実はラムの脂肪は体内に吸収されにくいという特徴を持ちます。
また、脂質の代謝をサポートするL-カルニチンも豊富に含まれているので(ラム肉100gあたり80mg)、体重が気になる犬や太りやすい犬などにも合わせやすいのがラムです。
そして、キアオラのグラスフェッドビーフには、屋外で放牧されながら牧草を食べて育った牛の肉が使われているんですね。
牛舎という狭い空間で穀物を食べながら育てられた牛とはまたワケが違うので、赤みが多くヘルシーで、カロリーも控えめという特徴を持ちます。
今は廃番となってしまいましたが、ベニソン(鹿肉)は、牛肉や鶏肉よりもタンパク質を豊富に含んでいます。
鹿肉は脂質もかなり控えめで、肉類にしては珍しくDHA(青魚などに多く含まれている不飽和脂肪酸)が含まれている特徴があります。
キアオラドッグフードのQ&A
キアオラドッグフードにはお試しサンプルってある?
キアオラドッグフードは子犬に食べさせても大丈夫?
生後6週目から与えても大丈夫なようですが、生後9週目くらいまでは急いで離乳させる必要はないと思います。少しずつキアオラに慣れてもらいましょう。
キアオラドッグフードまとめ
- 高品質な原料を厳選していて安心。
- 肉は抗生物質・ホルモン剤・配合飼料を与えておらず、アレルギー対策にも使いやすい。
- 食の安全に厳しい国で作られているため、安全面・衛生面も徹底している。
- フードの安全性を保つため、トレーサビリティを確保。
- 肉原料を最大限配合し、肉食寄りの食事を与えたい人に向いている。
- 栄養価が高めなので、運動量の多い犬・少食の犬も利用しやすい。
- サンプルがあるため、実際に食べてくれるか・体質に合うかを確認できる。
- 同ブランド内の種類が豊富で、ローテーションにも便利。
- 犬の体質に豆やポテトが合わない場合は注意が必要。
原料自体の安全性にこだわるキアオラは、安心できるタンパク源を使い、犬本来の食性に配慮しているのが特徴のフードです。栄養価が高めなのもポイントですね。
使用しているお肉は、抗生物質・ホルモン剤・配合飼料の心配がなく、食物アレルギー対策として利用しやすいです。これだけでも、他の一般的なフードとは一線を引いているといえるでしょう。
また、キアオラの原産国であるニュージーランドは、食の安全性に厳しいことでも知られています。BSEや鳥インフルエンザなど、家畜疫病の非汚染国なのも安心できる点です。
栄養価も高めなため、運動量が多い犬や少食の犬にも合わせやすいです。同ブランド内には5種類があり、フードローテーションもスムーズに行えます。
このように、キアオラには余計な原料・曖昧な原料がなく、食の安全性と犬の健康を大切にして作られているのが伝わりました。
豆やポテトが体質に合わない場合は注意が必要ですが、取り立てて気になる点がなければ、一度愛犬に試してみたいドッグフードです。
キアオラドッグフードの基本情報
内容量 | 450g、900g、2.7kg、5kg、9.5kg ※ラム&サーモンの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,705円(450g) 2,805円(900g) 6,380円(2.7kg) 10,890円(5kg) 17,380円(9.5kg) ※楽天参考価格 |
100gあたり価格 | 約236円 ※楽天参考価格2.7kgの場合 |
販売会社 | レッドハート株式会社 |
公式サイト | https://backtobasics.jp/kiaora |