285商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

ボルゾイに合う餌と選び方は?評判のいいおすすめのドッグフード5選!

ボルゾイは優雅なスタイルと高い身体能力を持つ犬種ですが、その体格や性質から食事の面で気をつけたい点がいくつかあります。

具体的にどんなドッグフードを与えればよいのか、迷っている飼い主さんもいるでしょう。

国内外のドッグフードを200種類以上調査してきた当サイトでは、今回ボルゾイにスポットを当て、合わせやすい商品を5つ厳選して、ランキングでご紹介します。

選び方についても解説していますので、おすすめ商品とともに参考にしてください!

【基本】ボルゾイに合うドッグフードの選び方

ボルゾイにはどんなドッグフードを選ぶといいのか?ボルゾイの特徴や抱えやすいトラブルなどを踏まえた上で、選び方のポイントを3つまとめてみました。

主原料が良質な動物性食材である

ボルゾイに与えるドッグフードは、まず主原料を確認して良質な肉や魚が使われているものを選びましょう。

ドッグフードの原材料欄は配合量の多い順に記載されているので、少なくとも1番目に肉・魚の名前が挙がっているものをおすすめします。

配合量も明記されている商品であれば、全体の50%以上となっているとなおよしです。

大きな理由としては、犬という動物自体が(雑食性もある)肉食であり、タンパク源としては植物性より動物性の方が消化しやすいことがあります。

また、ボルゾイは元々ロシアの猟犬であり、50km/hものスピードで走るという運動能力の持ち主。

その筋力を維持するためにも日々の散歩や運動の時間を確保し、あわせて動物性タンパク質を重視した食事を摂ることが大切です。

良質な動物性タンパク質は、ボルゾイの美しい被毛のコンディション維持にも役立つでしょう。

更に、サイトハウンド(視覚と走力で狩猟をおこなう犬種)として活躍してきたボルゾイは感受性が鋭く神経が細やかなところがあり、食事に関しては小食・偏食が目立つケースもあります。

品質の良い動物性食材を主原料にしたドッグフードは、栄養価だけでなく嗜好性の高さという点でも優れているため、そういった意味でもボルゾイにおすすめです。

素材の明確な脂肪が適度に含まれている

脂肪は犬にとって大切なエネルギー源となり、ドッグフードの嗜好性も高めてくれる要素ですが、できれば素材がきちんと明記されているものがおすすめです。

どんな動物や植物から得た油脂なのか、はっきりわかるものの方が安心して与えられます。

また近年、健康効果で注目されているのがオメガ3脂肪酸。

ボルゾイがトラブルを起こしやすい関節や皮膚にもよい影響が期待できるため、気になる場合はオメガ3脂肪酸を多く含む魚由来の油脂が採用されているものを選ぶとよいでしょう。

ただ、あまりに脂肪の含有量が多すぎるものはボルゾイに不向きです。

ボルゾイのような大型犬・超大型犬は、胃拡張や胃捻転を起こしやすいという特徴があります。

胃にガスがたまって膨れるのが胃拡張、更に捻じれてしまうのが胃捻転であり、場合によっては命を落とすこともある緊急性の高い病気です。

病気の原因ははっきりとわかっていませんが、油脂分の多いドッグフードは胃から次の器官への移動が遅いという研究報告もあるとのこと。

脂肪の割合は15%程度というドッグフードが一般的なので、これを大きく上回るものは控えた方がよいでしょう。

神様
食べすぎや食後すぐの運動・水のがぶ飲みなども避けるようにしよう。

そして、脂肪の摂り過ぎは肥満にもつながるため、この点も注意しなければなりません。肥満はボルゾイの肝臓や細い足の関節にも負担をかけてしまいます。

骨・関節軟骨成分が配合されている

ボルゾイのドッグフード選びでは、骨・関節軟骨成分が配合されているかどうかも気にかけておきたいポイントです。

大きな体格を持つ犬はその分関節に負担がかかりがち。ましてボルゾイは足が細長いのが特徴です。

ボルゾイがなりやすい股関節形成不全は遺伝的な要因が大きいとされているものの、食事で少しでも心配を減らせるのならこれに越したことはないでしょう。

関節トラブルのリスクを軽減させるためには筋肉維持や肥満防止に努めるとともに、ドッグフードで骨・関節軟骨成分に注目するのもよい選択肢の1つです。

代表的な成分は以下の3つです。

  • グルコサミン:アミノ糖の一種で、軟骨の構成要素となる。
  • コンドロイチン:軟骨に含まれる成分。保水性・弾力性に関係する。
  • MSM(メチルスルフォニルメタン):イオウ化合物の一種。関節炎・痛みの軽減に役立つ。

コラーゲンやヒアルロン酸などが配合されたドッグフードもありますが、多くは上記3つのうちのどれか、もしくは複数が配合されています。

複数配合されたものは相乗効果にも期待でき、おすすめです。

ボルゾイのご飯に評判のいいドッグフード15種類を比較!

以上の3つのポイントを踏まえて、ここではボルゾイのご飯に選ばれやすい人気のドッグフード15種類を比較してみることにしました。

比較する項目は「主原料」「使用されている油脂の種類と脂質量」「骨・関節軟骨成分」の3つです。

なお、人間用の食品と同等基準など、高品質と判断できる原料が使われているものに関しては、主原料を青文字で示しています。

商品画像 商品名 主原料
(選び方①)
油脂(粗脂肪)
(選び方②)
骨・関節軟骨成分
(選び方③)
原材料
(平均3.9)
栄養
バランス
(平均4.2)
無添加
(平均4.6)
安全性
(平均3.8)
コスト
(平均3.5)
内容量 価格 1日あたりの
価格
1kgあたりの
価格
100gあたりの
カロリー
目的 タイプ 対応年齢 原産国 サポート 特徴
株式会社レティシアンネルソンズ チキン生肉、乾燥チキン
サツマイモ(肉類含有量50%)

(12%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
4.6
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.4 4.6 5kg 7,356円詳細 142円 1,459円 365.7kcal 主食として使用可能 ドライフード 全年齢対応 イギリス 腸の健康 グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社トランペッツアカナ(アダルトラージブリード) 新鮮鶏肉・乾燥鶏肉
丸ごと赤レンズ豆
丸ごとグリーンピース
乾燥七面鳥肉
丸ごとヒヨコ豆
新鮮鶏内臓 (レバー、心臓)
乾燥ニシン・卵・生カレイ
(肉類含有量60%)

(15.0%以上)
4.6
Top
4.0 5.0
Top
4.6
Top
4.0 11.4kg 14,313円詳細 131円 1,256円 337.5kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 カナダ 涙やけ/アレルギー対策 グレインフリー/無添加/
ヒューマングレード
株式会社レティシアンモグワン チキン&サーモン
(生肉・乾燥肉)56.5%

(10%以上)
グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.8
Top
4.8
Top
5.0
Top
4.8
Top
4.0 1.8kg 4,364円詳細 236円 2,424円 361.5kcal 主食として使用可能 ドライフード 全年齢対応 イギリス 涙やけ/食物アレルギー対策/
肥満対策
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社 レティシアンユリカゴ
生鹿肉17%
生加水分解白身魚16.5%
サツマイモ、ジャガイモ
乾燥加水分解白身魚14.5%

(10%以上)
グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.6
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.7
Top
2.4 1kg 3,841円詳細 325円 3,414円 369.5kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 イギリス 夜のリラックス/アレルギー対策/
消化・吸収サポート
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社レティシアンマックアダムズ 放し飼いチキン丸鶏50%・サツマイモ
(11.5%)
4.6
Top
4.1
Top
5.0
Top
4.6
Top
2.6 2kg 7,057円詳細 344円 3,529円 361.5kcal 主食として使用可能 ドライフード 1歳以上 イギリス 偏食対策/食物アレルギー対策/
肥満対策
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社エヴリワンズファインペッツ 鹿肉、鶏肉、オートミール
(肉類含有量80%)

(16%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
4.6
Top
4.1 5.0
Top
4.6
Top
3.6 1.5kg 3,422円詳細 130円 1,622円 440kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 オランダ 栄養不足対策/痩せ気味対策 無添加/ヒューマングレード
楽しい製薬株式会社ナチュロル 新鮮牛生肉、新鮮鶏生肉
新鮮馬生肉、新鮮魚生肉など
生肉55%

(10%以上)
4.6 4.2 5.0
Top
4.7
Top
2.6 1.6kg
(2袋)
5,478円詳細 284円 3,222円 400kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 日本 アレルギー対策/お腹トラブル/
免疫力対策
グレインフリー/グルテンフリー/
無添加/ヒューマングレード
株式会社 利他フーズ馬肉自然づくり 馬肉、鶏肉、玄米
大麦、黒米

(11.1%以上)
卵殻カルシウム 4.4 3.7 5.0
Top
4.5 2.9 1kg 2,970円詳細 262円 2,970円 399kcal 一般食 ドライフード 成犬〜シニア犬 日本 涙やけ/皮膚・被毛トラブル/
体重管理/アレルギー対策
無添加/ヒューマングレード
自然の森製薬株式会社みらいのドッグフード「長寿サポート」 生肉(鹿、馬、魚、鶏)、大麦
国産雑節、サツマイモ、玄米

(12.5%以上)
4.4 4.2 5.0 4.4 1.0 1kg 4,620円詳細 459円 4,620円 354kcal 総合栄養食 ドライフード 幼~成犬用
(7歳以下)
日本 腸内と口腔の健康維持 無添加/ヒューマングレード
株式会社 KMT(ケイエムティ)アーテミス「アガリクスI/S」(中粒) フレッシュチキン
ドライチキン
フレッシュターキー

(14%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
4.6 4.6 5.0 4.1 4.5 1kg 2,420円詳細 124円 1,262円 358.9kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 アメリカ 免疫サポート・腸の健康維持 無添加/ヒューマングレード
マースジャパンリミテッドニュートロ ナチュラルチョイス
(中型犬~大型犬用)
チキン(肉)、玄米
モロコシ

(12%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
3.9 4.2 4.9
Top
4.1 4.0 3kg 4,142円詳細 135円 1,381円 360kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 アメリカ 腸内環境の健康維持 無添加
日本ヒルズ・コルゲート株式会社サイエンスダイエット(大型犬種用 成犬用) トウモロコシ、小麦
トリ肉(チキン、ターキー)

(15.4%)
グルコサミン
コンドロイチン
3.3 4.3 5.0
Top
3.6 5.0
Top
12kg 6,477円詳細 52円 540円 368.2kcal 総合栄養食 ドライフード ~12ヶ月 チェコ 健康な関節と軟骨を維持 無添加
ネスレジャパン株式会社プロプラン(中型犬・大型犬 成犬用 チキン) チキン、米、小麦
家禽ミール、牛脂
脱脂大豆、とうもろこし

(16%以上)
3.0 4.0 4.0 2.8 4.9
Top
3.5kg 3,002円詳細 84円 858円 359kcal 総合栄養食 ドライフード シニア
7歳以上
フランス 脳・歯茎・関節の健康維持 無添加
コストコホールセールジャパン株式会社コストコ カークランド(ラム・ライス・ベジタブル) ラム、ラムミール、玄米
米、米ぬか、卵加工品
えんどう豆、えんどう豆粉
ドライイースト

(14%以上)
グルコサミン
コンドロイチン
3.4 4.3 4.7 3.0 5.0 18.14kg 8,943円詳細 48円 493円 365kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 アメリカ 免疫力の維持 記載なし
ロイヤルカナン ジャポン合同会社ロイヤルカナン(マキシ アダルト)
肉類(鶏、七面鳥)
コーン、コーンフラワー

(15%以上)
グルコサミン 2.9 3.3 4.0 2.7 4.0 4kg 5,480円詳細 82円 932円 398kcal 総合栄養食 ドライフード 生後10カ月以上 韓国 消化・腸のサポート/心機能サポート/
関節の健康維持
記載なし
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※価格は全て税込です。
※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出

ボルゾイの餌に選ばれやすい人気の15商品を比較してみて、使用されている主原料や油脂の内容にはかなり差があることが分かりました。

高品質な原材料(青字)を用いているドッグフードの多くは、肉・魚の状態や油脂の種類も明確に示されています。

一方で、肉の種類が不明瞭であったり、肉より先に穀類が記されていたりするものは、油脂の素材もはっきりしないことが多いです。

後者のような原材料欄を見ると、犬の健康サポートどころか、安全性にも疑問を感じずにはいられません。

ボルゾイの体のことを考えるのなら、やはり原材料の細かな点までチェックしておきたいですね。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、ボルゾイに合わせておきたいドッグフード5選をまとめてみました!

【決定】ボルゾイにおすすめのドッグフードランキング5選!

評価の基準

ここで紹介する5つのドッグフードは、ボルゾイの特徴や抱えやすいトラブルを踏まえた上で、私が個人的にドッグフードの原材料・栄養成分値・製造工程などあらゆる情報を調査した上で高く評価した商品です。完全さを保証するものではありません。

ネルソンズ

ネルソンズの特徴
ネルソンズは、ヒューマングレードのチキンを原材料全体の50%に使用したイギリス産ドッグフードです。穀物の使用は避け、栄養価の高い野菜・ハーブ類と組み合わせて作られています。中・大型犬用の商品として、関節サポート成分の配合やフード粒サイズなど、さまざまな点に配慮されています。
価格
  • 【通常】9,196円
    【定期】7,816円

内容量 5kg
評価 5.0
編集部からのコメント
ネルソンズは、食材の品質だけでなく製造施設や検査の情報も明らかにされているため、安心してボルゾイに与えられるでしょう。関節軟膏成分は2種類、お腹の健康に良いオリゴ糖も2種類配合されています。高品質にもかかわらず、コスパが良く続けやすいという点でもおすすめです。

アカナ アダルトラージブリード

アカナの特徴
アカナは、犬の食性に合わせたレシピや地元産食材にこだわって作られているカナダ産ドッグフードです。中でもラージブリードは大型犬向けの商品で、動物性原料としてチキン・ターキーなどの肉とニシン・カレイなどの魚が、全体の60%に使用されています。食材の配合率が細かく開示されているのも特徴です。
価格 14,313円
※楽天参考価格
内容量 11.4kg
評価 4.5
編集部からのコメント
アカナラージブリードは炭水化物とカロリーが控えめになっている一方で、タンパク質は充実しています。小食が気になるボルゾイには、少量でも栄養を摂取しやすいアカナラージブリードを検討するとよいでしょう。魚が使用されていることもあり、オメガ3脂肪酸がほどよく含まれています。

モグワン

モグワンの特徴
モグワンは、主原料にチキンとサーモンを使用したドッグフードで、その割合は全体の56.5%です。ヘルシーな動物性原料と野菜・果物をバランスよく取り入れることで、脂肪やカロリー量は抑えられています。関節軟骨成分や腸内環境維持に働く成分の配合など、健康サポートの面も手厚い商品です。
価格
  • 【通常】5,456円
    【定期】4,910円
    今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 1.8kg
評価 4.5
編集部からのコメント
モグワンは、品質や安全性が十分なだけでなく、犬の体重や健康管理もしやすいドッグフードです。飼っているボルゾイの体重増加が心配な場合は、ヘルシーなモグワンを検討してはいかがでしょうか。手作り感覚で作られているドッグフードで、トッピングがしやすいのもメリットです。

ユリカゴ

ユリカゴの特徴
ユリカゴは、夜用のドッグフードとして開発された商品で、犬のリラックスにつながる必須アミノ酸やハーブ類が配合されているのが特徴です。主原料には鹿肉のほか、加水分解された白身魚が使われており、犬の消化に大きな負担をかけないよう配慮されています。
価格
  • 【通常購入】
    4,268円

    【定期購入】(1袋あたり)
    3,841円(1回に1袋購入)
    3,627円(1回に2袋購入)
    3,414円(1回に3袋以上購入)

内容量 1kg
評価 4.3
編集部からのコメント

ユリカゴは、犬が夜の時間を穏やかに過ごせるようにと考えられたドッグフードです(ほかの時間にも使用可能)。何かのきっかけで神経過敏になっているボルゾイには、ユリカゴが役に立つかもしれません。主原料にヒューマングレードの食材を使うなど、安全性にも問題は見られません。

マックアダムズ

マックアダムズの特徴
マックアダムズは、偏食対策を主な目的として開発されたドッグフードです。メインとなる動物性原料には贅沢にも丸鶏を採用。2kg入りの1袋あたり、放し飼いで育った丸鶏が2羽分も含まれています。おいしさや栄養を逃さないために低温調理で仕上げられています。
価格
  • 【通常】8,822円
    【定期】
    1回の購入個数による
    1袋:7,498円(15%OFF)
    2袋:7,498円(15%OFF 送料無料)
    3袋以上:7,057円(20%OFF 送料無料)

内容量 2kg
評価 4.0
編集部からのコメント

マックアダムズは、犬の偏食克服をサポートすべくさまざまな工夫が凝らされています。ボルゾイの食べムラや偏食に悩んでいるのなら、こちらがおすすめ。定期コースなら全額返金保証付きなので、「もし食べなかったら」と心配するよりまず試してみるとよいでしょう。

迷ったらコレ!ボルゾイにネルソンズドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜボルゾイにネルソンズを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

ネルソンズをおすすめする理由
  1. 主原料に高品質のチキンを使用(全体の50%)。
  2. チキンオイル・サーモンオイルを油脂として使用。
  3. 関節サポート成分を2種類配合している。
  4. 犬のアレルゲンとなりやすい穀物は不使用。
  5. 着色料・香料など犬に不要な人工添加物はなし。
  6. 大型犬も噛んで食べやすいフード粒サイズ。
  7. 中・大型犬にも使い勝手のよい5kg入りパッケージ。

私がボルゾイにおすすめしたい餌としてネルソンズを選んだ理由は、原材料の品質や栄養バランス・健康サポート成分の配合など、ボルゾイ向きの条件がより多く揃っているためです。

主原料が人間用の食品工場から仕入れたものであることや、製造施設・検査の仕方についても公式サイトに明記されているので、安全性は高いと判断できます。

栄養バランスも高タンパク・低脂肪で、ボルゾイの健康を維持するには理想的。

サーモンオイル(オメガ3脂肪酸源)や関節軟骨成分のほか、腸内環境維持によいオリゴ糖も配合され、健康サポートもしっかり考えられているといえます。

偏食や神経過敏・肥満が気になるボルゾイには、それぞれ2位以下のドッグフードが向いているケースもあるでしょう。

飼い犬の体質や性質を見定めた上で、より適切なドッグフードに絞ってみてくださいね。

ネルソンズはフード粒の形状やパッケージサイズも大型犬向きなので、飼い主さんの使い勝手も良いと思います。

心配な要素が特になければ、まずネルソンズとの相性を確認してみてはいかがでしょうか。

【給餌量】ボルゾイの餌の量は1日あたりどれくらい?

ボルゾイが1日に必要とする餌の量は、ドッグフードや手作り食の栄養価、運動量、ライフスタイル、体重、体格、年齢などによって変わります。

よって、絶対にこの量を与えなければならないという決まりはありません。

以下の計算方法から1日に必要なフードの給餌量を割り出すことができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。計算に必要な係数は下の表に示してあります。

1日分の給餌量の計算方法
  1. まずは安静時のエネルギー要求量を求める。
    RER(kcal)=30 × 体重 + 70
  2. 次に、1日に必要なエネルギー量を求める。
    DER(kcal/日)=RER × 係数
  3. 最後に、1日に必要な給餌量を算出する。
    給餌量(g/日)=DER ÷ フード1gあたりのカロリー数
ライフステージ 係数
子犬(4ヶ月未満) 3.0
子犬(4~9ヶ月) 2.5
子犬(10~12ヶ月) 2.0
成犬(避妊・去勢をしていない) 1.8
成犬(避妊・去勢をしている) 1.6
肥満傾向 1.4
妊娠中(初めの42日間) 1.8
妊娠中(43日目以降) 3.0
授乳中 4.8
老犬(7歳以上) 1.4

そして、それぞれのライフステージの餌の与え方や注意点を以下にまとめてみました。

成犬の場合

ボルゾイ成犬の平均体重は性別によってやや違いがあり、オスで35~45g、メスで27~40kgです。例えば私がおすすめしているネルソンズを体重35kgのボルゾイに与えるとして、具体的な給餌量を上記の計算方法から算出してみましょう。

ネルソンズの1gあたりのカロリーは3.657、標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数を1.6として計算します。

ボルゾイ(体重35kg)へのネルソンズ給餌量
  1. 安静時のエネルギー要求量
    30×35+70=1120kcal
  2. 1日に必要なエネルギー量
    1120×1.6=1792kcal/日
  3. 1日あたりの給餌量
    1792÷3.657≒490g/日

1日あたりの給餌量目安は約490gと分かります。一般的に犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。

小食が気になるボルゾイの場合は3回に分けて与えてもよいでしょう。

また、ドッグフードによってカロリー以外の特徴も異なるため、商品に記載されている給餌量を参考にするのも方法の1つ。ネルソンズの場合は体重35kgの成犬で約435gです。

ただし、個体差や運動量によっても大幅に変わるためあくまでも目安とし、犬の様子を見ながらコントロールするようにしましょう。

子犬の場合

月齢 1日の給餌量目安 1日に餌を与える回数
2~3ヶ月 約701g 4回
4~5ヶ月 約701g 3回
6~7ヶ月 約584g 2~3回
8~9ヶ月 約584g 2回
10~11ヶ月 約584g 2回
12~13ヶ月 約584g 2回
14~15ヶ月 約435g 2回
16~17ヶ月 約435g 2回

ネルソンズを例に、子犬の1日あたりの給餌量目安と回数を表にしました。大型犬のボルゾイは1歳を過ぎてもゆっくりと成長を続けます。

子犬は毎日成長するため上記は参考程度とし、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにしましょう。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。

給餌量の計算方法に子犬の体重をあてはめて算出する場合は、月齢によって係数が変化することに注意してください。

餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて与えます。

生後3ヶ月過ぎた頃からは1日3回に分けて与え、犬種により予想できる成犬時体重の50%近く(ボルゾイであればオス20kg、メス17kg)になるまで続けましょう。

生後6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。飼っているボルゾイの小食が気になる場合は、1日3回食のまま続けてみてください。

老犬の場合

老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。

消化器への負担を軽くするためにも、餌は成犬時より多めの回数に分けて与える必要があります。

ここで紹介した給餌量はあくまでも目安で、運動量・体調・生活環境によって必要なエネルギー量が変わります。給餌量が合っているかどうかはうんちで分かるので、うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといった感じで調整して下さい。

ボルゾイがご飯を食べない理由とその対処法は?

ボルゾイがご飯を食べない時に考えられる理由は、健康状態・ライフスタイル・飼い主さんとの関係によっても異なります。よくある理由を以下にまとめてみました。

  • わがままになっている。
  • ドッグフードの匂い・味・質感が気に入らない。
  • もともと食が細い。
  • 成長が落ち着いてきている(子犬の場合)。
  • 老化による代謝率や消化率の低下。
  • ストレスを抱えている。
  • 1回のご飯の量が多い。
  • 口の中にトラブルがある。
  • 病気や何かしら不調がある。
  • 生理中である(避妊手術をしていないメスの場合)。

基本的に、犬は食事に飽きるということはほとんどありません。

もしもご飯を食べない日が2日以上続く場合は病気の可能性もありますので、早めにかかりつけの動物病院を受診して獣医師に相談しましょう。

ボルゾイがご飯を食べない時の対処法は、それぞれの理由によって異なります。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひそちらを参考にしてみて下さいね。

ボルゾイにかかる年間の餌代はいくら?

ボルゾイの餌代は個体差によって大きな差が出るため、必ずしも「〇〇〇円」とは言い切れません。また、食べさせるドッグフードによっても年間の餌代は変わります。

例として、ここでは私が紹介しているネルソンズでおおよその年間の餌代を出してみましょう。成犬ボルゾイ(体重27~45㎏)で計算してみます。

  • ネルソンズ 1袋(5kg)あたり9,196円
  • 成犬ボルゾイ(体重27~45kg)の1日あたり給与量385~621g

体重およそ27~45kgの成犬ボルゾイであれば、1ヶ月あたり約3~4袋のネルソンズが必要となります。

ちなみに、ネルソンズを3袋ずつ定期購入すれば毎回合計20,000円以上になるので、20%の割引が入って1袋あたり7,356円で購入することができます。さらに送料無料です。

また、定期購入の場合はお届け周期を1週間~13週間まで1週間単位で選べます。なのでここでは、4週間おき(1ヶ月おき)にネルソンズが3袋届く設定で計算してみましょう。

22,068円(ネルソンズ3袋分代)×12回(年間)=264,816円

となるので、もしネルソンズをボルゾイに食べさせてあげるとなると、年間約264,816円の餌代がかかるということになります。

ただし、ここで出した金額はあくまでも目安です。飼育環境、体質、運動量などによって餌代は大幅に変わるので、参考程度に留めていただければと思います。

ボルゾイが抱えやすいトラブルを考えるとネルソンズドッグフードがおすすめ!

もう一度お伝えしますが、私はすべてのボルゾイにネルソンズをおすすめするつもりはありません。

ボルゾイの生理状態・ライフスタイル・健康状態によって合うドッグフードが変わってきますので、ここはあくまでも私が選んだおすすめのドッグフードとして参考にしていただければ幸いです。

犬に必要な栄養素については「【犬の栄養に関する基礎知識】必要な栄養素とその役割・注意点は?」で詳しくまとめています。

ボルゾイは性質的に穏やかで飼いやすい犬種ですが、実は狩猟犬として高い運動能力があり、走力やジャンプ力に秀でています。

筋力維持のためにも、また被毛のコンディションや食欲増進のためにも、ドッグフードでは質の良い動物性食材を主原料に使ったものがおすすめです。

ここでは総合的に見てバランスの良いネルソンズを高く評価していますが、ボルゾイには神経質な面もあるため、偏食対策やストレス軽減などの目的によっては2位以下のドッグフードが合うかもしれません。

飼い主さんにとっても続けやすいドッグフードが何よりなので、特別な心配がなければコスパもよいネルソンズから始めてみるとよいでしょう。

  

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ドッグフード選びに迷った場合はどうしたら良い?

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