「愛犬・愛猫へ三ツ星ディナーを」といったコンセプトで作られているのがiti(イティ)です。ドッグフードだけではなく、キャットフードも手がけています。
独自のエアドライ製法を採用して栄養や酵素を逃さないよう配慮。そして穀物や動物ミール・人工着色料・防腐剤など不使用で、品質・安全性にもこだわってるフードです。
そんなイティの「ラム&ベニソンディナー」を実際に購入し、どんなドッグフードなのか実物を確かめてみました。
ここでは、イティの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.5 |
栄養バランス | 4.1 |
無添加 | 4.8 |
安全性 | 4.5 |
コスト | 0.1 |
内容量 | 40g、200g、1kg |
価格 | 2,000円(200g) 7,500円(1kg) ※ラム&ベニソンディナーのAmazon参考価格 |
価格/日 | 570円 |
価格/kg | 7,500円 |
カロリー/100g | 463.3kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ラム、ラム肺、ラム肝臓 |
タイプ | エアドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | ニュージーランド |
当サイトは、イティをBランクと評価しました。
主原料は全てニュージーランド産で、家畜は自然放牧飼育。動物ミール・人工着色料・防腐剤・遺伝子組み換え食品不使用と、健康に不要なものは徹底して避けています。
また、穀物不使用のグレインフリーで食物アレルギーにも配慮しています。こういったこだわりを貫いているゆえに、価格はそれ相応です。
ですが、ドライフードを食べない犬、食の好みが激しい犬にとって、肉寄りでジャーキータイプのうえ総合栄養食であるイティはとても利用しやすいフードでしょう。
ただ「小型犬に特化しているフード」のため、中・大型犬に与える場合はトッピング用となります。この点はご注意ください。
目次
実際にiti(イティ)ドッグフードを購入してみました!
どんな感じなのか確かめるべく、イティドッグフードを購入してみました!今回は「ラム&ベニソンディナー(200g)」です。
裏面はこんな感じ。英語表記の上から日本語表記のシールが貼られています。日本語でしっかり確認できるのは嬉しいですね。
さっそく開封しました。ジッパーがついているので保管もしやすいです。ちなみに、開封後の賞味期限は冷暗所で10日以内・冷蔵で約30日となります。
開けると同時に肉らしい香りが広がりました。ラムとベニソンなので独特なクセがあるかと思いきや、それほど気になりません。
複数のタンパク源が使われているためか、どちらかの強い香りというよりも、2つが混ざった「肉らしい」感じがします。
いくつか手に取ってみると、ややしっとり感のあるジャーキータイプでした。油っぽさはありません。手で簡単に引き裂けるので小さくしたい場合も簡単です。
フードのタイプは違いますがサイズを比較するため、1円玉と私がいつも愛犬に与えているモグワン、イティを並べてみました。
イティの1辺は約1〜2cmでモグワンより大きめです。咀嚼を促すため、あえてこのサイズにしているそう。
柔らかいジャーキータイプなので、口の小さめな犬種には引き裂いて小さくするのが良いでしょう。
iti(イティ)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、イティの原材料と安全性についてです。ここでは、今回購入した「ラム&ベニソンディナー」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
粗たんぱく質 | 29%以上 | 粗灰分 | 9%以下 |
粗脂質 | 25%以上 | 水分 | 19%以下 |
粗繊維 | 4%以下 | 代謝エネルギー | 463.3kcal/100g |
イティはニュージーランドで作られているだけあって、品質・安全性を大切にしている印象です。全体的に良好なドッグフードだなと感じました。
イティ創業者は「小型犬用フードの品質や栄養にあまり関心が持たれていないこと」に疑問を持ち、大量生産で経済性を優先されがちな業界の考えを見直してイティを作ったとのこと。
そういった想いから作られているイティは、小型犬の健康維持が念頭に置かれているんだなと感じられる内容でした。まずは、イティの主な特徴を以下にまとめましたよ。
- 主原料・肉類は全てニュージーランド産。
- 原材料の家畜は自然放牧飼育されたもの。
- 天然サプリメントの緑イ貝を配合。
- 動物ミール・人工着色料・防腐剤・遺伝子組み換え食品不使用。
- 穀物は一切使わないグレインフリー。
- 人間用食品工場として認可されたニュージーランドの工場にて製造。
- 低温の風で水分を蒸発させる、エアドライ製法を採用。
- 開封後の劣化に配慮した個包装。
上記の中で注目したいのが「主原料・肉類は全てニュージーランド産」という点です。ニュージーランドは食の安全に厳しく、全家畜に電子トレーサビリティシステムを確保しています。
そのため、ロットごとに「どの農場なのか」まで把握できる体制が整っているんです。肉自体も新鮮な生肉を使っており、この時点で品質の高い原料を選んでいることがわかります。
強いていうなら、食材の産地は開示されているものの、グレードについては明確ではありません。ここもハッキリしていたら一層良かったなと思いました。
また、動物ミール・人工着色料・防腐剤・遺伝子組み換え食品不使用と明記されているのは良い点です。原料にこだわるだけではなく、余計な添加物を入れない姿勢も好感が持てます。
最近は犬の食物アレルギーが増えて注目されているので、こういった配慮があるのも安心できます。すでに穀物アレルギーを抱えている犬にも向いていますね。
さらに、生肉の良さを活かすため、独自のエアドライ製法を採用しているのも大きな特徴です。低温の風でゆっくり10時間もかけているため、生食に近いフードに作られてます。
手間ひまをかけた製法だからこそ、食材が持つ栄養や酵素、そして旨味を逃さないんです。もちろん、人間用の食品工場として認可されており衛生面でも安心できます。
ただ、イティは総合栄養食ですが、小型犬向けに特化されているため、中・大型犬にはトッピングとしての利用となります。中・大型犬に与える際は気をつけましょう。
- 運動が大好きな小型犬。
- 食の好みが激しめな犬。
- 穀物が体質に合わない犬。
- ドライフードが苦手な犬。
- 高栄養価の食事を必要としている犬。
- できるだけ添加物を避けたい人。
- 肉寄りの食事をさせてあげたい人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
イティの原材料と安全性を調査してみて、良好で安心できるドッグフードだなと思いました。
ですが、粗タンパク質量・粗脂肪量・カロリー量が高めなので、給餌量には十分に注意が必要です。どちらかというと、運動好きで活動的な小型犬にピッタリでしょう。
iti(イティ)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
イティを愛犬に与えている飼い主さんはどんな感想を持ったのか?口コミを調査してみました。
iti(イティ)ドッグフードの良い口コミ
iti(イティ)ドッグフードの悪い口コミ
iti(イティ)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
イティの口コミはどうなのかチェックしてみて、総合的に評判の良いドッグフードだなと思います。良くも悪くも食いつきに関するものが多くありました。
良い口コミには「食いつきが良い」「総合栄養食で扱いやすい」といった内容が寄せられており、好き嫌いが激しい犬でも食べたという喜びの声も多いです。
対して悪い口コミは「食べない」「価格が高い」との声が並んでいました。食べないはドッグフード定番の口コミなので、仕方ない部分もあるかなと思います。
内容量40gがあるので、まずは少量で飼い犬が食べるかどうかを試すのが一番でしょう。
また、価格に関しては人それぞれ感じ方が違います。安価とは言い難い商品ですが、品質を重視するなら妥当と考える人もいましたね。
このように、悪い口コミもあるものの、全体を見渡すと良い口コミが多いドッグフードと言えます。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 457円(40g) 1,980円(200g) 9,350円(1kg) |
2,000円(200g) 7,500円(1kg) |
457円(40g) 1,969円(200g) 7,838円(1kg) |
送料 | 660円 5,500円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでイティを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
iti(イティ)ドッグフードはAmazonが安い!
イティの価格を調査した結果、最も安いのはAmazonということがわかりました!
ただ、Amazonには40gの取り扱いがなかったため、少量だけ試したい場合は公式サイトか楽天が安い場合もあります。
そのほかUGペットやなちゅのごはんなどのペットフード通販サイトでも販売されているので、選ぶ時は複数のショップを見て回るのが良いでしょう。
iti(イティ)ドッグフードの種類と特徴について!
イティの総合栄養食は、今回私が購入した「ラム&ベニソンディナー」の他に3種、合計4種のドッグフードがあります。それぞれの栄養値と特徴の違いを以下にまとめてみました。
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
ラム&ベニソンディナー | 29%以上 | 25%以上 | 463.3kcal |
ビーフディナー | 29%以上 | 26%以上 | 471.6kcal |
ビーフ&イール(うなぎ)ディナー | 29%以上 | 22%以上 | 400kcal |
チキンディナー | 32%以上 | 22%以上 | 460kcal |
イティはどれを選んでも栄養価が高く、運動が好きな犬、食が細い犬に向いています。ただ、給餌量には十分に注意が必要なドッグフードです。
この4種の中、最も栄養価が高いのが「ビーフディナー」で、粗脂肪・カロリーともに控えめなのが「ビーフ&イール(うなぎ)ディナー」となります。
控えめとはいっても、一般的なドッグフードより高めなのは否めません。愛犬の状態を観察しながら、適切な量を調節するのがベストでしょう。
iti(イティ)ドッグフードのQ&A
iti(イティ)ドッグフードが白っぽかったりくすんでいるように見えます。大丈夫ですか?
天然の生肉由来だからこそのもので、品質上に問題はありません。
iti(イティ)ドッグフードは中・大型犬に与えられますか?
iti(イティ)ドッグフードの賞味期限は?
iti(イティ)ドッグフードまとめ
- 主原料は全てニュージーランド産、家畜は自然放牧飼育で安全性を追求。
- 天然サプリメントの緑イ貝を配合し、関節の健康維持をサポート。
- 穀物は一切使わないグレインフリーで食物アレルギーに配慮。
- 動物ミール・人工着色料・防腐剤・遺伝子組み換え食品不使用で安心。
- 人間用食品工場として認可されたニュージーランドの工場にて製造し衛生管理を徹底。
- エアドライ製法を採用し、食材の栄養・酵素・旨味を逃さない。
- 同ブランドに4種類があり、ローテーションにも便利。
- 小型犬向けで、中・大型犬はトッピングとしての利用になる。
- 栄養価が高めなため、給餌量を必ず確認する。
イティを実際に購入し調査したところ、品質や安全性を重視した生食に近いドッグフードだなと感じました。とくに肉寄りの食事をさせたいと考える人にはピッタリです。
主原料は全てニュージーランド産のうえ、家畜は自然放牧飼育の新鮮な生肉を使っています。また、穀物不使用のグレインフリーで食物アレルギーにも配慮されているんです。
そしてなんと言っても、人間用食品工場として認可されたニュージーランドの工場にて、独自のエアドライ製法で製造しています。
エアドライ製法はイティ最大の特徴とも言える部分で、低温の風で10時間もかけて丁寧に水分を蒸発させているんです。そのため、生の状態に近いフードに仕上がっています。
一般的なフードは高温で加熱することも多いですが、イティは食材の栄養・酵素・旨味を逃さないようエアドライ製法をとっているそう。愛犬へ三つ星ディナーをとの触れ込み通りです。
ただ、小型犬向けなので、中・大型犬はトッピング用となる点はご注意ください。それと、高栄養価のため、給餌量を間違えると肥満の原因になります。しっかり確認した方が安心です。
このように、イティは気になる点がゼロではないものの、とても小型犬の健康維持が考えられた良好なドッグフードだなと感じました。
iti(イティ)ドッグフードの基本情報
内容量 | 40g、200g、1kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 2,000円(200g) 7,500円(1kg) ※ラム&ベニソンディナーのAmazon参考価格 |
販売会社 | 株式会社スリーイレブン |
公式サイト | https://311shop.shop-pro.jp |