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ボーダーコリーに合うおすすめの餌は?安全で評判のいいドッグフード5選

ボーダーコリーは運動神経・知能ともに優れ、その能力をフライングディスクやアジリティなどのドッグスポーツに発揮することも多い犬種です。

打てば響くような賢さや走る姿の美しさに惹かれて、家族として迎えたという飼い主さんも多いでしょう。

ただ、ボーダーコリーは関節トラブルや太りやすさに悩むこともあり、より良い餌選びに迷うこともあると思います。

ここでは、ボーダーコリーに適したドッグフードの選び方を解説し、合わせておきたいおすすめドッグフード5選を紹介します。

【基本】ボーダーコリーに合うドッグフードの選び方

ボーダーコリーにはどんなドッグフードを選ぶといいのか?ボーダーコリーの特徴や抱えやすいトラブルなどを踏まえた上で、選び方のポイントを3つまとめてみました。

高タンパク・低脂肪・低カロリーである

ボーダーコリーに与えるドッグフードは高タンパク・低脂肪・低カロリーを意識して選びましょう。

元々牧羊犬として活躍していたボーダーコリーは、高い運動能力や頭脳を生かすドッグスポーツをイキイキとしてこなします。

特にスポーツをさせる予定はないという場合でも、1日2回それぞれ1時間程度の散歩に連れていくのが望ましいでしょう。

その上で、筋肉を作る元となるタンパク質をしっかりと摂ることが大切です。タンパク質はボーダーコリーの美しい被毛や皮膚を維持するのにも役立ちます。

一方、関節疾患のリスクが高いボーダーコリーは肥満が症状を悪化させることがあり、体重管理も気にかけておきたいところです。

主食や総合栄養食として利用できる条件を満たしつつ、脂肪やカロリーの高すぎないドッグフードを選ぶのが良いでしょう。

犬の食性や消化力を考えると、低脂肪の動物性原料を少なくとも全体の50%使用しているものが理想です。

オメガ3脂肪酸が含まれている

ロングコートとスムースコートの2タイプあるボーダーコリー。なかでも日本で人気があるのは毛の長いロングコートのボーダーコリーです。

その美しい被毛をキープするために、ドッグフードに含まれるオメガ3脂肪酸源や数値に注目するのも良いでしょう。

オメガ3脂肪酸は脳や心臓の機能をよい状態に保ったり、オメガ6脂肪酸とのバランスで皮膚・被毛のコンディションを整えたりする働きがあります。

オメガ3・オメガ6脂肪酸ともに必須脂肪酸であり、食品などからバランスよく摂取することが大事ですが、比較的摂りにくいのがオメガ3脂肪酸です。

オメガ3脂肪酸はサーモンやマグロなどの魚や、魚由来のオイル、亜麻仁油に多く含まれています。

検討中のドッグフードの原材料をチェックして、こういった成分が入っているか確認してみてください。

骨・関節軟骨成分が配合されている

ボーダーコリーの餌選びでは、骨・関節軟骨成分の配合をチェックしておきましょう。

ボーダーコリーで注意したいのが股関節形成不全や前十字靱帯断裂などの関節の疾患です。

遺伝的な要素や加齢・運動・肥満などさまざまな原因が考えられ、確実な予防方法ははっきりしていませんが、対策の一つとして常日頃から骨・関節軟骨成分を摂取しておくのもよいと思います。

骨・関節軟骨成分で代表的なのは以下の3つです。

  • グルコサミン:関節の衝撃をやわらげる組織、軟骨の原料となるもの。
  • コンドロイチン:軟骨の弾力・柔軟性を維持し、関節のなめらかな動作につながる。
  • MSM(メチルスルフォニルメタン):イオウ化合物の一つで、軟骨成分の原料になる。関節痛や炎症を抑える働きもある。

ドッグフードとは別のサプリメントを検討することもできますが、最初から含まれているものを選べば日々忘れることなく効率的に与えることができるのでおすすめです。

ボーダーコリーのご飯に評判のいいドッグフード15種類を比較!

以上の3つのポイントを踏まえて、ここではボーダーコリーのご飯に選ばれやすい人気のドッグフード15種類を比較してみることにしました。

比較する項目は「主原料」「オメガ3脂肪酸源」「骨・関節軟骨成分の配合」の3つです。

なお、人間用の食品と同等基準の原料が使われているものに関しては、主原料を青文字で示しています。

商品画像 商品名 主原料
(選び方①)
オメガ3脂肪酸源
(選び方②)
骨・関節軟骨成分
(選び方③)
原材料
(平均3.9)
栄養
バランス
(平均4.2)
無添加
(平均4.6)
安全性
(平均3.8)
コスト
(平均3.5)
内容量 価格 1日あたりの
価格
1kgあたりの
価格
100あたりの
カロリー
目的 タイプ 対応年齢 原産国 サポート 特徴
株式会社レティシアンカナガン チキン生肉26%
乾燥チキン25%
(肉類含有量60%)
サーモンオイル グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.7
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.8
Top
4.0 2kg 4,030円詳細 189円 2,015円 376kcal 主食として使用可能 ドライフード
ウェットフード
全年齢対応 イギリス アレルギー対策/食欲促進/
偏食改善/便秘予防
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社レティシアンネルソンズ チキン生肉25%
乾燥チキン25%

(肉類含有量50%)
サーモンオイル グルコサミン
コンドロイチン
4.6
Top
4.6
Top
5.0
Top
4.4 4.6
Top
5kg 7,356円詳細 142円 1,459円 365.7kcal 主食として使用可能 ドライフード 全年齢対応 イギリス 腸の健康 グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
株式会社エヴリワンズファインペッツ 鹿肉、鶏肉、オートミール
(肉類含有量80%)
サーモン
サーモンオイル
4.6
Top
4.1 5.0
Top
4.6
Top
3.6 1.5kg 3,422円詳細 130円 1,622円 440kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 オランダ 栄養不足対策/痩せ気味対策 無添加/ヒューマングレード
株式会社レティシアンモグワン チキン&サーモン
(生肉・乾燥肉)56.5%
生サーモン
乾燥サーモン
サーモンオイル
グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.8
Top
4.8
Top
5.0
Top
4.8
Top
4.0 1.8kg 4,030円詳細 218円 2,239円 361.5kcal 主食として使用可能 ドライフード 全年齢対応 イギリス 涙やけ/食物アレルギー対策/
肥満対策
グレインフリー/香料・着色料不使用/
ヒューマングレード※
プラネットペット株式会社プラぺ(トラウト&サーモン) トラウトおよびサーモン
(含有量50%)
トラウト
サーモン
サーモンオイル
グルコサミン
MSM
コンドロイチン
4.6
Top
4.5 5.0
Top
4.6
Top
4.0 2kg 5,300円詳細 274円 2,650円 340kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 イギリス 消化系・骨と関節の健康維持 グレインフリー/無添加/
ヒューマングレード
グローバル・ペット・ニュートリション(株)go!(SS LID サーモン) サーモン生肉
サーモンミール、タピオカ
サーモン生肉
サーモンミール
4.6
Top
4.3 4.6
Top
4.6
Top
2.9 2.3kg 4,682円詳細 200円 2,325円 408.4kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 カナダ 皮膚・被毛の健康維持/お腹のケア
アレルギー対策
グレインフリー/グルテンフリー/
無添加/ヒューマングレード
株式会社 K9ナチュラルジャパンK9ナチュラル(ラム・フィースト) 子羊肉(人間食用の
家畜から生産される)
レバー(子羊)、心臓(子羊)
グリーントライプ(子羊)
ニュージーランド緑イ貝 4.6
Top
4.3 4.6
Top
4.6
Top
0.1 500g 6,718円詳細 648円 10,543円 572.5kcal 総合栄養食 フリーズドライ 全年齢対応 ニュージーランド 特になし グレインフリー/無添加/
ヒューマングレード
株式会社からだ想いアルモネイチャー(中型犬 チキン) 新鮮なチキン26%
ドライチキン6.7%
トモロコシ
(遺伝子組み換えでない)
4.3 4.3 5.0
Top
4.6
Top
4.1 2kg 3,300円詳細 156円 1,650円 372kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 イギリス 記載なし 無添加/ヒューマングレード
株式会社イシイヤラーオーガニック(チキン) 鶏肉、全粒オート麦
トウモロコシ、全粒小麦
4.2 4.4 5.0
Top
4.6
Top
3.3 2kg 5,280円詳細 225円 2,198円 344.5kcal 総合栄養食 ドライフード シニア用 オランダ 疲労回復、消化不良、美容 オーガニック/無添加/ヒューマングレード
マースジャパンリミテッドナチュラルチョイス
(エイジングケア チキン&玄米)
チキン、玄米、モロコシ
粗挽き米、チキンミール
亜麻仁 チキンミール
(グルコサミン
コンドロイチン源)
3.9 4.2 4.9
Top
4.1 4.0 3kg 4,100円詳細 137円 1,367円 365kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用/シニア犬用 アメリカ 腸・関節の健康維持 無添加
ダイアモンドペットフーズ社
ダイヤモンドナチュラル(チキン&スイートポテト)
チキン、チキンミール 亜麻仁
サーモンオイル
3.8 4.5 5.0
Top
3.7 4.4 12.7kg 7,300円詳細 57円 575円 358kcal 総合栄養食 ドライフード 全年齢対応 アメリカ 消化・免疫サポート/
アレルギー対策
皮膚・被毛の健康維持
グレインフリー
ワールドプレミアム株式会社
ハッピードック(ミディアム アダルト)
チキンプロテイン
ラムプロテイン、コーン
コーン粉、米粉、大麦
サーモンミール
亜麻仁
3.7 4.5 5.0
Top
4.3 3.7 12kg 15,730円詳細 131円 1,311円 352kcal 総合栄養食 ドライフード 成犬用 ドイツ 皮膚被毛ケア/関節の健康維持/
消化サポート
グレインフリー/グルテンフリー/
無添加/ヒューマングレード
アース・ペット株式会社ファーストチョイス コーン、鶏肉、米 魚油 3.4 4.4 5.0
Top
3.5 5.0
Top
2.7kg 1,196円詳細 39円 371円 333kcal 総合栄養食 ドライフード 子犬用/
成犬用/
高齢犬用
カナダ 体重管理 無添加
ネスレジャパン株式会社プロプラン(中型犬・大型犬 成犬用 チキン) チキン、米、小麦
家禽ミール、牛脂
脱脂大豆、とうもろこし
3.0 4.0 4.0 2.8 4.9
Top
3.5kg 3,002円詳細 84円 858円 359kcal 総合栄養食 ドライフード シニア
7歳以上
フランス 脳・歯茎・関節の健康維持 無添加
ロイヤルカナン ジャポン合同会社ロイヤルカナン(ミディアム アダルト) 肉類(鶏、七面鳥、ダック)
コーン、コーンフラワー
小麦粉
魚油 2.9 3.3 4.0 2.7 4.0
Top
4kg 6,380円詳細 125円 1,370円 385kcal 総合栄養食 ドライフード >成犬用
12カ月以上
韓国 消化サポート、皮膚の健康維持 記載なし
残りの5商品も見る
※価格は全て税込です。
※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出

ボーダーコリーの餌に選ばれやすい人気の15商品を比較してみて、原材料の内容にはかなり差があることが分かりました。

原材料そのものの品質にこだわっているものがある一方で、せっかく中型犬用・中粒などとカテゴリ分けされているのに個人的に「できれば避けたい…」と感じるドッグフードもあります。

特に、動物性原料が1番目に記載されていなかったり、アレルゲンとなりやすい小麦が入っていたりするのを見ると「犬の健康を重視していないのでは?」と疑問を抱いてしまいます。

その点、人間用と同等の品質レベルの食材(青字のもの)を使用しているドッグフードは、オメガ3脂肪酸源や関節軟骨成分にも配慮が行き届いているものが多いです。

運動好きなボーダーコリーや被毛のパサつきが気になるボーダーコリーに安心して与えるには、こういった商品を選びたいものですね。

そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、ボーダーコリーに合わせておきたいドッグフード5選をまとめてみました!

【決定】ボーダーコリーにおすすめのドッグフード5選!

評価の基準

ここで紹介する5つのドッグフードは、ボーダーコリーの特徴や抱えやすいトラブルを踏まえた上で、私が個人的にドッグフードの原材料・栄養成分値・製造工程などあらゆる情報を調査した上で高く評価した商品です。完全さを保証するものではありません。

カナガン

カナガンの特徴
カナガンは、動物性原料を全体の60%に使用しているドッグフードです。主原料のチキンはもちろん野菜や果物も人間用の食品工場で加工されたものを用い、徹底した衛生管理の元で製造されています。油脂にはチキンオイルとともにオメガ3脂肪酸の豊富なサーモンオイルが採用され、関節成分も3種揃っています。
価格
  • 【通常】5,038円
    【定期】4,534円
    今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 2kg
評価 5.0
編集部からのコメント

チキンをたっぷり使用しているカナガンは良質なタンパク質が充実しているため、運動好きで活発なボーダーコリーに合わせやすいでしょう。関節軟骨成分やオリゴ糖なども配合され、犬の健康維持に意識の高い人にも選びやすい内容です。被毛の状態が気になる場合も試してみるとよいでしょう。

ネルソンズ

ネルソンズの特徴
ネルソンズは、ボーダーコリーなどの中型犬や大型犬を飼っている家庭でも継続使用しやすい容量と価格のドッグフードです。全体の50%にチキンを使用して高タンパク・低脂質・低カロリーに仕上げられています。また、危険と思われる成分や添加物の使用もありません。
価格
  • 【通常】9,196円
    【定期】7,816円

内容量 5kg
評価 4.5
編集部からのコメント
ネルソンズは品質がしっかりしているのにコスパの面でも優れ、利用のしやすさで高く評価しました。フード粒はやや大きめで中型犬のボーダーコリーも口にしやすいサイズです。2種の関節軟骨成分やサーモンオイルが配合されており、健康サポートにも期待できるでしょう。

ファインペッツ

ファインペッツの特徴
ファインペッツは全体の80%の肉類使用率で、消化吸収率も87%の高さを誇るドッグフードです。動物性の原材料として採用されているのはヒューマングレードの鹿・鶏・鮭。良質なタンパク源となるだけでなく、アレルギーリスクも少ない食材が中心です。
価格
  • 【初回お試し】1,100円(1.5kg)
    【通常購入】3,803円〜
    【定期購入】
    1.5kg×1袋コース 3,422円〜
    4kg×4袋コース 25,955円
    (回数を重ねるごとに割引率UP)

内容量 1.5kg、4kg、8kg、16kg
評価 4.5
編集部からのコメント
ファインペッツは、しっかりとした栄養を効率よく摂らせたい場合に向いています。定期的にドッグスポーツに取り組んだり、ドッグランに通ったりしているボーダーコリーに合わせてみるとよいでしょう。1.5kg入りの小粒タイプと4kg入りの大粒タイプがあり、成長や好みにあわせて使い分けができます。

モグワン

モグワンの特徴
モグワンはチキンとサーモンを主原料に、野菜・果物もバランスよく取り入れられたドッグフードです。タンパク質を十分含む一方で、脂質とカロリー量は抑えられています。余計なものが添加されていないシンプルなレシピで、トッピングなどのアレンジもしやすい内容です。
価格
  • 【通常】5,038円
    【定期】4,534円
    今なら初回50%OFFのキャンペーン実施中!

内容量 1.8kg
評価 4-0 4.0
編集部からのコメント
モグワンは品質や栄養バランス、安全性など総合的に評価の高いドッグフードです。使用されている油脂はココナッツオイルとサーモンオイル。脂肪分が控えめなので、体重が気になるボーダーコリーや、活動量が少なくなってきたボーダーコリーにも試しやすいでしょう。

プラぺ(トラウト&サーモン)

プラぺの特徴
プラぺは商品の種類が多く、中でも体重管理をしたい犬やシニア犬に適しているのがトラウト&サーモンです。筋肉を維持するために必要なタンパク質がしっかりと含まれつつも、脂質量が抑えられています。また、オメガ3・6脂肪酸量や3種類の関節軟骨成分の量まで、きちんと記載されています。
価格 【通常購入】
4,345円(2kg)
8,580円(4kg)
11,000円(6kg)
21,450円(12kg)

【定期初回】
3,042円(2kg)
6,006円(4kg)
7,700円(6kg)
15,015円(12kg)

【定期購入】
4,128円(2kg)
8,151円(4kg)
10,450円(6kg)
20,378円(12kg)

内容量 2kg、4kg、6kg、12kg
※トラウト&サーモンの場合
評価 4.0
編集部からのコメント
プラぺは、飼っている犬の運動量や好み・アレルギーなどに合わせて種類を選べるのがメリットです。トラウト&サーモンは、活動量が少なめのボーダーコリーや肥満が気になるボーダーコリーに試してみるとよいでしょう。ローテーションして与えるのにも便利なドッグフードです。

迷ったらコレ!ボーダーコリーにカナガンドッグフードをおすすめする理由!

当サイトは特定のドッグフードを強くおすすめするつもりはありません。

ここはあくまでも私が選んだドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、なぜボーダーコリーにカナガンを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。

カナガンをおすすめする理由
  1. 原材料の60%に動物性原料を使用している。
  2. 活発なボーダーコリーに合わせやすい栄養バランス。
  3. チキンや野菜・果物は人間用食品工場から出荷されたもので安心。
  4. グルコサミン・コンドロイチン・MSMが配合されている。
  5. オメガ3脂肪酸の豊富なサーモンオイルが含まれている。
  6. 厳しい基準をクリアした工場で製造され、トレーサビリティも確保されている。
  7. 保存料・着色料など注意したい添加物は不使用。

私がボーダーコリーにおすすめしたい餌としてカナガンを選んだ理由は、活動的な犬にピッタリの栄養バランスであり、なおかつ健康サポート成分などの条件が揃っているからです。

ドッグランでの遊びや長めの散歩を好むボーダーコリーなら、これくらい栄養が充実しているドッグフードが合わせやすいのでは、と判断しました。

もちろん、カナガンなら基本的に原材料の品質や安全性が高い、と信頼できるからこその評価です。

サーモンオイルが配合されているので、ボーダーコリーの美しい被毛を維持するのにも頼りになるドッグフードだと思います。

愛犬に長く健康的に暮らしてもらうには、骨・関節軟骨成分が3種とも配合されているのも嬉しいポイントです。

中には思うように運動の時間が取れないといったケースもあるかもしれませんが、体重増加が気になるのなら、上でご紹介したもう少し低脂肪のドッグフードに注目するとよいでしょう。

食物アレルギーなどの症状が特に見られず、元気よく動き回っているボーダーコリーであれば、栄養十分なカナガンを一度試してみてはいかがでしょうか。

【給餌量】ボーダーコリーの餌の量は1日あたりどれくらい?

ボーダーコリーが1日に必要とする餌の量は、ドッグフードや手作り食の栄養価、運動量、ライフスタイル、体重、体格、年齢などによって変わります。よって、絶対にこの量を与えなければならないという決まりはありません。

以下の計算方法から1日に必要なフードの給餌量を割り出すことができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。計算に必要な係数は下の表に示してあります。

1日分の給餌量の計算方法
  1. まずは安静時のエネルギー要求量を求める。
    RER(kcal)=30 × 体重 + 70
  2. 次に、1日に必要なエネルギー量を求める。
    DER(kcal/日)=RER × 係数
  3. 最後に、1日必要な給餌量を算出する。
    給餌量(g/日)=DER ÷ フード1g(1缶)あたりのカロリー数
ライフステージ 係数
子犬(4ヶ月未満) 3.0
子犬(4~9ヶ月) 2.5
子犬(10~12ヶ月) 2.0
成犬(避妊・去勢をしていない) 1.8
成犬(避妊・去勢をしている) 1.6
肥満傾向 1.4
妊娠中(初めの42日間) 1.8
妊娠中(43日目以降) 3.0
授乳中 4.8
老犬(7歳以上) 1.4

そして、それぞれのライフステージの餌の与え方や注意点を以下にまとめてみました。

子犬の場合

子犬は毎日成長するため、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにしましょう。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。

餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて与えます。

生後3ヶ月過ぎた頃からは1日3回に分けて与え、犬種により予想できる成犬時体重の50%近く(ボーダーコリーであれば8~12kg)になるまで続けましょう。

生後5~6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。

成犬の場合

ボーダーコリー成犬の平均体重は16~23kgです。例えば私がおすすめしているカナガンを体重20kgのボーダーコリーに与えるとして、具体的な給餌量を上記の計算方法から算出してみましょう。

カナガンの1gあたりのカロリーは3.76、標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数を1.6として計算します。

ボーダーコリー(体重20kg)へのカナガン給餌量
  1. 安静時のエネルギー要求量
    30×20+70=670kcal
  2. 1日に必要なエネルギー量
    670×1.6=1072kcal/日
  3. 1日あたりの給餌量
    1072÷3.76=285g/日

1日あたりの給餌量目安は285gと分かります。

ただし、個体差や運動量によっても大幅に変わるためあくまでも目安とし、犬の様子を見ながらコントロールするようにしましょう。

犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。

老犬の場合

老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。

餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。

ここで紹介した給餌量はあくまでも目安で、運動量・体調・生活環境によって必要なエネルギー量が変わります。給餌量が合っているかどうかはうんちで分かるので、うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといった感じで調整して下さい。

ボーダーコリーがご飯を食べない理由とその対処法は?

ボーダーコリーがご飯を食べない時に考えられる理由は、健康状態・ライフスタイル・飼い主さんとの関係によっても異なります。よくある理由を以下にまとめてみました。

  • わがままになっている。
  • ドッグフードの匂い・味・質感が気に入らない。
  • もともと食が細い。
  • 成長が落ち着いてきている(子犬の場合)。
  • 老化による代謝率や消化率の低下。
  • ストレスを抱えている。
  • 1回のご飯の量が多い。
  • 口の中にトラブルがある。
  • 病気や何かしら不調がある。
  • 生理中である(避妊手術をしていないメスの場合)。

基本的に、犬は食事に飽きるということはほとんどありません。

もしもご飯を食べない日が2日以上続く場合は病気の可能性もありますので、早めにかかりつけの動物病院を受診して獣医師に相談しましょう。

ボーダーコリーがご飯を食べない時の対処法は、それぞれの理由によって異なります。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひそちらを参考にしてみて下さいね。

ボーダーコリーにかかる年間の餌代はいくら?

ボーダーコリーの餌代は個体差によって大きな差が出るため、必ずしも「〇〇〇円」とは言い切れません。また、食べさせるドッグフードによっても年間の餌代は変わります。

例として、ここでは私が紹介しているカナガンでおおよその年間の餌代を出してみましょう。成犬ボーダーコリー(体重16~23kg)で計算してみます。

  • カナガン 1袋(2kg)あたり5,038円(税込)
  • 成犬ボーダーコリー(体重16~23kg)の1日あたり給与量234~323g

体重およそ16~23kgの成犬ボーダーコリーであれば、1ヶ月あたり約4~5袋のカナガンが必要となります。

ちなみに、カナガンを5袋ずつ定期購入すれば毎回合計20,000円以上になるので、20%の割引が入って1袋あたり4,030円(税込)で購入することができます。さらに送料無料です。

また、定期購入の場合はお届け周期を1週間~13週間まで1週間単位で選べます。なのでここでは、6週間おき(1ヶ月半おき)にカナガンが6袋届く設定で計算してみましょう。

24,180円(カナガン6袋分代)×8回(年間)=193,440円

となるので、もしカナガンをボーダーコリーに食べさせてあげるとなると、年間約193,440円(税込)の餌代がかかるということになります。

ただし、ここで出した金額はあくまでも目安です。飼育環境、体質、運動量などによって餌代は大幅に変わるので、参考程度に留めていただければと思います。

ボーダーコリーの特徴や抱えやすいトラブルを考えるとカナガンドッグフードがおすすめ!

もう一度お伝えしますが、私はすべてのボーダーコリーにカナガンをおすすめするつもりはありません。

ボーダーコリーの生理状態・ライフスタイル・健康状態によって合うドッグフードが変わってきますので、ここはあくまでも私が選んだおすすめのドッグフードとして参考にしていただければ幸いです。

犬に必要な栄養素については「【犬の栄養に関する基礎知識】必要な栄養素とその役割・注意点は?」で詳しくまとめています。

走ったりジャンプしたりすることが大好きなボーダーコリー。そんな愛犬に与えるドッグフード選びでは、筋肉を作るタンパク質の含有量や関節サポート成分を意識するとよいでしょう。

日本で人気のロングコートのボーダーコリーには、皮膚・被毛ケアによいオメガ3脂肪酸に注目するのもおすすめです。

カナガンなら、ボーダーコリーの暮らしや健康を食の面から支えるのに向いているのではないかと紹介しました。

食物アレルギーや肥満など気になる点がないのであれば、健康的な体を維持するためにも一度愛犬との相性を見てみてはいかがでしょうか。

  

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