他社のOEM製造も数多く行なっているダイアモンドペットフーズ社。「ダイヤモンド ナチュラル グレインフリー」シリーズには原材料の異なる3つの種類があります。
そのドッグフードには5つのブランドがあり、今回はプレミアム性が高い「グレインフリーシリーズ」に注目してみました。
全犬種・全年齢対応の穀物不使用のスーパープレミアムフードと謳われていますが、実際はどうなのでしょうか?
ダイヤモンドドッグフードの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.8 |
栄養バランス | 4.5 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.7 |
コスト | 4.4 |
内容量 | 2.27kg、6.35kg、12.7kg |
価格 | 3,800円(2.27kg) 7,300円(12.7kg) ※Yahoo!参考価格 |
価格/日 | 57円 |
価格/kg | 575円 |
カロリー/100g | 358kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | チキン、チキンミール、サツマイモ |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、ダイヤモンドドッグフードをBランクと評価しました。
ダイアモンドペットフーズ社は、過去にリコールがあったためか衛生面や安全性に重きを置いています。他社OEMも行なっているので管理は行き届いているのでしょう。
栄養バランスも犬の健康のことが考えられていて、原材料もこれと言って気になるものは使われておらず可もなく不可もなくといった感じを受けます。
グレインフリーのドッグフードとしてはリーズナブルなので、原材料やアレルゲンなどが引っかからない場合は使いやすいフードです。
また、ショップによって価格に大きく差があります。購入する際には複数のショップを確認した方が良いでしょう。
目次
実際にダイヤモンドのグレインフリードッグフードを購入してみました!
今回、ダイアモンド ナチュラル グレインフリーシリーズの「チキン&スイートポテト」を購入してみました。
裏は↑こんな感じです。
次に、袋を開封してみましょう。
開け口にはジッパーがありません。酸化しやすいサーモンオイルが含まれているため、保管時は袋留めクリップを使うか別の密閉容器に入れ替えるのが良さそうです。
香りはスナック菓子のような感じで、鼻にグッと来るドッグフード特有の嫌な感じもありません。
フードを手に乗せると↑こんな感じです。粒を触ってみると、少し油感があるもののベタつきはしません。丸い円盤のような、やや大きめの形です。
粒のサイズを1円玉といつも食べさせている「モグワン」と比較してみました。
ダイアモンドドッグフードは直径約14mmです。厚みはそこまで無いものの、口が小さめな犬種は食べる時に様子を見た方が良さそうですね。
それでは次に、ダイアモンドドッグフードの原材料と安全性について見ていきたいと思います。
ダイヤモンドドッグフードの原材料と安全性について評価!
続いて、ダイヤモンドの原材料と安全性についてです。今回は、グレインフリーシリーズの「チキン&スイートポテト」をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ダイヤモンドには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 24.0%以上 | セレン | 0.35mg/kg以上 |
粗脂肪 | 14.0%以上 | ビタミンE | 150IU/kg以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 | タウリン | 0.12%以上 |
水分 | 10.0%以下 | オメガ6脂肪酸 | 2.4%以上 |
DHA | 0.05%以上 | オメガ3脂肪酸 | 0.3%以上 |
亜鉛 | 150mg/kg以上 | 代謝エネルギー | 3580kcal/1kg |
ダイアモンドを評価するにあたり公式サイト(英語)も参考にしました。
そこからわかったのは、ダイアモンドは栄養バランスに優れているものの、原材料の産地記載やトレーサビリティーの徹底まではされていないということです。
でも、材料のラインナップは決して悪くなく、AAFCO(米国飼料検査官協会)が定める栄養基準も満たしているので評価しづらいのが正直な感想でした。
原材料は「信頼できる地元および世界の供給元から高品質な食材を使用している」との記載がありますが、具体的な産地などの情報まではありません。
また、お肉よりも植物性原材料の数が多いのはやや気になりました。私個人としては、動物性原料と植物性原料の割合が数字で表れているとわかりやすいなと思いますね。
ちなみに、危険とされやすい「チキンミール」については、鶏肉を使っていると公式サイトに記載されていて安心できます。参考:公式サイト「ビーフミールとチキンミールに関するページ(英語)」
そして、ダイアモンドペットフーズ社において忘れられないのは大規模なリコールです。
その経緯もあってか、最先端の製造施設で作ることによって、安全性を確立することに努めています。
マイコトキシン検査・酸化安定性試験など様々なテストを定期的に行っているとも記載されていました。
栄養面ではプロバイオティクスを配合し、お腹の調子や免疫をサポートしてくれる効果が期待できますよ。
私が購入した当商品はグレインフリー(穀物不使用)で、他のシリーズには穀物が使われています。穀物が愛犬の体質に問題なければ他のシリーズを視野に入れても良いでしょう。
ただ、公式サイトには「製造施設内で穀物を使用しているため、グレインフリーでも微量の成分が入る可能性がある」そうです。
穀物アレルギーを抱えている場合は避けた方が無難かなと思います。
- チキンアレルギーのない犬
- 芋類や豆類を食べても大丈夫な犬
- お腹の調子が悪くなりやすい犬
- 免疫力がやや低下してきている犬
- 毛並み・毛艶が悪い犬
- サーモンオイルが含まれたフードを探している人
- なるべく添加物を避けたいと考える人
ダイヤモンドには炭水化物源として芋類や豆類が使われています。
これはグレインフリーのドッグフードによくあることですが「芋類」や「豆類」が合わない犬は注意してあげてくださいね。
ダイヤモンドドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
それでは、実際にダイヤモンドドッグフードを愛犬に食べさせている方たちの口コミをご紹介していきます。
ダイヤモンドドッグフードの良い口コミ
ダイヤモンドドッグフードの悪い口コミ
ダイヤモンドドッグフードの口コミ・評判まとめ
ダイアモンドドッグフードの口コミを調査したところ、良い評判が多いなと感じました。ただ、件数は少なめなので、日本ではまだ利用している人が少ない印象です。
ここでは「実際に使っている人だろうな」と思える口コミのみをピックアップしました。
良かった口コミはほとんどがリピーターで、大袋を購入し続けている人が多いようです。うんちが良好になったという声もありました。
良くなかった口コミにはリコールのことが書かれていましたね。大規模なものだったためショックを感じた人も多かったのかもしれません。
公式サイトでは、最先端の施設で製造し、安全面・衛生面の取り組みとしてマイコトキシン検査・酸化安定性試験など様々なテストを実施していることがわかります。
この点は評価したいですが、一度ついてしまったイメージはなかなか払拭しきれないようです。
【最安値は?】ダイヤモンドドッグフードの公式・Yahoo!・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | 楽天 | Yahoo! | |
---|---|---|---|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | 6,500円(6.35kg) 8,600円(12.7kg) |
3,800円(2.27kg) 7,300円(12.7kg) |
送料 | - | 無料 | 600円 |
どこでダイヤモンドドッグフードを買うのがもっとも安いのか?公式サイトや大手通販サイトを比較してみました。
ダイヤモンドドッグフードはYahoo!と楽天で取扱あり!
ダイアモンドドッグフードの価格比較を調査してわかったのは、Yahoo!と楽天のみで取り扱われていることです。
Amazonも確認しましたが取り扱いはありませんでした。以下のボタンから現在の価格を確認できますのでご覧になってみてくださいね。
ダイヤモンドドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | ダイアモンド(グレインフリーシリーズ チキン&スイートポテト) |
---|---|---|
主原料 | チキン、チキンミール、サツマイモ | |
穀物 | グレインフリー | |
タンパク質 | 24.0%以上 | |
脂質 | 14.0%以上 | |
代謝エネルギー(100gあたり) | 358kcal | |
内容量 | 2.27kg、6.35kg、12.7kg | |
価格 | 3,800円(2.27kg) 7,300円(12.7kg) |
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当サイト評価 | Bランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとダイヤモンドには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
どちらもグレインフリーですが、大きな違いを述べるならばモグワンはトレーサビリティーを徹底し動物性原料のおおよその割合をパーセンテージで開示していて安心できます。
一方、ダイアモンドには具体的な情報開示はありませんでした。
また、モグワンもダイアモンドも国が定める栄養基準を満たしています。
それぞれ国によって基準が違いますが「モグワンはイギリス」「ダイヤモンドはアメリカ」の専門機関で栄養基準を満たしているのは安心です!
もし、栄養に関することが気になったら、以下の記事にまとめているので読んでみてください。
どちらにも良い点があるため、評価や口コミだけで決めるのではなく、愛犬の体質や健康状態を見て合うものを選ぶようにしてくださいね。
「ダイヤモンド ナチュラル グレインフリー」ドッグフードの種類と特徴について!
「ダイヤモンド ナチュラル グレインフリー」シリーズには3つの種類があります。それぞれの特徴を以下にまとめてみました!
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (1kgあたり) |
---|---|---|---|
チキン&スイートポテト | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 3580kcal |
ビーフ&スイートポテト | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 3580kcal |
白身魚&スイートポテト | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 3580kcal |
3つの種類を比べてみると、ほとんど栄養成分は変わらないのです。ベースとなっている原材料がチキン・ビーフ・白身魚と違っているだけで内容に大きな差がありません。
というのも、アレルギー予防のためのフードローテーションがしやすいよう、あえて差が無いように作られているそうです。
食物アレルギーを抱えている場合やいくつかのタンパク質源を切り替えながら与えたい時には便利なアイテムですね。
ダイヤモンドドッグフードのQ&A
ダイアモンドのグレインフリーにサンプルはありますか?
ダイアモンドドッグフードは小型犬でも食べやすいサイズですか?
ダイアモンドのグレインフリーはどの犬種にも食べさせられますか?
ダイヤモンドドッグフードまとめ
- 原材料は信頼できる地元・世界の供給元から仕入れて品質維持。
- プロバイオティクスを配合し、お腹の調子と免疫力をサポート。
- 工場は最先端の設備を整えており安全を徹底。
- マイコトキシン検査・酸化安定性試験など様々なテストを定期的に実施していて安心。
- 粒は直径約14mmの円形で、口の大きな犬種でも食べやすいサイズ。
- 同じシリーズに3つの種類があってローテーションに便利。
- 動物性原料と植物性原料の割合が明確だと一層良かった。
- 犬の体質に芋類や豆類が合わない場合注意が必要。
ダイアモンドドッグフードは、栄養バランスに気になる点がなく、衛生管理を徹底されているところが良いなと思いました。
信頼できる地元・世界の供給元から厳選した食材を仕入れています。プロバイオティクスを配合し、お腹の調子と免疫力をサポートしてくれるのも良いところです。
ただ、食材の具体的な産地開示やトレーサビリティーまで確保されていれば、一層安心できたなとは思いました。
そうはいっても、栄養バランスの面で安心でき、工場の品質・衛生管理も徹底されているようなので、これらについて気がかりな部分はありません。
私が一番気がかりなのは、動物性原料と植物性原料の割合が不明なところです。原材料を見ると芋類や豆類、野菜類が多くあって「全体だとお肉が少ないのかも」と気になりますね。
あくまでも割合が不明なだけで植物性原料の方が少ないとは限りませんが、数字で開示されたらもっと良いなと感じます。
芋類や豆類が使われているほか、製造施設内で穀物の成分が微量に入っているかもしれないとのこと。何かしらの食物アレルギーを抱える犬は気をつけた方が良いでしょう。
ダイヤモンドドッグフードの基本情報
内容量 | 2.27kg、6.35kg、12.7kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 3,800円(2.27kg) 7,300円(12.7kg) ※Yahoo!参考価格 |
製造会社 | ダイアモンドペットフーズ社 |
公式サイト | https://www.diamondpet.com |