
他社のOEM製造も数多く行なっているダイアモンドペットフーズ社。
そのドッグフードには5つのブランドがあり、今回はプレミアム性が高い「グレインフリーシリーズ」に注目してみました。
全犬種・全年齢対応の穀物不使用のスーパープレミアムフードと謳われていますが、実際はどうなのでしょうか?
ダイヤモンドドッグフードの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Eランクは【全158商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 2.27kg 6.35kg 12.7kg |
価格 | 3,800円(2.27kg) ※Yahoo!参考価格 |
目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、ダイヤモンドドッグフードをBランクと評価しました。
ダイアモンドペットフーズ社は、過去にリコールがあったためか衛生面や安全性に重きを置いています。他社OEMも行なっているので管理は行き届いているのでしょう。
栄養バランスも犬の健康のことが考えられていて、原材料もこれと言って気になるものは使われておらず可もなく不可もなくといった感じを受けます。
グレインフリーのドッグフードとしてはリーズナブルなので、原材料やアレルゲンなどが引っかからない場合は使いやすいフードです。
また、ショップによって価格に大きく差があります。購入する際には複数のショップを確認した方が良いでしょう。
目次
実際にダイヤモンドのグレインフリードッグフードを購入してみました!
今回、ダイアモンド ナチュラル グレインフリーシリーズの「チキン&スイートポテト(全年齢犬用)」を購入してみました。
裏は↑こんな感じです。
次に、袋を開封してみましょう。
開け口にはチャックがありません。酸化しやすいサーモンオイルが含まれているため、保管時は袋留めクリップを使うか別の密閉容器に入れ替えるのが良さそうです。
香りはスナック菓子のような感じで、鼻にグッと来るドッグフード特有の嫌な感じもありません。
フードを手に乗せると↑こんな感じです。粒を触ってみると、少し油感があるもののベタつきはしません。丸い円盤のような少し変わった形です。
粒のサイズを1円玉といつも食べさせている「モグワン」と比較してみました。
ダイアモンドドッグフードは直径約14mmくらいです。厚みはそこまで無いものの、口が小さめな犬種は食べる時に様子を見た方が良さそうですね。
それでは次に、ダイアモンドドッグフードの原材料と安全性について見ていきたいと思います。
ダイヤモンドドッグフードの原材料と安全性について評価!
続いて、ダイヤモンドドッグフードの原材料と安全性についてです。今回は、グレインフリーシリーズの「チキン&スイートポテト(全年齢犬用)」をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
※チキン&スイートポテトには赤色にすべき原料がありませんでした。
タンパク質 | 24.0%以上 | セレン | 0.35mg/kg以上 |
粗脂肪 | 14.0%以上 | ビタミンE | 150IU/kg以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 | タウリン | 0.12%以上 |
水分 | 10.0%以下 | オメガ6脂肪酸 | 2.4%以上 |
DHA | 0.05%以上 | オメガ3脂肪酸 | 0.3%以上 |
亜鉛 | 150mg/kg以上 | 代謝エネルギー | 3580kcal/1kg |
ダイアモンドを評価するにあたり公式サイト(英語)も参考にしました。
そこから分かったのは、ダイアモンドは栄養バランスに優れているものの、原材料の産地記載やトレーサビリティーの徹底まではされていないということです。
でも、材料のラインナップは決して悪くなく、AAFCO(米国飼料検査官協会)が定める栄養基準も満たしているので評価しづらいのが正直な感想でした。
原材料は「信頼できる地元および世界の供給元から高品質な食材を使用している」との記載があるものの、具体的な産地などの情報まではありません。
また、お肉よりも植物性原材料のラインナップが多いので、私個人的には割合が数字で表れているとわかりやすいなと思いました。
危険とされやすい「チキンミール」については、鶏肉を使っていると公式サイトに記載されていて安心できます。
また、ダイアモンドペットフーズ社において忘れられないのは大規模なリコールです。
その経緯もあってか、すべての工場がSafe Quality Food(SQF)認定を受けていて安全性を確立することに努めているようです。
マイコトキシン検査・酸化安定性試験など様々なテストを定期的に行っているとも記載されていました。
栄養面では独自のプロバイオティクス技術を使用し、お腹の調子や免疫をサポートしてくれる効果が期待できます。
私が購入した当商品はグレインフリー(穀物不使用)で、他のシリーズには穀物が使われています。穀物がOKであれば他のシリーズもチェックしてみると良いですね。
- チキンアレルギーのない犬
- ポテトや豆類を食べても大丈夫な犬
- お腹の調子が悪くなりやすい犬
- 免疫力がやや低下してきている犬
- 毛並み・毛艶が悪い犬
- サーモンオイルが含まれたフードを探している人
- なるべく添加物を避けたいと考える人
ダイヤモンドには炭水化物源として穀物由来ではない芋類や豆類が使われています。
これはグレインフリーのドッグフードによくあることですが「ポテト」や「豆類」が合わない犬は注意してあげてくださいね。
ダイヤモンドドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
それでは、実際にダイヤモンドドッグフードを愛犬に食べさせている方たちの口コミをご紹介していきます。
ダイヤモンドドッグフードの良い口コミ
ダイヤモンドドッグフードの悪い口コミ
ダイヤモンドドッグフードの口コミ・評判まとめ
ダイアモンドドッグフードの口コミを調査したところ、かなり件数が少なかったため日本では利用している人が少ない印象です。
ここでは「実際に使っている人だろうな」と思える口コミのみをピックアップしました。
良かった口コミはほとんどがリピーターで、大袋を購入し続けている人が多いようです。うんちが良好になったという声もありました。
良くなかった口コミにはリコールのことが書かれていましたね。大規模なものだったためショックを感じた人も多かったのかもしれません。
公式サイトでは、安全面・衛生面の取り組みとして工場のSafe Quality Food認定を受け、マイコトキシン検査・酸化安定性試験など様々なテストを実施していることがわかります。
この点は評価したいですが、一度ついてしまったイメージはなかなか払拭しきれないようですね。
【最安値は?】ダイヤモンドドッグフードの公式・Yahoo!・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Yahoo! | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | 3,800円(2.27kg) 7,300円(12.7kg) |
6,500円(6.35kg) 8,600円(12.7kg) |
送料 | - | 600円 | 無料 |
どこでダイヤモンドドッグフードを買うのがもっとも安いのか?公式サイトや大手通販サイトを比較してみました。
ダイヤモンドドッグフードはYahoo!と楽天で取扱あり!
ダイアモンドドッグフードの価格比較を調査してわかったのは、Yahoo!と楽天のみで取り扱われていることです。
Amazonも確認しましたが取り扱いはありませんでした。以下のボタンから現在の価格を確認できますのでご覧になってみてくださいね。
ダイヤモンドドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | ダイアモンド |
---|---|---|
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主原料 | チキン&サーモン53%(どちらも生肉と乾燥肉を使用) | チキン、チキンミール、サツマイモ |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
タンパク質 | 27%以上 | 24.0%以上 |
脂質 | 10%以上 | 14.0%以上 |
代謝エネルギー(100gあたり) | 363kcal | 358kcal |
内容量 | 1.8kg | 2.27kg 6.35kg 12.7kg |
価格 | 3,920円 | 3,800円(2.27kg) |
当サイト評価 | Sランク | Bランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとダイヤモンドにはどのような違いがあるのかを比較してみました。
どちらもグレインフリーですが、大きな違いを述べるならばモグワンはトレーサビリティーを徹底し動物性原料のおおよその割合をパーセンテージで開示していて安心できます。
一方、ダイアモンドには具体的な情報開示はありませんでした。
また、モグワンもダイアモンドも国が定める栄養基準を満たしています。
それぞれ国によって基準が違いますが「ダイヤモンドはアメリカ」「モグワンはイギリス」の専門機関で栄養基準を満たしているのは安心ですね!
もし、栄養に関することが気になったら、以下の記事にまとめているので読んでみてください。
どちらにも良い点があるため、評価や口コミだけで決めるのではなく、愛犬の体質や健康状態を見て合うものを選ぶようにしてくださいね。
「ダイヤモンド ナチュラル グレインフリー」ドッグフードの種類と特徴について!
「ダイヤモンド ナチュラル グレインフリー」シリーズには3つの種類があります。それぞれの特徴を以下にまとめてみました!
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (1kgあたり) |
---|---|---|---|
チキン&スイートポテト | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 3580kcal |
ビーフ&スイートポテト | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 3580kcal |
白身魚&スイートポテト | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 3580kcal |
3つの種類を比べてみると、ほとんど栄養成分は変わりません。ベースとなっている原材料がチキン・ビーフ・白身魚と違っているだけで内容に大きな差がありません。
というのも、アレルギー予防のためのフードローテーションがしやすいよう、あえて差が無いように作られているそうです。
食物アレルギーを抱えている場合やいくつかのタンパク質源を切り替えながら与えたい時には便利なアイテムですね。
ダイヤモンドドッグフードのQ&A
ダイアモンドのグレインフリーにサンプルはありますか?
ダイアモンドドッグフードは小型犬でも食べやすいサイズですか?
ダイアモンドのグレインフリーはどの犬種にも食べさせられますか?
ダイヤモンドドッグフードまとめ
- 栄養バランスが良い
- 原材料にこれと言って気になるものはない
- 工場の衛生面や安全性を徹底している
- お腹の調子が悪くなりやすい犬におすすめ
- 免疫力がやや低下してきている犬におすすめ
- チキンアレルギーのない犬におすすめ
- ポテトや豆類が合わない犬には注意が必要
- ショップによって価格の差が激しい
ダイアモンドドッグフードは栄養バランスの面で安心でき、原材料にもこれと言って気になる点はありません。意外にこれらが揃っているドッグフードは少ないので評価できる点です。
ダイアモンドペットフーズ社はリコールがあったものの、工場の衛生面や安全面で信用を取り戻そうとしている姿勢が伺えました。
また、グレインフリーの中では比較的リーズナブルですが、ショップによって価格の差があります。
購入時期にもよると思うので、検討する時は複数のショップを確認するのが良いでしょう。
ポテトや豆類が合わない場合は注意が必要なので、愛犬の様子をみながら与えてあげてくださいね。
ダイヤモンドドッグフードの基本情報
内容量 | 2.27kg 6.35kg 12.7kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 3,800円(2.27kg) ※Yahoo!参考価格 |
製造会社 | ダイアモンドペットフーズ社 |
公式サイト | https://www.diamondpet.com |