285商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

【老犬にはどっち?】モグワンとピッコロの違いを専門家が8項目で比較!

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モグワンもピッコロもイギリス産の高品質ドッグフードですが、「シニア犬にはどっちが良いのだろう?」と選べずにいるのではないでしょうか。

愛犬がシニアになると、それまで以上に健康に配慮してあげたいとより良いフードを選んであげたいですね。

これまで数百種類のドッグフードを検証し、実際にシニア犬たちと暮らしてきたペットフーディストや動物介護士の私だからこそお伝えできることがあります。

そこで今回は、モグワンとピッコロの違いを原材料や成分、安全性はもちろん、アレルゲン食材、フード粒、コスパなど8項目で徹底比較しました。

ドッグフード選びで重要なポイントや、気になる違いも合わせてご紹介しているのでぜひ参考にしてください。

執筆者
ペットフーディスト / ホリスティックケア・カウンセラー / ペット看護士 / 動物介護士 / 犬の管理栄養士 / トリマーペットスタイリスト / ペットセラピスト / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格 / ペットフード安全管理者
Takada
20年以上、犬と共に暮らし、多くのことを学んできました。 これまでに愛犬チワワ、2匹のミニチュアダックス、そしてチワックスたちを多頭飼いし、出産や闘病、介護生活を経験してきました。これらの知識と経験を活かし、犬のQOL向上や飼い主さんの悩みに寄り添えるよう、各種メディアで記事の執筆や監修を行っています。 3ヶ月前に18歳の愛犬を見送り、現在はチワックス2匹、ポメチワ1匹、カニンヘンダックス1匹の4匹と暮らしています。 老犬のトータルケアサロン開業を目指し、日々奮闘中です。

【結論】ピッコロも良いドッグフードだがシニア犬に合わせやすいのはモグワン!

比較項目 モグワン ピッコロ
画像
原材料
主原料はチキン、サーモン

主原料はチキン、サーモン
アレルゲン食材
チキン

チキン、卵
栄養成分値
高タンパク・低脂質

高タンパク・高脂質
対応犬種
対応年齢

全犬種・全年齢

全犬種・7歳以上
パッケージ
保存性が良く閉めやすい

保存性が良い
フード粒
食べやすさに配慮

食べやすさに配慮
安全性の高さ
優良

優良
コスパの良さ
1kgあたり2,424円

1kgあたり2,678円
評価 Sランク Aランク
※価格は税込み
※一番安いプランで算出
※評価はS~Fまで

最初にモグワンとピッコロを比較した結果を表にまとめました。

結論から言うと、当サイトで総合的な評価を上回るのはモグワンです。

当サイトでは原材料や栄養バランス、添加物、安全性、価格の5項目を評価しランク分けしていますが、モグワンはSランク、ピッコロはAランク

もちろん、ピッコロはシニア犬に特化しており良質なドッグフードですが、幅広いシニア犬に合わせやすいという点でモグワンが優位です。

ただ、シニア犬の状態や目的によっては、ピッコロのほうが合っていることもあります。

愛犬にはどちらが良いのか、次章からご紹介するそれぞれの違いを見て判断しましょう。

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【8項目で検証】モグワンとピッコロの違いを徹底比較!

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モグワンとピッコロの違いを以下の9項目で比較しました。

モグワンとピッコロは似ている点もありますが、どちらが愛犬に合うか考えながらご覧ください。

すぐに違いをチェックしたい場合は「この比較の結論!」だけを読んでもらえたらと思います!

モグワンとピッコロの原材料を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも動物性原料の使用割合が明確で好感が持てる。
  • どちらも動物性タンパク質が豊富に含まれているが、よりしっかり摂らせるならピッコロ。
  • どちらも穀物不使用のグレインフリーで穀物アレルギーの犬も食べられる。
  • お腹のケアもするならモグワン、関節のケアをするならピッコロ。

まずは、気になる原材料を詳しく比較して見ていきましょう。

動物性タンパク質の違い

比較項目 モグワン ピッコロ
動物性原料 チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%) 骨抜きチキン生肉(29%)、骨抜き生サーモン(20%)、乾燥チキン(13%)、乾燥サーモン(6%)、チキングレイビー(1%)、乾燥卵

モグワンとピッコロの動物性原料を比較するとどちらもチキンとサーモンを使用しているのは同じですが、よく見ると細かい違いがあります。

モグワンはチキンが36%、サーモンが19%なのに対し、ピッコロはチキンが43%、サーモンが26%、さらに卵も使用されています。

サーモンはアスタキサンチンが豊富に含まれており、特にシニア犬に積極的に摂取してもらいたい食材の1つなのでどちらもしっかり摂取できるでしょう。

また、モグワンは動物性原料の使用割合が56%、ピッコロは70%と豊富に使用していて、限りなく肉食に近い雑食の犬の食性にも配慮された配合バランスです。

動物性原料の使用割合を明確にしているドッグフードは本当に少ないので、その点でも好感が持てます。

それぞれの原材料の違い

比較項目 モグワン ピッコロ
穀物類
野菜果物
海藻類
サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、アルファルファ、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、アルファルファ、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
油脂類 サーモンオイル2%、ココナッツオイル 鶏脂(1%)
ビタミン
ミネラル類
ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E) ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)
サポート成分 ビール酵母、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 グルコサミン1,780mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,780mg/kg、コンドロイチン硫酸1,250mg/kg、フラクトオリゴ糖
保存料
酸化防止剤

最初にお伝えしておくと、モグワンもピッコロも不安に思う食材や犬の健康に不要な添加物の使用はありません。

モグワンはさまざまな野菜や果物などを17種類使用しているほか、お腹の健康に配慮した成分2種類と関節の健康に配慮した成分を3種類配合しています。

対してピッコロも、野菜や果物などを15種類使用し、お腹の健康に配慮した成分1種類と関節の健康に配慮した成分を3種類配合。

グルコサミンやコンドロイチンは関節の軟骨成分で、加齢により体内で生成できる量が減るシニア犬は積極的に摂取したい成分です。

ピッコロはグルコサミンやコンドロイチンなどの配合量も明確にされているため、安定して摂取させてあげられるでしょう。

ただ、ピッコロにはフラクトオリゴ糖だけで乳酸菌の配合がありません。

シニア犬は年齢と共に腸内細菌も減っていく(※1)ため、できれば毎日乳酸菌を摂取したいところ。

なので、お腹の健康に配慮するなら乳酸菌が配合されているモグワン、関節の健康に配慮するならケア成分が安定しているピッコロが良いでしょう。

モグワンとピッコロのアレルゲンとなりやすい食材を比較!

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この比較の結論!
  • どちらもチキンアレルギーの犬には不向き。
  • ピッコロは卵アレルギーの犬には不向き。
  • ただ、両方ともアレルギー発症リスクが高い食材は使用していない。
  • どちらもブタクサやヨモギの花粉症の犬は注意。

食物アレルギーに悩む愛犬や、アレルゲンとなりやすい食材を避けたい飼い主さんのためにアレルゲン食材も比較してみました。

比較項目 モグワン ピッコロ
アレルゲン食材 チキン チキン、卵
花粉症の犬が注意する食材 セイヨウタンポポ ニンジン

モグワンもピッコロもチキンが使用されているため、チキンにアレルギーがある愛犬は他のドッグフードを検討しましょう。

さらに、ピッコロには卵も使用されているので、にアレルギーがある場合も避けてください。

もちろん、鶏肉や卵は栄養が豊富に含まれる優れた食材なので、アレルギーがない場合は食べることができます。

一般的に、犬が食物アレルギーを起こしやすいとされる食材は以下の通りです。

犬の一般的なアレルゲンと発症割合※2
  • 牛肉、乳製品、小麦…69%
  • 鶏肉、鶏卵、ラム肉、大豆…25%
  • その他…6%

食物アレルギーは食材に含まれるタンパク質に過剰に反応してしまうことで起こり、上記の食材に限らずどの食材でも起こる可能性はあります。

その原因は遺伝や体質、ストレスや体調不良時などさまざまで、発症のタイミングや何の食材で食物アレルギーを発症するかは犬によって異なります。

ただ、気にしすぎると何も食べられなくなってしまうので、過剰に心配する必要はありません。

神様
これらの食材を食べても、まったく食物アレルギーを起こさない犬も多いぞ。

そうは言っても、アレルゲンとなりやすい食材を避けたいという場合もあるでしょう。

その点、モグワンもピッコロも食物アレルギーの発症リスクが高いとされる牛肉や小麦は使用されていないため、比較的選びやすいと言えます。

なお、モグワンのセイヨウタンポポやピッコロのニンジンは、ブタクサやヨモギの花粉症の犬では交差反応で食物アレルギーを起こす可能性もあります。

花粉症の愛犬に初めて与えるときは少量にし、食べた後に皮膚の赤みや口や目の周りを痒がる様子がないか様子を観察してあげましょう。

モグワンとピッコロの栄養成分値を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも犬が1日に必要な栄養基準を満たしている。
  • 幅広い犬に合わせやすい栄養バランスなのはモグワン。
  • 食いつきを期待しやすいのはピッコロ。
  • どちらもオメガ脂肪酸の配合量を公開しており好感が持てる。

栄養成分の数値は、愛犬の体質や悩みに合う・合わないを判断しやすい重要な部分なので細かく比較しました。

モグワンもピッコロも1日に必要な栄養基準を満たしている

比較項目 モグワン ピッコロ
タイプ 主食 主食
栄養基準 FEDIAF FEDIAF

モグワンもピッコロも、犬が1日に必要とする栄養をバランスよく含んでおり、毎日の主食として与えられるドッグフードです。

日本で販売されている主食として与えられるドッグフードの多くに「総合栄養食」の表示がありますが、2つのフードには総合栄養食の表示はありません。

総合栄養食とは?
そのフードと水だけで指定されたライフステージの愛犬の健康維持や成長に必要な栄養素を満たしたもの

「総合栄養食」と表示できるのは、世界規模で採用されているAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしたことが検査で証明されているものだけ。

これは日本のペットフード公正取引協議会が定めている表示ルールで、日本で販売されている多くのドッグフードがこのルールに準じています。

モグワンもピッコロもヨーロッパのFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準を採用しているため、総合栄養食と表示することができません。

つまり単に表示がないだけで、どちらも総合栄養食と同等の栄養がきちんと摂れるよう構成されているので安心してください。

栄養成分値の違い

比較項目 モグワン ピッコロ
タンパク質 27%以上 32.00%
脂質 10%以上 15.00%
粗繊維 4.75%以下 3.00%
灰分 9.5%以下 9.00%
水分 9%以下 8.00%
エネルギー 361.5kcal 355kcal

モグワンとピッコロの大きな違いとも言えるのが、栄養成分値です。

モグワンは高タンパク・低脂質で、しっかりタンパク質を摂りながら脂質は抑えられるため幅広い愛犬に合わせやすい栄養バランスです。

繊維質も適度に含まれているため満腹感も持続しやすく、肥満気味の愛犬食欲旺盛な愛犬にも試しやすいでしょう。

対してピッコロは、高タンパク・高脂質となっています。

タンパク質量や脂質量は食いつきとも大きく関係しており、嗅覚の衰えや食欲が低下するシニア犬の食欲を刺激しやすいでしょう。

ただ、脂質が高いと愛犬の状態に合わせた適切な給餌量を守らなければ太りやすくなるため、しっかり体重管理をする必要があります。

また、高脂肪のフードではお腹や皮膚のトラブルを起こしやすい愛犬やあまり動きたがらない愛犬では、モグワンのほうが向いているでしょう。

オメガ3・6脂肪酸の含有量の違い

比較項目 モグワン ピッコロ
オメガ3脂肪酸 1% 0.80%
オメガ6脂肪酸 1.8% 2.50%
  • オメガ3脂肪酸…体のさまざまな機能に重要な成分。脳、心臓、目、関節、皮膚、免疫、睡眠、心の健康維持などの働き
  • オメガ6脂肪酸…体内のさまざまな機能を正常に保つために欠かせない成分。細胞膜の構成や免疫機能の維持などの働き

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は体内で合成することができず、食事などから摂り入れる必要がある必須脂肪酸です。

主食として与えることができるドッグフードには配合されていることがほとんどですが、配合量の表示義務はなく公開されていないことも多々あります。

その点、モグワンもピッコロも配合量を公開しており、好感が持てますね。

オメガ3・6脂肪酸は適度なバランスで両方を摂取することで健康維持に役立ちますが、犬にとっての最適な比率はわかっていません。

しかし、公開されていることで安定的な配合が期待できるため、オメガ3脂肪酸を積極的に摂取してもらいたい場合はモグワンが良いでしょう。

モグワンとピッコロの対応犬種・年齢を比較!

比較項目 モグワン ピッコロ
対応犬種 全犬種 全犬種
対応年齢 全年齢 シニア犬(7歳以上)
この比較の結論!
  • どちらも体の大きさに関係なく与えられる。
  • 子犬からシニア犬まで対応していのはモグワン、7歳以上のシニア犬に対応しているのはピッコロ。

モグワンとピッコロの対応犬種や対応年齢を見ると、モグワンは全犬種・全年齢に対応しています。

なので、子犬・成犬・シニア犬まで与えることができ、年齢の離れた犬や犬種の違う多頭飼いでもフードを分ける必要がありません。

また、ライフステージによるフードの切り替えも必要ないので、切り替えによるお腹の不調やストレス、食いつきの心配もないでしょう。

ただし、全年齢対応のフードは愛犬の適切な給餌量を与えないと必要な栄養が不足したり過剰になるので給餌量を守ることが大切です。

対して、ピッコロは全犬種・7歳以上のシニア犬に対応したドッグフードです。

犬種の違うシニア犬の多頭飼いならフードを分ける必要はないですが、子犬や成犬との多頭飼いではライフステージに合わせたフードが必要です。

モグワンとピッコロのパッケージを比較!

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この比較の結論!
  • どちらも品質保持に配慮してパッケージの内側は遮光性・遮断性に優れたアルミ素材を使用。
  • ジッパーはモグワンのほうが閉めやすい。
  • 賞味期限は未開封の場合。どちらも開封後は1ヶ月以内に使用する。

パッケージは毎日開け閉めするものなので、使い勝手もチェックしておきたいですね。ここでは、モグワンとピッコロのパッケージを比較しました。

モグワンもモグキューブも品質を保持しやすいパッケージ

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モグワンもピッコロも、パッケージの内側は遮光性や酸素遮断性に優れたアルミ素材になっています。

光はドッグフードの酸化を促進させる作用がありますが、アルミ素材が使用されているので品質を保ちやすいでしょう。

ドッグフードの酸化とは?※3
フードに含まれる脂質が空気中の酸素と反応して化学反応を起こす。酸化が進むと本来の栄養素が破壊されて十分な栄養が補えないだけでなく、健康に悪影響を与える恐れがある。

ドッグフードは開封した瞬間から酸化が始まるので、パッケージのまま密閉容器などに入れて保管するのがおすすめです。

ジッパーの違い

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モグワンもピッコロもパッケージには保管に便利なジッパーがついていますが、ジッパーの形状は違いが見られます。

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モグワンは太いマジックテープのようなジッパーになっており、少しくらい雑に合わせてもちゃんとくっついてくれるので簡単です。

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対してピッコロは保存袋などでよく見るシングルタイプのジッパーなので、隙間なく端から丁寧に閉めていく必要があります。

開けやすさはそこまで違いはありませんが、閉めやすさで言うとモグワンのほうが扱いやすいでしょう。

内容量と賞味期限の違い

比較項目 モグワン ピッコロ
内容量 1.8kg 1.5kg
未開封時の賞味期限 製造日から18ヶ月 製造日から18ヶ月
開封後の賞味期限 1ヶ月以内を目安 1ヶ月以内を目安

モグワンもピッコロも賞味期限は未開封で製造日から18ヶ月ですが、購入する場所やタイミングによって短いこともあります。

賞味期限はパッケージの裏面に記載されているので、届いたら最初に確認しておきましょう。

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どちらもわかりにくいですが、BBDの後に「日/月/年」の順で書かれているのが賞味期限です。

また、開封したドッグフードは酸化が進むので開封後はどちらも1ヶ月以内に食べ切りましょう。

それで言うと、モグワンの内容量は1.8kgで体重4kgのシニア犬の約1ヶ月分、ピッコロの内容量は1.5kgで体重3kgのシニア犬の約1ヶ月分です。

体の小さな愛犬では小分けにして保存するなどの工夫が必要ですが、そこまで多すぎるという量でもないでしょう。

なお、ドライフードの冷蔵庫での保管は、出し入れの際に結露が生じてフードにカビが生えやすくなってしまうためおすすめできません。

モグワンとピッコロのフード粒を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも小粒で小型犬も問題なく食べられる大きさ。
  • どちらも噛み砕きやすい工夫がされている。
  • どちらも肉や魚が凝縮したような味だが、酸味を強く感じるのはピッコロ。

モグワンとピッコロの粒を大きさや硬さ、味で比較しました。

ドッグフードの粒は食べやすさや食べ応えに直結するため、食いつきにも関係します。愛犬の好みはどちらか考えてみましょう。

粒の大きさや形状の違い

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モグワンとピッコロの粒はサイズにやや大小のばらつきはあるものの、どちらも直径8~10mmほどで厚みも3mmほどの小粒でした。

真ん中に穴の開いたドーナツ型であることもまったく同じです。ピッコロのほうが、気持ち穴が大きいかもしれません。

ドーナツ型になっているのは噛み砕きやすさが考えられているためで、噛む力が弱い愛犬も食べやすいでしょう。

ただ、シニア犬では歯が悪いことも多いため、食べにくそうにしていたり丸呑みする時はふやかしてあげることをおすすめします。

ニオイや味、硬さの違い

比較項目 モグワン ピッコロ
粒のニオイ スパイシーなジャーキー スパイシーなジャーキー
ニオイの強さ 強め 強めト
肉や魚が凝縮されたよう。薄っすら酸味を感じる 肉や魚が凝縮されたよう。強めの酸味を感じる
粒の硬さ 硬すぎず柔らかすぎず 硬すぎず柔らかすぎず

モグワンとピッコロのフードのニオイの比較はもちろん、実際に私が食べて味や硬さもチェックしてみました。

まず、フードの香りやニオイの強さはどちらも似ており、スパイシーなジャーキーといった強い香りです。

犬はニオイで食欲が刺激されるため、ニオイが強めなモグワンとピッコロは嗅覚が衰えるシニア犬の興味も惹きやすいでしょう。

食べてみた味もどちらも肉や魚が凝縮されたような旨みと苦みがありますが、モグワンは酸味が薄っすらに対してピッコロは酸味を強く感じます。

ただ、私の食にわがままな愛犬たちがみんな喜んでどちらも食べていたので、犬の味覚では酸味とは別の味も感じるのでしょう。

また、粒の硬さもどちらも全粒紛クッキーのようなザクザクとした食感で、硬すぎたり柔らかすぎるということはありませんでした。

味の好みは犬によって異なりますが、ピッコロのほうがややサーモンの味を強く感じたので魚の味が苦手な犬はモグワンのほうが良いかもしれません。

モグワンとピッコロの安全性の高さを比較!

比較項目 モグワン ピッコロ
食材の品質レベル ヒューマングレード ヒューマングレード
人工保存料
着色料・香料
不使用 不使用
副産物
遺伝子組換え食品
不使用 不使用
製造工場 FEDIAFの基準をクリアしたイギリスの工場 FEDIAFの基準をクリアしたイギリスの工場
トレーサビリティ 製造ロット番号で管理 製造ロット番号で管理
原産国 イギリス イギリス
この比較の結論!
  • どちらも安全性が高い。
  • どちらも安心して愛犬に与えられる品質。

モグワンもピッコロも、原材料の品質から製造に至るまで安全性に妥協することなく作られている優良なドッグフードです。

どちらも厳しい品質の検査に合格した食材の使用や、人工添加物や副産物などは使用しないなど徹底されています。

また、製造しているのはペット先進国の1つでもあるイギリスです。

イギリスではドッグフードも人の食品と同じ法規制があり、日本よりもはるかに厳しい基準となっています。

どちらも原材料の生産者から流通まで追跡できるトレーサビリティも確保されており、安全性は信頼できるでしょう。

それらに加え、どちらも飼い主さんが不安に思うようなことがないように細部までこだわられているので、安心して愛犬に与えることができます。

モグワンとピッコロのコスパを比較!

比較項目 モグワン ピッコロ
通常価格 5,456円 / 1.8kg 5,038円 / 1.5kg
定期初回 50%OFF
2,728円
定期価格 1袋 4,910円
(10%OFF)
2袋以上 4,637円
(15%OFF)
5袋以上 4,364円
(20%OFF)
1袋 4,534円
(10%OFF)
2袋以上 4,282円
(15%OFF)
5袋以上 4,030円
(20%OFF)
送料 880円
※まとめて3袋以上購入で無料
880円
※まとめて3袋以上購入で無料
1kgあたりの価格 2,424円 2,687円
1日あたりの価格 188円 / 78g 213円 / 79g
1ヶ月あたりの価格 5,651円 6,337円
※価格はすべて税込
※体重5kgの避妊・去勢済み老犬で算出
※1kg、1日、1ヶ月あたりの価格は一番安いプランで算出
この比較の結論!
  • モグワンのほうがコスパが良い。
  • どちらも定期購入に割引がある。
  • 初回半額で購入できるモグワンは試しやすい。
  • どちらも定期コースの解約に購入回数の縛りがなく安心。

モグワンとピッコロの価格を比較すると、コスパが良いのはモグワンです。

とは言え、1ヶ月あたりの価格を見ると約700円程度の差なので、大きな価格の差はないでしょう。

シニア犬になると必要エネルギー量が減るので成犬に比べて給餌量も少なくなるため、1ヶ月の食費もそこまでかかりません。

しかし、1ヶ月あたりの価格は定期購入した場合で通常購入ではもっと価格が上がるので、どちらも定期購入にしたほうがお得です。

そこで次章では、気になる定期コースについても比較してみました。

定期コース内容の違い

比較項目 モグワン ピッコロ
初回特典
  • 1袋50%OFF
  • オリジナルスクープ
  • オリジナルスクープ
定期割引率 1袋
10%OFF
2~4袋
15%OFF
5袋以上
20%OFF
1袋
10%OFF
2~4袋
15%OFF
5袋以上
20%OFF
購入回数の縛り なし なし
解約期限 次回お届け予定日の7日前まで 次回お届け予定日の7日前まで
解約方法 マイページ
問い合わせフォーム、電話
マイページ
問い合わせフォーム、電話

モグワンもピッコロも定期購入は割引価格が適用され、さらに購入袋数によって最大20%オフになります。

特にモグワンは初回限定で50%の2,728円で1.8kgがしっかり試せるので、試しやすさで言えばモグワンが優位でしょう。

どちらも解約に購入回数の縛りがなく、初回のみの購入で解約することも可能です。

解約はマイページや問い合わせフォームから簡単にできるので、お試ししたいだけでも定期コースに申込むことをおすすめします。

ちなみに、定期購入がどれだけお得か、Amazonや楽天の価格もご覧いただきましょう。

比較項目 モグワン ピッコロ
当サイト経由の公式サイト 2,728円
送料880円
4,534円
送料880円
Amazon 6,336円
送料無料
5,918円
送料無料
楽天 6,336円
送料無料
5,918円
送料無料

モグワンもピッコロは送料がかかりますが、それでもAmazonや楽天と504円の差、モグワンでは2,728円の差があります。

ここまで価格に大きな差があるので、お試しであっても定期購入をおすすめする理由がお分かり頂けるのではないでしょうか。

ただ、モグワンの初回半額は特定のサイトを経由した公式ページでなければ利用することができません。

当サイト経由なら半額で購入できるので、ぜひ利用してくださいね。

普通に検索してモグワンの公式ページに入っても、10%オフの4,910円の表示になるので注意しましょう。

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【愛犬はどっち?】モグワンとピッコロそれぞれおすすめなのはこんな犬や飼い主!

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ここまであらゆる角度で比較してきたうえで、それぞれにおすすめの愛犬と飼い主さんは以下の通りです。

モグワンはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 全年齢対応のフードを探している人
  • 愛犬にさまざまな食材の栄養を与えたい人
  • お腹の健康にも配慮されたフードを探している人
  • 年齢の離れた犬の多頭飼いをしている人
  • すぐにお腹が空いてしまう愛犬
  • 体重が気になる愛犬
  • あまり活発ではない愛犬
  • 高脂肪の食事でお腹や皮膚のトラブルを起こしやすい愛犬
ピッコロはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • シニア犬に特化したフードを探している人
  • 愛犬にしっかり動物性タンパク質を摂らせたい人
  • ドッグフードで関節の健康にも配慮したい人
  • 高タンパク食や高脂肪食を食べても大丈夫な愛犬。
  • 食べ飽きしやすい愛犬
  • 健康で活発な愛犬
  • 体重を増やしたい愛犬

モグワンもピッコロも食いつきや健康への配慮がある良質なドッグフードです。

そうは言っても、すべての犬に合うドッグフードが存在しないようにそれぞれにメリットとデメリットもあります。

モグワンは日本で暮らす犬のニーズに合わせて作られているので、一般的な家庭の環境であれば幅広い犬に合わせやすいでしょう。

ただ、脂質が控えめな分、体重を増やしたいシニア犬選り好みしやすいシニア犬では物足りなさを感じます。

対してピッコロは、シニア犬に必要な良質なタンパク質や脂質をしっかり摂れ、食いつきも期待できるので元気なシニア犬には良いでしょう。

しかし、高タンパク質・高脂質は体質に合わずに体の負担となるシニア犬がいたり、あまり運動をしないシニア犬では栄養の摂り過ぎになる可能性があります。

もちろん、ピッコロは世界での実績があり、愛犬の体質や状態に合っていれば安心して使用できるドッグフードです。

1つ言えるのは、それぞれに合う対象のシニア犬の間にはっきりした境界線があるわけではありません。

そのため、どちらも食べさせてみて愛犬に合っていると感じるのなら、フードローテーションで使ったり混ぜて使っても良いですよ。

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モグワンとピッコロは愛犬に合ったものを選ぼう!

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今回は、モグワンとピッコロを8つの項目で詳しく比較しました。

モグワンもピッコロも美味しさと健康を追求しているだけでなく、安全性も徹底されている優良なドッグフードです。

当サイトでは総合的に見てモグワンのほうが高い評価となっていますが、モグワンもすべての犬に合うドッグフードというわけではありません。

そのため、モグワンとピッコロのどちらを選ぶかは、愛犬の好みや状態、体質に合うかで考えるのが一番です。

まだどちらを選んでいいか分からないとお悩みなら、

  • 体重が気になるならモグワン
  • 体重を増やしたいならピッコロ
  • 愛犬との相性に悩むならモグワン
  • 積極的に栄養を摂らせるならピッコロ

というように考えてみましょう。

ただ、飼い主さんがどんなにこだわってフードを選んでも食べるのは愛犬です。

どちらも気になるのであればモグワンとピッコロの両方を試し、より愛犬に合ったものを選んであげましょう。

今回の比較で分かった違いなども考慮に入れて、検討してみてくださいね。

モグワンとピッコロを実際に食べてもらった様子をそれぞれ詳しくレビューしているので、こちらも合わせて参考にしてください!

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出典・参考サイト・参考文献
※1Bioscience of Microbiota, Food and Health「Transition of intestinal microbiota of dogs with age」
※2ペット栄養学会誌「栄養学的側面からみた犬アトピー性皮膚炎の病態と診断と治療」
※3ペット栄養学会誌「市販ドッグフードの脂質に対するα-トコフェロールの抗酸化効果」
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ドッグフード選びに迷った場合はどうしたら良い?

ドッグフードの神様では、全部で285商品のドッグフードの成分分析を徹底的に行い、どのドッグフードにどれぐらいの危険性があるかという安全面やコストパフォーマンスなど、多角的な視点からSランク~Fランクの格付けを行っています。

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