モグワンを検討する中で、賞味期限がどれくらいあるのか心配している方もいると思います。
品質の良さが魅力のモグワンですが、せっかく商品を届けてもらっても賞味期限内に使い切れなければ意味がありませんよね。
今回は、モグワンドッグフードを安心して与えられる期間や犬が食べ切る日数の確認方法、なるべく長持ちさせるための保存方法などを解説していきます!
目次
モグワンの賞味期限は製造から18ヶ月!開封後は1ヶ月が目安!
- 未開封の場合・・・製造から18ヶ月
- 開封した後・・・開封からおよそ1ヶ月
未開封のモグワンの賞味期限は製造から18ヶ月後
モグワンのパッケージには、賞味期限としてフードの製造から18ヶ月後の年月日が記載されています。製造後1年半の間は犬においしく食べてもらえるというわけですね。
もちろんこれは人間の食品と同様に、袋が未開封の場合に限られます。
賞味期限に余裕のある商品が実際に届けられる
ただ、手元に届いたモグワンをすぐに確認した場合でも、まるまる18ヶ月の期間が残っているわけではありません。
モグワンが製造されているのはイギリスの工場です。そこから日本に輸送され保管後、各家庭に配送されています。
なので、厳密に言えば18ヶ月より短いのですが、1年以上はあると考えてよいと思います。
例えば2020年9月25日に我が家の愛犬用として届いたモグワンの賞味期限は、2021年10月11日になっていました。
モグワンが届いたら、そのつど賞味期限を確認しておくと安心です。
公式サイト以外からの購入には注意が必要
注意したいのは、公式サイト以外から入手した場合です。
モグワンを輸入しているレティシアンでは、商品の品質や価格を安定した状態で届けるために公式サイトでのみ販売を行っています。
通販サイトやオークション、フリマサイトで取り扱われているモグワンだと、賞味期限の確保は取引する相手の良心に頼らざるを得ません。
そういった経路で入手したものは、賞味期限が短い場合もあるということを知っておいてくださいね。
開封後のモグワンは1ヶ月以内の消費がおすすめ!
一方、開封した後のモグワンは、その日からおよそ1ヶ月以内に消費するのがおすすめです。
ドライフードは乾燥させて水分を少なくしているため、開封したからといってすぐに腐り始めるということはありません。
ですが、一旦封を切って、外気に触れた中のドッグフードは少しずつ劣化が進んでいきます。
変質の原因はいくつかありますが、フード自体の要因として挙げられるのは油脂です。犬に必要な栄養バランスを保つ以上、ドッグフードには必ず油脂が含まれています。
この油脂が空気中の酸素に触れることで酸化が始まり、次第に過酸化脂質というものに変わっていくんですね。
もちろんある日を境に突然劣化するということではありませんし、季節や保管環境によっても違ってきます。
一般的な保管状況を想定した上で、1ヶ月を目安とすると安心だということですね。
実際のモグワン商品の賞味期限はパッケージ裏面で確認できる!
実際のモグワン商品の賞味期限は、パッケージ裏の左下を見れば記載を確認できます。
ロット番号など数字が並んでいるので少し見づらいのですが、賞味期限として見るのは画像の赤で囲んだ部分です。
日本の商品とは記載の仕方が異なり、「BBD」に続いて数字が入っています。
BBDとは「Best Before Date」の略。数字は日本の一般的な賞味期限の表示とは逆になっていて、頭から「日/月/年」の順番です。
画像のモグワンは16/11/24と印字されているので、2024年11月16日が賞味期限だということですね。
このように公式サイトから購入したモグワンだと、賞味期限にしっかりと余裕のある商品が届くので心配はいりません。
保存料不使用のモグワンが賞味期限内の品質を保てる理由!
犬の体を考えたレシピのモグワンは、原材料に合成保存料が含まれていません。
抗酸化作用でよく知られるビタミンEが、酸化防止剤の役割を果たすものとして使用されています。
また、フードそのもの以外でも、モグワンの品質を保つために以下のような工夫がされています。
遮光性の高いアルミタイプのパッケージ
モグワンドッグフードのパッケージはかなりしっかりとした素材で作られています。
また、パッケージを開くと、遮光性やバリア性に優れたアルミタイプであることが見て取れます。
開封前はもちろん開封後も、中のフードをできるだけ変質の要因から守るようにしているのですね。
実際に触ってみると分かりますが、パッケージには十分な厚みがあり、自立させても途中で折れ曲がったりすぐにシワができたりすることがありません。
すみやかに開閉できる面ファスナー式ジッパー
モグワンのパッケージの内側には、ジッパーが付いています。
開封後には日々ドッグフードを取り出しますが、クリップなどを使わなくてもきちんと袋を閉められるような構造です。
特にモグワンで注目したいのが、面ファスナー式のジッパーであること。面ファスナー式だと、丁寧に端から指で押さえなくても簡単に閉められるんですね。
一般的なドッグフードでは、例えジッパーが付いていたとしてもフリーザーバッグによく見られるようなタイプが大多数。
面ファスナー式のジッパーはとても便利なだけでなく、袋を開いている時間を短縮したりうっかりを防いだりとドッグフードの品質維持にも役立つはずです。
賞味期限は大丈夫?1袋1.8kgのモグワンを食べ切る日数を確認!
開封前のモグワンだと賞味期限までゆったりと構えていられますが、多くの飼い主さんが心配なのは開封後ではないでしょうか。
開封後のドライフードは1ヶ月以内に食べさせるのが理想。とはいえ、犬の年齢や犬種・サイズによって給餌量は大きく異なります。
そのため、それぞれの犬が品質の良いうちに食べ切れるかどうか分からず、モグワンを購入してよいものか判断しにくいこともあると思います。
そこで、成犬・シニア犬・子犬に分けてモグワンを食べ切る日数の目安を表にしました。ぜひ判断に役立ててくださいね。
【体重別】成犬が1袋のモグワンドッグフードを食べ切る日数
体重 | 1日の給餌量 | 1ヶ月に必要な量 | 1袋を食べ切る日数 |
---|---|---|---|
1~4kg | 26~73g | 0.78~2.20kg | 69~25日 |
5~10kg | 86~145g | 2.58~4.35kg | 21~12日 |
11~15kg | 156~197g | 4.68~5.91kg | 12~9日 |
16~20kg | 207~245g | 6.21~7.35kg | 9~7日 |
21~25kg | 254~289g | 7.62~8.67kg | 7~6日 |
26~30kg | 298~332 | 8.94~9.96kg | 6~5日 |
31~35kg | 340~372g | 10.20~11.16kg | 5日前後 |
モグワンの成犬への給餌量から、1ヶ月に必要な量と1袋を食べ切る日数を算出しました。
ここから分かるのは、モグワンを大体1ヶ月で食べ切るのは3kg前後の成犬だということです。
もちろんこれはあくまで目安に過ぎません。同じ体重でも活動量・生活環境・体調によって変わってきます。
それを前提とした上ですが、犬の体格が大きいほど消費のペースは上がるので、開封後のモグワンも良い状態のうちに問題なく食べ切れるでしょう。
ただし、大型犬の場合はその分家計にも負担がかかります。
モグワンはトッピングもしやすいドッグフードなので、ほかのウェットフードなどと組み合わせるのもおすすめの方法です。
逆にあまりに体格の小さな超小型犬の場合は、1ヶ月で食べ切れないケースも考えられます。
【体重別】シニア犬が1袋のモグワンドッグフードを食べ切る日数
体重 | 1日の給餌量 | 1ヶ月に必要な量 | 1袋を食べ切る日数 |
---|---|---|---|
1~4kg | 25~70g | 0.75〜2.1kg | 72~26日 |
5~10kg | 83~139g | 2.49〜4.17kg | 22~13日 |
11~15kg | 149~188g | 4.47〜5.64kg | 12~10日 |
16~20kg | 198~233g | 5.94〜6.99kg | 9~8日 |
21~25kg | 242~276g | 7.26〜8.28kg | 7日前後 |
26~30kg | 284~316g | 8.52〜9.48kg | 6日前後 |
31~35kg | 324~355g | 9.72〜10.65kg | 6~5日 |
次にシニア犬の場合を見てみましょう。
シニア犬の給餌量目安は成犬よりやや少なめです。とはいえ、1ヶ月単位や1袋単位で考えても、それほど大きな差ではありません。
1袋のモグワンを食べ切る期間もわずかに長くなるくらい。よほど体格の小さな犬の場合を除けば、成犬と1日程度の違いです。
シニア犬への給餌量を減らす必要があるのは、次第に運動量が減り体の代謝率も低下してくるためです。
成犬と同じ量を与えていたのでは、内臓に負担がかかったり太ったりする可能性があります。
ただ気を付けたいのは、そうした変化が訪れる時期は犬の体格によって異なるということ。また個体差もあるでしょう。
何歳になったからといってある日突然減らすのではなく、犬の食事の仕方や毎日の過ごし方を観察した上で判断するようにしてくださいね。
【グラム別】子犬が1袋のモグワンドッグフードを食べ切る日数
1日の給餌量 | 1袋を食べ切る日数 |
---|---|
60g | 30日 |
70g | 26日 |
80g | 23日 |
90g | 20日 |
100g | 18日 |
140g | 13日 |
150g | 12日 |
160g | 11日 |
180g | 10日 |
200g | 9日 |
220g | 8日 |
250g | 7日 |
300g | 6日 |
400g | 5日 |
上記は、1日あたりの給餌量ごとに、モグワン1袋を食べ切る日数を算出した表です。
というのも、モグワンの子犬への給餌量目安は今の体重ではなく、成犬時の体重と現在の月齢によって判断するため、かなり細かく分けられています。
犬種によって、成犬になる時期や成犬になった時の体重が大きく異なることが関係しています。
なので、まず実際の商品や公式サイトに記載されている給与量の表に、犬種から予測できる成犬時の体重と現在の月齢を当てはめて、1日分の目安を把握しましょう。
1日の給餌量が分かったら、1袋を食べ切る日数も見当が付きます。
日々体を成長させていく過程にある子犬は、成犬よりむしろ多くの給餌量が必要です。そのため、ほとんどのケースでモグワンを新鮮なうちに与えられるでしょう。
以下に代表的な犬種の成犬時の体重目安を挙げておくので、予測する上で参考にしてくださいね。
犬種 | 平均体重 |
---|---|
トイ・プードル | 2~4kg |
柴犬 | 7~10kg |
チワワ | 1.5~3kg |
フレンチ・ブルドッグ | 8~14kg |
ポメラニアン | 2~3kg |
ゴールデン・レトリバー | 29~34kg |
シーズー | 4~7kg |
マルチーズ | 2~3kg |
コーギー | 9~12kg |
パグ | 6~9kg |
パピヨン | 2~4kg |
ヨークシャー・テリア | 2~3kg |
食べ切る日数を予測すれば計画的な購入が可能!
愛犬がモグワンを食べ切る日数を予測できれば、モグワンの計画的な購入が可能です。場合によってはよりお得な価格で入手できます。
お得な理由はモグワンに定期コースのシステムがあるからです。
定期コースを利用すると、通常価格5,456円(税込)から以下のように割引された価格で届けてもらえます。
- 1回の注文が7,000円未満・・・10%OFF
- 1回の注文が7,000~20,000円未満・・・15%OFF
- 1回の注文が20,000円以上・・・20%OFF
例えば1ヶ月に1袋を食べ切るペースの犬であれば、3袋を3ヶ月に1回届けてもらうようにすると毎回15%OFFになるわけです。
3袋目を食べる頃でも未開封なら賞味期限は十分なので、問題ありません。
当サイト限定で初回は50%OFFでの購入が可能ですが、その後も引き続きお得な金額で送付してもらえます。
ぜひこういったシステムを賢く利用してくださいね。
モグワンの品質を長持ちさせる保存方法のポイント!
ドライフードの品質劣化は生鮮食品のようなスピードで起こるわけではありませんが、大切な犬にはできるだけ良い状態で与えたいものですね。
モグワンの優れた品質を維持しやすい保存方法をご紹介します。
開封前のモグワンの保存方法!
届いたモグワンをすぐに使用しない場合、基本的には常温で保存します。住まいの中でも直射日光の当たらない冷暗所を選び、保管しておくとよいでしょう。
また、常温とはいっても、温度や湿度の高さにも注意が必要です。
住まいの間取りや季節によって異なりますが、なるべく高温多湿にならない場所に置くようにしてください。
開封後のモグワンの保存方法!
モグワンのパッケージにはスピーディーに開閉できるジッパーが付いています。
それでも、ドッグフードを取り出すたびに残りのフードも外気や光などに触れることとなり、日々わずかずつとはいえ影響は免れません。
開封後もモグワンの良好な品質をできるだけ長持ちさせるには、以下のようなアイテムを使うとより安心です。
ジップ付き保存袋
モグワンの封を切ったタイミングで、すべてのフードをジップ付き保存袋に小分けしておきます。
保存袋の大きさや入れるフードの量は、飼っている犬の1回分の給餌量目安に合わせておくのがおすすめです。
給餌量によっては、1日分や1週間分ずつにしてもよいと思います。その上でフタ付きの不透明なケースなどに入れて保存しましょう。
犬にごはんをあげる際は1つの保存袋を取り出すだけなので、残りのドッグフードへの影響を抑えられます。
乾燥剤
モグワンパッケージや小分けした保存袋の中に、小さな乾燥剤や脱酸素剤を入れておくのも良い保存方法です。
パッケージや保存袋のジッパーを閉める時にはできるだけ空気を押し出しておくのがポイント。
とはいうものの手作業では限界があるので、市販の乾燥剤・脱酸素剤の力を借りるとよいでしょう。ジップ付き保存袋との併用ならより効果的です。
フードストッカーやコンテナ
フードストッカーやフタ付きのコンテナは、1度購入しておけば継続して使える点でおすすめです。
ジップ付き保存袋に移し替えたものを保管するのにも便利ですが、モグワンパッケージをそのまま収めて使用することもできます。
これから購入するなら、パッキンなどが付いてしっかり密閉できるもの・不透明なものを選んでくださいね。
真空パック
もし家庭用の真空パック器をお持ちなら、ドライフードの保存にもぜひ利用しましょう。
空気を確実に抜いて真空の状態で保存できるため、モグワンの鮮度もより保ちやすいと思います。
以下の記事ではドライフード以外の保存方法も詳しく解説していますので、気になる方はご覧くださいね。
賞味期限内でもNG!モグワンの劣化を早めてしまう保存環境とは!
- パッケージのジッパーを開けっぱなしにする。
- 洗面所やキッチンの流しの下に保管する。
- 日中太陽の光が直接当たる場所。
- 夜間に電気をよくつける部屋。
- 透明なケースやコンテナに詰め替える。
- 冷蔵庫にパッケージごと入れておく。
上記のような保存方法や場所は、例え賞味期限内であってもおすすめできません。ドッグフードの変質を早めてしまう恐れがあるためです。
ドライフードを保存する上で注意したい、劣化の条件には以下のようなものがあります。
ドッグフードを劣化させる条件①:空気
ドッグフードに含まれる油脂の酸化は、空気中の酸素に触れることで起こります。つまり、空気に触れれば触れるほど酸化しやすくなるということです。
また、空気には湿気も含まれています。湿気は酸化を更に助長させるもの。
せっかくのジッパーもきちんと閉められていなければ、フードの吸湿を招いてしまうでしょう。
また、パッケージの開け閉めに注意するだけでなく、水回りなど湿気の多い場所での保管も避けるようにしてください。
ドッグフードを劣化させる条件②:光
光もまたドッグフードの酸化を促進させるものです。太陽の光だけでなく、室内の電気の明かりもフードの劣化に影響することが分かっています。
フードを入れるケースやコンテナを選ぶ際も光を通すものは避けた方がよいでしょう。それに強い光は温度も上昇させてしまいます。
ドッグフードを劣化させる条件③:温度の変化
ドッグフードを保管する環境では、温度の変化にも注意が必要です。温度が高くなるほどドッグフードの酸化も進みやすくなります。
だからといって、冷蔵庫にドライフードのパッケージごと保存するのはおすすめできません。
犬の食事のたびにパッケージを出したり入れたりするのでは、冷蔵庫と部屋の温度差で結露が生じてしまうからです。
過度な湿気は、腐敗を招く微生物やカビの発生につながることがあります。
賞味期限の確認と正しい保存方法で安心してモグワンを与えられる!
モグワンドッグフードの賞味期限は、未開封の状態で製造から18ヶ月。
製造はイギリスで行われているものの、十分賞味期限の余裕があるドッグフードが手元に届けられます。
開封後は一般的なドライフードと同じく、1ヶ月以内に食べ切ることが望ましいでしょう。
商品到着時にはパッケージに記載されている賞味期限を確認し、開封した日付を記録しておくと安心です。
モグワン1袋1.8kgは、体重の軽い超小型犬以外なら1ヶ月のうちに問題なく食べ切れる分量です。
パッケージには開閉しやすい面ファスナー式のジッパーが付いていますが、優れた品質をできるだけ維持させたまま食べさせたいなら、保存方法にも気を配ってくださいね。
空気・光・温度の変化といった条件に注意することで、より安心してモグワンを与えられると思います。