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【愛犬はどっち?】モグワンとアカナの違いを専門家が10項目で徹底比較!

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モグワンもアカナも人気のグレインフリードッグフードですが、だからこそ「愛犬にどっちを選んでいいか分からない」と悩んでしまうのではないでしょうか。

日本で圧倒的な人気のモグワンと世界中に多くの愛用者がいるアカナは、似ているようで異なる点も多いです。

ドッグフードは愛犬が毎日口にする大切なご飯なので、愛犬に合ったものを選んであげたいものですね。

そこで今回は、犬の食事の専門家であるペットフーディストの私が、モグワンとアカナを原材料や栄養バランス、安全性など気になる10項目で徹底比較しました。

粒サイズやアレルゲン食材、保存性やコスパなども比較しているのでぜひ参考にしてください。

監修者
ペットフーディスト / ホリスティックケア・カウンセラー / ペット看護士 / 動物介護士 / 犬の管理栄養士 / トリマーペットスタイリスト / ペットセラピスト / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格 / ペットフード安全管理者
Natsuki
20年以上、犬と共に暮らし、多くのことを学んできました。 これまでに愛犬チワワ、2匹のミニチュアダックス、そしてチワックスたちを多頭飼いし、出産や闘病、介護生活を経験してきました。これらの知識と経験を活かし、犬のQOL向上や飼い主さんの悩みに寄り添えるよう、各種メディアで記事の執筆や監修を行っています。 3ヶ月前に18歳の愛犬を見送り、現在はチワックス2匹、ポメチワ1匹、カニンヘンダックス1匹の4匹と暮らしています。 老犬のトータルケアサロン開業を目指し、日々奮闘中です。

【結論】どちらも高評価ドッグフードだが合わせやすいのはモグワン!

比較項目 モグワン アカナ
画像
原材料
動物性原料は
チキン、サーモン

動物性原料は
鶏、七面鳥、卵、ヘイク、ニシン
アレルゲン
チキン

鶏、卵
保証成分値
高タンパク
低脂質

高タンパク
高脂質
対応犬種・年齢
全犬種・全年齢

小型犬・成犬
パッケージ
保存性が良く
閉じやすい

保存性が良い
フード粒
小粒でドーナツ型

小粒で円形
安全性の高さ
優良

優良
コスパの良さ
1kgあたり2,424円

1kgあたり2,897円
シリーズ
なし

年齢や目的別など全19種類
取扱国・会社
日本を含むアジアの一部の国

日本を含む世界90カ国以上で展開
評価 Sランク Aランク
※価格は税込み
※1kgあたりの価格は一番安いプランで算出
※評価はS~Fまで

最初に、モグワンとアカナを比較した結果を表にまとめてみました。

結論から先に言ってしまうと、当サイトで総合的な評価を上回るのはモグワンです。

当サイトでは原材料や栄養バランス、添加物、安全性、価格の5項目を評価してランク分けしており、モグワンはSランクアカナはAランクです。

アカナも十分に素晴らしいフードではありますが、幅広い犬に合わせやすい栄養バランスという点ではモグワンのほうが優位でしょう。

もちろんどちらにも共通した利点もあれば、部分的に見るとアカナのほうが優れているところもあります。

なので、どちらが愛犬により合ったフードなのか次章からご紹介するそれぞれの比較を見て判断してくださいね。

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【10項目で検証】モグワンとアカナを徹底比較!

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モグワンとアカナにどんな違いがあるのか、具体的に以下の10項目で比較していきます。

アカナはさまざまな種類がありますが、今回は人気の「アダルトスモールブリード」を選びました。

モグワンとアカナは似ているようでまったく異なるタイプのドッグフードなので、違いを判断材料にしてください!

モグワンとアカナの原材料を比較!

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この比較の結論!
  • 両方とも、原材料は一般的な基準から言うとかなりの高評価。
  • どちらも動物性原料の使用割合が書かれていて好印象。
  • 酸化防止剤などの使用がないのはモグワン。
  • どちらも栄養たっぷりだが、関節ケアもしたいならモグワン。
  • さまざまな動物性タンパク質を摂らせたいならアカナ。

まずは、モグワンとアカナの原材料を詳しく比較していきます。

使用している動物性タンパク質の違い

比較項目 モグワン アカナ
動物性原料 チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%) 新鮮鶏肉(14%)、乾燥鶏肉(14%)、七面鳥肉(6.5%)、鶏脂肪(6%)、新鮮鶏内臓 (レバー、心臓)(4%)、新鮮卵(4%)、生ヘイク(4%)、乾燥ニシン(3%)、生七面鳥レバー(0.5%)

モグワンとアカナの使用している動物性タンパク質を比較してみると、モグワンはチキンとサーモンの2種に対してアカナは鶏や七面鳥、魚類など5種です。

アカナは、栄養価や犬の嗜好性が高いレバーや心臓(ハツ)などの内臓肉も使用している点も違いますね。

さまざまな動物性原料が使用されていると味わいが深くなるため、アカナの美味しさへの期待が高まります。

しかし、複雑な味わいを苦手とする犬もおり、その場合はモグワンのほうが好まれるでしょう。

アカナと比べるとモグワンはシンプルな動物性原料なので、特定の肉や魚を避けたい愛犬は選びやすいと言えます。

また、犬は限りなく肉食に近い雑食という食性のため、動物性原料の占める割合も重要です。

動物性原料の配合割合を公表していないフードも多いですが、どちらも明記しておりモグワンは56%アカナも油脂類を除くと56%と同じ。

なので、動物性原料の比較で言えば、愛犬の好みで選ぶといいでしょう。

配合量の多さと明記されている点に、モグワンもアカナも好感が持てますね。

それぞれの原材料の違い

比較項目 モグワン アカナ
穀物
野菜果物
海藻類
サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、アルファルファ、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ 丸ごと赤レンズ豆、丸ごとグリーンピース、丸ごとヒヨコ豆、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとイエローピース、ヒヨコ豆繊維、エンドウ豆スターチ、塩、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと洋梨、新鮮丸ごとズッキーニ、乾燥チコリールート、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カブラ菜、新鮮ビートの葉、丸ごとクランベリー、丸ごとブルーベリー、丸ごとサスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
油脂類 サーモンオイル2%、ココナッツオイル フィッシュオイル(4%)
ビタミン
ミネラル類
ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E) 3a890 塩化コリン(コリン):700mg、3b606(亜鉛:75mg)、3b406(銅:11mg)、3a821ビタミンB1:50mg、3a825iビタミンB2:10mg、3a314ナイアシン:100mg、3a841D-パントテン酸カルシウム:30mg、3a831ビタミンB6:17.5mg、3a316葉酸:3.5mg、ビタミンB12:0.1mg、3a672aビタミンA:5625IU、3a671ビタミンD3:750IU、3a700ビタミンE:450IU、3a300ビタミンC:0.15mg
その他 ビール酵母、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 4b1707エンテロコッカスフェシウム菌DSM10663/NCIMB10415:1x109CFU
保存料
酸化防止剤
植物油から抽出したトコフェロール:121mg、E330クエン酸:40mg、ローズマリーエキス:80mg
※赤色…由来が不明な原材料

動物性原料以外の部分を比較してみると、どちらにも共通していることはさまざまな野菜や果物が使用されていることです。

お腹の健康に配慮して、乳酸菌が配合されているところも同じです。

配合成分での違いは、モグワンには関節の健康をサポートするグルコサミンやコンドロイチン、MSMが配合されていることでしょう。

関節の軟骨成分を体内で生成できる量が減るシニア犬や、ジャンプやダッシュが多い小型犬にとって配合されていると嬉しい成分です。

モグワンは日本で暮らす愛犬に合わせた配合設計なので、小型犬が多いことを考えて足腰の健康への配慮もされているのかもしれません。

また、表示について言うと、アカナは生なのか乾燥なのかが1つ1つの食材に明記されていたり栄養添加に使用している量がこと細かに書かれています。

表示は義務付けられていないので書かれていることは素晴らしいことですが、それだけにフィッシュオイルが何の魚の油なのかわからないのは少し残念です。

とは言え、どちらも不安となるような食材や犬の健康に必要のない添加物は使用されていないので、愛犬に安心して与えることができるでしょう。

モグワンとアカナのアレルゲンとなりやすい食材を比較!

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この比較の結論!
  • 両方ともアレルギー発症リスクが特に高い食材は使用していないが、どちらもチキンアレルギーの犬には不向き。
  • アカナは卵アレルギーの犬には不向き。
  • ブタクサやヨモギの花粉症の犬はどちらも注意。

食物アレルギーに悩む愛犬や、できる限りアレルゲンとなりやすい食材を避けたいという飼い主さんのためにアレルゲンとなりやすい食材も比較しました。

比較項目 モグワン アカナ
アレルゲンとなりやすい食材 チキン(鶏) 鶏、卵
花粉症の犬が注意する食材 セイヨウタンポポ ニンジン

モグワンはチキン、アカナには鶏と卵が使用されているため、それらに食物アレルギーがある場合はほかのフードを検討しましょう。

また、モグワンのセイヨウタンポポとアカナのニンジンは、ブタクサやヨモギの花粉症の犬では交差反応でアレルギーを起こす可能性があります。

初めて与えるときは少量から始め、皮膚の赤みや口や目の周りを痒がる様子がないか愛犬の様子を観察してあげることをおすすめします。

もちろん、花粉症や食物アレルギーがない場合は食べても問題ありません。

一般的に、犬が食物アレルギーを起こしやすい食材は以下のようなものがあります。

犬の一般的なアレルゲンと発症割合※1
  • 牛肉、乳製品、小麦…69%
  • 鶏肉、鶏卵、ラム肉、大豆…25%
  • その他…6%

食物アレルギーは、食材に含まれるタンパク質に過剰に反応してしまうことで起こる病気です。

その原因は、遺伝、体質、ストレス、体調不良時などさまざまで、どの食材で食物アレルギーを発症するかは犬によって異なります。

神様
これらの食材を食べてもまったくアレルギーを起こさない犬も多く、心配し過ぎることはないぞ。

ただ、モグワンもアカナも特に食物アレルギーの発症割合が高いとされる牛肉や小麦などは含まれていません。

なので、アレルゲンとなりやすい食材をなるべく避けたいという飼い主さんも選びやすいと言えます。

モグワンとアカナの保証成分値を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも犬が1日に必要な栄養基準を満たしている。
  • どちらも繊維質が比較的多めで満腹感を維持しやすい。
  • 犬種や年齢にかかわらず幅広い層の犬に合わせやすいのはモグワン。
  • 運動量の多い犬や若い犬に合わせやすいのはアカナ。
  • どちらもオメガ脂肪酸の配合量が明確で安定的な配合が期待できる。

栄養成分の数値は、愛犬の体質や悩みに合う・合わないを判断しやすい重要な部分なので細かく比較しました。

モグワンもアカナも主食として与えられる栄養基準を満たしている

比較項目 モグワン アカナ
タイプ 主食 総合栄養食
栄養基準 FEDIAF AAFCO

モグワンもアカナも、愛犬が1日に必要な栄養がしっかり摂れるドッグフードです。

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しかし、アカナには「総合栄養食」の表示がありますが、モグワンには総合栄養食の表示がありません。

総合栄養食とは?
そのフードと水だけで指定されたライフステージの愛犬の健康維持や成長に必要な栄養素を満たしたもの

「総合栄養食」と表示できるのは、日本のペットフード公正取引協議会が採用するアメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしたものです。

モグワンはヨーロッパのFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準を採用しているので、総合栄養食と表示することはできません。

とは言え、FEDIAFもAAFCOと同程度の栄養基準を定めています。

そのため、モグワンも1日に必要な栄養を摂れるように作られているので、安心して主食として与えることができますよ!

栄養成分値の違い

比較項目 モグワン アカナ
タンパク質 27%以上 31%以上
脂質 10%以上 17%以上
粗繊維 4.75%以下 5%以下
灰分 9.5%以下 7%以下
水分 9%以下 12%以下
エネルギー
(100gあたり)
361.5kcal 351kcal

モグワンとアカナの大きな違いとも言えるのが、栄養成分値です。

モグワンは脂質を抑えながらしっかりタンパク質を摂れるので、犬種や年齢などを問わず幅広い層の愛犬に与えられます。

それに対して、アカナは脂質もタンパク質も高いため、若い愛犬活発な愛犬体重を増やしたい愛犬に合わせやすい栄養バランスです。

タンパク質や脂質の高さは食いつきにも関係してくることから、嗜好性の期待度が高まるのはアカナと言えます。

ただ、愛犬の状態に適切な給餌量を守らないと、太りやすくなるので注意が必要です。

そのため、脂質が高めのドッグフードでお腹や皮膚のトラブルを起こしやすい愛犬や、あまり動きたがらない愛犬ではモグワンのほうが良いでしょう。

また、モグワンもアカナも繊維質が比較的多めに含まれており、満腹感を維持しやすいのですぐにお腹を空かせてしまう愛犬にもおすすめです。

なお、モグワンは灰分がやや多めのため、腎臓や心臓に問題を抱えている愛犬に長期継続して与える場合はかかりつけの獣医師に相談しましょう。

オメガ3・6脂肪酸の含有量の違い

比較項目 モグワン アカナ
オメガ3脂肪酸 1% 1%
オメガ6脂肪酸 1.8% 2.6%
  • オメガ3脂肪酸…体のさまざまな機能に重要な成分。脳、心臓、目、関節、皮膚、免疫、睡眠、心の健康維持などの働き
  • オメガ6脂肪酸…体内のさまざまな機能を正常に保つために欠かせない成分。細胞膜の構成や免疫機能の維持などの働き

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は体内で合成することができないため、食事などから摂り入れる必要がある必須脂肪酸です。

主食として与えることができるドッグフードには配合されていることがほとんどですが、配合量の表示義務はなく公開されていないことも多い!

それを考えると、モグワンもアカナもしっかり公開されているのは安定的な配合が期待できて好印象です。

また、その量も一般的なドッグフードの中では多く、オメガ3脂肪酸はどちらも1%となっています。

オメガ3・6脂肪酸は適度なバランスで両方を摂取することで健康維持に役立ちますが、犬にとっての最適な比率はわかっていません。

ただ、オメガ6脂肪酸はさまざまな食材に含まれており自然と摂取できるものなので、オメガ6の含有量はそこまで気にしなくてもいいでしょう。

モグワンとアカナの対応犬種・年齢を比較!

比較項目 モグワン アカナ
対応犬種 全犬種 小型犬
対応年齢 全年齢 成犬(1歳~)
この比較の結論!
  • 犬種も年齢も関係なく与えられるのはモグワン。
  • 小型犬の成犬向けに作られているのはアカナ。
  • 愛犬の状態、ライフスタイルなどを見ながら判断するのがおすすめ。

モグワンの対応犬種・年齢は、全犬種、全年齢ですが、アカナは小型犬・成犬用です。

モグワンは犬種に関係なく子犬・成犬・シニア犬に与えられるので、多頭飼いでもフードを分ける必要がなく与えやすいでしょう。

また、ライフステージによるドッグフードの切り替えも必要ないため、切り替えによるお腹の不調やストレス、食いつきの心配などをする必要がありません。

ただし、全年齢対応のフードは適切な給餌量を与えないと、必要な栄養が不足したり過剰になってしまうので給餌量はしっかり守ることが大切です。

一方で、アカナは小型犬の成犬を対象として栄養バランスが考えられています。

さまざまな種類を展開しているので、その時々の悩みや年齢に合わせたい場合はアカナが良いでしょう。

モグワンとアカナのパッケージを比較!

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この比較の結論!
  • どちらも品質保持に配慮してパッケージの内側は遮光性・遮断性に優れたアルミ素材を使用。
  • ジッパーはモグワンのほうが閉めやすい。
  • 賞味期限は未開封の場合。どちらも開封後は1ヶ月以内に使用する。

毎日開け閉めするものだからこそ、パッケージの使い勝手もチェックしておきたいところ。ここでは、モグワンとアカナのパッケージを見ていきましょう。

どちらも品質を保持する仕様になっている

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モグワンもアカナも、パッケージの内側は遮光性や酸素遮断性に優れたアルミ素材を使用しています。

光はドッグフードの酸化を促進させる作用があるので、アルミ素材が使用されているのは嬉しい!

ドッグフードの酸化とは?※2
フードに含まれる脂質が空気中の酸素と反応して化学反応を起こす。酸化が進むと本来の栄養素が破壊されて十分な栄養が補えないだけでなく、健康に悪影響を与える恐れがある。

ドッグフードは開封した瞬間から酸化が進むので、パッケージのまま密閉容器などに入れて保管するのがおすすめです。

ジッパーの違い

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モグワンには保管に便利なジッパーがついていますが、アカナの340gにジッパーはついていませんでした。

しかし、アカナも2kg以上のサイズではジッパーがついているため、心配することはありません。

お試しサイズにジッパーがないのはちょっと不便ですが、体重5kgの愛犬では3日ほどの量なので口をしっかり留めて使用しましょう。

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ちなみに、モグワンは太いマジックテープのようなジッパーで、多少いい加減に合わせてもちゃんとくっついてくれます。

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アカナの2kg以上のジッパーは保存袋などによくあるシングルジッパーで、隙間なく端から丁寧に閉める必要があります。(※画像は他の種類のアカナ)

モグワンもアカナも開けやすさはそこまでの違いはありませんが、閉めやすさはモグワンのほうが簡単でしょう。

ただ、2kg以上のアカナは初めて開封するときにツマミを引っ張るだけなのでハサミがいりませんよ!

内容量と賞味期限の違い

比較項目 モグワン アカナ
内容量 1.8kg 340g、2kg、6kg
賞味期限 未開封で製造日から
18ヶ月
未開封で製造日から
21ヶ月

未開封の場合の賞味期限はモグワンで製造日から18ヶ月、アカナは21ヶ月です。

賞味期限はパッケージに記載されているので、確認するようにしましょう。

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分かりにくいですが、モグワンもアカナもBBDもしくはBBの後に「日/月/年」の順に書かれています。

ただ、開封後の賞味期限は1ヶ月程度なので、1ヶ月以内に使い切れるサイズを購入することが大切です。

内容量を見ると、モグワンは1.8kg入りのワンサイズに対してアカナはいくつかのサイズ展開があります。

容量が多いもののほうが価格を抑えられてお得ですが、特にアカナは水分量が多く含まれているので酸化や劣化に注意が必要です。

大切な愛犬のためにも適切なサイズを選んであげましょう。

ちなみに、モグワンの1.8kgとアカナの2kgは、どちらも体重3kgの愛犬に主食として与えると1ヶ月程度で消費できる量です。

3kg未満の愛犬では小分けにして保存するなどの工夫は必要ですが、1.8kgや2kgならそこまで多すぎるという量でもないでしょう。

モグワンとアカナのフード粒を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも小型犬が問題なく食べられる大きさ。
  • モグワンは粒に噛み砕きやすい工夫がされている。
  • どちらかと言えばニオイを強く感じるのはモグワン。
  • どちらも後味にやや苦みを感じた。

モグワンとアカナのフードの粒も、大きさや硬さ、味などを比較しました。

ドッグフードの粒は、食べやすさや噛み応えに直結するので食いつきにも関係してきます。愛犬の好みはどちらか考えてみてくださいね。

粒の大きさや形状の違い

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モグワンの粒は直径8~10mmほど、厚みは3~4mmほどのドーナツ型です。

ドーナツ型になっているのは噛み砕きやすさが考えられているためで、噛む力が弱い愛犬も食べやすいでしょう。

それに対して、アカナの粒は直径8~10mmほど、厚みは2mmほどの円形です。

かなり薄いので、そこまで噛む力がなくても問題なく食べられると思います。

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実際に愛犬たちに食べてもらいましたが、体重2kgと一番体が小さな愛犬も普通に食べることができていました。

なので、どちらを選んでも小型犬も問題なく食べられるでしょう。

ニオイや味、硬さの違い

比較項目 モグワン アカナ
粒のニオイ スパイシーなジャーキー スパイシーチキン
ニオイの強さ 強め やや強め
肉や魚が凝縮されたよう 煮干しのよう
硬さ 硬すぎず柔らかすぎず 気持ち硬め

犬はニオイで食欲が刺激されるので、ニオイが強めのモグワンは愛犬の興味を惹きやすいでしょう。

それに対して、アカナはモグワンと似たような香りがしますが、ニオイはそこまで強くありません。

そのため、ニオイが強いフードを苦手とする愛犬では、アカナのほうが良いかもしれません。

私が実際に食べてみると、モグワンはチキンをたっぷり使用しているためか、肉類が濃縮されたような旨みと苦み、酸味を薄っすら感じました。

アカナもさまざまな動物性原料がたっぷり使用されていますが、味のない煮干しのようで旨みと甘みを感じます。

これは味の好みが分かれるところですが、魚系が苦手な愛犬はモグワン、わずかな酸味も苦手な愛犬はアカナを選ぶといいでしょう。

モグワンとアカナの安全性の高さを比較!

比較項目 モグワン アカナ
食材の品質 ヒューマングレード ヒューマングレード
人工保存料
着色料・香料
不使用 不使用
副産物
遺伝子組換え食品
不使用 不使用
生産工場 FEDIAFの基準をクリアしたイギリスの工場 人間用食品の加工業界基準2つの認証を取得したカナダの自社工場
原産国 イギリス カナダ
トレーサビリティ 製造ロット番号で管理 製造ロット番号で管理
この比較の結論!
  • モグワンもアカナも信頼できる安全性。
  • どちらも安心して愛犬に与えられる品質

安全性の高さで言えば、モグワンもアカナも原材料の品質から製造に至るまで信頼のおけるドッグフードです。

イギリスもカナダも動物先進国であり、ドッグフードの製造においても厳しくルールが定められているのでそれだけでも安心感が違うでしょう。

どちらも人間用の食材を仕入れるのはもちろん、アカナは捕れてから5日以内の新鮮な原材料を使用するというこだわりようです。

もちろん、副産物や遺伝子組換え食品、犬の健康に不要な添加物など飼い主さんが不安に感じるようなものは一切使われていません。

また、どちらもトレーサビリティシステムを導入しており、原材料の個々の生産者から製造、流通に至るまで追跡できるなど安全管理も徹底されています。

モグワンとアカナのコスパを比較!

比較項目 モグワン アカナ
通常価格 5,456円 / 1.8kg 1,628円 / 340g
7,480円 / 2kg
17,380円 / 6kg
1kgあたりの
価格
2,424円 2,897円
初回購入 50%OFF
2,728円 / 1.8kg

※定期コース申込の場合
25%OFF
1,221円 / 340g
5,610円 / 2kg
13,035円 / 6kg
※トライアルキャンペーン利用の場合
定期価格 1袋 4,910円
(10%OFF)
2袋以上 4,637円
(15%OFF)
5袋以上 4,364円
(20%OFF)
※1回の注文の1袋あたりの価格
なし
1日あたりの
費用
236円 / 104g 309円 / 107g
1ヶ月あたりの
費用
7,535円 9,272円
送料 880円
※まとめて3袋以上購入で無料
770円
※価格はすべて税込み
※アカナは公式サイトの価格
※1kg、1日、1ヶ月あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
この比較の結論!
  • モグワンのほうがコスパが良い。
  • アカナはAmazonや楽天の利用でコストを抑えることができる。
  • モグワンは定期購入でまとめ買いすると最大20%オフの制度がある。
  • 初回半額で購入できるモグワンがお得で試しやすい。

モグワンとアカナの価格を比較すると、コスパが良いのはモグワンです。

参考までに、Amazonや楽天の価格も調査してみました。

比較項目 モグワン アカナ
Amazon 6,336円 / 1.8kg 5,236円 / 2kg
楽天 6,336円 / 1.8kg 5,236円 / 2kg

こうして見ると、Amazonや楽天ではアカナのほうがコスパが良いようです。

ただ、モグワンは1回の購入でも解約が可能な定期コースで購入すると、最大20%オフとなるまとめ買い制度が利用できます。

5袋以上購入すると1袋あたり4,364円となるので、お届け周期などを上手に設定すればお安く続けることができるでしょう。

また、モグワンは当サイト経由の公式ページから、初回半額でまるまる1袋(1.8kg)を2,728円で購入が可能です。

とりあえず試してみたいという飼い主さんも、気軽に購入しやすいのではないでしょうか。

モグワンとアカナのシリーズを比較!

比較項目 モグワン アカナ
シリーズ クラッシック、ヘリテージ、レジオナル、シングルの全19種
この比較の結論!
  • モグワンにシリーズ展開はない。
  • アカナは年齢や目的、動物性原料などに合わせて選べる。

モグワンは美味しさを追求した上で幅広い犬に合わせやすいように作られているため、他の種類の展開はありません。

一方で、アカナは最新科学と栄養学に基づき、目的や悩みに合わせやすいようにさまざまな種類のフードが展開されています。

そのため、単一タンパク質のフードが良い場合や穀物使用が良い場合、低カロリーが良い場合や子犬などはアカナを選びましょう。

アカナの種類について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

モグワンとアカナの取扱国・会社を比較!

比較項目 モグワン アカナ
輸入会社 株式会社レティシアン 有限会社アカナファミリージャパン
開発者 レティシアンとカナガンスタッフの共同開発 栄養学士や食品科学者、獣医師など20人以上の専門家
販売国 日本・韓国・香港・インドネシア 日本を含む世界90ヵ国以上
この比較の結論!
  • モグワンは日本で暮らす犬に合わせて開発され、アジアの一部の国で販売されている。
  • アカナは最新科学と栄養学に基づいて開発され、世界90ヵ国以上で販売されている。

モグワンの販売国はアジアの一部の地域ですが、アカナは世界90ヵ国以上で販売されている世界的なフードです。

では、モグワンよりアカナのほうがいいのでは?と思いがちですが、そもそもモグワンとアカナはコンセプトが異なります。

モグワンは日本で暮らす犬に合わせやすい栄養バランスで、飼い主さんが作る手作りご飯のようなレシピを目指しています。

それに対して、アカナは最新科学や栄養学に基づき、犬の祖先の食生活をヒントに動物本来の食性や進化に合わせたレシピです。

そのため、他のドッグフードに比べてもタンパク質量も脂質量も多く含まれています。

確かにタンパク質や脂質は重要な栄養素ですが、その数値が高すぎると合う犬が限られてしまうという難点も。

なので、さまざまな種類のフードを展開しているのですが、世界中で暮らす犬のニーズに合わせた栄養設計です。

こうしたことを考えると、販売国の数自体は少ないもののモグワンのほうがより日本のニーズに合わせやすいレシピだと言えます。

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【どっちが合う?】モグワンとアカナそれぞれがおすすめなのはこんな犬や飼い主!

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モグワンとアカナを10項目で比較した上で、それぞれにおすすめの愛犬と飼い主さんは以下の通りです。

モグワンはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 愛犬の関節の健康にも配慮したい人
  • 愛犬の食いつきに悩んでいる人
  • 室内でゆったり暮らしている愛犬
  • 避妊・去勢後の愛犬
  • 高脂肪の食事でお腹トラブルを起こしやすい愛犬
  • シニア犬
アカナはこんな犬や飼い主におおすすめ!
  • 愛犬にさまざまな動物性タンパク質を摂取させたい人
  • 愛犬の体重を増やしたい人
  • 活発な愛犬
  • 若い成犬
  • 鶏肉アレルギーで食べられる肉類が限られる犬(アカナシングルシリーズ)
  • 子犬(アカナの子犬用フード)

モグワンもアカナも美味しさや犬の健康に配慮して作られており、どちらも安心して愛犬に与えることができるドッグフードです。

ただ、前章でも触れたようにタンパク質量や脂質量などを見ると、モグワンのほうが幅広い犬に対応できると言えます。

アカナは世界での実績もあり愛用者も多いフードですが、あまり活発ではない愛犬お腹の弱い愛犬ではよく検討する必要があります。

もちろん、愛犬によってはアカナのほうが体質に合っているということもあるので、どちらも食べさせてみて判断してもいいでしょう。

また、まったく異なる栄養バランスなので、あえてフードローテーションをするという方法もあります。

絶対に1つのフードを与え続けなければいけないということはないので、柔軟に考えてみましょう。

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モグワンとアカナは愛犬に合ったフードを選んであげよう!

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モグワンとアカナをあらゆる角度から比較してきましたが、違いはお分かり頂けましたか?

モグワンもアカナも犬の健康を追求して作られており、安全性の高さも申分がないドッグフードです。

当サイトでは、総合的に見てモグワンのほうが高い評価となっていますが、だからと言ってモグワンがすべての犬に合うフードというわけでもありません。

まだ試したことがなく、どちらを選んでいいかわからないとお悩みなら、

  • 愛犬の食いつきに悩んでいるならモグワン
  • 積極的に栄養を摂らせるならアカナ
  • 関節の健康にも配慮するならモグワン
  • 悩みや目的に合わせたフードを探すならアカナ

と、考えてみましょう。

ただ、飼い主さんがどんなに良いフードを選んでも、食べるのは愛犬。どちらを選ぶかは愛犬の好みや体質に合うかで考えるのが一番です。

今回の比較で分かった違いなども考慮に入れて、しっかり検討してみてくださいね。

モグワンとアカナを実際に食べてもらった様子をそれぞれ詳しくレビューしているので、こちらも合わせて参考にしてください!

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出典・参考サイト・参考文献
※1ペット栄養学会誌「栄養学的側面からみた犬アトピー性皮膚炎の病態と診断と治療」
※2ペット栄養学会誌「市販ドッグフードの脂質に対するα-トコフェロールの抗酸化効果」
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