
アメリカの大手ペットフードメーカー「ニュートロ」が製造販売をする「ワイルドレシピ」。
同じニュートロ製品の「シュプレモ」と「ナチュラルチョイス」よりも高タンパクで、唯一、穀物を使っていないグレインフリーのドッグフードです。
ここでは、そんなワイルドレシピの原材料と安全性の評価、口コミ評判の調査をしていきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Eランクは【全158商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 800g、2kg、4kg ※全ドライフード共通 |
価格 | 1,195円(800g) 2,430円(2kg) 4,361円(4kg) ※楽天参考価格 |
目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード/ウェットフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、ワイルドレシピをBランクと評価しました。
お手頃価格の割には中身がしっかりしており、とくに引っかかるような曖昧な原料もなく、遺伝子組み換え食品も安全とは言い難い添加物も使われていません。食品医薬品局(FDA)によって視察された施設で製造しているとのことなので、品質・衛生管理においてもかなり厳しく徹底されていることでしょう。
原料の具体的なグレードについてはよく分かりませんでしたが、顔の分からない生産者からは原料を仕入れないとあるのでこの辺りも徹底されている印象を受けました。ただし、ポテトや豆類が合わない犬には使用を控えるようにしましょう。
目次
実際にワイルドレシピドッグフードを購入してみました!
ワイルドレシピの粒の大きさや匂いを確かめるべく、今回は「チキン」の800gを購入してみました。
ワイルドレシピをはじめとするニュートロ製品はいろんなショップで手に入るので、これも利用者が多い理由かもしれませんね。
↑パッケージの裏はこんな感じ。
袋を開封してみましょう。
ワイルドレシピは、小さいサイズでもしっかりチャックが付いてますね。
袋の中からは、スモークチキンのようないい匂いがしてきます。ドッグフード特有の匂いや変な匂いはありません。
粒はこんな感じ。さすが「小型犬用」とあって粒は小さめですが、犬によってはやや大きいと感じるかも?とちょっと思いました。
粒の大きさは直径約1cm。超小粒ってわけではないので、相性が良ければ中型犬でも問題なく食べれる大きさかと思います。
それでは次に、ワイルドレシピの原材料と安全性について見ていきたいと思います。
ワイルドレシピドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ワイルドレシピの原材料と安全性についてです。
ここでは「チキン」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
タンパク質 | 32.0%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
脂質 | 16.0%以上 | オメガ6脂肪酸 | 2.0%以上 |
粗繊維 | 3.5%以下 | オメガ3脂肪酸 | 0.2%以上 |
灰分 | 9.5%以下 | 代謝エネルギー | 約375kcal/100g |
まず、ワイルドレシピを「ビートパルプが使われているから危険」とか「ミールが使われているから粗悪」と評価しているサイトが多いですですが、これはまったくもってのデタラメなので信用しない方が無難です。
ここで使われているミートミールは、乾燥させた肉を粉末状にしたものなので粗悪な肉類ではありません。
そもそも、粗悪な肉類を工場内に通させるほどニュートロ社は適当なことをしていません。根拠のない評価には振り回されないよう注意しましょう。
食材の具体的なグレードまでは分かりませんでしたが、ニュートロの公式サイト(英語版)では「顔の分かる信用された農家と供給源から原料を仕入れている」と説明があります。
質の良い食材を使うためなら仕入れ先をアメリカ国内に限定しない姿勢もとっているので、品質と安全のためにこの辺りはかなり徹底されていることは間違いないようです。
また、ワイルドレシピには遺伝子組み換え食品、人工防腐剤などの添加物、副産物、コーン、小麦、大豆タンパク質も使われていません。この辺りも嬉しい配慮ですね。
ただし、ポテトや豆類が体質に合わない犬には念のため与えるのを控えましょう。
穀物不使用をウリにしているワイルドレシピでも、逆に芋類や豆類が合わない犬にとってはアレルギーが心配なドッグフードになってしまいます。
どれくらいの割合で配合されているのかも分かりませんし、たとえ少なくても敏感な犬はこれらでアレルギーを引き起こしてしまう恐れがあるため注意して下さい。
- 穀物アレルギーがある犬。
- ポテトや豆類を食べても大丈夫な犬。
- 1日のエネルギー消費量が大きい犬。
- 複数のタンパク源を定期的にローテーションさせたいと考えている人。
- リーズナブルなドッグフードを探している人。
ワイルドレシピドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ワイルドレシピドッグフードの良い口コミ
ワイルドレシピドッグフードの悪い口コミ
ワイルドレシピドッグフードの口コミ・評判まとめ
ワイルドレシピは、全体的にとても評価の高いドッグフードです。商品そのものに満足している飼い主さんが多くいることが分かりました。
評価の内容は人によってさまざまですが、中でも多かったのは「食いつきがいい」「安くて質がいい」「ニュートロだから安心」といった声ですね。
マイナス評価に関しては「うんちの量が増えた」「食べない」といった声が目立っていました。とは言え、このようなマイナス評価は好意的な口コミの約2割程度です。
ワイルドレシピは価格もリーズナブルで品質も安全性も決して悪くないですから、そのバランスに満足している飼い主さんがとても多いんだなということが分かりました。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,520円(800g) 3,280円(2kg) 5,300円(4kg) |
1,195円(800g) 2,430円(2kg) 4,361円(4kg) |
|
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでワイルドレシピを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ワイルドレシピドッグフードの価格がもっとも安いのは楽天!
調査した結果、ワイルドレシピの価格がもっとも安いのは楽天であることが分かりました。以前はAmazonの方が安かったのですが、現在は楽天の方がお得です。
ただ、ニュートロ製品はよく値上げをします。ここに示した価格もいずれまた変わる可能性があるので、購入の際はその都度いろんな通販サイトを比較されることをおすすめします。
ワイルドレシピドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | ワイルドレシピ(チキン) |
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
主原料 | チキン&サーモン53%(どちらも生肉と乾燥肉を使用) | チキン(肉)・チキンミール・エンドウマメ |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
タンパク質 | 28% | 32%以上 |
脂質 | 12% | 16%以上 |
代謝エネルギー (100gあたり) |
344kcal | 375kcal |
内容量 | 1.8kg | 2kg |
価格 | 3,564円 | 2,430円 |
当サイト評価 | Sランク | Bランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとワイルドレシピにはどのような違いがあるのかを比較してみました。
どちらも穀物を使わないグレインフリータイプなのですが、決定的な違いが1つあります。それは、動物性原料の配合比率が明確かそうじゃないか。
ワイルドレシピはとても良い商品であることは間違いないのですが、ポテトや豆類がどれくらいの割合で使われているのか分からないんですね。個人的にここはとても気になります。
というのも、「ワイルドレシピを食べさせるようになってからうんちの量が増えた」という口コミが一定数あったからです。
繊維質が多いと便量が増えてしまうものなので(これはドッグフードにも手作りご飯にも言えること)、もしかしたら結構な量の繊維質が含まれているのかな?とは感じました。
モグワンの場合は「動物性原料がこれだけ含まれていますよ~」とある程度の数字を出してくれているので、残りがどれくらい含まれているのかおおよそ目安がつきやすくなっています。
ただ、どちらの商品が良いのか?というのは、犬の体質や健康状態によって変わるので、私の方では「〇〇がおすすめ!」と判断することはできません。
モグワンもワイルドレシピもそれぞれ特徴が異なりますから、違いをよく比較しながら、愛犬に合ったフードを選んであげるようにしましょう。
ワイルドレシピドッグフードの種類と特徴について
ワイルドレシピには、ドライフードとウェットフードの2タイプの商品があります。
それぞれどんな特徴があるのかを、タイプごとに簡単にまとめてみました。
ドライフード
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
ターキー(子犬用) | 34%以上 | 16%以上 | 380kcal |
チキン | 32%以上 | 16%以上 | 375kcal |
サーモン | 32%以上 | 18%以上 | 380kcal |
ラム | 30%以上 | 16%以上 | 370kcal |
ターキー | 32%以上 | 16%以上 | 375kcal |
ビーフ | 32%以上 | 16%以上 | 370kcal |
2018年頃まで鹿肉を使ったドライフードもあったのですが、恐らく鹿肉の供給が難しくなったのでしょう。現在は廃盤となり、代わりにターキーとビーフが新しく登場しました。
ワイルドレシピのドライフードには、5種類のタンパク源が取り揃えられています。
これだけ見ると「食物アレルギー対策に良さそう!」と思うのですが、実はすべてのフードにチキンミール(一部の商品にはポークミールやフィッシュミール)が含まれています。
つまり単一タンパク源ではないため、ワイルドレシピは食物アレルギー対策としては使いづらいのが正直なところです。
あと、ワイルドレシピは全体的にタンパク質も脂質も高めです。運動量の少ない犬に与える際は、肥満を予防するためにも目安となる給餌量よりも減らした量を与えましょう。
ウェットフード
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
チキン | 11.5%以上 | 5.5%以上 | 115kcal |
ターキー | 11%以上 | 7%以上 | 140kcal |
ビーフ | 13%以上 | 5%以上 | 110kcal |
ターキー&ラム | 12%以上 | 6%以上 | 145kcal |
ウェットフードもまた、すべてにチキンが含まれています。
単一タンパク源のウェットフードが必要な犬やチキンアレルギーのある犬には合わないので、購入する際は十分に気をつけましょう。
ワイルドレシピは市販のウェットフードの中でも中身が比較的良好で、安全とは言い難い保存料なども使われていないので安心です。
ワイルドレシピドッグフードのQ&A
ワイルドレシピドッグフードに「お試しサンプル」はある?
ワイルドレシピ以外にもシュプレモなどのニュートロ製品、アーテミス、ナチュラルバランス、フィッシュ4ドッグスなど様々なドッグフードのサンプルが入っており、お得にいろんな商品を比較できるようになっています。
あとは店舗にもよりますが、イオンペットでニュートロ製品のサンプルを無料配布しているのをたまに見かけます。ニュートロ製品を扱っているショップならサンプルを抱えていることも多いですから、一度店員さんに尋ねてみるといいでしょう。
ワイルドレシピドッグフードの賞味期限は?
ワイルドレシピドッグフード正規品の販売店や取扱店はどこ?
ワイルドレシピドッグフードの基本情報
内容量 | 800g、2kg、4kg ※全ドライフード共通 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,195円(800g) 2,430円(2kg) 4,361円(4kg) ※楽天参考価格 |
販売会社 | ニュートロジャパン合同会社 |
公式サイト | http://nutro.jp |