愛犬が布団やソファを一生懸命ホリホリしていると、「何をしているんだろう?」と気になりますよね。
寝る前だったり、遊びの途中だったりと、犬が掘る仕草が見られる場面はさまざま。そのときの状況によって、考えられる理由も変わります。
そこで今回は犬の飼い主さん300名を対象に、愛犬の掘る仕草について調査。さらに、掘ることがあると答えた方には、どんな場面でホリホリするのかも詳しく伺いました。
犬が掘る理由をはじめ、やめさせる必要があるのか、どんな変化には注意したいのかまでお伝えしていきます。
【アンケート名】
・第1回:犬が地面や布団などを掘るしぐさに関するアンケート
・第2回:愛犬が掘るしぐさをするときの様子に関するアンケート
【調査実施日】
・第1回:2026年8月12日
・第2回:2026年8月14日~8月27日
【回答者数】
・第1回:犬の飼い主さん300名に対し、「愛犬が地面や布団・ベッドなどを前足で掘るようなしぐさをすることがあるか」を調査。
・第2回:第1回アンケートで「よくある」「ときどきある」と回答した方を対象に、愛犬が掘るしぐさをするときの様子について調査。(有効回答数:241名)
【調査方法】インターネット調査
【男性:209名】
- 20代:4名
- 30代:18名
- 40代:64名
- 50代:58名
- 60代以上:65名
【女性:91名】
- 20代:5名
- 30代:23名
- 40代:28名
- 50代:22名
- 60代以上:13名
目次
300人に聞いた犬の掘る仕草!よくある場面と付き合い方

愛犬が掘る仕草を「よくする」「ときどきする」と答えた方は合わせて84%…!なんと、5人に4人以上が日常の中で愛犬のホリホリを目にしていました。
寄せられたエピソードでは、寝る前の布団やベッドをはじめ、遊んでいるとき、何かを探しているときなど、さまざまなシーンが挙げられています。
同じように見える掘る仕草でも、その理由はひとつではありません。前後の様子を手がかりにしながら、読み解くことが大切です。
ここからは、犬がホリホリする理由やリアルなエピソード、困るときの対応まで分かりやすくお伝えしていきます。
犬が掘る仕草をする主な理由は5つ!前後の様子から見分けよう
犬が地面や布団、ベッドなどを掘る仕草は、もともと備わった自然な行動のひとつです。(※1)
ただし、いつ・どこで掘るか、その後どうするかによって理由は異なります。愛犬の様子と照らし合わせて見ていきましょう。
寝る前なら、寝床や居場所を快適に整えている

寝る前に布団などをホリホリし、そのまま落ち着いて眠るなら、寝床を整えていると考えられます。
犬の祖先は、草や土を掘って寝やすい場所を作ったり、暑いときには表面の土をよけて涼しい場所を作っていました。
こうした習性は現代の犬にも残っているため、冷暖房のある室内でも布団やベッドを掘ることがあります。(※2)
おやつやおもちゃを隠そうとしている

おやつやおもちゃを持ったまま布団や地面などを掘る場合は、それを隠そうとしていることがあります。
犬には、食べ物などをあとで取り出せるよう、土に埋めて隠す習性があるためです。
室内では実際に埋められなくても、布団を掘ったり鼻で押したりして、隠すような仕草を見せることもあります。(※3)
ニオイの元や小動物を探している

地面のニオイを嗅ぎながら夢中で掘るときは、気になるニオイの元や、土の中にいる小動物などを探しているのかもしれません。
犬は嗅覚や聴覚が優れているため、地面の下から気になるニオイや物音を感じると、その正体を探そうと掘ることがあります。
庭や散歩中など、地面に直接触れられる場所で見られやすい行動です。(※3)
楽しそうに掘るなら、遊びやエネルギー発散のことも

目的があるように見えなくても、掘ること自体を遊びとして楽しんでいる犬もいます。
特に若く活発な犬では見られやすく、刺激が足りないときに掘る行動が増えることもあるでしょう。(※3)
激しく繰り返す場合は、不安やストレスが関係することも

掘る仕草そのものは珍しい行動ではありませんが、不安やストレスが関係して繰り返すケースもあります。(※1)(※3)
留守番中など決まった場面で激しく掘る、なかなかやめられない、以前より回数が増えた場合は、いつ・どんなときに起きやすいのかを見てみてください。
ただ「掘る=ストレス」と決めつける必要はありません。最近の生活に変化がなかったか、ほかに普段と違う様子がないかも確認しましょう。
愛犬の8割以上がホリホリ経験!「よくある」は47%

■ 愛犬が、地面や布団・ベッドなどを前足で掘るようなしぐさをすることはありますか?
よくある:47%(140人)
ときどきある:38%(113人)
あまりない:9%(29人)
まったくない:6%(18人)
犬の飼い主さん300名に尋ねたところ、「よくある」だけで47%と、半数近くを占めました。
さらに「ときどきある」まで含めると253人。全体の84%、つまり5人に4人以上が愛犬の掘る仕草を経験していることになります。
ここまで多くの飼い主さんが経験していることからも、地面や布団をホリホリする姿は、一部の犬だけに見られる珍しいものではなく、かなり身近な「犬あるある」といえそうです。
では、愛犬は実際にどのような場面で掘る仕草をしているのでしょうか。そこで、掘ることがあると答えた飼い主さんに、そのときの状況や愛犬の様子についてさらに伺いました。
寝る前のホリホリが目立った!241人に聞いた犬が掘る場面
※気になる項目をタップすると、その箇所までスクロールします。
ここからは、飼い主さんから寄せられた掘る仕草のエピソードを、場面ごとに見ていきましょう。
寝る前の布団・ベッドでホリホリ!そのまま丸くなって眠る犬が多数
寄せられた声の中で特に目立ったのが、寝る前の布団やベッドでのホリホリです。掘ったあとにくるくる回ったり、そのまま丸くなって眠ったりする犬が多く見られました。
また、毛布の端を整えたり、クッションに自分が収まる窪みを作ったりと、やり方は犬によってさまざまです。
突然スイッチON!ソファやクッションを一心不乱に掘る
急に何かのスイッチが入ったかのように掘り始めるワンちゃんのエピソードも多く寄せられました。
飼い主さんからすると「え、今!?」と思うようなタイミングで始まり、そのまま夢中でホリホリ。
なかには、勢い余って座布団カバーを破ってしまったという声もありました。
遊び・興奮・構ってアピール!気持ちが動くとホリホリする犬も
遊びの途中や興奮したとき、構ってほしいとき、イライラしているときなど、ホリホリが始まるタイミングは十犬十色。
同じ掘る仕草でも、その前後の様子によって意味合いは変わりそうです。
直前に何をしていたか、どんな様子だったかなども、そのときの気持ちを考えるヒントになるでしょう。
庭で何かを探し、おやつは隠す!目的が見えるホリホリも
外では、地面のニオイを嗅いだり、何かを探すように掘ったりする姿が見られました。一方、室内ではおやつやぬいぐるみを隠そうとするコも。
同じ掘る仕草でも、「探す」「隠す」など、目的がはっきり伝わる場面も多くありました。
排泄後や車の中でも!掘る仕草が見られた意外な場面
ほかにも、排泄後や車の中、水の入ったトレイ、出産時など、掘る仕草が見られた場面はかなり幅広くありました。
出産時や暑い時期など、理由はそれぞれ違っていても、ふとした瞬間に犬らしい本能や習性が表れるのが、掘る仕草のおもしろいところなのかもしれません。
犬の掘る仕草は無理にやめさせなくてOK!困るときだけ対策しよう
| こんなとき | 対策例 |
|---|---|
![]() 布団やソファを傷める |
丈夫なカバーや、掘ってもよい毛布・ベッドを用意する |
![]() 庭を何度も掘る |
掘ってもよい場所を作る |
![]() 遊びや刺激が足りなさそう |
散歩や遊び、おもちゃなどで発散する時間を増やす |
![]() 暑そうに地面を掘る |
涼しく休める場所や十分な水を用意する |
そもそも掘ることは、犬にもともと備わっている自然な行動のひとつです。日常生活で困っていなければ、掘る仕草をすべてやめさせる必要はありません。
ただし、ソファや布団が傷んでしまう、庭を掘り返してしまうなど、暮らしの中で困る場合は、掘る理由に合わせて環境を工夫してみましょう。
実際に動物病院グループのVCA Animal Hospitalsでも、掘ってもよい場所を用意するほか、遊びや運動を増やすことなどを、掘る行動への対策として挙げています。(※3)
大切なのは、掘ること自体を一律に禁止するのではなく、「なぜ掘っているのか」を見ながら、その子に合った方法を取り入れることです。
いつもと違うホリホリに注意!こんな掘る仕草は要チェック
ここでは、いつものホリホリと少し違うときに確認したいポイントと、見た目が似ている排泄後の仕草について見ていきます。
急に増えた・やめられない場合は、前後の様子も見ておこう
- 以前より掘る回数や時間が増えた
- 長時間繰り返し、なかなか別の行動へ切り替えられない
- 爪や足を傷めるほど激しく掘る
- 留守番中など、決まった場面で激しく繰り返す
- 掘る以外にも、普段と違う様子が見られる
愛犬が上記のような掘り方をしている場合は、まず「いつ・どんな場面で始まるのか」「どのくらい続くのか」を観察してみましょう。
犬はストレスや不安などがあるとき、同じ行動を繰り返すことがあります。体や心の不調が関係しているケースもあるので注意が必要です。(※1)
いつものホリホリと明らかに違う状態が続く場合は、獣医師へ相談してみてください。その際、掘っている様子を動画で残しておくと状況を伝えやすくなります。
留守番中など飼い主さんがいないときだけ起こる場合は、ペットカメラを使って様子を確認しておくのもよいでしょう。
排泄後に後ろ足で地面を蹴る仕草は、前足のホリホリとは少し別

今回のアンケートでは、「おしっこをした後に地面を掘る」といったエピソードも寄せられました。
もし排泄後に後ろ足で土や芝生を蹴るような動きをしているのであれば、ここまで見てきた前足でのホリホリとは少し異なる行動です。
犬は排泄後、後ろ足で地面をかくことでニオイや跡を残し、マーキングのような役割を果たすことがあります。(※4)
見た目はどちらも「地面を掘っている」ように見えますが、使っている足や直前の行動にも注目すると、違いが分かりやすいでしょう。
愛犬の様子を見ながら「掘る仕草」と上手に付き合おう
寝る前や遊んでいるとき、何かを探しているときなど、犬がホリホリする理由は、そのときの状況によってさまざまです。
掘ること自体は犬にとって自然な行動のひとつ。普段どおりの様子で、暮らしにも困っていなければ、無理にやめさせる必要はありません。
一方、急に回数が増えた、長時間やめられないなど、いつもと違う様子がある場合は、掘る前後の行動や体調にも目を向けてみてください。
愛犬が普段どんなときにホリホリするのかを知っておくことが、その仕草の理由を読み取る一番のヒントになるでしょう。
【アンケート名】
・第1回:犬が地面や布団などを掘るしぐさに関するアンケート
・第2回:愛犬が掘るしぐさをするときの様子に関するアンケート
【調査実施日】
・第1回:2026年8月12日
・第2回:2026年8月14日~8月27日
【回答者数】
・第1回:犬の飼い主さん300名に対し、「愛犬が地面や布団・ベッドなどを前足で掘るようなしぐさをすることがあるか」を調査。
・第2回:第1回アンケートで「よくある」「ときどきある」と回答した方を対象に、愛犬が掘るしぐさをするときの様子について調査。(有効回答数:241名)
【調査方法】インターネット調査
【男性:209名】
- 20代:4名
- 30代:18名
- 40代:64名
- 50代:58名
- 60代以上:65名
【女性:91名】
- 20代:5名
- 30代:23名
- 40代:28名
- 50代:22名
- 60代以上:13名






























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