ピュアロイヤルは、株式会社ジャンプが販売を手掛けるセミモイストタイプの国産ドッグフードです。
ここでは、そんなピュアロイヤルの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Cランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 2.6 |
栄養バランス | 4.4 |
無添加 | 2.5 |
安全性 | 3.2 |
コスト | 0.1 |
内容量 | 600g |
価格 | 3,960円 |
価格/日 | 845円 |
価格/kg | 6,600円 |
カロリー/100g | 275kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ササミ、鶏肉、おから、鮭白子、小麦蛋白、マッシュポテト |
タイプ | セミモイストフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、ピュアロイヤルをCランクと評価しました。
ピュアロイヤルは、数あるセミモイストフードの中でも合成保存料・着色料・発色剤を使わない良好な商品です。
ただ、グリセリンなどほんのわずかな添加物の使用でも嫌だと感じる場合は向きません。
同じ会社の「ドゥロイヤル」には保存料や発色剤が使われているので、これらの添加物だけでも避けたい場合はピュアロイヤルの使用を検討されるといいでしょう。
目次
実際にピュアロイヤルドッグフードを購入してみました!
では、実際に私が購入してみたピュアロイヤルを見ていきましょう。今回選んだのは「チキン」です。小型犬向けとパッケージに書かれていました。
裏面は上記画像のような感じ。原材料や給餌量など、必要な情報がわかりやすく記載されています。
ちなみに、画像中央にあるとおり開封後は要冷蔵です。セミモイストフードなので、保管には十分気をつけたいですね。
さっそく袋を開けると、中には小袋が6つ入っていました。100gずつ6袋となります。
小袋には脱酸素剤が入っており、ピンク色の「酸素検知剤 エージレスアイ」も貼ってありました。
このエージレスアイは、酸素を検知するとピンク色からブルー色に変わるとのこと。輸送や保管の間に、目に見えない小さな穴が空いていないか確認できるようになっています。
試しに未開封と開封後で、エージレスアイの色を比べてみました。未開封はピンク色でしたが、開封後約20分でブルー色に変わっています。
エージレスアイは見えやすい位置にあるため、愛犬にフードを与える前に確認できて安心です。
小袋を開封して中を見てみると、ハムやソーセージに近い香りがしてきました。ツンとするような油クサさはありません。
手のひらにいくつか粒を取り出してみました。油っぽさはほとんどなく、触った感じは柔らかいです。
粒の大きさを見るため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬のために用意しているモグワン、それとピュアロイヤルを比較してみました。
ピュアロイヤルは円筒形で、直径6×長さ8〜12mmくらい。モグワンとはフードのタイプや形状が大きく異なるものの、ピュアロイヤルもモグワンと同じ小粒といった印象です。
ピュアロイヤルドッグフードの原材料と安全性を徹底分析!
次に、ピュアロイヤルの原材料と安全性についてです。ここでは「チキン」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
粗タンパク質 | 25.0%以上 (約38.4%以上) |
粗灰分 | 6.5%以下 |
粗脂肪 | 8.0%以上 (約12.3%以上) |
水分 | 35.0%以下 |
粗繊維 | 2.0%以下 (約3.0%以下) |
代謝エネルギー | 275kcal/100g |
ピュアロイヤルは、製造元が2019年にサルモネラ汚染のあったノースペット社だったということもあり、何かと不安を感じている人もかなり多くいると思います。(参考資料:株式会社ジャンプ「新着情報一覧」)
一時期はピュアロイヤルも販売中止していましたが、その後再販されました。安全対策として「1分ごとの温度管理」や「第三者機関で微生物検査」などを行なっているようです。
ピュアロイヤルにサルモネラ菌等が見つかったわけではありませんが「安全」と謳っているから「安心」と簡単に結び付けてはいけないんだと改めて気づかされました。
まずは、ピュアロイヤルの特徴を簡単にまとめてみました。
- 鮮度の高い畜産品・海産物を厳選。
- 生の肉や魚を使用。
- 有胞子性乳酸菌を配合。
- 添加物の使用は極力抑えている。
- 一般食品工場と同等の衛生管理を行う工場で生産。
- 独自の製法で原材料の加熱工程は一度のみ。
- 殺菌乾燥工程の最高温度は85℃、1分おきに温度管理を実施。
- 第三者機関による微生物検査を全製品・全ロットで行なっている。
ピュアロイヤルを販売する「株式会社ジャンプ」では、人が食べないものほど栄養価値が高く体に良いものがあると考えています。
つまり、ふつうは廃棄処理されてしまうような「おから」や「米ぬか」など、そういった原料をうまく利用して犬の健康にも役立てようという想いがあるようです。
副産物の利用には賛否両論ありますが、ちゃんと目的をもって、質のいい副産物を消化吸収しやすいよう丁寧に加工しているなら決して悪い存在ではないと私は思います。
ただ、他の商品で保存料や発色剤などを使っているのを見ると、ピュアロイヤルは加工の段階で化学性物質をどれくらい使っているのか?というのは気になりますね。
加工の段階で使った添加物は記載しなくてもいいことになっていますから、株式会社ジャンプでは犬のためにどれくらいの取り組みをされているのかはぜひ知りたいところです。
それと、ここで紹介している「チキン」には小麦タンパク/小麦粉が使われています。
もしも小麦の使用が気になる場合は「ラム」「フィッシュ」「超小型犬用」あたりを使用されるといいでしょう。
- ドライフードが苦手な犬。
- お腹の調子が安定しない犬。
- グルメな犬。
- 毛並み・毛艶が悪い犬。
- 安全性の高いセミモイストフードを探している人。
- 主原料に生肉・生魚を使ったセミモイストフードを探している人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
ピュアロイヤルは、気になるところがあるもののセミモイストフードの中でも良好なドッグフードだなと感じました。上記に当てはまる場合は検討してみても良いでしょう。
ピュアロイヤルドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、ピュアロイヤルを実際に愛犬に与えている飼い主さんの口コミ・評判を「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介します。
ピュアロイヤルドッグフードの良い口コミ
ピュアロイヤルドッグフードの悪い口コミ
ピュアロイヤルドッグフードの口コミ・評判まとめ
ピュアロイヤルの口コミを調査したところ、全体的にとても評判の良いドッグフードであることがわかりました。
ただ、製造元がサルモネラ菌問題のあった株式会社ノースペットということもあり、2019年ごろの口コミにはあまり良い意見はありません。
でも、調査した中には「食いつきが良い」「これなら食べてくれる」という声がありました。品質に納得しているという口コミも多いように感じます。
一部の口コミは「製造元の対応が良くない」「価格が高い」というようなものがありました。対応に関しては片方だけの話だと、どんな成り行きだったのかわからないなと思います。
また、価格は人によって感じ方が違うため一概に言い切れません。色々な意見はあるものの、総合すると良い評判が多くあるドッグフードだと感じました。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式オンラインショップ | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 3,960円 | 3,360円 | 3,140円 |
送料 | 3,300円以上で無料 | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでピュアロイヤルを買うのがもっとも安いのか?公式オンラインショップを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ピュアロイヤルドッグフードの購入は楽天がおすすめ!
ピュアロイヤルの価格を調査した結果、楽天が一番安いことがわかりました。
ですが、送料によっては公式オンラインショップやAmazonが安い可能性もあります。購入を検討する際は、複数のサイトを比較するのがおすすめです。
ピュアロイヤルドッグフードの種類と特徴について
ピュアロイヤルには3つのラインナップがあります。それぞれのラインナップごとに特徴を簡単にまとめてみました。
ベーシックタイプのピュアロイヤル
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
チキン | 25%以上 | 8%以上 | 275kcal |
ラム | 19.5%以上 | 8%以上 | 280kcal |
フィッシュ | 16%以上 | 4%以上 | 250kcal |
ピュアロイヤルのベーシックタイプ。小型犬向きで、サイズはすべて600g(100g×6袋)です。この中で小麦を使用しているのはチキンのみ。ラムとフィッシュはグルテンフリーです。
低アレルゲンのピュアロイヤルを使いたい場合は、畜肉・小麦・大豆を使わないフィッシュがおすすめですね。
超小型犬用ピュアロイヤル
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
チキン | 18%以上 | 10.5%以上 | 290kcal |
ラム | 14.5%以上 | 12%以上 | 295kcal |
超小型犬でも食べやすい小粒タイプ。サイズはすべて400g(100g×4袋)です。体が小さい犬に合わせ、通常のピュアロイヤルよりも栄養価をやや高めに設定されています。
ピュアロイヤルベジタブルプラス
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|
トマト | 22%以上 | 7%以上 | 280kcal |
ホウレンソウ | 22%以上 | 8%以上 | 285kcal |
肉・魚・卵・野菜・穀物などがバランスよく含まれているホリスティックフード。超小型犬・小型犬向きで、サイズはすべて600g(100g×6袋)です。
両方とも小麦蛋白が使われているので、小麦アレルギーの犬には控えた方がいいでしょう。
ピュアロイヤルドッグフードのQ&A
ピュアロイヤルドッグフードの取扱店や販売店は?
株式会社ジャンプの公式オンラインショップをはじめ、Amazonや楽天などの通販サイトでも取り扱われています。
ピュアロイヤルドッグフードのお試しサンプルはある?
とくにサンプルを希望したわけではありませんが、ごく稀にもらえる場合があります。
ピュアロイヤルドッグフードまとめ
- ドライフードが合わない犬から好まれやすい。
- 畜産品や海産物は鮮度の高いものを厳選し、肉・魚は生を使っている。
- 有胞子性乳酸菌を配合し、お腹の調子をサポート。
- 独自製法によって加熱は一度のみで、食材の風味や酵素が損なわれないよう配慮。
- 添加物はゼロではないが控えられていて合成保存料・着色料・発色剤は不使用。
- 加工段階で化学性物質をどのくらい使っているのかは気がかり。
- 目的を持って質の良いものを丁寧に加工しているものの副産物が使用されている。
- 小麦が体質に合わない犬は注意が必要。
ピュアロイヤルは、セミモイストフードに使われがちな合成保存料・着色料・発色剤が使われておらず、生の肉や魚を採用している部分は好感が持てるなと感じます。
グリセリンやpH調整剤などわずかな添加物は含まれますが、同社のセミモイストフード ドゥロイヤルより合成添加物を避けて作られていることがわかります。
ただ、他商品は保存料や発色剤などが含まれているため、加工段階でどのくらい化学性物質が使われているのかは疑問です。ここがクリアになればもっと安心感が増すと思いました。
また、賛否両論の副産物が使われていますが、質の良いものを丁寧に加工しているため、私は悪い存在とは思いません。
でも「人が食べないものほど栄養価値が高く体に良いものがある」というピュアロイヤルの考え方に賛同できるかは、飼い主さんによって違うでしょう。
いずれにしても、体質や犬の好みに合わない場合はあります。愛犬に与えるなら少量ずつ様子を見て、体調や食いつきに変化がないかよく観察してください。
ピュアロイヤルドッグフードの基本情報
内容量 | 600g |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 3,960円 |
販売会社 | 株式会社ジャンプ |
公式サイト | https://www.janp-pet.co.jp |