犬用猫用のほか、うさぎや小動物などのフードを手がけるイースター株式会社。そのイースター株式会社から販売されているのが「ケイナイン・トリビュート」です。
国産鶏肉が主原料。合成保存料・合成着色料不使用で、添加物使用にも配慮されています。
そんなケイナイン・トリビュートには3種ありますが、その中で「チキン 小粒タイプ オールステージ」を購入し実物を見てみました。
ここでは、ケイナイン・トリビュートの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Cランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.6 |
栄養バランス | 4.5 |
無添加 | 4.9 |
安全性 | 3.5 |
コスト | 5.0 |
内容量 | 800g、2.4kg |
価格(通常) |
1,075円(800g) 2,428円(2.4kg) ※「チキン 小粒タイプ オールステージ」のAmazon参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 98円 |
価格/kg | 1,012円 |
カロリー/100g | 365kcal以上 |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉、小麦粉、チキンミール、コーングルテンミール、コーングルテンフィード |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、ケイナイン・トリビュートをCランクと評価しました。
安全とは言い難い添加物や曖昧な表記の原材料は見られず、工場の品質管理も徹底されているドッグフードです。
主原料に国産鶏肉を採用し、肉量の配合比を開示しています。この辺りは高く評価できる点です。
でも、残念なことに商品情報が非常に少ないと言わざるをえません。食材の産地や品質グレード、調理方法などがわかるのとわからないのとでは、安心感が違います。
細かい情報が不明なことが気にならず、不安になるような添加物・原材料を避けたいと考える飼い主さんに向いているでしょう。
目次
実際にケイナイン・トリビュートドッグフードを購入してみました!
最初に、私が購入したケイナイン・トリビュートをレビューしていきます。今回選んだのは「チキン 小粒タイプ オールステージ」800gです。
裏面はこんな感じで、商品特徴や給餌量が書いてありました。原材料・栄養価などは側面です。
外袋を開封したのがこちら。ジッパーはありませんが、小袋の小分けになっています。
中の小分け袋を取り出してみました。今回は800gなので、200g×4袋です。2.4kgは800g×3袋です。消費量の少ないご家庭でも、このサイズであれば新鮮なうちに食べ切れるでしょう。
小分け袋からは、お肉の香りがふわっと漂いました。少し油っぽさもあるような香りです。
数粒手に出してみると、やや油のベタベタ感がありました。でも、そこまで違和感を持つほどではありません。
粒サイズを比較するため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬に用意している「モグワン」を、ケイナイン・トリビュートとともに並べました。
円筒形のケイナイン・トリビュート。具体的なサイズは、直径約5〜7×厚さ4〜5mmほどでしょうか。モグワンに比べると、かなり小さく見えます。
これなら、超小型犬やシニア犬でも食べやすいサイズです。
ケイナイン・トリビュートドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ケイナイン・トリビュートの原材料と安全性についてです。この項目では、私が購入した「チキン 小粒タイプ オールステージ」を例に挙げてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
ケイナイン・トリビュートには、特に危険な原料はありませんでした。
たんぱく質 | 29%以上 | リン | 1%以上 |
脂質 | 17%以上 | ナトリウム | 0.3%以上 |
粗繊維 | 4%以下 | ビタミンA | 10,000IU/kg以上 |
灰分 | 9.5%以下 | ビタミンE | 200IU/kg以上 |
水分 | 10%以下 | 代謝エネルギー | 365kcal以上/100g |
カルシウム | 1.2%以上 |
ケイナイン・トリビュートを調査して良いなと感じたのは、安全とは言い難い添加物や曖昧な表記の原材料が見られない点です。
国産鶏肉が主原料というのも安心できます。さらに、肉量の配合比が記載されているのも特徴です(肉量とされている原材料は「鶏肉」「チキンミール」「チキンレバーエキスパウダー」)。
種類別に「オールステージ」40%以上・「インドアドッグ」28%以上・「アクティブシニア」32%以上となっています。
この価格帯のドッグフードに使われがちな「家禽肉」や「(詳細の書かれていない)動物性油脂」といったものもありませんでした。
原材料欄に関しては()書きで詳しく説明されているのも良い部分です。例えば「動物性油脂(牛脂)」といった具合に、どんなものかわかるよう配慮されています。
また、合成保存料・合成着色料不使用というのもプラスの要素です。不安になるような原材料は避けたいと考える飼い主さんにも合わせやすいといえます。
それと、本社・関西工場・都城工場・営業本部はISO9001:2015認証取得しているそう。品質管理においても引っかかるところはありませんでした。
こういった良い点はあるものの、商品情報がとても少ないと感じます。
見える部分に気になるところはないけど、一歩踏み込んだ部分はわからない。不明だから可もなく不可もないとしか言えないなという印象でした。
食の安全性を重視する私としては、食材の産地や品質グレードは知っておきたいです。遺伝子組み換え作物は使われているのか?調理法はどうなのか?など疑問がいくつも挙げられます。
細かい情報が気にならないならあまり問題ではありませんが、もう少し詳しい説明があれば安心感がプラスされるでしょう。
あと、アレルゲンとなりやすい「小麦粉」「コーン」が使われていました。食物アレルギーを意識したい場合は、他フードを検討することも視野に入れると良いと思います。
- これといって食物アレルギーの心配がない犬。
- ビートパルプを摂取してもうんちが硬くなりにくい犬。
- 国産にこだわりたい人。
- 価格の安いドッグフードを探している人。
ケイナイン・トリビュートには、良いなと思えるところがいくつもありました。でも、不明点が複数見つかったのが残念です。
もう少し、商品の透明性に力を入れてくれたらなと感じました。
ケイナイン・トリビュートドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
それでは、ここからは実際にケイナイン・トリビュートを愛犬に食べさせている方たちの口コミをご紹介していきます。
ケイナイン・トリビュートドッグフードの良い口コミ
ケイナイン・トリビュートドッグフードの悪い口コミ
ケイナイン・トリビュートドッグフードの口コミ・評判まとめ
ケイナイン・トリビュートの口コミを調査したところ、良い内容・悪い内容どちらもあるドッグフードだと感じました。口コミ内容は「食いつき」「価格」関連のものが多い印象です。
最も多かったのは「よく食べる」「こちらなら食べる」といった声。これは、良い口コミ・悪い口コミどちらにもみられた内容で、嗜好性に満足している飼い主さんが多いようです。
悪い内容もちらほら見受けられ「食べない」「価格が高い」との声もありました。食べる・食べないの声が対立していましたが、全体数としては「食べる」が目立っています。
それと、価格に関しては人によって、感じ方が様々なのでなんとも言えません。ただ、他のドッグフードより「価格が高い」という口コミ件数は多いように思います。
値上げされたことも悪い口コミへと繋がったようですね。
ケイナイン・トリビュートには良い内容・悪い内容どちらもあり、一言で「こうだ」とは表しにくいですが、食いつきに満足している飼い主さんは多くいました。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - |
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送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでケイナイン・トリビュートを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ケイナイン・トリビュートドッグフードの最安値は楽天!
ケイナイン・トリビュートの最安値を調査したところ、楽天の800gが一番だとわかりました。公式サイトでは通販を行っていません。
最安値は楽天でしたが、2.4kgの場合はAmazonの方が安いです。送料によっても変わるので、購入を検討するなら複数ショップを見てからが良いでしょう。
ケイナイン・トリビュートドッグフードの種類と特徴について!
犬用ケイナイン・トリビュートには、3つの種類があります。種類別の栄養価と特徴について、下記にまとめてみました。
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
チキン 小粒タイプ オール ステージ |
29%以上 | 17%以上 | 365kcal 以上 |
チキン 小粒タイプ インドア ドッグ |
20%以上 | 8%以上 | 320kcal 以上 |
チキン 小粒タイプ アクティブ シニア |
24%以上 | 11%以上 | 330kcal 以上 |
犬用ケイナイン・トリビュートは、全て総合栄養食のドッグフードです。小粒のみのラインナップとなります。
各々の肉量配合比は「オールステージ」40%以上・「インドアドッグ」28%以上・「アクティブシニア」32%以上です。
「オールステージ」の栄養価が最も高く「アクティブシニア」より「インドアドッグ」の方が低めの栄養価となります。
「インドアドッグ」はその名のとおり、室内でゆっくり過ごす犬向けですが、タンパク質・脂質ともにかなり低めです。この点は留意しておきましょう。
ケイナイン・トリビュートドッグフードのQ&A
ケイナイン・トリビュートには、犬用のほかに猫用もある?
ケイナイン・トリビュートは子犬に与えられる?
それと、離乳前は与えられません。この点もご留意くださいね。
ケイナイン・トリビュートドッグフードまとめ
- 国産鶏肉が主原料で安心。
- 肉量の配合比が種類ごとに記載されていて扱いやすい。
- 合成保存料・合成着色料が不使用で、犬の体にとって優しい。
- 健康維持サポートのため、乳酸菌・オリゴ糖・DHA/EPAなどを配合。
- 小分け袋に分かれているため、新鮮な状態を維持しやすい。
- 本社・都城工場などはISO9001:2015認証取得し、品質管理を徹底。
- ビートパルプが体質に合わないなら注意が必要。
- 細かい情報がほとんどなく、やや不安が残った。
- 小麦粉やコーン使用のため、食物アレルギーが気になる場合は他の検討も重要。
ケイナイン・トリビュートの実物を手に取ってみて、曖昧な表記の原材料や不安を感じるような添加物が使われていないことには、好感が持てました。
国産鶏肉を主原料にしていたり、肉量の配合比が記載されていたりするのは良い部分です。それと、合成保存料・合成着色料不使用なのもプラスです。
健康維持サポートとして全種類に配合されているのが、乳酸菌・オリゴ糖・DHA/EPA・月見草オイル。これらを日々摂取できるのも魅力といえます。
工場の品質管理も徹底されており、この価格帯の中では頑張っているなと感じました。良い点もあっただけに、細かい商品情報が薄かったことは残念でなりません。
私が知りたいなと思うのは、食材の産地や品質グレード、調理方法といった商品の基本情報です。商品の透明性が上がれば、かなり印象が変わるフードでしょう。
ケイナイン・トリビュートドッグフードの基本情報
内容量 | 800g、2.4kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 |
1,075円(800g) 2,428円(2.4kg) ※「チキン 小粒タイプ オールステージ」のAmazon参考価格 |
販売会社 | イースター株式会社 |
公式サイト | https://www.yeaster.co.jp |