テレビCMも長く放送されていて、スーパーやホームセンターでも多く販売されているシーザー。
ドライタイプ・スナックタイプの2種類とトッピングタイプがあり、ウェットタイプではトレイタイプ・パウチタイプの5種類があります。
犬の「食べる楽しみ」のため、原材料にこだわり厳選された素材のみを使っているドッグフードです。
ウェットタイプも人気ですが、今回はドライタイプに注目しました。実際に購入して、粒の香りや大きさなどを細かく確認しています。
ここでは、シーザードッグフード(ドライタイプ)の原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Eランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 2.7 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 2.9 |
安全性 | 2.2 |
コスト | 5.0 |
内容量 | 700g、1.5kg、3kg |
価格 | 798円(700g) 1,262円(1.5kg) 2,682円(3kg) ※Amazon参考価格 |
価格/日 | 89円 |
価格/kg | 894円 |
カロリー/100g | 355kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | チキンミール、小麦、さとうもろこし |
タイプ | ドライタイプ |
対応年齢 | 成犬用 |
原産国 | オーストラリア |
当サイトは、シーザーをEランクと評価しました。世界的研究所と開発していることもあり、栄養バランスの面に違和感はありません。
有名ドッグフードなので、通販だけではなくスーパーやホームセンターで手軽に買える安心感も良い点です。
粒のサイズにもこだわっていて超小型犬でも食べやすいため、ふやかす手間が省けるのもいいですね。
良い点もあるのですが犬の健康にとっては疑問のある原材料がいくつか使われていました。
健康を重視したい場合は少し考えてしまいますが、その分リーズナブルな価格設定となっているようです。
目次
実際にシーザードッグフード(ドライ)を購入してみました!
それでは、実際に購入したシーザーを見ていきたいと思います。今回は「チキンと4種の農園野菜入り(小粒)700g」にしました!
パッケージの裏面↑はこんな感じです。商品の特徴や粒のサイズがわかりやすく記載されています。
さっそく中を開封していきましょう!
口を開けるとしっかりしたジップがありました。
ドッグフードの香りは、スナック菓子に葉物野菜が少し混ざったような感じがします。全体的に強めな香りです。
数粒手に取り出してみると、結構小さめな感じがします。同じシリーズで超小粒もありますが、今回購入した小粒でもかなり小さいなという印象です。
油っぽさについては、若干手につく程度でギットリまではしません。
どのくらいのサイズか比較するため、1円玉と私がいつも食べさせているモグワンの粒を並べてみました。
シーザーの直径は約8〜10mmで厚さも薄めな感じがします。これなら口の小さな犬種でも問題なく食べられそうです!
それでは次に、シーザーの原材料と安全性についても調査したいと思います。
シーザードッグフードの原材料と安全性について評価!
続いて、シーザーの原材料と安全性についてです。今回は「チキンと4種の農園野菜入り(小粒)」を調査してみました!
あくまで私の基準ですが、何を使っているのかよく分からない原料や、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
タンパク質 | 25.0%以上 | 灰分 | 10.0%以下 |
脂質 | 12.0%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
粗繊維 | 4.0%以下 | 代謝エネルギー | 355kcal/100g |
シーザーの栄養バランスには、特にこれと言って違和感がありません。
ペット栄養学の世界的権威である「ウォルサム研究所」の獣医師や学者と開発しているというだけあって、良い栄養バランスだなと感じました。(公式Youtube参照)
シーザーは「成犬用」「11歳〜」「14歳〜」とライフステージ別に分かれていて、その時々に合わせて選べるのも良い点です。
また、小さめの粒もあるため、小型犬が食べやすいサイズがあるのもポイントですね。
でも、気になる原材料がいくつか含まれていました。それと「類」のように、曖昧な表記があるのも引っかかります。赤文字で表示した家禽類・BHA・BHTは、特に気になる原材料です。
公式サイトを見ても詳細は書かれておらず、詳しいことはわかりませんでした。
そして、穀類や野菜の表記が多めで、お肉との割合も気がかりです。
とは言っても、リーズナブルな価格で栄養面に問題は無く、使い切ってもスーパーやホームセンターですぐ買えるという安心感があります。
栄養バランスや価格を重視したい場合に向いているドッグフードだと感じました。
- 食物アレルギーがない犬。
- シニア向けがあるドッグフードを探している人。
- ドッグフードの価格を抑えたい人。
気になる原材料はあるものの、上記に当てはまる場合は検討しても良いと思います。
シーザードッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、実際にシーザーを愛犬に食べさせている方たちの口コミをご紹介していきます。
シーザードッグフードの良い口コミ
シーザードッグフードの悪い口コミ
シーザードッグフードの口コミ・評判まとめ
シーザー(ドライタイプ)の口コミを、SNSや商品ページの書き込みを中心に集めました。総合的に見ると、シーザーの評判は良い口コミ・悪い口コミが同じ位の数だなと思いますね。
良い口コミで多く見受けられたのは「食いつきが良い」「ウンチに異変が無い」というもので、フードの好みが激しい子でも食べたというケースも見受けられます。
犬の「食べる楽しみ」を追求されているだけあって味に定評があるようです。
そして、悪い口コミで多かったのは「ニオイが強い」「原材料が気になる」という声でした。私自身もニオイは強めかなと思いましたが、感じ方によって変わりやすい部分でもあります。
また、原材料については「原材料と安全性について」の項目でも触れた通り、個人的に気になるものが使われていました。
原材料の良い悪いは、個人の考えにもよって違うため一概には言えませんが、気になる人もいるようです。
ウンチが柔らかくなったという声もあったため、シーザーに切り替える時は少量ずつ様子を見るのが良いでしょう。
【シーザーの最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | 798円(700g) 1,262円(1.5kg) 2,682円(3kg) |
798円(700g) 1,579円(1.5kg) 2,471円(3kg) |
送料 | - | 無料 | ショップによって異なる |
どこでシーザーを買うのがもっとも安いのか?公式サイトと大手通販サイトのAmazon・楽天を比較してみました。
公式サイトには通販が無く、Amazon・楽天・ペイペイモールへのリンクがある形です。
シーザードッグフードはAmazonが激安!
シーザーはAmazonで購入するのが激安でした!とは言っても、楽天との差はほぼ送料のみです。
購入金額によって送料無料になる場合は、楽天の方が安い場合もありますので複数ショップを確認した方が良いでしょう。
シーザードッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | シーザー(チキンと4種の農園野菜入り 小粒) |
---|---|---|
主原料 | チキンミール、小麦、さとうもろこし | |
穀物 | 小麦、さとうもろこし、とうもろこし | |
タンパク質 | 25.0%以上 | |
脂質 | 12.0%以上 | |
代謝エネルギー(100gあたり) | 355kcal | |
内容量 | 700g、1.5kg、3kg | |
価格 | 798円(700g) 1,262円(1.5kg) 2,682円(3kg) |
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当サイト評価 | Eランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとシーザーの2つには、どんな違いがあるのか比較してみました。
モグワンとシーザーを比べると、どちらも方向性が全く違うのかなと感じます。
2つの特徴をざっくりまとめるなら、モグワンは安全性を念頭に置いて「スチーム低温加熱調理」や「輸送時の温度管理」まで行なっているんです。原材料に曖昧な表記もありません。
それに対してシーザーは、多くの人が手を取りやすいよう「栄養バランスの充実」や「リーズナブルな価格」が念頭に置かれているように思いました。
シーザーは取扱店も幅広く、スーパーやホームセンターなどで手軽に買えるのも安心感に繋がります。
とは言っても、シーザーには気になる原材料が使われているという点もあります。このように、ドッグフードの方向性が違うので、両者を比較することは難しいです。
そのため、明確な原材料や添加物不使用にこだわりたい場合はモグワン、リーズナブルな価格やすぐに買える安心感を重視するならシーザーが良いでしょう。
シーザードッグフードのQ&A
シーザードッグフードの販売会社はどこですか?
シーザー(ドライ)は子犬に与えられますか?
シーザーにはドッグフード以外にキャットフードもありますか?
シーザーではなく、シーバの間違いだと思います。シーバは同じ会社から販売されていて、公式サイトはhttps://sheba.jpです。
シーザードッグフードまとめ
- 獣医師や学者と開発していて、栄養バランスが充実しており安心。
- 小粒タイプは約8〜10mmと小さめで、口の小さな犬種にも向いている。
- ライフステージ別に分かれており選びやすい。
- 同ブランド内にウェットフードやトッピングなど、種類が豊富で便利。
- スーパーやホームセンターでの取り扱いが多く、手軽に購入できる。
- 原材料欄に曖昧な表記があるのは気になった。
- 安全とは言い難い化学合成物質が含まれているのは懸念が残る。
- 小麦やとうもろこしが犬の体質に合わない場合は控えた方が無難。
有名ブランドのシーザーは、世界的なペット栄養学の研究所と開発しており、栄養バランスが充実しているのも特徴です。最新の栄養学を重視したい人も手に取りやすいでしょう。
実際に購入してみて、粒サイズにもこだわっているんだなと感じました。成犬用/11歳〜/14歳〜のライフステージ別に分かれているのも選びやすいです。
ですが、私はどうしても「曖昧な表記の原材料」と「安全とは言い難い合成物質」が含まれているのは気になりました。個人的には、疑問が残るものだと思っています。
「家禽類」だと曖昧な表記のため、何の動物がどんな状態で使われているのか?が不明で消費者側からは全く見えません。なので、もう少し具体的な説明があると良いですね。
また、安全とは言い難い化学合成物質BHA・BHTは、フードの品質や見た目を保つために重要なものかもしれません。でも、犬の健康とは関係ないと私は考えています。
シーザーは、栄養バランスがとても良くリーズナブルであるものの、気になる部分がいくつかあるなと感じるドッグフードでした。
シーザードッグフードの基本情報
内容量 | 700g、1.5kg、3kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 798円(700g) 1,262円(1.5kg) 2,682円(3kg) ※Amazon参考価格 |
販売会社 | マースジャパン リミテッド |
公式サイト | https://www.cesar-club.com/jp |