238商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

犬用アニモンダ「インテグラプロテクト」の口コミ&評判!安全性は?

2つの疾患に同時に対応できるよう開発された特別な食事「インテグラプロテクト」。ドイツのアニモンダ社が製造販売を手掛ける、獣医師開発の特別療法食です。

ここでは、そんなインテグラプロテクトの評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。

項目 詳細
商品ランク Aランク
※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。
原材料 5.0
栄養バランス 5.0
無添加 5.0
安全性 5.0
コスト 1.0
内容量 700g、4kg
※ニーレン(腎臓ケア)の場合
価格 2,750円(700g)
9,350円(4kg)
目的 療法食
主原材料 ライス、コーン、鳥タンパク(乾燥)
タイプ ドライフード
対応年齢 全年齢対応
原産国 オーストリア
  • ※価格は全て税込です。
    ※この製品は体調や病期に応じた食事療法を目的とした栄養補助食品です。栄養素の不足や過剰摂取は獣医師に判断してもらい指示に従ってください。
編集部からの評価

当サイトは、インテグラプロテクトをAランクと評価しました。

インテグラプロテクトは厳しい基準をクリアした原料(人間用の食品と同等基準の原料)のみを使用し、人工着色料・人工保存料などの添加物に頼っていません。

なかなかこういった療法食がないので、インテグラプロテクトはとても貴重な存在でしょう。

質が良いだけにお値段は高めになりますが、愛犬の状態と好みにさえ合えばぜひ利用しておきたい療法食と言えます。

療法食のため、使用する際は必ず獣医師に確認をした上で愛犬に与えるようにしてください。

実際にアニモンダ「インテグラプロテクト」を購入してみました!

それでは、実際に購入したアニモンダ「インテグラプロテクト」を見ていきましょう。今回は「ニーレン(腎臓ケア)」700gをピックアップしました。

裏面はこんな感じで、日本語は一番下に書かれています。

賞味期限は裏面下部です。日付の順番が日本とは違い「日/月/年」となります。上記画像の商品だと、2024年6月3日までです。

続いてパッケージを開封すると、ジッパーがついていました。700gにもジッパーがついているのは嬉しいですね。

内側を覗くと、チキン系のスナック菓子に近い香りがしてきました。ニオイ自体は強めな感じです。

数粒手に出してみました。粒は軽い感じですが、やや油っぽさがあります。

粒サイズを比べるため、1円玉と私がいつも愛犬に用意しているモグワン、インテグラプロテクトを並べました。インテグラプロテクトは小判型で、長さ約10×幅7×厚さ5mmほど。

モグワンより若干小さめな印象ですが、インテグラプロテクトの方が厚さがあります。口コミに「粒が大きい」といった声があったのは、この厚さが一因かもしれません。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の原材料と安全性について評価!

※上記画像は旧パッケージですが、下記は現在の最新情報です。

次に、インテグラプロテクトの原材料と安全性についてです。ここではドライフードの「ニーレン(腎臓ケア)」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。

あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。

インテグラプロテクトには、特に危険な原料はありませんでした。

ライス、 コーン、 鳥タンパク(乾燥)、 鳥脂肪、 牛脂、 ビートパルプ、 加水分解鳥タンパク、 鳥レバー、 サーモンオイル、 亜麻仁、 卵(乾燥)、 フラクトオリゴ糖、 炭酸カルシウム、 イースト、 塩化カリウム、 ユッカシジゲラ、ミネラル類、ビタミン類
※タンパク源:加水分解鳥タンパク、鳥肉粉(低灰分)、乾燥全卵

栄養添加物(1kgあたり):ビタミンA 15000IU、ビタミン D3 1200IU、硫酸銅五水和物 4.5mg、酸化亜鉛 60mg、酸化マンガン 6mg、ヨウ化カルシウム 1.6mg

タンパク質 16% リン 0.4%
脂肪 20% ナトリウム 0.2%
粗繊維 2% カリウム 0.6%
粗灰分 4.5% リノール酸 2%
水分 8% カロリー 416kcal/100g
カルシウム 0.7%

インテグラプロテクトは、必要最低限の原料を使った本当にシンプルな療法食です。

原料もすべて人間の食用と同等レベルのものだけを使い、安全とは言い難い添加物や中国産原料を含んでいません。安心して利用できる内容です。

まずは、インテグラプロテクトの特徴をザックリと見ていきましょう。

  • 人間の食用と同等レベルの食材のみを使用。
  • 検査で問題のなかった健康な動物の肉のみを厳選。
  • 肉は新鮮なうちに処理加工し副産物(羽毛・皮・角・毛・くちばし・爪)は使わない。
  • 人工着色料・人工保存料・人工酸化防止剤を使わず、犬の健康にやさしい。
  • 大豆・中国産原料・遺伝子操作された材料は不使用。
  • IFS/BRC品質基準に従って認証された工場で生産されている。
  • 食欲不振になることを考え、多彩なバリエーションを用意。

なかなかここまで徹底されている療法食はないですから、だからこそ長く愛されてきているのだと思います。

一部商品に使われているビートパルプについては、日本総代理店のジャーマンペット株式会社に問い合わせてみました。

明確な回答はできないそうですが「製造時の化学物質使用の可能性は低いと思われる」とのこと。ハッキリとはしないものの、誠実に伝えてくださる姿勢は安心できるなと思いました。

公式サイトには「粘膜の細胞の代謝に必要な量だけを加えている」と説明もあるため、むやみにビートパルプを使っているわけではないこともわかります。

また、以前は原材料欄 栄養添加物に「3a672a」「3a671」など、ビタミン類にEU表記が使われていましたが、2023年2月からは日本語表記へ変更されています。

私が今回購入した商品はまだ旧表記だったものの、原材料や量に違いはありません。

ちなみに、ビタミン類の日本語表記は公式サイト「よくある質問」に記載されているので、購入した商品が旧表記だった場合は見てみるのも良いでしょう。

ただ、インテグラプロテクト全般にアレルゲンとなりやすい原料の使用が目立ちます。

商品別に原材料は異なるものの「鶏肉(鳥肉の中に含まれている)・コーン・ポテト・卵」のいずれかが使われている商品がありました。

使用前に原材料をよく確認するのはもちろんのこと、気になる場合は比較的アレルゲンとなりやすい食材が少ないウェットフードを使用してみるといいかもしれません。

いずれにせよ、他の療法食からインテグラプロテクトに切り替える時、あるいは療法食の購入を検討している時は、必ずかかりつけの獣医師に相談をした上で使用してください。

インテグラプロテクトはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 獣医師から療法食を使用するよう指示が出ている犬。
  • 他社の療法食からの切り替えを検討している人。
  • ウェットフードもある療法食を探している人。
  • 安全性の高い療法食を探している人。

インテグラプロテクトを調査してみた結果、安全性・品質ともに徹底しているのが印象的でした。体質に合わない食材がなければ、検討してみても良いでしょう。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の口コミや評判ってどうなの?

次に、インテグラプロテクトを愛犬に与えている飼い主さんの口コミをご紹介します。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の良い口コミ

雑種犬15歳 / メス
5.0
【腎臓ケアのドライフード】シニア犬には少し粒が大きいかなと感じましたが、愛犬はまったく気にせず喜んで食べています。アニモンダに変えてから適度に水分摂取量が増え、腎臓の数値(BUN,cre共に)も安定してきました。さすが評判がいいだけあります。
トイ・プードル13歳 / オス
5.0
【腎臓ケアのドライフード】病院から腎臓食に変えるように言われ、これまでいろんなフードを試しました。合わないで吐いてしまうことも多く、おいしくないのか全然食べてくれなかったりと大変でしたが、こちらに変えてからは毎日おいしそうに食べてくれています。吐くこともありません。
シェルティー12歳 / メス
4.5
【胃腸ケアのウェットフード】年齢が高くなり、だんだん消化器官が弱ってきたようでお腹を壊す頻度が増えていました。こちらは味もいいのか食いつきも非常に良く、お腹を壊すことがありません。少し続けてみようと思います。
ミニチュア・シュナウザー10歳 / メス
5.0
【アレルギーケアのドライフード】我が子はお腹が弱いのかと思っていたのですが、このフードに切り替えたら調子が良くなりました。材料の種類・質ともに、とても信頼できると感じています。
ゴールデン・レトリバー9歳 / オス
4.0
【アレルギーケアのドライフード】シュウ酸カルシウム結石のために購入しました。某会社のフードとph数値が変わらずでしたが、この商品に変えて少し良くなりました。まだかゆみは治まっていないようなので、もう少し様子を見てみます。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の悪い口コミ

雑種犬11歳 / オス
2.0
【腎臓ケアのドライフード】食いつきは良かったです。しかし、5回目辺りから食べなくなりました。腎臓系のフードは何やっても途中で食べなくなってしまっていたから、これもかという感じです。アレルギーは出なかったです。
ポメラニアン10歳 / メス
1.5
【腎臓ケアのドライフード】こちらのウェットは以前食べていてくれたので、ドライフードも購入してみました。が、一粒も食べてくれません。ウェットより少し匂いがきつい感じです。
チワワ16歳 / オス
2.5
【腎臓ケアのドライフード】小型犬には粒が大き過ぎますね。完食はしましたが、とても食べづらそうで半分くらいは丸飲みしてました。うちの子はまだ少し歯があるのでいいですが、歯のない子や噛む力がない子にはふやかすか、ウェットタイプにしないと無理っぽいです。
ヨークシャー・テリア16歳 / オス
2.0
【腎臓ケアのドライフード】粒がもう少し小さければ助かります。我が家ではいつもペンチで4等分にしています。でも他に安心できる腎臓ケアフードがないので、とりあえず食いつきもいいアニモンダに落ち着いている感じです。今度はウェットフードも試してみます。
柴犬12歳 / メス
2.5
【胃腸ケアのウェットフード】わりと固めです。食べごたえのある感じなので、歯の少ないうちの柴犬はお気に召さないようです。ミキサーにかけて食べさせています。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の口コミ・評判まとめ

インテグラプロテクトの口コミを調査したところ、非常に評判のいい療法食だなと感じました。圧倒的に腎臓ケアシリーズ(ニーレン)の口コミが多いですね。

「ドライフードの粒が大きい」「匂いがキツイ」等のマイナス評価もありましたが、反対に「この腎臓ケア食ならよく食べる」といった声もとても多かったような気がします。

もし愛犬にインテグラプロテクトを考えている場合は、ぜひ一度、通販サイト(楽天やAmazonなど)にある口コミを参考にしてみるといいでしょう。

【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!

公式サイト Amazon 楽天
初回購入
定期購入
通常購入
2,750円(700g)

9,350円(4kg)
2,750円(700g)

9,350円(4kg)
送料 5,500円以上は無料 店舗により異なる

どこでアニモンダ「インテグラプロテクト」を買うのがもっとも安いのか?公式オンラインショップを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の価格はどこも一緒!

調査したところ、インテグラプロテクトの価格は公式サイト・楽天ともに同じであることがわかりました。送料の仕組みだけが異なります。

Amazonにはドライフードの取り扱いがありません。

より安全に、そして確実に正規品を受け取りたい場合は、公式オンラインショップの「ジャーマンペット」を利用されるといいでしょう。

アニモンダ「インテグラプロテクト」のウェットフードの評判は?

結論から言いますと、インテグラプロテクト ウェットフードの評判はかなり良いなと思いました。

同じアニモンダ社の「グランカルノ」もそうですが、アニモンダ社が作るウェットフードはどれもレベルが非常に高いと私も感じています。

なぜそう感じるのか?というと、アニモンダのウェットフードに使われている原料が人間用と同等レベルの食材だからです。お肉も新鮮なうちに処理加工されています。

さらに副産物や遺伝子組み換え食品不使用、缶詰によく使われる保存料や増粘安定剤なども一切含まれていません。

インテグラプロテクトの場合は特定の疾患に必要な栄養素が最低限加えられただけで、あとは余計なものが入っていない本当にシンプルな仕上がりとなっています。

どんなグレードの原料かわからない療法食に手をつけるより、愛犬の健康状態にさえ合えば、インテグラプロテクトのような安全性の高い商品を視野に入れることをおすすめしたいです。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の種類と特徴について

アニモンダ「インテグラプロテクト」には、全部で3つの疾患・トラブルに対応した療法食があります。それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

商品名 特徴
腎臓ケア 慢性腎不全に対応した療法食。
タンパク質とリンの含有量が抑えられており、長く食べ続けられるよう良質な素材を使って嗜好性も高めになっています。
胃腸ケア 急性の下痢が起きやすい犬のために開発された療法食。
消化しやすい原料で作られており、同時にストルバイト結石の形成を防ぐ内容となっています。
アレルギー
ケア
食物アレルギーを抱える犬・食物不耐性(痒み/下痢)を抱える犬に対応した療法食。
動物性タンパク質と植物性タンパク質をそれぞれ1つに絞られています。

どのシリーズもドライフードとウェットフードの2タイプがあり、ドライフードが苦手な子でもインテグラプロテクトを続けやすいよう工夫されているんです。

同じアニモンダ社の「グランカルノ」については以下の記事で評価しています。(グランカルノのドライフードシリーズは販売終了商品です。)

以前は「関節ケア」と「肥満ケア」もありましたが、2019年5月ごろ本国での製造終了に伴いなくなりました。

アニモンダ「インテグラプロテクト」のQ&A

アニモンダ「インテグラプロテクト」の賞味期限は?

アニモンダ「インテグラプロテクト」の賞味期限は、ドライフード・缶詰ともに製造日から約2年です。

人工保存料・人工酸化防止剤など不使用なので、保管時は直射日光の当たらない涼しい場所に置くのが安心ですね。

開封後はドライフードなら1ヶ月を目安に、缶詰なら冷蔵庫に保管のうえなるべく早めに使い切ると良いでしょう。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の正規品取扱店や販売店は?

アニモンダ「インテグラプロテクト」の正規品を取り扱っている店舗は、アニモンダ公式サイトの「販売店一覧」で確認できます。

アニモンダ「インテグラプロテクト」のまとめ

インテグラプロテクトのまとめ
  • 獣医師が開発に携わっていて信頼できる。
  • 人間の食用と同等レベルの食材のみを使っており安心。
  • 健康な動物の肉のみを厳選し、新鮮なうちに処理加工し品質維持。
  • 生肉の配合割合を高くして、消化吸収をサポート。
  • 人工着色料・人工保存料・中国産原料・副産物など不使用で犬の体にやさしい。
  • 食物アレルギーに配慮したグルテンフリー(腎臓ケアの場合)。
  • IFS/BRC品質基準に従って認証された工場で生産し衛生管理を徹底。
  • ドライフードのほか、ウェットフードも豊富にあり食べ飽きないように工夫。
  • アレルゲンとなりやすい原料の使用が目立つため、合わない食材がある犬は注意が必要。

インテグラプロテクトは、療法食の中でも品質や安全性をとくに重視しているなと感じました。人間の食用と同等レベルの食材を使っているところからも伝わります。

使用する動物の肉は、全て健康に問題ないことが確認されたもののみを厳選し、新鮮なうちに処理加工しているんです。副産物は一切使いません。

人工着色料・人工保存料・人工酸化防止剤などの安全とは言い難い添加物はもちろん、大豆・中国産原料・遺伝子操作された材料まで不使用です。

神様
大豆を使わない理由は「遺伝子組み換え大豆の混入を防ぐことが困難なため」とのことじゃぞ。細部まで徹底しているのがわかるのじゃ。

今回調査してみて印象的だったのは、公式サイトの「よくある質問」に細かく回答されていることです。ありがちな質問から、非常に細かい疑問まで丁寧に説明されていました。

療法食は獣医師に相談してから利用するフードとはいえ、与えるうえで細かい疑問は出てくるものです。それに対して、丁寧に答えてくれているのは良い点です。

ただ、グルテンフリーなのは良いものの、アレルゲンとなりやすい原料の使用は目立ちました。なので、原材料欄をよく見て、体質に合わない食材がないかよく確認すると安心です。

インテグラプロテクトほど品質や安全性を徹底している療法食は珍しく、貴重な存在だと思いました。愛犬が慢性腎不全を抱えているなら、一度試してみても良いでしょう。

アニモンダ「インテグラプロテクト」の基本情報

内容量 700g、4kg
※ニーレン(腎臓ケア)の場合
初回購入価格
定期購入価格
通常価格 2,750円(700g)
9,350円(4kg)
日本総代理店 ジャーマンペット株式会社
公式サイト https://animonda.co.jp/
この記事のURLをコピーする

ドッグフード選びに迷った場合はどうしたら良い?

ドッグフードの神様では、全部で238商品のドッグフードの成分分析を徹底的に行い、どのドッグフードにどれぐらいの危険性があるかという安全面やコストパフォーマンスなど、多角的な視点からSランク~Fランクの格付けを行っています。

ドッグフード選びに迷った際は、ぜひ一度チェックしてみてください♪

【全238商品】ドッグフードの総合ランキングを見る