日本で最も優れた柴犬ブリーダーにも選ばれた、柴犬専門店 京都ダイゴ犬舎のドッグフードが「ネイティブドッグ」です。
「50年の歴史を持つブリーダーが愛用する食事から生まれた」というフードで、対象犬だけではなく子孫の安全性までも重視しています。
ネイティブドッグには4つのシリーズがありますが、今回は定番のプレミアムチキンシリーズ「成犬用」を購入し、どんな商品なのか確かめてみました。
ここでは、ネイティブドッグの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.9 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.7 |
コスト | 5.0 |
内容量 | 800g、3kg、6kg、12kg、18kg |
価格(通常) |
1,012円(800g) 3,574円(3kg) 5,795円(6kg) 9,995円(12kg) 13,782円(18kg) ※公式サイト参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 69円 |
価格/kg | 766円 |
カロリー/100g | 390kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉、とうもろこし、えん麦、コメ |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 子犬用/成犬用 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、ネイティブドッグをBランクと評価しました。開示されている情報は多くないものの、わかる範囲に取り立てて気になる部分はありません。
実物に触れてみても、不安に思うような部分はなかったです。安全とは言い難い添加物・曖昧な表記の原材料なども見られませんでした。
ネイティブドッグの考え方として、栄養バランスと続けやすい価格を確立するため、高級食材は使わない方法をとっています。
プレミアムさを求める人にとっては物足りないかもしれませんが、食材のグレードや調理の方法などが不明でも気にならない人にとっては心強い存在でしょう。
目次
実際に「ネイティブドッグ」ドッグフードを購入してみました!
それでは、今回私が購入したネイティブドッグをレビューしていきます。私が選んだのは、プレミアムチキンシリーズ「成犬用」3kgです。
真空パックに見えますが、空気を抜いているためにそう見えるだけなのだそう。上記画像よりも空気が入っている場合もあるようです。
裏面はこんな感じで、原材料や成分値などが書かれています。賞味期限は左上側にありました。
早速開封してみたところ、しっかりしたジッパーがついています。袋も自立するので保管しやすいです。
袋の中身を覗いてみると、チキン系の香ばしい香りが広がります。香りの強さはまずまずですが、鼻につくほどではありません。
いくつか手のひらに取り出してみたのがこちら。やや油っぽい感じがするものの、これは「吹付け成分を乾燥させる工程を省略している」ためとのこと。
製造から届くまでの期間が短いからこそ、香りがしっかりと感じられ、油っぽさも残っているそうです。とはいっても、香りも油感も気になるほどではないので問題ないでしょう。
粒の大きさを比較するため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬に用意しているモグワン、それとネイティブドッグを定規とともに並べました。
ネイティブドッグは多少形にバラつきがありますが、だいたいが小判形。縦約5〜8×横8〜10×厚さ3〜5mmほどです。小粒のモグワンと並べると、同じか若干小さく見えます。
小粒好きな犬や口の小さな犬種でもスムーズに食べられるでしょう。
「ネイティブドッグ」ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ネイティブドッグの原材料と安全性についてです。ここでは、私の選んだプレミアムチキンシリーズ「成犬用」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
ネイティブドッグには、特に危険な原料はありませんでした。
たんぱく質 | 25.0%以上 | 粗灰分 | 8.5%以下 |
脂肪 | 15.5%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
粗繊維 | 4.5%以下 | 代謝エネルギー | 390kcal/100g |
ネイティブドッグを調査してみて、取り立てて不安に感じるような要素もなく、良好なドッグフードだなと感じました。
元々は、ブリーダーが愛用する食事から生まれて、仲間内にすすめていたフード。それを、大勢の人が手軽に購入できるようにと、インターネット販売を開始した経緯があります。
ちなみに、京都ダイゴ犬舎は柴犬専門ですが、ネイティブドッグは全犬種対応です。まずは、プレミアムチキンシリーズ「成犬用」の主な取り組みを下記にまとめてみました。
- 坂道や舗装の多い日本で暮らす愛犬に向けて作られている。
- 乳酸菌を配合。
- 合成着色料・保存料無添加。
- 小麦・中国産原料不使用。
- 国際的な認証を取得している工場で製造。
- 3kg以上の内容量でも、全て3kgごとに包装。
ネイティブドッグは、こういった特徴があるんです。前提として、栄養バランスと続けやすい価格のどちらも両立できるよう、高級食材はあえて使わない考えを持っています。
オーガニックやヒューマングレードには囚われず、経験を元にして現在の形へと進化したそうです。
プレミアムフードが増えている昨今、このようにはっきり宣言しているのは、消費者側にもわかりやすく潔いと感じました。
合成着色料・保存料無添加という点も、犬にとって必要な食事は何なのか?ということが考えられている部分です。
それと、天然由来の原材料を使っているため、完成品の形状・色・食感などに多少の差があるそうです。口コミを調査した時にも「バラつきがある」との声がありました。
合成着色料を使わない天然由来ゆえに、均整の取れた同じ形状の粒ではないのは良いところといえます。ですが、粒の形状が気になる場合は、他の商品を検討した方が良さそうです。
ネイティブドッグは4つのシリーズ、全9種類があります。愛犬の年齢や状態に合わせて選べるよう、色々な種類が取り揃えられているのも利用しやすいです。
ただ、やはり食材のグレードや産地、動物性原料の割合などがわかると一層安心できるとは思います。
でも、元々がプレミアムさを追求する商品ではないことを踏まえるなら、あえて指摘すべきではないでしょう。
- 穀類を問題なく食べられる犬。
- 合成着色料・保存料に敏感になっている犬。
- ビートパルプを摂取してもうんちが硬くなりにくい犬。
- Amazonや楽天で手軽に買えるフードが良い人。
- ブリーダーが愛用するドッグフードを探している人。
- 中身がそれなりに良い低価格のドッグフードを探している人。
ネイティブドッグには、安全とは言い難い添加物・曖昧な表記の原材料などがなく、良好なドッグフードだと判断しました。
引っかかる点がゼロとは言い難いものの、わかる範囲では、取り立てて指摘したくなるような部分はありません。
「ネイティブドッグ」ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
それでは、実際にネイティブドッグを愛犬に食べさせている方たちの声を「良い口コミ」と「悪い口コミ」の2つに分けてご紹介していきます。
「ネイティブドッグ」ドッグフードの良い口コミ
「ネイティブドッグ」ドッグフードの悪い口コミ
「ネイティブドッグ」ドッグフードの口コミ・評判まとめ
ネイティブドッグの口コミは、全体的に良い内容が多いものの、悪い内容も少なからずあるなと感じました。価格に言及している飼い主さんも多かったです。
良い内容には「食いつきが良い」「うんちに異変がない」といった内容で、価格の割に安心できるという声も見られました。とくに食いつき関連が多かったです。
絶賛している飼い主さんもいる一方、悪い評価をつけた飼い主さんもいます。主な内容としては「食べない」「体質に合わなかった」「粒の感じが袋によって違う」との声でした。
「食べない」や「体質に合わない」という口コミは、ドッグフードという性質上多少はあるものです。
それと「粒の感じが袋によって違う」については、公式サイトに画像付きで説明があります。ただ、その方からすれば、口コミしたくなる程度に違和感をもったことは確かなのでしょう。
人によって許容できる範囲は異なりますが、天然由来の原材料だからこそ形状や色に違いはあるとのことです。また、出荷時に基準検査は行われているそう。
この辺りを確かめる意味でも、最初は少ない内容量を選ぶのが良いと思います。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - |
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- |
通常購入 |
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送料 | 660円〜 | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでネイティブドッグを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
「ネイティブドッグ」ドッグフードはAmazonが安い!
ネイティブドッグの価格を調査したところ、一番安いのはAmazonでした。でも、Amazonには3kgのみしかありません。
他の内容量を検討しているなら、公式サイトか楽天がお得です。ただ、両者は内容量によって最安が変わります。ポイント利用をするとさらに安くなる可能性もありますよ!
「ネイティブドッグ」ドッグフードの種類と特徴について!
ネイティブドッグには「プレミアムチキンシリーズ」「プレミアムフィッシュ 低アレルゲン」「国産 低刺激シリーズ」「イヌメディックシリーズ」の4つのシリーズがあります。
さらに、その中でさらに年齢・目的別に分かれているのが特徴です。シリーズ別に、それぞれの特徴をご紹介します。
プレミアムチキンシリーズ
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
子犬用 | 28%以上 | 19.5%以上 | 400kcal |
成犬用 | 25%以上 | 15.5%以上 | 390kcal |
体重調整用 | 20%以上 | 5.5%以上 | 320kcal |
「プレミアムチキンシリーズ」は、定番の総合栄養食ドッグフードです。年齢・目的別に分かれており、体重調整用は成犬用となります。
定番というだけあって、健康的な愛犬に向けられた栄養バランスです。各々栄養値に差をつけていますが、子犬用と成犬用は高カロリーな印象。給餌量には十分気をつけましょう。
プレミアムフィッシュ 低アレルゲン
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
プレミアム フィッシュ 低アレルゲン |
22%以上 | 11.5%以上 | 350kcal |
「プレミアムフィッシュ 低アレルゲン」は、食物アレルギーの原因となりやすい食材を使わず、魚・ジャガイモをベースにしている総合栄養食のドッグフードです。
「プレミアムチキンシリーズ」はチキンがメインですが、こちらは魚がメイン。さらに「とうもろこし・えん麦・コメ」といった穀物も不使用で、食物アレルギーに配慮されています。
ただ「高純度のコーン油」「牛肉タンパクを使っていない牛由来の動物性油脂」は配合されていました。
アレルギー対応フードとしては使用できるとのことですが、これらの原材料が気になる場合は避けた方が無難です。
国産 低刺激シリーズ
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
スタンダード フィット (成犬向) |
22%以上 | 10%以上 | 335kcal |
ウェイト コントロール (体重管理向) |
20%以上 | 6%以上 | 275kcal |
シニア フィット (高齢犬向) |
18%以上 | 8%以上 | 325kcal |
「国産 低刺激シリーズ」は、食物アレルギーに配慮し、小麦・大豆・トウモロコシを使っていない総合栄養食ドッグフードです。すべて1歳〜となります。
日本のお米にこだわっていて、販売するまでに2年もかけて作られたそうです。年齢・目的別に栄養価を変えたり、栄養成分がプラスされたりと調整されています。
内容量は800gのみです。
イヌメディックシリーズ
商品名 | タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
26 ハイプロテイン (成犬用) |
26%以上 | 9.5%以上 | 335kcal |
22 低カロリー (体重管理用) |
26%以上 | 6%以上 | 275kcal |
「イヌメディックシリーズ」は成犬用ですが、3歳からの総合栄養食ドッグフードです。どちらも魚・じゃがいもがベースで、アレルギーに配慮されています。
他のシリーズに比べて、シニア期に向けた対策・下部尿路の健康サポートなどに重点を置いているのが特徴です。内容量は800gのみとなります。
「ネイティブドッグ」ドッグフードのQ&A
「ネイティブドッグ」ドッグフードは全犬種対応?
「ネイティブドッグ」ドッグフードにお試しサンプルはある?
「ネイティブドッグ」ドッグフードまとめ
- ブリーダーが愛用する食事から生まれ、実際に与えた安全性も重視。
- 栄養バランスと続けやすい価格を確立するため、あえて高級食材は使わない。
- 合成着色料・保存料無添加で、犬の体に優しい。
- 国際的な認証を取得している工場で製造し、衛生管理を徹底。
- Amazonや楽天などで購入できて手軽。
- 3kg以上の内容量でも3kgごとの包装で、開けたてが食べられる。
- 愛犬の状態に合わせて9種類の中から選べる。
- 開示されている情報が少なめだったのは残念。
- とうもろこしやコメなどの穀物が体質に合わない場合は注意が必要。
ネイティブドッグを購入調査してみて、犬に必要な栄養バランスを大切にして作られている良好なドッグフードだなと感じました。
ブリーダーだからこその視点で、実際に食べる愛犬だけではなく、その子孫の安全性も重視しています。
また、栄養バランスと続けやすい価格を維持するために、あえて高級食材は使わないとハッキリ宣言しているのも印象的でした。
それと、全9種類が揃っているのもポイント。低アレルゲンや体重管理用など、どれかが合わなくても同シリーズで切り替えられるのは便利です。
ネイティブドッグについて、気になる部分は全くないとはいえません。開示されている情報は少なめだなとは思います。
でも、食材のグレードや粒の形状、調理方法などにこだわらないなら、コスパの良いドッグフードとなるでしょう。
「ネイティブドッグ」ドッグフードの基本情報
内容量 | 800g、3kg、6kg、12kg、18kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 |
1,012円(800g) 3,574円(3kg) 5,795円(6kg) 9,995円(12kg) 13,782円(18kg) ※公式参考価格 |
販売会社 | 有限会社京都ダイゴ犬舎 ネイティブドッグ事業部 |
公式サイト | https://www.nativedog.net |