238商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

モアソフトドッグフードの口コミや評判はどう?商品の安全性も評価!

モアソフトは、株式会社ペティオの「アドメイト」というブランドが製造販売を手掛けているドッグフードです。

ここでは、そんなモアソフトの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。

項目 詳細
商品ランク Eランク
※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。
原材料 2.2
栄養バランス 4.0
無添加 0.0
安全性 0.2
コスト 2.1
内容量 50g、600g
※チキンアダルトの場合
価格 283円(50g)
1,527円(600g)
※Amazon参考価格
価格/日 288円
価格/kg 2,545円
カロリー/100g 311kcal
目的 総合栄養食
主原材料 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)、小麦粉、でんぷん類、脱脂大豆、糖類
タイプ セミモイストフード
対応年齢 成犬用(1歳以上~)
原産国 日本
  • ※価格は全て税込です。
    ※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
    ※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出
編集部からの評価

当サイトは、モアソフトをEランクと評価しました。モアソフトは主原料だけを見るとすごくいいドッグフードです。

しかしながら、原材料をどんどん読み進めていくと「あ、やっぱり買うのやめよう…」と思ってしまう内容に残念さを覚えてしまいます。

2023年のリニューアルで改良されたものの、今一歩といった感じです。

せっかく主原料に生肉を使っているのだからこそ、余計な調味料や合成添加物を加えずに頑張ってほしいですね。

価格を抑えるためにやっていることなんだとは思いますが、もっと犬目線で内容を改良してほしいなと感じました。

実際にモアソフトドッグフードを購入してみました!

では、私が実際に購入したモアソフトを見ていきましょう。今回は「チキン アダルト」を選びました!

裏側は上記画像のような感じです。未開封時の賞味期限は、裏面上部にあります。開封するときに切り取る部分なので、必要な場合は書き残しておくと良いでしょう。

開封後は要冷蔵となるためご注意くださいね。

外袋を開封するとこんな感じで、ジッパーはありません。

中は小分けになっており、100gずつ6袋が入っています。小分け袋全てに、脱酸素剤が入っていました。

水分が多いセミモイストフードの品質を保つため、工夫していることがうかがえます。

小分け袋を開けて覗いてみました。穀物とチキンの香りが広がり、油っぽいツンとする感じはしません。香り自体は強すぎず、穏やかな感じです。

数粒手に乗せたところ、ベタベタ感はありません。セミモイストらしいしっとりした粒です。

粒サイズを確認するため、1円玉と私がいつも愛犬のために用意しているモグワン、それとモアソフトを並べました。

モアソフトは雪だるまのような形で、一番長い辺が約1.2×厚さ1cmほど。厚さがそれなりにあるので、モグワンより大きめな印象です。

中粒といったところですが、柔らかいので小型犬でも比較的食べやすいでしょう。

モアソフトドッグフードの原材料と安全性について評価!

続いて、モアソフトの原材料と安全性についてです。ここでは「チキン アダルト」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。

あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。

肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)、小麦粉、でんぷん類、脱脂大豆、糖類、植物性油脂、小麦たん白、小麦ブラン、オリゴ糖、野菜類(トマト・にんじん)、大豆ペプチド、アマニ油、酵母、乳酸菌(ラクリス)、グリセリンプロピレングリコールソルビトール、ミネラル類(カルシウム・塩素・鉄・亜鉛・リン・ケイ素・銅・ヨウ素・マンガン・コバルト)、膨張剤、リン酸塩(Na)、ビタミン類(A・B2・B12・D・E・コリン)、メチオニン
タンパク質 17.0%以上
(約24.2%)
灰分 7.0%以下
脂質 7.0%以上
(約10%)
水分 30.0%以下
粗繊維 1.0%以下
(約1.4%)
代謝エネルギー 311Kcal/100g
※( )内は乾物換算値になります。

結論から言うと、せっかく主原料に生肉を使っているのに、その後に続く原材料がその良さを薄めてしまっている少々残念なドッグフードです。

2023年のリニューアル前は、保存料(ソルビン酸K)や酸化防止剤(エリソルビン酸Na)が使われていました。でも、今は着色料・保存料・発色剤・酸化防止剤を使っていません。

この点は改良された部分ですが、気になる部分も残るなと感じました。

まず、モアソフトは原材料に「糖類」が使われているんですね。2023年のリニューアル前は「砂糖」と書かれていました。

「糖類」だけでは曖昧なため詳細はわかりませんが、犬に砂糖を毎日与え続けることは好ましくないので、できれば添加してほしくない調味料です。

そしてもう1点。モアソフトは原材料に関する情報を明確に開示していません。

ペティオの製造工場やペットフード製造の様子は公式サイトで確認できますが、残念ながら原材料の産地やグレード、どういった状態の鶏や馬の肉を使用しているのかまでは不明です。

ちなみに、ペティオの姫路工場はISO9001を取得しているとのこと。衛生管理を徹底しているのは伝わります。(参考:ペティオ公式サイト「WEBで工場見学ツアー」のページ)

あくまでも私の予想ですが、小麦や大豆はもしかしたら遺伝子組み換え操作されたものを使っているかもしれませんね。

モアソフトは主原料に生肉を使うという、リーズナブルな価格帯のセミモイストフードの中でもかなり頑張っているドッグフードです。

合成添加物や原材料の情報開示を気にしない人にとっては最高のフードだと思いますが、余計なものは与えたくないと考える人にはあまり向かないドッグフードだと思います。

モアソフトはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • ドライフードが苦手な犬。
  • 歯が弱って上手に噛むことができない犬。
  • 小麦や大豆アレルギーがない犬。
  • 特定の動物性タンパク源にアレルギーがある犬。
  • 合成保存料や合成酸化防止剤などの添加物が気にならない人。

モアソフトの原材料と安全性を調査したところ、良い点もあるものの、気になる部分がいくつかありました。

もう少し原材料のラインナップが変わったり、情報開示に積極的になったりすれば、もっと良いになと思います。

モアソフトドッグフードの口コミや評判ってどうなの?

モアソフトを愛犬に与えている飼い主さんの口コミや評判を集めました。飼い主さんの声を「良い口コミ」「悪い口コミ」に分けてご紹介します。

モアソフトドッグフードの良い口コミ

シーズー7歳 / メス
5.0
いろんなタンパク源があるので、ローテーションに重宝します。小分けになってるのが助かりますね。食いつきもすごくいいですし、しばらくはこちらを続けていこうと思います。
ミニチュア・ダックスフンド6歳 / オス
5.0
もう何年もこのフードです。偏食しやすい子でしたが、このフードのおかげで食も安定しています。他のフードよりウンチの臭いが少ないように感じます。

モアソフトドッグフードの悪い口コミ

柴犬10歳 / オス
2.0
食いつきがいいし、小分けになっているので便利なのですが、原材料にソルビン酸Kとエリソルビン酸Naの文字があるので1袋でやめました。多少高くなってもいいから、せめて合成添加物だけは使わないでほしい。
ポメラニアン3歳 / メス
1.0
アレルギーの原因となる原料が多すぎて、やっぱり怖くなって1日で食べさせるのをやめました。砂糖って必要なのでしょうか?しかもソルビトールまで…。国産だから安心という思い込みはやはり良くないですね。
ジャック・ラッセル・テリア8歳 / メス
2.0
うちのワンコは数回で飽きてしまったようです。うんちもかなり柔らかくなてしまったので、リピートするのは難しそうです。
コーギー11歳 / オス
1.0
評判がいいので試しに買ってみましたが、うちの子はプイ。全然食べてくれませんでした。恐らく添加物の匂いがダメだったのかも。

モアソフトドッグフードの口コミ・評判まとめ

モアソフトの口コミを調査したところ、全体的にとても評判の良いドッグフードだなと思いました。

とくに多かったのが「よく食べる」「歯が弱くても食べれる」「小分けになっているから便利」といった声です。

モアソフトはドライフードよりも柔らかめなので、歯が弱り始めている犬やうまく噛むことができない犬の食事としてとても人気があるようです。

その一方で「添加物が気になる」「うんちが緩くなった」という声も目立ちました。

【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!

公式サイト Amazon 楽天
初回購入
定期購入
通常購入
437円(50g)

2,420円(600g)
283円(50g)

1,527円(600g)
308円(50g)

1,635円(600g)
送料 5,000円以上は無料 2,000円以上は無料 店舗にもよる

どこでモアソフトを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。

モアソフトドッグフードの価格がもっとも安いのはAmazon!

調査した結果、モアソフトの価格がもっとも安いのはAmazonであることがわかりました。ただし、一部の通販ショップでは600g×12個セットのお得なセット販売もあります。

まとめて買うと割引されるようなので、モアソフトを継続する予定がある場合はセット販売を利用した方がお得かもしれません。

モアソフトドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!

項目 モグワン モアソフト
(チキン アダルト)
主原料 チキン&サーモン56.5%
(どちらも生肉と乾燥肉を使用)
肉類
(鶏、
鶏ササミ、
鶏レバー)
小麦粉
でんぷん類
穀物 グレインフリー 小麦粉
脱脂大豆
小麦たん白
小麦ブラン
タンパク質 27%以上 17%以上
脂質 10%以上 7%以上
代謝エネルギー
(100gあたり)
361.5kcal 311kcal
内容量 1.8kg 50g
600g
価格 4,534円
283円(50g)

1,527円(600g)
当サイト評価 Sランク Eランク
※モグワンは定期コースを利用した場合の価格を比較しています。

私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとモアソフトには、どのような違いがあるのかを比較してみました。

モグワンとモアソフトはそれぞれのコンセプトやフードの特徴が異なるため、一概にどちらが犬にとって最適ということはありません。

使い分けをザックリと述べるならば、ドライフード位の硬さでも十分であればモグワン、やわらかいフードを利用したい場合はモアソフトのような商品を選ばれるといいでしょう。

ただし、モアソフトは小麦や大豆といったアレルゲンとなりやすい原料が目立ちます。アレルギーを抱えている犬への使用は、なるべく控えた方がいいかもしれません。

それと、モアソフトはモグワンのように原材料の深いところまで情報を開示していません。

鶏や馬の飼育環境や食材のグレードなど不明な点が多いので、できるだけ中のわかるドッグフードがいい場合はモグワンのような商品が向いています。

価格は圧倒的にモアソフトの方が経済的ですが、原材料のラインナップやグレードの面ではモグワンの方が上を行っていると私は思いました。

とはいうものの、どんなドッグフードが適しているかは愛犬の健康状態やライフスタイルによって異なります。

今の愛犬の健康状態やライフスタイルにはどちらが合っているのか?それを見極められるよう、毎日愛犬を観察するようにしましょう。

モアソフトドッグフードの種類と特徴について

モアソフトのドッグフードには「チキン」「ラム」「フィッシュ」「ホース」の全部で4種類のタンパク源があります。

タンパク源別に分けて、それぞれのラインナップと特徴を簡単にまとめてみました。

チキン

  • アダルト(1歳以上)
  • シニア(7歳以上用)
  • ハイシニア(11歳以上用)
  • ライト(体重が気になる犬用)

国産の生鶏肉(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)を使用。

鶏肉はアミノ酸のバランスが良く、犬の健康を維持するために必要なタンパク質を豊富に含んでいます。

ラム

  • アダルト(1歳以上)
  • シニア(7歳以上用)

生の羊肉を使用。

羊肉は他の肉種よりも赤みが多く、高タンパクで低カロリーという特徴を持ちます。またビタミンB群やEをはじめ、鉄分や身体を活性化するカルニチンが豊富。

フィッシュ

  • アダルト(1歳以上)
  • シニア(7歳以上用)
  • ハイシニア(11歳以上用)

生の白身魚(太刀魚)を使用。

太刀魚はタンパク質より脂質の多い魚で、脂肪酸の30%がオレイン酸です。また、DHAやEPAも豊富に含まれています。

ホース

  • アダルト(1歳以上)
  • シニア(7歳以上用)
  • ハイシニア(11歳以上用)

生の馬肉を使用。

馬肉は高タンパクでありながら低脂肪・低カロリーで、他の肉よりもヘルシーな特徴をもちます。鉄分、カルシウム、ビタミンなども豊富です。

モアソフトドッグフードのQ&A

モアソフトドッグフードは子犬が食べても大丈夫?

モアソフトは1歳以上の成犬からを対象に作られているようです。

タンパク質・脂質・カロリーなどはそれなりに満たせている商品はあっても、カルシウムとリンのバランスが子犬に適していないものもあります。

きちんと子犬専用、もしくは全年齢対応のフードを食べさせることをおすすめします。

モアソフトドッグフードまとめ

モアソフトのまとめ
  • ドライフードが苦手な犬でも食べやすい。
  • 主原料に生肉を100%使い、食いつきの良さも追求。
  • ペティオの姫路工場はISO9001を取得し衛生管理を維持。
  • 100gずつに小分けされていて便利。
  • 同じシリーズにタンパク源違いの4種類がありローテーションしやすい。
  • 詳細のわからない「糖類」が入っていて気になる。
  • 気になる添加物が使用されていて残念。
  • 食材や調理方法に関する情報が明確ではなくて気がかり。
  • 鶏や小麦が犬の体質に合わない場合は控えた方が無難。

モアソフトは、ドライフードが苦手な犬でも食べやすく、生肉を使い食いつきも追求されているのは良いなと思いました。

主原料に生肉を贅沢に使っていて、同価格帯のフードとは一味違う特徴があります。セミモイストフードにありがちな保存料や酸化防止剤などを使わなくなったのも良いところ。

それに、ペティオの姫路工場はISO9001を取得し、衛生管理も徹底しているんです。

神様
100gごとの小分けや同シリーズに4種あり、ローテーションに便利なのも工夫が感じられるのじゃ。

でも、モアソフトを調べるほどに引っかかる部分もありました。詳細のわからない「糖類」や気になる添加物の使用、食材や調理方法に関する情報がほとんどない点です。

まず、2023年のリニューアル前は「砂糖」でしたが「糖類」に変わったことで曖昧になりました。それと、一部の添加物は使わなくなったものの、気になるものはまだ残っています。

また、食材や調理方法に関しての情報が、もう少し明確だと安心感が増すでしょう。

大事な家族の食事なので、私は何が入っているか不明なフードはできれば避けたいです。飼い主さんの考え方次第でもありますが、私は内容がわかるフードを与えたいと考えます。

主原料の生肉や工場の衛生管理など良い部分があるだけに、調味料や添加物の使用、情報開示などの部分が変わればグッと印象が変わるのになと感じるフードです。

モアソフトドッグフードの基本情報

内容量 50g、600g
※チキンアダルトの場合
初回購入価格
定期購入価格
通常価格 283円(50g)
1,527円(600g)
※Amazon参考価格
製造販売会社 株式会社ペティオ
公式サイト https://www.petio.com/addmate/
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