
モアソフトは、株式会社ペティオの「アドメイト」というブランドが製造販売を手掛けているドッグフードです。
ここでは、そんなモアソフトの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Eランク ※S~Eランクは【全185商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスト | ![]() |
内容量 | 600g ※チキンアダルトの場合 |
価格 | 1,980円(600g) 21,780円(12袋セット) |
価格/日 | 342円 |
価格/kg | 3,025円 |
カロリー/100g | 311kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 肉類(鶏、鶏ササミ、鶏レバー)、小麦粉、でんぷん類、脱脂大豆、砂糖 |
タイプ | セミモイストフード |
対応年齢 | 成犬用(1歳以上~) |
原産国 | 日本 |
当サイトは、モアソフトをEランクと評価しました。モアソフトは主原料だけを見るとすごくいいドッグフードです。
しかしながら、原材料をどんどん読み進めていくと「あ、やっぱり買うのやめよう…」と思ってしまう内容に残念さを覚えてしまいます。
せっかく主原料に生肉を使っているのだからこそ、余計な調味料や合成添加物を加えずに頑張ってほしいですね。
価格を抑えるためにやっていることなんだとは思いますが、もっと犬目線で内容を改良してほしいなと感じました。
目次
モアソフトドッグフードの原材料と安全性について評価!
まず始めに、モアソフトの原材料と安全性についてです。ここでは「チキン アダルト」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
粗タンパク質 | 17.0%以上 (24.3%以上) |
粗灰分 | 7.0%以下 |
粗脂肪 | 7.0%以上 (10.0%以上) |
水分 | 30.0%以下 |
粗繊維 | 1.0%以下 (1.4%以下) |
代謝エネルギー | 311Kcal/100g |
まず結論から言うと、せっかく主原料に生肉を使っているのに、その後に続く原材料がその良さを消してしまっている少々残念なドッグフードです。
セミモイストフードはドライフードよりも水分量が多いので、腐敗を防ぐためにどうしても強力な品質保持剤などを用いる必要がある場合もあります。
しかし、ここ最近はいろいろ工夫して合成添加物を使わないセミモイストフードも数多く出てきていますから、それらに比べるとモアソフトはまだまだといった感じでしょう。
あと、モアソフトは原材料に砂糖が使われているんですね。なぜ砂糖?と思うのですが、犬に砂糖を毎日与え続けることは好ましくないのでできれば添加してほしくない調味料です。
そしてもう1点。モアソフトは原材料に関する情報を明確に開示していません。
ペティオの製造工場やペットフード製造の様子は公式サイトで確認できますが、残念ながら原材料の産地やグレード、どういった状態の鶏や馬の肉を使用しているのかまでは不明です。
ちなみに、ペティオの姫路工場はISO9001を取得していているとのこと。衛生管理を徹底しているのは伝わります。
あくまでも私の予想ですが、小麦や大豆はもしかしたら遺伝子組み換え操作されたものを使っているかもしれませんね。
モアソフトは主原料に生肉を使うという、リーズナブルな価格帯のセミモイストフードの中でもかなり頑張っているドッグフードです。
合成添加物や原材料の情報開示を気にしない人にとっては最高のフードだと思いますが、余計なものは与えたくないと考える人にはあまり向かないドッグフードだと思います。
- ドライフードが苦手な犬。
- 歯が弱って上手に噛むことができない犬。
- 小麦や大豆アレルギーがない犬。
- 特定の動物性タンパク源にアレルギーがある犬。
- 合成保存料や合成酸化防止剤などの添加物が気にならない人。
モアソフトの原材料と安全性を調査したところ、良い点もあるものの、気になる部分がいくつかありました。
もう少し原材料のラインナップが変わったり、情報開示に積極的になったりすれば、もっと良いになと思います。
モアソフトドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
モアソフトを愛犬に与えている飼い主さんの口コミや評判を集めました。飼い主さんの声を「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介します。
モアソフトドッグフードの良い口コミ
モアソフトドッグフードの悪い口コミ
モアソフトドッグフードの口コミ・評判まとめ
モアソフトの口コミを調査したところ、全体的にとても評判の良いドッグフードだなと思いました。
とくに多かったのが「よく食べる」「歯が弱くても食べれる」「小分けになっているから便利」といった声です。
モアソフトはドライフードよりも柔らかめなので、歯が弱り始めている犬やうまく噛むことができない犬の食事としてとても人気があるようです。
その一方で「添加物が気になる」「うんちが緩くなった」という声も目立ちました。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,980円(600g) 21,780円(12袋セット) |
992円(600g) | 1,080円(600g) 17,178円(12袋セット) |
送料 | 5,000円以上は無料 | 2,000円以上は無料 | 店舗にもよる |
どこでモアソフトを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
モアソフトドッグフードの価格がもっとも安いのはAmazon!
調査した結果、モアソフトの価格がもっとも安いのはAmazonであることがわかりました。
ただし、ペティオの公式オンラインショップと楽天では600g×12個セットのお得なセット販売もあります。
まとめて買うとかなり割引されるようなので、モアソフトを継続する予定がある場合は12個セットを利用した方がお得かもしれません。
モアソフトドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | モアソフト(チキン アダルト) |
---|---|---|
![]() |
||
主原料 | 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)・小麦粉・でんぷん類 | |
穀物 | 小麦粉・小麦たん白・小麦ブラン | |
タンパク質 | 17%以上 | |
脂質 | 7%以上 | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
311kcal | |
内容量 | 600g | |
価格 | 1,980円(600g) 21,780円(12袋セット) |
|
当サイト評価 | Eランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとモアソフトには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
モグワンとモアソフトはそれぞれのコンセプトやフードの特徴が異なるため、一概にどちらが犬にとって最適ということはありません。
使い分けをザックリと述べるならば、ドライフード位の硬さでも十分であればモグワン、やわらかいフードを利用したい場合はモアソフトのような商品を選ばれるといいでしょう。
ただし、モアソフトは小麦や大豆といったアレルゲンとなりやすい原料が目立ちます。アレルギーを抱えている犬への使用は、なるべく控えた方がいいかもしれません。
それと、モアソフトはモグワンのように原材料の深いところまで情報を開示していません。
鶏や馬の飼育環境や食材の調理方法など不明な点が多いので、できるだけ中のわかるドッグフードがいい場合はモグワンのような商品が向いています。
価格は圧倒的にモアソフトの方が経済的ですが、原材料のラインナップやグレードの面ではモグワンの方が上を行っていると私は思いました。
とはいうものの、どんなドッグフードが適しているかは愛犬の健康状態やライフスタイルによって異なります。
今の愛犬の健康状態やライフスタイルにはどちらが合っているのか?それを見極められるよう、毎日愛犬を観察するようにしましょう。
モアソフトドッグフードの種類と特徴について
モアソフトのドッグフードには「チキン」「ラム」「フィッシュ」「ホース」の全部で4種類のタンパク源があります。
タンパク源別に分けて、それぞれのラインナップと特徴を簡単にまとめてみました。
チキン
- アダルト(1歳以上)
- シニア(7歳以上用)
- ハイシニア(11歳以上用)
- ライト(体重が気になる犬用)
国産の生鶏肉(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)を使用。
鶏肉はアミノ酸のバランスが良く、犬の健康を維持するために必要なタンパク質を豊富に含んでいます。
ラム
- アダルト(1歳以上)
- シニア(7歳以上用)
生の羊肉を使用。
羊肉は他の肉種よりも赤みが多く、高タンパクで低カロリーという特徴を持ちます。またビタミンA群やB群をはじめ、鉄分や身体を活性化するカルニチンが豊富。
フィッシュ
- アダルト(1歳以上)
- シニア(7歳以上用)
生の白身魚(太刀魚)を使用。
太刀魚はタンパク質より脂質の多い魚で、脂肪酸の30%がオレイン酸です。また、DHAやEPAも豊富に含まれています。
ホース
- アダルト(1歳以上)
- シニア(7歳以上用)
生の馬肉を使用。
馬肉は高タンパクでありながら低脂肪・低カロリーで、他の肉よりもヘルシーな特長をもちます。鉄分、カルシウム、ビタミンなども豊富です。
モアソフトドッグフードのQ&A
モアソフトドッグフードは子犬が食べても大丈夫?
タンパク質・脂質・カロリーなどはそれなりに満たせている商品はあっても、カルシウムとリンのバランスが子犬に適していないものもあります。
きちんと子犬専用、もしくは全年齢対応のフードを食べさせることをおすすめします。
モアソフトドッグフードまとめ
- ドライフードが苦手な犬でも食べやすい。
- 主原料に国産の生鶏肉を使い、食いつきの良さも追求。
- ペティオの姫路工場はISO9001を取得し衛生管理を維持。
- 100gずつに小分けされていて便利。
- 同じシリーズにタンパク源違いの4種類がありローテーションしやすい。
- 犬に毎日与え続けるのは好ましくない砂糖が入っていて気になる。
- 気になる添加物や曖昧な表記の原料が使用されていて残念。
- 食材や調理方法に関する情報が明確ではなくて気がかり。
- 鶏や小麦が犬の体質に合わない場合は控えた方が無難。
モアソフトは、ドライフードが苦手な犬でも食べやすく、生鶏肉を使い食いつきも追求されているのは良いなと思いました。
主原料に国産の生鶏肉を贅沢に使っていて、同価格帯のフードとは一味違う特徴があります。また、ペティオの姫路工場はISO9001を取得し、衛生管理も徹底しているんです。
でも、モアソフトを調べるほどに引っかかる部分もありました。砂糖や気になる添加物・曖昧な表記の原料の使用、食材や調理方法に関する情報がほとんどない点です。
とくに砂糖に関しては、犬に与え続けると肥満を招く可能性もあるため気になりました。また、セミモイストフードにありがちな保存料や酸化防止剤なども使われています。
気になる添加物が少ないセミモイストフードも出てきているので、この辺りは引っかかりましたね。また、食材や調理方法に関しての情報が、もう少し明確だと安心感が増すでしょう。
大事な家族の食事なので、私は何が入っているか不明なフードはできれば避けたいです。飼い主さんの考え方次第でもありますが、私は内容がわかるフードを与えたいと考えます。
主原料の生肉や工場の衛生管理など良い部分があるだけに、調味料や添加物の使用、情報開示などの部分が変わればグッと印象が変わるのになと感じるフードです。
モアソフトドッグフードの基本情報
内容量 | 600g ※チキンアダルトの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,980円(600g) 21,780円(12袋セット) |
製造販売会社 | 株式会社ペティオ |
公式サイト | https://www.petio.com/addmate/ |