
マードック大学のコスタ博士によって開発されたドッグフード「モッピー」。
日本の風土と環境に合わせて作られているオーストラリア産のドッグフードです。
ここでは、モッピーの原材料や安全性の評価、口コミ評判を調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Dランク ※S~Eランクは【全158商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | ![]() |
栄養バランス | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 1.2kg、2.5kg、7.5kg、15kg ※レギュラーの場合 |
価格 | 1,341円(1.2kg) 2,235円(2.5kg) 5,589円(7.5kg) 10,264円(15kg) ※会員割引参考価格 |
目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | オーストラリア |
当サイトは、モッピーをDランクと評価しました。
実際にモッピー(モッピープロフェッショナル)を愛犬に食べさせている飼い主さんからは、とても高い評価を受けています。しかし、モッピーの第一主原料は小麦粉。「アレルギーを起こしにくいラム&ライスが主原料」と説明があるのに、なぜか小麦粉が多く使われています。
ただし、これといって体に害を与えるような成分は含まれていません。工場も厳しく管理されているので、原材料の使い方と表示の仕方が唯一マイナス点です。
目次
モッピードッグフードの原材料と安全性について評価!
まず初めに、モッピーの原材料と安全性についてです。ここでは「レギュラー」を評価してみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
タンパク質 | 20%以上 | 灰分 | 7%以下 |
脂質 | 12%以上 | 水分 | 8%以下 |
粗繊維 | 3.5%以下 | 代謝エネルギー | 320kcal/100g |
ここではモッピーを紹介していますが、実はモッピーもモッピープロフェッショナルも全く同じ内容です(株式会社モッピー&ナナにメールで確認済み)。
一般家庭用に作られたのがモッピーで、ブリーダー専用に作られたのがモッピープロフェッショナルとのこと。どちらを選んでも内容は同じですが、価格がやや違うようですね。
さて、本題に戻りましょう。
ここではモッピー の「レギュラー」に注目してみたのですが、気になる原料がチラホラありますね。ドッグフードについて勉強されている人なら「あっ!」とすぐに気付くでしょう。
そう、モッピーは第1主原料に小麦を(モッピープロフェッショナルは「小麦粉」と表示)、脂肪源には動物性油脂を、肉類にはチキンやターキーなどの家禽肉も使用しています。
モッピーは「アレルゲンになりにくいラム&ライスが主原料」と説明しているんですね。
なのにも関わらず、食物アレルギーを引き起こしやすい食品がランダムに、そして多めに含まれています(参考:アクサダイレクトのペット保険「食物アレルギー(食物過敏症)」)。
さらに動物性油脂についての具体的な説明もなく、家禽肉についてはチキンとターキーの他に使われている肉の名前が記載されていません。
もともとアレルギー体質の犬の飼い主さんなら誤って購入することはまずないと思いますが、健全な犬に購入する場合も念のためアレルギーには注意しましょう。
ただ、モッピーはHACCP(ISO22000)の認証を受けたオーストラリアの工場で製造されていたりと、品質・衛生管理においてはかなり徹底されているようです(参考:総合衛生管理HACCP認証協会【公式】)
原料もオーストラリア国内から調達しているようなので、原材料のラインナップやアレルギーが気にならなければ決して悪くはないドッグフードだと私は思いました。
- アレルギーと無縁な犬。
- 食品に対してアレルギーがない犬。
- 便臭が気になる犬。
- 毛並みが良くない犬。
- ドッグフードの価格を抑えたい人。
- 天然由来の酸化防止剤を使ったドッグフードを探している人。
- 原材料の質やラインナップなどそこまで気にしない人。
モッピードッグフードの口コミや評判ってどうなの?
モッピードッグフードの良い口コミ
モッピードッグフードの悪い口コミ
モッピードッグフードの口コミ・評判まとめ
モッピーは全体的に評判の良いドッグフードです。価格が高すぎず、変な原料もこれといって入っていないことから多くの飼い主さんに親しまれているようですね。
とくに「毛艶が良くなった」「うんちの匂いが和らいだ」といった好意的な口コミが多い印象を受けました。
モッピーにはうんちの臭いを和らげるユッカが含まれているので、食べることでうんちの臭いが軽減される効果が期待できるんですね。
ただ、ユッカはさまざまな薬効を持つ植物ですから、他の食品(サプリメントやおやつ)などにもユッカエキスが含まれている場合は重複しないよう気をつけた方がいいでしょう。
そしてマイナス評価ですが、もっとも多かったのは「うんちが柔らかくなった」「うんちが真っ黒」という声です。
うんちが真っ黒になるのはモッピープロフェッショナルに多く、同じ原材料のモッピーにはそのような口コミがほとんどありませんでした。これはちょっと不思議ですね…。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,341円(1.2kg) 2,235円(2.5kg) 5,589円(7.5kg) 10,264円(15kg) ※会員割引 |
- | 1,233円(1.2kg) 1,934円(2.5kg) 4,968円(7.5kg) 6,475円(15kg) |
送料 | 700円 ※6,500円以上は無料 |
- | 店舗により異なる |
どこでモッピーを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
モッピードッグフードの価格は楽天が安い!
調査した結果、モッピーの価格がもっとも安いのは楽天であることが分かりました。
公式オンラインショップも会員になれば安く購入できるのですが、楽天より100〜4,000円ほど高くなりますね。ただし、正規品を確実に送ってもらえるメリットはあります。
ちなみに、Amazonではモッピープーロフェッショナルしか取り扱っていません。品揃えも中途半端なので、楽天や公式オンラインショップを利用した方が無難でしょう。
モッピードッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | モッピー(レギュラー) |
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
主原料 | チキン&サーモン53%(どちらも生肉と乾燥肉を使用) | 小麦・ラム・米 |
穀物 | グレインフリー | 小麦・米・コーングルテンミール |
タンパク質 | 28% | 20%以上 |
脂質 | 12% | 12%以上 |
代謝エネルギー (100gあたり) |
344kcal | 320kcal |
内容量 | 1.8kg | 1.2kg |
価格 | 3,564円 | 1,341円 |
当サイト評価 | Sランク | Dランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとモッピーにはどのような違いがあるのかを比較してみました。
まず、小麦粉や動物性油脂を使っていないドッグフード、あるいは曖昧な原料が使われていないドッグフードを探している場合、モッピーもモッピープロフェッショナルも向きません。
だからと言ってモグワンを選ぶ必要はありませんが、多少値段が高くても原材料がきちんと表示されているフードを使いたいならモグワンのような商品を選ばれることをおすすめします。
とくにそんなことは気にしない!別に問題になっているわけじゃないし!と考えるのであれば、モッピーでも十分でしょう。そこは飼い主さんの考え方次第だと私は思います。
モッピーも合成保存料や着色料といった化学合成物質(ビタミンとミネラル類は除く)を使っていませんから、そこにフォーカスするのであればモッピーも良いドッグフードです。
どちらの商品が良いのか?というのは、犬の体質や健康状態によって変わるので、私の方では「〇〇がおすすめ!」と判断することはできません。
モグワンもモッピーもそれぞれ特徴が異なりますから、違いをよく比較したうえで愛犬に合ったフードを選んであげるようにしましょう。
ドッグフード「モッピー」と「ナナ」の違いって何?
モッピー&ナナは、1998年1月から発売されているオーストラリア産のドッグフードです。
ドッグフードを「モッピー」と「ナナ」に分けて販売しているモッピー&ナナですが、果たしてこの2つ違いは何なのか?
どちらも「レギュラー」を基準に比較し、分かる範囲で違いをまとめてみました。
モッピー | ナナ | |
---|---|---|
特徴 | 被毛・皮膚の健康維持 | 食物アレルギーに配慮 |
主原料 | 小麦・ラム・米 | 米・ラム・家禽(チキン・ターキー等) |
穀物 | 小麦・米・コーングルテンミール | 米・コーングルテンミール・エン麦ふすま |
油脂 | 動物性油脂・菜種油・ひまわり油・魚油・亜麻仁油 | 動物性油脂・菜種油・ひまわり油・魚油・亜麻仁油 |
タンパク質 | 20%以上 | 24%以上 |
脂質 | 12%以上 | 10%以上 |
代謝エネルギー (100gあたり) |
320kcal | 320kcal |
ナナは食物アレルギーに配慮しているということもあり、アレルゲンとなりやすい小麦粉が含まれていません。
タンパク源はラムのみではないので注意が必要ですが、米や家禽肉(チキンやターキー)との相性も良ければアレルギー対策にナナを使ってみるのもいいでしょう。
それと、モッピーに含まれていなくてナナだけに含まれているのが「オリゴ糖」です。
公式サイトでは特別オリゴ糖に触れていませんが、ナナはモッピーよりも腸内菌のバランスを整える働きが期待できるかもしれません。
モッピードッグフードのQ&A
モッピードッグフードにお試しサンプルはある?
公式サイトでは、ナナのサンプル(50g×4袋)のみ販売が行われています。
「モッピー」と「モッピープロフェッショナル」って同じ商品?
モッピーは一般家庭用で、モッピープロフェッショナルはブリーダー専用として販売しているとのことです。
モッピードッグフード正規品の取扱店や販売店は?
モッピードッグフードの基本情報
内容量 | 1.2kg、2.5kg、7.5kg、15kg ※レギュラーの場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,341円(1.2kg) 2,235円(2.5kg) 5,589円(7.5kg) 10,264円(15kg) ※会員割引参考価格 |
輸入者 | 株式会社 黒龍堂 |
販売会社 | 株式会社 モッピー&ナナ |
公式サイト | http://moppy-nana.jp/ |