285商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

【どっちが良い?】モグワンとロイヤルカナンを10項目で徹底比較!

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良い口コミや評判が多く数々のドッグフードランキングサイトで高評価となるモグワンと、50年以上の歴史を持ち多くの獣医師に支持されているロイヤルカナン。

どちらも人気のドッグフードですが、モグワンは手作りご飯のようなレシピを目指しており、ロイヤルカナンは科学的根拠に基づいて開発されています。

コンセプトが全く違うからこそ、「どちらのほうが良いドッグフードフードなの?」と、選べずに頭を悩ませているのではないでしょうか。

そこで今回は、モグワンとロイヤルカナンを原材料、栄養バランス、安全性、価格など、気になる10項目で徹底比較しました。

ドッグフードは愛犬が毎日口にする大切なご飯。愛犬に合ったフードを選ぶためにもぜひ参考にしてください!

監修者
ペットフーディスト / ホリスティックケア・カウンセラー / ペット看護士 / 動物介護士 / 犬の管理栄養士 / トリマーペットスタイリスト / ペットセラピスト / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格
Natsuki
20年以上、犬と共に暮らし、多くのことを学んできました。 これまでに愛犬チワワ、2匹のミニチュアダックス、そしてチワックスたちを多頭飼いし、出産や闘病、介護生活を経験してきました。これらの知識と経験を活かし、犬のQOL向上や飼い主さんの悩みに寄り添えるよう、各種メディアで記事の執筆や監修を行っています。 3ヶ月前に18歳の愛犬を見送り、現在はチワックス2匹、ポメチワ1匹、カニンヘンダックス1匹の4匹と暮らしています。 老犬のトータルケアサロン開業を目指し、日々奮闘中です。

【結論】コスパはロイヤルカナンのほうが良いが総合評価が高いのはモグワンドッグフード!

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
画像
原材料
主原料はチキン、サーモン

主原料は米、小麦粉
アレルゲン
チキン

小麦、鶏、コーン
保証成分値
高タンパク・低脂質

低タンパク・中脂質
対応犬種・年齢
全犬種・全年齢

小型犬・成犬用
パッケージ
保存性が良く閉めやすい

保存性が良い
フード粒
食べやすさに配慮

食べやすさに配慮
安全性の高さ
優良

由来が不明な原材料あり
コスパの良さ
1kgあたり2,728円
※定期購入の場合

1kgあたり2,034円
コンセプト
手作りご飯のようなレシピ

科学的根拠に基づくレシピ
シリーズ
なし

犬種、年齢、悩み別など全89種展開
評価 Sランク Dランク
※価格は税込み
※ロイヤルカナンは2kg入りの価格で算出
※評価はS~Fまで

最初に、モグワンとロイヤルカナンを比較した結果を表にまとめてみました。

結論から言ってしまうと、当サイトで総合的な評価を得ているのはモグワンです。

当サイトでは、原材料や栄養バランス、添加物、安全性、価格の5項目で評価していますが、モグワンはSランクロイヤルカナンはDランクです。

ただ、モグワンとロイヤルカナンはそもそものコンセプトが違います。

そのため、比較してどちらがのほうが良いということはできません。

しかし、添加物による体への負担や、使用している原材料の品質など安心感があるのはモグワンでしょう。

とは言え、すべての犬にモグワンが良いというわけでもありません。

愛犬の状態によってはロイヤルカナンがおすすめの場合もあるので、次章でご紹介するそれぞれの比較を見て判断してくださいね。

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【10項目で検証】モグワンとロイヤルカナンを徹底比較!

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モグワンとロイヤルカナンの違いを、以下の10項目で比較していきます。

ロイヤルカナンはさまざまな種類がありますが、今回は人気の「ミニ インドア アダルト」を選んでみました。

モグワンとロイヤルカナンは、まったくタイプが異なるドッグフードなので、どちらが愛犬に合っているのか考えながらご覧ください。

モグワンとロイヤルカナンの原材料を比較!

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この比較の結論!
  • モグワンの主原料は肉や魚だが、ロイヤルカナンの主原料は米や小麦で犬の食性を考えるとモグワンが優位。
  • ロイヤルカナンは由来が不明な原材料や人工添加物が使用されているが、モグワンは原材料が明確で無添加。
  • モグワンのほうが動物性タンパク質が豊富で配合割合も記載されている。
  • どちらもお腹の健康に配慮されているが、関節ケアもするならモグワン、うんちのニオイが気になるならロイヤルカナン。

さっそく、モグワンとロイヤルカナンの主原料やそれぞれの原材料を詳しく比較していきます。

モグワンとロイヤルカナンの主原料の違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
主原料 チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%) 米、小麦粉、肉類(鶏、七面鳥、ダック)

ドッグフードの原材料は、重量の割合の多いものから記載するというルールが定められています。

原材料表記を見ると、モグワンはチキンとサーモンを主原料にしているのに対し、ロイヤルカナンは米や小麦などの穀物が主原料です。

犬は限りなく肉食に近い雑食なので、基本的には動物性タンパク質が主原料であるほうが得られる栄養もより適しており、消化吸収しやすいです。

もちろん、穀物も決して悪いわけではなくタンパク質源やエネルギー源となりますが、配合されている割合が多すぎると消化に負担がかかりやすくなります。

さらに、モグワンは動物性タンパク質の配合割合が56%と記載されているのに対し、ロイヤルカナンのは配合割合はわかりません。

ロイヤルカナンは研究による緻密な計算のうえの配合バランスとは言え、モグワンのほうが犬の食性に配慮されていると言えます。

それぞれの原材料の違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
動物性タンパク質
(肉類)
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%) 肉類(鶏、七面鳥、ダック)、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)
穀物類 米、小麦粉、コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、コーンフラワー
野菜果物類 サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、アルファルファ、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ ビートパルプ、植物性繊維、酵母および酵母エキス
油脂類 サーモンオイル2%、ココナッツオイル 動物性油脂、大豆油、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、藻類油(EPA+DHA源)
ビタミン
ミネラル類
ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E) アミノ酸類(DL-メチオニン、L-リジン、L-チロシン、L-カルニチン)、ミネラル類(Cl、Na、Ca、K、P、Zn、Mn、Fe、Mg、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、B12、B1、ビオチン、A、B6、B2、葉酸、パントテン酸カルシウム、D3、ナイアシン)
その他 ビール酵母、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 フラクトオリゴ糖、ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム
※赤色…何をつかっているのかよくわからない原料

前提として、モグワンは手作りご飯のようなレシピを目指して開発、ロイヤルカナンは科学的根拠と最新の栄養学に基づいて開発されています。

そのため、それぞれの原材料で比較すると大きく異なることがお分かり頂けるのではないでしょうか。

モグワンは多くの栄養素をさまざまな野菜や果物をバランス良く配合して補っているほか、関節や腸内の健康に配慮したサポート成分を配合しています。

一方で、ロイヤルカナンは正確かつ安定した栄養バランスとなるとように、栄養素が不安定になりがちな野菜や果物などは使用していません。

また、便のニオイに配慮したゼオライトや歯の汚れに配慮したポリリン酸ナトリウムなど、ドッグフードには珍しい成分を配合している点も注目です。

ただ、動物性油脂や植物性繊維、魚油など、何由来のものなのかわからず、愛犬が口にする食材が把握できません。

すべての食材を把握したい場合は、曖昧な表記のないモグワンのほうが良いでしょう。

それぞれの添加物の違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
保存料
酸化防止剤
乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
赤色…できれば避けたい成分

添加物は目的があって使用されるもので、その配合量も安全性が確認された必要最低限の量のみの配合です。(※1)

そのため、人工添加物や自然由来の添加物に関係なく、基本的には愛犬の健康に影響を及ぼすことを心配する必要はありません。

添加物には犬の健康に関係しない不要なものもありますが、ロイヤルカナンに使用されている添加物は品質保持の目的で使用されている必要なものです。

犬の健康に不要な添加物
  • 着色料・発色剤
  • (赤色102号、酸化チタン、亜硝酸Naなど)
    …飼い主の興味を惹くためだけの添加物。犬は色で美味しさを判断しない

  • 甘味料
  • (スクロース、ソルビトールなど)
    …嗜好性を上げる添加物。原材料の品質があまり良くない場合に使用されることがある

しかし、添加物を過剰に摂取したり長期間継続して摂取することで愛犬の体の負担になる可能性はあります。

特にソルビン酸カリウムは、安全性は高いですが腸内フローラをマイナスに変化させてしまう恐れ(※2)があり、私自身も愛犬に積極的に与えたくない添加物です。

なので、できる限り添加物を避けたい場合は、保存料や酸化防止剤が無添加のモグワンのほうがおすすめです。

モグワンとロイヤルカナンのアレルゲンとなりやすい食材を比較!

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この比較の結論!
  • どちらもチキンを使用しているのでチキンアレルギーの犬には不向き。
  • モグワンは穀物不使用で穀物アレルギーの犬にもOKだが、ロイヤルカナンはNG。
  • ブタクサやヨモギの花粉症の犬はモグワンに注意。

愛犬が食物アレルギーだったり、食物アレルギーの発症リスクを下げたい飼い主さんのために、アレルゲンとなりやすい食材も比較しました。

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
アレルゲンと
なりやすい食材
チキン(鶏) 米、小麦、鶏、コーン
花粉症の犬が
注意する食材
セイヨウタンポポ

モグワンとロイヤルカナンには「鶏」が使用されているため、鶏肉にアレルギーがある場合はほかのドッグフードを検討しましょう。

また、ロイヤルカナンには小麦とうもろこしといった穀物が使用されているので、穀物にアレルギーがある場合ではモグワンのほうが良いです。

一般的に、犬が食物アレルギーを起こしやすい食材には以下のようなものがあります。

犬の一般的なアレルゲンと発症割合※3
  • 牛肉、乳製品、小麦…69%
  • 鶏肉、鶏卵、ラム肉、大豆…25%
  • その他…6%

食物アレルギーは食材に含まれるタンパク質に過剰に反応してしまうことで起こり、その原因は遺伝や体質、ストレス、体調不良時などさまざまです。

どの食材で食物アレルギーを発症するかは犬によって異なりますが、アレルゲンとなりやすい食材を避けることはアレルギー対策の一つになるでしょう。

神様
もちろん、これらの食材を口にしてもまったくアレルギーを起こさない犬も多く、心配し過ぎることはないぞ。

一方で、モグワンにはセイヨウタンポポが使用されており、キク科植物の花粉症の犬は交差反応で食物アレルギーを起こす可能性もあり注意が必要です。

ただ、モグワンには食物アレルギーの発症割合が高い牛肉や小麦は使用されていないので、比較的アレルギー対策はしやすいでしょう。

なお、原材料1つ1つのチェックが面倒という場合は、シンプルな原材料のロイヤルカナンのほうが良いかもしれません。

モグワンとロイヤルカナンの保証成分値を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも犬が1日に必要な栄養基準を満たしている。
  • フードに含まれるタンパク質量が多いのはモグワン
  • 脂質量がやや多く食いつきを期待しやすいのはロイヤルカナン。
  • 与える犬を選びにくい栄養バランスなのはモグワン。
  • ロイヤルカナンはオメガ脂肪酸の配合量の公開がないのに対し、配合量を公開しているモグワンが優位。

栄養成分値は、愛犬の体質や悩みに合う、合わないを判断しやすい重要な部分なので、細かく比較してみました。

モグワンもロイヤルカナンも主食として与えられる栄養基準を満たしている

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
タイプ 主食 総合栄養食
栄養基準 FEDIAF AAFCO

モグワンもロイヤルカナンも愛犬が1日に必要な栄養がしっかり摂れるドッグフードで、主食として与えることができます。

日本で販売されているドッグフードで主食として与えられるフードには「総合栄養食」の表示がありますが、モグワンには総合栄養食の表示はありません。

総合栄養食とは?
そのドッグフードと水だけで、指定されたライフステージの愛犬の健康維持や成長に必要な栄養素を満たしているもの

「総合栄養食」と表示できるのは、日本のペットフード公正取引協議会が採用するアメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしたものです。

そのため、ヨーロッパのFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準を採用しているモグワンは総合栄養食と表示することはできません。

しかし、FEDIAFはAAFCO同等の栄養基準を定めているため、モグワンも主食として1日に必要な栄養を摂れるように作られているので安心してください。

栄養成分値の違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
タンパク質 27%以上 19.0%以上
脂質 10%以上 12.0%以上
粗繊維 4.75%以下 2.8%以下
灰分 9.5%以下 7.4%以下
水分 9%以下 10.5%以下
エネルギー
(100gあたり)
361.5kcal 377kcal

栄養成分値を見ると、モグワンとロイヤルカナンには大きな違いがあります。

タンパク質量がモグワンが27%以上と高めなのに対し、ロイヤルカナンは19.0%以上と低めです。

タンパク質は筋肉の維持や体のあらゆる部位の健康維持に欠かせないもので、モグワンは犬種や年齢などを問わず幅広い層に与えられます。

また、モグワンは脂質も低く繊維質も比較的多めに含まれているので、満腹感が得られやすく肥満気味の愛犬や食欲旺盛な愛犬にも与えやすいでしょう。

一方で、ロイヤルカナンの「ミニ インドア アダルト」は小型犬の成犬用向けなので脂質がやや高めとなっており、食いつきの良さに期待が持てます。

ただ、タンパク質が低めなので、室内でゆったりしていることが多い愛犬向きです。

なお、モグワンは灰分がやや多めのため、腎臓や心臓に問題を抱えている愛犬に長期継続して与える場合はかかりつけの獣医師に相談してください。

オメガ3・6脂肪酸の含有量の違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
オメガ3 1% 非公開
オメガ6 1.8% 非公開

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は、体内で合成することができず食事などから摂り入れる必要がある必須脂肪酸です。

主食として与えることができるドッグフードには配合されていることがほとんどですが、配合量の表示義務はなく公開されていないことも珍しくありません。

実際、ロイヤルカナンは配合量が非公開です。しかし、モグワンは表示しているので、安定的な配合が期待できます。

配合量がわからないためどちらが良いとは言えませんが、積極的にオメガ脂肪酸を摂取させたい場合は確実に配合されているモグワンのほうが良いでしょう。

モグワンとロイヤルカナンの対応犬種・年齢を比較!

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
対応犬種 全犬種 小型犬
対応年齢 全年齢 成犬(生後8ヶ月齢~8歳まで)
この比較の結論!
  • 犬種も年齢も関係なく与えられるのはモグワン。
  • 小型犬の成犬向けに作られているのはロイヤルカナン。
  • 犬の状態、活動量、ライフスタイルなどを見ながら判断するのがおすすめ。

モグワンの対応犬種・年齢は、全犬種、全年齢です。

つまり、犬種に関係なく子犬・成犬・シニア犬に与えられるため、多頭飼いでも与えやすいでしょう。

また、ライフステージによるドッグフードの切り替えも必要ないので、切り替えによって「食べなくなるかも?」という心配もありません。

ただ、全年齢対応のドッグフードは、愛犬に適切な給餌量を与えないと必要な栄養が不足したり過剰になるため、給餌量はしっかり守る必要があります。

一方で、ロイヤルカナンは緻密な計算によって、小型犬の成犬用と対象を決めています。

さまざまな種類を展開しているので、その時々の悩みや年齢に合わせたい場合はロイヤルカナンが良いかもしれません。

モグワンとロイヤルカナンのパッケージを比較!

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この比較の結論!
  • ジッパーはモグワンのほうが閉めやすい。
  • ロイヤルカナンは原材料の品質が不明なのに対し、モグワンの原材料は人間の食品基準で安心感がある。
  • 賞味期限は未開封の場合。どちらも開封後は1ヶ月以内に使用する。

毎日使うものだからこそ、パッケージの使い勝手も重要なポイントですね。

ここでは、モグワンとロイヤルカナンのパッケージを比較していきます。

どちらも品質を保持する仕様で安心

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モグワンもロイヤルカナンも、パッケージの内側は遮光性や酸素遮断性に優れたアルミ素材が使用されています。

光はドッグフードの酸化を促進させる作用があるので、アルミ素材が使用されているのは品質を保持するためにも嬉しいですね。

ドッグフードの酸化とは?※4
ドッグフードに含まれる脂質が空気中の酸素と反応して化学反応を起こす。酸化が進むと本来の栄養素が破壊されて十分な栄養が補えないだけでなく、健康に悪影響を与える恐れがある。

また、ドッグフードは開封した瞬間から酸化が始まるため、パッケージのまま保管するのがおすすめです。

ジッパーの違い

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モグワンもロイヤルカナンもパッケージには保管に便利なジッパーがついていますが、ジッパーの形はかなり違うようです。

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モグワンは太いマジックテープのようなジッパーになっていて、少しぐらいいい加減に合わせてもちゃんとくっついてくれます。

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一方で、ロイヤルカナンは保存袋などでよく見るシングルジッパーなので、隙間なく端から丁寧に閉めていかなければいけません。

モグワンもロイヤルカナンも開けやすさはそこまで違いはありませんが、閉めやすさはモグワンのほうが簡単です。

内容量と賞味期限の違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
内容量 1.8kg 800g、2kg、4kg、8kg
賞味期限 未開封で製造日から18ヶ月 未開封で製造日から18ヶ月

モグワンとロイヤルカナンの賞味期限は、未開封で製造日から18ヶ月です。

賞味期限はパッケージに記載されているので、必ず確認してください。ちなみに、モグワンの賞味期限はBBDの後に「日/月/年」の順で書かれています。

また、ドッグフード開封後は2週間~1ヶ月以内に食べ切ることが理想です。

ロイヤルカナンはサイズ展開が豊富で容量が多いもののほうが価格を抑えられますが、1ヶ月以内に食べ切れるサイズを購入するようにしましょう。

一方で、モグワンは1.8kg入りのワンサイズしかありません。

体重3kgの成犬であれば1ヶ月程度で食べ切れる量ですが、3kg未満の愛犬では小分けにして保存するなどの工夫が必要です。

モグワンとロイヤルカナンのフード粒を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも小型犬が問題なく食べられる大きさ。
  • どちらも食べやすいように粒の形状に工夫がある。
  • ニオイはモグワンのほうが強い印象。
  • モグワンは後味にやや酸味や苦みを感じるが、ロイヤルカナンは穀物の甘さを感じた。

モグワンとロイヤルカナンのフード粒も、ニオイや大きさ、私が実際に食べた味や食感なども比較してみました。

粒の大きさや形状の違い

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フードの粒は、モグワンは直径8~10mmほど、厚みは3~4mmほどのドーナツ型です。

それに対し、ロイヤルカナンは直径10mmほどで厚みが2~3mmほどの三角形です。

また、モグワンは噛み砕きやすさを考えてドーナツ型、ロイヤルカナンは科学と観察に基づいてそれぞれの品種に適した粒の形状と考えられています。

モグワンとロイヤルカナンのフード粒は食べやすさにも配慮されているので、どちらを選んでも小型犬でも問題なく食べられるでしょう。

ニオイや味、硬さの違い

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
粒のニオイ スパイシー チキンスナック
ニオイの強さ 強め やや強め
ナッツ系
後からやや苦みや酸味を感じる
スナック系
香ばしさと甘みを感じる
硬さ 硬すぎず柔らかすぎず ややしっとり感があり硬すぎない

モグワンもロイヤルカナンも、犬の食欲が刺激されるような強めのニオイを感じますが、不快なニオイではありません。

私が実際に食べてみると、モグワンはチキンとサーモンをたっぷり使用しているためか、ギュッと濃縮されたような苦みと旨み、酸味が薄っすら。

一方でロイヤルカナンは、味のないチキンスナック?のような、香ばしさと穀物独特の甘みのようなものを感じました。

これは愛犬によって好みが分かれそうですが、普段食べているドッグフードが海外産であれば同じような味なので問題なく受け入れてもらえるでしょう。

ただ、国産のフードに慣れている場合では、最初は警戒して食べてくれないかもしれません。

その場合は手からおやつのように与えてみるなど、まずは警戒を解いてあげることをおすすめします。

モグワンとロイヤルカナンの安全性の高さを比較!

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
食材の品質
  • ヒューマングレードの食品工場から肉や魚を仕入れる
  • 原材料の品質をチェックし、テストにクリアしたものだけを使用
  • 世界各国から原材料を調達
  • 原材料を提供するサプライヤーは厳しい基準で選定
  • 原材料納入にいくつもの検査工程を設けている
穀物の使用 穀物不使用(グレインフリー) 米、小麦、とうもろこし
人工保存料
着色料・香料
無添加 ソルビン酸カリウム(保存料)
副産物
遺伝子組み換え食品
不使用 記載なし
生産工場
  • 欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の基準をクリアしたイギリスの工場
  • 生産ラインを24時間モニタリング
  • ロイヤルカナンの中でも最新の技術と設備を導入した韓国の工場
  • 世界中どの工場においても同じ品質規格を採用
※赤色…できれば避けたい成分
この比較の結論!
  • どちらも品質は信頼できる。
  • ロイヤルカナンは動物病院でも販売される品質。
  • どちらも安全性に問題はないが、ロイヤルカナンはソルビン酸カリウムを使用しているので気になる人には不向き。

基本的には、モグワンもロイヤルカナンも品質や安全性が徹底されており、安心して愛犬に与えることができるドッグフードです。

コンセプトは大きく異なりますが、犬の健康を考えて作られているという点は同じでしょう。

ただ、ロイヤルカナンはオールナチュラルのドッグフードでは難しい、正確かつ安定した栄養バランスを叶えるために人工保存料を使用しています。

必要最低限の量の使用なので問題はありませんが、人工添加物を避けたい場合は気になる部分だと思います。

モグワンとロイヤルカナンのコスパの良さを比較!

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
通常価格 5,456円 / 1.8kg 1,968円 / 800g
4,067円 / 2kg
7,456円 / 4kg
14,353円 / 8kg
1kgあたりの価格 2,728円 2,034円
定期初回価格 50%OFF
2,728円 / 1.8kg
定期価格 1袋:4,910円
10%OFF
2袋以上:4,637円
15%OFF
5袋以上:4,364円
20%OFF
※1回の注文の1袋あたりの価格
1,968円 / 800g
4,067円 / 2kg
7,456円 / 4kg
14,353円 / 8kg
1日あたりの価格 236円 / 104g 202円 / 99g
1ヶ月あたりの価格 7,535円 6,060円
送料 880円
※まとめて3袋以上購入で無料
500円
※5,500円以上購入で無料
※価格はすべて税込み
※モグワンの1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
※ロイヤルカナンは2kg入りの価格で算出
この比較の結論!
  • ロイヤルカナンのほうがコスパが良い。
  • どちらも公式の定期コースがあるが、モグワンはまとめ買い制度があり最大20%OFFで購入できる。
  • 初回半額で購入できるモグワンは超お得。

モグワンとロイヤルカナンでは、コスパが良いのはロイヤルカナンです。

モグワンは原材料の品質にこだわるだけでなく、動物性原料を多く使用しているのでどうしても価格が高めになってしまいます。

同程度の品質のドッグフードに比べると価格は抑えられていますが、ロイヤルカナンと比べると高く感じるかもしれません。

ロイヤルカナンは通常のフードから療法食まで幅広く手掛けており、世界中に自社工場があるため価格を抑えることができるのでしょう。

コスパを重視するならロイヤルカナンですが、主原料や保存料など価格だけではなく全体を見て検討することをおすすめします。

また、モグワンは定期コースで購入すると、初回は半額で1.8kgがロイヤルカナンの2kgよりも安く買えます。

とりあえず試してみたいという場合でも、解約に購入回数の縛りがないので気軽に試しやすいでしょう。

モグワンとロイヤルカナンのシリーズを比較!

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
シリーズ 犬種別、悩み別、サイズ・年齢別、室内犬用、専門家用、食事療法食の全89種類
この比較の結論!
  • モグワンにシリーズ展開はない。
  • ロイヤルカナンは犬種や年齢、悩み、生活スタイルなどに合わせて選べる
  • ロイヤルカナンには食事療法食がある。

モグワンは全年齢対応で美味しさを追求してつくられているため、味や年齢などの他の種類の展開はありません。

一方で、ロイヤルカナンはそれぞれの品種や年齢などに適した栄養設計を行っており、全89種類ものドッグフードがあります。

太り気味の犬やダイエットしたい犬、皮膚や尿路の健康に配慮したい犬、お腹が弱いなど、悩みがある場合では特定の悩みに特化したフードは魅力的でしょう。

また、ロイヤルカナンは療法食も手掛けており、多くの獣医師から支持されています。

モグワンとロイヤルカナンのコンセプトを比較!

比較項目 モグワン ロイヤルカナン
コンセプト 食いつきの追求と健康への配慮を両立。日本で暮らす犬に合わせた栄養設計。手作りご飯のような安心できるレシピを目指す。 それぞれの品種で異なる栄養ニーズを満たすために正確な量の配合設計を行う。科学と最新の栄養学に基づいたレシピ。
この比較の結論!
  • 手作りご飯のような自然な食事を目指しているのはモグワン。
  • 科学的に緻密な計算でそれぞれの品種に合わせた栄養設計を行っているのがロイヤルカナン。
  • どちらも食いつきと健康を両立させようとしているドッグフード。

モグワンとロイヤルカナンのコンセプトは、簡単に言ってしまうと「自然派」か「科学的根拠派」の違いです。

モグワンは、飼い主さん自身が作る手作りご飯のような安心できる「食事」を目指して作られています。

一方で、ロイヤルカナンは緻密な計算と正確な成分配合量によって、その品種に適した「ドッグフード」になっています。

どちらも食事が健康を支えるという考えは同じですが、コンセプトが大きく異なるため、どちらのコンセプトが自分に合うのかも考えてみるといいでしょう。

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【どっちが合う?】モグワンとロイヤルカナンそれぞれにおすすめなのはこんな犬や飼い主!

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これまで、さまざまな比較をしてきたうえで、それぞれのドッグフードにおすすめの愛犬と飼い主さんは以下の通りです。

モグワンはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 愛犬に安心できるご飯を与えたい人
  • 添加物をできる限り避けたい人
  • 愛犬にしっかり動物性タンパク質を摂らせたい人
  • 愛犬のお腹や関節の健康に配慮したい人
  • さまざまな食材をバランス良く食べさせたい人
  • 穀物にアレルギーがある犬
  • 筋肉を維持したい犬
  • ドライフードが嫌いな犬
ロイヤルカナンはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 科学的根拠に基づいていることを重視したい人
  • 犬種や年齢、悩みなどに適したフードを選びたい人
  • コスパを抑えたい人
  • ホームセンターなどでも購入できるフードが良い人
  • 原材料や添加物に細かいこだわりがない人
  • 特定の疾患・疾病等を抱えている犬(食事療法食)

モグワンもロイヤルカナンもドッグフードの品質管理や衛生管理などは徹底されており、そういう意味での安全性に懸念はありません。

どちらも犬の食いつきや食べやすさも考えられているので、愛犬の食いつきに悩む飼い主さんも試しやすいでしょう。

ただ、いくらロイヤルカナンが緻密な計算のうえで米や小麦を主原料にしているとは言え、やはり健康な犬では主原料は肉や魚がおすすめです。

必ずしもモグワンにする必要はありませんが、他のメーカーの主原料が肉類人工保存料不使用のドッグフードを試してみるなど、検討の余地はあるでしょう。

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モグワンとロイヤルカナンは愛犬との相性で選ぼう!

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モグワンとロイヤルカナンは、まったく正反対のコンセプトのドッグフードです。

これまで散々比較してきて言うのもなんですが、コンセプトが違うので比較してどちらが優れていると評価することはできないというのが個人的な意見です。

ただ、ロイヤルカナンの「ミニ インドア アダルト」は主原料が穀物で、動物性油脂保存料(ソルビン酸カリウム)など気になる点はあります。

犬の食性や継続して与えることを考えると、私自身が愛犬には選ばないというのも事実。療法食は抜群に素晴らしいんですけどね。

だからと言って、モグワンがすべての犬に良いかといえばそういうわけでもなく、どちらを選ぶかは愛犬の好みや体質に合うかで考えるのが一番です。

まだ試したことがなく、これから始めるというのであれば、

  • コスパを重視するならロイヤルカナン
  • さまざまな栄養を積極的に摂らせたいならモグワン
  • 正確かつ安定した栄養を与えたいならロイヤルカナン
  • 添加物を避けたいならモグワン

というように考えてみましょう。

どんなことを重要視するかは飼い主さんそれぞれで異なりますが、食べるのは愛犬です。

今回の比較で分かった違いなども考慮に入れて、検討してみてくださいね。

モグワンとロイヤルカナン、それぞれ詳しくレビューしているので、こちらも合わせて参考にしてください!

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出典・参考サイト・参考文献
※1ペット栄養学会誌「ペットフードの添加物」
※2NIH「Human gut microbes are susceptible to antimicrobial food additives in vitro」
※3ペット栄養学会誌「栄養学的側面からみた犬アトピー性皮膚炎の病態と診断と治療」
※4ペット栄養学会誌「市販ドッグフードの脂質に対するα-トコフェロールの抗酸化効果」
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