「飼い犬の関節の調子が気になる」「年齢的に関節トラブルの予防をしていきたい」そんな心配ごとの対策として、多くの飼い主さんに検討されているのがサプリメントという選択です。
ただ、初めてサプリを試してみるという場合は、愛犬にどんなものを選べばよいのか?迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、犬の関節ケアにいいサプリの選び方や、評判のサプリ15種類を比較した上でのおすすめ5選をご紹介していきます。
目次
犬の関節ケアにサプリメントは必要なの?役立つ理由とは!
サプリメントは特定の栄養素や成分のみを凝縮し、効率よく摂れるように作られているものです。
健康的な関節を維持するための栄養がいつものごはんで不足しているようなら、サプリを検討するのも良いと思います。
良質なドッグフードなら「犬に必要な栄養は十分摂れるのでは…?」と思うかもしれません。
ただ、犬種として関節トラブルを抱えやすい個体もいれば、年齢的な衰えが関節に影響してくる個体もいます。
そうした場合は、いくら品質が高く栄養バランスの良いドッグフードでも、逆にバランスが良いからこそ、必要な栄養素を摂るのに万全とは言えません。
トラブルや悩みを抱えている犬に不足しがちな成分を、重点的に摂れるのがサプリなのです。
【基本】犬の関節ケアにいいサプリの選び方
愛犬が大きな関節トラブルを抱えている場合はまず動物病院へ相談するのが第一ですが、日頃からの手軽なケアに活用できるのがサプリメントです。
飼い犬に適切なサプリを選ぶには、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。関節ケアにいいサプリの選び方として4つのポイントをご紹介します。
犬の症状や悩みに合った成分が含まれている
関節ケアに選ぶサプリで、まず注目したいのは成分です。
サプリの種類によって含有成分はさまざまですが、飼い犬の症状や悩みに適した成分が含まれていなければ意味がありません。
関節は硬い骨と骨がつながっている部分で、そこに摩擦をやわらげる軟骨や関節包といった組織があるために、スムーズな曲げ伸ばしができます。
関節の健康をサポートする成分として代表的なものでは、以下のようなものが挙げられます。
- コラーゲン:皮膚や骨、軟骨、腱など体の中のさまざまな部位を構成するタンパク質の一つ。
- グルコサミン:関節を構成する成分の一つ。軟骨形成や関節の柔らかな動きに働くとされる。
- コンドロイチン:軟骨の弾力や保水性を維持し、関節の滑らかな動作につながるもの。
- MSM(メチルスルフォニルメタン):イオウ化合物の一つで、軟骨成分の原料になるもの。関節の痛みや炎症の軽減にもよいと言われる。
- プロテオグリカン:軟骨を構成する成分の一つ。優れた保水力で軟骨の弾力性を支えるもの。
関節ケア用のサプリには、こういった成分が1種もしくは複数採用されています。
コンドロイチンやMSMはグルコサミンとともに摂ることで相互作用が期待できるため、一緒に配合されているものが多く見られます。
そのほかに使用されているのは、うるおい成分であるヒアルロン酸、炎症を抑えるのに役立つ緑イ貝やオメガ3脂肪酸、疲労回復に効果的なイミダゾールペプチドなど。
こうした成分の働きや、メーカーそれぞれがどういった目的で配合しているかという点を必ず確認しておきましょう。
そして、飼い犬の状態を観察し理解した上で、適したものを選ぶと良いでしょう。
注意したいのが飼い犬に食物アレルギーのある場合です。
上記の成分や風味付けのための原材料には、チキンや豚・牛・甲殻類などが使われていることがあります。
愛犬の体質に合わないものが含まれていないか、事前に必ずチェックしてください。
犬に与えるのに負担のない形状である
製品によりサプリメントの形状はさまざまです。普段のフードとは異なるため、場合によってはせっかくのサプリを犬が口にしてくれない、ということもあり得ます。
実際のところは試してみるまで分からないかもしれませんが、これまでの様子や経験から愛犬が無理なく口にできそうなものを選ぶようにしてください。
具体的な形状としては、次のようなものがあります。
中でも比較的多く見られるのが、粉末・タブレットタイプです。
タブレットやカプセルは取り扱いが楽ですが、犬の体格やサプリのサイズなどが理由で、飲み込むのが苦手な犬もいるかもしれません。
そうした犬には、カットしたりすりつぶしたり、中身だけ取り出したりして与えることも可能です。ただ、そのつど飼い主さんの手間はかかります。
粉末は量の調節も簡単で、ドッグフードにふりかけたり水に溶かしたりといった多様な使い方ができます。
ですが、症状や状態によってはあまり食欲のない犬もいるでしょう。
そういった犬にごはんと一緒に与える場合、与えたい量をすべてきちんと口にしてもらうのが難しいケースもあります。
注意すべき成分が添加されていない
日々食べるごはんと同様サプリでも、注意すべき添加物ができるだけ使用されていないものがおすすめです。
ドッグフードなどと比較するとサプリの摂取量は少ないものですが、健康維持のためにはある程度の期間継続していくことになります。
着色料や合成保存料、香料などが添加されていないサプリの方がより安心して与えられます。
犬に負担なく食べてもらえる形状との兼ね合いにはなりますが、安心して続けていけるサプリを選びましょう。
処方された薬を飲んでいる場合は動物病院に相談する
犬の健康状態によっては、既に動物病院で診てもらっている場合もあるかもしれません。
もしなんらかの薬を処方されているのなら、念のためサプリの開始前に相談しておきましょう。
犬の関節ケアに評判のいいサプリ15種類を徹底比較!
以上の3つのポイントを踏まえて、ここでは犬の関節ケアに選ばれやすい人気のサプリメント15種類を比較してみることにしました!
比較する項目は「関節ケアに役立つ成分」「形状」「注意すべき添加物が使われていないか?」の3つです。
商品名 | 関節ケアに役立つ成分 | 形状 | 添加物 |
---|---|---|---|
サミーサポート |
酵母331株、プロテオグリカン、プラセンタ | タブレット | |
コセクインタブレット |
グルコサミン、コンドロイチン、MSM | タブレット | |
ペットのサプリ。 骨・腰・関節 |
グルコサミン、コンドロイチン | タブレット | |
緑イ貝・タブ 犬用 |
緑イ貝粉末 | ソフトキューブ | |
あんよくん |
グルコサミン、コンドロイチン、プロテオグリカン | タブレット | |
ペッツプラス プレミアムアクティブ |
グルコサミン、コンドロイチン、MSM、ヒアルロン酸 | 粉末 | |
Ta-Ta |
コラーゲン | 粉末 | |
ニューロアクト |
グルコサミン、MSM | 液体 | |
フレキサディンアドバンス |
UC-Ⅱ(非変性Ⅱ型コラーゲン) | チュアブル | |
毎日散歩 |
グルコサミン、イミダゾールペプチド、コンドロイチン、Ⅱ型コラーゲン、プロテオグリカン | タブレット | |
グルコサミン350 犬猫用 |
グルコサミン、コンドロイチン | タブレット | |
チョイスプラス サプリ関節の健康維持 |
コンドロイチン、グルコサミン | 粉末 | |
骨げんき |
コンドロイチン、コラーゲン | 粉末 | |
きびきび散歩プレミアム |
コンドロイチン、コラーゲン、グルコサミン、緑イ貝抽出物 | タブレット | |
モエギキャップ |
モエギガイ非極性脂質、魚油 | カプセル |
通販サイトなどでよく選ばれている人気の関節ケアサプリ15種類を比較してみました。
多くのサプリメントは目的に合った成分を中心に構成されていますが、できれば避けたい添加物を含むものも見られます。
中でも保存料は、液状やチュアブルなど水分を多く含む形状のものに使われがちです。
そうした形状のものは犬の食べやすさや飼い主さんの扱いやすさには利点があるかもしれませんが、ほかの形状のサプリを工夫して与えることもできます。
そのため、ここでは安全性を優先して比較しています。
また、比較する上で疑問を抱いたのは、目的のはっきりしない原材料が含まれるもの。逆に、成分の品質や目的が明確に分かるものを高く評価しています。
そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、犬の関節ケアにおすすめしたいサプリメント5選をまとめてみました!
【決定】犬の関節ケアにおすすめのサプリ5選!
ここで紹介する5つのサプリメントを決めるにあたり、「関節ケアに役立つ成分」「形状」「注意したい添加物の有無」を重視して評価しています。感じ方には個人差があり、完全さを保証するものではありません。
価格 |
【通常価格】 3,528円(超小型犬 42g) 4,942円(小型犬 84g) 5,685円(中型犬 126g) 9,975円(大型犬 126g×2) 14,975円(超大型犬 126g×3) 【定期初回価格】 【定期価格】 |
内容量 | 42g/84g/126g |
評価 | 5.0 |
価格 |
【通常】2,827円 【定期初回】998円 【定期】2,544円 |
内容量 | 15g(250mg×60粒) |
評価 | 4.5 |
価格 |
【通常】4,500円 【定期】3,500円 |
内容量 | 16.8g(140mg×120粒) |
評価 | 4.5 |
価格 |
3,750円(40粒)/9,980円(120粒) ※Amazon参考価格 |
内容量 | 40粒/120粒 |
評価 | 4.0 |
価格 | 2,680円(15g)/5,280円(30g) |
内容量 | 15g/30g |
評価 | 4.0 |
迷ったらコレ!関節ケアのサプリにTa-Taをおすすめする理由!
犬の症状や原因はそれぞれ異なるため、当サイトは特定のサプリメントを強くおすすめするつもりはありません。
ここはあくまでも私が選んだサプリとして参考にしていただきたいのですが、そもそもなぜTa-Taを選んだのか?その理由を簡単にまとめてみました。
- 人間用とまったく同じクオリティレベルの原材料。
- 原材料はたった1つのみとシンプル。
- 牛の皮由来であるコラーゲンは多くの犬が好む味。
- コラーゲンは60分の1に低分子化、吸収されやすい。
- 保存料・香料・着色料など注意すべき添加物はなし。
- 粉末タイプで与え方や量の調節が簡単。
- 5年間の研究で安全性がしっかり検証されている。
Ta-Taの原材料は誰が見てもわかるコラーゲンのみの1種類。無駄なものや余計なものが一切加えられていません。
コラーゲンは低分子化されて吸収されやすい形になっているので、気になる関節や軟骨の健康維持に役立ってくれるでしょう。
また、コラーゲンは、皮膚の線維芽細胞を刺激することから、健康的な肌や被毛を保つことにも働いてくれるものです。
関節対策だけでなく、全身の健康をサポートするサプリとしても評価できます。
安全性の高さはもちろんですが、粉末で使いやすいことや犬も好みやすい味であることからも、継続していきやすいサプリだと思います。
サプリには珍しくパッケージに3サイズあり、飼い犬の体重に合わせたものが選べるところもおすすめです。
犬の関節トラブルはなぜ生じるの?原因は?
犬の関節トラブルはさまざまな原因によって引き起こされます。以下はその原因の例です。
原因によっては比較的若い年齢の犬に生じることもありますが、加齢による関節トラブルはどのシニア犬にも起こり得ることです。
関節トラブルはやがて炎症や痛みにつながることもあり、見過ごしていると日常生活に支障が出るほどの負担となるかもしれません。
できるだけ早い段階で変化を察知し、適切な対処をすることで飼い犬の快適な生活を守ることができるでしょう。
どんなときに関節ケアのサプリを検討する?見逃せない犬のサイン!
犬の変化がゆっくりしている場合は、関節ケアのサプリを取り入れるべきか、ためらうこともあると思います。
そこで、サプリを検討するのに目安となる犬の態度や動作を以下に挙げてみました。
- 散歩に行くのをいやがるようになった。
- 以前と比べて歩くスピードが遅くなった。
- 歩くときの足や頭の動きがいつもと違う。
- 段差や階段で進むのをためらっている。
- ジャンプに失敗することがある。
- 横たわった状態から起き上がるのに時間がかかる。
このような姿が見られたら、犬の体の中でなんらかの不調が起こっている可能性があります。
不安であれば動物病院に行くことを躊躇せず、場合によってはサプリの使用も考えてみてください。
愛犬に関節ケアのサプリを上手に与える方法!
サプリは、タブレットや粉末など形状がさまざまです。
犬が嫌がらずに口にできるよう、原材料の選択や風味付けに工夫されているものも多いのですが、実際にはなかなか食べないということもあると思います。
関節ケアのサプリを上手に与えるには、次のような方法があります。
- 飼い犬の好むウエットフードやおやつに混ぜ込む。
- タブレットをすりつぶしたり、カプセルから中身を取り出したりする。
- ドライフードをぬるま湯でふやかしてニオイを立たせ、サプリを混ぜる。
- サプリそのものをぬるま湯でふやかしたり溶かしたりする。
サプリをぬるま湯でふやかした場合は、栄養の溶けた液体ごと与えるようにしてくださいね。
タブレットは一般的な薬の錠剤と同じく、飼い主さんの手で直接口に入れるという方法も取れます。
ですが、毎日行うとなると犬にも飼い主さんにもストレスとなるかもしれません。
関節ケアを続けるためには、無理なく摂取してもらえそうなサプリへの切り替えを検討するのも良いと思います。
コラーゲンを吸収しやすいTa-Taは関節ケアにおすすめのサプリ!
Ta-Taは牛由来のコラーゲンペプチドを原材料とした、粉末状のサプリ。犬が好みやすい味と飼い主さんが扱いやすい形状という点でもおすすめです。
人間用と変わらない高い品質のコラーゲンのみを使い、着色料や保存料・香料などは添加されていません。日常的な使用にも安心感が大きいサプリだと言えます。
コラーゲンは関節のみならず、犬の体のさまざまな部位に存在するタンパク質です。
Ta-Taならシニア犬が体内で合成しにくくなった非必須アミノ酸を、吸収しやすい形で摂取できるでしょう。
関節ケアや皮膚ケアをサプリでと考えているなら、一度試してみてはいかがでしょうか。