「犬の散歩に必要なものって何?どんなものを買っておくと便利なの?」と、私も犬を飼い始めた時によく悩んだものです。
とりあえず首輪とリードさえあれば大丈夫と思われがちですが、犬と人間が楽しく共存していくためにも、飼い主さんは首輪とリード以外のグッズも揃える必要があります。
飼い主のマナーとして、そして愛犬が嫌な思いをしないためにも、散歩バッグにこれだけは入れておこう!という7つのグッズを紹介します。
目次
【基本中の基本】犬の散歩に必要な7つの持ち物
犬の散歩をするにあたり、最低限そろえておきたいのが以下のグッズです。
さらなる便利グッズはこのあと紹介していきますので、まずは基本から抑えていきましょう。
- 首輪
- リード
- ハーネス
- 散歩バッグ
- うんち袋(エチケット袋)
- 水入りペットボトル
- ライト(夜間の場合)
首輪
首輪は、犬を飼うにあたり基本中の基本となる必須アイテムです。
室内で過ごしている間は装着しなくても大丈夫ですが、外へ出るからには万が一に備えて必ずつけておきましょう。
もしも迷子になったりはぐれてしまった場合、首輪をしていれば野良犬・捨て犬と間違えられずに済みます。
リード
リードは散歩をする上での必需品です。
最近はいろんなタイプのリードがあるため、愛犬の性格や散歩のスタイルに合わせて適しているものを選んでみましょう。リードの種類は以下の通りです。
- スタンダードリード
もっともよく使われているタイプ。首輪やハーネスに取り付けます。 - ロングリード
スタンダードリードを長くしたもの。車や人が通らない道、公園や広場での使用に適しています。 - 伸縮性リード
リードの長さを自由に調整できるタイプ。グイグイ引っ張る犬にはあまり向いていません。公園などの広場での使用に適しています。 - ハンズフリーリード
両手が自由に使えるリードで、ショルダー式や腰に巻くタイプがあります。ランニングをしたり荷物が多い時などに便利です。
リードは2種類くらい持っておくと便利です。とくに公園や人気のない場所を散歩する機会が多いのであれば、伸縮性リードはぜひ持っておくといいかもしれませんね。
ハーネス
ハーネスは胴回りに装着するもので、ベルタイプのものやしっかりと固定できるベストタイプのものがあります。
「首輪にリード」とは違い、犬がグイグイ引っ張っても首に負担がかからないのがハーネスのメリットです。
選び方のコツは、愛犬の体をちゃんと包み込んで散歩中にズレないもの、首に負担のかからないものがいいですね。
バッグ
散歩をするなら必ず持ち歩きたいのが散歩バッグ(マナーポーチ)です。ただ持ち歩くのではなく、その中にうんち袋や水入りのペットボトルなど必要なものを入れておきます。
バッグは小さなトートバッグでもいいし、両手を自由に使いたいならウエストポーチやショルダーバッグがおすすめです。最近は消臭効果のあるカバンもたくさん販売されています。
うんち袋(エチケット袋)
たとえ外でうんちをする習慣のない犬でも、必ずうんち袋(エチケット袋)は持ち歩きましょう。突然お腹が刺激されてうんちをしてしまう時もあります。
袋は何でもいいですが、トイレにも流せるタイプのものだと結構便利です。あとは消臭タイプやちょっと厚手タイプのものなど、最近はいろんな袋が売られていますよ。
水入りペットボトル
こちらもうんち袋同様、たとえ外でおしっこをする癖がなくても持ち歩きたいアイテムです。
外でおしっこをした場合は水で流してあげるのがマナーなので、必ず毎回持ち歩きましょう。
ライト
暗い時間帯に散歩をすることが多い人は必ず持ち歩きましょう。夜間の散歩は車や自転車に乗っている人から見えづらく、衝突やひき逃げ事故に遭いやすいため要注意です。
通常の懐中電灯でもOKですが、小型のLEDライトの方が明るくて持ち歩きやすいので便利ですよ。最近は犬の首輪につけるタイプもあります。
犬の散歩に持って行きたいおすすめ便利グッズはこれ!
基本的な散歩グッズを揃えたら、あとは散歩の仕方や犬の性格・性質に合わせて便利グッズも揃えてみましょう。
ここで紹介するグッズは必ず揃えなければならないものではないので、状況に応じて揃えていただけたらと思います。
おもちゃ
公園や広場でのびのびと散歩することが多いのであれば、そこでおもちゃを使った遊びを取り入れてあげると犬の満足度が上がりますよ。おもちゃはボールやフリスビーがおすすめです。
水筒(水ボトル)とトレイ
長い散歩や春夏の暑い時期に散歩をする時は、適度に水分補給ができるよう飲み水もぜひ持ち歩きましょう。
最近はトレイも一緒になったペット専用の水筒もありますし、100均では持ち運びしやすい折り畳み式のトレイも売られています。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは持ち歩くと何かと便利です。うんちを取る際に手が汚れてしまった時や、散歩後に車へ乗り入れる時などにあると重宝しますよ。
人間専用のウェットティッシュよりも、犬猫専用につくられた商品がおすすめです。
おやつ
おやつは、散歩のしつけをする時のご褒美として持ち歩くといいでしょう。また、愛犬が他の犬に吠える癖がある場合、おやつがあると気を背けられるので便利です。
ただし、与え過ぎにはくれぐれも注意して下さいね。
新聞紙
愛犬が軟便・下痢気味の時、新聞紙を持ち歩くと便利です。柔らかいうんちは取りづらいですから、しそうになった時に新聞紙をサッと引けば地面が汚れずに済みます。
レインコート
雨や雪の日にも散歩をするのであれば、レインコートはぜひ持っておきましょう。
頭から被ってお腹で止める簡易的なものから、腕までしっかり覆うタイプなど色んな種類があります。
たとえ雨などが降っていなくても、濡れている道を散歩をさせる時にも活躍しますよ。歩くたびに泥や水が撥ねて体が汚れるのを防いでくれます。
【番外編】意外と役に立つ!便利な犬の散歩グッズ!
番外編として、こんな物も持っておくと意外と役に立ちますよ~!というアイテムを紹介します。
虫除けスプレー
虫が気になる季節に合わせて使いたいのが、虫除けスプレーです。最近は、犬が舐めても安心という天然由来の虫除けグッズも数多く販売されています。
私たち人間も、湿度の高い時期に合わせて虫除けスプレーは使っておきたいですね。川辺や草木が多い場所は蚊やブヨがウヨウヨしているので、そのままで行くと大変な事になります。
エプロン
エプロンを身につけるなんて恥ずかし~!と思われるかもしれませんが、ここで言うエプロンは大工さんたちがつけているようなワークエプロンのようなものです。
いわゆる「散歩用エプロン」というものがあって、ウエストポーチのような使い勝手が特徴です。手にバッグを持ちたくない時に便利ですよ。
犬用の靴・靴下
熱いアスファルトの上を散歩する時、活躍するのが犬用の靴(もしくは靴下)です。
いかにも靴下!という素材のものもありますが、できれば地面につく部分(靴底)がしっかりとした素材のものを選ぶといいですよ。その方が刺激が少なくて済むので安全です。
犬の散歩に関するグッズはいろいろありますが、まずは最低限必要なグッズだけはちゃんと揃えておきたいものです。
とくに散歩バッグは、持ち歩いているだけで「常識のある飼い主さん」と周囲から見てもらいやすくなります。もちろんバッグを持ち歩くだけではダメですが…。
バッグも持ち歩かないで散歩をしていると「うんちはどうやって処理しているんだろうと?」と不審がられるので、必ずうんち袋も入れた上でバッグを持ち歩く習慣をつけましょうね。