このこのごはんのパッケージには給餌量目安が記載されていますが、大まかすぎて何グラムあげたらいいのかわからないですよね。
給餌量が多すぎたり少なすぎたりすると、健康リスクがグン!と上がるため、その犬に合った量を与えることが大切です。
そこでこの記事では、ペットフーディストや犬の管理栄養士の私が、あなたの愛犬に適切なこのこのごはんの給餌量や与え方のポイントを解説します。
このこのごはん全シリーズに対応した給餌量自動計算機を用意したので、ぜひ活用してください!

目次
【自動計算機で簡単チェック!】このこのごはんの愛犬に合った給餌量
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※おやつやトッピングを与える場合はそのカロリー分フードを減らす
- このこのごはん:343kcal
- シニアのためのこのこのごはん:335kcal
- 大型犬のためのこのこのごはん:356kcal
上記に、愛犬の体重や状態、現在与えているこのこのごはんのカロリーを入力すると、自動で1日の給餌量目安が算出されます。
ただし、その犬によって運動量や代謝の働きは異なるため、ここで表示される数値も目安でしかありません。
この量を基準に、2週間に1回は愛犬の体重を測り、体重が増えていれば減らす、痩せていれば増やすと5~10%の範囲で調整してください。
急激に増やしたり減らしたりするのは、犬の体に負担がかかってしまうため注意しましょう。
また、体重だけにとらわれず、愛犬の体型が適正か実際に触ってチェックすることも大切です。

慣れるまで体型チェックは難しいので、できれば一度は獣医師に確認してもらうことをおすすめします。
このこのごはんのパッケージの給餌量はあくまでも目安!

このこのごはんのパッケージの裏面には、このような大まかな体重ごとの給餌量が記載されていますが、これはあくまでも目安にすぎません。
この量は、標準体型の健康な成犬で、平均的な運動量を基準に設定されているものです。
実際には、避妊・去勢手術の有無やライフステージ、状態、体型、運動量など、その犬によって異なります。
そのため、パッケージに記載されているひとつの数字だけに当てはめることはできません。
実際、パッケージの通りに与えて、「太ってしまった・痩せてしまった」ということもよくあります。
大切なのは今の愛犬の状態に合った量を与えてあげることなので、愛犬の適切な給餌量はどれくらいかを意識しましょう。
このこのごはんの給餌量を自分で計算する方法!

「愛犬の給餌量を自分で計算したい!」という飼い主さんのために、自分で計算する方法も解説しておきます。
√(ルート)キーがある電卓を用意しましょう。
安静時エネルギー要求量(RER)を求める
- 体重(kg) × 体重(kg) × 体重(kg) = A
- A に対して「√」を2回押すと B が出る
- B × 70 = RER
愛犬に適切な給餌量を計算するためには、まず「安静時エネルギー要求量(RER)」を求めましょう。
安静時エネルギー要求量とは、何もしていない状態でも生命活動を維持するために最低限必要なエネルギー(カロリー)のことです。
実際に体重5kgの犬だとして計算するとこうなります。↓↓
- 5 × 5 × 5 = 125
- 125√√ = 3.34370……
- 3.34370… × 70 = 234.05……
ちなみに、スマホの電卓のところに「∧(ぺき乗)」がある場合は、もっと簡単な手順で安静時エネルギー要求量を出せますよ!
ここで出たのは、安静時の数字です。
必要になるエネルギーはその犬によって変わるため、STEP2で犬の状態をかけ合わせていく必要があります。
1日のエネルギー要求量(DER)を求める
今度は、1日に必要なエネルギー量(DER)を計算していきます。安静時エネルギー要求量(RER)に活動係数をかけ合わせましょう。
活動係数とは、犬の年齢や去勢の有無、体型、活動量、生活環境などの状態を考慮する数字です。
体重5kgの標準体型の去勢済み成犬の場合で計算すると、こうなります。↓↓
⇒ 約374kcal
これで、初めてその犬が本当に必要とするエネルギー量が出てきます。
活動係数を以下にまとめたので、愛犬が当てはまる数字を当てはめて計算してくださいね。
| 状態 | 活動係数 |
|---|---|
| 子犬 離乳期~3ヶ月 |
3 |
| 子犬 4~9ヶ月 |
2.5 |
| 子犬 10ヶ月~成犬まで |
2 |
| 成犬 避妊・去勢なし |
1.8 |
| 成犬 避妊・去勢済み |
1.6 |
| 肥満気味の犬 | 1.2~1.4 |
| 減量が必要な犬 | 1 |
| 安静中の犬 | 1 |
| シニア犬 避妊・去勢なし |
1.4 |
| シニア犬 避妊・去勢済み |
1.2 |
注意したいのが、「成犬まで」というところです。
サイトによっては12ヶ月までや1歳までが活動係数2としていますが、これは小型犬を対象にした表示ですべての犬に当てはまるわけではありません。
大型犬は成長がゆるやかに進むため1歳を過ぎても成犬とはいえず、活動係数2を継続して使う期間が長くなります。
- 超小型犬:9ヶ月頃まで
- 小型犬:10ヶ月頃まで
- 中型犬:12ヶ月頃まで
- 大型犬:16ヶ月頃まで
- 超大型犬:18ヶ月頃まで
なお、妊娠中、授乳中、ワーキングドッグ、ショードッグなどは活動係数が違うので、注意しましょう。
また、痩せすぎていて体重を増やしたい場合も計算方法が少し変わってきます。
愛犬の活動係数が分からない場合や複数あてはまる場合は、自己判断せず獣医師に確認することが大切です。
ここまでできたら、今度はSTEP3でこのこのごはんの給餌量を出していきます。
1日のエネルギー要求量(DER)をこのこのごはんのカロリーで割る
愛犬が1日に必要なエネルギー量(DER)が出たら、このこのごはんのカロリーで割り、計算結果を1gあたりの数値に直すために100をかけます。
体重5kgの去勢済み成犬の場合は、こうなります。↓↓
⇒ 約109g
※体重5kgの去勢済み成犬で算出
ここで出た数字が1日に必要な量です。1食あたり何グラムになるかは、この量を回数で割ると出てきますよ!
この計算方法はさまざまなドッグフードで使えるほか、愛犬の状態が変わったときにも役立つので覚えておいてくださいね。
なお、おやつやトッピングを与える場合は1日に必要なカロリーの20%以内にとどめ、そのカロリー分のフード量を減らしましょう。
このこのごはんの愛犬の適正量はうんちの状態も参考にしよう!
| うんちの状態 | 体質に合ってない 可能性 |
給餌量の目安 |
|---|---|---|
| 形が崩れない程度の 柔らかさ |
問題なし | 適切 |
| やわらかめ・ 下痢ぎみ |
フードが合わない 消化不良 食物アレルギー |
多すぎる可能性 |
| 硬くてコロコロ | 問題なし | 少なすぎる可能性 |
| 量が多く出る | 食べすぎの可能性 | 多すぎる可能性 |
| 回数が急に増える | フードが合わない 消化不良 食物アレルギー |
多すぎる可能性 |
愛犬のうんちの状態も、給餌量が適切かどうかを判断する目安のひとつになります。
もちろん、水をたくさん飲めばうんちはゆるくなるし、あまり水を飲まなければ硬くなるなど、必ずしもうんちだけで判断できるわけではありません。
また、新しいフードに変更したときは、体がそのフードに慣れるまでに一時的に軟便になることもあります。
なので、あくまでも判断材料のひとつではありますが、知っていることで給餌量が適切かを見直すきっかけにもなるでしょう。
このこのごはんの与え方ポイント

「愛犬にとって適切な給餌量は何グラムなのか」を考えることはとても大切なことですが、給餌量だけでなく与え方も重要なポイントです。
切り替えはゆっくり行う

切り替えるときは、今までのフードにこのこのごはんを1割ずつ混ぜ、10日ほどかけてゆっくりと移行してください。
お腹が弱い犬やシニア犬では、さらに長く2週間ほど時間をかけてあげましょう。
急にフードを変更すると、腸内細菌や消化酵素など体の働きが追いつかずに、下痢や嘔吐の原因になってしまうことがあります。
また、時間をかけて切り替えることで、新しいフードに対する警戒心も薄れ、自然と食べてくれやすくなりますよ。
ライフステージに合わせた食事回数で与える
| ライフステージ | 食事回数目安 |
|---|---|
| 子犬 |
|
| 成犬 | 2回 |
| シニア犬 |
|
愛犬の健康を保つ上で、給餌量と同様に、食事回数に配慮してあげることも重要なポイントです。
食事回数は、消化や吸収、血糖値、精神面など、体全体に関わりがあります。
もちろん、犬の状態によってはこれ以上に回数を増やしたほうが良いこともあるため、愛犬に合わせて回数を調整してあげましょう。
なお、食事回数1回というのは、以下のように体に負担がかかるためおすすめできません。
- 1回に食べる量が多く消化不良を起こしやすい
- 胃酸が過剰に分泌されて空腹嘔吐を起こしやすい
- 空腹によるストレスを抱えやすい
- 血糖値が不安定になりやすい
- 胃拡張や胃捻転のリスクが高まる
特に、子犬やシニア犬、痩せ気味の犬、持病がある場合では、体の負担もより大きくなります。
そのため、上記の食事回数を目安にしてあげてくださいね。
開封後は1ヶ月以内に食べ切る

このこのごはんは、未開封なら製造日から1年が賞味期限ですが、開封後は1ヶ月以内に食べ切りましょう。
ドッグフードは開封して空気に触れた瞬間から酸化が始まり、酸化が進むと栄養価や風味が落ちていきます。
さらに、粒に含まれる脂質が有害物質に変化して体にさまざまな悪影響を及ぼすため、開封後は早めに食べ切ることが大切です。
このこのごはんを食べない・残すときは量と与え方を見直してみる

ちゃんと時間をかけて切り替えを行っても食べないときや残すときは、まず給餌量や食事回数を見直してみましょう。
量が多すぎれば食べ切れずに残してしまいますし、食事回数が少なければ空腹時間が長すぎて胃酸がたくさん分泌され、食欲が落ちてしまうことにもつながります。
また、開封して1ヶ月以上経っている場合では、フードが酸化して風味が落ちてしまっているから食べない、残すといったことも珍しくありません。
そのため、給餌量や食事回数とともに、開封後時間が経ちすぎていないかも確認してみましょう。
犬がご飯を食べないときの対処法については、以下の記事も参考にしてください。
このこのごはんは愛犬に合った給餌量と回数で与えよう!

このこのごはんに限りませんが、ドッグフードのパッケージには給餌量目安がかかれていることがほとんどです。
しかし、それはあくまでも一般的な目安であり、愛犬の適正量ではありません。
健康を保つためには、愛犬に合った給餌量や食事回数でしっかりと食事管理を行ってあげることが大切です。
また、ダイエットが必要な犬や太らせたい犬では、自己判断で量の増減をするのではなく、必ず獣医師に相談してくださいね。




























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