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【プロ直伝】犬の散歩のしつけ方!歩かない・引っ張るなどの対処法も公開!

愛犬の散歩のしつけがなかなか上手くいかない……とお悩みの飼い主さんは多いかと思います。

散歩のしつけが甘いと、他の人や犬に迷惑をかけてしまうのはもちろんのこと、思わぬ大事故につながってしまう可能性もあるため、十分に注意しなければなりません。

こちらでは、犬の散歩の正しいしつけ方から、散歩中にありがちなトラブル(歩かない・引っ張るなど)への対処法について、分かりやすくお伝えしていきます。

散歩のしつけは愛犬の身を守るためにも大事!

犬の散歩のしつけが大事な理由
  • 飛び出し事故などを防ぐ
  • 予測できないケガを防ぐ
  • 拾い食いを防ぐ
  • 他の犬や人に迷惑をかけない
  • 公共の物を汚さない・壊さない

散歩中のしつけは愛犬の身を守るためにも大事です。また、他の犬や人に迷惑をかけない・公共の物に配慮するといった側面もあります。

「でも、どんなしつけをしたらいいのか分からない……。」

そんな時は、信頼のできるドッグトレーナーに相談してみたり、犬の飼い方に精通している人にアドバイスを求めてみるといいでしょう。かかりつけの動物病院に相談してみても良いですね。

【基本の3STEP】犬の散歩のしつけで大事な「リーダーウォーク」!

リーダーウォークとは

飼い主の主導で愛犬を歩かせるのがリーダーウォークです。飼い主よりも犬が先に歩いて引っ張られるのではなく、付かず離れずのちょうど良い距離感を保ちながら歩調を合わせて歩くのが基本になります。

まず始めに、散歩のしつけで大事なリーダーウォークの正しいやり方についてお伝えしていきます。

これをマスターすれば、散歩中のトラブルを減らすことができるでしょう。練習方法を3ステップにまとめたので、順番にご覧ください。

引っ張る愛犬とまずは「アイコンタクト」を取ろう!

アイコンタクトを取る方法
  1. 犬と向き合って名前を呼びながらアイコンタクトを取る。
  2. 成功したらご褒美(おやつのかけら)を与える。
  3. すぐに犬に背中を向け、犬が自ら飼い主さんの目の前に来るまで待つ。
  4. 目の前に来てアイコンタクトをしてくれたら、ご褒美を与える。
  5. そのままちょっと歩いて止まる。
  6. また目の前に来てアイコンタクトをしてくれたら、ご褒美を与える。
  7. 犬が自らアイコンタクトをしてくれるようにまで、1~6を何度も繰り返す。

グイグイと引っ張るクセがある場合は、「前に出ようとすると引き戻される(あるいは自由に動けない)」と愛犬に思わせることが大切です。

アイコンタクトで伝える方法を繰り返していくことで、犬は「リーダーはいつ止まるのかな?」と気にしながら自然と横について歩くようになります。

はじめのうちは、名前を呼んで目が合うだけで褒めてご褒美をあげてもいいでしょう。目が合ったタイミングですかさずご褒美をあげるのは、案外難しいものです。

ご褒美は、たくさんあげると太ってしまったり、満足してトレーニングに飽きてしまったりするので、食べると口にフレーバーが広がる程度のほんのかけらで十分です。

飼い主の左側に愛犬を誘導する。

愛犬を誘導する方法
  1. まずは左手にリード、右手におやつを持つ。
  2. おやつを愛犬にしっかりと見せながら、左側に来るよう誘導する。アイコンタクトをしっかりと取り、愛犬の名前を呼んであげる。
  3. 愛犬が左側に立ったらおやつをあげる。この時にすかさず褒めてあげる事が大事!
  4. 数日かけて、1~3の流れを繰り返す。そして、徐々におやつ無しの状態でも出来るように練習する。

まずは散歩時の定位置を覚えてもらいましょう。一般的には、飼い主の左側に付ける事が多いです。所説ありますが、右利きの人が多く右手を使いやすくするためと考えられています。

とは言え、絶対に左じゃないとダメ!というわけではありません。「愛犬が混乱しないようにどちらか決めておく」という事が大切になってきます。

愛犬を誘導する方法をマスターすれば、名前を呼んでアイコンタクトを送るだけで、定位置にピタッと付いてくれるようになるでしょう。

リーダーウォークを実践する!

リーダーウォークのやり方
  1. まずは10歩くらい、飼い主主導で歩いてみる。
  2. 10歩くらい歩いたら、止まってみる。
  3. うまく出来たらすかさず褒めてあげる。最初のうちはおやつを与えるのがおすすめ。
  4. 数日かけて、1~3の流れをひたすら練習!徐々におやつを無くしていって、おやつが無くてもこの一連の動作ができるようにする。

続けて、リーダーウォークの実践方法をまとめてみました。最初は10歩程度から練習を始めて、徐々に距離を伸ばしていくと良いでしょう。

毎日5~10分練習するだけでも良いトレーニングになります。そして休日など時間がたっぷり取れる時は、練習時間を少し長めにとってあげても良いかもしれません◎

徐々にリーダーウォークが身に付いてくると、通常の散歩中でも良い距離感で付いてきてくれるようになります。ぜひチャレンジしてみて下さいね!

【歩かない・引っ張る等】犬の散歩中によくある行動のしつけ方法!

犬の行動 しつけ方法

歩かない
歩きはじめるまで涼しい顔をして待つ。

引っ張る
飼い主の横に戻ってくるまで止まる。

拾い食い
対象物に近付いたらリードを少し引き寄せる。

吠える
吠える原因に合わせて対処をする。

こちらでは、散歩中によくある犬の行動についてまとめてみました。それぞれに合ったしつけ方法があるので、写真付きで分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

【散歩中に歩かない場合のしつけ】愛犬が歩き始めるまで待つ。

散歩中、急に止まって歩かなくなる子は結構います。こんな時は飼い主さん側もピタッと止まって、愛犬が歩き始めるのをじっくりと待ちましょう。

この時に無理矢理引っ張ったり、抱きかかえてしまう飼い主さんは多いかもしれません。そうすると「止まると構ってもらるんだ!」と学習してしまい、歩かないクセがより強くなるケースもあります。

怒らない・引っ張らない、ひたすら涼しい顔をして待つことによって、「構ってもらえないんだ」と学習してもらう事が大切です。

【散歩中に引っ張る場合のしつけ】愛犬が戻ってくるまで止まる。

愛犬が前にグングン飛び出して、それに飼い主が引っ張られるという状況はよくあります。そんな時はリードを少し短く持ち、ピタッと止まりましょう。

そして名前を呼ぶ+アイコンタクトを取って、定位置まで戻ってくるように誘導します。戻ってこれたらおもいっきり褒めてあげることが大事です。

愛犬の引っ張りに飼い主が付き合うという事を続けていると、「犬が主導で散歩をし、飼い主は付いてきてくれるもの」だと学習してしまいます。

事故やトラブルに繋がるリスクが上がるので、やはりリーダーウォークを徹底するのが大事です。

【散歩中に拾い食いする場合のしつけ】リードを引き寄せる。

何かを拾い食いしようとしている時は、リードを引き寄せて対象物に触れないようにします。愛犬の名前を呼び、アイコンタクトを取って、定位置に戻ってくるまで待ちましょう。

食べてはいけないものを拾い食いしてしまうと、最悪の場合命を失うことさえあります。何かを拾い食いしようとした瞬間を逃さないことが重要です。

散歩中はスマホを見るのをやめて、愛犬の行動をしっかりとチェックする+コミュニケーションを取ることに集中しましょう。

【散歩中に吠える場合のしつけ】3つの原因に合わせて対処をする。

吠える主な原因3つ
  1. 相手を「警戒」している。
  2. 「恐怖」を感じている。
  3. 大好きな相手に会えて「興奮」している。

犬が散歩中に吠える原因は、大きく分けて3つあります。この中で1番と2番は吠え方や表情に「威嚇」が見られます。

それに対し3番はテンションが上がっている状態なので、吠えると同時に「引っ張る」「はしゃぐ」などの様子も見せます。

耳の角度や表情などをよく観察してみましょう。

「警戒」して吠える時のしつけ法

愛犬が警戒している時は、安心させてあげることが一番大切です。リーダーウォークを実行して、まずは落ち着かせてあげましょう。

そして敢えて遠ざかるのではなく、時間をかけて警戒する相手と徐々に距離を縮めていきます。いきなり近づけさせてはいけません。相手もビックリしてしまいます。

ちょっとお近づきになりたい時は、必ず相手の飼い主に「近づいても大丈夫ですか?」と一声かけるようにして下さい。少しずつ距離を縮めて警戒心を解いてあげましょう。

ここで遠ざかってばかりいると「あいつはやっぱり怪しい奴なんだ」と犬が判断するようになり、ますます警戒して会う度に吠えるようになります。

「恐怖」で吠える時のしつけ法

犬が恐怖を感じている時によく見せるのは、なるべく強く吠えて威嚇して相手を遠ざけようとする行動です。

このような場合は、恐怖を感じる相手に慣れさせようと自ら近づいていくのは良くありません。愛犬も相手もますます怖がってしまいます。

対策としては、相手を愛犬の視界に入れる前におやつなどで気をそらす方法、あるいは対象物に出くわさないようなルートや時間を選んで散歩をする方法がおすすめです。

もし出くわした場合は、わざと大きな距離をとって離れてみましょう。

「興奮」して吠える時のしつけ法

愛犬が興奮して吠えている場合も、冷静にリーダーウォークを実行するのがおすすめです。まずは落ち着かせる必要があるので、この方法で落ち着く癖を身につけさせましょう。

あとは他の犬と遊ぶ機会を増やしてあげたり、ドッグランでいろんな犬とコミュニケーションをとったりすることで、興奮レベルを少しずつ抑えられるようになってきます。

犬のトイレは室内でしつけるのが理想。散歩中のマナー!

続けて、犬のトイレのしつけに関する考え方や、散歩中のマナーについてお伝えしていきます。

室内でのトイレのしつけは愛犬の為になる。

室内でトイレをするメリット
  • ストレスの少ない排泄は、犬の健康管理に繋がる
  • 天候が悪い日・飼い主の体調が悪い日でも、我慢せずに排泄できる
  • 公共の物を汚さない・壊さない事に繋がる

「犬の散歩は排泄の時間」と捉える飼い主さんが多かった時代もありました。しかし今は「排泄はお家の中で済ませ、散歩中は楽しむ時間として捉える」という認識が広まってきています。

そうすれば、散歩の時間までトイレを我慢する必要がありません。愛犬は自分がしたいと思ったタイミングで排泄でき、健康管理に繋がるというのが最大のメリットです。

また、近年は散歩中の糞尿問題が深刻化してきています。市によっては規制を設けている所も増えてきました。

愛犬・飼い主・社会がお互いのバランスを保つためにも、室内でのトイレトレーニングを行う事を強くおすすめします。

もし散歩中にトイレをしてしまった時のマナー。

散歩中にトイレをした時のマナー
  • うんちをそのまま放置しない
  • うんちを公共のゴミ箱に捨てない
  • おしっこをした後は水で流す

散歩中にトイレをしないようしつけるのが理想ですが、すぐに室内でのトイレを覚えてくれないケースも多いかと思います。

愛犬が外で排泄を行った場合は、こういったマナーを守ることが大切です。シンプルにまとめると、「糞尿をその場に残さない!」という事に尽きます。

最近では、ペットシーツや新聞紙などを散歩に持参している方も増えてきました。愛犬がトイレをしそうな体勢をとった瞬間、こういったアイテムを地面に敷いてあげると、処理がかなり楽になります。

犬や人にとって過ごしやすいキレイな街を維持するためにも、飼い主さん一人ひとりの行動が大切だと言えるでしょう。

犬のしつけ教室で散歩方法を教わるのもアリ!

どうしても散歩のしつけが難しい場合は、犬のしつけ教室でプロに教わるのも良いでしょう。「犬のしつけ教室+○○(東京・千葉などの地域名)」と検索をかければたくさん出てきます。

今回こちらの記事でお伝えしたやり方は、ほんの一例でしかありません。世の中には様々なトレーナーさんがいて、色んなメソッドがあります。

やり方が合う・合わないといった愛犬との相性もありますし、プロに見極めてもらった方が良い場合もあるでしょう。

ただし、飼い主さんとの信頼関係がないと、トレーナーの指示だけ聞くという状況になってしまうケースもあります。

任せきりになるのではなく、飼い主としても学ぶ姿勢を忘れずに、愛犬と密なコミュニケーションをとるのが大事です。

愛犬のためにも散歩のしつけは大事!根気よく続けよう。

犬の散歩のしつけまとめ!
  • 散歩中のしつけは、愛犬の身を守るためにも大事。
  • 「リーダーウォーク」は、散歩のしつけの基本になってくる。
  • 歩かない・引っ張るなどの行動には、それぞれに合うしつけ方法を実践する。
  • トイレはお家で済ませるようにしつけるのがおすすめ。
  • 散歩中にトイレをした場合は、「糞尿をその場に残さない」ことが大切。
  • 難しい場合はプロにしつけ方法を教わるのもアリ。

犬の散歩のしつけは、急な飛び出しや拾い食いなどの事故を防ぐためにも大事です。また、他の犬や人に迷惑をかけないといった側面もあります。

しつけの基本である「リーダーウォーク」をマスターすれば、よりスムーズに散歩を行えるようになるでしょう。根気よく練習をすることが大切です。

愛犬との信頼関係を築くコミュニケーションの一環として、ぜひ取り入れてみて下さいね。

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