ベジタブルサポートは、獣医師や管理栄養士との共同開発で誕生した犬のための栄養補助食品です。野菜の豊かな栄養を健康維持に活かすことを目的としています。
販売しているのは、コンタクトレンズで知られたメニコンの関連会社です。
ここでは、そんなベジタブルサポートの原材料や安全性、評判などを調査していきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 5.0 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 5.0 |
コスパ | 3.0 |
内容量 | 28g、120g |
価格 | タブレット/顆粒:980円(28g) タブレット:3,278円(120g) 顆粒:2,970円(120g) ※楽天参考価格 |
目的 | 栄養補助食 |
タイプ | タブレット/顆粒 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、ベジタブルサポートをAランクと評価しました。
ビタミンや必須アミノ酸などを重点的に摂れる栄養補助食品の中でも、種類や品質のはっきりした野菜を原材料としている点で安心感が高いです。
酸化防止剤・保存料・着色料などの添加物がないことも好印象。
良質の総合栄養食を与えている健康な成犬には特に必要ないかもしれませんが、体質や加齢の影響など気になることを抱えているときの栄養サポートには適しています。
手作り食の栄養バランスを補完するのにもおすすめです。
目次
実際にベジタブルサポートを購入してみました!
今回はタブレットタイプ(28g)を購入しました。
120gもありますが、少ない容量があるため「愛犬が食べられるかな?」「タブレットと顆粒のどちらが向いているかな?」と迷っている場合もチャレンジしやすいですよね。
手のひらサイズですが、袋素材はアルミでしっかりとしています。
賞味期限は、表側の右下隅に印字されていますよ。
裏にはラベルも何もありません。
では、開封していきましょう!
袋は小さいけれど、口のところにはきちんとジッパーがついていますね。中には、乾燥剤の小袋が見えています。
タブレットといっても、割と小さいようです。ラベルの表記によると、1粒0.25gで112粒入っているとのこと。
開封しただけではあまりニオイを感じませんでしたが、袋に鼻を近づけると青物っぽいとでも言うのかな?一般的なドッグフードとは明らかに違う独特のニオイがしました。
割とスッキリとしてイヤな感じではありません。
手に持つと、なんだか薬の錠剤みたいですね。色は薄い緑で、ベジタブルサポートの名のイメージ通り。着色されていないとのことなので、使われている野菜の色が出てるのでしょうか。
大きさは直径9mm程度で、厚みが3mmくらい。キレイに成型されています。
およそ10kgの犬の1日あたり給餌量を目安として、35粒を容器に入れてみました。
いつものご飯と比べると随分少ないですが、ベジタブルサポートはフードではなく栄養補助が目的なので、おやつくらいの量ですね。
では、年齢的にそろそろ体調管理が気になっている我が家の愛犬にも、おやつタイムにあげてみたいと思います!
実は今回ばかりは食べるかどうか、心配していました。だって野菜ですからね。野菜を好んで食べる犬もいますが、愛犬は大好きなわけではありません。
でも、そんな心配は杞憂でした!あっという間に食べてしまって、本当にびっくりです。「それ、野菜だったんだけど…」と愛犬自身に伝えたかったくらいです。
ちなみにベジタブルサポートをあげている間のうんちは快調。下痢や便秘、軟便になることもありませんでした。
ベジタブルサポートを1袋試して分かったこと!
それから4日ほどかけてベジタブルサポートを1袋食べきりましたが、愛犬は毎回喜んで口にしてくれました。
正直短期間なので、体や健康への影響のほどは明らかではありません。でも、もしかして野菜だから食べないのでは?という想像は、いい意味で裏切られました。
もちろん個体差はあるとは思うのですが、先入観だけで「犬が食べないかも」と考えるのは非常にもったいないと思います。
迷っている飼い主さんこそ、ぜひ試してみてほしいと強く感じました。
ベジタブルサポートを試して感じたメリット・デメリット!
- ビタミン・食物繊維など気になる栄養素を与えられる
- 人も食べられる野菜が主原料で安心
- 野菜の摂取に調理の手間をかけなくてよい
- 酸化防止剤・保存料・着色料を避けられる
- 28gと少ない容量があり2種の形状が試しやすい
- 通常商品はワンサイズしかない
- 主食のごはんとは別に費用がかかる
飼い犬に「野菜の優れた栄養を積極的に摂らせたい」と考えている人にとって、ベジタブルサポートは魅力的な商品です。
人も食べられるという野菜の品質や余計なものが加えられていない無添加という点でも、安心できます。
タブレットと顆粒の2種が気軽に試せる分量で用意されているのも、ありがたいですね。
ただ、価格的にはやや高めなのがデメリットです。1日の給餌量は少ないにしても、主食とはまた別にかかることになるので、経済的な負担になる場合もあると思います。
ベジタブルサポートの原材料と安全性について評価!
次に、ベジタブルサポートの原材料と安全性についてです。今回はタブレットタイプの原材料をチェックします。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
ベジタブルサポートには、特に危険な原料はありませんでした。
ビタミンC | 227.7mg/100g | ビタミンE | 14.4mg/100g |
ビタミンK | 230.4μg/100g | カロチン | 24.1mg/100g |
食物纖維 | 25.22mg/100g | BCAA | 1303mg/100g |
ベジタブルサポートの原材料は見るからにとてもシンプルです。以下に、ざっとベジタブルサポートの特徴をまとめてみます。
- 栄養価の高い緑黄色野菜ときのこが原材料
- 野菜は人間用の規格(JA全農など)に合うものを使用
- 低温微粉末加工で栄養損失が抑えられている
- 酸化防止剤・保存料・着色料を使用していない
まるで薬の錠剤のような外見に反して、原材料は自然な野菜が中心。注意すべきものや疑問を感じるようなものは使われていません。
まず基本的にベジタブルサポートは総合栄養食ではないので、栄養的には重点を置かれているところに偏りがあります。
これをもちろん前提とはしますが、人が口にできるような品質のものを素材としている点で安心感が大きいです。
また、加工の過程では、野菜の持つ栄養価を極力失わないような低温微粉末加工の技術が使われています。
これによりビタミンやミネラル、食物繊維などが効率的に摂れるわけですね。
採用されている野菜の1つブロッコリーには、筋肉の重要なエネルギー源となるBCAAも多く含まれています。
ただ、健康な犬に品質の高い総合栄養食を与えている場合は、こういった栄養補助食で無理にビタミンやミネラルを追加しなくても大丈夫です。
ですが、飼っている犬に体質的な悩みや加齢による心配が増えてきたときには、頼りになるのではないかと思います。
- 肝臓や胃腸など内臓機能の衰えが気になる犬。
- 加齢による筋力や代謝の低下が心配な犬。
- 手作り食の栄養バランスに不安がある人。
- ビタミンやミネラルを補給させたい人。
- 合成より自然由来のものを選びたい人。
- 飼い犬の食べるものの安全性を重視したい人。
原材料と安全性を調査してみて、これといって気になる部分はありませんでした。
ですが一般的なドッグフードと同様に、与えてから犬の体調が急激に変わった場合や体調不良が続く場合は自己判断せず、獣医さんに相談するようにしてくださいね。
ベジタブルサポートの口コミや評判ってどうなの?
それでは、ベジタブルサポートを実際に与えている飼い主さんの声をご紹介します。
ベジタブルサポートの良い口コミ
ベジタブルサポートの悪い口コミ
ベジタブルサポートの口コミ・評判まとめ
ベジタブルサポートの口コミを調べたところ、全体的に評判が良い商品だなと感じました。
体調の変化や動物病院のすすめで始めたという声が多く、飼い犬の健康を思う人の支えになっているようです。
実際に健康診断の結果や飼い犬の様子から、メリットを実感していることがうかがえます。
一方、悪い口コミもわずかにありました。マイナスの意見としては、値段の高さや袋のサイズ、飼い犬が食べないことが挙げられていました。
食べるかどうかは形状との相性もあるので、始める際は28gのタイプで様子を見るのがよいのかなと思います。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | 980円(28g×2) | - | - |
定期購入 | タブレット: 5,148円(120g×2) 10,296円(120g×4) 15,444円(120g×6) 20,592円(120g×8) 顆粒: 4,554円(120g×2) 9,108円(120g×4) 13,662円(120g×6) 18,216円(120g×8) |
- | - |
通常購入 | タブレット: 3,278円(120g) 5,720円(120g×2) 10,868円(120g×4) 20,592円(120g×8) 顆粒: 2,970円(120g) 5,060円(120g×2) 9,614円(120g×4) 18,216円(120g×8) |
タブレット/顆粒: 980円(28g×1) タブレット: 3,278円(120g) 5,720円(120g×2) 顆粒: 2,970円(120g) |
タブレット/顆粒: 980円(28g) 1,960円(28g×2) 2,940円(28g×3) 3,920円(28g×4) タブレット: 3,278円(120g) 5,720円(120g×2) 11,440円(120g×4) 17,160円(120g×6) 22,880円(120g×8) 顆粒: 2,970円(120g) 5,060円(120g×2) 10,120円(120g×4) 15,180円(120g×6) 20,240円(120g×8) |
送料 | 無料 | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでベジタブルサポートを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ベジタブルサポートの購入は公式サイトがもっとも安い!
調査したところ、ベジタブルサポートの価格は公式サイトの定期購入がもっとも安いです。
しかし公式サイトの不具合が2021年7月から続いており、現在も復旧できていない様子でした(2022年9月時点)。
定期購入なら公式サイトが最安値ですが、まとめ買い2袋までの通常購入価格は公式・Amazon・楽天とも同じ価格です。
どのタイミングで復旧するかは分かりませんが、公式サイトで購入できないようならAmazon・楽天を利用するのが良いでしょう。
ベジタブルサポートの種類と違いについて
ベジタブルサポートには、原材料のところで見たタブレットタイプのほかに顆粒タイプがあります。
タブレットタイプと顆粒タイプの違いは、ほぼ形状のみ。基本的な原材料や成分に大きな違いはありません。
ただ、顆粒タイプには「ナタネ油脂末」だけが加えられておらず、価格がやや割安です。
なので、どちらを選ぶかは栄養ではなく、日々の使い方や飼い犬の食べやすさで決めればよいと思いますね。
また、通常のベジタブルサポートとは別に、動物病院専用のドクタープラスという商品があります。ベジタブルサポート ドクタープラスは以下のようなラインナップです。
種類 | 容量 |
---|---|
ベジタブルサポート ドクタープラス ホエイ(肝臓用) タブレット |
60g(240粒) |
ベジタブルサポート ドクタープラス ホエイ(肝臓用) パウダー |
3g×30(分包タイプ)/100g/200g |
ベジタブルサポート ドクタープラス ファイバー(腸用) タブレット |
100g(400粒) |
ベジタブルサポート ドクタープラス ファイバー(腸用) パウダー |
100g/200g |
ベジタブルサポート ドクタープラス グルタミン&オリゴ 細粒タイプ |
50g/100g |
ベジタブルサポート ドクタープラス グルタミン&オリゴ 粒タイプ |
45g(180粒相当) |
ベジタブルサポート ドクタープラス BCAA&OPC 粒タイプ |
45g(180粒相当) |
ホエイは、肝臓機能をサポートするBCAAの配合が強化されたものです。ファイバーは水溶性食物繊維がプラスされているので、腸内環境改善に役立ちます。
また、腸の健康のために4つの成分が配合されたグルタミン&オリゴ。そして、BCAA&OPCはBCAAの配合量をアップしたもので、新しく登場しました。
ドクタープラスの方は、飼い犬の体調をかかりつけの獣医さんに相談しながら取り入れるようにしてくださいね。
【タイプ別】ベジタブルサポートのよい与え方は?
ベジタブルサポートはタブレットと顆粒で栄養価は変わりませんが、それぞれ適した使い方やシーンはやや異なります。
タブレットタイプ
タブレットはある程度の大きさがあるため飼い主さんの手にも持ちやすく、ベジタブルサポート単独で与えやすいのが特徴です。
もちろんドッグフードに混ぜてもOKですが、ご飯とは別の時間におやつとして与えたり、ごほうびにあげたりといった使い方もできます。
顆粒タイプ
一方、顆粒の方はほかの液体や固体ともなじみやすい形状をしています。
ベジタブルサポートのみであげるよりも、水に溶かしてあげたりドッグフードにかけたりして与えるのに向いています。
手作りご飯にプラスしてアレンジするのにも使いやすいタイプです。
ベジタブルサポートの1日あたりの給餌量目安は?
ベジタブルサポートの1日あたりの給餌量は、タブレットと顆粒でそれぞれ以下のような数値が目安となります。
体重 | 給餌量目安 タブレット/粒 |
給餌量目安 顆粒/杯(スプーン) |
---|---|---|
5kg | 16 | 1 |
5~10kg | 32 | 2 |
10~20kg | 48 | 3 |
20kg以上 | 64 | 4 |
ただし、ビタミンやミネラル、食物繊維は摂れば摂るほどよいというものではありません。
場合によってはほかの栄養吸収の阻害となることもあるため、過剰摂取とならないように注意しましょう。犬の栄養に関しては、以下の記事も参考にしてくださいね。
ベジタブルサポートのQ&A
ベジタブルサポートの賞味期限は?
ただし、保存料や酸化防止剤が添加されていないため、開封した後はおよそ2ヶ月で食べさせるよう推奨されています。
ベジタブルサポートの保管の仕方は?
冷蔵庫での保管は、温度差で水滴が生じることがあるため避けた方が無難です。
ベジタブルサポートは子犬やシニア犬にも与えられる?
ベジタブルサポートは240gもある?
ベジタブルサポートまとめ
- 獣医師や管理栄養士との共同開発で栄養・内容に安心できる。
- 人も食べられる野菜を主原料に使い品質維持。
- 酸化防止剤・保存料・着色料は使っておらず、犬の体にとって優しい。
- 栄養損失を抑えるために、低温微粉末加工を採用。
- タブレットタイプと顆粒タイプの2つがあり、好みに合わせて選べる。
- 小型犬でも食べやすいよう、タブレット粒のサイズは直径約9×厚み3mmと小さめ。
- ジッパー付の袋で保管しやすくて便利。
- まとめ買いの場合は安くなるため続けやすい。
- 野菜類が体質に合わない場合は注意が必要。
ベジタブルサポートは、品質や安全性にこだわっていること、手軽に与えられるよう工夫されていることが伝わる商品だなと感じました。
獣医師や管理栄養士との共同開発で作られており、種類や品質ともにハッキリした野菜を原材料に使っています。
栄養の損失を抑えるために、低温微粉末加工がされているのも特徴です。食材の良さを活かしているんですね。
また、ほとんど同じ内容の「タブレットタイプ」と「顆粒タイプ」の2種類があり、犬の好みや使用方法に合わせて選べるのも配慮されています。
我が家の愛犬はタブレットタイプをあっという間に平らげていましたが、粒自体が苦手な犬もいるでしょう。そういった場合でも、顆粒ならフードに混ぜたり水に溶かしたりができます。
公式サイトの通販は不具合によって利用できない状況でしたが、Amazonや楽天でも販売されていました。まとめ買いなら割安になるため、続けやすいのも魅力となります。
ベジタブルサポートの内容自体にも安心できるうえに、犬がスムーズに食べられるよう考えられているのも良いところです。気になる部分がなければ、検討しても良いと思います。
ベジタブルサポートの基本情報
内容量 | 28g、120g |
初回購入価格 | ー |
定期購入価格 | ー |
通常価格 | タブレット/顆粒:980円(28g) 1,960円(28g×2) 2,940円(28g×3) 3,920円(28g×4) タブレット:3,278円(120g) 5,720円(120g×2) 11,440円(120g×4) 17,160円(120g×6) 22,880円(120g×8) 顆粒:2,970円(120g) 5,060円(120g×2) 10,120円(120g×4) 15,180円(120g×6) 20,240円(120g×8) ※楽天参考価格 |
販売会社 | 株式会社 ダブリュ・アイ・システム |
公式サイト | https://www.vege-pet.jp/index.html |