「モアソフト」を手掛ける、株式会社ペティオが販売しているのが「リモナイトラボ」です。印象的なフレーズのテレビコマーシャルが流れていたので、ご存知の方も多いでしょう。
阿蘇の天然ミネラル「リモナイト」を配合し、便臭・尿臭を約80%カットと謳われているドッグフードです。
そんなリモナイトラボの「室内犬用 1〜6歳成犬用」を購入し、香りや粒サイズなどを確かめてみました。
ここでは、リモナイトラボの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Fランク ※S~Fランクは【全238商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 0.7 |
栄養バランス | 4.1 |
無添加 | 0.0 |
安全性 | 1.5 |
コスト | 4.3 |
内容量 | 1kg |
価格(通常) |
1,273円 ※「室内犬用 1〜6歳成犬用」のAmazon参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 150円 |
価格/kg | 1,273円 |
カロリー/100g | 298kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 肉類(鶏、鶏レバー)、小麦粉、脱脂大豆、でんぷん類、脱脂米ぬか |
タイプ | セミモイストフード |
対応年齢 | 成犬用(1歳〜) |
原産国 | 日本 |
当サイトは、リモナイトラボをFランクと評価しました。
生肉を使用している、セミモイストタイプのドッグフードです。便臭・尿臭対策向けにリモナイトを配合し、気になるニオイを約80%カットと謳われています。
また、工場の管理を徹底しているのも特徴で、姫路工場はISO9001:2008・ISO14001:2004を取得。この辺りは配慮されているようです。
良い部分もありますが、安全とは言い難い添加物が使われている点、全体的に情報が少ない点は残念です。
それと、便臭・尿臭を抑え続けることは、排泄物のニオイチェックが十分にできない可能性があるなと感じました。どこを重視するかで、見方が変わるフードでしょう。
目次
実際にリモナイトラボドッグフードを購入してみました!
では、私が購入したリモナイトラボを開封していきましょう。今回は「室内犬用 1〜6歳成犬用」を選びました。
裏面はこんな感じで、商品の特徴が書かれています。原材料や給餌量などは側面です。
外袋を開けるとこんな感じで、遮光性も考慮されています。
中身は小分け袋になっていて、100g×10袋が入っていました。
小分け袋を開封したのがこちら。お肉というよりはハムのような香りがします。脱酸素剤封入というのも良い部分です。
数粒手のひらに取り出したところ、油っぽい感じはありません。ベタつきもしませんが、半生のため水分量が多くしっとりした手触りです。
粒サイズを見るため、比較として1円玉・私が普段愛犬に用意している「モグワン」・リモナイトラボを定規とともに並べました。
リモナイトラボは球体を少し押しつぶしたような形で、直径約6〜8×厚さ6mmほど。小粒サイズのモグワンと並べても、一回り小さいことがわかります。
これなら、口の小さな犬はもちろん、年齢を重ねて咀嚼の力が弱まってきた犬にも合わせやすい大きさです。
リモナイトラボドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、リモナイトラボの原材料と安全性についてです。ここでは、私が購入レビューした「室内犬用 1〜6歳成犬用」を一例として取り上げました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
タンパク質 | 15.5%以上 | リン | 0.35%以上 |
脂質 | 7.0%以上 | ビタミンA | 3500IU以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 | ビタミンB1 | 0.70mg以上 |
灰分 | 8.0%以下 | ビタミンD | 350IU以上 |
水分 | 30.0%以下 | リノール酸 | 0.70%以上 |
カルシウム | 0.42%以上 | 代謝エネルギー | 298kcal/100g |
リモナイトラボの公式サイトや商品本体を調べたところ、生肉を使っている点・工場の管理を重視している点はとても良いなと思いました。
ただ、便臭・尿臭をカットするのは良いことなのか疑問が浮かびます。それと、安全とは言い難い添加物が複数使われているのは気になるところです。
全体的に情報が少ないことも引っかかります。まずは、わかる範囲でのリモナイトラボの特徴を下記にまとめてみました。
- 生肉を使用。
- 便臭・尿臭対策のため、阿蘇の天然ミネラル「リモナイト」配合。
- 関節とお腹の健康サポートとして、グルコサミン・乳酸菌を採用。
- 姫路工場ではISO9001:2008/ISO14001:2004を取得している。
- 独自の物流ネットワークで迅速に配送。
リモナイトラボの一番の特徴は、阿蘇の天然ミネラル「リモナイト」を配合しているところです。
このリモナイトには、天然ミネラルが豊富に含まれており、吸着力もあります。その働きを利用し、便臭・尿臭対策として約80%もカットしてくれるそうです。
便臭・尿臭は問題化しやすいものの、排泄物のニオイは健康のバロメーターでもあるはず。ニオイを大幅に抑え続けることは、健康管理に影響が出ないのかな?と疑問を持ちました。
何かしら理由があってニオイを抑えたいケースもあるかもしれませんが、使い続けるならニオイチェックが十分ではない可能性に留意した方が良いと思います。
もし、強い便臭・尿臭でお悩みならば、その原因を特定・解決することも大切です。ストレスや病気が原因とも考えられるため、病院受診を視野に入れるのが望ましいでしょう。
それと、せっかく生肉使用なのに、安全とは言い難い添加物が複数配合されているのも気になりました。
健康サポート成分のグルコサミン・乳酸菌を配合している良さも薄れていると感じます。
また、姫路工場では品質マネジメントシステム規格ISO9001:2008、環境マネジメントシステム規格ISO14001:2004を取得しているとのこと。
工場の管理においては、信頼がおけるといえます。それだけに、惜しいなと感じるドッグフードです。
- ドライフードが苦手な犬。
- 小麦や大豆のアレルギーがない犬。
- 理由があって便臭・尿臭対策をしたい人。
- エリソルビン酸Naや香料などの添加物が気にならない人。
リモナイトラボの生肉を使っている点、管理の行き届いた工場がある点はとても良い部分です。
でも、安全とは言い難い添加物、曖昧な表記の原材料が含まれているのは残念でした。食材の産地やグレードなどの情報もありません。これらが気にならなければ利用しやすいでしょう。
あと、便臭・尿臭を約80%もカットすることの意味は、一度考えてほしいなと思いました。
リモナイトラボドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
それでは、ここからは実際にリモナイトラボを愛犬に食べさせている方たちの口コミをご紹介していきます。
リモナイトラボドッグフードの良い口コミ
リモナイトラボドッグフードの悪い口コミ
リモナイトラボドッグフードの口コミ・評判まとめ
リモナイトラボの口コミを調査してみたところ、良い内容ばかりとはいえないドッグフードだなと感じました。良い・悪いのどちらともいえない口コミがあったのも特徴です。
ただ、ニオイに困っている飼い主さんからの支持は厚く、喜びの声は複数確認できました。良い口コミは「よく食べる」「ニオイ対策に重宝する」といったものが中心です。
一方の悪い口コミには「体質に合わなかった」「ニオイに変化がみられない」との内容が目立っていました。
体質・ニオイのどちらも、愛犬の個体差があるのかなと思います。ニオイカットのフードであっても、必ずそのとおりになるとは限らないのでしょう。
リモナイトラボに限ったことではありませんが、愛犬に合わない場合も考慮し、食べ始めは少量から与えて様子を見るのがおすすめです。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 |
1,564円 (会員価格) |
1,273円 | 1,348円 |
送料 | 698円〜 5,000円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでリモナイトラボを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
リモナイトラボドッグフードはAmazonが安い!
リモナイトラボの価格を比較した結果、一番安いのはAmazonだということがわかりました。公式サイトでは割高です。
とはいっても、Amazonと楽天の価格差はそこまでないため、送料によっては楽天が安い場合もあるでしょう。検討時には、必ず合計額を比較することをおすすめします。
リモナイトラボドッグフードの種類と特徴について!
リモナイトラボには、全部で3つの種類が用意されています。ここでは、種類別に栄養価と特徴についてまとめてみました。
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
室内犬用 1〜6歳 成犬用 |
15.5%以上 | 7.0%以上 | 298kcal |
室内犬用 7歳からの シニア犬用 |
15.5%以上 | 5.5%以上 | 294kcal |
トイ・ プードル用 |
15.5%以上 | 7.0%以上 | 298kcal |
リモナイトラボは、いずれも半生(セミモイストタイプ)の総合栄養食ドッグフードです。
全てリモナイトが使われており、便臭・尿臭を約80%カットと謳われています。それと、生肉を使っている点も共通している点です。
使用原材料に大きな差はないようですが、ライフステージや犬種に合わせた成分がプラスされていました。
シニア犬用は「サメ軟骨抽出物(コンドロイチン含有)」を、トイ・プードル用は「しそオイル」「コラーゲン」「マリーゴールド色素」を配合し、それぞれの特徴を出しているようです。
リモナイトラボドッグフードのQ&A
ペティオのリモナイトラボドッグフードにCMはある?
ペティオのリモナイトラボドッグフードは全犬種対応?
リモナイトラボドッグフードまとめ
- ドライフードを好まない愛犬にも与えやすい。
- 生肉を使うことで、食いつきを追求。
- 便臭・尿臭対策のため「リモナイト」を配合。
- 関節とお腹の健康サポートとして、グルコサミン・乳酸菌を使用。
- 姫路工場ではISO9001:2008/ISO14001:2004を取得し、管理を徹底。
- 安全とは言い難い添加物が使われていたのは残念。
- 曖昧な表記の食材があったのが引っかかる。
- 食材の産地やグレードが不明で気掛かり。
- 小麦粉・脱脂大豆など穀類が体質に合わない場合は、控えた方が無難。
リモナイトラボは生肉を使用し、管理の徹底した工場を持っていることは、良い部分だと感じました。小分け袋には脱酸素剤も入っており、酸化に配慮しているのも伝わります。
便臭・尿臭対策のため「リモナイト」を配合しているのが一番のポイントで、約80%カットとの触れ込みでした。
何かしらの理由で便臭・尿臭が必要な場合もあるでしょう。でも、ニオイを抑え続けることは本当に良いことなのか?と考えさせられました。
排泄物の状態は健康チェックの一つだと思います。ニオイを抑え続けることで、変化を見落としてしまう可能性は否めません。
公式サイトにリモナイトの安全性は書かれていましたが、どの位の期間与えても良いか?与えながら健康チェックする方法はあるか?などにも言及されていれば安心感が違います。
それに、安全とは言い難い添加物や曖昧な表記の食材が配合されていたのも残念です。基本的に情報が少なく、どんな食材なのかも不明でした。
もう少し、リモナイトラボを与える際の説明や基本的な情報が開示されたら、印象が変わるのになと思いました。
リモナイトラボドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,273円 ※「室内犬用 1〜6歳成犬用」のAmazon参考価格 |
販売会社 | 株式会社ペティオ |
公式サイト | https://www.petio.com/pickup/limonitelab |