285商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

【どっちが良い?】このこのごはんとロイヤルカナンの違いを専門家が比較!

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愛犬の涙や毛並みの悩みを持つ飼い主さんの間で話題となっているこのこのごはんと、50年以上の歴史を持ち多くの獣医師に支持されているロイヤルカナン。

どちらも人気のドッグフードだからこそ、「結局どっちが良いの?」「愛犬に合うのはどっち?」と選べずにいるのではないでしょうか。

悩むのも当然!このこのごはんとロイヤルカナンは、まったくタイプの異なるドッグフードです。

そこで今回は、ペットフーディストとペットフード安全管理者の私が、このこのごはんとロイヤルカナンを9つの項目で徹底比較しました。

原材料や成分、安全性はもちろん、アレルゲン食材やフード粒、コスパなど、ドッグフード選びで重要なポイントを比較しながら解説します。

ドッグフードは、愛犬が毎日口にする大切なご飯です。愛犬に合ったフードを選ぶためにもぜひ参考にしてください。

執筆者
ペットフーディスト / ホリスティックケア・カウンセラー / ペット看護士 / 動物介護士 / 犬の管理栄養士 / トリマーペットスタイリスト / ペットセラピスト / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格 / ペットフード安全管理者
Takada
20年以上、犬と共に暮らし、多くのことを学んできました。 これまでに愛犬チワワ、2匹のミニチュアダックス、そしてチワックスたちを多頭飼いし、出産や闘病、介護生活を経験してきました。これらの知識と経験を活かし、犬のQOL向上や飼い主さんの悩みに寄り添えるよう、各種メディアで記事の執筆や監修を行っています。 3ヶ月前に18歳の愛犬を見送り、現在はチワックス2匹、ポメチワ1匹、カニンヘンダックス1匹の4匹と暮らしています。 老犬のトータルケアサロン開業を目指し、日々奮闘中です。

【結論】コスパが良いのはロイヤルカナンだが総合評価が高いのはこのこのごはん!

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
画像
原材料
主原料は鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)

主原料は米、小麦粉
アレルゲン
鶏、卵

小麦、鶏、コーン
栄養成分値
低タンパク・低脂質

低タンパク・中脂質
対応犬種・年齢
小型犬・全年齢

小型犬・成犬用
パッケージ
保存性が良い

保存性が良い
フード粒
食べやすさに配慮

食べやすさに配慮
安全性の高さ
優良

由来が不明な原材料あり
コスパの良さ
1kgあたり3,278円

1kgあたり1,794円
シリーズ
シニア犬向け

犬種、年齢、悩み別など全89種展開
評価 Sランク Dランク
※価格は税込み
※一番安いプランで算出
※評価はS~Fまで

最初に、このこのごはんとロイヤルカナンを比較した結果を表にまとめてみました。

結論から言うと、当サイトで総合的な評価が上回るのはこのこのごはんです。

当サイトでは以下の5項目で評価してランク分けしていますが、このこのごはんはSランク、ロイヤルカナンはDランク

  • 原材料
  • 栄養バランス
  • 添加物
  • 安全性
  • 価格

ただ、このこのごはんとロイヤルカナンはそもそものコンセプトが異なり、比較してどちらのほうが良いと言い切ることはできません。

しかし、添加物による体への負担や、使用している原材料の品質レベルなど安心感があるのはこのこのごはんです。

そうは言っても、このこのごはんもすべての犬に合うわけでななく、愛犬の状態によってはロイヤルカナンがおすすめの場合もあります。

そのため、次章からご紹介するそれぞれの比較を見て判断しましょう。

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【9項目で検証】このこのごはんとロイヤルカナンの違いを徹底比較!

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このこのごはんとロイヤルカナンの違いを以下の9項目で比較していきます。

ロイヤルカナンはさまざまな種類がありますが、今回は人気の「ミニ インドア アダルト」を実際に購入しました。

このこのごはんとロイヤルカナンはまったくタイプが違うドッグフードなので、どちらが愛犬に合うか考えながらご覧ください。

すぐに違いをチェックしたい場合は、「この比較の結論!」だけを読んでもらえたらと思います!

このこのごはんとロイヤルカナンの原材料を比較!

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この比較の結論!
  • このこのごはんの主原料は鶏肉だが、ロイヤルカナンは米や小麦なので、犬の食性を考えるとこのこのごはんが優位
  • ロイヤルカナンは由来が不明な原材料や人工添加物が使用されているが、このこのごはんは原材料が明確で無添加。
  • どちらもお腹の健康に配慮されているが、きれいな容姿を保つならこのこのごはん、うんちのニオイ対策ならロイヤルカナン。

まず、ドッグフードの要でもある原材料から詳しく違いを見ていきましょう。

主原料の違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
主原料 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、玄米、大麦 米、小麦粉、肉類(鶏、七面鳥、ダック)

原材料表記を見ると、このこのごはんは第一原料に鶏肉を使用しているのに対し、ロイヤルカナンは米を使用しています。

ドッグフードの原材料は重量の割合の多いものから記載するルールになっているため、ロイヤルカナンは穀物の使用割合が多いようです。

犬は限りなく肉食に近い雑食という食性なので基本的には動物性タンパク質が主原料であるほうが得られる栄養もより適しており、消化吸収もしやすいです。

もちろん、穀物も決して悪いわけではなくタンパク質源やエネルギー源となりますが、配合されている割合が多すぎると消化に負担がかかりやすくなります。

ただ、ロイヤルカナンは研究による緻密な計算のうえの配合バランスなので、穀物が主原料であっても心配はいりません。

とは言え、健康な愛犬では動物性タンパク質が第一原料となっているこのこのごはんのほうがおすすめで、犬の食性にも配慮してあげられるでしょう。

それぞれの原材料の違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
動物性原料 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、卵黄、鹿肉、まぐろ 肉類(鶏、七面鳥、ダック)、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、
穀物類 玄米、大麦 米、小麦粉、コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、コーンフラワー
野菜果物
海藻類
鰹節、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布 ビートパルプ、植物性繊維、酵母および酵母エキス
油脂類 米油 動物性油脂、大豆油、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、藻類油(EPA+DHA源)
ビタミン
ミネラル類
セレン酵母、L-トレオニン、ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム) アミノ酸類(DL-メチオニン、L-リジン、L-チロシン、L-カルニチン)、ミネラル類(Cl、Na、Ca、K、P、Zn、Mn、Fe、Mg、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、B12、B1、ビオチン、A、B6、B2、葉酸、パントテン酸カルシウム、D3、ナイアシン)
サポート成分 ビール酵母、乳酸菌 フラクトオリゴ糖、ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム
※赤色…何を使っているのかよくわからない原料

前提として、このこのごはんは人間の食事のような「ごはん」として開発、ロイヤルカナンは科学的根拠と最新の栄養学に基づいて開発されています。

なので、それぞれの原材料を比較すると異なる点がたくさんあることに気づくのではないでしょうか。

このこのごはんは、若々しさを保つ成分が豊富に含まれる青パパイヤやモリンガなどのスーパーフードをはじめ、野菜や海藻類が使用されています。

お腹の健康にも配慮して、ビール酵母や乳酸菌も配合。

対してロイヤルカナンは、正確かつ安定した栄養バランスとなるとように栄養素が不安定になりがちな野菜や果物などは使用されていません。

また、ドッグフードには珍しい、便のニオイに配慮したゼオライトや歯の汚れに配慮したポリリン酸ナトリウムなどが配合されています。

そのため、若々しくきれいな容姿を保ちたいならこのこのごはん、うんちのニオイ対策や歯の汚れ対策がしたいならロイヤルカナンが良いでしょう。

ただ、ロイヤルカナンの動物性油脂や植物性繊維、魚や魚油など何を由来としているものなのかわからず、愛犬が口にする食材が把握できません。

もちろん、ロイヤルカナンは療法食のレシピをアレンジしているので変な食材を使用することはないと思いますが、書かれているとより安心できますね。

添加物の違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
保存料
酸化防止剤
乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
※赤色…できれば避けたい添加物

添加物の違いでは、このこのごはんは保存料や酸化防止剤を使用していないのに対し、ロイヤルカナンは乳化剤や保存料などの人工添加物が使用されています。

ロイヤルカナンが人工添加物を使用するのは、ナチュラルフードでは難しい正確かつ安定した栄養バランスを保つために必要だから。

このように添加物は目的があって使用され、その配合量も安全性が確認された必要最低限の量です。(※1)

そのため、犬の健康に直接関係しない不要な添加物もありますが、基本的には愛犬の健康に影響を及ぼすことを深く心配する必要はありません。

犬の健康に不要な添加物
  • 着色料・発色剤
  • (赤色102号、酸化チタン、亜硝酸Naなど)
    …飼い主の興味を惹くためだけの添加物。犬は色で美味しさを判断しない

  • 甘味料
  • (スクロース、ソルビトールなど)
    …嗜好性を上げる添加物。原材料の品質があまり良くない場合に使用されることがある

そうは言っても、添加物を過剰に摂取したり長期間継続して摂取することで愛犬の体の負担になる可能性はあります。

特にソルビン酸カリウムは、安全性は高いですが腸内フローラをマイナスに変化させる恐れ(※2)があり、私自身も積極的に愛犬に与えたくない添加物です。

なので、できる限り添加物を避けたい場合は保存料や酸化防止剤が無添加のこのこのごはんのほうが良いでしょう。

このこのごはんとロイヤルカナンのアレルゲンとなりやすい食材を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも鶏アレルギーの犬には不向き。
  • このこのごはんはアレルギー発症リスクが高い食材は使用していない。
  • ロイヤルカナンはアレルゲンとなりやすい食材の使用が多い。

食物アレルギーのある愛犬やアレルゲンとなりやすい食材を避けたい飼い主さんのために、アレルゲン食材も比較しました。

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
アレルゲン食材 鶏、卵 米、小麦、鶏、コーン

このこのごはんもロイヤルカナンも鶏肉が使用されているため、鶏にアレルギーがある愛犬は他のフードを検討しましょう。

他にも、このこのごはんは、ロイヤルカナンは小麦とうもろこしが使用されているので、いずれかにアレルギーがある場合も避けてください。

もちろん、どれも栄養豊富な食材なので、これらにアレルギーがない場合は食べることができます。

一般的に、犬が食物アレルギーを起こしやすいとされる食材は以下の通りです。

犬の一般的なアレルゲンと発症割合※3
  • 牛肉、乳製品、小麦…69%
  • 鶏肉、鶏卵、ラム肉、大豆…25%
  • その他…6%

食物アレルギーは食材に含まれるタンパク質に過剰に反応してしまうことで起こり、上記の食材に限らずどの食材でも起こり得るものです。

その原因は遺伝や体質、ストレスや体調不良時などさまざまで、発症のタイミングや何の食材で食物アレルギーが起こるかは犬によって異なります。

ただ、気にしすぎると何も食べられなくなってしまうので過剰に心配する必要はありません。

神様
これらの食材を食べても、まったく食物アレルギーを起こさない犬も多いぞ。

とは言え、アレルゲンとなりやすい食材を避けたいという飼い主さんもいるでしょう。

その場合は、食物アレルギーの発症割合が低い食材のみの使用のこのこのごはんのほうが安心です。

逆に、使用されている食材1つ1つのチェックが面倒という場合は、シンプルな原材料のロイヤルカナンのほうが良いかもしれません。

このこのごはんとロイヤルカナンの栄養成分値を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも犬が1日に必要な栄養基準を満たしている。
  • どちらも低タンパク質で運動量が少ない小型犬の成犬向きの栄養バランス。
  • ロイヤルカナンはオメガ脂肪酸の配合量の公開がないのに対し、配合量を公開しているこのこのごはんがやや優位。

栄養成分の数値は、愛犬の体質や悩みに合う・合わないを判断するためにも重要な部分なので細かく比較しました。

このこのごはんもロイヤルカナンも総合栄養食基準を満たしている

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
タイプ 総合栄養食 総合栄養食
栄養基準 AAFCO AAFCO

このこのごはんもロイヤルカナンも犬が1日に必要とするすべての栄養素がバランス良く含まれており、毎日の主食として与えられる総合栄養食です。

総合栄養食とは?
そのフードと水だけで指定されたライフステージの愛犬の健康維持や成長に必要な栄養素を満たしたもの

「総合栄養食」と表示できるのは、世界規模で採用されているAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしたことが検査で証明されているものだけ。

これは日本のペットフード公正取引協議会が定めている表示ルールで、日本で販売されている多くのドッグフードがこのルールに準じています。

総合栄養食以外のドッグフードのほうが犬の嗜好性が高い傾向にありますが、毎日の主食は総合栄養食を選ぶことが大切です。

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このこのごはんもロイヤルカナンも総合栄養食なので、栄養面の心配をすることなく毎日安心して与えられます。

栄養成分値の違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
タンパク質 20.9%以上 19.0%以上
脂質 8.0%以上 12.0%以上
粗繊維 1.1%以下 2.8%以下
灰分 6.8%以下 7.4%以下
水分 10.0%以下 10.5%以下
エネルギー
(100gあたり)
343kcal 377kcal

このこのごはんとロイヤルカナンの栄養成分値はどちらも室内で暮らす運動量の少ない小型犬向きの栄養バランスですが、やや異なる点が見られます。

このこのごはんはタンパク質と脂質が控えめでカロリーも低いため、避妊・去勢後に太りやすくなる犬の体重管理がしやすいです。

ただ、体重を増やしたい愛犬では脂質が低すぎるため、トッピングなどでカロリーをプラスしてあげるといいでしょう。

対して、ロイヤルカナンもタンパク質が控えめですが脂質は中程度と、選り好みしやすい傾向にある小型犬の食いつきに配慮されています。

このこのごはんに比べるとカロリーがやや高いため、少食になりがちな愛犬にも与えやすいでしょう。

ただ、どちらも繊維質が低いため腹持ちしにくく、トイプードルやチワワのようなより小型の愛犬のほうが合わせやすいと言えます。

また、お腹トラブルを起こしやすい愛犬では与え始めのしばらくはお腹の調子を観察してあげたほうがいいでしょう。

さらに、どちらも活発な愛犬にはタンパク質が低めなので、肉や魚をトッピングしてあげることをおすすめします。

オメガ3・6脂肪酸の含有量の違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
オメガ3脂肪酸 0.33% 非公開
オメガ6脂肪酸 2.18% 非公開
  • オメガ3脂肪酸…体のさまざまな機能に重要な成分。脳、心臓、目、関節、皮膚、免疫、睡眠、心の健康維持などの働き
  • オメガ6脂肪酸…体内のさまざまな機能を正常に保つために欠かせない成分。細胞膜の構成や免疫機能の維持などの働き

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は体内で合成することができないため、食事などから摂り入れる必要がある必須脂肪酸です。

主食として与えることができるドッグフードには配合されていることがほとんどですが、配合量の表示義務はなく公開されていないことも多いです。

実際、ロイヤルカナンは配合量が非公開で不明ですが、このこのごはんは配合量を公式ページ上で公開しているので好感が持てます。

そこまで多い配合量とは言えませんが、公開されていることで安定的な配合が期待できるので安定配合を求めるならこのこのごはんが良いでしょう。

このこのごはんとロイヤルカナンの対応犬種・年齢を比較!

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
対応犬種 小型犬 小型犬
対応年齢 全年齢 成犬(生後8ヶ月~8歳まで)
この比較の結論!
  • どちらも小型犬対応のドッグフード。
  • 年齢に関係なく与えられるのはこのこのごはん。
  • 成犬向けに作られているのはロイヤルカナン。
  • 犬の状態、活動量、ライフスタイルなどを見ながら判断するのがおすすめ。

このこのごはんとロイヤルカナンの対応犬種や対応年齢を比較すると、このこのごはんは小型犬・全年齢に対応しています。

つまり、小型犬であれば子犬・成犬・シニア犬まで与えることができ、年齢の離れた犬の多頭飼いでもフードを分ける必要はありません。

また、ライフステージによるフードの切り替えも必要ないので、切り替えによるお腹の不調やストレス、食いつきの心配をしなくてもいいでしょう。

ただし、全年齢対応のフードは愛犬の適切な給餌量を与えないと必要な栄養が不足したり過剰になるので給餌量を守ることが大切です。

対して、ロイヤルカナンは緻密な計算によって栄養設計されているため、小型犬・成犬に限定しています。

さまざまな種類を展開しているので、その時々の悩みや年齢に合わせたい場合はロイヤルカナンが良いでしょう。

このこのごはんとロイヤルカナンのパッケージを比較!

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この比較の結論!
  • どちらも品質保持に配慮してパッケージの内側は遮光性・遮断性に優れたアルミ素材を使用。
  • どちらも保管に便利なジッパーがついている。

毎日使用するものだからこそ、パッケージの使い勝手もチェックしておきたいところ。このこのごはんとロイヤルカナンのパッケージを比較しました。

このこのごはんもロイヤルカナンも品質を保持しやすいパッケージ

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このこのごはんもロイヤルカナンも、パッケージの内側は遮光性や酸素遮断性に優れたアルミ素材になっていました。

光はドッグフードの酸化を促進させる作用があるので、アルミ素材が使用されていることで品質を保ちやすいと言えます。

ドッグフードの酸化とは?※4
フードに含まれる脂質が空気中の酸素と反応して化学反応を起こす。酸化が進むと本来の栄養素が破壊されて十分な栄養が補えないだけでなく、健康に悪影響を与える恐れがある。

ドッグフードは開封した瞬間から酸化が始まるので、移し替えたりせずにパッケージのまま密閉容器などに入れて保管するのがおすすめです。

このこのごはんもロイヤルカナンも保管に便利なジッパー付き

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このこのごはんとロイヤルカナンには、どちらも保管に便利なジッパーがついています。

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どちらもシングルジッパーなので空気を拭きながら端から丁寧に閉めていく必要がありますが、ジッパーがあるのは移し替える必要もなく助かりますね。

パッケージはどちらも柔らかめの素材なので、開けやすさや閉めやすさにさほど変わりはありません。

内容量と賞味期限の違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
内容量 1kg 800g、2kg、4kg、8kg
未開封時の
賞味期限
製造日から1年 製造日から18ヶ月
開封後の
賞味期限
1ヶ月以内 1ヶ月以内

このこのごはんの賞味期限は製造日から1年、ロイヤルカナンは製造日から18ヶ月ですが、購入する場所やタイミングによって半年程度のこともあります。

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賞味期限はパッケージの裏面に記載されているので、届いたら最初に確認してください。

また、開封したドッグフードは酸化がどんどん進むので、開封後はどちらも1ヶ月以内に食べ切るようにしましょう。

このこのごはんは1kg入りのワンサイズで、体重1kgの愛犬が1ヶ月程度で食べ切れる量なので内容量が多すぎるということはありません。

対して、ロイヤルカナンはサイズ展開が豊富で、容量が多いもののほうが価格を抑えられますが1ヶ月以内に食べ切れるサイズを購入するようにしましょう。

なお、ドライフードの冷蔵庫での保管は、出し入れの際に結露が生じてフードにカビが生えやすくなってしまうのでおすすめできません。

このこのごはんとロイヤルカナンのフード粒を比較!

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この比較の結論!
  • どちらも小型犬が問題なく食べられる大きさ。
  • このこのごはんはかつお出汁のような香りだが、ロイヤルカナンはチキンスナックのような香ばしい香り。
  • このこのごはんは旨みや苦みを感じるが、ロイヤルカナンは甘みを感じる。
  • このこのごはんのほうが粒が硬めで、噛み砕きやすさではロイヤルカナンがやや優位。

このこのごはんとロイヤルカナンの粒を大きさや硬さ、味で比較しました。

ドッグフードの粒は、食べやすさや噛み応えに直結するので食いつきにも関係します。愛犬の好みはどちらか考えてみましょう。

粒の大きさや形状の違い

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フードの粒の大きさは、このこのごはんが直径7~8mmほど、厚みが3mmほどの円形です。

対して、ロイヤルカナンは直径10mmほど、厚みが2~3mmほどの三角形です。

このこのごはんは口の小さな犬に配慮した小粒、ロイヤルカナンは科学と観察に基づいて小型犬に適した粒の形状となっています。

このこのごはんもロイヤルカナンも食べやすさを考えられているので、どちらを選んでも問題なく食べられるでしょう。

ニオイや味、硬さの違い

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
フードのニオイ かつお出汁の香り チキンスナック
ニオイの強さ やや強め やや強め
出汁を取った後の鰹節。旨みや甘みも感じる スナック系。香ばしさと甘みを感じる
硬さ 硬め ややしっとり感があり硬すぎない

このこのごはんとロイヤルカナンのニオイの比較だけでなく、実際に私が食べて味や硬さもチェックしてみました。

このこのごはんは、ドッグフードらしくないかつお出汁のような美味しそうな香りがします。

対して、ロイヤルカナンはチキンスナックのような香りです。

どちらもニオイの強さが同じくらいでやや強めに感じるため、ニオイで食欲を刺激される犬の興味を惹きやすいでしょう。

食べてみた味は、このこのごはんは出汁を取った後のようなかつお節の味と旨みや甘み、薄っすらとした苦みのようなものを感じました。

一方でロイヤルカナンは、味のないチキンスナック?のような、香ばしさと穀物独特の甘みのようなものを感じました。

味については愛犬によって好みが分かれそうですが、かつお節系が苦手な愛犬ではロイヤルカナンのほうが好まれるかもしれません。

また、このこのごはんは最初の一噛みはやや硬めです。噛んでしまえば簡単に噛み砕くことができるので、歯が健康なら問題なく食べられるでしょう。

ただ、歯が悪い愛犬では砕いたりふやかしてあげたほうがいいかもしれません。

このこのごはんとロイヤルカナンの安全性の高さを比較!

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
食材の品質 ヒューマングレード 厳しい基準で選定
人工保存料
着色料・香料
無添加 ソルビン酸カリウム(保存料)
副産物
遺伝子組換え食品
不使用 記載なし
生産工場
  • 国産のGMP認定工場が運営・管理するペットフード工場
  • 人間の食品加工と同じノウハウ・衛生基準をペットフード製造に採用
  • ロイヤルカナンの中でも最新の技術と設備を導入した韓国の工場
  • 世界中どの工場においても同じ品質規格を採用
原産国 日本 韓国
※赤色…できれば避けたい成分
この比較の結論!
  • どちらも品質は信頼できる。
  • ロイヤルカナンは動物病院でも販売される品質。
  • どちらも安全性に問題はないが、ロイヤルカナンはソルビン酸カリウムを使用しているので気になる人には不向き。

基本的にはこのこのごはんもロイヤルカナンも品質や安全性が徹底されており、安心して愛犬に与えることができるドッグフードです。

自然なごはん科学的な栄養設計とコンセプトは大きく異なりますが、犬の健康を考えて作られているという点は同じでしょう。

ただ、ロイヤルカナンは緻密に計算された栄養バランスを正確かつ安定させるために人工の乳化剤や保存料を使用しています。

必要最低限の量の使用なので安全性的には問題はありませんが、人工添加物を避けたい場合は気になる部分でしょう。

また、ロイヤルカナンは製造工場が韓国になったことで安全性を懸念する人も多いです。

しかし、ロイヤルカナンは自社工場を建設し、徹底した管理体制を整えているのでその点を心配することはありません。

このこのごはんとロイヤルカナンのコスパを比較!

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
通常価格 3,850円 / 1kg 1,968円 / 800g
4,067円 / 2kg
7,456円 / 4kg
14,353円 / 8kg
定期初回価格 15%OFF
3,278円
定期価格 6,446円
(1kg×2袋)
1,968円 / 800g
4,067円 / 2kg
7,456円 / 4kg
14,353円 / 8kg
送料 850円
※定期初回無料
※11,000円以上購入で無料
500円
※5,500円以上購入で無料
1kgあたりの価格 3,278円 1,794円
1日あたりの価格 336円 / 109g 178円 / 99g
1ヶ月あたりの価格 10,737円 5,347円
※価格はすべて税込
※体重5kgの避妊・去勢済み成犬で算出
※1kg、1日、1ヶ月あたりは一番安いプランの金額で算出
この比較の結論!
  • ロイヤルカナンの方がコスパが良い。
  • どちらも公式の定期コースがあるが、割引があるのはこのこのごはん。
  • このこのごはんは初回送料無料で購入できる。

このこのごはんとロイヤルカナンの価格を比較すると、コスパが良いのはロイヤルカナンです。

このこのごはんは原材料の品質レベルやほとんどが国産食材の使用などで、どうしても価格が高めになってしまいます。

対して、ロイヤルカナンは通常のフードから療法食まで幅広く手掛けており、流通量の多さや世界中に自社工場があるため価格を抑えることができます。

コスパを重視するならロイヤルカナンですが、主原料や保存料など価格だけではなく全体を見て検討することをおすすめします。

また、このこのごはんは定期コースで購入すると、毎回15%オフの割引価格で購入することができます。

初回は送料無料で解約に購入回数の縛りもないため、とりあえず試してみてから判断しても遅くはないでしょう。

このこのごはんとロイヤルカナンのシリーズを比較!

比較項目 このこのごはん ロイヤルカナン
シリーズ シニア犬向けあり 犬種別、悩み別、サイズ・年齢別、室内犬用、専門家用、食事療法食の全89種類
この比較の結論!
  • このこのごはんにはシニア犬に特化したフードがある。
  • ロイヤルカナンは犬種や年齢、悩み、生活スタイルなどに合わせて選べる。
  • ロイヤルカナンには食事療法食がある。

このこのごはんは全年齢対応で小型犬に多い悩みの「涙」「毛並み」「食いつき」に特化して作られているので、他の味などの展開はありません。

ただ、このこのごはんの良さをそのままにシニア犬に特化した「シニアのためのこのこのごはん」があります。

シニアのためのこのこのごはん

ミネラル類を控えめにし、瞳や関節の健康に配慮してルテイングルコサミン・コンドロイチンを配合するなどシニア犬には嬉しい成分が使用されています。

対して、ロイヤルカナンはそれぞれの品種や年齢、悩みなどに適した栄養設計を行っており、全89種類ものドッグフードがあります。

太り気味の犬やダイエットしたい犬、皮膚や尿路の健康に配慮したい犬、お腹が弱いなどの悩みがある場合では特定の悩みに特化したフードは魅力的ですね。

また、ロイヤルカナンは療法食も手掛けており、多くの獣医師から支持されています。

そのため、その時々の愛犬の状態に合わせたドッグフードを選びたいという場合ではロイヤルカナンが良いでしょう。

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【愛犬はどっち?】このこのごはんとロイヤルカナンそれぞれおすすめなのはこんな犬や飼い主!

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これまであらゆる角度から比較してきた上で、それぞれにおすすめの愛犬や飼い主さんは以下の通りです。

このこのごはんはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 愛犬に安心できるご飯を与えたい人
  • 添加物をできる限り避けたい人
  • 愛犬に涙やけや毛並みの悩みがある人
  • 愛犬にさまざまな食材をバランス良く食べさせたい人
  • きれいな容姿を維持したい愛犬
  • 運動量が少ない愛犬
  • 体重が気になる愛犬
  • グルメな愛犬
ロイヤルカナンはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • 科学的根拠に基づいていることを重視したい人
  • 犬種や年齢、悩みなどに適したフードを選びたい人
  • コスパを抑えたい人
  • ホームセンターなどでも購入できるフードが良い人
  • 原材料や添加物に細かいこだわりがない人
  • 特定の疾患・疾病等を抱えている犬(食事療法食)

このこのごはんもロイヤルカナンもドッグフードの品質管理や衛生管理などは徹底されており、そういう意味での安全性に懸念はありません。

どちらにもメリットとデメリットがあり、何を重視したいかで選び方も変わってくるでしょう。

ただ、いくらロイヤルカナンが緻密な計算の上で米や小麦を主原料にしているとは言え、やはり健康な犬では主原料は肉や魚がおすすめです。

そのため、2つを比較すると主原料に鶏肉を使用し、人工保存料不使用のこのこのごはんの方が良いでしょう。

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このこのごはんもロイヤルカナンは愛犬に合ったものを選ぼう!

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今回は、このこのごはんとロイヤルカナンを9項目で詳しく比較してきましたが、どちらのドッグフードにするか決まりましたか?

ここまで散々比較してきて言うのもなんですが、コンセプトが違うので比較してどちらが優れていると言い切ることはできないというのが個人的な意見です。

ただ、ロイヤルカナンの「ミニ インドア アダルト」は主原料が穀物で、動物性油脂や保存料のソルビン酸カリウムなど気になる点はあります。

犬の食性や継続して与えることを考えると、私自身が健康な愛犬には選ばないというのも事実です。療法食は抜群に素晴らしいんですけどね。

だからと言って、このこのごはんがすべての犬に良いかと言えばそういうわけでもなく、どちらを選ぶかは愛犬の好みや体質に合うかで考えるのが一番です。

まだどちらを選んでいいかわからないとお悩みなら、

  • 涙やけのサポートがしたいならこのこのごはん
  • 添加物を避けたいならこのこのごはん
  • 正確かつ安定した栄養を与えたいならロイヤルカナン
  • コスパを重視するならロイヤルカナン

というように考えてみましょう。

ただ、飼い主さんがどんなにこだわってフードを選んでも、食べるのは愛犬であり愛犬に合うかどうかが重要です。

どちらも気になるのであればこのこのごはんとロイヤルカナンの両方を試し、より愛犬に合ったものを選んであげましょう。

今回の比較で分かった違いなども考慮に入れて、検討してみてくださいね。

このこのごはんとロイヤルカナンを実際に食べてもらった様子をそれぞれ詳しくレビューしているので、こちらも合わせて参考にしてください。

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出典・参考サイト・参考文献
※1ペット栄養学会誌「ペットフードの添加物」
※2NIH「Human gut microbes are susceptible to antimicrobial food additives in vitro」
※3ペット栄養学会誌「栄養学的側面からみた犬アトピー性皮膚炎の病態と診断と治療」
※4ペット栄養学会誌「市販ドッグフードの脂質に対するα-トコフェロールの抗酸化効果」
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