犬と猫の公認栄養士であるデビー氏が立ち上げたのが「Harlow Blend(ハーロウブレンド)」です。犬用と猫用の商品を取り揃えています。
「自然でホリスティックな手法や取り組み」を念頭に置き、食材の質や安全を重視しているフードです。情報開示に積極的で、商品の透明性も大切にしています。
そんなハーロウブレンドを実際に購入し、どんな商品なのか?粒の香りや手触りなどを含めて確かめました。
ここでは、ハーロウブレンドの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.5 |
栄養バランス | 3.9 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.3 |
コスト | 3.2 |
内容量 | 1kg、2kg、4kg、6kg |
価格(通常) |
3,146円(1kg) 5,566円(2kg) 10,527円(4kg) 14,850円(6kg) ※「ラム&ライス」の楽天参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 321円 |
価格/kg | 2,475円 |
カロリー/100g | 271kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ラムミール、全粒ひきわりミレット、全粒ひきわり玄米、全粒ひきわり大麦 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | カナダ |
当サイトは、ハーロウブレンドをBランクと評価しました。安全性の高い食材を使い、国際認定された工場で調理されている良好なドッグフードです。
動物性タンパク源に抗生物質やホルモンの心配がないのもポイント。香料・着色料・動物性副産物といったものも不使用です。
また、さまざまな面において情報の開示を行っており、消費者に対して隠さないようにしているのも好印象でした。細部まで知りたい人にとって利用しやすいでしょう。
ただ、調理方法までもわかれば、また違った見方ができます。今後開示されたら良いなと思う点です。
目次
実際にHarlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードを購入してみました!
では、私が購入したハーロウブレンドをご紹介しますね。今回は「ラム&ライス」の55gお試しサンプルをチョイスしました。
上記画像のように商品紹介のチラシも入っていて、日本では犬用2種と猫用1種の合計3種が販売されているようです。
本体表側はこんな感じで、シンプルなデザインでした。
裏側には、特徴や原材料・給餌量などが記載されています。お試しサンプルなので文字も小さいですが、シンプルな配置なので見にくいことはありません。
パッケージにはジッパーがあります。小さくても保管性が考えられていました。
中を覗いてみたのがこちら。お肉に混ざって、ほんのりと魚っぽい香りが漂います。くどい感じはなく、穏やかな香りです。
数粒を手に出してみました。油っぽいベタベタはほとんどなく、違和感はありません。
粒サイズを比較するべく、1円玉と私が愛犬に与えている「モグワン」それとハーロウブレンドを並べました。
ハーロウブレンドはドーナツ型で、直径約13〜15×厚さ6mmくらいでしょうか。小粒のモグワンと並べると、結構大きいなと感じました。
今回選んだハーロウブレンドは「ラム&ライス」ですが「チキン、ライス&ベジタブル」はコイン型で直径約10mmと粒形状・サイズが違います。
愛犬の口のサイズや栄養価を考慮して選ぶのが良いでしょう。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ハーロウブレンドの原材料と安全性についてです。ここでは、私が購入してみた「ラム&ライス」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
ハーロウブレンドには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 22%以上 | リジン | 1%以上 |
粗脂肪 | 8%以上 | コリン | 0.45%以上 |
水分 | 10%以下 | オメガ3 | 0.62%以上 |
粗繊維 | 5%以下 | オメガ6 | 3.05%以下 |
粗灰分 | 10%以下 | オメガ9 | 0.62%以上 |
リン | 0.8%以上 | 代謝エネルギー | 271kcal/100g |
カルシウム | 1.4%以上 |
ハーロウブレンドを購入調査した結果、良いものを作って愛犬の健康を支えることを目指している良好なフードだなと感じました。質を重視しているのがわかります。
とくに情報開示には力を入れているようで、公式サイトにある「信頼の証明書」のページでは、非常に細かい部分まで記載されていました。
食材ごとになぜ使用しているのか?どんな栄養素が含まれているのか?という点まで掲載されており、情報開示すると同時に知識を共有しているようでもあります。
まずは、ハーロウブレンドが行っている主な特徴を下記にまとめてみました。
- 創業者であるデビー氏は、犬と猫の公認栄養士。
- 食材の産地はカナダ・アメリカ・ニュージーランドで、ビタミン&ミネラルは日本。
- 健全な放し飼いのラム、EU野生サーモンなどを採用。
- 動物性タンパク源に、抗生物質や追加のホルモンの心配はない。
- 人工保存料・香料・着色料・動物性副産物不使用。
- コーン・小麦・グルテン・大豆・ビートパルプは使っていない。
- 89%と高い消化率。
- 動物由来のタンパク質の割合を開示している。
- 国際認定されたカナダのファクトリーSQF Lv.3で調理。
- 品質管理認証機関や品質検査、製造中の製品試験方法など細かい情報を開示している。
- 今までリコールは一度もなく、動物実験は行っていない。
こういった特徴を持つハーロウブレンドですが、まだまだ他にも書ききれない取り組みがあるほどです。良質なものを使うため、安全性を高めるために細心の注意が払われています。
ハーロウブレンドが念頭に置くのは「自然でホリスティックな手法や取り組み」です。食餌で健康を支えるとともに、心・体・精神の最適なバランスをサポートしようと考えています。
品質管理認証機関はSQF/HACCP/GFSIで、全食材は認証機関で承認された供給元のみです。産地はカナダ・アメリカ・ニュージーランド、ビタミンとミネラルは日本となります。
動物性タンパク源は放し飼いのラム・EU野生サーモンなどで、抗生物質やホルモンの心配はありません。人工保存料・香料・着色料・動物性副産物などは不使用です。
ここまででも、かなり品質に気を配っていることがうかがえます。
ハーロウブレンドは、動物由来のタンパク質の割合を詳しく記載しているのも特徴。今回の「ラム&ライス」は31.28%以上で「チキン、ライス&ベジタブル」は33.19%以上です。
それと、今回ピックアップした「ラム&ライス」は栄養価が控えめなものの「チキン、ライス&ベジタブル」は栄養価が高めでした。
2つの違いは後ほど詳しくご紹介しますが、愛犬の状態に合わせて選ぶのが良いでしょう。
欲を言うなら、調理方法についてもわかると見方が変わります。ここまで開示しているからこそ、調理方法について言及されていないことにややギャップを感じます。
- 毛並み・毛艶が悪い犬。
- ちょっと大きめな粒が好きな犬。
- お腹の調子が悪くなりやすい犬。
- 合成添加物に敏感になっている犬。
- 質の良い総合栄養食を探している人。
- 安全性の高いドッグフードを選びたい人。
- 愛犬に変な原料が入ったドッグフードを与えたくない人。
ハーロウブレンドの原材料と安全性には、取り立てて気になる点はありませんでした。良好で安心して利用できるドッグフードです。
とくに情報開示への姿勢はとても素晴らしく、透明性が高いのも魅力といえます。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、愛犬にハーロウブレンドを与えている飼い主さんたちの声を「良い口コミ」「悪い口コミ」の2つに分けてご紹介していきます。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの良い口コミ
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの悪い口コミ
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
ハーロウブレンドの口コミは全体的に高評価なものが多くあるなと思いました。海外フードということもあってか件数は多くないですが、肯定的な声が目立ちます。
良い口コミは「食いつきが良い」「粒サイズが合っている」「品質が良い」といった内容がたくさん並んでいて、喜びの声が寄せられていました。
特徴的だなと思ったのは「誰かからの口コミで購入してみた」との内容がいくつかあった点です。ドッグフードの口コミとしては珍しくないですが、他商品より件数が多く感じます。
悪い口コミも多少はありますが「食べない」「袋が気に入らない」といったもので、どちらも好みの問題なのかなと思える内容です。
ただ「ラム&ライス」の粒サイズはやや大きめなので、それで食べない(食べられない)可能性は考えられます。
体質に合わないこともあるので、まずはお試しサンプルから始めるのが良いでしょう。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - |
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- |
通常購入 | - |
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送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでハーロウブレンドを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードは楽天が安い!
ハーロウブレンドの価格を調べてみた結果、1kgあたりが安いのは楽天の6kgだとわかりました。公式サイトに通販はありません。
ただ、Amazonは内容量のバリエーションが少ないですが、2kgと4kgなら定期おトク便が安いです。
でも、通常価格の場合はAmazonも楽天も同額なので、その時に必要な内容量に合わせて選ぶのも良いでしょう。ちなみに、私が購入したお試しサンプルは楽天でのみ販売していました。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの種類と特徴について!
日本で販売している犬用のハーロウブレンドには、全部で2つの種類があります。2つの栄養成分値や特徴を下記にまとめてみました。
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
ラム& ライス |
22%以上 | 8%以上 | 271kcal |
チキン、 ライス& ベジタブル |
25%以上 | 13.5%以上 | 433kcal |
ハーロウブレンドは、どちらも全年齢対応の総合栄養食です。ざっくり特徴を分けるなら「ラム&ライス」は消化吸収・食物アレルギー・皮膚被毛に配慮したフード。
そして「チキン、ライス&ベジタブル」は体重管理・関節・皮膚被毛に配慮したフードとなります。
粒形状・サイズにも違いがあって「ラム&ライス」はドーナツ型で直径約13〜15mmほど。それに対して「チキン、ライス&ベジタブル」はコイン型で直径約10mmとなっています。
栄養価がかなり違うので一概にはいえませんが、口の小さな犬種は「チキン、ライス&ベジタブル」の方がスムーズに食べやすいでしょう。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードのQ&A
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードにお試しサンプルはある?
Harlow Blend(ハーロウブレンド)には、ドッグフードだけではなくキャットフードもあるの?
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードまとめ
- 食材の産地はカナダ・アメリカ・ニュージーランドで新鮮さを追求。
- 抗生物質や追加のホルモンの心配がない、放し飼いのラム・EU野生サーモンなどで安心。
- 犬の健康とは関係のない、人工保存料・香料・着色料不使用。
- コーン・小麦・グルテン・大豆・ビートパルプは使わず、食物アレルギー対策にピッタリ。
- 89%と高い消化率で、お腹の健康をサポート。
- 国際認定されたカナダのファクトリーSQF Lv.3で調理し、衛生管理を徹底。
- 今までリコールは一度もなく、信頼度が高い。
- 調理方法もわかれば一層良かった。
- 玄米や大麦などの穀物が体質に合わない場合は、注意が必要。
情報開示に積極的なハーロウブレンドは、信頼度が高く安心できるドッグフードだなと思いました。細部まで開示するのは、商品に自信があるからでしょう。
食材はカナダ・アメリカ・ニュージーランド、ビタミン&ミネラルは日本から調達。動物性タンパク源には、抗生物質や追加のホルモンの心配がありません。
また、安全とは言い難い人工保存料・香料・着色料といった添加物は不使用です。そのうえ、コーン・小麦などアレルゲンとなりやすいとされる穀物も使っていません。
ハーロウブレンドが掲げる「自然でホリスティックな手法や取り組み」に沿った内容だと納得です。強いていうなら、調理方法もわかるとまた違う印象でした。
それと、日本で販売する同ブランドの2種は、粒サイズや栄養価などがかなり違います。あえてだとは思いますが、もう少し類似した種類があるとローテーションに便利です。
とはいえ、現状のままでも引っかかる点がなく、良好なドッグフードだといえます。
Harlow Blend(ハーロウブレンド)ドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg、2kg、4kg、6kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 |
3,146円(1kg) 5,566円(2kg) 10,527円(4kg) 14,850円(6kg) ※「ラム&ライス」の楽天参考価格 |
輸入会社(日本総代理店) | 有限会社インターリンク |
販売会社(総販売元) | 有限会社パピヨン |
公式サイト | https://harlow-blend.jp |