犬用・猫用のおやつやガムなどを中心に展開するDOGTREE(ドッグツリー)。2024年3月には、犬用ドライフードも販売スタートしました。
ヒューマングレードの生肉を全体の1/3以上使用し、着色料・香料・酸化防止剤などは不使用。調理方法にもこだわっているのが特徴です。
公式サイトで「愛犬に必要な栄養素を、天然食材から摂れるように作った無添加ドッグフード」と謳われていますが、実物はどんなものか購入してみました。
ここでは、ドッグツリーの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.9 |
栄養バランス | 4.2 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.9 |
コスト | 0.1 |
内容量 | 600g、1.8kg(200g×9袋) |
価格(通常) |
3,740円(600g) 10,098円(1.8kg) ※「ささみと25種類のこだわり具材」の楽天参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 548円 |
価格/kg | 5,610円 |
カロリー/100g | 350.6kcal |
目的 | 一般食 |
主原材料 | 鶏ささみ、玄米粉、米粉、野菜類(じゃがいも・さつま芋・ごぼう・きゃべつ・人参・小松菜)、大豆(遺伝子組換えでない) |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 成犬用 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、ドッグツリーをBランクと評価しました。天然食材のみから作り、なるべく自然な食事の再現を目指しているようです。
ヒューマングレードの生肉を全体の1/3以上使用。モリンガ・ABM乳酸菌・緑イ貝といった、健康サポートの食材も複数配合されています。
着色料・香料・酸化防止剤といった安全とは言い難い添加物、曖昧な表記の原材料も見られず、取り立てて気になる部分はありませんでした。
信頼度は高いですが、食材の使用目的や食材の産地・グレードなどの詳細がもう少し明確なら印象が変わります。今後、透明性が上がれば良いなと思う商品です。
目次
実際にDOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードを購入してみました!
まずは、私が購入してみたドッグツリーを見ていきましょう。今回チョイスしたのは「ささみと25種類のこだわり具材(小粒)」600gです。
「小粒」のほかに「極小粒&パウダー」もあり、ふやかしやすいタイプもあります。
裏面は上記画像のような感じで、特徴・給餌量・原材料といった基本情報が書かれていました。
黄色いパッケージはかなり明るいですが、反射しないマットな質感の素材なので、文字が読みやすいです。
外袋を開封してみると、ジッパーがありました。素材はアルミ袋のようです。
中身を取り出して並べてみました。今回の内容量600gは、200g×3袋です。1.8kgは、この600gが3袋なので、合計200g×9袋となります。
個包装の表裏を並べ、アップで見てみると、こちらにも給餌量や成分値が書かれていました。これなら、個包装だけを持ち出したとしても、給餌量がわからなくなる心配がありません。
さらに、袋の素材はアルミ蒸着袋になっており、光による劣化が考慮されていることがわかります。ちなみに、賞味期限は個包装の下部です。
個包装を開封してみたところ、ここにもジッパーが付いていました。酸化に対して意識を高く持っているようですね。
これなら2重でパックできるため、ニオイが気になる飼い主さんはもちろん、愛犬がニオイに反応してしまうというケースでも保管しやすいです。
個包装を覗き込んだ画像がこちら。脱酸素剤も入っていました。
香りはお肉っぽさがメインですが、穀物っぽさもあります。香りの強さは穏やかで、ツンとくるドッグフード特有のニオイはしません。
続いて、手のひらに粒を出してみました。感触はさらっとした感じで、油のベタベタはありません。ノンオイルコーティングなのがわかります。
粒の大きさも測ってみました。比較として、1円玉・私がいつも愛犬に用意している「モグワン」(ドーナツ型)・ドッグツリーを並べています。
ドッグツリーは円筒形で、長さにバラつきがありました。ですので、上記画像では短め・長めを選んでいます。具体的なサイズは、直径約5〜7×長さ6〜13mmといったところでしょうか。
ドーナツ型のモグワンとは比較しにくいですが、ドッグツリーは小粒と呼べるサイズです。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ドッグツリーの原材料と安全性についてです。ここでは、私が購入した種類「ささみと25種類のこだわり具材」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
たんぱく質 | 26.2%以上 | 灰分 | 5.3%以下 |
脂質 | 8.3%以上 | 水分 | 7.0%以下 |
粗繊維 | 1.3%以下 | 代謝エネルギー | 350.6kcal/100g |
ドッグツリーの原材料と安全性を調査した結果、信頼できる要素が多く、安心して与えることのできる商品だなと判断しました。
天然食材から栄養が摂れるように作られており、自然な形の食事にこだわっていることがうかがえます。包装にもこだわっていて、劣化しないよう考えられていました。
まずは、詳しい説明の前に、ドッグツリーの特徴を簡単にまとめたいと思います。
- ペットフーディスト監修。
- ヒューマングレードの生鶏ささみと生馬肉を使用。
- 全体の1/3以上が生肉で、調理当日にミンチにしている。
- 天然食材のみ採用。
- モリンガ・ABM乳酸菌・緑イ貝などを含む食材を配合。
- 麦類(小麦粉・大麦粉・ライ麦粉)不使用のグルテンフリー。
- ノンオイルコーティング。
- 着色料・香料・酸化防止剤など不使用。
- 衛生管理の行き届いた国内の工場にて製造。
- 素材別に下ごしらえを行い、低温でゆっくり乾燥調理。
- 金属探知機検査や水分値検査を実施。
- チャック付きのアルミ蒸着袋の個包装。
上記の特徴から、信頼できると感じました。
公式サイトに「商品開発には、犬と猫を愛するスタッフたちですべての商品を食し吟味を重ねている」とあり、商品に自信を持っていることもわかります。
ヒューマングレードの生肉を使い、調理当日にミンチすることで鮮度も大切にしているようです。
具体的な数値は書かれていませんが、全体の1/3以上が生肉。おそらく、30%以上が使われているようで、量としてはまずまず。何より、割合を開示していること自体が良心的です。
そして、忘れてはならないのが、モリンガ・ABM乳酸菌・シャンピニオン粉末・緑イ貝を含む食材を配合している点です。それぞれの特徴は下記のとおり。
- モリンガ…90種類以上の栄養
- ABM乳酸菌(大豆から製造)…免疫サポート
- シャンピニオン粉末…口腔ケアサポート
- 緑イ貝…関節ケアサポート
こういった体に良い食材を健康なころから日常的に摂取することは、5年後10年後にも良い影響があるといえるでしょう。
厳選した食材たちを、低温でゆっくり乾燥調理しています。食材が持つ旨味・栄養が失われにくいよう、時間と手間を惜しみません。
完成したフードは、チャック付きのアルミ蒸着袋で個包装され、劣化にも配慮されています。
良い特徴が多いドッグツリーですが、有機黒糖が使われているのはやや気になりました。原材料欄に書かれている順番から察するに、ごく少量だとは思います。
でも、どういった理由で使われいるか?量は問題ないのか?などが、公式サイトや商品パッケージなどに記載されているともっと安心感が高まるでしょう。
また、食材の産地やグレードなどの詳細を発信しているドッグフードは増えています。ドッグツリーもこのあたりが開示されていれば、違う見方ができたのになと感じました。
- 毛並みや毛艶が悪い犬。
- お腹の調子が悪くなりがちな犬。
- 玄米や大豆といった穀物を問題なく食べられる犬。
- 生肉にこだわりたい人。
- 国産のドッグフードを選びたい人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
- 添加物が入っているフードをなるべく避けたい人。
ドッグツリーの公式サイトや商品パッケージをくまなく調査したところ、健康・品質への意識が高く、安心して与えることのできる商品だなと感じました。
とくに、ビタミンやミネラルといったサプリメントからではなく、天然食材から栄養を摂らせてあげたいと考える飼い主さんにはピッタリでしょう。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、愛犬にドッグツリーを食べさせている飼い主さんたちはどう感じたのか?その声を「良い口コミ」「悪い口コミ」に分けてご紹介していきます。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの良い口コミ
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの悪い口コミ
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
2024年3月に発売したドッグツリーは、まだそこまで口コミの件数が揃っていませんでした。数が少ないので、評判がどうだとは言い切れないなと思います。
見つけることができた、良い口コミには「食いつきが良い」「品質に安心できる」といったものがありました。
一方で「トッピングがないと食べない」との声もあり、好みは分かれるのかもしれません。この点は、サンプルで試しておくと良いでしょう。公式サイトや楽天などで販売しています。
現時点では良い口コミの方が件数が多くありました。もう少し件数が増えてから、再度評判を検証していきます。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - |
5%オフ) 10%オフ) |
- |
通常購入 |
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送料 | 440円〜 3,980円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでドッグツリーを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの価格はどこもほぼ同じ!
ドッグツリーの価格に違いはあるのか調べたところ、どこもほぼ同じだとわかりました。
Amazonだけは1.8kgの取り扱いがありません。また、Amazonの定期おトク便は価格が多少異なるものの、10%オフ時なら1.8kgの割引率と同じになります。
600gをお得に購入したいなら、Amazonの定期おトク便で10%オフになるよう、他とまとめ買いするのが良いでしょう。
価格がほぼ同じとはいっても、公式サイトや楽天にはクーポンやポイント特典があります。ご自身が見比べて利用しやすいサービスを選ぶのがおすすめです。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの種類と特徴について!
ドッグツリーのドライフードには、2つの種類が用意されています。各々の成分値と特徴を下記にまとめてみました。
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
ささみと 25種類の こだわり具材 |
26.2%以上 | 8.3%以上 | 350.6kcal |
馬肉と 25種類の こだわり具材 |
23.8%以上 | 9.7%以上 | 355.1kcal |
ドッグツリーのドライフードは、いずれも一般食のドッグフードです。粒形状が選べて「小粒」と「極小粒&パウダー」の2つに分かれています。
第一主原料以外は全て同じ原材料から作られているため、フードローテーションがしやすいのも特徴です。
ただ、馬肉の方が栄養価がライトなので、給餌量を間違えないよう気をつけましょう。2種類とも、肉・魚や野菜、チーズなどのトッピングが推奨されています。
愛犬の様子や運動量を見つつ、調節していくのがおすすめです。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードのQ&A
ドッグツリーの犬用おやつ、カルシウムボーロ ミニボトルの対象年齢はいくつ?
ドッグツリーの取扱店は?
実店舗の情報は見つかりませんでしたが、一部のペットショップで試食販売会が行われたことはあるようです。
ドッグツリーは求人募集してる?会社概要はどこ?
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードまとめ
- ヒューマングレードの生鶏ささみと生馬肉を使い、新鮮さを追求。
- 全体の1/3以上が生肉で、調理当日にミンチにしていて安心。
- 天然食材のみから作っていて、自然な食事に近いよう工夫。
- モリンガ・ABM乳酸菌・緑イ貝などを含む食材を配合し、健康サポート。
- 麦類不使用のグルテンフリーで、食物アレルギーに配慮。
- オイルコーティング・着色料・香料・酸化防止剤など不使用で、犬の体に優しい。
- 国内工場にて低温乾燥調理を行い、旨味や栄養が損なわれないようにしている。
- 食材の使用目的や食材の産地・グレードなどの詳細もわかれば、もっと良かった。
- 玄米や大豆といった穀物が体質に合わない場合は注意が必要。
ドッグツリーは、天然食材から作ることを重視し、品質・安全にも手を抜かないドッグフードだなと感じました。不安要素はなく、引っかかる部分もありません。
食材は全て天然の食材でヒューマングレードの生肉を使用。その生肉は全体の1/3以上を占めています。
さらに、モリンガ・ABM乳酸菌・シャンピニオン粉末・緑イ貝を含む食材を使うことで、健康サポート成分を摂取できるのも魅力です。
国内工場にて低温乾燥調理を行い、丁寧に製造しています。低温でゆっくり乾燥させることで、熱による旨味や栄養の損失を押さえているんですね。
現状でも十分信頼できますが、食材の産地・グレードなどの詳しい開示があれば、一層安心感が高まるでしょう。良い商品だけに惜しいなと思います。
今後、情報開示が広がれば良いなと思うドッグフードの一つです。
DOGTREE(ドッグツリー)ドッグフードの基本情報
内容量 | 600g、1.8kg(200g×9袋) |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 3,740円(600g) 10,098円(1.8kg) ※「ささみと25種類のこだわり具材」の楽天参考価格 |
販売会社 | 株式会社ドッグツリー |
公式サイト | https://www.dogtree.jp |