「トライプを主原料にしたペットフードのパイオニア」と有名なペットカインド社。北米を中心に約30年もの間愛され続けています。
ペットカインドには「ホワイトライン」と「ゴールドライン」の2つのシリーズがあり、味違い・粒の大きさ違いを合わせると9種類のドライフードが販売されています。
そんなペットカインド ホワイトライン「グリーンビーフトライプ&バイソン」を実際に購入し、粒や原材料を確かめてみました。
ここでは、ペットカインドの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.6 |
栄養バランス | 4.5 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.0 |
コスト | 4.0 |
内容量 | 230g、907g、2.72kg、6.35kg、11.34kg |
価格 | 825円(230g) 2,750円(907g) 5,700円(2.72kg) 11,500円(6.35kg) 18,100円(11,34kg) ※グリーンビーフトライプ&バイソンの楽天参考価格 |
価格/日 | 153円 |
価格/kg | 1,596円 |
カロリー/100g | 366.3kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | ビーフトライプ、バイソントライプ、七面鳥 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | カナダ |
当サイトは、ペットカインドをAランクと評価しました。ペットカインドは、とくに原材料の品質を重視しており、安心できるドッグフードだと感じます。
食材は全てCFIAの認可を受けたヒューマングレードのみです。主原料は、洗浄も漂白していないグリーントライプで、必須アミノ酸や消化酵素などもたっぷり摂れます。
また、自然由来の添加物を採用しているため、合成保存料・人工香料などは不使用です。食物アレルギーに配慮し、穀物を使わないグレインフリーでもあります。
取り立てて気になるところはないものの、強いていうなら「工場の安全性」や「調理の方法」などが明確だと、今より一層良いなと思いました。
目次
実際にペットカインドドッグフード「グリーンビーフトライプ&バイソン」を購入してみました!
さっそく、ペットカインドのレビューをしていきたいと思います!今回は、グリーントライプが主原料のドライフード「グリーンビーフトライプ&バイソン(230g)」を購入しました。
原産国はカナダで英語表記もあるものの、重要な部分は日本語なので安心です。
裏面はこんな感じで、読みやすくまとめられています。
賞味期限の日付は日本式と逆の「日」「月」「年」表記でした。丁寧に読み方のシールが貼ってあるので、迷うことはないでしょう。
ただ、開封したら捨てる部分に印字されているため、気になる場合は袋の端にメモしておいた方が良いかもしれません。
袋を開けてみると、230gにもジッパーがありました!お出かけ用やトリーツ用としても使いやすいですね。
中を覗いてみると、フワッとお肉系スナック菓子の香りがしました。
公式サイトに「犬の本能を刺激するニオイ」とあったとおり、香りはやや強めな印象です。でも、ドッグフード特有の嫌な感じはなく、犬が好みそうだなと思いました。
数粒手に取ると、少し油っぽさがあるかな?といった印象。ギトギトまではいきませんが、手に油が残りました。
続いて、粒サイズを比べるべく、1円玉と私がいつも愛犬に与えているモグワン、それとペットカインドを並べました。
ペットカインドはコイン型で、モグワンと比べると結構大きめです。サイズは直径約12〜14×厚さ5〜7mmほど。大粒といっても過言ではないでしょう。
ペットカインドは小粒もあるので、小型犬や小さめが好きな犬はそちらを選ぶと良いと思います。
ペットカインドドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ペットカインドの原材料と安全性についてです。今回は私が購入した「グリーンビーフトライプ&バイソン」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ペットカインドには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 32.0%以上 | マグネシウム | 0.10%以下 |
粗脂質 | 16.0%以上 | タウリン | 2790mg/kg以上 |
粗繊維質 | 4.0%以下 | オメガ6 | 3.0%以上 |
水分 | 10.0%以下 | オメガ3 | 0.9%以上 |
粗灰分 | 8.5%以下 | 代謝エネルギー (ME) |
366.3kcal/100g |
リン | 0.8%以上 |
ペットカインドの原材料と安全性を調査してみて、安心して利用できるドッグフードだなと感じました。
基本的な安全性はもちろんのこと、カナダからの輸送時にまで配慮していることから、海外フードを敬遠している人にも向いているでしょう。
詳しく説明する前に、以下に主な特徴をまとめてみました!
- 食材はCFIA(カナダ食品検査庁)の認可を受けたヒューマングレードのみを限定。
- 全原材料は遺伝子組み換え食品・農薬・残留化学物質・ホルモン剤などの心配がない。
- グリーントライプは、カナダ・アメリカ・ニュージーランドの最高品質認定パートナーから調達。
- 合成保存料・人工香料・着色料不使用で、自然由来の添加物を採用。
- 食物アレルギーに配慮したグレインフリー。
- カナダから日本への輸送時は、赤道を通らない船便で劣化に配慮。
- フードローテーションしやすいよう、副原料に共通素材を使用。
ペットカインドはこれらの特徴を持ち、とくに食材の品質には目を見張るものがあります。ヒューマングレードであるだけではなく、遺伝子組み換え食品や農薬は使われていません。
また、ホルモン剤の心配がないというのも、ペットカインドの信頼性を高めているポイントです。それに加えて、合成保存料・人工香料・着色料などの添加物は不使用ですよ。
ちなみに、ペットカインドは「トライプ」を主原料にしたペットフードのパイオニアと呼ばれていますが、トライプとは反すう動物の胃袋のことです。
さらに、グリーントライプという「洗浄も漂白していない内容物が含まれた状態のもの」を使用しています。
第一胃〜第四胃まで全て使っていることからも、犬の健康にとってより良いものを選んでいるというのが伝わります。
誤解されがちなミールについては、公式サイトの「FAQ」にて解説されていました。ペットカインドのミールは「高品質な可食部分の乾燥肉」を使っているとのことです。
それと、ドッグフードには珍しい「トウガラシ」についても、防虫のためと記載がありました。消費者側が気になりやすい点を、公式サイトで解説している姿勢も好印象です。
ですが、工場の安全性や調理の方法などについて、もう少し情報があると一層安心できるなとは思います。
- 運動好きで活動的な犬。
- お腹の調子が安定しない犬。
- 高栄養価な食事を必要としている犬。
- フルーツやハーブを問題なく食べられる犬。
- 輸送時の劣化が気になる人。
- 農薬やホルモン剤などの薬剤を避けたい人。
- ドッグフードに毎月お金をかけられる人。
ペットカインドには、これといって気になる部分がありませんでした。良好なドッグフードだなという印象です。
活動的な犬やこう栄養価な食事を必要とする犬にとって、利用しやすいフードといえます。
ペットカインドドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
それでは、実際にペットカインドを愛犬に食べさせている方たちの声を「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介していきます。
ペットカインドドッグフードの良い口コミ
ペットカインドドッグフードの悪い口コミ
ペットカインドドッグフードの口コミ・評判まとめ
ペットカインドの口コミを調査してみて、全体的に好意的な声が多く評判の良いドッグフードだなと感じました。食いつき関連が多いようです。
良い口コミには「良く食べる」「体質に合っていた」「満足そう」といったものが目立ち、同ブランド内でローテーションをしている人もいました。涙やけに言及している人もいます。
ですが、悪い口コミもそれなりに件数があり「粒が大きかった」「食べなかった」「油が気になる」との声もありました。
私も実際に購入してみて、粒のサイズは大きめかなと感じました。小型犬なら小粒を選ぶのが良さそうです。
また、実際に食べるかはわからないので、サンプルか少ない容量で試すのが良いでしょう。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 825円(230g) 2,750円(907g) 6,380円(2.72kg) 13,750円(6.35kg) 20,900円(11,34kg) |
879円(230g) 2,750円(907g) 6,380円(2.72kg) 13,750円(6.35kg) 20,900円(11,34kg) |
825円(230g) 2,750円(907g) 5,700円(2.72kg) 11,500円(6.35kg) 18,100円(11,34kg) |
送料 | 550円〜 5,000円以上で無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでペットカインドを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ペットカインドドッグフードは楽天が安い!
ペットカインドの価格を比較したところ、楽天が安いことがわかりました!公式サイトとAmazonはほとんど同価格です。
ただ、送料によっては公式サイトやAmazonが安い場合もあったので、購入検討時は合計額で比較するのが良いでしょう。
ペットカインドドッグフードは涙やけに良いの?
ペットカインドは食事なので涙やけが治るとは言い切れません。
ですが、食べ続けることで涙の質が変わったり、涙が目から溢れたりという状態に、変化が起きやすい傾向はあるかもしれません。
実際、涙やけに関連する口コミもありましたから、何かしら良い変化が起きやすい可能性は考えられます。
良い変化の理由として考えられるのは、ペットカインドは涙やけの原因となりがちな添加物や低品質食材を使用していないことです。
また、高品質な原料のフードは、一般的に消化吸収が良いタイプがほとんど。毎日食べ続けても体内に老廃物が溜まりにくく、結果として涙にも良い変化が起きやすいと推測できます。
そうはいっても、必ずしもドッグフードが涙の原因とは限りません。中には遺伝や病気が原因の場合もあるため、必ず動物病院で相談して適切な対策を受けてください。
以下の記事では、涙やけ対策について詳しく解説しています。こちらも併せてご覧になってくださいね。
ペットカインドドッグフードの給餌量は1日どれくらい?
ペットカインドの給餌量は、パッケージと公式サイトに記載されています。ここでは「子犬」「成犬」「老犬」のライフステージ別に合った与え方や注意点をまとめてみました。
子犬の場合
子犬は毎日成長します。ですので、こまめに体重を測った上で給餌量の確認をするようにしましょう。月齢だけで判断すると、栄養過多や栄養不足の原因となりがちです。
ペットカインドには、パッケージに子犬の給餌量目安が書かれています。これも併せて参考にすれば、調整しやすいと思いますよ。
餌の回数の目安は、生後10週までは1日分を少しずつ4回ほど。生後3ヶ月過ぎたら、その犬の予想される体重の50%近くになるまで1日3回が目安です。
生後5~6ヶ月頃からは餌の回数を1日2回ほどにしていきます。
成犬の場合
成犬の場合、15kgまでは体重の1.2%程度、15kgからは1%程度の給餌量が目安です。
ただし、パッケージにも記載されていますが、個体差や運動量によっても大幅に変わります。ですので、その時の体重に合わせながらコントロールするのがおすすめです。
成犬になれば食餌の間隔が長くても大丈夫なので、与える回数は1日2回で良いでしょう。
老犬の場合
老犬の場合は、成犬に与える量より20~30%程減らした量が目安となります。
年齢とともに消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎは内臓や消化器官に負担をかける可能性があるためです。
与える回数は、消化器への負担を考慮し、1日2~3回に分けて与えるのが良いと思います。
ペットカインドドッグフードの種類と特徴について!
ペットカインドのドライフード トライプドライには「ホワイトライン」と「ゴールドライン」の2つのシリーズがあります。ちなみに、どちらも総合栄養食です。
ここでは、2つのシリーズに分けて、商品ごとの成分分析値や特徴をまとめました。
フードローテーションがしやすい「ホワイトライン」
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
グリーンビーフトライプ | 32.0%以上 | 16.0%以上 | 365.7kcal |
グリーンビーフトライプ&バイソン | 32.0%以上 | 16.0%以上 | 366.3kcal |
グリーントラムライプ&ワイルドサーモン | 30.0%以上 | 16.0%以上 | 359.6kcal |
グリーンラムトライプ&ワイルドサーモン(小粒) | 30.0%以上 | 16.0%以上 | 359.6kcal |
グリーンラムトライプ | 30.0%以上 | 16.0%以上 | 360.8kcal |
ホワイトラインは、フードローテーションしやすいよう共通した副原料を使うシリーズです。栄養価もほとんど揃えられています。
ビーフトライプを使っているのが「グリーンビーフトライプ&バイソン」と「グリーンビーフトライプ&バイソン」で、そのほかはラムトライプ使用です。
ただ、小粒はグリーンラムトライプ&ワイルドサーモンのみなので気をつけましょう。
食物アレルギーに一層配慮した「ゴールドライン」
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
グリーンベニソントライプ | 29.0%以上 | 15.0%以上 | 376.1kcal |
グリーンラムトライプSAP(小粒) | 26.0%以上 | 14.0%以上 | 365.0kcal |
グリーントライプ&レッドミート | 34.0%以上 | 16.0%以上 | 368.2kcal |
グリーンビーフトライプSAP(小粒) | 30.0%以上 | 15.0%以上 | 359.0kcal |
ゴールドラインは、ホワイトラインに比べ一層食物アレルギーに配慮した、ワンランク上のこだわりあるシリーズです。
中でも「グリーンベニソントライプ」「グリーンラムトライプSAP(小粒)」「グリーントライプ&レッドミート」は鶏原料が不使用。
「グリーンビーフトライプSAP(小粒)」は動物性タンパク質をビーフのみに限定しています。
名前にSAP(Single Animal Protein)が入る2種は、文字とおり単一動物性タンパク源のみ使用で、グレイン&グルテンフリーです。
ペットカインドドッグフードのQ&A
ペットカインドドッグフードにドライ(小粒)のサンプルはある?缶詰は?
ペットカインドドッグフードの取扱店は?リードバディの公式以外でも売ってる?
ペットカインドドッグフードは値上げされてる?
ペットカインドのトライプドライは、ドッグフードの神様で評価高いの?
ペットカインドドッグフードまとめ
- 食材はCFIA(カナダ食品検査庁)認可のヒューマングレードのみで安全性を追求。
- 全原材料は遺伝子組み換え食品・農薬・残留化学物質・ホルモン剤の心配がなく安心。
- グリーントライプは最高品質認定パートナーから調達し、新鮮なものに限定。
- 合成保存料・人工香料・着色料不使用で、犬の体にとって優しい。
- 穀物不使用のグレインフリーで、食物アレルギーに配慮。
- カナダから日本への輸送時は、赤道を通らない船便で劣化に配慮。
- 高栄養価で運動好きな犬・少食な犬にもピッタリ。
- フードローテーションしやすいよう、副原料に共通素材を使用。
- フルーツやハーブが体質に合わない場合は注意が必要。
ペットカインドを購入調査してみて、原材料の品質ひとつひとつに妥協しない、安全性の高いドッグフードだなと感じました。
食材はCFIA(カナダ食品検査庁)認可のヒューマングレードで、遺伝子組み換え食品・農薬・残留化学物質・ホルモン剤の心配はありません。
また、ペットカインドの大きな特徴である主原料のグリーントライプ。こちらも、カナダ・アメリカ・ニュージーランドの最高品質認定パートナーから調達し、徹底されています。
さらに、フードローテーションがしやすいよう、同シリーズ内は副原料に共通素材を使っています。実際に犬たちが食べ続けることを考えて設計していることがうかがえますね。
ただ、一般的なドッグフードより、フルーツやハーブの使用がやや多めな傾向にあります。もしこれらが体質に合わないなら、注意してください。
こういった良い特徴がたくさんあり、安心して与えられるのがペットカインドなんだなとわかりました。気になる部分がなければ、一度愛犬に合わせておきたいフードです。
ペットカインドドッグフードの基本情報
内容量 | 230g、907g、2.72kg、6.35kg、11.34kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 825円(230g) 2,750円(907g) 5,700円(2.72kg) 11,500円(6.35kg) 18,100円(11,34kg) ※グリーンビーフトライプ&バイソンの楽天参考価格 |
販売会社 | リードバディ株式会社(PetKind Japan) |
公式サイト | https://petkind.jp |