カナダで作られている「Naturally Fresh(ナチュラリー・フレッシュ)」は、低GI食品を使い体重管理がしやすいよう配慮されたドッグフードです。
コンセプトに「そのものをいただくホールフード」を掲げており、できる限り食材に手を加えていないとのことですが、実際はどんな商品なのか確かめてみました。
ここでは、ナチュラリー・フレッシュの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.6 |
栄養バランス | 4.5 |
無添加 | 4.9 |
安全性 | 3.5 |
コスト | 4.5 |
内容量 | 1kg、2.27kg、2.27kg×2袋、2.27kg×4袋 |
価格 | 1,892円(1kg) 3,432円(2.27kg) 6,336円(2.27kg×2袋) 11,968円(2.27kg×4袋) ※ チキン&ダックの楽天参考価格 |
価格/日 | 124円 |
価格/kg | 1,318円 |
カロリー/100g | 374.7kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 骨抜き鶏肉、白いんげん豆、乾燥全卵、えんどう豆、はと麦 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | カナダ |
当サイトは、ナチュラリー・フレッシュをBランクと評価しました。
牧場で放し飼いされた、ホルモン剤不使用の鶏・鴨・豚・牛・七面鳥を生肉の状態で贅沢に使っています。食材はヒト用のグレードのもので品質も十分です。
調理方法も低温(約75度)でじっくり行っており、できる限り食材に手を加えていないというのも納得でした。
また、低GI食材をうまく使うことで、血糖値の上昇にも配慮されています。体重管理をしたいけど、品質も重視したい場合にはうってつけのフードでしょう。
犬にとってのメリットが多くあるものの、動物性原料と植物性原料の割合は不明でした。ここが明確になれば、もっと安心できるのになと感じます。
目次
実際にナチュラリー・フレッシュドッグフードを購入してみました!
それでは、実際に購入してみたナチュラリー・フレッシュを見ていきましょう。今回は「チキン&ダック(1kg)」を選びました。
裏面はこんな感じです。原産国はカナダですが、日本語表記なので詳細も安心して読めます。
賞味期限は裏面左下です。
開封してみると、ジッパーがあるタイプでした!パッケージ自体もしっかりした感じなので、毎日の開け閉めも便利です。
中を覗くと、ほんのりチキン系スナック菓子の香りがしました。ドッグフード特有のツンとくるようなニオイはありません。
数粒手のひらに乗せてみると、結構大きめでずっしり感がありました。油っぽさはあまりなく、ベタベタしません。
粒の大きさを比較するため、1円玉と私がいつも愛犬のために利用しているモグワン、そしてナチュラリー・フレッシュを並べました。
ナチュラリー・フレッシュはコイン型で、直径約1.2〜1.5cmほど。小粒のモグワンと比べると、かなり大きめに見えます。
ナチュラリー・フレッシュには小型犬用のスモールブリードもあり、そちらは直径約0.7〜0.8cmとのこと。口の小さな犬種は、小型犬用が良いでしょう。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ナチュラリー・フレッシュの原材料と安全性についてです。ここでは、私が購入した「チキン&ダック」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
ナチュラリー・フレッシュには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 23.0%以上 | カルシウム | 1.2%以上 |
粗脂質 | 15.0%以上 | オメガ6 | 3.00%以上 |
粗繊維質 | 3.05%以下 | オメガ3 | 0.35%以上 |
粗灰分 | 8.0%以下 | DHA | 0.1以上 |
水分 | 10.0%以下 | 代謝エネルギー | 374.7kcal/100g |
リン | 1.0%以上 |
ナチュラリー・フレッシュの原材料と安全性を調査してみて、これといって気になる部分のない良質なドッグフードだなと感じました。
中でも、原材料の新鮮さにこだわっているのは良いところです。なんと、メイン食材に関しては、調達した当日に調理しています。こういった点も安心できますね。
まずは、ナチュラリー・フレッシュの特徴を以下にまとめてみました。
- メイン原材料は産地直送・当日調理。
- 生肉・野菜・果物などは、地元カナダ オンタリオ州から調達したヒト用の食材に限定。
- 牧場で放し飼いされたホルモン剤不使用の鶏・鴨・豚・牛・七面鳥の生肉を使用。
- 低GI食材で、血糖値の上昇に配慮。
- じゃがいも・小麦・トウモロコシ・大豆は不使用。
- キヌア・はと麦・唐人びえ(トウジンビエ)は、遺伝子組換えを行っていない。
- 工場はカナダ オンタリオ州セント・メリーズのキッチンで、低温(約75度)で調理。
- HACCP・CFIA・ISOなどの世界的基準を採用・準拠し、品質管理を徹底。
- 輸送の前後に酸化してないかの検査を行い、パスしたもののみを出荷。
- 海上輸送には温度管理つきコンテナを使い劣化しないよう工夫。
- 全原料と商品データを一元管理することで製品の追跡が可能。
これらのことから「そのものをいただくホールフード」というコンセプトの通り、原材料とその調理方法にこだわっているのがわかりました。
食材は地元となるカナダ オンタリオ州から調達したヒト用のものです。鶏・鴨・豚・牛・七面鳥は放し飼いされたホルモン剤不使用のものと、食材ひとつ一つの安全性も徹底しています。
これらの食材を、栄養が壊れないように低温(約75度)でじっくり調理。食材が持つ本来の旨味も逃さないよう、手間ひまをかけて大切に作られています。
また、ナチュラリー・フレッシュのもう一つの特徴が「低GI食材」を使っていることです。血糖値の上昇にも配慮されていて、太りやすい犬にとっても利用しやすいでしょう。
ただ、動物性原料と植物性原料の割合は少し気になりました。第一主原料は「骨抜き鶏肉」で、その後「白いんげん豆、乾燥全卵、えんどう豆、はと麦」と続きます。
もちろん、植物性原料が悪いわけではありません。でも、植物性原料が多いフードを長期的に食べると、胃腸への負担や食物アレルギーも気になります。
ここまでの取り組みを見ると、そこまで心配する必要もないかなと思いますが、原材料欄だけをとるとやや引っかかりました。
それと、卵や穀物が体質に合わない場合は、与える前によく確認してください。小麦・トウモロコシなどは不使用なものの、はと麦・唐人びえは使われています。
- 太りやすい犬。
- お腹の調子が悪くなりやすい犬。
- 卵や穀物を問題なく食べられる犬。
- 生肉にこだわりたい人。
- 質の良い総合栄養食を探している人。
- 愛犬に変なドッグフードを食べさせたくない人。
少し気になる部分はあったものの、品質の追求や調理の方法など、こだわりが詰まった良質なドッグフードだと感じました。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、実際にナチュラリー・フレッシュを愛犬に食べさせている方たちの口コミをご紹介していきます。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの良い口コミ
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの悪い口コミ
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの口コミ・評判まとめ
ナチュラリー・フレッシュの口コミを見て回ったところ、評判がよく人気のドッグフードだなと感じました。悪い口コミもあるものの、良い口コミの件数が多い印象です。
主に「よく食べる」「愛犬が気に入っている」という声をよく見かけました。ターキー&ラビットは、チキンやビーフにアレルギーを抱えている子にとって利用しやすいようです。
一方で「食べない」との声もありました。ナチュラリー・フレッシュのように食材や調理に配慮したフードであっても、やはり個々の好みはありますね。これは仕方ない部分でしょう。
あと「賞味期限が近かった」というのは、ショップ側のミスかもしれません。検討される際は、ショップの口コミも確認し日数に余裕を持って注文すると安心です。
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公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,892円(1kg) 3,432円(2.27kg) 6,336円(2.27kg×2袋) 11,968円(2.27kg×4袋) |
3,432円(2.27kg) 6,336円(2.27kg×2袋) 11,968円(2.27kg×4袋) |
1,892円(1kg) 3,432円(2.27kg) 6,336円(2.27kg×2袋) 11,968円(2.27kg×4袋) |
送料 | 648円 3,300円以上で無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでナチュラリー・フレッシュを買うのがもっとも安いのか?公式サイトとともに、大手通販サイトのAmazon・楽天を比較してみました。
公式サイトには、ナチュラリー・フレッシュの輸入会社「株式会社カラーズ」が運営するGREEN DOGの価格を記載しています。公式サイト自体では、通販を行なっていません。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの価格はどこも同じ!
ナチュラリー・フレッシュの価格は、大手通販2社の中だとどこも同じでした。ただ、送料は各ショップによって異なるため、検討時は必ず合計額を確認しましょう。
また、一部の商品ページにある口コミでは「賞味期限がギリギリだった」という声も見かけました。口コミ内容もチェックすることをおすすめします。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの種類と特徴について!
ナチュラリー・フレッシュには、全部で4種のドッグフードがあります。ここでは、それぞれの特徴を以下にまとめてみました!
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂質 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
チキン&ダック (全犬種・全年齢対応) |
23.0%以上 | 15.0%以上 | 374.7kcal |
ターキー&ラビット (全犬種・成犬〜高齢犬用) |
24.0%以上 | 12.0%以上 | 353.5kcal |
ポーク&ビーフ (全犬種・成犬〜高齢犬用) |
24.0%以上 | 15.0%以上 | 371kcal |
チキン&ダック+緑イ貝 スモールブリード (小型犬・全年齢対応) |
26.0%以上 | 16.0%以上 | 360kcal |
フードローテーションすることを視野に入れ、それぞれの栄養値が近くなるよう配慮されているフードです。いずれも低GI食材を使用し、体重管理を意識した仕上がりになっています。
ちなみに、4種の中で子犬に与えられるのは「チキン&ダック」と「チキン&ダック+緑イ貝 スモールブリード」のみなので気をつけましょう。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードのQ&A
ナチュラリー・フレッシュには猫用のキャットフードもある?評判や原材料はどう?
ナチュラリー・フレッシュドッグフードまとめ
- メイン原材料は産地直送・当日調理で新鮮。
- 生肉・野菜・果物は、カナダ オンタリオ州から調達したヒト用の食材で安心。
- ホルモン剤不使用の鶏・鴨・豚・牛・七面鳥の生肉を使用し、食いつきも追求。
- 低GI食材で太りやすい犬にも向いている。
- 食物アレルギーに配慮し、じゃがいも・小麦・トウモロコシ・大豆は不使用。
- カナダ オンタリオ州の工場にて、低温調理し栄養が損なわれないよう工夫。
- HACCP・CFIA・ISOなどの世界的基準を採用・準拠し、品質管理を徹底。
- 輸送の前後に酸化してないかの検査を行い、安全性を高めている。
- 動物性原料と植物性原料の割合がわかれば、一層良かった。
- 卵や穀物が体質に合わない犬に与える場合は注意が必要。
ナチュラリー・フレッシュを購入調査してみて、食材の品質に妥協せず、随所に犬への愛情が溢れる良質なドッグフードだと感じました。
まず、メイン食材は産地直送で当日調理。生肉・野菜・果物は、カナダ オンタリオ州から調達したヒト用の食材です。
牧場にて放し飼いされた鶏・鴨・豚・牛・七面鳥は生肉の状態で使用しており、ホルモン剤の心配もありません。低GI食材を厳選していて、血糖値の上昇にも配慮されています。
それと、カナダからの輸送には温度管理コンテナを採用しています。輸送時の劣化までも考えられているのは、海外産のドッグフードとして良心的です。
こういった良い特徴がたくさんありましたが、動物性原料と植物性原料の割合が明確なら、一層安心できたのになと思いました。
植物性原料自体は悪くないものの、割合が多いと食べ続けることによって胃腸への負担や食物アレルギーの心配も懸念されます。
全体的に見ると、ナチュラリー・フレッシュは良好で良いものを作ろうという気持ちが伝わるフードでした。気になる点がなければ、一度愛犬に合わせてみても良いでしょう。
ナチュラリー・フレッシュドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg、2.27kg、2.27kg×2袋、2.27kg×4袋 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,892円(1kg) 3,432円(2.27kg) 6,336円(2.27kg×2袋) 11,968円(2.27kg×4袋) ※ チキン&ダックの楽天参考価格 |
輸入販売会社 | 株式会社カラーズ |
公式サイト | https://www.colorzoo.com |