愛犬の健康を考え、できるだけ体に負担をかけない食事にしてあげたいと考えているのではないでしょうか。
このこのごはんは人気のドッグフードですが、毎日口にするものだからこそ、腎臓に負担がかからないか気になりますよね。
私もかつて4匹のシニア愛犬と暮らしていた・現在も4匹の愛犬と暮らしているので、食べるものに気を遣う気持ちはよくわかります。
そこでこの記事では、ペットフーディストや犬の管理栄養士の私が、このこのごはんの成分をもとに腎臓への影響を解説します。
腎臓の健康を保つためにできるケアについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次
【結論】このこのごはんは腎臓への負担は少ない!ただし治療目的なら獣医師と相談する

結論から言うと、獣医師から栄養制限を指示されていない犬であれば、このこのごはんの腎臓への負担は心配しなくても大丈夫です。
後に詳しく解説しますが、このこのごはんは腎臓だけでなくからだ全体の健康維持に配慮されたドッグフードなので、普段の食事として問題なく与えられます。
ただし、すでに腎臓病のステージが進み、栄養制限や療法食を指示されている場合では向いていないため、療法食を選んでください。
【注意!】逆に獣医師の指示がないのに腎臓病の療法食は与えない

獣医師から栄養制限や療法食の指示がない場合は、病気の有無に関係なく総合栄養食を与えてください。
「病気の予防に」「血液検査をして腎臓の数値が悪かったから」などの理由で、愛犬に療法食を与えている飼い主さんも少なくありません。
しかし、療法食は獣医師の治療の一環で使用するものであり、病気に合わせて栄養成分が調整されています。
療法食が必要ではない犬に与えることで栄養の過不足が起こり、体調不良を引き起こしたり病気を悪化させてしまうことがあるのです。(※1、2)
一見からだに良さそうに見えますが、総合栄養食のように犬に必要な栄養が含まれているわけではないため、自己判断で与えないようにしてください。
このこのごはんの腎臓への負担は?「数値」と「原材料」で徹底検証!

では、このこのごはんの腎臓への負担はどうでしょうか。ここでは、このこのごはんの成分や原材料を徹底検証してみました。
改めて言いますが、獣医師から栄養制限の指示がない犬であれば、このこのごはんは特に心配する必要はありません。
どうしてそう言えるのか、数値と原材料を検証した結果をご覧ください。
タンパク質(約20.9%)
このこのごはんのタンパク質量は、20.9%以上と一般的な海外のドライフード(約30%超)に比べて控えめです。
タンパク質量は低ければ良いというものでもありませんが、犬によっては高すぎるタンパク質量が内臓の負担となってしまうこともあります。
特に、高タンパクな食事ではお腹を壊してしまう犬や食欲旺盛で太りやすい犬、運動量が少ない犬では、控えめなタンパク質量のほうが合わせやすいでしょう。
また、このこのごはんはAAFCOの栄養基準を満たしており、筋肉を維持するためのタンパク質量は確保されています。
過剰な栄養による腎臓への負担を避けつつ筋肉は維持できるという絶妙なバランスは、毎日の主食として使いやすいポイントです。
ただし、活動量が多い犬や筋肉が落ちている犬では、肉や魚をトッピングするなど調整してあげてくださいね。
灰分(約6.8%)
このこのごはんの灰分は、6.8%以下と一般的なドライフード(約7~11%)と比べて低めになっています。
ミネラル類は犬が生きていく上で欠かせない栄養素ですが、多すぎると処理を担当する腎臓やその影響を受けやすい心臓に負担がかかりやすくなります。
そのため、特にシニア犬では7%程度を基準に、控えめなものを選ぶように推奨されることも少なくありません。
その点、このこのごはんは6.8%以下と抑えられているので、シニア犬はもちろん腎臓の健康に配慮したい犬にもおすすめです。
原材料の質(消化の良さ)
このこのごはんは、主原料にささみや胸肉、レバーを使用しているだけでなく、卵黄や鹿肉、まぐろなどの良質なタンパク質が使用されています。
良質なタンパク質は消化・吸収に優れており、体内で無駄なく使われます。
無駄なく使われるということは、体内で出る老廃物が少なくなるため、結果的に腎臓の負担を減らすことにつながるのです。
このこのごはんは消化に配慮したレシピとなっているので、腎臓の健康に配慮したい飼い主さんも与えやすいでしょう。
腎臓の健康維持に活用する場合のこのこのごはんの与え方と注意点
このこのごはんは、腎臓への負担が少ないフードですが、正しく与えなければせっかくのフードも台無しです。
ここでは、このこのごはんの与え方と注意点を見ていきましょう。
【大前提】すでに腎臓病の犬は獣医師に相談してから与える

現在腎臓病の犬は、獣医師に確認してから与えてください。
腎臓病はステージによって食事内容が異なり、このこのごはんを問題なく食べられることもあれば、療法食を指示されることもあります。
自己判断は危険なので、必ず獣医師に相談しましょう。
切り替えは10日ほどかけてゆっくり行う

切り替えるときは、今までのフードにこのこのごはんを1割ずつ混ぜ、10日ほどかけて移行するようにしましょう。
お腹が弱い犬やシニア犬では、2週間ほどかけると安心です。
急な切り替えは、新しいフードに腸内細菌や消化酵素の働きが追いつかずに、下痢や嘔吐の原因となってしまうことがあります。
また、時間をかけて切り替えることで、犬の警戒心も和らいで食べやすくなるため、焦らずゆっくり切り替えてくださいね。
給餌量を守る
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※おやつやトッピングを与える場合はそのカロリー分のフード量を減らす。
上記に、愛犬の体重や状態を入力すると、自動で1日の給餌量目安が算出されます。
ここで出た数値を基準に、2週間に1回は体重を測って量を増減してください。
ただし、量を急激に増やしたり減らしたりするのは、体に負担をかけてしまうのでNGです。調整するときは、5~10%の範囲で少しずつ増減しましょう。
腎臓に負担をかけないためにも、愛犬に合った給餌量を与えることが重要なポイントです。
適度な運動や水分摂取にも配慮する
腎臓にできるだけ負担をかけないためには、水分摂取も意識してあげる必要があります。
上記はドライフードを与えた場合の1日の飲水量目安の計算式なので、1日にどれだけお水を飲んでもらったらいいか計算してみましょう。
また、めぐりをサポートするためには、適度な運動も重要です。
運動はストレス軽減にも役立つため、お散歩の頻度や室内での遊びができているかを見直してみてくださいね。
このこのごはんと腎臓に関するQ&A

ここでは、このこのごはんと腎臓に関するよくある疑問についてQ&A形式で解説します。
腎臓病の犬にこのこのごはんを与えてもいい?
気づかないうちに腎臓病が進行していて、栄養制限が必要なステージに入っている場合もあります。
腎臓病の療法食と総合栄養食って何が違うの?
- 腎臓病用療法食
…腎臓病の治療を補助するために、タンパク質やリン、ナトリウムを極限まで制限したフード - 総合栄養食
…水とその食事だけで健康を維持できるように犬が必要な栄養をバランスよく配合したフード
腎臓病の療法食は、健康を維持するための犬に必要な栄養バランスなどは一切度外視されています。
そのため、療法食が必要のない犬に与えることで必要な栄養が不足し、体調を崩したり病気になってしまったりするのです。
このこのごはんは療法食と併用できる?
療法食は治療のサポートという重要な役割があります。
せっかく栄養素を制限して腎臓に負担がかからないようにしているのに、どんどん栄養を取りこめば療法食の意味がなくなってしまいますね。
このこのごはんは腎臓の負担が少なく獣医師から栄養制限をされていない犬なら食べても大丈夫!

このこのごはんは、良質なタンパク質を使用して作られておりタンパク質量も控えめなので、愛犬の腎臓の健康が気になる飼い主さんも取り入れやすいでしょう。
腎臓の健康が気になるからと言って、何でもかんでも制限することは、逆に腎臓に負担をかけてしまうことにもつながります。
獣医師から栄養制限がない犬では、特に気にせず食べられるフードなので、一度試してみてはいかがでしょうか。


























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